JPH11207433A - 鋳型造型用模型板及び鋳型強度評価方法 - Google Patents

鋳型造型用模型板及び鋳型強度評価方法

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JPH11207433A
JPH11207433A JP2657898A JP2657898A JPH11207433A JP H11207433 A JPH11207433 A JP H11207433A JP 2657898 A JP2657898 A JP 2657898A JP 2657898 A JP2657898 A JP 2657898A JP H11207433 A JPH11207433 A JP H11207433A
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JP
Japan
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mold
molding
load
strength
pressure
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Application number
JP2657898A
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English (en)
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Masamoto Naitou
雅元 内藤
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な強度測定が可能にされた鋳型を造型す
るための模型板及び造型された鋳型の強度を正確に測定
評価する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 パタ−ンプレ−トPにおける鋳造キャビ
ティ造型用の製品模型1部を除くプレ−ト上面に、環状
突起模型2を取付けた鋳型造型用模型板、及びこの鋳型
造型用模型板を使って造型した鋳型Mの島部6に荷重
(圧力)を加えて破壊させ、該島部6の変形開始時の荷
重(圧力)又は/及び島部6の破壊時の荷重(圧力)を
測定してその結果を鋳型強度として評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正確な強度測定が
可能にされた鋳型を造型するための模型板及び造型され
た鋳型の強度を正確に測定し評価する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来試験片を使用しないで造型した鋳型
から直接鋳型強度を測定するものとしては、¢1〜¢3
mmの測定針を造型された鋳型に一定長さ差し込み、そ
の際の反力(抵抗値)を測定しこの測定結果を鋳型強度
として評価している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような測定針差
し込み型の鋳型強度測定は、鋳型に測定針を差し込んだ
抵抗値であり、注湯により鋳型の鋳造キャビティ面がど
の程度の溶湯圧を受けた場合に変形あるいは破壊される
かという観点からの指標になっていない。このために所
定の鋳型強度評価値にある鋳型であっても注湯により鋳
型の変形を起こし鋳造品の寸法不良(形状不良)を引き
起こす現象があった。また測定針差し込み型の鋳型強度
測定では、測定針の摩耗が激しく早期に交換をしなけれ
ばならずランニングコストを高くする問題もあった。本
発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、正確な強度
測定が可能にされた鋳型を造型するための模型板、及び
造型された鋳型の強度を正確に測定し評価する方法を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における鋳型造型用模型板は、パタ−ンプレ
−トにおける鋳造キャビティ造型用の製品模型部を除く
プレ−ト上面に、環状突起模型を取付けたことを特徴と
し、本発明における鋳型強度評価方法は、鋳型の造型に
際し、鋳造キャビティの造型と同時に鋳型見切り面に、
その周囲に環状溝を形成した島部を造型し、該造型され
た島部に荷重(圧力)を加えて破壊させ、該島部の変形
開始時の荷重(圧力)又は/及び該島部の破壊時の荷重
(圧力)を測定してその結果を鋳型強度として評価する
ことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1は正確な強度測定が可能
にされた鋳型を造型するための鋳型造型用模型板の斜視
図であって、パタ−ンプレ−トPにおける上面中央部に
鋳造キャビティ造型用の製品模型1を取付け、該製品模
型1部を除くプレ−ト上面の四隅位置に環状突起模型
2、2を取り付けた構成にされている。なお図2は、図
1におけるA部拡大断面図であり、図3は、図2におけ
る環状突起模型2の平面図である。図2及び図3からわ
かるように環状突起模型2、2は、パタ−ンプレ−トP
のプレ−ト面に、上部に円筒状の環状突起模型2を取り
