JPH1120805A - 電子レンジ用包装体および電子レンジ用包装袋 - Google Patents

電子レンジ用包装体および電子レンジ用包装袋

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JPH1120805A
JPH1120805A JP9174843A JP17484397A JPH1120805A JP H1120805 A JPH1120805 A JP H1120805A JP 9174843 A JP9174843 A JP 9174843A JP 17484397 A JP17484397 A JP 17484397A JP H1120805 A JPH1120805 A JP H1120805A
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雅教 柴崎
Masaharu Igota
正治 伊吾田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子レンジでの加熱調理時に被調
理品の漏出を防止しつつ発生する蒸気を効率良く排出
し、殺菌処理等で商品価値を下げることなく、安価な電
子レンジ用包装体及び電子レンジ用包装袋を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明は、包装シート3 で製袋された袋
本体1 の収容部30に被調理品を収容した電子レンジ用包
装体において、重ね合わされた一対の包装シート3 の内
面同士を接着部36で接着して背貼り部7 が形成され、該
背貼り部7 は外フィルムと内フィルムとから多層に構成
された一方の包装シート3 が上面7aとなるように折り畳
まれ、この一方の包装シート3 は外フィルムと内フィル
ムとが未接着又は弱接着状態の剥離部20を有し、該剥離
部20は収容部30に対応する位置まで設けられてなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中華料理の具、カ
レー等の被調理品を電子レンジで加熱調理できるように
した電子レンジ用包装体、及びこれらの被調理品を包装
可能な電子レンジ用包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、包装体内の中華料理の具等、
加熱時に蒸気を発生する被調理品は、電子レンジを使用
すると内部圧力による破裂のおそれがあるので、一般に
湯煎加熱による方法が採用されている。
【0003】従って、電子レンジで調理する場合には、
液漏れすることなく蒸気を逃がす工夫が必要となり、従
来では、包装体に逆止弁を付けたり、調理直前に包装体
の一部を鋏で切断したりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如く逆止弁を採用した場合にあっては、機能的に不完全
であったり、またコストが高くなるという問題を有し、
一般的に使用されるに至っていない。しかも、液状の被
調理品が煮沸して吹きこぼれる虞も存在する。
【0005】また、図12に示す如く、内部に被調理品
が収容されてなる袋部5'に、重ね合わされた一対の包装
シート3'の端部の内面同士を接着して形成された背貼り
部7'を設けて、該背貼り部7'には、包装シート3'の端部
同士を接着せず形成した第一及び第二通路10',11' を設
けたものも考えられる。かかる包装体にあっては、切除
等により第二通路11' の一端部を開放した後に加熱調理
することで、発生した蒸気が、第一通路10' 及び第二通
路11' を介して第二通路11' の一端部から外部に放出さ
れることとなり、簡単に電子レンジを使用して被調理品
を調理できることとなる。
【0006】しかるに、かかる包装体にあっては、被調
理品を包装後に加熱による殺菌処理等を行った場合に、
第一通路10' 及び第二通路11' に蒸気、更には被調理品
が進入する虞があり、最終商品としての美感に損ねると
いう問題を有していた。
【0007】そこで、本発明はこのような問題を解決す
べくなされたものであり、電子レンジでの加熱調理時に
被調理品の漏出を防止しつつ発生する蒸気を効率良く排
出し、且つ殺菌処理等により商品価値を下げることな
く、しかも安価な電子レンジ用包装体及び電子レンジ用
包装袋を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る電子レンジ
用包装体は、包装シート3 により製袋された袋本体1 の
