JPH11214139A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH11214139A
JPH11214139A JP1405298A JP1405298A JPH11214139A JP H11214139 A JPH11214139 A JP H11214139A JP 1405298 A JP1405298 A JP 1405298A JP 1405298 A JP1405298 A JP 1405298A JP H11214139 A JPH11214139 A JP H11214139A
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induction heating
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Hidetake Hayashi
秀竹 林
Hitoshi Takimoto
等 滝本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミング回路をデジタル化してインバータ
回路の安定した制御を行い、タイミング回路を複数種類
のインバータ回路に適用可能とする。 【解決手段】 加熱コイルに高周波電流を供給するイン
バータ回路の2個のIGBT16,17をオン,オフ制
御するための制御回路6に、順にカウント動作する4個
のカウンタ36〜39を備えるタイミング回路32を設
ける。各カウンタ36〜39に、双方オフ時間、IGB
T16のオン時間、双方オフ時間、IGBT17のオン
時間のサイクルに相当するカウント値をセットし、それ
らの出力によりIGBT16,17をオン,オフ制御す
る。カウンタ36〜39の誤動作があったときにリセッ
トするカウンタ監視回路40を設ける。外乱ノイズを検
知したときに、動作を一時的に停止するノイズ検知回路
44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路に
より加熱コイルに高周波電流を供給する誘導加熱調理器
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば家庭用の電磁調
理器やIH炊飯器等の誘導加熱調理器においては、イン
バータ回路により加熱コイルに高周波電流を供給するよ
うに構成されており、制御回路により、そのインバータ
回路のスイッチング素子をオン,オフ制御するように構
成されている。この場合、前記制御回路は、加熱出力に
応じたPWM信号を生成するためのタイミング回路を含
んで構成されるが、従来では、このタイミング回路にア
ナログ回路(CR発振回路)が用いられていた。
【0003】ところが、このようなCR発振回路を用い
たものでは、誤差が大きく制御が不安定となり、また回
路構成が複雑となる不具合がある。そこで、タイミング
回路をデジタル化してマイコンに組込み、制御回路全体
を1チップマイコンから構成することが考えられる。
【0004】ところで、この種の誘導加熱調理器に用い
られるインバータ回路としては、スイッチング素子が1
個の準E級(共振型)インバータ回路や、スイッチング
素子が2個のハーフブリッジ型インバータ回路等があ
り、また、ハーフブリッジ型インバータ回路において
は、周波数固定のものや周波数を可変させるものなど、
加熱出力の制御方式が異なるものがある。この場合、従
来のアナログ回路(CR発振回路)では、インバータ回
路の種類毎に別の回路を設ける必要があるため、インバ
ータ回路を制御するためのデジタル化された制御回路
(1チップマイコン)を、複数種類のインバータ回路に
関して共通化することが要望される。
【0005】しかしながら、上述のように、タイミング
回路をデジタル化することは可能であるものの、単純に
デジタル化したものでは、種類の異なるインバータ回路
に対する制御回路の共通化ができないという問題点は依
然として残ることになる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、タイミング回路をデジタル化してイン
バータ回路の安定した制御を行うことができるものであ
って、そのタイミング回路を複数種類のインバータ回路
に適用可能とすることができる誘導加熱調理器を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導加熱調理器
は、容器を加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高
