JPH11211511A - 表示板照明装置 - Google Patents

表示板照明装置

Info

Publication number
JPH11211511A
JPH11211511A JP1062998A JP1062998A JPH11211511A JP H11211511 A JPH11211511 A JP H11211511A JP 1062998 A JP1062998 A JP 1062998A JP 1062998 A JP1062998 A JP 1062998A JP H11211511 A JPH11211511 A JP H11211511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflecting
light guide
wall
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1062998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Seyama
茂男 瀬山
Toshimi Takahashi
聡美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP1062998A priority Critical patent/JPH11211511A/ja
Publication of JPH11211511A publication Critical patent/JPH11211511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内に設備される回路基板が大型化され
ることによりケース内での形成が困難である反射壁の設
定を省き、これにかえ上記反射壁に該当する反射壁を導
光板に設けることにより回路基板の大型化とは無関係に
表示板の表示部を均一輝度で透過照明することができる
表示板照明装置の提供。 【解決手段】 導光板19の周縁部に、上記照明灯20
からの光を導光板19の板面所望位置へ反射せしめるた
めの反射壁22をその導光板19と一体に設けると共
に、その反射壁22の突出縁が上記回路基板13と干渉
しない壁幅Hで起立形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば車載用計器の
前面に設備される表示板の全面を、その表示板の後方に
配置している照明灯により照明する照明装置であって、
特にその表示板の全面を均一なる輝度で照明することが
できるようにした表示板照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケース内に複数個の計器本体を設け、上
記ケースの前面開口部に表示板を設け、さらに該表示板
の裏側(後方)には表示板を照明させるための照明灯
と、該照明灯からの発光を上記表示板へ反射照明せしめ
るための反射面を形成して、その表示板の全面を略均一
の輝度で照明せしめるようにした表示板照明装置の公知
例として、例えば、実開平3−65918号公報で開示
されている考案がある。
【0003】この公知例の構成は、図3、図4で示すよ
うに、正面(前面)が開口するケース1の内部に、複数
個の計器2を配設すると共に、上記開口を閉塞するよう
にして取付けられる表示板3を照明せしめるための複数
の照明灯4を配設している。さらに上記のケース1内に
は、上記照明灯4からの発光を表示板3に向けて反射照
明せしめるための反射壁5をケース1と一体に形成し、
さらに上記表示板3の裏側には、文字板3及び指針6を
照明せしめるための導光板7が取付けられている。
【0004】即ちこの公知例では、ケース内の中央に配
設されているメイン計器2の左右両側に、照明灯4が配
置されており、これらの照明灯4により照射される光
が、上記の導光板7を介して表示板3の表面が透過照明
されると共に、指針6が発光されるが、通常、照明灯4
はメイン計器2の左右両側方に配置されているために、
そのメイン計器2の上方部分(例えばそのメイン計器2
が速度計である場合は、80km/H表示付近)が、そ
のメイン計器2による影となって、照明灯からの光が遮
られるために、表示板においては、部分的に照明輝度不
足部分が生じてしまう。特にメイン計器2と、オド・ト
リップメータが一体に組付けられている計器にあって
は、表示板の部分的個所に生じる照明輝度不足現象が顕
著に生じるという不具合があった。
【0005】そこでこの不具合を解消するために、つま
り照明灯4からの光で表示板3の照明部全体を均一かつ
有効に照明せしめるための手段として計器2の周りに上
記の反射壁5を設け、該反射壁5を用いて照明灯4から
の光の一部を、上記表示板3の照明輝度不足部分へ反射
せしめて、表示板の照明部全体を均一輝度で透過照明す
るように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが特に最近の車
載用計器にあっては、計器表示器等を駆動せしめるため
の制御回路が複雑となりつつある上に、他の電子機器の
制御回路も計器ケース内に取り込む傾向となっており、
このために回路基板が大型化しつつある。そしてこの回
路基板が大型化されることにより、この回路基板に邪魔
されてケース1内で形成される上記反射壁をケース内の
適切な位置に形成することが困難となり、ひいては表示
板の均一輝度照明が困難となっている。
【0007】本発明は、かかる問題点に着目してなされ
たもので、ケース内に設備される回路基板が大型化され
ることによりケース内でのケースと一体形成が困難であ
る反射壁の設定を省き、これにかえ上記反射壁に該当す
る反射壁を導光板に設けることにより回路基板の大型化
とは無関係に表示板の表示部を均一輝度で透過照明する
ことができる表示板照明装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、正面が開口するケース内に
