JPH11208702A - 錠剤容器 - Google Patents
錠剤容器Info
- Publication number
- JPH11208702A JPH11208702A JP10032051A JP3205198A JPH11208702A JP H11208702 A JPH11208702 A JP H11208702A JP 10032051 A JP10032051 A JP 10032051A JP 3205198 A JP3205198 A JP 3205198A JP H11208702 A JPH11208702 A JP H11208702A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tablets
- lid
- container
- neck
- mouth
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/04—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills
- B65D83/0409—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills the dispensing means being adapted for delivering one article, or a single dose, upon each actuation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で定量の錠剤を取り出すことが出
来、また、自動的に取り出し口の閉塞状態となり、取り
出した錠剤を容器内に戻す等の必要はなく、取り扱いが
極めて便利であり、また、錠剤の計量も確実に行える等
優れた錠剤容器を提案する。 【解決手段】 容器体口頚部３外周に嵌合させた周壁４
上端縁より内方へ、口頚部上端開口の前部を被覆する計
量皿５を延設してなるキャップ本体Ｂと、本体上面を開
閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、また、口頚部内後部
に後部を回動可能に連結し、且つ、弾性部材Ｅにより錠
剤ａの通過が不能な上方位置に支持させた揺動蓋板Ｄを
上下揺動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂設した係止
棒10により揺動蓋板を押し下げて、閉蓋時に計量皿５と
の間に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状態を維持させ
る如く構成した。
来、また、自動的に取り出し口の閉塞状態となり、取り
出した錠剤を容器内に戻す等の必要はなく、取り扱いが
極めて便利であり、また、錠剤の計量も確実に行える等
優れた錠剤容器を提案する。 【解決手段】 容器体口頚部３外周に嵌合させた周壁４
上端縁より内方へ、口頚部上端開口の前部を被覆する計
量皿５を延設してなるキャップ本体Ｂと、本体上面を開
閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、また、口頚部内後部
に後部を回動可能に連結し、且つ、弾性部材Ｅにより錠
剤ａの通過が不能な上方位置に支持させた揺動蓋板Ｄを
上下揺動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂設した係止
棒10により揺動蓋板を押し下げて、閉蓋時に計量皿５と
の間に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状態を維持させ
る如く構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は錠剤容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】錠剤容器として、口頚部を起立した容器
体と、口頚部外周に螺着させた周壁上端縁より口頚部上
端開口を閉塞する頂壁を延設してなる蓋体とからなるも
のが一般に知られている。
体と、口頚部外周に螺着させた周壁上端縁より口頚部上
端開口を閉塞する頂壁を延設してなる蓋体とからなるも
のが一般に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の容器
は、一定量を取り出すためには、その都度手のひら等に
取り出した錠剤を数えて過剰なものを容器に返す等して
おり、面倒が伴う。特にこの種の容器では、口頚部が錠
剤に比較してかなり大きいのが一般的であり、多量に取
り出してしまう傾向にある。手のひら等に取り出した錠
剤を容器に返すことは、収納錠剤が湿気る等の不都合が