周波電流を供給するインバータ回路と、このインバータ
回路のスイッチング素子に対するオン,オフ信号を出力
するタイミング回路とを具備し、前記タイミング回路
は、基準クロック信号を用いて、前記スイッチング素子
に対する通断電サイクルを単位オン,オフ時間に分割し
たブロック毎に順にカウントするための第1〜第nの複
数のカウンタを備え、それら各カウンタのカウント値に
基づいてスイッチング素子に対するオン,オフ信号を出
力するように構成されていると共に、前記インバータ回
路の種類に応じて前記複数のカウンタが実質的に選択的
に使用されるところに特徴を有する(請求項1の発
明)。
【0008】これによれば、タイミング回路は、スイッ
チング素子に対する通断電サイクルを単位オン,オフ時
間に分割したブロック毎に順にカウントするための複数
のカウンタのカウント値に基づいて、インバータ回路の
スイッチング素子のオン,オフ信号を出力する。従っ
て、基本クロック信号を用いたカウンタのカウント値に
基づいて、インバータ回路のスイッチング素子を制御す
ることができるから、正確で安定した制御が可能となる
と共に、各カウンタにセットするカウント値の変更によ
り単位オン,オフ時間を容易に変更することができ、ひ
いては時定数等の影響がなくインバータ制御を簡素化す
ることができる。そして、複数のカウンタを実質的に選
択的に使用することによって、種類の異なるインバータ
回路の制御に適用することができる。
【0009】具体的には、タイミング回路を、4個のカ
ウンタを備えて構成し、インバータ回路の種類が準E級
である場合には、そのうち実質的に2個のカウンタを使
用するようにすることができる(請求項2の発明)。ま
た、第1及び第2の2個のスイッチング素子を備えるイ
ンバータ回路にあっては、第1のカウンタないし第4の
カウンタにより、双方オフ時間、第1のスイッチング素
子のオン時間、双方オフ時間、第2のスイッチング素子
のオン時間が順にカウントされるように構成することが
できる(請求項3の発明)。
【0010】この場合、複数のカウンタを、全て同一の
ビット数を有するものから構成しても良いが、サイクル
のスタートからのスイッチング素子のオフ時間(遅延時
間)をカウントする第1のカウンタは、さほど大きなビ
ット数を必要としないため、第1のカウンタのビット数
を、他のカウンタのビット数よりも小さく構成すること
ができ(請求項4の発明)、これにより、無駄を省いて
構成の簡単化を図ることができる。
【0011】そして、スイッチング素子の1通断電サイ
クルの時間が経過してもカウンタによるカウントが終了
しないときに、カウンタをリセットするカウンタ監視手
段を設けるようにしても良い(請求項5の発明)。これ
によれば、例えばカウンタノイズ等によりカウンタに誤
動作があったためにスイッチング素子がオフされなくな
るといった不具合を未然に防止することができ、安全性
の向上を図ることができる。
【0012】また、外乱ノイズ検出手段を設け、この外
乱ノイズ検出手段により外乱ノイズが検出されたときに
は、カウンタの動作をリセットすると共にスイッチング
素子をオフさせ、この後所定時間経過後にカウンタの動
作を再び開始させるように構成することもできる(請求
項6の発明)。これによれば、例えば雷サージ等の外乱
ノイズがあったときにも、インバータ回路を一旦停止さ
せ、その後再開させることができるので、故障などを未
然に防止することができる。
【0013】さらには、外部トリガ回路を設け、この外
部トリガ回路によってカウンタの1サイクルの動作を開
始させるように構成することもできる(請求項7の発
明)。これにより、最後のカウンタのカウント値に関係
なくつまりそのカウンタを実質的に使用しない状態で、
適切な時期に次のサイクルを開始させることができ、制
御が簡素になると共に信頼性の向上を図ることができ
る。
【0014】そして、上記基準クロック信号を、クロッ
ク発生回路からのクロック信号を分周回路により分周し
て与えられるように構成することができる(請求項8の
発明)。これにより、カウンタの1ビットあたりの時間
を容易に変更することができ、周波数を任意に変更する
ことが可能となる。
【0015】このとき、単位オン,オフ時間の比率を一
定として1サイクルの時間つまりインバータ回路の動作
周波数を変更する際には、カウンタ値を変更せずとも、
分周回路による分周比を変更するだけで対応することが
できるようになるのである(請求項9の発明)。上記タ
