JPH112148A - 内燃機関の運転制御装置 - Google Patents

内燃機関の運転制御装置

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JPH112148A
JPH112148A JP9153966A JP15396697A JPH112148A JP H112148 A JPH112148 A JP H112148A JP 9153966 A JP9153966 A JP 9153966A JP 15396697 A JP15396697 A JP 15396697A JP H112148 A JPH112148 A JP H112148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料圧センサが故障したときに機関回転数が
一定回転数以下に低下するのを阻止する。 【解決手段】 コモンレール12内の燃料圧を燃料圧セ
ンサ16により検出し、コモンレール12内の燃料圧が
目標燃料圧となるように燃料供給ポンプ15の吐出量を
制御する。燃料圧センサ16が故障したと判断されたと
きに機関回転数が予め定められた回転数以下とならない
ように機関回転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の運転制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吐出量可変の燃料供給ポンプから吐出さ
れた加圧燃料をコモンレール内に供給し、コモンレール
内に供給された加圧燃料を各気筒の燃料噴射弁に分配供
給し、コモンレール内の燃料圧を燃料圧センサにより検
出してコモンレール内の燃料圧が目標燃料圧となるよう
に燃料供給ポンプの吐出量を制御するようにした内燃機
関において、燃料圧センサが故障したと判断されたとき
にはコモンレール内の燃料圧をオープンループ制御する
ようにした内燃機関が公知である(特開平4−2724
45号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらコモンレ
ール内の燃料圧をオープンループ制御した場合にはコモ
ンレール内の燃料圧がどのような燃料圧になるのかわか
らず、このときコモンレール内の燃料圧が低下すると燃
料噴射量が低下するために機関が停止してしまう。とこ
ろがこのように機関が停止してしまうと燃料圧センサが
故障したときに車両を安全な場所まで退避させることが
できないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに1番目の発明では、吐出量可変の燃料供給ポンプか
ら吐出された加圧燃料をコモンレール内に供給し、コモ
ンレール内に供給された加圧燃料を各気筒の燃料噴射弁
に分配供給し、コモンレール内の燃料圧を燃料圧センサ
により検出してコモンレール内の燃料圧が目標燃料圧と
なるように燃料供給ポンプの吐出量を制御するようにし
た内燃機関において、燃料圧センサが故障したか否かを
判断する判断手段と、燃料圧センサが故障したと判断さ
れたときに機関回転数が予め定められた回転数以下とな
らないように機関回転数を制御する制御手段とを具備し
ている。即ち、燃料圧センサが故障したときには機関回
転数が一定回転数以下にならないように制御され、従っ
て機関が停止することがなくなる。
【0005】2番目の発明では1番目の発明において、
燃料圧センサが故障したと判断されたときにコモンレー
ル内の燃料圧が予め定められた圧力を越えて上昇するの
を抑止する燃料圧上昇抑止手段を具備している。3番目
の発明では1番目の発明において、燃料圧センサが故障
したと判断されたときにコモンレール内の燃料圧が予め
定められた圧力以下に低下するのを抑止する燃料圧低下
抑止手段を具備している。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、1はディーゼ
ル機関本体、2は各気筒の燃焼室、3は各燃焼室2内に
向けて燃料を噴射するための電気制御式燃料噴射弁を夫
々示す。各燃焼室2は対応する吸気枝管4を介して共通
のサージタンク5に接続され、サージタンク5は吸気ダ
クト6を介してエアクリーナ7に連結される。吸気ダク
ト6内には質量流量検出器8が配置される。また、各燃
焼室2は共通の排気マニホルド9に連結され、排気マニ
ホルド9の集合部には空燃比センサ10が配置される。
【0007】各燃料噴射弁3は対応する燃料供給管11
を介して共通の燃料リザーバ、いわゆるコモンレール1
2に連結される。燃料タンク13内の燃料は低圧ポンプ
14により吐出量可変の燃料供給ポンプ、即ち電気制御
式高圧ポンプ15に供給され、高圧ポンプ15から吐出
された加圧燃料がコモンレール12内に供給される。コ
モンレール12内の加圧燃料は燃料供給管11を介して
各燃料噴射弁3に分配供給され、各燃料噴射弁3から対
応する燃焼室2内に噴射される。コモンレール12の一
端部には燃料圧センサ16が取付けられる。
