JPH11205392A - シリアル通信装置 - Google Patents

シリアル通信装置

Info

Publication number
JPH11205392A
JPH11205392A JP10007132A JP713298A JPH11205392A JP H11205392 A JPH11205392 A JP H11205392A JP 10007132 A JP10007132 A JP 10007132A JP 713298 A JP713298 A JP 713298A JP H11205392 A JPH11205392 A JP H11205392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
setting command
serial
time setting
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10007132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3878312B2 (ja
Inventor
Koichi Hayashi
康一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp, Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Corp
Priority to JP00713298A priority Critical patent/JP3878312B2/ja
Publication of JPH11205392A publication Critical patent/JPH11205392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3878312B2 publication Critical patent/JP3878312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアル通信ネットワークにより接続された
機器間のタイミングを正確に合わせることができ、いろ
いろなシリアル通信ネットワークにより構成される制御
または計測システムに柔軟に適用できるシリアル通信装
置を提供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ1では、割り込み
信号INTを受けると制御データを送信するための割り
込み処理が開始され、まず始めにパラレルシリアル変換
器5と送信フレーム識別回路3へ通信を開始する信号C
Sを送り、次に切替器4経由でデータバスSD、PDを
通じてシステムを同期させるための時刻設定指令のデー
タをパラレルシリアル変換器5と送信フレーム識別回路
3へ順次出力する。送信フレーム識別回路3では通信開
始信号CSとデータバスPDのデータから時刻設定指令
のコマンド部CMのコードが時刻設定指令であることを
識別すると切替器4へ切替信号SLを通信終了信号CE
が入力されるまで出力する。これによりタイマー2の時
刻データTが切替器4からパラレルシリアル変換器5へ
データバスPDを通じて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル通信によ
り接続さた制御機器または計測機器間の動作タイミング
を同期させることができるシリアル通信装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、数値制御装置のオープン化にとも
ない数値制御システムを構成する機器間の接続性を向上
させる目的で、数値制御装置と、可動軸の制御を行う複
数のサーボコントローラ等の機器とをリング状またはバ
ス状のシリアル通信ネットワークにより接続するネット
ワーク型の数値制御システムが使用されるようになって
きた。このようなネットワーク型のシステムでは、それ
以前のシステムのように必要な信号を個別の配線を用い
て接続することが不可能であり、数値制御装置と各サー
ボコントローラの動作タイミングをシリアル通信を用い
て正確に同期させる必要があった。
【0003】図4にはリング状にネットワークを構成し
たネットワーク型数値制御システムの一例を示す。ま
た、図5と図6には、これらの装置が内蔵する通信装置
の従来例と、図7には図4のネットワーク型数値制御シ
ステムに図5と図6の従来の通信装置を適用した場合の
通信線N1,N2,N3,N4,N5上に送信される通
信フレームと数値制御装置20とサーボコントローラ2
1,22,23,24がそれぞれ内蔵するタイマーの値
をT,T11,T12,T13,T14の信号名で示す
タイミングチャートである。図4の数値制御装置20に
図5の通信装置とサーボコントローラ21,22,2
3,24それぞれに図6の通信装置を内蔵させた従来の
ネットワーク型数値制御システムでは、数値制御装置2
0内でタイマー32が一定周期で出力する割り込み要求
信号INTをマイクロコンピュータ31へ出力してい
る。マイクロコンピュータ31では、割り込み信号IN
Tを受けると、制御データを送信するための割り込み処
理が開始され、まず始めにパラレルシリアル変換器5へ
通信を開始する信号CSを送り、次にデータバスSDを
通じてシステムを同期させるための時刻設定指令のデー