収容部30に被調理品が収容されてなる電子レンジ用包装
体において、重ね合わされた一対の包装シート3 の内面
同士を接着部36で接着して背貼り部7 が形成されてな
り、該背貼り部7は外フィルム3aと内フィルム3bとから
多層に構成された一方の包装シート3 が上面7aとなるよ
うに折り畳まれてなり、この一方の包装シート3 は外フ
ィルム3aと内フィルム3bとが未接着又は弱接着状態の剥
離部20を有してなり、しかも該剥離部20は、前記収容部
30に対応する位置まで設けられてなることを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る電子レンジ用包装体にあって
は、被調理品を電子レンジで加熱調理すると、まず被調
理品から発生する蒸気により収容部30内の圧力が高ま
り、袋本体1 が変形(膨張)する。そして、収容部30に
対応する位置まで設けられた剥離部20は内フィルム3bの
みにより収容部30と遮断されているので、更に加熱調理
を続けて収容部30内が一定圧以上に達すると、袋本体1
に作用する変形(膨張)しようとする力により、剥離部
20の内フィルム3bが破断する。特に、剥離部20は背貼り
部7 の上面7a側の包装シート3 に設けられているので、
背貼り部7 の下面側の包装シート3 に上面7a側の包装シ
ート3 の内フィルム3bが引っ張られて、内フィルム3bの
破断が的確になされることとなる。そして、被調理品か
ら発生した蒸気は、破断された内フィルム3bの破断口か
ら剥離部20の外フィルム3aと内フィルム3bとの間に流入
し、この外フィルム3aと内フィルム3bを離反せしめつつ
フィルム3a,3b 間を通過して、外部に的確に排出される
こととなる。
【0010】一方、袋本体1 の収容部30は内フィルム3b
により密閉されているため、通常のボイルやレトルト加
熱殺菌処理では、内フィルム3bが破断せず、剥離部20
(内フィルム3bと外フィルム3aとの間)に被調理品や蒸
気が進入することがない。
【0011】更に、背貼り部7 の接着部36が、加熱調理
時に剥離部20に対応する箇所の内フィルム3bを破断する
ための破断用接着部分40を有してなることが好ましく、
これによって加熱調理時の蒸気により収容部30の包装シ
ート3 同士が離反して袋本体1 が膨張した際に、破断用
接着部分40における内フィルム3bが下面側の包装シート
3 に引っ張られ、該破断用接着部分40付近の内フィルム
3bに破断力が働き、的確に剥離部20における内フィルム
3bを破断できる。
【0012】特に、剥離部20は、該破断用接着部分40付
近で破断された内フィルム3bの破断口から流出する蒸気
を外部に排出するための蒸気通過部20a と、前記破断口
から流出する蒸気を貯留して破断用接着部分40付近に空
間を形成可能な蒸気貯留部20b とを具備することが好ま
しい。該構成を採用することにより、破断した内フィル
ム3bの破断口から蒸気が蒸気貯留部20b に流入して、該
貯留部20b の外フィルム3aと内フィルム3bとが離反され
る。この貯留部20b のフィルム3a,3b 同士の離反によ
り、蒸気通過部20a の外フィルム3aと内フィルム3bとを
離反せしめる方向に力が作用するため、収容部30の蒸気
により破断口が閉塞されることを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>以下、本発明の一実施形態について説
明するが、まず、被調理品が包装される本実施形態の包
装袋について図面を参酌しつつ説明する。尚、被調理品
としては、例えば麻婆豆腐、中華丼の具、海老チリ、肉
団子、カレー、出汁入りおでん、焼きそば、米飯、タレ
付き豚角煮、タレ付き焼肉、シチュー、スープ等の各種
の食品が挙げられる。
【0014】前記被調理品を包装する袋本体1は、外フ
ィルム3aと、熱溶着性を有する内フィルム3bとの二層か
らなる包装シート3 が折畳まれ、図1及び図2に示すよ
うに正面視略方形状で周囲が熱溶着によりシールされた
袋部5 と、包装シート3 の端部同士が袋部5 の中央部で
重ね合わされて接着部36で熱溶着によりシールされた背
貼り部7 とから構成されている。
【0015】前記背貼り部7 は、一対の包装シート3 の
うち一方のシート3 が上面7aとなるように袋部5 側に折
り畳まれている。具体的には、該背貼り部7は、接着部
36で熱溶着された後に、袋部5 側に折り曲げた状態で上
面7aの外フィルム3a側からヒートシールバーにより袋部
5 の周縁部を熱シールすることにより、一方のシート3
