JPH11207641A - トグル機構を備えたクランプ器具 - Google Patents

トグル機構を備えたクランプ器具

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JPH11207641A
JPH11207641A JP1295298A JP1295298A JPH11207641A JP H11207641 A JPH11207641 A JP H11207641A JP 1295298 A JP1295298 A JP 1295298A JP 1295298 A JP1295298 A JP 1295298A JP H11207641 A JPH11207641 A JP H11207641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工テーブルに固着される固着治具に対し簡
単な構成により容易に装着することができるトグル機構
を備えたクランプ器具を提供する。 【解決手段】 加工テーブル11の上面に固着治具12
を構成する基台部材14及び該基台部材に螺合した調節
部材15を載置し、両部材14,15の中心部に加工テ
ーブル11の取付溝11aに係止した締付ボルト16を
貫通し、前記調節部材15の上面にクランプ器具13の
取付基板21の延長部21aを載置し、該延長部21a
に形成した挿通孔21bに前記締付ボルト16を挿通
し、ナット17をボルト16に螺合することにより延長
部21aを調節部材15の上面に締付固定する。クラン
プ器具13の操作レバー32を回動操作することにより
トグル機構Kを動作させクランプボルト29によってワ
ークWの上面を加工テーブル11側に押圧し、ワークを
所定位置にクランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トグル機構を備え
たクランプ器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトグル機構を備えたクランプ器具
は、工作機械の加工テーブルにおいて、例えばドリルに
より孔開け加工するワークを加工テーブルに固定するた
めに用いられる。このクランプ器具は構成が比較的簡素
で安価に入手できるので、汎用性があり、図14及び図
15に示すようなものが提案されている。このクランプ
器具は、長方形状の取付基板21の上面に対し支持体2
2が一体的に形成され、該支持体22にはクランプレバ
ー23の基端部が第1連結ピン24により回動可能に連
結され、該クランプレバー23の中間部には操作レバー
32の先端部が第2連結ピン33により回動可能に連結
されている。又、前記支持体22にはトグル機構Kを構
成する連結リンク34の一端が第3連結ピン36により
回動可能に連結され、該連結リンク34の他端部は前記
操作レバー32の前記第2連結ピン33寄り中間部に対
し第4連結ピン37により回動可能に連結され、前記ク
ランプレバー23の先端部には被クランプ体を押圧する
クランプボルト29が該クランプレバー23の長手方向
の位置調節可能に、かつレバー23と直交する押圧方向
の高さ調節可能に支持されている。
【0003】前記取付基板21には工作機械の加工テー
ブル11への取付用の孔21bが四箇所に形成されてい
る。図15に示すように、この孔21bにボルト61
a,61bをそれぞれ貫通し、取付基板21を加工テー
ブル11に締め付け固定するようになっている。そし
て、クランプ器具を加工テーブル11に取り付けた状態
で、操作レバー32を第2連結ピン33を中心に時計回
り方向に回動すると、連結リンク34が第3連結ピン3
6を中心に反時計回り方向に回動され、クランプレバー
23が第1連結ピン24を中心に反時計回り方向に回動
され、クランプボルト29によりワークWが加工テーブ
ル11の上面に押圧される。この状態は第4連結ピン3
7が第2、3の連結ピン33,36の中心を結ぶデット
ポイントDを越えることにより保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにワークW
が加工テーブル11に押圧される過程では、クランプボ
ルト29が受ける反力により取付基板21は図15にお
いてその右端縁の接触点Oを中心として時計回り方向の
回転モーメントを受ける。このモーメントは前記ボルト
61a,61bにより受け止められる。このとき、前後
各一対のボルト61a,61bのうち後側に位置する一