タをパラレルシリアル変換器5へ順次出力する。さら
に、マイクロコンピュータ31はパラレルシリアル変換
器5に通信終了信号CEを送る。パラレルシリアル変換
器5では主にデータバスSDを通して入力されたパラレ
ルデータをエンコードしシリアルのデータに変換してド
ライバー6へ出力する。ドライバー6では入力信号を電
力増幅し通信線N1へ通信フレームを送信する。この時
刻設定指令の通信フレームFSYNCは通信フレームの
開始を示すスタートフラグ部SFと送信相手の宛先を示
す宛先情報部DAとコマンド部CMとして時刻設定指令
を示すコードとフレームチェックデータ部CRとフレー
ムの終了を示すエンドフラグ部EFにより構成され、宛
先情報部DAはすべての装置を示すアドレスコードとし
ている。また、スタートフラグ部SFとフレームチェッ
クデータ部CRとエンドフラグ部EFは通信開始信号C
Sと通信終了信号CEをトリガーとしてパラレルシリア
ル変換器5で自動的に出力されるようにできている。時
刻設定指令の通信フレーム送信後は、マイクロコンピュ
ータ31が時刻設定指令の送信と同様な操作を行うこと
により、サーボコントローラ21,22,23,24宛
にそれぞれモータ25、26、27、28の位置決めに
必要な制御情報データを含んだ4つの通信フレームFR
AM1、FRAM2,FRAM3、FRAM4を送信す
る。
【0004】サーボコントローラ21では通信線N1か
らシリアルデータをレシーバ18で受け信号レベルを変
換後、シリアルパラレル変換器17でシリアルデータの
パラレルデータ変換とデコードを行いパラレルデータを
データバスRD1へ出力する。そのほかシリアルパラレ
ル変換器17では、スタートフラグ部SFやエンドフラ
グ部EFの識別やフレームチェックデータ部CRのチェ
ック結果等をステータス信号ST1としてマイクロプロ
セッサー19や受信フレーム識別回路29へ出力する。
受信フレーム識別回路29では、ステータス信号ST1
とデータバスRD1のデータから受信フレームのコマン
ド部CMが時刻設定指令であることを認識するとタイマ
ー30へ設定信号ST1を出力する。タイマー30では
設定信号ST1が入力されるとカウント中のタイマーの
値を予めマイクロプロセッサー19が設定した初期タイ
マーデータ(09)に変更する。また、受信フレーム識
別回路29は受信フレームの宛先情報部DAが他局への
宛先を示していれば切替信号SL1を切替器10へ出力
し、データバスRD1のデータをデータバスPD1を通
してパラレルシリアル変換器15へ出力するとともに、
通信開始信号CS1や通信終了信号CE1をパラレルシ
リアル変換器15へ出力する。以上により、サーボコン
トローラ19では時刻設定指令の通信フレームFSYN
Cを受けるとタイマー30を一定の値(09)に設定し
直す他、自局のみの宛先以外のフレームFSYNC、F
RAM2、FRAM3、FRAME4の通信フレームを
ドライバー16より通信線N2へ送信する中継処理を行
う。また、サーボコントローラ21では、自局宛の通信
フレームFRAM1を受けた場合、マイクロコンピュー
タ19がその内容を読み取るのと平行して、パラレルシ
リアル変換器15へ通信開始信号CS1を出力後、切替
器10経由でデータバスSD1とPD1によりモータ2
5関係の情報データを順次出力し、さらに通信終了信号
CE1の出力を行うことにより、ドライバー16より通
信フレームFRAM11として出力する。サーボコント
ローラ22、23、24でも、時刻設定指令の通信フレ
ーム受信時のタイマーの設定値が異なる他はサーボコン
トローラ21と同様の処理が行われる。これにより、数
値制御システム全体の各装置の制御タイミングをほぼ同
期させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の各装置間のタイ
ミングを合わせる方式では、一定サイクルで時刻設定指
令の通信フレームを送信する必要があり、これを割り込
み処理により行うため、いくら割込処理の優先レベルを
高くしても直前に実行していた命令が完了するまでは割
込処理に入ることができないため、割込を行う直前の命
令により時刻設定指令の通信フレームを送信するタイミ
ングに時間的なばらつきを生じるという問題があり正確
に装置間の動作タイミングを揃えることができず、シス
テム全体をタイミングを揃えて正確に動作させることが
できなかった。また、時刻設定指令の通信フレームをハ
ード的に一定タイミングで送信するようにした場合は、
他の制御に必要なデータをこの時刻設定指令の通信時を
避けるように調整しなければならず、通信装置をIC化
し他の制御または計測システムの装置に搭載しようとし
た場合、通信のタイミング設計の自由度に制約を与える
という問題があった。その他、従来例で説明したリング
状に接続されたシステムでは、時刻設定指令の通信フレ
ームを中継処理する時に時間遅れが生じ、各サーボコン
トローラが時刻設定指令の通信フレームを同時に受信す
ることができないため、時刻設定指令を受信時にタイマ
ーに設定する値は、可動軸ごとに中継遅れを考慮して異
なる値を予め設定する必要があり、そのための通信プロ
トコル上の手間を必要とした。
【0006】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたもので、本発明の目的はシリアル通信ネット
