JPH11210953A - 配管部材用スリーブ - Google Patents

配管部材用スリーブ

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JPH11210953A
JPH11210953A JP10308963A JP30896398A JPH11210953A JP H11210953 A JPH11210953 A JP H11210953A JP 10308963 A JP10308963 A JP 10308963A JP 30896398 A JP30896398 A JP 30896398A JP H11210953 A JPH11210953 A JP H11210953A
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JP
Japan
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ferrule
sleeve
clamps
joint
sleeve according
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Withdrawn
Application number
JP10308963A
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English (en)
Inventor
Jean-Pierre Vitel
ジヤン・ピエール・ビテル
Pierre Barbe
ピエール・バルブ
Jean-Paul Gaillot
ジヤン・ポール・ガイヨ
Bernard Coche
ベルナール・コツシユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pont a Mousson SA
Saint Gobain PAM SA
Original Assignee
Pont a Mousson SA
Saint Gobain PAM SA
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Publication date
Application filed by Pont a Mousson SA, Saint Gobain PAM SA filed Critical Pont a Mousson SA
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00—Joints with sleeve or socket
    • F16L21/002—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces
    • F16L21/005—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces made of elastic material, e.g. partly or completely surrounded by clamping devices
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00—Joints with sleeve or socket
    • F16L21/06—Joints with sleeve or socket with a divided sleeve or ring clamping around the pipe-ends
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/14—Bale and package ties, hose clamps
    • Y10T24/1412—Bale and package ties, hose clamps with tighteners
    • Y10T24/1441—Tangential screw

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術によるスリーブの代替となり、代替
外側エンベロープの締め付けにカバーバンドを必要とせ
ず、端部面取りのない配管部材に装着することができる
配管部材用スリーブを提供する。 【解決手段】 配管部材用スリーブ（１０）は配管部材