対のボルト61bには前記回転モーメントによる持ち上
げ力がそれほど作用しない。しかし、前側に位置するボ
ルト61aの前記接触点Oからの距離は、該接触点Oか
らボルト61bの距離よりも長いので、大きな持ち上げ
力が作用する。つまり、後側の締付ボルト61bは殆ど
遊び状態となっており、締付ボルト61bを使用しなく
てもそれほど問題がないともいえる。それにも拘わら
ず、従来は前記遊び状態となっている締付ボルト61b
を含めて合計四本のボルト61a,61bを使用してク
ランプ器具の取付作業を行っていたので、部品点数が多
くなるばかりでなく、取付作業が非常に面倒であるとい
う問題があった。
【0005】ところで、本願出願人は、ワークWを加工
テーブル11上の所定位置に位置決め固着するための固
着治具を提案している。この治具は図16に示すよう
に、上下方向に貫通するネジ孔14aを有する基台部材
14と、前記基台部材14のネジ孔14aに対しその高
さ方向への移動調節可能に螺合される雄ネジ15aを有
する筒状の調節部材15とを備えている。又、この治具
は前記調節部材15に設けた上下方向に貫通する孔15
b及び基台部材14のネジ孔14aを貫通し、加工テー
ブル11に前記調節部材15及び基台部材14を固着す
る締付ボルト16及びナット17を備えている。さら
に、この治具は前記ボルト16及びナット17で固着さ
れた状態の調節部材15及び基台部材14を利用してワ
ークWの位置を決める。そして、前記調節部材15のフ
ランジ部15cの上面とワークWとに逆U字状のクラン
プ部材62を載置し、クランプ部材62を貫通するボル
ト63を調節部材15に螺合することによりクランプ部
材62を前記調節部材15とワークWに押圧して、ワー
クWをテーブル11の上面に固定するようにしている。
【0006】上記の固着治具によりワークWを簡単にク
ランプすることが可能になったが、この治具と前記トグ
ル機構Kを備えたクランプ器具を併用する場合には、調
節部材15の上面に締付ボルト16が突出しているの
で、固着治具を改造する必要があった。即ち、前記締付
ボルト16及びナット17を調節部材15の上面から突
出しないようにするとともに、調節部材15の上面に対
し前記ボルト61a,61bを螺合する四つのネジ孔を
形成する必要があった。又、四つのネジ孔の間隔と、前
記取付基板21のボルト挿通孔21bとの芯出し加工が
面倒で、規格の異なる取付基板21を有するクランプ器
具の取り付けができないという問題もあった。さらに、
調節部材15に対する取付基板21の締め付け箇所が四
箇所となり、取付作業が面倒であるという問題もあっ
た。加えて、前記ボルト63をスパナ等の工具で回動操
作する必要があるため、ワークWのクランプ作動が面倒
であった。
【0007】本発明は、上記従来の技術に存在する問題
点に着目してなされたものであって、その目的は、加工
テーブルや固着治具等の被取付体に対する取付作業を容
易に行うことができるとともに、取付用の部品点数を少
なくすることができ、さらにワークのクランプを容易に
行うことができるトグル機構を備えたクランプ器具を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、テーブルあるいは固
着治具等の被取付体に取り付けられる取付基板に支持体
を連結し、該支持体に治具あるいは被加工ワーク等の被
クランプ体をクランプするクランプ部材を回動又は直線
往復動可能に支持するとともに、前記支持体とクランプ
部材との間にトグル機構を連結し、該トグル機構を操作
レバーにより作動して前記クランプ部材により前記被ク
ランプ体を押圧するように構成したクランプ器具におい
て、前記取付基板を前記クランプ部材による被クランプ
体の押圧位置に接近する前方向に延長してその延長部の
中央部に対し前記被取付体に延長部をボルト等の締付具
により固定するための取付孔又は取付凹部を設けてい
る。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記取付凹部は前記延長部の側方から中央に向か
って形成されている。請求項3に記載の発明では、請求
項1において、前記取付孔又は取付凹部は前後方向の縦
長に形成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1実
施形態を図1〜図4に基づいて説明する。この第1実施
形態では工作機械の加工テーブル11の上面にワークW
の位置決め固着治具12が装着されている。又、この固