計器ムーブメント及び回路基板を設備し、上記ケースの
開口部には、該開口を塞ぐようにして透過照明用の表示
板を被着し、さらに該表示板の裏側には、導光板を重ね
合わせ、この導光板の後方に照明灯を設けて、上記表示
板を透過照明させる表示板の照明装置において、上記の
導光板の周縁部に、上記照明灯からの光を導光板の板面
所望位置へ反射せしめるための反射壁をその導光板と一
体に設けると共に、その反射壁の突出縁が上記回路基板
と干渉しない壁幅で起立形成した表示板照明装置である
ことを特徴としている。
【0009】また請求項2では、請求項1に加えて、反
射壁に梨地等による光拡散処理を施した表示板照明装置
であることを特徴としている。
【0010】また請求項3では、請求項1に加えて、反
射壁の反射面に、光反射処理を施した表示板照明装置で
あることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図1及び図2に示
す実施形態に基いて詳細に説明する。
【0012】11は車載用計器のケースであって、該ケ
ース11は正面のみが開口12する筐型に形成されてい
る。13はそのケース11内で、取付ねじ14により固
定されている回路基板であって、この回路基板13上に
は計器ムーブメント15及び不図示の電子機器等が搭載
されている。
【0013】16は、上記ケース11の開口12を塞ぐ
ようにして固定される表示板であって、この表示板16
には、昼間においては反射表示され、また夜間時におい
ては透過照明されて、計器ムーブメント15から支出さ
れている指針軸17に固定される指針18の指示値を表
示する不図示の表示部が施されている。19は表示板1
6の裏面に重ね合わせられる導光板であって、この導光
板19には、上記ケース11に固定されている照明灯2
0に近接される受光部21を有し、この受光部21で受
ける照明灯20の光線は、指針軸貫通孔23の周辺に設
けられた反射面24に導かれ、指針基部へ反射入光さ
れ、指針18を発光せしめている。
【0014】さらにこの導光板19の辺縁一部分には、
上記照明灯20から照射光を、導光板19の板面所望個
所へ反射せしめるための反射壁22が、その導光板19
と一体に起立形成されているが、この反射壁22の突出
縁は、ケース11内に取付けられている回路基板13と
干渉しないように、その壁幅(H)が設定されている。
またこの反射壁22の受光面には、光の反射効率を高め
るために、白色塗装アルミ蒸着等による光反射処理を施
してもよい。また上記反射壁22の受光面に梨地等によ
る光拡散処理を施して、反射壁22の全面で均一な反射
光が得られるようにしてもよい。
【0015】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について述べると、上記表示板16は昼間等の周辺が明
るい時には、その反射光により表示板16に施されてい
る表示を目視することができる。また夜間等の周辺が暗
い時には、照明灯20を点灯すると、この照明灯20か
らの光の一部は、受光部21で受光し、これによって導
光板19の指針軸貫通孔23周辺に設けられた反射面2
4に導かれ、指針を発光せしめ、また照明灯20からの
光の一部は導光板19を透過し、導光板19に重ね合わ
せられている表示板16が透過照明表示されるものであ
る。
【0016】ところが上記照明灯20の光により透過照
明される表示板16にあっては、その表示板16の裏側
に配設されている例えば計器ムーブメント15あるいは
その他の電子機器による照明灯遮光作用によって、暗く
なるようなことがあり、表示板16の全面均一発光を期
待することができない場合がある。
【0017】そこで本実施形態にあっては、上記導光板
19の周縁一部に、反射壁22を設けて、照明灯20か
ら生じる照明光の一部を、上記表示板16板面の暗部へ
反射せしめて、その暗部の発光輝度を補足し、これによ
って表示板16の全面輝度を均一化せしめるものであ
る。
【0018】従ってこの実施形態の反射壁22を有する
導光板19を用いることにより、表示板16の透過照明
輝度をその表示板16の全面に亘って均一とすることが
できる。さらに、上記反射壁22は、導光板19と一体
に設けると共に、その反射壁22の突出縁が、回路基板
13と干渉しないように壁幅Hに形成されていることか
ら、その反射壁22を、回路基板13の大きさに左右さ
れることなく設けることができる。従って、回路基板の
大きさとは無関係に反射壁を設けることができるので表
示板16の発光輝度均一化構成を容易に達成することが
できる。また表示板16板面の不均一輝度を解消するた
めの手段として、その不均一輝度状況に応じて上記の反
射壁22に、上記したように、光拡散処理、又は、光反
射処理等を適宜行なうことにより、その導光板の板面に
おいて、一層効果的な均一発光が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の表示板照明装置に
よれば、透過照明表示板の表示部を均一の輝度とするた
めに用いる反射壁を、導光板と一体に形成したことによ
り、ケース内に取付けられている回路基板と干渉される
ことのない反射壁を設けることができ、従って回路基板
の大きさに左右されることなく、透過照明表示板を均一
な発光輝度とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる表示板照明装置の実施形態を示
した要部断面図。
【図2】本発明よりなる表示板照明装置の実施形態を示
した導光板と回路基板との関係を示した平面図。
【図3】公知である表示板照明装置を示した背面側の斜
視図。
【図4】図3の横断面説明図。
【符号の説明】
11…ケース 12…開口 13…回路基板 14…取付けねじ 15…計器ムーブメント 16…表示板 17…指針軸 18…指針 19…導光板 20…照明灯 21…受光部 22…反射壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面が開口(12)するケース(11)