ワークにより接続された機器間のタイミングを正確に合
わせることができ、かつ、いろいろなシリアル通信ネッ
トワークにより構成される制御または計測システムに柔
軟に適用できるシリアル通信装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は装置間のタイミ
ングを合わせるための通信フレームをシリアル通信によ
り送信するシリアル通信装置において、パラレルデータ
をシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換手段
と、時刻をカウントするタイマーと、前記パラレルシリ
アル変換手段に入力されるコードから時刻設定指令を識
別する時刻設定指令識別手段と、前記時刻設定指令識別
手段が時刻設定指令コードを認識した時に、前記時刻設
定指令コードの後に前記タイマーが示す時刻情報データ
を前記パラレルシリアル変換手段へ自動的に送る自動時
刻情報追加手段とを備えたことを特徴とする。また、本
発明は時刻設定指令の指令コードと時刻情報データをシ
リアル通信により受信し、中継して送信するシリアル通
信装置において、シリアルデータをパラレルデータに変
換するシリアルパラレル変換手段と、時刻をカウントす
るタイマーと、前記シリアルパラレル変換手段から出力
されるコードから時刻設定指令を識別する時刻設定指令
識別手段1と、前記時刻設定指令識別手段1が時刻設定
指令を認識した場合に前記シリアルパラレル変換手段か
ら出力される時刻情報データを前記タイマーに設定する
自動時刻変更手段と、パラレルデータをシリアルデータ
に変換するパラレルシリアル変換手段と、他局宛のデー
タを受信した場合に受信データを前記パラレルシリアル
変換手段へ出力する中継手段と、前記パラレルシリアル
変換手段に入力されるコードから時刻設定指令を識別す
る時刻設定指令識別手段2と、前記時刻設定指令識別手
段2が時刻設定指令コードを認識した時に、前記時刻設
定指令コードの後に中継手段からの時刻情報データを前
記タイマーが示す時刻情報データに置換して前記パラレ
ルシリアル変換手段へ自動的に送る自動時刻情報置換手
段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、時刻設定指令の通信フレームを送信
する瞬間の時刻を時刻情報データとして通信フレームの
中に付加して送信し、受信側の装置はこの時刻情報デー
タをタイマーに設定するため、いかなるタイミングで時
刻設定指令の通信フレームを送信しても、受信側装置の
タイマーの時刻を正確に合わせることができるため、割
り込み処理等の時間ばらつきの影響を受けることがない
上、送信手順の変更も自由に行うことが可能である。ま
た、時刻設定指令を中継する場合も、常に中継送信時の
時刻に時刻情報データを置き換えるため時刻設定指令の
通信フレームの中継遅れを考慮する必要がないため、各
装置ごとに予め中継遅れを考慮したパラメータを各装置
に設定する必要もない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は、図4に示した一般の数値制御
システム上の数値制御装置等が内蔵する本発明の通信装
置である。また図2は、図4のサーボコントローラ2
1、22、23、24等が内蔵する本発明の通信装置で
ある。また、図3は図4の数値制御システム上の数値制
御装置等が図1の通信装置を内蔵し、サーボコントロー
ラ21、22、23、24が図2の通信装置の通信装置
を内蔵した場合の回線N1、N2、N3と数値制御装置
20とサーボコントローラ21、22が内蔵するタイマ
ーの値をT、T1、T2の信号名で示すタイミングチャ
ートである。図1、図2において、図5、図6と同一要
素には同符号を付して説明を省略する。
【0010】図4の数値制御装置20に図1の本発明の
通信装置、そしてサーボコントローラ21,22,2
3,24それぞれに図2の本発明の通信装置を内蔵させ
たネットワーク型数値制御システムでは、数値制御装置
20内でタイマー2が一定周期で出力する割り込み要求
信号INTをマイクロコンピュータ1へ出力している。
マイクロコンピュータ1では、割り込み信号INTを受
けると制御データを送信するための割り込み処理が開始
され、まず始めにパラレルシリアル変換器5と送信フレ
ーム識別回路3へ通信を開始する信号CSを送り、次に
切替器4経由でデータバスSD、PDを通じてシステム
を同期させるための時刻設定指令のデータをパラレルシ
リアル変換器5と送信フレーム識別回路3へ順次出力す
る。送信フレーム識別回路3では通信開始信号CSとデ
ータバスPDのデータから時刻設定指令のコマンド部C
Mのコードが時刻設定指令であることを識別すると切替
器4へ切替信号SLを通信終了信号CEが入力されるま
で出力する。これによりタイマー2の時刻データTが切
替器4からパラレルシリアル変換器5へデータバスPD
を通じて出力される。以上により、パラレルシリアル変
換器5とドライバー6を通して通信線N1に時刻設定指
令の通信フレームFTIMEが出力される。この通信フ
レームFTIMEは通信フレームの開始を示すスタート
フラグ部SFと宛先情報部DAとコマンド部CMとして
時刻設定指令を示すコードと時刻設定指令の時刻情報デ
ータであるタイマー2の出力データT(04)とフレー
ムチェックデータ部CRとフレームの終了を示すエンド