が上面7aとなるように折り癖がつけられ折り畳まれてい
る。
【0016】尚、本実施形態において、袋部5 及び背貼
り部7 の横幅W1 は130mmで、袋部5 の上下長さW
2 は170mmであり、背貼り部7 の上下長さW3 は3
0mmに設けられてなる。
【0017】また、図中30は、包装シート3 の内面同士
が接着されない収容部であり、該収容部30は、袋部5 に
形成された袋部側収容部32と、該袋部収容部32と連通し
て背貼り部5 に形成された背貼り部側収容部34とから構
成されてなり、袋部5 の周縁部及び背貼り部7 の接着部
36により外部と遮断されてなる。尚、袋部側収容部32は
被調理品を収容可能に、背貼り部側収容部34は加熱調理
時の被調理品による蒸気によって包装シート3 同士が離
反して拡がるように、構成されてなる。
【0018】更に、前記背貼り部7 の接着部36は、図2
(イ)に示すように、背貼り部収容部34と後述する非接
着部50を形成すべく、背貼り部収容部34等に対応する箇
所に凹部(包装シート3 に接触しない部分)を有するヒ
ートシールバーにより包装シート3 の内面同士が熱溶着
されて形成されてなる。具体的に接着部36は、背貼り部
収容部34との縁部の形状が、一方側(図2(イ)右側)
から他方側(左側)にかけて、まず、自由端7bから幅2
1mm (W4)の位置まで自由端7b側に向けて傾斜して、
この傾斜部分の端部から略中央部分まで自由端7bに平行
となるように設けられ、そして、この平行部分(中央縁
36a)の端部から横幅4mmで袋部5 側に向けて7mm連
続して突出した突設部分40を有するように設けられてお
り、更に、この突設部分40の端部40a から18mm自由
端7bに向けて垂直に向かい、この垂直部分の端部から袋
部5 側に傾斜するように、設けられてなる。接着部36は
上記の如き形状に形成されてなるため、突設部分40によ
り背貼り部側収容部34は一方側(左側)の収容部分34A
と他方側(右側)の収容部分34B とに区画され、左側の
収容部分34A は右側の収容部分34B よりも大きく形成さ
れてなる。尚、加熱調理により膨張した際に、前記突設
部分40の内フィルム3bに力が作用しやすく形成されてな
り、該突設部分40が請求項2記載の破断用接着部分40に
相当する。
【0019】尚、前記の如く包装シート3 の内面同士が
非接着状態にある非接着部50は、前記接着部36に周囲が
囲われるように、右側の収容部分34B より自由端7b側に
おいて、右側に向け側縁付近まで形成されてなる。具体
的には、該非接着部50は、自由端7bより11mmの位置
から袋部5 側に7mmの幅(上下方向)で、左側の収容
部分34A より4mmの位置から、右側の側縁より10m
mの位置まで、設けられてなる。
【0020】また、図中20は、背貼り部7 の上面7a側の
包装シート3 の外フィルム3aと内フィルム3bとを弱接着
状態とする剥離部である。該剥離部20は、前記袋部5 の
中央部から背貼り部7 の自由端7b側に向けて略方形状に
設けられた第一剥離部22と、該第一剥離部22から自由端
7bにかけて該第一剥離部22よりも幅狭に設けられた第二
剥離部23と、第一剥離部22から右側に向けて設けられた
第三剥離部24とからなる。
【0021】ここで、第一剥離部22は、横幅36mm
(W5)で、左側の縁部が破断用接着部分40より11mm
左側に位置し、右側の縁部が破断用接着部分40より21
mm右側に位置するように設けられてなる。また、該第
一剥離部22は袋部5 側の端部22a が破断用接着部分40の
端部40a よりも6mm袋部5 側に位置するよう設けられ
てなる。このように、該第一剥離部22の対応する位置に
は、前記破断用接着部分40が形成されており、加熱調理
により袋本体1 が膨張した際に破断用接着部分40の内フ
ィルム3bに作用する力により、該破断用接着部分40付近
の内フィルム3bが破断されるよう構成されてなる。尚、
破断用接着部分40よりも袋部5 側の第一剥離部22の部位
は、破断用接着部分40付近で破断された内フィルム3bの
破断口から流出される蒸気を貯留可能に構成されてな
り、かかる部位が請求項2記載の蒸気貯留部20b に相当
する。
【0022】前記第二剥離部23は、背貼り部7 の中央部
で横幅12mmで、第一剥離部22と連続して背貼り部7
の自由端7bまで形成されてなり、また前記第三剥離部24
は、第一剥離部22と連続して背貼り部7 の奥側の側縁部
まで形成されてなる。このように、第二剥離部23及び第