着治具12にはトグル機構Kを備えたクランプ器具13
が装着されている。そして、前記加工テーブル11の上
面に載置された被加工ワークWを前記クランプ器具13
により所定位置に押圧するようにしている。
【0011】前記固着治具12を構成する筒状の基台部
材14の中心部にはネジ孔14aが形成され、外周面に
は前記ワークWの位置を決めるための基準部Sが四箇所
に形成されている。前記固着治具12のネジ孔14aに
は、筒状の調節部材15の外周面に形成された雄ネジ部
15aが螺合されている。前記調節部材15の中心部に
は締付ボルト16を貫通する孔15bが縦方向に形成さ
れている。このボルト16の頭部16aは加工テーブル
11の取付溝11aに係合され、上端部の雄ネジ部にナ
ット17を螺合することにより後述するクランプ器具1
3の取付基板21を締め付け固定するようにしている。
【0012】次に、クランプ器具13について説明する
と、取付基板21の中央部上面には支持体としての支持
板22が一体的に形成されている。この支持板22の前
端部にはクランプレバー23の基端部が第1連結ピン2
4により上下方向の回動可能に連結されている。このク
ランプレバー23は左右一対の互いに平行なレバー片2
5,26と、両レバー片25,26の先端部上下に当接
した上下一対の取付板27,28と、両取付板27,2
8を貫通して上下に挿通したクランプボルト29と、こ
のクランプボルト29を前記両取付板27,28に対し
前記両取付板27,28とともに一対のレバー片25,
26に締付固定するナット30,31とにより構成され
ている。
【0013】前記クランプレバー23の基端上部には操
作レバー32の先端部が第2連結ピン33により上下方
向の回動可能に連結されている。トグル機構Kを構成す
る一対の連結リンク34,35の基端部は前記支持板2
2の後端部に第3連結ピン36を介して上下方向の回動
可能に連結され、この連結リンク34,35の先端部は
前記操作レバー32の中間部に第4連結ピン37により
相対回動可能に連結されている。
【0014】前記取付基板21は、図4に示すように前
方、つまりクランプボルト29側に延長され、該延長部
21aの中央部には、前記固着治具12を構成する締付
ボルト16が挿通可能なボルト挿通孔21bが一箇所に
形成されている。
【0015】次に、前記のように構成した固着治具12
及びクランプ器具13を用いて、加工テーブル11の上
面に載置されたワークWを所定位置にクランプする動作
を説明する。
【0016】図2に示すように加工テーブル11の上面
に締付ボルト16の下端部に形成された頭部16aをテ
ーブル11の取付溝11aに係止し、ボルト16をテー
ブル11の上面から上方に立設する。この状態で、基台
部材14のネジ孔14aに調節部材15の雄ネジ部15
aを螺合した状態で、調節部材15のボルト挿通孔15
bに前記締付ボルト16を挿通するようにして基台部材
14の下面を加工テーブル11の上面に載置し、締付ボ
ルト16の上端部を調節部材15の上端面から上方に突
出する。
【0017】次に、締付ボルト16の上端部に対しクラ
ンプ器具13の取付基板21の延長部21aに形成され
たボルト挿通孔21bを嵌合し、取付基板21を調節部
材15の上面に載置する。そして、締付ボルト16にナ
ット17を螺合し座金18を介して取付基板21の延長
部21aを調節部材15の上面に締付固定する。この状
態においては、基台部材14、調節部材15及び取付基
板21が加工テーブル11の上面に対し締付ボルト16
とナット17により締付固定される。この結果、クラン
プ器具13は固着治具12とともに加工テーブル11に
取り付け固定される。
【0018】次に、加工テーブル11の上面のワークW
を基台部材14の外周面に形成された平面状の基準部S
に当接し、所望する位置に位置決めする。その後、クラ
ンプ器具13の操作レバー32を図2のクランプ器具1
3の組み付け状態において時計回り方向に回動すると、
クランプ器具13のクランプレバー23が第1連結ピン
24を中心に図2の反時計回り方向に回動されるととも
に、連結リンク34,35が第3連結ピン36を中心に
して、反時計回り方向に回動され、第4連結ピン37
は、第2連結ピン33の中心O1と連結ピン36の中心
O2とを直線で結ぶデッドポイントDに向かって移動さ
れる。そして、第4連結ピン37の中心O3が前記デッ
ドポイントDに接近した状態でクランプボルト29の下
端部に形成した頭部29aがワークWの上面に接触す