フラグ部EFにより構成される。時刻設定指令の通信フ
レームFTIME送信後は、従来例と同様にサーボコン
トローラ21、22、23、24宛にそれぞれモータ2
5、26、27、28の位置決めに必要な制御情報デー
タを含んだ4つの通信フレームFRAM1、FRAM
2、FRAM3、FRAM4を送信する。
【0011】サーボコントローラ21では通信線N1か
らシリアルデータをレシーバ18で受け信号レベルを変
換後、シリアルパラレル変換器17でシリアルデータの
パラレルデータ変換とデコードが行われパラレルデータ
がデータバスRD1へ出力される。そのほかシリアルパ
ラレル変換器17ではスタートフラグSFやエンドフラ
グEFの識別やフレームチェックデータ部CRのチェッ
ク結果等をステータス信号ST1としてマイクロプロセ
ッサー9や受信フレーム識別回路14へ出力する。受信
フレーム識別回路14では、ステータス信号ST1とパ
ラレルデータRD1から受信フレームのコマンド部CM
のコードが時刻設定指令であることを認識するとタイマ
ー12へ設定信号ST1出力する。タイマー12では、
設定信号ST1が入力されるとデータバスRD1上の時
刻設定指令の時刻情報データ(08)を記憶しこの値に
通信処理遅れ時間TD(08)を加算した値(0C)を
ステータス信号ST1により時刻設定指令の通信フレー
ムが異常なく終了したのを確認後、カウント中のタイマ
ー値として設定する。
【0012】また、マイクロプロセッサー9では、時刻
設定指令の通信フレームFTIMEが他局宛のデータで
あることを識別すると、ステータスST1から受信した
時刻設定フレームが正常であることを確認し、かつ他の
フレームが送信中でないことを確認後、パラレルシリア
ル変換器15へ通信開始信号CS1を出力後、受信した
データをデータバスSD1へ順次出力し、さらに通信終
了信号CE1を出力する。送信フレーム識別回路11で
は通信開始信号CS1と切替器10経由のデータバスS
D1のデータからフレームデータのコマンド部のコード
が時刻設定指令であることを識別すると切替器10へ切
替信号SL1を通信終了信号CE1が入力されるまで出
力する。これによりタイマー12の時刻データT1(1
2)が切替器10からパラレルシリアル変換器15へデ
ータバスPD1を通じて出力される。以上により、パラ
レルシリアル変換器15とドライバー16を通して通信
線N2に出力させる時刻設定指令の通信フレームFTI
ME1は通信線N1の時刻設定指令FTIMEよりも送
信が遅れた分だけ時刻設定指令のパラメータ部が修正さ
れて送信されることになる。
【0013】また、マイクロプロセッサー9では、自局
宛の通信フレームFRAM1を受けると平行して切替器
10経由でデータバスPD1へモータ25関係の情報を
パラレルシリアル変換器15へ出力しドライバー16か
ら通信フレーム11として通信線N2へ送信する。その
ほか、他局宛の通信フレームFRAM2,FRAM3、
FRAME4のデータもパラレルシリアル変換器15へ
出力し、かつ通信開始信号CS1と通信終了信号CE1
を制御することによりドライバー16から通信線N2へ
送信する中継処理を行う。サーボコントローラ22,2
3,24でも、サーボコントローラ21と同様な処理が
行われ、数値制御システム全体の各装置の制御タイミン
グを正確に同期させることができる。
【0014】また、図3のタイムチャートではサーボコ
ントローラが通常時刻設定指令の通信フレームを中継時
にたまたま通信フレームFRAM21を送信途中であっ
た場合を示し、このような場合に時刻設定指令の通信フ
レームFTIME2の送信が通常より遅れても正常に時
刻情報パラメータが修正される様子を示している。な
お、実施形態の説明ではタイマー側で時刻設定指令のパ
ラメータの通信処理遅れ時間TDを修正してタイマーに
設定したが、送信時に時刻設定指令のパラメータを通信
処理遅れ時間TD量だけ予め修正して送信してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方法によれ
ばシリアル通信ネットワークにより接続された機器間の
タイミングを正確に合わせることができ、かつ、タイミ
ングを合わすための通信フレーム(時刻設定指令)が任
意のタイミングで出力できるためタイミング設計が容易
になり、いろいろなシリアル通信ネットワークにより構
成される制御または計測システムに柔軟に適用できる。
その他、従来システムのように装置ごとに中継遅れを考
慮して異なる値を予め設定する必要がなく、そのための
通信プロトコル上の手間を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明において数値制御装置に内蔵される通
信装置の実施形態を示す図。
【図2】 本発明においてサーボコントローラに内蔵さ
れる通信装置の実施形態を示す図。
【図3】 本発明の通信装置の動作を説明するためのタ
イミングチャート。
【図4】 ネットワーク型数値制御装置の装置間の接続
を示す図。
【図5】 従来の数値制御装置に内蔵される通信装置の
例を示す図。
【図6】 従来のサーボコントローラに内蔵される通信
装置の例を示す図。
【図7】 従来の通信装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2,12 タイマー、3,
11 送信フレーム識別回路、4,10 切替器、5,