イミング回路を、1チップマイコンに一体的に組込むよ
うにすることができ(請求項10の発明)、これにより
構成の簡単化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明をハーフブリッジ型のインバータ回路を有
する電磁調理器に適用した第1の実施例(請求項1,
3,4,5,6,8,10)について、図1ないし図4
を参照して述べる。
【0017】図2は、本実施例に係る電磁調理器の電気
的構成を概略的に示している。ここで、電磁調理器の本
体(図示せず)の上面には、鍋や焼物用プレート等の容
器1が載置されるトッププレート2が設けられ、そのト
ッププレート2の下面側に位置して、前記容器1を誘導
加熱するための加熱コイル3が設けられる。
【0018】前記加熱コイル3は、インバータ回路4に
より高周波電流が供給されるようになっており、そのイ
ンバータ回路4には、電源回路5から直流電源が供給さ
れるようになっている。そして、前記インバータ回路4
のスイッチング素子のゲート(後述)は、制御回路6か
らのオン,オフ信号(PWM信号)により駆動回路7を
介して制御されるようになっている。
【0019】前記電源回路5は、商用交流電源8をダイ
オードブリッジからなる整流回路9により全波整流し、
その後リアクター10及び平滑コンデンサ11により平
滑化する周知構成を備えており、前記平滑コンデンサ1
1の両端に接続された直流電源ライン12,13を介し
て、前記インバータ回路4に直流電源を供給するように
なっている。このとき、前記平滑コンデンサ11には電
流トランス14が挿設され、その検出信号が電流検出回
路15に与えられるようになっている。詳しい説明は省
略するが、この電流検出回路15は、電流トランス14
の検出に基づいて、入力電流値及び回生電流値を検出す
るようになっている。
【0020】前記インバータ回路4は、この場合第1及
び第2の2個のスイッチング素子たるIGBT16及び
17を備えている。これらIGBT16及び17は、コ
レクタ・エミッタ間を直列接続した状態で、前記直流電
源ライン12,13間に接続されている。また、各IG
BT16及び17のコレクタ・エミッタ間には、夫々フ
ライホイールダイオード18及び19が接続されてい
る。そして、IGBT16とIGBT17との接続点2
0が、前記加熱コイル3の一端に接続され、加熱コイル
3の他端と前記直流電源ライン13との間には、共振コ
ンデンサ21とダイオード22との並列回路が接続され
ている。
【0021】さらに、本実施例では、前記接続点20と
直流電源ライン13との間には、スナバ回路23が設け
られている。このスナバ回路23は、スナバコンデンサ
24、IGBT25、フライホイールダイオード26か
らなる周知構成を備えており、インバータ回路4の動作
時におけるスイッチング損失を減少させるために設けら
れている。前記IGBT25のゲートに関しても、前記
制御回路6により駆動回路7を介して制御されるように
なっている。
【0022】さて、制御回路6は、図3に示すように、
CPU27,ROM28,RAM29,I/O30等を
備える1チップ形のマイコン31に、前記IGBT16
及び17に対するオン,オフ信号(PWM信号)を出力
するタイミング回路32を一体的に組込んで構成されて
いる。
【0023】この制御回路6には、図2に示すように、
前記電流検出回路15が接続されていると共に、クロッ
ク発生回路33や操作部34等が接続されている。前記
クロック発生回路33は、水晶振動子等を備え、例えば
16MHzのクロック信号を発生するようになってい
る。また、前記操作部34は、スタート・ストップキー
や加熱出力の調整キー等を備えて構成されている。
【0024】前記タイミング回路32は、詳細には図1
に示すように構成されている。即ち、このタイミング回
路32は、前記クロック発生回路33のクロック信号を
分周する例えば8ビットの分周回路35を備えると共
に、その分周回路35を介して与えられる基準クロック
信号をカウントするための複数個この場合第1〜第4の
4個のカウンタ36〜39を備えている。
【0025】これらカウンタ36〜39は、いわば直列
ループ状に接続されて順にカウント動作するように構成
されている。つまり、第1のカウンタ36により所定の
カウント値がカウントされると、第2のカウンタ37に
よるカウントが開始され、所定のカウント値がカウント
されると、第3のカウンタ38によるカウントが開始さ
れ、所定のカウント値がカウントされると、第4のカウ
ンタ39によるカウントが開始され、所定のカウント値
がカウントされると、第1のカウンタ36によるカウン
トが開始されるというサイクルを繰返すように構成され
ている。カウンタ36〜39の動作(インバータ回路4
の動作)は、マイコン31によるオン,オフ信号に基づ
いて行われるようになっている。
【0026】このとき、マイコン31からの制御信号に
より、各カウンタ36〜39に対してカウント値がセッ
トされるようになっている。この場合、後述するよう
に、IGBT16及び17に対する1通断電サイクルの
うち、第1のカウンタ36には、最初の双方オフ時間Td
1 (図4参照)に相当するカウント値がセットされ、第
2のカウンタ37には第1のIGBT16のオン時間To
n1に相当するカウント値がセットされ、第3のカウンタ
38には、次の双方オフ時間Td2 に相当するカウント値
がセットされ、第4のカウンタ39には、第2のIGB
T17のオン時間Ton2に相当するカウント値がセットさ
れるようになっている。
【0027】これにて、タイミング回路32(制御回路
6)は、第1のカウンタ36のカウント終了時(第2の
カウンタ37のカウント開始時)にIGBT16に対す
るオン信号を出力し、第2のカウンタ37のカウント終
了時にIGBT16に対するオフ信号を出力し、第3の
カウンタ38のカウント終了時(第4のカウンタ39の
カウント開始時)にIGBT17に対するオン信号を出
力し、第4のカウンタ39のカウント終了時にIGBT
17に対するオフ信号を出力するのである。前記駆動回
路7は、それらオン,オフ信号に基づいて各IGBT1
6及び17のゲートにゲート信号を出力するようになっ
ているのである。
【0028】尚、本実施例では、第1のカウンタ36
は、4ビットカウンタから構成され、他の第2〜第4の
カウンタ37〜39は、全て8ビットカウンタから構成
されている。また、本実施例では、上記1サイクルの周
期(時間Tinv)つまりインバータ回路4の動作周波数を
一定(例えば21.7kHz)とすると共に、最初の双
方オフ時間Td1 及び第2のIGBT17のオン時間Ton2
を固定し、第1のIGBT16のオン時間Ton1を可変さ
せることにより、加熱コイル3の入力電力の制御(加熱
出力調整)を行うように構成されている。
【0029】そして、本実施例では、タイミング回路3
2は、カウンタ監視手段たるカウンタ監視回路40を備
えていると共に、所定の停止時間を計時するタイマ41
を備えて構成されている。さらに、図1に示すように、
このタイミング回路32には、カウンタ36〜39の動
作をリセットするリセット回路42及び外部トリガ回路
43が接続され、これと共に、外乱ノイズ検出手段たる
ノイズ検知回路44も接続されている。
【0030】このうちカウンタ監視回路40は、第1の
カウンタ36のカウント動作が開始されてから1通断電
サイクルの時間(Tinv)が経過しても第4のカウンタ3
9によるカウントが終了しないときに、何らかの理由
(ノイズ等)によりカウンタ36〜39のいずれかに誤
動作があったと判断して、リセット回路42を動作させ
てカウンタ36〜39をクリアし、サイクルの最初から
の動作(第1のカウンタ36のカウント動作開始)に戻
すようになっている。また、このリセット回路42は外
部トリガ回路43によっても動作するようになってい
る。
【0031】前記ノイズ検知回路44は、例えば雷サー
ジ等の外乱ノイズを検知すると、インバータ回路4等の
故障の虞があるとして、前記リセット回路42を動作さ
せると共に、マイコン31にオフ信号を出力してインバ
ータ回路4を停止させるようになっている。そして、タ
イマ41により所定時間(例えば3秒)が経過すると、
マイコン31にオン信号を出力してインバータ回路4を
動作させる(カウンタ36〜39の動作を再開させる)
ようになっている。
【0032】次に、上記構成の作用について、図4も参
照して述べる。図4は、インバータ回路4の1通断電サ
イクルにおけるIGBT16及び17のオン,オフタイ
ミングを示すものであり、タイミング回路32からのオ
ン,オフ信号の出力タイミングに対応している。ここ
で、1サイクルは単位オン,オフ時間に分割された次の
4つのブロックから構成される。 IGBT16,17の双方がオフ(遅延時間Td1 ) IGBT16がオン、IGBT17がオフ(時間Ton
1) IGBT16,17の双方がオフ(時間Td2 ) IGBT16がオフ、IGBT17がオン(時間Ton
2)
【0033】この実施例では、上述のように、1周期の
時間(Tinv)つまりインバータ回路4の動作周波数が固
定されると共に、時間Td1 及び時間Ton2が固定されてお
り、IGBT16のオン時間(時間Ton1)のデューティ
ーによって加熱コイル3に対する入力電力量が決定さ
れ、そのIGBT16のオン時間を変更することによ
り、加熱出力を調整することができるようになってい
る。
【0034】かかる制御は、前記タイミング回路32の
第1〜第4のカウンタ36〜39に対して、マイコン3
1により、設定された加熱出力に応じたカウント値が夫
々セットされることにより実現される。今、具体例をあ
げると、サイクルの1周期の時間Tinvが46μs(周波
数21.7kHz)、時間Td1 が2.5μs、時間Ton2
が21.5μsであり、例えば時間Ton1を7μsとする
(時間Td2 が15μsとなる)。
【0035】このとき、分周回路35を介してタイミン
グ回路32に与えられる基準クロック信号が例えば4M
Hzである場合には、第1のカウンタ36にはカウント
値10がセットされ、第2のカウンタ37にはカウント
値28がセットされ、第3のカウンタ38にはカウント
値60がセットされ、第4のカウンタ39にはカウント
値86がセットされることになる。
【0036】そして、インバータ回路4がオンされる
と、カウンタ36〜39の動作が開始され、まず、第1
のカウンタ36によるカウントが開始され、10クロッ
クがカウントされると、IGBT16に対するオン信号
が出力されると共に第2のカウンタ37のカウントが開
始される。第2のカウンタ37により28クロックがカ
ウントされると、IGBT16に対するオフ信号が出力
されると共に第3のカウンタ38のカウントが開始され
る。第3のカウンタ38により60クロックがカウント
されると、IGBT17に対するオン信号が出力される
と共に第4のカウンタ39のカウントが開始される。第
4のカウンタ39により86クロックがカウントされる
と、IGBT17に対するオフ信号が出力されると共に
第1のカウンタ36のカウントが開始される。
【0037】このサイクルが繰返されることにより、図
4に示すような通電タイミングにてIGBT16,17
が動作され、インバータ回路4が駆動されて加熱コイル
3に電流が供給されるのである。このとき、加熱コイル
13の動作中に操作部34による加熱出力の調整操作が
行われたときには、それに応じて第2のカウンタ37の
カウント値(及び第3のカウンタ38のカウント値)が
変更され、IGBT16のオン時間のデューティーが変
更されるのである。
【0038】また、上記のようなカウンタ36〜39の
動作中には、前記カウンタ監視回路40により、常にそ
の動作が監視される。即ち、上記の例では1サイクルに
おける第1〜第4のカウンタ36〜39の総カウント値
は184となるが、カウンタ監視回路40は、サイクル
のスタート(第1のカウンタ36によるカウント開始)
から、1サイクルの時間46μs(184クロック)が
経過しても、第4のカウンタ39のカウントが終了しな
いときには、リセット回路42を動作させてカウンタ3
6〜39をクリアし、サイクルの最初からの動作(第1
のカウンタ36のカウント動作開始)に戻すのである。
【0039】これにて、カウンタノイズ等によりカウン
タ36〜39のいずれかに誤動作があったときにも、カ
ウンタ監視回路40により、速やかに通常動作に戻され
るようになり、いずれかのIGBT16,17がオフさ
れなくなる(オンされ放しとなる)といった不具合を未
然に防止することができ、安全性を高めることができる
のである。
【0040】さらに、カウンタ36〜39の動作中に、
例えば雷サージ等の外乱ノイズがあると、上述のよう
に、前記ノイズ検知回路44がその外乱ノイズを検知
し、前記リセット回路42を動作させると共に、マイコ
ン31にオフ信号を出力してインバータ回路4をオフさ
せる。そして、タイマ41により所定時間(例えば3
秒)が経過すると、マイコン31にオン信号を出力して
インバータ回路4をオンさせる(カウンタ36〜39の
動作を再開させる)ようになっている。これにて、外乱
ノイズによるインバータ回路4等の故障を未然に防止す
ることができるのである。
【0041】このように本実施例によれば、4個のカウ
ンタ36〜39を備えるタイミング回路32を設け、各
カウンタ36〜39のカウント値に基づいて、インバー
タ回路4のIGBT16,17をオン,オフ制御するよ
うにしたので、正確で安定した制御が可能となると共