    内に計器ムーブメント(15)及び回路基板(13)を
    設備し、上記ケース(11)の開口(12)部には、該
    開口(12)を塞ぐようにして透過照明用の表示板(1
    6)を被着し、さらに該表示板(16)の裏側には、導
    光板(19)を重ね合わせ、この導光板(19)の後方
    に照明灯(20)を設けて、上記表示板(16)を透過
    照明させる表示板の照明装置において、上記の導光板
    (19)の周縁部に、上記照明灯(20)からの光を導
    光板(19)の板面所望位置へ反射せしめるための反射
    壁(22)を、その導光板(19)と一体に設けると共
    に、その反射壁(22)の突出縁が上記回路基板(1
    3)と干渉しない壁幅(H)で起立形成したことを特徴
    とする表示板照明装置。
  2. 【請求項2】 反射壁(22)に梨地等による光拡散処
    理を施したことを特徴とする請求項1に記載の表示板照
    明装置。
  3. 【請求項3】 反射壁(22)の反射面に、光反射処理
    を施したことを特徴とする請求項1に記載の表示板照明
    装置。
JP1062998A 1998-01-22 1998-01-22 表示板照明装置 Pending JPH11211511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1062998A JPH11211511A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 表示板照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1062998A JPH11211511A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 表示板照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11211511A true JPH11211511A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11755524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1062998A Pending JPH11211511A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 表示板照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11211511A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116425A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2009145280A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Denso Corp 計器
JP2013108868A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Calsonic Kansei Corp 車両用計器装置の照明構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116425A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2009145280A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Denso Corp 計器
JP2013108868A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Calsonic Kansei Corp 車両用計器装置の照明構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7525446B2 (en) Display device having decorative member on screen
US5911492A (en) Metallized high intensity gauge pointer
JP5370658B2 (ja) 計器照明装置
JP2010276498A5 (ja)
JP2538851Y2 (ja) 自動車用計器の照明装置
JP2000205897A (ja) メ―タ装置の照明構造
US20050162843A1 (en) Tip to tail to center pointer
JP2848499B2 (ja) 車両用表示装置
US4770499A (en) Illuminated liquid crystal display apparatus with bent, indicia-bearing light guide
JPH11211511A (ja) 表示板照明装置
JP2006208081A (ja) 指示計器
JPH10185628A (ja) 計器構造
JPS5812095Y2 (ja) 電気機器における照明装置
JP2918014B2 (ja) 計器の照明構造
JP3599184B2 (ja) 照明装置
JP3536773B2 (ja) 表示パネル
JP2006030071A (ja) 車両用指針計器
JPH09237050A (ja) 液晶表示素子の照明装置
JPH0740174Y2 (ja) 計器の照明装置
JP2537763Y2 (ja) 操作部照光装置
JP3129147B2 (ja) 表示装置
JP2528195Y2 (ja) 表示装置
JP2959441B2 (ja) 照明装置
JP3747451B2 (ja) 指針式計器
JPH10288539A (ja) 計器の照明装置