三剥離部24は、背貼り部7 の縁部まで形成され、破断用
接着部分40付近で破断された内フィルム3bの破断口から
流出する蒸気を外部に排出すべく構成されてなり、この
第二及び第三剥離部23,24 と、前記第一剥離部22の破断
用接着部分40よりも自由端7b側の部位とが、請求項2記
載の蒸気通過部20a に相当する。
【0023】更に、第三剥離部24は、自由端7bより10
mmの位置から9mmの幅(上下方向)で、右側に向け
て形成されている。つまり、該第三剥離部24は、前記非
接着部50に対応する箇所に設けられ、該非接着部50より
も上下方向の幅が若干広く設けられている。尚、上述の
如く、非接着部50は背貼り部7 の側縁まで形成されてい
ないが、第三剥離部24は側縁まで形成されてなる。
【0024】前記包装シート3 の外フィルム3aとして
は、熱可塑性樹脂フィルムから構成されてなり、具体的
に本実施形態においては、厚さ15μの二軸延伸ナイロ
ンフィルムを使用している。外フィルム3aとしては、二
軸延伸ポリエチレンテレフタレート、二軸延伸ポリプロ
ピレン、セロファン等の耐熱性を有するフィルムも採用
でき、また蒸着加工フィルム、各種のコート加工フィル
ムや、これらを積層した複層フィルム等を採用しうる。
また、本実施形態において内フィルム3bとして、直鎖状
低密度ポリエチレンからなる厚さ30μのフィルムを使
用している。尚、内フィルム3bは、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超低密
度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エ
チレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・メタ
クリル酸共重合体、エチレン・メチルアクリレート共重
合体、アイオノマー等の熱溶着性フィルムを採用しう
る。
【0025】本実施形態の包装袋は上記構成からなる
が、次に該包装袋を製袋する方法について説明する。外
フィルム3aと内フィルム3bとからなる包装シート3 は、
まず外フィルム3aの内面にグラビア印刷機により剥離剤
を0.1〜5μの厚さで印刷した後に、ドライラミネー
ト機によりウレタン系接着剤を塗布して、これに内フィ
ルム3bを接着することにより、形成される。尚、この剥
離剤が塗布された箇所が前記剥離部20として形成され
る。尚、外フィルム3aと内フィルム3bとの接着に際して
は、上記以外の種々の方法を採用でき、また剥離剤とし
てはポリアマイド/硝化綿系、アクリル/ポリエチレ
ン、環化ゴム、塩素化ポリオレフィン系等よりなり、前
記ウレタン系接着剤等のラミネート用接着剤とフィルム
の接着力を無くする又は弱くするものを採用すれば良
い。
【0026】上記の如く外フィルム3aと内フィルム3bと
が積層され接着された包装シート3は、所定幅に切断さ
れ巻き取られた後に、図2に示す如く背貼り部7 の剥離
剤が塗布された包装フィルム3 が上面7aとなるように折
畳まれて、重なり合った端部の内フィルム3b同士が前記
接着部36の形状を施したヒートシールバーによって熱溶
着されて、背貼り部7 が形成される。そして、背貼り部
7 が剥離部20の形成された包装シート3 を上面7aとして
袋部5 側に折り曲げられた状態で、袋部5 の周縁部が熱
シールされて、全体として袋状に密封され製袋される。
これにより、剥離部20を有する一方のシート3 が上面7a
となるように背貼り部7 に折り癖がつけられる。尚、か
かる製袋は、背貼り部7 の形成と同時に又は前後して行
なうことも可能であるが、背貼り部7 に折り癖がつけら
れるような方法を別途行なうことが好ましい。
【0027】尚、上記製袋と同時に被調理品を充填し
て、被調理品が充填された包装体を得ることもでき、ま
た、製袋時に周縁部の一部を接着せずに開口或いは接着
後に切欠いて開口とした包装袋を形成しておき、この開
口部分を充填口として被調理品を充填せしめた後に、該
充填口を接着し閉塞して、被調理品が収容された包装体
を得ることも可能である。
【0028】このようにして図3(イ)に示すように被
調理品が収容された本実施形態の電子レンジ用包装体が
得られる。この包装体は、以下の方法により使用され
る。
【0029】包装体内の被調理品を電子レンジで加熱調
理すると、まず被調理品から発生する蒸気により収容部
30内の圧力が高まり、図3(ロ)に示す如く袋全体が膨
張して全体として丸みをもち、蒸気は背貼り部側収容部