生じる虞があり好ましくない。
は、一定量を取り出すためには、その都度手のひら等に
取り出した錠剤を数えて過剰なものを容器に返す等して
おり、面倒が伴う。特にこの種の容器では、口頚部が錠
剤に比較してかなり大きいのが一般的であり、多量に取
り出してしまう傾向にある。手のひら等に取り出した錠
剤を容器に返すことは、収納錠剤が湿気る等の不都合が
生じる虞があり好ましくない。
【０００４】本発明は簡単な操作で定量の錠剤を取り出
すことが出来、また、自動的に取り出し口の閉塞状態と
なり、取り出した錠剤を容器内に戻す等の必要はなく、
取り扱いが極めて便利であり、また、錠剤の計量も確実
に行える等優れた錠剤容器を提案するものである。
すことが出来、また、自動的に取り出し口の閉塞状態と
なり、取り出した錠剤を容器内に戻す等の必要はなく、
取り扱いが極めて便利であり、また、錠剤の計量も確実
に行える等優れた錠剤容器を提案するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本請求項１発明の容器
は、上記課題を解決するため、胴部２より口頚部３を起
立した容器体Ａと、口頚部外周に嵌合させた周壁４上端
縁より内方へ、口頚部の上端開口の前部を被覆する計量
皿５を延設してなるキャップ本体Ｂと、該本体上面を開
閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、口頚部内後部に後部
を回動可能に連結し、且つ、弾性部材Ｅにより錠剤ａの
通過が不能な上方位置に支持させた揺動蓋板Ｄを上下揺
動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂設した係止棒10に
より揺動蓋板Ｄを押し下げて、閉蓋時に計量皿５との間
に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状態を維持させる如
く構成してなることを特徴とする錠剤容器として構成し
た。
は、上記課題を解決するため、胴部２より口頚部３を起
立した容器体Ａと、口頚部外周に嵌合させた周壁４上端
縁より内方へ、口頚部の上端開口の前部を被覆する計量
皿５を延設してなるキャップ本体Ｂと、該本体上面を開
閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、口頚部内後部に後部
を回動可能に連結し、且つ、弾性部材Ｅにより錠剤ａの
通過が不能な上方位置に支持させた揺動蓋板Ｄを上下揺
動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂設した係止棒10に
より揺動蓋板Ｄを押し下げて、閉蓋時に計量皿５との間
に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状態を維持させる如
く構成してなることを特徴とする錠剤容器として構成し
た。
【０００６】また、請求項２発明の容器は、上記計量皿
５が、容器体口頚部３上端開口前部周縁部を被覆する平
面視円弧帯状をなし、且つ、錠剤を一列円弧状に載置す
る計量皿である請求項１記載の錠剤容器として構成し
た。
５が、容器体口頚部３上端開口前部周縁部を被覆する平
面視円弧帯状をなし、且つ、錠剤を一列円弧状に載置す
る計量皿である請求項１記載の錠剤容器として構成し
た。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。本発明の錠剤容器１は、容器体
Ａと、キャップ本体Ｂと、蓋体Ｃと、揺動蓋板Ｄと、弾
性部材Ｅとを備えている。
面を参照して説明する。本発明の錠剤容器１は、容器体
Ａと、キャップ本体Ｂと、蓋体Ｃと、揺動蓋板Ｄと、弾
性部材Ｅとを備えている。
【０００８】容器体Ａは、胴部２より口頚部３を起立し
て構成している。キャップ本体Ｂは、口頚部外周に嵌合
させた周壁４上端縁より内方へ、口頚部３上端開口の前
部を被覆する計量皿５を延設して構成している。計量皿
５の形態は種々採用出来るが、計量皿の被覆部分以外の
口頚部上端開口部分は少なくとも容器体内に収納した錠
剤が通過可能な広さを必要とするため、それに合わせた
大きさとする。
て構成している。キャップ本体Ｂは、口頚部外周に嵌合
させた周壁４上端縁より内方へ、口頚部３上端開口の前
部を被覆する計量皿５を延設して構成している。計量皿
５の形態は種々採用出来るが、計量皿の被覆部分以外の
口頚部上端開口部分は少なくとも容器体内に収納した錠
剤が通過可能な広さを必要とするため、それに合わせた
大きさとする。
【０００９】図示例では、周壁４上端縁より内方へフラ
ンジ状の頂板６を延設するとともに、頂板６の内周縁前
半部より内方へ、平面視円弧帯状をなし、且つ、縦断面
Ｖ字状に形成して錠剤を一列円弧状に載置する計量皿５