に、各カウンタ36〜39にセットするカウント値の変
更により単位オン,オフ時間を容易に変更することがで
き、ひいては時定数等の影響がなくインバータ制御を簡
素化することができる。
【0042】そして、タイミング回路32を1チップマ
イコンに一体的に組込むようにしたので、構成の簡単化
を図ることができる。このとき、後述する実施例から明
らかとなるように、タイミング回路32(マイコン31
を含む制御回路6)は、複数のカウンタ36〜39を実
質的に選択的に使用することによって、種類の異なるイ
ンバータ回路の制御に適用可能となるのである。
【0043】また、特に本実施例では、カウンタ監視回
路40を設けるようにしたので、例えばカウンタノイズ
等によりカウンタ36〜39に誤動作があったためにI
GBT16,17がオフされなくなるといったことを防
止することができ、安全性,信頼性の向上を図ることが
でき、さらに、ノイズ検知回路44やタイマ41等を設
けるようにしたので、例えば雷サージ等の外乱ノイズが
あったときのインバータ回路4の故障等を未然に防止す
ることができるといった利点を得ることができるもので
ある。
【0044】(2)第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例(請求項9に対応)を示
している。この第2の実施例においても、ハーフブリッ
ジ型のインバータ回路4を有する誘導加熱調理器に本発
明を適用したものであるが、その制御方式が上記第1の
実施例と相違している。従って、電気的構成について
は、上記第1の実施例と共通するので、新たな図示や説
明を省略し、符号も共通して使用することとする。尚、
本実施例におけるインバータ回路4は、スナバ回路23
を有しないものとされている。
【0045】図5は、インバータ回路4の1通断電サイ
クルにおけるIGBT16及び17のオン,オフタイミ
ングを示すものである。この1サイクルはやはり、〜
の4つのブロックからなるのであるが、この実施例で
は、及びのIGBT16,17の双方がオフされる
時間Tdは同一であり、また、のIGBT16のオン時
間Ton とのIGBT17のオン時間Ton とが同一とさ
れている。そして、それら時間Ton 及び時間Tdが可変さ
れることによって、加熱コイル3に対する入力電力が調
整されるようになっている。このとき、1周期の時間Ti
nv(インバータ回路4の動作周波数)が変更されること
は勿論である。
【0046】本実施例では、上記制御を行うために、タ
イミング回路32においては、マイコン31により、
及びの時間に夫々対応する第1及び第3のカウンタ3
6及び38には、設定出力に応じた同一のカウンタ値
(最大16)がセットされ、及びの時間に夫々対応
する第2及び第4のカウンタ37及び39には、設定出
力に応じた同一のカウンタ値(最大256)がセットさ
れるのである。そして、例えば上記各カウンタ36〜3
9にセットされるカウント値を変更しない状態つまり単
位オン,オフ時間の比率を一定とした状態で、分周回路
35による分周比を変更することにより、1個の基準ク
ロック信号の時間を変更しひいてはインバータ回路4の
動作周波数を変更するようになっている。
【0047】このような実施例によれば、タイミング回
路32をデジタル化してインバータ回路4の安定した制
御を行うことができるといった上記第1の実施例と同様
の効果を得ることができる。そして、これと共に、カウ
ンタ36〜39の1ビットあたり(1クロック)の時間
を容易に変更することに基づいて、インバータ回路4の
動作周波数を任意に変更することが可能となり、制御の
簡素化を図ることができるものである。
【0048】(3)第3の実施例 次に、本発明の第3の実施例(請求項2,7に対応)に
ついて、図6及び図7を参照して述べる。この第3の実
施例では、本発明を準E級のインバータ回路51を有す
るIH炊飯器に適用したものである。従って、それ以外
の電源回路5やタイミング回路32を含む制御回路6の
構成は上記第1の実施例と同一であるので、同一部分に
は同一符号を付して詳しい説明を省略し、以下、異なる
点についてのみ説明する。
【0049】図6に示すように、本実施例におけるイン
バータ回路51は、直流電源ライン12,13間に、加
熱コイル52及び共振コンデンサ53の並列回路と、ス
イッチング素子たるIGBT54のコレクタ・エミッタ
間とを、直列に接続して構成されている。また、IGB
T54のコレクタ・エミッタ間には、フライホイールダ
イオード55が接続されている。そして、IGBT54