【0008】電子制御ユニット20はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス21を介して相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。質量流量検出器8は各気筒に供給される吸入空
気の質量流量に比例した出力電圧を発生し、この出力電
圧が対応するAD変換器27を介して入力ポート25に
入力される。燃料圧センサ16はコモンレール12内の
燃料圧に比例した出力電圧を発生し、この出力電圧が対
応するAD変換器27を介して入力ポート25に入力さ
れる。
【0009】また、空燃比センサ10の出力信号が対応
するAD変換器27を介して入力ポート25に入力され
る。アクセルペダル30にはアクセルペダル30の踏込
み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ31が接
続され、負荷センサ31の出力電圧は対応するAD変換
器27を介して入力ポート25に入力される、クランク
角センサ32はクランクシャフトが例えば30°回転す
る毎に出力パルスを発生し、この出力パルスは入力ポー
ト25に入力される。この出力パルスから各気筒のクラ
ンク角および機関回転数が算出される。更に入力ポート
25には車速を表す車速センサ33の出力パルスが入力
される。一方、出力ポート26は対応する駆動回路28
を介して高圧ポンプ15および各燃料噴射弁3に接続さ
れる。
【0010】図2(A)は高圧ポンプ15の構造を図解
的に示している。図2(A)を参照すると、40はクラ
ンクシャフトの1/2の速度で回転せしめられるカム、
41はカム40により駆動されるプランジャ、42は燃
料加圧室、43は溢流制御弁、44は溢流制御弁43の
アクチュエータを夫々示す。プランジャ41が下降する
と低圧ポンプ14から燃料加圧室42内に燃料が供給さ
れる。次いでプランジャ41が上昇を開始する。このと
き溢流制御弁43は開弁せしめられており、従って燃料
加圧室42内の燃料は溢流路45内に排出される。
【0011】次いでプランジャ41が最も上昇する時期
よりも前の時期TS(図2(B))において溢流制御弁
43が閉弁せしめられる。溢流制御弁43が閉弁せしめ
られると燃料加圧室42内の燃料はプランジャ41の上
昇に伴ない加圧され、次いで、燃料加圧室42内の加圧
燃料は逆止弁46を介してコモンレール12内へ圧送さ
れる。このときコモンレール12内へ圧送される燃料量
は時期TSに比例しており、従って時期TSを制御する
ことによってコモンレール12内への燃料の補給量を制
御できることになる。以下、この時期TSを圧送時期と
称する。
【0012】燃料噴射量Qは機関回転数Nおよびアクセ
ルペダル30の踏込み量から定まり、これらの関係が図
3に示されている。なお、図3において各実線はアクセ
ルペダル30の同一踏込み量(最大踏込み量に対するパ
ーセンテージで示されている)を表わしている。コモン
レール12内の目標燃料圧Pcは機関回転数Nおよび燃
料噴射量Qから定まり、これらの関係が図4に示されて
いる。
【0013】一方、燃料噴射が行われると噴射された燃
料量Qだけ燃料を補給する必要があるので基本的には圧
送時期TSは燃料噴射量Qのみの関数となる。しかしな
がらコモンレール12内の目標燃料圧Pcが高くなるほ
どコモンレール12内への燃料圧送量が減少するので圧
送時期TSは燃料噴射量Qおよび目標燃料圧Pcの関数
となる。噴射された燃料量Qを補給するのに必要な基本
圧送時期TSは図5に示されるように燃料噴射量Qおよ
び目標燃料圧Pcの関数としてマップの形で予めROM
22内に記憶されている。
【0014】また、噴射量Qを噴射するのに必要な噴射
期間TPはコモンレール12内の目標燃料圧Pcの関数
となる。この噴射期間TPは図6に示されるように燃料
噴射量Qおよび目標燃料圧Pcの関数としてマップの形
で予めROM22内に記憶されている。本発明による実
施例では燃料噴射が行われるとコモンレール12内に高
圧ポンプ15から燃料が補給される。従ってコモンレー
ル12内の燃料圧は図7に示されるように変化する。即
ち、燃料噴射が行われるとコモンレール12内の燃料圧
は低下し、斯くして噴射前の燃料圧PC1と噴射後の燃
料圧PC2との間で差が生じる。この場合、燃料圧セン
サ16が正常であれば燃料圧センサ16により検出され
た燃料圧PC1とPC2との間では差が生じ、燃料圧セ
ンサ16が故障すると燃料圧センサ16により検出され
た燃料圧PC1とPC2とは同じになる。従ってこのこ
とから燃料圧センサ16が故障したか否かを判別するこ
とができる。
【0015】次に図8から図10を参照しつつ運転制御
方法について説明する。図8から図10を参照すると、
まず初めにステップ50において燃料圧センサ16によ
り検出されたコモンレール12内の燃料圧PC1とPC
2間の圧力差ΔP(=PC1−PC2)が算出される。
次いでステップ51では圧力差ΔPが設定値P0 よりも
大きいか否かが判別される。ΔP>P0 のときには燃料
圧センサ16は正常に作動しているものと判断でき、こ
のときにはステップ52に進んで通常の運転制御が行わ
れる。
【0016】即ち、ステップ52では図5に示す関係か
ら燃料噴射量Qが算出され、ステップ53では図4に示
す関係からコモンレール12内の目標燃料圧Pcが算出
される。次いでステップ54では図5に示すマップから
基本圧送時期TSが算出される。次いでステップ55で
は燃料圧センサ16の出力信号に基づいてコモンレール
12内の燃料圧が目標燃料圧Pcとなるように基本圧送
時期TSに対する補正項がフィードバック制御される。
次いでステップ56では図6に示すマップから噴射期間
TPが算出され、この噴射期間TPに応じて各燃料噴射
弁3から燃料噴射が行われる。
【0017】これに対してステップ51においてΔP≦
0 であると判別されたとき、即ち燃料圧センサ16が
故障していると判断されるときにはステップ57に進
み、コモンレール12内の燃料圧がオープンループ制御
される。即ち、まず初めにステップ57においてアクセ
ルペダル30の踏込み量Lが設定値L0 以上か否かが判
別される。L≦L0 のときにはステップ59にジャンプ
して図3に示す関係から燃料噴射量Qが算出される。こ
れに対してL>L0 のときにはステップ58に進んでア
クセルペダル30の踏込み量Lが設定値L0 とされ、次
いでステップ59において図5に示す関係から燃料噴射
量Qが算出される。即ち、アクセルペダル30の踏込み
量Lが大きくなるにつれて燃料噴射量Qが増大するが、
図5に示す関係から燃料噴射量Qを算出する際のアクセ
ルペダル30の踏込み量Lの最大値は設定値L0 でもっ
て制限を受けるので燃料噴射量Qは一定値以上増大する
ことができなくなる。
【0018】次いでステップ60ではステップ59にお
いて求められた燃料噴射量Qと機関回転数Nに基づいて
図4に示す関係からコモンレール12内の目標燃料圧P
cが算出される。図4に示されるようにこの目標燃料圧
Pcは燃料噴射量Qが増大するにつれて高くなる。とこ
ろが上述したように燃料噴射量Qは一定値以上増大する
ことができず、斯くして目標燃料圧Pcも一定値以上高
くなることができなくなる。即ち、燃料噴射量Qおよび
目標燃料圧Pcは共に大きな値とならないように制限さ
れることになる。
【0019】次いでステップ61では目標燃料圧Pcが
設定値PLよりも低いか否かが判別される。Pc≧PL
のときにはステップ63にジャンプし、これに対してP
c<PLのときは目標燃料圧Pcが設定値PLとされ
る。従って目標燃料圧Pcは設定値PLよりも低くなら
ない。次いでステップ63では燃料噴射量Qおよび目標
燃料圧Pcに基づいて図5に示すマップから基本圧送時
期TSが算出され、この基本圧送時期TSに応じて高圧
ポンプ15からの吐出量が制御される。即ち、コモンレ
ール12内の燃料圧はオープンループ制御されることに
なる。この場合、基本圧送時期TSから定まるコモンレ
ール12内への燃料補給量は必ずしも燃料噴射量Qと一
致せず、燃料補給量が燃料噴射量Qよりも多いときには
コモンレール12内の燃料圧が上昇し、燃料補給量が燃
料噴射量Qよりも少ないときにはコモンレール12内の
燃料圧は下降することになる。
【0020】この場合、燃料補給量が極度に多くなると
コモンレール12内の燃料が異常に高くなる危険性があ
り、燃料補給量が極度に少ないとコモンレール12内の
燃料圧が極度に低下して機関が停止してしまうことにな
る。そこで上述したように燃料噴射量Qおよび目標燃料
圧Pcが大きな値にならないように制限するようにして
おり、また目標燃料圧Pcが極度に小さくならないよう
にしている。
【0021】次いでステップ64では燃料噴射量Qおよ
び目標燃料圧Pcに基づいて図6に示すマップから噴射
期間TPが算出される。次いでステップ65では機関回
転数Nが一定回転数以下に低下しないように制御され
る。具体的に云うと車速が零のときには機関回転数Nが
一定値、例えば750r.p.m に制御され、車速が零でな
いときには機関回転数Nが一定値、例えば200r.p.m
以下まで低下しないように制御される。このようにすれ
ば機関が停止することなく、車両を安全な場所に退避さ
せることができる。ステップ65における回転数制御が
図9および図10に示されている。
【0022】図9および図10を参照すると、まず初め
にステップ66において車速SPが零であるか否かが判
別される。車速SPが零のときにはステップ67に進ん
で機関回転数Nが一定値、例えば750r.p.m よりも高
いか否かが判別される。N>750r.p.m のときにはス
テップ68に進んで噴射期間の補正項ΔTPαから一定
値αが減算され、次いでステップ70に進む。これに対
してN≦750r.p.mのときにはステップ69に進んで
噴射期間の補正項ΔTPαに一定値αが加算され、次い
でステップ70に進む。ステップ70では噴射期間TP
に補正項ΔTPαを加算することによって最終的な噴射
期間TPfが算出され、この噴射期間TPfに応じて各
燃料噴射弁3から燃料が噴射される。このように車速S
Pが零のときにはN>750r.p.m になれば燃料噴射量
が減量され、N≦750r.p.m になれば燃料噴射量が増
量されるので機関回転数Nが750r.p.m に制御される
ことになる。
【0023】一方、ステップ66において車速SPが零
でないと判別されたときにはステップ71に進んで増量
フラグがセットされているか否かが判別される。初めて
ステップ71に進んだときには増量フラグはリセットさ
れているのでステップ72に進み、機関回転数Nが20
0r.p.m よりも低くなったか否かが判別される。N≧2
00r.p.m のときにはステップ74にジャンプして減量
フラグがセットされているか否かが判別される。初めて
ステップ74に進んだときには減量フラグはリセットさ
れているのでステップ82に進む。ステップ82では噴
射期間TPに噴射期間の補正項ΔTPβを加算すること
に最終的な噴射期間TPfが算出される。なお、最初は
ΔTPβ=0である。
【0024】次いでN<200r.p.m になるとステップ
72からステップ73に進んで増量フラグがセットされ
る。増量フラグがセットされると次の処理サイクルでは
ステップ71からステップ75に進み、機関回転数Nが
500r.p.m よりも低いか否かが判別される。N<50
0r.p.m のときにはステップ76に進んで噴射期間の補
正項ΔTPβに一定値βが加算される。従ってN<50
0r.p.m である限り燃料噴射量が増量され続けるので機
関回転数Nは次第に上昇する。
【0025】N≧500r.p.m になるとステップ75か
らステップ77にジャンプし、機関回転数Nが600r.
p.m よりも高いか否かが判別される。N≦600r.p.m
のときにはステップ82にジャンプし、N>600r.p.
m になるとステップ78に進んで増量フラグがリセット
され、減量フラグがセットされる。従って、次の処理サ
イクルではステップ74からステップ79に進んで噴射
期間の補正項ΔTPβから一定値βが減算される。即
ち、燃料噴射量が徐々に減量される。次いでステップ8
0ではΔTPβが零になったか否かが判別され、ΔTP
β=0となったときにはステップ81に進んで減量フラ
グがリセットされる。なお、噴射燃料の減量中にN<2
00r.p.m になれば再び増量フラグがセットされる。
【0026】
【発明の効果】燃料圧センサが故障したときでも機関が
停止するのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディーゼル機関の全体図である。
【図2】高圧ポンプの作動を説明するための図である。
【図3】燃料噴射量Qを示す図である。
【図4】コモンレール内の目標燃料圧Pcを示す図であ
る。
【図5】基本圧送時期TSのマップを示す図である。
【図6】噴射期間TPのマップを示す図である。
【図7】コモンレール内の燃料圧変化を示す図である。
【図8】運転制御を行うためのフローチャートである。
【図9】回転数制御を行うためのフローチャートであ
る。
【図10】回転数制御を行うためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2…燃焼室 3…燃料噴射弁 12…コモンレール 16…燃料圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 37/08 F02M 37/08 B D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出量可変の燃料供給ポンプから吐出さ
    れた加圧燃料をコモンレール内に供給し、コモンレール
    内に供給された加圧燃料を各気筒の燃料噴射弁に分配供
    給し、コモンレール内の燃料圧を燃料圧センサにより検
    出してコモンレール内の燃料圧が目標燃料圧となるよう
    に燃料供給ポンプの吐出量を制御するようにした内燃機
    関において、燃料圧センサが故障したか否かを判断する
    判断手段と、燃料圧センサが故障したと判断されたとき
    に機関回転数が予め定められた回転数以下とならないよ
    うに機関回転数を制御する制御手段とを具備した内燃機
    関の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料圧センサが故障したと判断されたと
    きにコモンレール内の燃料圧が予め定められた圧力を越
    えて上昇するのを抑止する燃料圧上昇抑止手段を具備し
    た請求項1に記載の内燃機関の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 燃料圧センサが故障したと判断されたと
    きにコモンレール内の燃料圧が予め定められた圧力以下
    に低下するのを抑止する燃料圧低下抑止手段を具備した
    請求項1に記載の内燃機関の運転制御装置。
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