15 パラレルシリアル変換器、6,16 ドライバ
ー、7,17 シリアルパラレル変換器、8,18 レ
シーバ、9 マイクロプロセッサー、14 受信フレー
ム識別回路、20 数値制御装置、21,22,23,
24 サーボコントローラ、25,26,27,28
モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置間のタイミングを合わせるための通
    信フレームをシリアル通信により送信するシリアル通信
    装置において、パラレルデータをシリアルデータに変換
    するパラレルシリアル変換手段と、時刻をカウントする
    タイマーと、前記パラレルシリアル変換手段に入力され
    るコードから時刻設定指令を識別する時刻設定指令識別
    手段と、前記時刻設定指令識別手段が時刻設定指令コー
    ドを認識した時に、前記時刻設定指令コードの後に前記
    タイマーが示す時刻情報データを前記パラレルシリアル
    変換手段へ自動的に送る自動時刻情報追加手段とを備え
    たことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 時刻設定指令の指令コードと時刻情報デ
    ータをシリアル通信により受信し、中継して送信するシ
    リアル通信装置において、シリアルデータをパラレルデ
    ータに変換するシリアルパラレル変換手段と、時刻をカ
    ウントするタイマーと、前記シリアルパラレル変換手段
    から出力されるコードから時刻設定指令を識別する時刻
    設定指令識別手段1と、前記時刻設定指令識別手段1が
    時刻設定指令を認識した場合に前記シリアルパラレル変
    換手段から出力される時刻情報データを前記タイマーに
    設定する自動時刻変更手段と、パラレルデータをシリア
    ルデータに変換するパラレルシリアル変換手段と、他局
    宛のデータを受信した場合に受信データを前記パラレル
    シリアル変換手段へ出力する中継手段と、前記パラレル
    シリアル変換手段に入力されるコードから時刻設定指令
    を識別する時刻設定指令識別手段2と、前記時刻設定指
    令識別手段2が時刻設定指令コードを認識した時に、前
    記時刻設定指令コードの後に中継手段からの時刻情報デ
    ータを前記タイマーが示す時刻情報データに置換して前
    記パラレルシリアル変換手段へ自動的に送る自動時刻情
    報置換手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
JP00713298A 1998-01-19 1998-01-19 シリアル通信装置 Expired - Fee Related JP3878312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00713298A JP3878312B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 シリアル通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00713298A JP3878312B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 シリアル通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11205392A true JPH11205392A (ja) 1999-07-30
JP3878312B2 JP3878312B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=11657562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00713298A Expired - Fee Related JP3878312B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 シリアル通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3878312B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013004321A1 (de) 2012-03-19 2013-09-19 Fanuc Corporation Numerisches Steuersystem, das eine E/A-Einheit zur Zeitmessung verwendet
WO2014207825A1 (ja) * 2013-06-25 2014-12-31 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
US10374736B2 (en) 2017-03-21 2019-08-06 Fanuc Corporation Slave device, serial communications system, and communication method for serial communications system