のゲートは、制御回路6により駆動回路7を介して制御
されるようになっている。
【0050】図7は、インバータ回路51の1通断電サ
イクルにおけるIGBT54のオン,オフタイミングを
示しており、ここでは、1サイクルは、〜の3つの
ブロックに分割される。即ち、 IGBT54がオフ(遅延時間:時間Td) IGBT54がオン(時間Ton ) IGBT54がオフ(時間Toff)
【0051】この場合、前記時間Td及び時間Ton に対応
したカウント値(夫々最大16及び最大256)が、マ
イコン31により第1のカウンタ36及び第2のカウン
タ37に夫々セットされるようになっている。そして、
時間Toffに関しては、カウンタにより制御されるもので
はなく、1周期の時間(Tinv)ひいてはインバータ回路
51の動作周波数が、外部トリガ回路43によって制御
されるようになっている。
【0052】つまり、外部トリガ回路43は、設定出力
や容器1の材質に応じた動作周波数が得られるタイミン
グ(時間間隔)でトリガ信号を出力し、リセット回路4
2を動作させるようになっており、これにて、の期間
中任意の時間に与えられるリセット信号により、カウン
タ36〜39がクリアされ、サイクルの最初からの動作
(第1のカウンタ36のカウント動作開始)に戻るよう
になっている。
【0053】このため、本実施例では、第3のカウンタ
38には、最大カウント値(256)がセットされるよ
うになっており、第3のカウンタ38(及び第4のカウ
ンタ39)は実質的には使用されなくなっている。ま
た、本実施例では、カウンタ監視回路40は、第3のカ
ウンタ38が256クロックをカウントした際に、例え
ばカウンタノイズ等によりカウンタ36〜38に誤動作
があったと判断して、リセット回路42を動作させるよ
うになっている。
【0054】この第3の実施例によれば、タイミング回
路32の4個のカウンタ36〜39のうち、第1及び第
2の2個のカウンタ36及び37を実質的に選択して使
用し、準E級のインバータ回路51に対する正確で安定
した制御を行うことができる。しかも本実施例では、外
部トリガ回路43によってインバータ回路51の動作周
波数を制御するようにしたので、制御が簡素になると共
に信頼性の向上を図ることができるものである。
【0055】尚、上記構成においては、トリガ信号が入
力される期間に対応する第3のカウンタ38に最大カウ
ント値をセットして一応のカウント動作が行われるよう
に構成したが、マイコン31からの信号により、第3の
カウンタ38に基準クロック信号の入力があってもカウ
ント動作を行わない(カウント値が増加しない)ように
構成しても良い。
【0056】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えば、カウンタ監視手段を、1
サイクル毎にではなく、各ブロックの時間毎にカウンタ
が正しく動作されているかを監視するような構成として
も良く、また、IGBTに限らず各種のスイッチング素
子を採用することができるなど、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得るものである。
【0057】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の誘導加熱調理器によれば、基準クロック信号を用い
て、インバータ回路のスイッチング素子に対する通断電
サイクルを単位オン,オフ時間に分割したブロック毎に
順にカウントするための複数のカウンタを備え、それら
各カウンタのカウント値に基づいてスイッチング素子に
対するオン,オフ信号を出力するタイミング回路を設
け、インバータ回路の種類に応じてそれら複数のカウン
タを実質的に選択的に使用する構成としたので、タイミ
ング回路をデジタル化してインバータ回路の安定した制
御を行うことができ、しかも、そのタイミング回路を複
数種類のインバータ回路に適用可能とすることができる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、タイミン
グ回路の構成を示す図
【図2】誘導加熱調理器の電気的構成を概略的に示す図
【図3】制御回路の構成を示す図
【図4】2個のスイッチング素子に対するオン,オフの
タイミングを示す図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【図7】図4相当図
【符号の説明】
図面中、1は容器、3,52は加熱コイル、4,51は