を突設している。また、図示例のキャップ本体Ｂは、い
ずれも頂板の内周縁部より上方へ、蓋体Ｃを嵌合させる
ための嵌合筒７を立設している。
ンジ状の頂板６を延設するとともに、頂板６の内周縁前
半部より内方へ、平面視円弧帯状をなし、且つ、縦断面
Ｖ字状に形成して錠剤を一列円弧状に載置する計量皿５
を突設している。また、図示例のキャップ本体Ｂは、い
ずれも頂板の内周縁部より上方へ、蓋体Ｃを嵌合させる
ための嵌合筒７を立設している。
【００１０】蓋体Ｃは、キャップ本体Ｂ上面を開閉可能
に閉塞するもので、図示例では、キャップ本体周壁４の
後部上端に、薄肉ヒンジを介して周壁８の後部下端を回
動可能に連結するとともに、周壁８内周面下部を嵌合筒
７外面に離脱可能に嵌合させ、また、周壁８上端縁より
頂壁９を延設して構成している。蓋体Ｃとキャップ本体
Ｂとの連結は、図示例の薄肉ヒンジを介したものに限ら
ず、弾性反転を行うことの出来る公知の弾性反転連結機
構により連結させることも当然可能である。
に閉塞するもので、図示例では、キャップ本体周壁４の
後部上端に、薄肉ヒンジを介して周壁８の後部下端を回
動可能に連結するとともに、周壁８内周面下部を嵌合筒
７外面に離脱可能に嵌合させ、また、周壁８上端縁より
頂壁９を延設して構成している。蓋体Ｃとキャップ本体
Ｂとの連結は、図示例の薄肉ヒンジを介したものに限ら
ず、弾性反転を行うことの出来る公知の弾性反転連結機
構により連結させることも当然可能である。
【００１１】また、頂壁９裏面からは揺動蓋板Ｄを押し
下げ係止するための係止棒10を垂設させる。係止棒10の
垂設位置，長さは適宜選択できるが、揺動蓋板Ｄを押し
下げ可能で、揺動蓋板Ｄを閉蓋時に後述する所定位置ま
で押し下げることが出来る位置，長さを要する。
下げ係止するための係止棒10を垂設させる。係止棒10の
垂設位置，長さは適宜選択できるが、揺動蓋板Ｄを押し
下げ可能で、揺動蓋板Ｄを閉蓋時に後述する所定位置ま
で押し下げることが出来る位置，長さを要する。
【００１２】揺動蓋板Ｄは、口頚部内後部に後部を回動
可能に連結するとともに、弾性部材Ｅにより錠剤の通過
が不能な上方位置に支持させて上下揺動可能に設けてい
る。また、この揺動蓋板Ｄは、上記係止棒10により押し
下げて、閉蓋時に計量皿５との間に錠剤の通過が可能な
隙間をあけた状態を維持させる如く構成している。
可能に連結するとともに、弾性部材Ｅにより錠剤の通過
が不能な上方位置に支持させて上下揺動可能に設けてい
る。また、この揺動蓋板Ｄは、上記係止棒10により押し
下げて、閉蓋時に計量皿５との間に錠剤の通過が可能な
隙間をあけた状態を維持させる如く構成している。
【００１３】錠剤通過不能状態では、容器体口頚部上端
開口部を悉く閉塞する必要はなく、収納する錠剤が通過
出来ない隙間が生じてもかまわない。
開口部を悉く閉塞する必要はなく、収納する錠剤が通過
出来ない隙間が生じてもかまわない。
【００１４】揺動蓋板Ｄは、図１乃至３に示す如く、キ
ャップ本体Ｂと一体に形成しても、或いは図４乃至６又
は図７乃至９に示す如く、別体に形成しても良い。
ャップ本体Ｂと一体に形成しても、或いは図４乃至６又
は図７乃至９に示す如く、別体に形成しても良い。
【００１５】弾性部材Ｅは、図示例に示す如く、閉蓋時
には揺動蓋板を錠剤の通過が不能な上方位置に支持させ
るとともに、揺動蓋板Ｄを押し下げた際に上方元の位置
へ付勢させるもので、図示例の如きトーションバネを使
用できるが、これに限らず、例えば、板バネ等を用いる
ことも可能である。
には揺動蓋板を錠剤の通過が不能な上方位置に支持させ
るとともに、揺動蓋板Ｄを押し下げた際に上方元の位置
へ付勢させるもので、図示例の如きトーションバネを使
用できるが、これに限らず、例えば、板バネ等を用いる
ことも可能である。
【００１６】以下、各実施例に付いて更に詳細に説明す
る。図１乃至図３に示す実施例は、揺動蓋板Ｄをキャッ
プ本体Ｂと一体に形成した例を示し、キャップ本体Ｂの
頂板６内周縁後部から下方口頚部３内に支持板11を垂設
し、該支持板11の前面下部に一対の薄肉ヒンジ12を介し
て揺動蓋板Ｄの後部を一体に連結している。この揺動蓋
板Ｄは、キャップ本体Ｂの上端開口部と略相似形状をな
し、若干先端が上方へ持ち上がった状態で弾性部材Ｅに
より支持されている。
る。図１乃至図３に示す実施例は、揺動蓋板Ｄをキャッ
プ本体Ｂと一体に形成した例を示し、キャップ本体Ｂの
頂板６内周縁後部から下方口頚部３内に支持板11を垂設
し、該支持板11の前面下部に一対の薄肉ヒンジ12を介し
て揺動蓋板Ｄの後部を一体に連結している。この揺動蓋
板Ｄは、キャップ本体Ｂの上端開口部と略相似形状をな
し、若干先端が上方へ持ち上がった状態で弾性部材Ｅに
より支持されている。
【００１７】弾性部材Ｅは、支持板11前面の揺動蓋板Ｄ