34にも充満する。
【0030】更に内部の蒸気により収容部30内が一定圧
以上に達すると、破断用接着部分40は内フィルム3b同士
が接着されているので、袋全体が膨張しようとする力が
この破断用接着部分40の端部40a の内フィルム3bに作用
しやすく、また剥離部20は図4(ロ)に示すように収容
部30の内フイルム3b同士の未接着の空間部(背貼り部側
収容部34)と内フィルム3bのみを介して遮断されている
ので、この剥離状態で比較的強度の弱い破断用接着部40
付近の内フィルム3bが、下面の内フィルム3bに引っ張ら
れ、図4(ハ)に示すように破断される。特に、該剥離
部20は背貼り部7 の上面7a側のシート3 に設けられてな
るので、上記の如き袋本体1 の変形しようとする力が、
的確に剥離部20の内フィルム3bに作用して、内フィルム
3bの破断が的確になされることとなる。また、背貼り部
側収容部34が袋部側収容部32から上方にかけてテーパー
状に狭まった形状で形成され、特に一方側の収容部分34
A が自由端7bの近傍まで設けられており、この収容部分
34A に蒸気が流入することにより、袋本体1 の膨む力が
破断用接着部分40の内フィルム3bに作用しやすい。
【0031】このように破断された内フィルム3bの破断
口から蒸気が流出する。この破断口から流出した蒸気
は、蒸気通過部20a に流入し、該通過部20a の外フィル
ム3aと内フィルム3bとを離反せしめつつ該通過部20a を
通過し、外部に排出されることとなる。しかも、破断口
から流出した蒸気は蒸気貯留部20b にも流入して、該貯
留部20b の外フィルム3aと内フィルム3bとを離反せしめ
る。この貯留部20b のフィルム3a,3b 同士の離反によっ
て、前記蒸気通過部20a に外フィルム3aと内フィルム3b
とを離反せしめる方向に力が作用して、収容部30の蒸気
による破断口の閉塞が防止される。特に、剥離部20(第
一剥離部22)は左右の縁部が破断用接着部分40よりも所
定間隔を有するように設けられてなるので、破断口の両
側の破断されていない内フィルム3bが、貯留部20b から
通過部20a にかけて連続して繋がっているので、貯留部
20b が拡がることにより、通過部20a の外フィルム3aと
内フィルムとが離反せしめることができる。
【0032】また、この蒸気通過部20a となる第三剥離
部24に対応する箇所に、内フィルム3b同士が接着されな
い非接着部50が形成されてなるので、内フィルム3bが容
易に撓んで、外フィルム3aと内フィルム3bとが離反し
て、蒸気通路が確実に形成されることとなる。つまり、
蒸気が通過する第三剥離部24に内フィルム3b同士の接着
の際のシール圧をかけた場合には、剥離剤は塗布されて
なるもののシール圧によって内フィルム3bと外フィルム
3aとは疑似接着状態(若干接着された状態)となり、蒸
気の通過が若干困難となる。しかも蒸気通路が形成され
る部位の内フィルム3bが他方の内フィルム3bに接着され
ると、接着されていない場合に比し内フィルム3bが撓み
にくくなる。従って、蒸気の通過が予定される剥離部20
と同一箇所に非接着部50を形成しておくことにより、蒸
気通路が形成され易くなるのである。
【0033】尚、蒸気通過部20a となる部位のうち、非
接着部50の周囲に設けられた接着部36に対応する箇所及
び第二剥離部23においては、内フィルム3bと外フィルム
3aとは疑似接着状態にあるものの、上述の如き蒸気貯留
部20b に流入する蒸気によりフィルム3a,3b 同士を離反
させる力を生じるので、上述の如き問題は少ない。
【0034】また、加熱調理時に被調理品が沸騰するこ
とがあっても、第二剥離部23及び第三剥離部24が第一剥
離部22よりも幅狭に設けられているので、蒸気が排出さ
れる部位から被調理品が漏洩するおそれは少なく、電子
レンジ内部を汚すことは殆どない。
【0035】一方、上記加熱調理時と異なり、商品販売
前に被調理品を通常のボイルやレトルト加熱殺菌処理を
行う場合にあっては、内フィルム3bが破断しないので、
この内フィルム3bと外フィルム3aとの間に蒸気が進入す
ることがない。
【0036】しかも、かかる内フィルム3bの破断する圧
力は、内フィルム3bの材質等により決定されるので、内
フィルム3bの材質、厚み等、或いは剥離剤の種類等を適
宜変更することにより、殺菌処理及び加熱調理の圧力に
応じたものを製造することができる利点を有する。
【0037】上記の如き包装体により実験した例につい
て説明する。
【0038】<実験例>上記の如き包装体に、麻婆豆腐
の具を入れて密封し、これを−20°Cの冷凍室に一昼
夜放置し、これを500Wの電子レンジにより加熱し
た。加熱後、4分30秒経過時に袋全体が膨らみはじ
め、4分45秒経過時に内フィルム3bが破断され、内部
の蒸気が抜けて、5分20秒経過時に食べごろの状態と
なった。
【0039】<他の実施形態>上記実施形態は、上述の
構成からなるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の意図する範囲で適宜設計変更可能である。
【0040】即ち、上記実施形態においては、接着部36
で熱溶着して形成された背貼り部7を袋部5 側に折り曲
げた状態で、上面7aの外フィルム3a側から袋部5 の周縁
部を熱シールすることで、一方の包装シート3 が上面7a
となるように折り癖をつけて折り畳まれたものについて
説明したが、本発明において背貼り部7 の一方のシート
3 が上面7aとなるように折り畳む具体的手段は適宜設計
変更可能である。例えば、背貼り部7 を形成する際に一
方側に折り曲げた状態で背貼り部7 の内フィルム3b同士
を熱溶着する方法、又は既に一対の包装シート3 が熱溶
着され形成された背貼り部7 を一方側に倒して押圧する
方法、或いは背貼り部7 の自由端7b側を袋本体1 の表面
に接着する方法等も採用できる。
【0041】また、上記実施形態において剥離部20が、
第二剥離部23と第三剥離部24とを具備するものについて
説明したが、上記実施形態の如き第二剥離部23を有さず
図5に示す如く背貼り部7 の側縁にかけて形成された第
三剥離部24を有するもの、或いは上記第三剥離部を有さ
ず図6に示す如く背貼り部7 の自由端7bにかけて形成さ
れた第二剥離部23を有するものであっても本発明の意図
する範囲である。
【0042】更に、剥離部20を背貼り部7 の縁部まで形
成せずに、図7に示すように剥離部20の一箇所に切欠26
を形成せしめておくことも可能である。このように、切
欠26により蒸気の排出部を形成する場合にあっては、図
7に示すようなUノッチに限定されず、Iノッチ、Vノ
ッチ、ベースノッチ等の切欠であっても適宜採用し得
る。ここで、本発明において、この種のノッチの形状、
大きさ、方向の変更等によっても、蒸気の抜けやすさを
変更でき、これにより加熱調理時の圧力設定も可能とな
る。
【0043】また、上記実施形態においては背貼り部7
の接着部36が破断用接着部40を有するものであったが、
本発明はこれに必ずしも限定されるものではない。更
に、請求項2記載の如く加熱調理時に剥離部20に対応す
る箇所の内フィルム3bを破断するための破断用接着部分
40を設ける場合であっても、上記実施形態の如く平行部
分 (中央縁36a)の端部から突設されるものに限定され
ず、図5に示す如く接着部36の角部によって破断用接着
部分40を構成せしめることも可能である。但し、破断用
接着部分40は、上記実施形態の如く中央縁36a から突設
されることが好ましく、これにより収容部30の膨らむ力
によって内フィルム3bの破断がより的確になされること
となる。尚、このように破断用接着部分40を突設せしめ
る場合にあっても、図8に示す如く中央縁36a と離間し
た状態で破断用接着部分40を突設せしめることも可能で
ある。また、図11に示す如く直線状の破断用接着部分
40を採用することも可能である。尚、図11に示す包装
体にあっては、接着部36は袋部5 側の形状が自由端7b側
にかけて狭くなり、その中央部36a より方形状に突設さ
れた突設部分を有する形状からなり、この突設部分の袋
部5 側の一辺が破断用接着部分40として構成されてな
る。更には、上記実施形態の如く中央縁と連続した破断
用接着部分と図8に示す如く離間した破断用接着部分の
双方を設ける、或いは図8に示す如く離間した破断用接
着部分を複数設ける等、破断用接着部分40を複数設ける
ことも可能である。
【0044】更に、上記実施形態においては収容部30の
背貼り部側収容部34を一方側の収容部分34A の方が他方
側の収容部分34B よりも大きく形成したものについて説
明したが、図6乃至図8及び図11に示す如く、該背貼
り部収容部34を前後方向に左右対象に設けることも可能
である。尚、背貼り部側収容部34は、破断用接着部分40
よりも自由端7b側にかけて狭くなるような形状に形成す
ることが好ましく、これにより、袋本体1 の膨らむ力が
破断用接着部分40の内フィルム3bを破断させるように作
用しやすいという利点を有する。