る。この状態でさらに操作レバー32を時計回り方向に
押圧回動すると、図1に示すように、第4連結ピン37
の中心O3がデッドポイントDを越えて下方に移動さ
れ、この時クランプボルト29の頭部29aによりワー
クWの上面が押圧され、ワークWは加工テーブル11上
面にクランプ保持される。
【0019】なお、前記操作レバー32によるワークW
のクランプ動作において、クランプボルト29が受ける
上方への反力は、クランプレバー23、支持板22及び
取付基板21に伝達され、取付基板21の下面中間部
と、調節部材15のフランジ部15cの上面に作用す
る。この時フランジ部15cの右側エッジ部と取付基板
21の下面との接触点Pを中心として取付基板21が時
計回り方向に回転モーメントを受けるので、延長部21
aはフランジ部15cの上面から上方に浮き上がろうと
するが、ボルト16及びナット17により阻止される。
【0020】次に、前記のように構成したクランプ器具
13の効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態においては、クランプ器具13の取
付基板21の前端部をクランプボルト29側に延長した
延長部21aに対し締付ボルト16のボルト挿通孔21
bを形成し、かつ挿通孔21bを延長部21aの中央部
に設定したので、締付ボルト16を挿通してナット17
により取付基板21を固着治具12に締め付けすること
ができ、固着治具12に対するクランプ器具13の取付
作業を簡単な構成により容易に行うことができる。
【0021】(2)前記実施形態においては固着治具1
2とクランプ器具13とを組み合わせてワークWを加工
テーブル11の上面に押圧保持するようにしたので、ク
ランプ器具13によるワークWのクランプ高さの自由度
を大きくすることができる。
【0022】(3)前記実施形態においては、取付基板
21に対し一体的に延長部21aを突出形成し、その中
央部にボルト16の挿通孔21bを一箇所に形成したの
で、固着治具を締め付ける機能を兼用する一本の締付ボ
ルト16及びナット17によりクランプ器具13を固着
治具12に容易に取り付けることができ、部品点数を少
なくすることができる。
【0023】次に、この発明を具体化した第2実施形態
を図5に基づいて説明する。この第2実施形態において
は、固着治具12を構成する基台部材14の底部中央に
ネジ孔14bを形成してボルト41の上端部を螺入し、
基台部材14に形成したネジ孔14cに螺合されたセッ
トボルト42によりボルト41を所定位置に固定してい
る。又、ボルト41を加工テーブル11のネジ孔11b
に螺合することにより基台部材14を加工テーブル11
に固定する。
【0024】次に、基台部材14のネジ孔14aに調節
部材15の雄ネジ部15aを螺合するとともに、該雄ネ
ジ部にロックナット43を螺合し調節部材15の高さを
調節した後、該ロックナット43により基台部材14と
調節部材15を固定する。さらに、調節部材15のフラ
ンジ部15cの上面にクランプ器具13の取付基板21
を載置し締付ボルト44により該基板21を調節部材1
5に締付固定する。
【0025】この第2実施形態においては、固着治具1
2をテーブル11に取り付ける専用のボルト41の他
に、クランプ器具13を固着治具12に取り付ける専用
のボルト44を用いる。前記締付ボルト16を使用する
第1実施形態では、調節部材15の高さが変化すると、
それに応じてボルト16の高さも変更しなければならな
いが、この第2実施形態では、一種類の締付ボルト44
を用意すれば良いので、調節部材15に対するクランプ
器具13の取付作業に必要な部品を少なくして、取付作
業を容易に行うことができる。この第2実施形態のその
他の効果は、前述した第1実施形態の効果(1),
(2),(3)と同様である。
【0026】次に、図6に基づいてこの発明の第3実施
形態を説明する。この第3実施形態においては、固着治
具12の構成が第1実施形態と異なり、調節部材15の
フランジ部15cの中央部にネジ孔15dを形成し、そ
のネジ孔15dの下部に凹部15eを形成し、締付ボル
ト16を挿通孔15bから下方に挿入し、加工テーブル
11に設けたネジ孔11bに螺合し、ボルト16の頭部
16aを前記凹部15eに収容して、フランジ部15c
の上面から突出しないようにしている。又、クランプ器
具13の取付基板21は調節部材15のフランジ部15
cの上面に載置され、締付ボルト44を挿通孔21bを