突設位置下方に左右一対の突起13を突設し、各突起の内
側面に突設した支軸14にコイル状部分15の両側を嵌合さ
せ、また、コイル状部分15一側端より突設した一方の棒
状部分16を揺動蓋板Ｄ下面に当接させ、他側端より突設
した他方の棒状部分17を支持板11前面に当接係止させて
装着している。
突設位置下方に左右一対の突起13を突設し、各突起の内
側面に突設した支軸14にコイル状部分15の両側を嵌合さ
せ、また、コイル状部分15一側端より突設した一方の棒
状部分16を揺動蓋板Ｄ下面に当接させ、他側端より突設
した他方の棒状部分17を支持板11前面に当接係止させて
装着している。
【００１８】図４乃至図６に示す実施例は、揺動蓋板Ｄ
をキャップ本体Ｂと別体に形成した例を示し、本実施例
では、揺動蓋板Ｄの後部より突設した一対の鉤型をなす
突起18外側面にそれぞれ軸穴19を横設し、各軸穴に支持
板11前面より突設した突起13内面の支軸14を枢着させて
揺動蓋板Ｄをキャップ本体Ｂに装着している。また、各
突起18の内側面に突設した支軸20に弾性部材Ｅのコイル
状部分15a の両側を嵌合させるとともに、コイル状部分
15a 一側端より突設した一方の棒状部分16a を揺動蓋板
Ｄ裏面に当接係止させ、また、他側端より突設した他方
の棒状部分17aを支持板11前面に当接係止させるととも
に、その先端をＵ字状に湾曲させて支持板11の下端に嵌
着固定して装着している。従って、揺動蓋板Ｄは開蓋状
態で水平に維持される。
をキャップ本体Ｂと別体に形成した例を示し、本実施例
では、揺動蓋板Ｄの後部より突設した一対の鉤型をなす
突起18外側面にそれぞれ軸穴19を横設し、各軸穴に支持
板11前面より突設した突起13内面の支軸14を枢着させて
揺動蓋板Ｄをキャップ本体Ｂに装着している。また、各
突起18の内側面に突設した支軸20に弾性部材Ｅのコイル
状部分15a の両側を嵌合させるとともに、コイル状部分
15a 一側端より突設した一方の棒状部分16a を揺動蓋板
Ｄ裏面に当接係止させ、また、他側端より突設した他方
の棒状部分17aを支持板11前面に当接係止させるととも
に、その先端をＵ字状に湾曲させて支持板11の下端に嵌
着固定して装着している。従って、揺動蓋板Ｄは開蓋状
態で水平に維持される。
【００１９】図７乃至図９に示す実施例では、支持板11
の前方に頂板部21を介して係止板22を垂設し、この係止
板22と支持板11との間に嵌着固定させた嵌合基板23下端
部に薄肉ヒンジ24を介して揺動蓋板Ｄの後部を連結し
て、揺動蓋板Ｄをキャップ本体Ｂに装着している。ま
た、弾性部材Ｅは、コイル状部分15b の一端より突設し
た一方の棒状部分16b を揺動蓋板Ｄ下面に当接させると
ともに、その先端をＵ字状に湾曲させて揺動蓋板の先端
より後方へ穿設した切り溝25の後端部部分に嵌着固定
し、また、他方の棒状部分17b を支持板11前面に当接さ
せるとともに、その先端をＵ字状に湾曲させて支持板11
下面に嵌着固定させている。
の前方に頂板部21を介して係止板22を垂設し、この係止
板22と支持板11との間に嵌着固定させた嵌合基板23下端
部に薄肉ヒンジ24を介して揺動蓋板Ｄの後部を連結し
て、揺動蓋板Ｄをキャップ本体Ｂに装着している。ま
た、弾性部材Ｅは、コイル状部分15b の一端より突設し
た一方の棒状部分16b を揺動蓋板Ｄ下面に当接させると
ともに、その先端をＵ字状に湾曲させて揺動蓋板の先端
より後方へ穿設した切り溝25の後端部部分に嵌着固定
し、また、他方の棒状部分17b を支持板11前面に当接さ
せるとともに、その先端をＵ字状に湾曲させて支持板11
下面に嵌着固定させている。
【００２０】上記の如く構成した容器を使用する場合に
付いて説明すると、蓋体Ｃを閉じた状態で容器を倒立さ
せた後正立させると、容器体内の錠剤ａが揺動蓋板Ｄと
計量皿５との隙間から計量皿５に量り取られる。次い
で、蓋体Ｃを開いて容器を再び倒立させると計量された
錠剤を取り出すことが出来る。蓋体Ｃを開く際に係止棒
10の押圧が解除されて、弾性部材Ｅの作用により揺動蓋
板Ｄが上昇して錠剤通過不能状態となり、容器体内の錠
剤が外部へ出るのを防止する。次いで、再び容器を正立
させた後蓋体Ｃを閉じると、係止棒10により揺動蓋板Ｄ
が押し下げられて元の状態に戻る。
付いて説明すると、蓋体Ｃを閉じた状態で容器を倒立さ
せた後正立させると、容器体内の錠剤ａが揺動蓋板Ｄと
計量皿５との隙間から計量皿５に量り取られる。次い
で、蓋体Ｃを開いて容器を再び倒立させると計量された
錠剤を取り出すことが出来る。蓋体Ｃを開く際に係止棒
10の押圧が解除されて、弾性部材Ｅの作用により揺動蓋
板Ｄが上昇して錠剤通過不能状態となり、容器体内の錠
剤が外部へ出るのを防止する。次いで、再び容器を正立
させた後蓋体Ｃを閉じると、係止棒10により揺動蓋板Ｄ