【0045】また、上記実施形態においては、破断用接
着部分40の袋部5 側の端部40a が剥離部20の端部から6
mm、自由端7b側に位置するよう設けられてなるものに
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0046】但し、破断用接着部分40は、剥離部20の端
部よりも少なくとも1mm、背貼り部7 の自由端7b側に
位置するよう設けることが好ましく、これにより袋本体
1 の膨張時に破断用接着部分40に作用する力によって、
剥離部20の内フィルム3bが破断されやすいという利点を
有する。
【0047】また、該破断用接着部分40は、内フィルム
3bの破断口から流出する蒸気を貯留して空間が形成され
るように、剥離部20の端部よりも所定間隔自由端7b側に
形成せしめることが好ましい。これにより破断口から流
出する蒸気を貯留する蒸気貯留部20b が設けられること
となり、蒸気の排出を確実にすることができる。尚、図
5乃至図8に示す包装体にあっては、蒸気通過部20a と
ともに蒸気貯留部20bが形成されてなる。
【0048】更に、上記実施形態において、包装シート
3 の端部を熱溶着されて背貼り部7を形成したものにつ
いて説明したが、例えば図9に示す如く包装シート3 の
中途部を二重に折畳んで、その折畳まれ重なり合った部
位Aの内フィルム3b同士を接着して背貼り部7 を形成す
ることも可能である。但し、図9に示す如き包装体にあ
っては、図5に示す如き第三剥離部24を形成、又は図7
に示す如き切欠26を形成等することを要する。尚、図9
において各シートの内フィルム及び外フィルムの図示を
省略してなる。
【0049】また、上記実施形態において、蒸気通過部
20a となる箇所(第三剥離部24)に対応する箇所に、内
フィルム3b同士が接着されない非接着部50を形成してな
るものゆえ、上述の如き利点を有したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。更に、図11に示す如く、
蒸気通過部20a となる箇所に対応する箇所に弱シール部
39を形成することもでき、これにより該弱シール部39に
おける内フィルム3bと外フィルム3aとの疑似接着強度
(若干接着される接着強度)が弱いため、加熱調理時に
蒸気通路が形成され易いという利点を有する。なお、図
11に示す如き包装体は、例えばヒートシールバーによ
り弱シール部39を一度のみ熱シールし、接着部36を複数
回熱シールして、接着部36及び弱シール部39の包装シー
ト3 の内面同士を熱溶着することにより製造することが
できる。
【0050】更に、本発明において、一枚の包装シート
3 を折り畳んで形成されるものに限定されるものではな
く、また背貼り部7 を構成する両方の包装シート3 を多
層に設けることも必須ではなく、上面7a側の包装シート
3 が多層に構成されてなるものであれば、適宜設計変更
可能である。例えば図10に示すように、袋部側収容部
32の下面となる第一包装シート3Aと、袋部側収容部32の
上面並びに背貼り部7 の下面側を形成する第二包装シー
ト3Bと、袋部側収容部32の上面並びに背貼り部7 の上面
7a側を形成する第三包装シート3Cとからなり、第三包装
シート3Cが外フィルム3aと内フィルム3bとにより多層に
構成されてなるものであっても本発明の意図する範囲で
ある。
【0051】また、背貼り部7 の上下面の包装シート3
の双方に剥離部20を形成したものも本発明の意図する範
囲であるが、下面側の包装シート3 の内フィルム3bが破
断されてしまうと、剥離部20の外フィルム3aと内フィル
ム3bが離反しにくく蒸気の排出が困難となるため、下面
側の包装シート3 に剥離部20を形成せず、上面7a側の包
装シート3 のみに剥離部20を形成することが好ましい。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る電子レンジ用包装体にあっ
ては、剥離部を収容部に対応する位置まで設けてなるの
で、被調理品を電子レンジで加熱調理し、収容部内の圧
力一定圧以上に達すると内フィルムが破断し、蒸気が内
フィルムと外フィルムとの間の剥離部を通過することと
なるため、簡単に電子レンジを使用して被調理品を加熱
調理することができるという効果を有する。特に、背貼
り部は剥離部を有する包装シートが上面となるように折
り畳まれているので、この上面となる包装シートの内フ
ィルムに袋本体の変形しようとする力が的確に作用する
ので、上面の包装シートの内フィルムをより的確に破断
することができるという効果を奏する。
【0053】また、本発明に係る電子レンジ用包装体に
あっては、商品販売前に被調理品を通常のボイルやレト
ルト加熱殺菌処理を行っても調理時に蒸気が通過する部
位に被調理品が進入することがないので、商品価値を下
げないという効果を奏するとともに、内フィルムの材質
等により適宜内フィルムの破断する圧力を設定すること
ができ、殺菌処理時に不用意に内フィルムが破断するこ
とをも防止できるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電子レンジ用包装
袋の斜視図を示す。
【図2】同実施形態の包装袋を示し、(イ)は正面図、
(ロ)は右側面図。
【図3】同実施形態の電子レンジ用包装体の使用状態の
断面側面図を示し、(イ)は密封状態を示し、(ロ)は
加熱調理時の状態を示す。
【図4】同実施形態の電子レンジ用包装体の使用状態の
要部拡大側面図を示し、(イ)は密封状態を示し、
(ロ)は加熱調理時の状態を示し、(ハ)は内フィルム
が破断した状態を示す。
【図5】他実施形態の電子レンジ用包装袋の正面図。
【図6】他実施形態の電子レンジ用包装袋の正面図。
【図7】他実施形態の電子レンジ用包装袋の正面図。
【図8】他実施形態の電子レンジ用包装袋の正面図。
【図9】他実施形態の電子レンジ用包装袋の側面図。
【図10】他実施形態の電子レンジ用包装袋の側面図。
【図11】他実施形態の電子レンジ用包装袋の正面図。
【図12】従来例の電子レンジ用包装袋を示す説明図。
【符号の説明】
1…袋本体、3…包装シート、3a…外フィルム、3b…内
フィルム、5…袋部、7…背貼り部、7a…一面、20…剥
離部、20a …蒸気通過部、20b …蒸気貯留部、22…第一
剥離部、24…第二剥離部、26…切欠、30…収容部、32…
袋部側収容部、34…背貼り部側収容部、40…破断用接着
部、50…非接着部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装シート(3) により製袋された袋本体
    (1) の収容部(30)に被調理品が収容されてなる電子レン
    ジ用包装体において、重ね合わされた一対の包装シート
    (3) の内面同士を接着部(36)で接着して背貼り部(7) が
    形成されてなり、該背貼り部(7) は外フィルム(3a)と内
    フィルム(3b)とから多層に構成された一方の包装シート
    (3) が上面(7a)となるように折り畳まれてなり、この一
    方の包装シート(3) は外フィルム(3a)と内フィルム(3b)
    とが未接着又は弱接着状態の剥離部(20)を有してなり、
    しかも該剥離部(20)は、前記収容部(30)に対応する位置
    まで設けられてなることを特徴とする電子レンジ用包装
    体。
  2. 【請求項2】 前記背貼り部(7) の接着部(36)は、加熱
    調理時に剥離部(20)に対応する箇所の内フィルム(3b)を
    破断するための破断用接着部分(40)を有してなり、且つ
    前記剥離部(20)は、該破断用接着部分(40)付近で破断さ
    れた内フィルム(3b)の破断口から流出する蒸気を外部に
    排出するための蒸気通過部(20a) と、前記破断口から流
    出する蒸気を貯留して破断用接着部分(40)付近に空間を
    形成可能な蒸気貯留部(20b) とを具備してなる請求項1
    記載の電子レンジ用包装体。
  3. 【請求項3】 包装シート(3) により製袋された袋本体
    (1) の収容部(30)に被調理品を収容可能に設けられてな
    る電子レンジ用包装袋において、重ね合わされた一対の
    包装シート(3) の内面同士を接着部(36)で接着して背貼
    り部(7) が形成されてなり、該背貼り部(7) は外フィル
    ム(3a)と内フィルム(3b)とから多層に構成された一方の
    包装シート(3) が上面(7a)となるように折り畳まれてな
    り、この一方の包装シート(3) は外フィルム(3a)と内フ
    ィルム(3b)とが未接着又は弱接着状態の剥離部(20)を有
    してなり、しかも該剥離部(20)は、前記収容部(30)に対
    応する位置まで設けられてなることを特徴とする電子レ
    ンジ用包装袋。
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