インバータ回路、6は制御回路、7は駆動回路、16,
17,54はIGBT(スイッチング素子)、31はマ
イコン、32はタイミング回路、33はクロック発生回
路、35は分周回路、36〜39はカウンタ、40はカ
ウンタ監視回路(カウンタ監視手段)、41はタイマ、
42はリセット回路、43は外部トリガ回路、44はノ
イズ検知回路(外乱ノイズ検出手段)を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を加熱する加熱コイルと、この加熱
    コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、この
    インバータ回路のスイッチング素子に対するオン,オフ
    信号を出力するタイミング回路とを具備し、 前記タイミング回路は、基準クロック信号を用いて、前
    記スイッチング素子に対する通断電サイクルを単位オ
    ン,オフ時間に分割したブロック毎に順にカウントする
    ための第1〜第nの複数のカウンタを備え、それら各カ
    ウンタのカウント値に基づいてスイッチング素子に対す
    るオン,オフ信号を出力するように構成されていると共
    に、 前記インバータ回路の種類に応じて前記複数のカウンタ
    が実質的に選択的に使用されることを特徴とする誘導加
    熱調理器。
  2. 【請求項2】 タイミング回路は、4個のカウンタを備
    え、インバータ回路の種類が準E級である場合には、そ
    のうち実質的に2個のカウンタを使用することを特徴と
    する請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 インバータ回路は、第1及び第2の2個
    のスイッチング素子を備え、第1のカウンタないし第4
    のカウンタにより、双方オフ時間、第1のスイッチング
    素子のオン時間、双方オフ時間、第2のスイッチング素
    子のオン時間が順にカウントされることを特徴とする請
    求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 第1のカウンタのビット数が、他のカウ
    ンタのビット数よりも小さく構成されていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の誘導加熱調
    理器。
  5. 【請求項5】 スイッチング素子の1通断電サイクルの
    時間が経過してもカウンタによるカウントが終了しない
    ときに、カウンタをリセットするカウンタ監視手段を備
    えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の誘導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 外乱ノイズ検出手段を備え、この外乱ノ
    イズ検出手段により外乱ノイズが検出されたときには、
    カウンタの動作をリセットすると共にスイッチング素子
    をオフさせ、この後所定時間経過後にカウンタの動作を
    再び開始させることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 【請求項7】 外部トリガ回路を備え、この外部トリガ
    回路によってカウンタの1サイクルの動作を開始させる
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の
    誘導加熱調理器。
  8. 【請求項8】 基準クロック信号は、クロック発生回路
    からのクロック信号を分周回路により分周して与えられ
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載
    の誘導加熱調理器。
  9. 【請求項9】 単位オン,オフ時間の比率を一定として
    1サイクルの時間を変更する際には、分周回路による分
    周比を変更することを特徴とする請求項8記載の誘導加
    熱調理器。
  10. 【請求項10】 タイミング回路は、1チップマイコン
    に一体的に組込まれていることを特徴とする請求項1な
    いし9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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