が押し下げられて元の状態に戻る。
【００２１】尚、上記各部材は全て合成樹脂等により形
成することが出来る。
成することが出来る。
【００２２】
【発明の効果】以上説明した如く本発明容器は、胴部２
より口頚部３を起立した容器体Ａと、口頚部外周に嵌合
させた周壁４上端縁より内方へ、口頚部の上端開口の前
部を被覆する計量皿５を延設してなるキャップ本体Ｂ
と、該本体上面を開閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、
口頚部内後部に後部を回動可能に連結し、且つ、弾性部
材Ｅにより錠剤の通過が不能な上方位置に支持させた揺
動蓋板Ｄを上下揺動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂
設した係止棒10により揺動蓋板Ｄを押し下げて、閉蓋時
に計量皿５との間に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状
態を維持させる如く構成したので、容器体を倒立した後
正立するという簡単な操作で所定量の錠剤を計量するこ
とが出来、また、開蓋後容器を傾ければ、揺動蓋板が回
動して錠剤の取り出し口が閉塞されて容器体内の余分な
錠剤の飛び出しを防止するとともに、計量した所定量の
錠剤を取り出すことが出来、次いで、容器を正立させて
蓋体を閉じれば、計量可能な元の状態に戻るため、極め
て使勝手が良い。
より口頚部３を起立した容器体Ａと、口頚部外周に嵌合
させた周壁４上端縁より内方へ、口頚部の上端開口の前
部を被覆する計量皿５を延設してなるキャップ本体Ｂ
と、該本体上面を開閉可能に閉塞する蓋体Ｃとを備え、
口頚部内後部に後部を回動可能に連結し、且つ、弾性部
材Ｅにより錠剤の通過が不能な上方位置に支持させた揺
動蓋板Ｄを上下揺動可能に設け、蓋体頂壁９裏面より垂
設した係止棒10により揺動蓋板Ｄを押し下げて、閉蓋時
に計量皿５との間に錠剤の通過が可能な隙間をあけた状
態を維持させる如く構成したので、容器体を倒立した後
正立するという簡単な操作で所定量の錠剤を計量するこ
とが出来、また、開蓋後容器を傾ければ、揺動蓋板が回
動して錠剤の取り出し口が閉塞されて容器体内の余分な
錠剤の飛び出しを防止するとともに、計量した所定量の
錠剤を取り出すことが出来、次いで、容器を正立させて
蓋体を閉じれば、計量可能な元の状態に戻るため、極め
て使勝手が良い。
【００２３】また、錠剤は計量させて取り出されるた
め、手のひら等に取り出した後再び容器体内に戻す等の
不都合を生じる虞はない。
め、手のひら等に取り出した後再び容器体内に戻す等の
不都合を生じる虞はない。
【００２４】また、容器体口頚部上端開口前部周縁部を
被覆する平面視円弧帯状をなし、且つ、錠剤を一例円弧
状に載置する計量皿を設けたものにあっては、容器倒立
時に計量された錠剤上に余分な錠剤が重なる場合があっ
ても、正立時に確実に容器体内に戻り、より正確な計量
が行える利点を兼ね備えている。
被覆する平面視円弧帯状をなし、且つ、錠剤を一例円弧
状に載置する計量皿を設けたものにあっては、容器倒立
時に計量された錠剤上に余分な錠剤が重なる場合があっ
ても、正立時に確実に容器体内に戻り、より正確な計量
が行える利点を兼ね備えている。
【図１】本発明の一実施例を示す開蓋状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】同実施例の閉蓋状態の縦断面図である。
【図３】同実施例のキャップ本体部分の平面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す開蓋状態で、揺動蓋
板取り付け前の状態を示す縦断面図である。
板取り付け前の状態を示す縦断面図である。
【図５】同実施例の閉蓋状態の縦断面図である。
【図６】同実施例のキャップ本体部分の平面図である。
【図７】本発明の更に他の実施例を示す開蓋状態の縦断
面図である。
面図である。
【図８】同実施例の閉蓋状態の縦断面図である。
【図９】同実施例のキャップ本体部分の平面図である。
２…胴部，３…口頚部，４…キャップ本体周壁，５…計
量皿，９…蓋体頂壁，10…係止棒，Ａ…容器体，Ｂ…キ
ャップ本体，Ｃ…蓋体，Ｄ…揺動蓋板，Ｅ…弾性部材
量皿，９…蓋体頂壁，10…係止棒，Ａ…容器体，Ｂ…キ
ャップ本体，Ｃ…蓋体，Ｄ…揺動蓋板，Ｅ…弾性部材
Claims (2)
- 【請求項１】胴部２より口頚部３を起立した容器体Ａ
と、口頚部外周に嵌合させた周壁４上端縁より内方へ、
口頚部の上端開口の前部を被覆する計量皿５を延設して
なるキャップ本体Ｂと、該本体上面を開閉可能に閉塞す
る蓋体Ｃとを備え、口頚部内後部に後部を回動可能に連
結し、且つ、弾性部材Ｅにより錠剤ａの通過が不能な上
方位置に支持させた揺動蓋板Ｄを上下揺動可能に設け、