（２、４）の突き合わせ結合のためのものである。スリ
ーブは、エラストマ材料の管状密封継手（１４）と、継
手（１４）を少なくとも部分的に覆う、縦方向にスリッ
トが入ったフェルールを含む外側エンベロープ（１２）
と、フェルール（１２）の側面端を接近させ密封継手
（１４）を圧縮するためのエンベロープの締め付け手段
（１６）とを含む。締め付け手段（１６）は、フェルー
ル（１２）の一側面端に各々固設された二つの寄り合わ
せクランプ（１８、２０）と、二つのクランプ（１８、
２０）を互いに引き寄せる手段（２２）とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマ材料の
管状密封継手と、継手を少なくとも部分的に覆う、縦方
向にスリットが入ったフェルールを含む外側エンベロー
プと、フェルールの側面端を接近させ密封継手を圧縮す
るためのエンベロープの締め付け手段とを含む種類の、
配管部材の突き合わせ結合のための配管部材用スリーブ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなスリーブは例えば、１９９６
年２月１日、本出願人の名義で出願番号９６−０１２３
２号で出願されたフランス特許出願に記述されている。
【０００３】この出願は、このようなスリーブで形成さ
れた、配管部材の突き合わせ結合装置について記述して
いる。
【０００４】この出願で記述されているスリーブは良好
に機能するが、スリーブの全周にわたるカバーバンドを
設置する必要があるため、スリーブの取り付けは容易で
はない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この出願で
記述されているスリーブの代替となり、代替外側エンベ
ロープの締め付けにカバーバンドを必要とせず、端部面
取りのない配管部材上に装着することができるものを提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明
は、締め付け手段が、フェルールの一側面端に各々固設
された二つの取り付けクランプと、二つのクランプを互
いに引き寄せる手段とを含むことを特徴とする前述の種
類の配管部材の突き合わせ結合のための配管部材用スリ
ーブを対象とする。
【０００７】個別の実施形態によれば、スリーブは、以
下の特徴のうちの単数または複数を含む。
【０００８】− 二つのクランプは少なくとも一対の同
軸穴を含み、引き寄せる手段は、穴または各対の穴に挿
入された少なくとも一つのボルトを含む。
【０００９】− 二つのクランプは、フェルールの端部
の接近を協働させ制限するようにした相補支承面を含
む。
【００１０】− スリーブは、二つのクランプの間に設
置された取り外し可能なシムを含み、前記シムは、配管
部材または各配管部材上にスリーブを設置するのに適し
た、フェルールの端部間の所定間隔を規定する。
【００１１】− シムは、配管部材または各配管部材上
に設けた形状と協働するのに適した駆動形状を含み、そ
の結果、ボルトまたは各ボルトの締め付け工具を構成す
る。
【００１２】− 二つのクランプは、継手のアクセス窓
を規定する対向する切り欠きを、その厚さ方向に含む。
【００１３】− フェルールは、母線に沿って開いた管
状金属バンドを含み、前記バンドは、対向するその端部
に、クランプの固定用穴を含み、クランプは、前記穴に
挿入される脚部を含み、前記脚部により、フェルールの
端部へのクランプの固定が行われる。
【００１４】− 管状継手は、フェルールが載架する外
表面に設けられた凹部であって、クランプをフェルール
の端部に結合する脚部を収納する凹部を含む。
【００１５】− 開いたフェルールは、その端部に継手
の点検窓を規定する対向する切り欠きを含む。
【００１６】− 各クランプは、フェルールに固設され
た二つのピラーと、二つのピラーを接続するフェルール
分だけ離れた棒とを側面に含み、各クランプはスリーブ
の把握用ハンドルを規定する。
【００１７】− 二つのクランプは、フェルールの端部
に重なり、二つのクランプの横付けを容易にする相補形
状を、その対向面に沿って含む。
【００１８】− 管状継手は、フェルールの収納用環状
支持面を間に規定する環状カラーを、外部の両側に含
む。
【００１９】− 継手は、配管部材または各配管部材を
その頂上部の線に沿って押圧するのに適した一式の環状
密封フランジを、その内面に含む。
【００２０】− 管状継手は、配管部材または各配管部
材と協働するようにされたストッパを形成する位置決め
突出部を、その内面に含む。
【００２１】− 継手は通常、不透明材料で作製され、
配管部材または各配管部材の目視が可能な透明材料で作
製された少なくとも一つのアクセス窓を、その中央ゾー
ンに含む。
【００２２】本発明は、専ら例として示し、添付の図面
を参照して行う以下の説明を読むことにより、よりよく
理解されよう。
【００２３】
【発明の実施の形態】図１および図２に示す配管部材用
スリーブは、配管部材の突き合わせ結合、または不良配
管部材の修理に用いるものである。
【００２４】スリーブは浄化設備内で使用するためのも
のである。スリーブの内径は例えば１７１．５ｍｍであ
り、長さは１７５ｍｍである。
【００２５】図１には、本発明によるスリーブ１０によ
り突き合わせ結合された二つの配管部材すなわち管２、
４で形成される管路の区間が示してある。このスリーブ
は、エラストマ材料の閉じた輪郭の管状密封継手すなわ
ちカラー１４を介在させた管２、４の並列端部上に取り
付けた、縦方向にスリットが入った管状フェルールによ
り形成される外部エンベロープ１２を含む。
【００２６】スリーブはまた、フェルールの両端を接近
させ密封継手を圧縮するための、エンベロープの締め付
け手段１６を含む。
【００２７】これらの締め付け手段１６は、突き合わせ
た二つの同一のクランプ１８、２０を含み、各々のクラ
ンプはフェルール端部に固設される。締め付け手段１６
はまた、二つのクランプを互いに引き寄せる手段２２を
含む。
【００２８】図示する実施形態では、この引き寄せる手
段２２は、各々がねじ２６と六角ナット２８とで形成さ
れる二つのボルト２４を含む。
【００２９】これらのボルトは、クランプ１８、２０内
に設けた一対の同軸ドリル穴に挿入される。
【００３０】引き寄せる手段のねじ２６は、ねじのロッ
ドに対し直角に延びる平面端頭部２９を有する。従っ
て、通常、頭部２９により延長されるねじのロッドはＴ
字形を有する。ねじのロッドは、ナット２８を装着する
ためのねじ切り部分により、頭部２９とは反対側の端部
において延長された平滑な第一部分を含む。このナット
は例えば袋ナットである。
【００３１】図３に示すように、エンベロープを形成す
るフェルール１２は、当該例では円形断面の管状スリー
ブで形成される。フェルールは、その全長に沿って延び
る母線に沿って開いている。従ってフェルールは、この
ようにして規定されたスリット３０の両側に、対向する
二つの端縁部３２を含む。フェルールは、金属、特に鋳
鉄で作製される。
【００３２】フェルールは、フェルールの母線に沿って
軸が延びるクランプ固定用長穴３４を各端部３２の近傍
に含む。また有利には、各端部３２は、長穴３４間にわ
たる切り欠き３６をその中央部に含む。二つの切り欠き
３６は相互に対向して配置され、ほぼ矩形の点検窓３８
を規定する。
【００３３】図４には、エンベロープの締め付けを行う
ためにエンベロープの端部に固定されたクランプのうち
の一方１８の斜視図である。
【００３４】このクランプは、金属製、特に鋳鉄製の単
一部品で作製される。クランプは、エンベロープ１２の
端部への固定手段４２を下面上に含む二つのピラー４０
を、両側の側面に含む。ピラー４０はその上部内で、接
続棒４４により相互に接続される。
【００３５】図２に示すように、ピラー４０の下面４６
は、フェルール１２の外側円筒形表面を相補する円筒形
表面４６により規定される。
【００３６】固定手段４２は、下側表面４６のほぼ中央
のピラーと一体成形された湾曲脚部４８を含む。これら
の脚部４８は、フェルール１２の穴３４に挿入されるよ
うになっている。脚部は後部側に湾曲しているので、取
り付け後は、二つのクランプの脚部の間隔は自由端側に
拡大する。振動の可能性を未然に防ぐために、脚部４８
は、少なくともその根元では、穴３４の形状を相補する
細長形断面になっている。
【００３７】接続棒４４は、ピラー４０の軸に対し偏位
し、ピラー４０から部分的に張り出して延びている。張
り出した前部は、対向する二つのクランプを相互に接触
できるようにするための支承平面５０を有する。
【００３８】対向する支承平面５０は各々、その中間部
分に切り欠き５２を含む。対向するこれらの切り欠き
は、スリーブの内部アクセス窓５３を規定する。切り欠
き５２は、各クランプの外表面上で、外周フランジ５４
で縁取られている。