付けた支持板2Aが埋め込み固定されている。以上が鋳
型造型用模型板の構成である。
【0006】このように構成された鋳型造型用模型板の
使用により図4に示すような鋳型Mが造型される。該鋳
型は、鋳枠3の内部に鋳物砂4を固めて、鋳造キャビテ
ィ5と鋳型強度測定用の島部6が造型される。なお該島
部6は、図5で明らかなように周囲に前記環状突起模型
2に対応する環状溝7を形成した島部6に造型されてい
る。このように造型された鋳型Mは、島部6の上部を図
6に示すような測定器Tにより押圧されてそれぞれ鋳型
強度が測定される。例えば鋳型Mが造型されて送り出さ
れ一時停止する位置の上部に、図示の電動シリンダ8が
水平方向に移動可能にして設けられ、該電動シリンダ8
の作用ロッド9の先端にはロ−ドセル10を介して押圧
板11が取付けられていると共に該電動シリンダ8には
前記作用ロッド9の変位を検出する変位センサ−12が
付設されている。また前記ロ−ドセル10及び変位セン
サ−12は、図示されない検知器に電気的に接続されて
島部6の圧縮開始、島部6の変形開始、及び島部6の破
壊開始時の荷重(圧力)等を測定するようになる。
【0007】このような測定器Tの電動シリンダ8が島
部6の上方に位置され、電動シリンダ8が作動して押圧
板11が下降されて島部6に接触するとロ−ドセル10
が荷重を検知し始め、図示されない検知器に荷重変化を
伝達し、さらに押圧板の下降変位を変位センサ−12に
より測定してゆくと共に島部6が破壊される際の荷重を
測定して、その際の測定値を鋳型強度として評価する。
なお上記の実施例においては、測定器Tに変位センサ−
12を付設して島部6の変形と荷重との両方を測定する
ようにしているが変位センサ−12をなくし、島部6の
破壊時の荷重のみをロ−ドセル10により測定してこれ
を鋳型強度とするようにしてもよい。また上記の実施例
においては、鋳型Mの島部6を上側に位置させ押圧板1
1を下降させて鋳型強度を測定しているが鋳型Mを18
0度反転させた状態で押圧板11を上昇させて測定する
ようにしてもよく、要は鋳型造型プラントの設備状況に
合わせてどのような鋳型姿勢にして測定してもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
鋳型造型用模型板として、パタ−ンプレ−トにおける鋳
造キャビティ造型用の製品模型部を除くプレ−ト上面
に、環状突起模型を取付けた構成としたから、島部の変
形又は/及び島部の破壊の際の荷重(圧力)変化に基づ
いて強度を正確に測定できる鋳型を造型できるという効
果がある。さらに鋳型強度評価方法として、鋳型の造型
に際し、鋳造キャビティの造型と同時に鋳型見切り面
に、その周囲に環状溝を形成した島部を造型し、該造型
された島部に荷重(圧力)を加えて破壊させ、該島部の
変形開始時の荷重(圧力)又は/及び該島部の破壊時の
荷重(圧力)を測定してその結果を鋳型強度として評価
するようにしたから、実際の鋳型の一部である島部の変
形開始時の荷重(圧力)又は/及び島部の破壊時の荷重
(圧力)を測定して鋳型強度の指標にでき、鋳型強度を
正確に評価できる効果があり、加えて鋳型強度の測定
は、荷重を加えるだけでよいため摩耗による早期交換を
しなくてもよくなる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋳型造型用模型板を示す斜視図であ
る。
【図2】図1におけるA部拡大断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本発明の鋳型造型用模型板により造型した鋳型
の断面図である。
【図5】図4におけるB部拡大図である。
【図6】鋳型強度の測定状態を示す要部模式図である。
【符号の説明】
1 製品模型 2 環状突起模型 5 鋳造キャビティ 6 島部 7 環状溝 8 電動シリンダ 10 ロ−ドセル 11 押圧板 12 変位センサ− M 鋳型 P パタ−ンプレ−ト T 測定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パタ−ンプレ−トにおける鋳造キャビテ
    ィ造型用の製品模型部を除くプレ−ト上面に、環状突起
    模型を取付けたことを特徴とする鋳型造型用模型板。
  2. 【請求項2】 鋳型の造型に際し、鋳造キャビティの造
    型と同時に鋳型見切り面に、その周囲に環状溝を形成し
    た島部を造型し、該造型された島部に荷重(圧力)を加
    えて破壊させ、該島部の変形開始時の荷重(圧力)又は
    /及び該島部の破壊時の荷重(圧力)を測定してその結
    果を鋳型強度として評価することを特徴とする鋳型強度
    評価方法。
  3. 【請求項3】 前記島部への荷重負荷がロ−ドセルを付
    設した電動シリンダにより成されることを特徴とする請
    求項2記載の鋳型強度評価方法。
  4. 【請求項4】 前記島部変形開始の測定が前記電動シリ
    ンダに付設された変位センサ−により成されることを特
    徴とする請求項3記載の鋳型強度評価方法。
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