蓋体頂壁９裏面より垂設した係止棒10により揺動蓋板Ｄ
を押し下げて、閉蓋時に計量皿５との間に錠剤の通過が
可能な隙間をあけた状態を維持させる如く構成してなる
ことを特徴とする錠剤容器。 - 【請求項２】上記計量皿５が、容器体口頚部３上端開口
前部周縁部を被覆する平面視円弧帯状をなし、且つ、錠
剤を一列円弧状に載置する計量皿である請求項１記載の
錠剤容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032051A JPH11208702A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 錠剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032051A JPH11208702A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 錠剤容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208702A true JPH11208702A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12348075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10032051A Pending JPH11208702A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 錠剤容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208702A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049573A2 (en) * | 1999-12-29 | 2001-07-12 | Nechama Shaki | Aroma-preserving canister |
| JP2008062978A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Toppan Printing Co Ltd | 計量部付キャップ |
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| JP2015163517A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | 株式会社吉野工業所 | 錠剤容器 |
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-
1998
- 1998-01-28 JP JP10032051A patent/JPH11208702A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049573A3 (en) * | 1999-12-29 | 2002-01-31 | Nechama Shaki | Aroma-preserving canister |
| JP2003519054A (ja) * | 1999-12-29 | 2003-06-17 | エヌイー．エス インク． | コーヒーおよびその他の粒状生産物用の芳香維持キャニスター |
| US6929119B2 (en) | 1999-12-29 | 2005-08-16 | Ne. S Inc. | Aroma-preserving canister |
| AU783248B2 (en) * | 1999-12-29 | 2005-10-06 | Ne.S Inc. | An aroma-preserving canister for coffee and other granulated products |
| JP4684516B2 (ja) * | 1999-12-29 | 2011-05-18 | エヌイー．エス インク． | コーヒーおよびその他の粒状生産物用の芳香維持キャニスター |
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| JP2008062978A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Toppan Printing Co Ltd | 計量部付キャップ |
| CN104477494A (zh) * | 2010-12-22 | 2015-04-01 | 彭实 | 定量盖组件及定量装置 |
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