【００３９】ピラー４０は、前方で支承面５０の下側に
開口し、後部でピラーの後面のほぼ中央に開口する横穴
５６を含む。各ピラーの後面には、接続棒４４に対し平
行に、かつ湾曲脚部４８の方向に対し直角に軸が延びる
みぞ５８が開けられる。これらのみぞは、締め付けねじ
の頭部２９を収納するためのものである。
【００４０】図５には、エンベロープ１２と、結合すべ
き配管部材との間に置かれた継手１４が示してある。こ
の継手は、エラストマで作製された対称形スリーブの形
状を有する。
【００４１】スリーブはその両端において、フェルール
１２を収納する凹形環状支持面６２を間に規定する外側
カラー６０で外側を縁取られている。フェルール１２の
支持面となる円筒形表面の中間部分はえぐられて、平面
底６４Ａおよびベベル縁部６４Ｂを有する外周皿状部６
４が形成される。この外周皿状部６４は、カラー６０に
隣接する平面環状部分６６で両側が縁取られる。これら
の平面環状部分６６は、クランプ固定用脚部４８を収納
するための外周溝６８を含む。
【００４２】継手１４は、ベベル縁部６４にほぼ平行に
延び、円弧形部分７０Ａを終端とする傾斜面７０Ｂによ
り規定された外周溝７０を、中間皿状部のベベル縁部６
４Ｂに対向して、その内面上に含む。
【００４３】また継手１４は、中間部分が継手の軸側に
突出したほぼ一定の厚さの環状の隔壁を、その中間部分
に含む。
【００４４】継手１４は、その対称軸に沿って、結合る
べき二つの配管部材の間にスリープを位置決めするため
の内側周囲突出部７４を含む。有利には、突出部７４の
断面は正方形である。
【００４５】また、継手１４の円筒形内側側面は、溝７
０の外側に、一式の外周密封フランジ７６を含む。これ
らのフランジは、例えば、頂上部の線が配管部材の外壁
に押圧されるのに適した三角形断面のリブで形成され
る。
【００４６】図６には、配管部材に取り付ける前の出荷
状態の本発明によるスリーブが示してある。この構成に
おいて、二つのクランプ１８、２０の間、より詳細には
これらクランプの支承面５０の間に設置したシム８０に
注目する。
【００４７】図７に示すシム８０は細長形を有し、厚さ
は一定である。シムは、配管部材に端部面取りがない場
合でも継手を配管部材に取り付けられるように、継手の
締め付け度合に対応する所定のクランプ間隔を規定す
る。
【００４８】記述する実施形態では、シム８０は、ナッ
ト２８の外部形状と協働するのに適した駆動形状を規定
するあご８４が端部において延長された棒８２を含む。
従って、端部にこのような駆動形状を有する細長形部材
で構成されるシム８０は、ナット２８の締め付けを行う
のに適したスパナを構成する。スパナは例えば厚さ１０
ｍｍの鉄板で作製される。また鋳鉄で作製することも可
能である。有利には、スパナを形成するシム８０はその
表面の大部分上に、スパナ把握用ハンドルを規定する二
つの取り付けプラスチックベースプレート（図示せず）
を含む。
【００４９】スリーブの結合は以下のようにして行われ
る。エラストマで作製された継手１４は弾性変形により
フェルール１２の内部に挿入される。すると二つのクラ
ンプ１８、２０が、フェルール１２の端部において対向
して配置される。この目的のため、図２に示すように、
湾曲脚部４８が長穴３４に挿入される。次にねじ２６
が、同方向に、クランプ内に設けた複数対の一列穴５６
に挿入される。ねじの頭部２９はみぞ５８内に収納され
るので、ナット２８はねじのねじ切り端部にねじ込まれ
る。すると、スパナを形成するシム８０は二つのクラン
プの間に挿入され、スパナのあご８４はねじのロッドに
周囲に装着され、棒は、クランプの長さ方向に延びるス
パナの本体を形成する。
【００５０】すると、二つのつめの間にシム８０を固定
するために、人の手によりナット２８が締め付けられ
る。
【００５１】シムはこのようにして二つのつめの間に保
持され、はめ込みの力を必要とせずに単数または複数の
配管部材をスリーブ内に挿入することができる継手の圧
縮量に相当する、フェルールの最適締め付け量を規定す
る。
【００５２】二つの配管部材の結合を確保するために、
これら配管部材の二つの端部が内側周囲突出部７４を押
圧するようになるまで、スリーブの両側に配管部材を挿
入する。次に、スパナを形成するシム８０を抜き取るこ
とができるように、ナット２８を若干緩める。次に、ナ
ット２８の締め付けを行うためにスパナを使用し、みぞ
５８内に頭部２９を挿入することにより、ねじはクラン
プに対し回転上一定位置に保持される。ナットの締め付
けはスパナ８０を使用して、表面５０が相互に押圧し、
フェルールの端部の接近が制限されるようになるまで行
われる。
【００５３】シム８０の厚さは、表面５０が相互に接触
するようになった時、密封継手の圧縮量が配管部材の確
実な接続を確保するのに最適になるように決定される。
【００５４】図８には、本発明によるスリーブ内で使用
するようになっている継手の変形実施形態が示してあ
る。
【００５５】この継手は、透明プラスチック材料で作製
された中間部分１００を含む点が異なる。この中間部分
１００は、エラストマで作製された二つの対称形端部１
０２の両側に接続される。対称形端部は、外部に、フェ
ルール１２用の収納支持面を規定するカラー６０と同様
のカラー１０４を含む。対称形端部１０２および中間部
分１００は鋳型成形され、全体的符号１０６で示す突出
形および凹形相補形状で接続される。上と同様に、対称
形端部１０２はその内面に外周密封フランジ１０８を含
む。対称形端部はその外面に、さらに固定脚部４８の収
納溝１１０を含む。
【００５６】このような継手を具備するスリーブ中間部
分が透明であり、このスリーブにより、二つの配管部材
の突き合わせ結合ゾーン内で、スリーブの目視による正
しい位置決めが可能である。実際、フェルール内および
クランプ内にそれぞれ設けられた重ね合せ切り欠き３６
および５２により規定されるアクセス窓３８、５３によ
り、スリーブ内に挿入された管の端部まで目視すること
が可能である。
【００５７】この場合、継手の内面上に設けられる突出
部７４の有無は任意であり、位置決めは作業者の目視検
査の下で行うことができる。
【００５８】また、図示しない変形形態では、フェルー
ル１２はその中央ゾーンに、継手の透明部分を通して配
管部材の端部を目視することができる一式の穴を含む。
【００５９】図９および図１０には、本発明によるスリ
ーブ用として使用することができるクランプの二つの変
形実施形態が示してある。
【００６０】これらの図では、クランプのうちの少なく
とも一つが、フェルールに対向する端縁部３２を超えて
延びる部分を含み、これにより、フェルールの両端の横
付け時の案内が確保される。
【００６１】図９の実施形態では、二つのクランプは同
一であり、相補形状を有する。従ってクランプの対向面
は全体としてＳ字状の形状を有する。クランプは各々、
フェルール内に設けた縦方向スリット３０に平行に延び
る二つの対向平行面１２０、１２２を含む。二つの同一
のクランプの対向平行面１２０、１２２は傾斜面１２４
により接続される。
【００６２】図１０の実施形態では、二つのクランプ１
３０、１３２は異なる。クランプ１３０は、フェルール
１２の他方の端部が支承するクランプ１３２の二つのピ
ラー１３８の間に設けた通路１３６内に収納するように
なっているタング１３４を含む。
【００６３】図１から図９の実施形態では、クランプの
縦方向部分を形成する棒４４はフェルール１２から間隔
を取るようにされる。従って、棒とフェルールとの間
に、手の指によってスリーブを把握するための空間が設
けられ、二つのクランプはスリーブの把握用ハンドルを
規定する。
【００６４】図示しない変形形態では、シム８０はスリ
ーブ運搬用ハンドルを含むことができる。
【００６５】さらに別の変形形態によれば、継手内に設
ける透明ゾーンを、継手の外周上に部分的に延びるアク
セス窓に限定することができる。
【００６６】このようなスリーブは、配管部材の位置決
め用内部突起を含まない時には、外部が滑らかな同一の
配管部材上に完全に装着することができることがわか
る。特に、縦方向部分内に漏れを含む管路の補修を行う
ために、この種の二つのスリーブを使用することができ
る。これを行うためには、漏れがあるゾーンの両側の管
路を切り落とし、不良区間を取り除く。次に、不良区間
を同じ長さの新しい管に交換する。
【００６７】新しい区間と最初の管路の残った二つの部
分との結合を行うために、位置決め用内部突起のない本
発明によるスリーブを、不良区間が取り除かれたゾーン
を縁取る管路の各端部に装着する。このような突起がな
いため、残りの管路の二つの部分に二つのスリーブを完
全に装着することが可能である。
【００６８】次に、最初の管路の二つの延長部分内に新
しい管の区間を装着する。
【００６９】新規区間と最初の管路の二つの部分との結
合および密封性を確保するために、新規区間の各端部が
重なるまでスリーブを移動する。新規区間と最初の管路
の一部部分との間で、スリーブがそれぞれ重なったら、
最終的に結合するためにスリーブを締め付ける。
【００７０】一般的に、このようなスリーブにより、外
部工具を実質上何ら使用しないで配管部材を結合ること
が可能である。
【００７１】さらに、このようなスリーブはその組み立
てに特別な手間を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるスリーブの第一実施形態により連
続する二つの配管部材が組付けられる管路の区間の斜視
図である。
【図２】スリーブの、エンベロープの締め付け手段を含
むゾーンでの、密封継手を除くスリーブの横方向部分断
面図である。
【図３】本発明によるスリーブ内に設けたフェルールの
斜視図である。
【図４】本発明によるスリーブのクランプの斜視図であ
る。
【図５】本発明によるスリーブの密封継手の第一実施形
態の縦方向断面図である。
【図６】エンベロープの組み立ておよび締め付け前のシ
ムを含んだ状態で示した、図１のスリーブの斜視図であ
る。
【図７】図６のシムの斜視図である。
【図８】密封継手の第二実施形態の縦方向断面図であ
る。
【図９】本発明によるスリーブの第一の変形実施形態を
介して連結される二つの管の斜視図である。
【図１０】本発明によるスリーブの第二の変形実施形態
を介して連結される二つの管の斜視図である。
【符号の説明】
２、４ 配管部材 １０ スリーブ １２ 外部エンベロープ １４ カラー １６ エンベロープの締め付け手段 １８、２０ クランプ ２２ 引き寄せる手段 ２４ ボルト ２６ ねじ ２８ 六角ナット ２９ 平面端頭部 ３０ スリット ３２ 端縁部 ３４ クランプ固定用長穴 ３６ 切り欠き ３８ 点検窓 ４０ ピラー ４２ 固定手段 ４４ 接続棒 ４６ 円筒形表面 ４８ 湾曲脚部 ５０ 支承平面 ５２ 切り欠き ５３ アクセス窓 ５４ 外周フランジ ５６ 横穴 ５８ みぞ ６０ 外側カラー ６２ 凹形環状支持面 ６４ 外周皿状部 ６４Ａ 平面底 ６４Ｂ ベベル縁部 ６６ 平面環状部分 ６８ 外周溝 ７０ 外周溝 ７０Ａ 円弧形部分 ７０Ｂ 傾斜面 ７４ 内側周囲突出部 ７６ 外周密封フランジ ８０ シム ８２ 棒 ８４ あご １００ 中間部分 １０２ 対称形端部 １０４ カラー １０６ 突出形および凹形相補形状 １０８ 外周密封フランジ １１０ 収納溝 １２０、１２２ 対向平行面 １２４ 傾斜面 １３０、１３２ クランプ １３４ タング １３６ 通路 １３８ ピラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤン・ポール・ガイヨ フランス国、54000・ナンシー、リユ・エ ミール・モズリー・48 (72)発明者 ベルナール・コツシユ フランス国、54700・モントビル、リユ・ ドウ・ラ・ユルロツト・196

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エラストマ材料の管状密封継手（１４）
    と、継手（１４）を少なくとも部分的に覆う、縦方向に
    スリットが入ったフェルールを含む外側エンベロープ
    （１２）と、フェルール（１２）の側面端を接近させ密
    封継手（１４）を圧縮するためのエンベロープの締め付
    け手段（１６）とを含むタイプの配管部材用スリーブ
    （１０）であって、フェルール（１２）の一側面端に各
    々固設された二つの取り付けクランプ（１８、２０；１
    ３０、１３２）と、二つのクランプ（１８、２０；１３
    ０、１３２）を互いに引き寄せる手段（２２）とを含む
    ことを特徴とする配管部材（２、４）の突き合わせ結合
    のための配管部材用スリーブ（１０）。
  2. 【請求項２】 二つのクランプ（１６、１８）が少なく
    とも一対の同軸穴（５６）を含み、引き寄せる手段（２
    ２）が、穴または各対の穴（５６）に挿入された少なく
    とも一つのボルト（２４）を含むことを特徴とする請求
    項１に記載のスリーブ。
  3. 【請求項３】 二つのクランプ（１８、２０）が、フェ
    ルール（１２）の端部の接近を協働させ制限するように
    された相補支承面（５０）を含むことを特徴とする請求
    項１または２に記載のスリーブ。
  4. 【請求項４】 二つのクランプ（１８、２０）の間に設
    置された取り外し可能なシム（８０）を含み、前記シム
    （８０）が、配管部材または各配管部材上にスリーブを
    設置するのに適した、フェルール（１２）の端部間の所
    定間隔を規定することを特徴とする請求項１から３のい
    ずれか一項に記載のスリーブ。
  5. 【請求項５】 シム（８０）が、ボルトまたは各ボルト
    （２４）上に設けた形状と協働するのに適した駆動形状
    （８４）を含み、その結果、ボルトまたは各ボルト（２
    ４）の締め付け工具を構成することを特徴とする全体と
    して捉えた請求項２および４に記載のスリーブ。
  6. 【請求項６】 二つのクランプ（１８、２０）が、継手
    のアクセス窓（５３）を規定する、対向する切り欠き
    （５２）を、その厚さ方向に含むことを特徴とする請求
    項１から５のいずれか一項に記載のスリーブ。
  7. 【請求項７】 フェルール（１２）が、母線に沿って開
    いた管状金属バンドを含み、前記バンドが、対向するそ
    の端部に、クランプ（１８、２０）の固定用穴（３４）
    を含み、クランプ（１８、２０）が、前記穴（３４）に
    挿入される脚部（４８）を含み、前記脚部（４８）によ
    り、フェルール（１２）の端部へのクランプ（１８、２
    ０）の固定が行われることを特徴とする請求項１から６
    のいずれか一項に記載のスリーブ。
  8. 【請求項８】 管状継手（１４）が、フェルールが載架
    する外表面に設けられた凹部（６８、１１０）であっ
    て、クランプをフェルール（１２）に結合する脚部（４
    ８）を収納する凹部（６８、１１０）を含むことを特徴
    とする請求項７に記載のスリーブ。
  9. 【請求項９】 開いたフェルール（１２）が、その端部
    に、継手（１４）の点検窓（３８）を規定する対向する
    切り欠き（３６）を含むことを特徴とする請求項１から
    ８のいずれか一項に記載のスリーブ。
  10. 【請求項１０】 各クランプ（１８、２０）が、フェル
    ール（１２）に固設された二つのピラー（４０）と、二
    つのピラー（４０）を接続するフェルール（１２）分だ
    け離れた棒（４４）とを側面に含み、各クランプ（１
    ８、２０）がスリーブの把握用ハンドルを規定すること
    を特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載のス
    リーブ。
  11. 【請求項１１】 二つのクランプ（１３０、１３２）
    が、フェルール（１２）の端部（３２）に重なり、二つ
    のクランプの横付けを容易にする相補形状を、その対向
    面に沿って含むことを特徴とする請求項１から１０のい
    ずれか一項に記載のスリーブ。
  12. 【請求項１２】 管状継手（１４）が、フェルール（１
    ２）の収納用環状支持面（６２）を間に規定する環状カ
    ラー（６０）外部の両側に含むことを特徴とする請求項
    １から１１のいずれか一項に記載のスリーブ。
  13. 【請求項１３】 継手（１４）が、配管部材または各配
    管部材（２、４）をその頂上部の線に沿って押圧するの
    に適した一式の環状密封フランジ（７６、１０８）を、
    その内面に含むことを特徴とする請求項１から１２のい
    ずれか一項に記載のスリーブ。
  14. 【請求項１４】 管状継手（１４）が、配管部材または
    各配管部材（２、４）と協働するのに適したストッパを
    形成する位置決め突出部（７４）を、その内面に含むこ
    とを特徴とする請求項１から１３のいずれか一項に記載
    のスリーブ。
  15. 【請求項１５】 継手（１４）が通常、不透明材料で作
    製され、配管部材または各配管部材（２、４）の目視が
    可能な透明材料で作製された少なくとも一つのアクセス
    窓（１００）を、その中央ゾーンに含むことを特徴とす
    る請求項１から１４のいずれか一項に記載のスリーブ。
JP10308963A 1997-10-30 1998-10-29 配管部材用スリーブ Withdrawn JPH11210953A (ja)

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