貫通して前記ネジ孔15dに螺合し、クランプ器具13
を固着治具12に固定する。
【0027】この第3実施形態においては、固着治具1
2が専用の締付ボルト16により加工テーブル11に固
定されるとともに、クランプ器具13は専用の締付ボル
ト44により調節部材15に固着される。
【0028】この第3実施形態においても、一種類の締
付ボルト44を用意すれば良いので、調節部材15に対
するクランプ器具13の取付作業に必要な部品を少なく
して、取付作業を容易に行うことができる。この第3実
施形態のその他の効果は、前述した第1実施形態の作用
効果(1),(2),(3)と同様である。
【0029】次に、この発明の第4実施形態を図7,図
8に基づいて説明する。この実施形態においては図7に
示すように調節部材15の外周側面に対しクランプ器具
13の取付基板21を当接し、ボルト44を調節部材1
5に形成したネジ孔15fに螺合して該基板21を調節
部材15に固定している。そして、クランプボルト29
によりワークWの垂直面を左方に押圧し、図示しないワ
ークWの左方に設けた固着治具12との間でワークWを
クランプするようにしている。又、この実施形態では図
8に示すように、基台部材14と調節部材15とにそれ
ぞれ切欠凹部14dと15gを形成し、固着治具12を
締付ボルト16をテーブル11の上面に突出した状態で
側方から組み付けるようになっている。
【0030】この第4実施形態においても、前述した第
1実施形態と同様の作用効果(1),(2),(3)を
奏する。次に、この発明の第5実施形態を図9に基づい
て説明する。
【0031】この第5実施形態においては、クランプ器
具13の取付基板21がクランプレバー23とほぼ直交
するようになっていて、該取付基板21を調節部材15
のフランジ部15cの外周面に対しスペーサ45を介し
てボルト44により締付固定している。そして、調節部
材15の上面に支持したワークWをクランプボルト29
により調節部材15の上面にクランプするようにしてい
る。
【0032】この第5実施形態においても、前述した第
1実施形態と同様の作用効果(1),(2),(3)を
奏する。次に、この発明の第6実施形態を図10及び図
11に基づいて説明する。
【0033】この第6実施形態のクランプ器具13は前
述した第1〜第5実施形態のクランプ器具13と異な
り、支持板22の一端部に支持筒51を固着し、該支持
筒51にはクランプロッド52を直線往復運動可能に支
持している。又、クランプロッド52の基端部には第1
連結リンク53が第1連結ピン54により回動可能に連
結されている。第2連結リンク55の基端部は前記支持
板22に対し第2連結ピン56により回動可能に連結さ
れ、中間部は前記第1連結リンク53の他端部に第3連
結ピン57により回動可能に連結されている。さらに、
第2連結リンク55には、操作レバー32がビス58に
より固定されている。そして、操作レバー32を図10
において反時計回り方向に回動操作すると、クランプロ
ッド52が前進(図10において左方)へ移動され、ワ
ークWを押圧するようにしている。
【0034】前記基台部材14の底部にはボルト16の
下端部に形成した円柱状部16cを嵌合する孔14eが
形成されている。そして、クランプ器具13によるワー
クWの押圧時に固着治具12がテーブル11の上面で水
平方向に移動しないようにしている。
【0035】なお、前記クランプロッド52が最も後退
された状態で締付ボルト16を上方から延長部21aの
孔21bに挿入することができるように各部の寸法を設
定している。
【0036】この第6実施形態においても、取付基板2
1の延長部21aが締付ボルト16の頭部16aによっ
て調節部材15の上面に固着され、クランプ器具13の
固着治具12に対する取付作業を容易に行うことができ
る。
【0037】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・図12(a)に示すように取付基板21の延長部21
aに形成したボルト挿通孔21bを前後方向の縦長の長
孔とすること。
【0038】この別例では、固着治具12に対するクラ
ンプ器具13の取付基板21の前後方向の位置調節を容
易に行うことができる。 ・図12(b)に示すように延長部21aに対し側方よ
り凹部21cを形成すること。又、この実施形態におい
て、凹部21cの内端部に後方に指向する凹部21dを
形成すること。
【0039】この別例では、締付ボルト16に対する延
長部21aの係合動作を水平方向から容易に行うことが
できる。又、この別例は図10に示す実施形態に適用す
るとクランプ器具13の締付ボルト16と凹部21cの
係合が簡単となる。
【0040】・図12(c)に示す別例は、前記凹部2
1cを延長部21aの前端部から切欠形成して前後方向
に長い凹部としている。この別例では、固着治具12に
対するクランプ器具13の取付基板21の前後方向の位
置調節を容易に行うことができる。
【0041】・図12(d)に示す別例は、延長部21
aに対しネジ孔21eを形成している。従って、この別
例においては締付ボルト16をネジ孔21eに螺合する
ことによりクランプ器具13を固着治具12に取り付け
ることができる。
【0042】・図13に示すように取付基板21と支持
板22を左右一対のプレス成形されたプレートを重ね合
わせて構成すること。この別例では、取付基板21及び
支持板22を板材により容易に製造することができる。
【0043】・図示しないが、固着治具12の上面に対
し傾斜面を有する取付部材を介在し、該取付部材の上面
にクランプ器具13の取付基板21を傾斜状態で支持す
ること。この別例においては、ワークWが傾斜面を有す
る場合にその傾斜を安定してクランプすることができ
る。
【0044】・図1に示す実施形態において、操作レバ
ー32を反時計回り方向に回動したとき、クランプレバ
ー23によりワークWをクランプするようができるよう
なトグル機構を有するクランプ器具に具体化すること。
【0045】・前記各実施形態において、前記操作レバ
ー32の手動操作部を省力するとともに、レバー32を
電動モータの回転運動、電磁ソレノイドにより駆動され
るアクチュエータの運動、油圧又はエアのシリンダのロ
ッド等により作動するように構成すること。
【0046】・前記延長部21aに対し挿通孔21bを
前後方向に複数箇所に形成すること。この場合には、ク
ランプ器具13の前後方向への取付位置を調節すること
ができる。
【0047】次に、前記各実施形態及び別例から把握で
きる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、
それらの効果とともに以下に記載する。 (a)請求項1において、前記取付孔はネジ孔であるト
グル機構を備えたクランプ器具。
【0048】上記(a)に記載のトグル機構を備えたク
ランプ器具によれば、請求項1に記載の効果に加えて、
ナットを省略して、部品点数を低減することができる。 (b)請求項1,2,3,上記(a)のいずれか一つに
おいて、前記支持体にはクランプ部材としてのクランプ
レバーの基端部が第1連結ピンにより回動可能に連結さ
れ、該クランプレバーの中間部には操作レバーの先端部
が第2連結ピンにより回動可能に連結され、前記支持体
にはトグル機構を構成する連結リンクの一端が第3連結
ピンにより回動可能に連結され、該連結リンクの他端部
は前記操作レバーの第2連結ピン寄り中間部に対し第4
連結ピンにより回動可能に連結され、前記クランプレバ
ーの先端部には前記操作レバーの回動により被クランプ
体を押圧する押圧部材が該クランプレバーの長手方向の
位置調節可能に、かつ押圧部材が該レバーと直交する押
圧方向に長さ調節可能に支持されているトグル機構を備
えたクランプ器具。
【0049】上記(b)に記載のトグル機構を備えたク
ランプ器具によれば、請求項1,2,3又は(a)に記載
の効果に加えて、被クランプ体を適正にクランプするこ
とができる。
【0050】(c) 下方向に貫通するネジ孔を有する
基台部材と、前記基台部材のネジ孔に対しその高さ方向
への移動調節可能に螺合され、上下方向に貫通する孔を
有する筒状の調節部材と、前記調節部材の孔及び基台部
材のネジ孔を挿通し、加工テーブル等の作業台に前記調
節部材及び基台部材を固着する締付ボルト及びナットと
を備えた固着治具と、前記締付ボルト及びナットにより
調節部材の上面に締め付け固定される請求項1記載のト
グル機構を備えたクランプ器具とから構成されたワーク
クランプ装置。
【0051】このワーククランプ装置は、ワークの高さ
が変化した場合に、調節部材の高さを調節してワークを
容易にクランプすることができる。 (d) 加工テーブル等の作業台にボルトにより固定さ
れる基台部材と、前記基台部材に形成したネジ孔に対し
その高さ方向への移動調節可能に螺合される調節部材
と、前記調節部材に形成したネジ孔に螺合される締付ボ
ルトとを備えた固着治具と、前記締付ボルトにより調節
部材の上面に締め付け固定される請求項1記載のトグル
機構を備えたクランプ器具とから構成されたワーククラ
ンプ装置。
【0052】このワーククランプ装置も上記(c)のワ
ーククランプ装置と同様の効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、加工テーブルや
固着治具等の被取付体に対する取付作業を容易に行うこ
とができるとともに、取付用の部品点数を少なくするこ
とができる効果を奏する。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
記載の発明の効果である被取付体に対する取付作業をさ
らに容易に行うことができる。請求項3に記載の発明に
よれば、請求項1に記載の効果に加えて、被取付体に対
する取付位置の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した第1実施形態のクラン
プ器具の取り付け状態を示す正断面図。
【図2】 第1実施形態のクランプ器具の取り付け動作
を示す正断面図。
【図3】 図1のクランプ器具の取り付け状態を示す平
面図。
【図4】 固着治具及びクランプ器具の斜視図。
【図5】 この発明の第2実施形態のクランプ器具の取
り付け状態を示す正断面図。
【図6】 この発明の第3実施形態のクランプ器具の取
り付け状態を示す正断面図。
【図7】 この発明の第4実施形態のクランプ器具の取
り付け状態を示す正断面図。
【図8】 第4実施形態の部分横断面図。
【図9】 この発明の第5実施形態のクランプ器具の取
り付け状態を示す正断面図。
【図10】 この発明の第6実施形態のクランプ器具の
取り付け状態を示す正断面図。
【図11】 図10のクランプ器具の平面図。
【図12】 この発明の別例を示す取付基板の部分斜視
図。
【図13】 この発明の別例を示す取付基板及び支持板
を示す斜視図。
【図14】 従来のクランプ器具を示す斜視図。
【図15】 従来のクランプ器具の使用状態を示す正断
面図。
【図16】 固着治具を示す正断面図。
【符号の説明】
11…加工テーブル、11a…取付溝、11b…ネジ
孔、12…固着治具、13…クランプ器具、14…基台
部材、15…調節部材、16…締付ボルト、17…ナッ
ト、21…取付基板、21a…延長部、21b…ボルト
挿通孔、21c…凹部、21d…湾曲凹部、21e…ネ
ジ孔、22…支持体としての支持板、23…クランプレ
バー、24…第1連結ピン、25,26…レバー片、2
7,28…取付板、29…クランプボルト、30,31
…ナット、32…操作レバー、33…第2連結ピン、3
4,35…連結リンク、36…第3連結ピン、37…第
4連結ピン、44…締付ボルト、45…スペーサ、51
…支持筒、52…クランプロッド、53…第1連結リン
ク、54…第1連結ピン、55…第2連結リンク、56
…第2連結ピン、57…第3連結ピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルあるいは固着治具等の被取付体
    に取り付けられる取付基板に支持体を連結し、該支持体
    に治具あるいは被加工ワーク等の被クランプ体をクラン
    プするクランプ部材を回動又は直線往復動可能に支持す
    るとともに、前記支持体とクランプ部材との間にトグル
    機構を連結し、該トグル機構を操作レバーにより作動し
    て前記クランプ部材により前記被クランプ体を押圧する
    ように構成したクランプ器具において、前記取付基板を
    前記クランプ部材による被クランプ体の押圧位置に接近
    する前方向に延長してその延長部の中央部に対し前記被
    取付体に延長部をボルト等の締付具により固定するため
    の取付孔又は取付凹部を設けたことを特徴とするトグル
    機構を備えたクランプ器具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記取付凹部は前記
    延長部の側方から中央に向かって形成されているトグル
    機構を備えたクランプ器具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記取付孔又は取付
    凹部は前後方向の縦長に形成されているトグル機構を備
    えたクランプ器具。
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