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013004321A1 (de) 2012-03-19 2013-09-19 Fanuc Corporation Numerisches Steuersystem, das eine E/A-Einheit zur Zeitmessung verwendet
DE102013004321B4 (de) * 2012-03-19 2015-10-01 Fanuc Corporation Numerisches Steuersystem, das eine E/A-Einheit zur Zeitmessung verwendet
US9377770B2 (en) 2012-03-19 2016-06-28 Fanuc Corporation Numerical control system using I/O unit for time measurement
WO2014207825A1 (ja) * 2013-06-25 2014-12-31 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JP5661953B1 (ja) * 2013-06-25 2015-01-28 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
KR20160018796A (ko) 2013-06-25 2016-02-17 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프로그래머블 컨트롤러
US9811486B2 (en) 2013-06-25 2017-11-07 Mitsubishi Electric Corporation Programmable controller
US10374736B2 (en) 2017-03-21 2019-08-06 Fanuc Corporation Slave device, serial communications system, and communication method for serial communications system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3878312B2 (ja) 2007-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107707447B (zh) 一种基于EtherCAT的从站***及控制方法
JP3388822B2 (ja) ローカル動作ネットワーク用バスシステム
JP2535615B2 (ja) デ―タ同期伝送方式
US11362859B2 (en) In-vehicle communication device and in-vehicle system
US20150381765A1 (en) Motor vehicle having a vehicle communication bus and method for generating bus messages
JPH11205392A (ja) シリアル通信装置
US4967409A (en) Network system of programmable controllers
US6195365B1 (en) Process for communicating over an optical bus simultaneously supporting different bit rates
JP2001265716A (ja) 情報伝達装置及び情報伝達方法
CN114039898A (zh) 通信***
US6912210B1 (en) Data communication system and communication device used
JPS5941337B2 (ja) 同期回線接続方式
JPH10210108A (ja) 通信制御方法及び装置
JPH11275126A (ja) 通信制御装置
JPH08172449A (ja) 二重化データ伝送装置
JPS6236940A (ja) 自動車内デ−タ通信装置
JP2723281B2 (ja) 遠方監視制御装置
JPH06164601A (ja) パケット通信方式
JPH11127179A (ja) 二重化通信制御装置
JPH02196596A (ja) 通信制御方法
JPH02128544A (ja) 送信マスタの決定方式
JPS6021653A (ja) 伝送装置アドレス変更方式
JP2002101480A (ja) 遠隔監視制御システムのインターフェイス装置
JPH03154539A (ja) スーパバイザ通信方式
JPS6199443A (ja) デ−タハイウエイシステムにおける警報表示方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061006

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061102

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151110

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees