JPH11203588A - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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JPH11203588A
JPH11203588A JP10008695A JP869598A JPH11203588A JP H11203588 A JPH11203588 A JP H11203588A JP 10008695 A JP10008695 A JP 10008695A JP 869598 A JP869598 A JP 869598A JP H11203588 A JPH11203588 A JP H11203588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が検出領域の走行中に速度が変化する場
合でも確実に車両の外形を検出して正確に車種を判別す
る。 【解決手段】 レーン11を跨ぐガントリ13に下方に
向けて車種判別装置12を設ける。車両14の進行方向
に沿うように第1の走査ライン15を設定してレーザ光
16を走査し、これと直交する車幅方向の第2の走査ラ
イン17を設定してレーザ光18を走査する。レーザ光
16,18はパルス点灯させてその反射光を検出して距
離を検出する。第1の走査ライン15を走査した縦ライ
ン計測のデータから車両14の進行方向に沿った外形を
検出でき、車両14の長さや速度を得ることができる。
第2の走査ライン17を走査した横ライン計測のデータ
から車両14の車幅寸法や通行位置あるいはその他の詳
細な情報を得ることができ、車両14の車種を正確に判
定することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出領域を通行す
る車両に対して検出用信号を投射して距離を測定するこ
とにより対象物の外形を検出することにより車種を判別
するようにした車種判別装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の車種判別装置
としては、例えば高速道路の料金所などに設けられるも
ので、通行する車両の車種に応じた通行券を自動的に発
券するために発券機の手前に位置させるものがある。ま
た、最近では、自動料金収受システムにおいて、不正車
両を検知するために通行する車両の車種を別途に判別す
るために用いられるものがある。このようにして車種を
判別する装置としては、例えば、特開昭53−4124
9号公報に示されるものや、あるいは米国特許第554
6188号に示されるものがある。
【0003】図29は、このような従来構成のものの一
例を示すものである。すなわち、高速道路の料金所の各
レーン1には、通行する車両2の車種を判別するための
装置として、ガントリ3に車種判別装置4が設けられて
いる。この車種判別装置4は、レーン1の路面に対向し
た状態に配置され、2本のレーザ光Xa,Xbを車両2
の進行方向に対して直交する方向で所定間隔dだけ離れ
た走査位置La,Lbでレーン1を切断するように走査
する構成とされている。
【0004】この場合、レーザ光Xa,Xbは、パルス
点灯された状態で走査位置La,Lbをそれぞれ走査さ
れるが、このとき、照射したレーザ光に対して反射して
くる光の遅延時間を測定して、その遅延時間と光速との
関係から車種判別装置4からの距離を測定するように構
成されている。したがって、レーン1の路面よりも高い
位置に物体が存在することが検出されると、これにより
車両が通行していることが判別することができる。
【0005】また、走査位置La,Lbにおいて、走査
したときの距離測定結果から、通行車両2の断面形状に
対応した情報を得ることができるので、これにより車両
の形状を判定することができる。さらに、車両2が通過
する際に、走査位置La,Lbの間で通行速度に応じた
検出時間の遅れが発生するので、この遅れ時間と走査位
置La,Lbの間の距離dとの関係から通過する車両の
走行速度を推定することができるので、車両2の先頭が
通過した時点から末尾が通過した時点までの時間と走行
速度とから車両2の車長を推定することができる。この
結果、車両の外形と車長の情報が得られるので、通過車
両2の車種を判定することができるようになる。
【0006】ところが、上述のような従来構成のもので
は、通過車両2の速度を走査位置La,Lb間の2点間
を通過する時間差により推定するようにしているため、
例えば、車両2がバスやトレーラーなどの場合で、先頭
部分が走査位置La,Lbを通過した後に速度が変化し
たような場合には、末尾部分の通過までの時間と速度と
の関係から求める車長のデータの信頼性が低下する不具
合がある。このような事態は、例えば、渋滞が発生して
いる状態で十分発生し得ることであるから、正しい測定
が可能な車種判別装置が望まれている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構成としながら、検出領域を通
過するときのその通過速度が変動する場合でも確実に車
種を判別することができるようにした車種判別装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、検出領域に車両が進入すると、その上方に位置する
信号出力手段から投射されている検出用信号が走査手段
により走査された状態で車両に照射されるようになる。
照射された検出用信号が車両の各部で反射すると、これ
が受信手段により検出され、距離検出手段により、その
反射信号の遅延時間に基づいて検出対象である車両の各
部までの距離を検出するようになる。
【0009】この場合、走査手段による検出用信号の走
査方向は、車両の進行方向と直交する方向から所定の角
度だけ傾けた方向に設定されているので、例えば、斜め
方向に走査している場合には、車両の進行方向とその進
行方向と直交する方向との両者の検出距離情報が合成さ
れた情報として検出することができる。そこで、走査を
繰り返して実行することにより、あらかじめ分かってい
る走査方向に対する幾何学的な配置の関係から車両の進
行方向の検出距離情報を分離して得ることができる。
【0010】判別手段は、このような原理に基づいて検
出距離情報から車両の進行方向に沿った検出距離情報を
得て、検出領域に進入した車両の外形形状を認識し、こ
れによって、直接車種を判別することができるようにな
る。
【0011】請求項2の発明によれば、走査手段により
信号出力手段の検出用信号の走査方向が車両の進行方向
つまり90°の傾き角度に設定されているので、上述の
ようにして車両の進行方向に沿った検出距離情報を直接
得ることができるので、迅速に検出対象となる車両の判
別を行なうことができるようになる。
【0012】請求項3の発明によれば、判別手段によ
り、信号出力手段の走査方向への各走査毎に得られる外
形形状をその特徴点を重ね合わせることにより通行車両
の全体の外形形状を検出するので、例えば、検出対象と
なる車長が長く1回の走査では検出対象車両の全体の検
出距離情報を得ることができない場合でも、複数回の走
査を行なうことにより全体を検出することができるよう
になり、これにより車種を判別することができるように
なる。
【0013】請求項4の発明によれば、走査手段により
信号出力手段の検出用信号の走査方向を車両の進行方向
と直交方向との中間の角度の方向に沿うように設定して
いるので、1回の走査を行なうことにより、通行する車
両の進行方向に沿った検出距離情報と進行方向と直交す
る方向の検出距離情報とを同等に含んだ情報として得る
ことができ、これらを必要な方向の情報に分離して利用
することができるようになる。
【0014】この結果、複数回の走査を繰り返すことに
より、検出対象車両の進行方向に沿った外形形状を判定
することができるようになると共に、進行方向と直交す
る方向の検出距離情報から検出対象車両の車幅情報も得
ることができるので、車種の判別をより正確に行なうこ
とができるようになる。
【0015】請求項6の発明によれば、判別手段により
信号出力手段の走査方向に対する各走査毎に得られる距
離検出情報から検出対象物の特徴点の移動を検出するこ
とにより、走査周期と特徴点の移動距離とからそのとき
の通行車両の移動速度を検出するので、その車両につい
てそのときの走査による検出距離情報から特徴点の情報
を得ることができる車両であればそのときの走査による
移動速度を検出することができるようになる。
【0016】請求項7の発明によれば、上記構成におい
て、判別手段により通行車両の検出領域内における通行
速度を特徴点の移動速度情報に基づいて検出するので、
少なくとも、車両の先頭部分あるいは後尾部分が通過す
るときにその車両の特徴点を抽出することができるの
で、その通行速度を移動速度情報によって検出すること
ができるようになる。これにより、別途に速度計測用の
装置を設けることなく車両の通行速度も検出することが
できる。
【0017】請求項8の発明によれば、上記構成におい
て、判別手段により通行車両の検出領域内における通行
速度の変化を特徴点の移動速度情報に基づいて検出する
ので、加速度に相当する情報を得ることができる。ま
た、これによって、検出領域を通過する際に車両の速度
が変化する場合に対応して各走査周期毎に得られる移動
速度情報から車両が減速傾向にあるのかあるいは加速傾
向にあるのかが認識できるようになる。
【0018】請求項9の発明によれば、判別手段により
信号出力手段の検出信号による距離検出情報に基づいて
通行車両の進行方向に沿った外形形状を検出して車種を
判別する場合に、走査手段による複数回の走査に渡る距
離検出情報において特徴点の移動を検出できないとき
に、その間の通行速度をその前後に検出された通行速度
およびその変化の情報により推定して移動情報とするよ
うにしたので、例えば、バスなどの車両のように車長が
長く先端部と末端部との間に特徴点が少ない車両が加速
あるいは減速をしながら通過する場合などに、途中の移
動速度情報が得られない間の速度を前後の通過速度から
推定して得ることができるようになる。この結果、車両
の長さについての検出精度の向上を図ることができるよ
うになり、車種判別を正確に行なうことができるように
なる。
【0019】請求項10の発明によれば、上記構成にお
いて、判別手段により特徴点の移動が検出できない間に
ついて、その間の通行速度の変化は連続的に生じている
ものとみなして通行車両の通行速度の推定を行なうの
で、通行速度の変化がある場合でも移動速度情報が得ら
れない期間中の通行速度を速度の変化を推定した情報に
基づいて算出することができるようになり、車種判別を
正確に行なうことができるようになる。
【0020】請求項11の発明によれば、判別手段によ
り信号出力手段の検出信号により得られる距離検出情報
から通行車両の進行方向と直交する方向の成分の情報を
検出することによりその通行車両の車幅情報を得るよう
にしたので、進行方向に沿った外形形状の情報による車
種判別要素に加えて車幅情報による車種判別要素を加味
して車種判別を行なうことができるので、より正確な車
種判別を行なうことができるようになる。
【0021】請求項12の発明によれば、検出領域に対
して信号出力手段を第1の信号出力手段とし、且つこれ
とは異なる位置に前記走査手段により走査するように設
定された第2の信号出力手段を設け、判別手段を、第1
および第2の信号出力手段の検出信号による距離検出情
報から通行車両の車種を判別するようにしたので、異な
る位置での距離検出情報に基づいて車種判別を行なうこ
とができるようになり、より広い検出領域をカバーして
検出動作を行なうことにより検出精度の向上を図ること
ができる。
【0022】請求項13の発明によれば、上記構成にお
いて、走査手段により第2の信号出力手段の走査方向を
第1の信号出力手段の走査方向と異なる方向に設定する
ように設けているので、各走査方向から得られる距離検
出情報を目的とする方向に対する距離検出情報として利
用することができるようになり、より広い範囲で且つ一
つの走査方向だけでは得られない距離検出情報がある場
合でもこれをカバーしてより精度の高い検出を行なうこ
とができ、正確に車種判別動作を行なうことができるよ
うになる。
【0023】請求項14の発明によれば、上記構成につ
いて、走査手段により第2の信号出力手段の走査方向を
検出領域を通行する通行車両の進行方向と直交する方向
に設定したので、第2の信号出力手段から得られる距離
検出情報を直接通行車両の車幅情報として得ることがで
きるようになり、車種判別要素のひとつである車幅情報
を演算処理を行なうことなく迅速に得ることができ、車
種判別処理を簡単な構成で迅速に行なうことができるよ
うになる。
【0024】請求項15の発明によれば、走査手段によ
り、第1の信号出力手段の走査方向を車両の進行方向に
設定しているので、第1の信号出力手段から得られる距
離検出情報を直接進行方向に沿った情報として得ること
ができるので、上述同様にして、車種判別要素である進
行方向に沿った外形情報を演算処理を行なうことなく迅
速に得ることができ、車種判別処理を簡単な構成で迅速
に行なうことができるようになる。
【0025】請求項16の発明によれば、車軸検出用信
号出力手段を、検出領域を通行する車両に対してその側
面にも検出用信号を照射可能に設け、走査手段により車
軸検出用信号出力手段の検出用信号を検出領域を通行す
る車両の進行方向と直交する方向の距離検出情報を得る
ように走査するように構成しているので、通行する車両
の側面に照射された検出用信号から得られる距離検出情
報から、車両が接地している部分とそうでない部分とを
判別することができるようになり、その車両に設けられ
た車輪の位置や数を認識することができるようになる。
【0026】請求項17の発明によれば、上記構成にお
いて、判別手段により車軸検出用信号出力手段の検出信
号により得られる距離検出情報から検出対象の車輪を検
出してその通行車両の車軸数を判定するようにしたの
で、車両の外形形状や車幅情報などに加えて、車軸の検
出を行なうことができるので、これによって通行車両の
車種判別を高精度で行なうことができるようになる。
【0027】請求項18の発明によれば、検出領域を車
軸検出用信号出力手段による検出用信号の照射が隣接す
る領域内を通過する検出対象車両以外の通行車両により
遮られないように分離された状態に形成しているので、
上述のように車軸数を判定する際に、検出領域に対して
車軸検出用信号出力手段から照射される車軸検出用信号
が途中で遮られることなく確実に照射することができ、
これによって通過する車両の車軸数を確実に検出するこ
とができるようになる。
【0028】請求項19の発明によれば、信号出力手段
を検出用信号としてレーザ光を出力するレーザ光源とし
て設け、走査手段によりそのレーザ光源から出力される
レーザ光の光路を検出軸としてこれを走査方向に走査さ
せるように構成しているので、照射領域を目的とする走
査位置に絞り込んで設定することができ、しかも、距離
検出を光の投光および受光の時間差に基づいて検出する
ことができる。
【0029】請求項20の発明によれば、上記構成にお
いて、レーザ光源としてレーザ光をパルス点灯して照射
するように設け、その反射光の遅延時間に基づいて対象
物までの距離を検出するようにしたので、反射光を受光
するまでの遅延時間の検出精度によって距離検出の分解
能が決まり、車両の距離検出情報として必要なレベルの
分解能を得ることができ、しかも、パルス点灯の周期を
適宜に設定することにより、走査方向への走査の速度や
検出間隔を適切なレベルに設定することができる。
【0030】請求項21の発明によれば、レーザ光源
を、信号源が複数設けられる場合にはそのそれぞれに対
応して設ける構成としたので、制御系統の構成を簡単に
することができ、しかも、各走査方向に対するレーザ光
源の光軸調整作業を独立して行なうことができる。
【0031】請求項22の発明によれば、レーザ光源
を、信号出力手段が複数設けられる場合に、それらのう
ちの2以上の信号出力手段の検出用信号として兼用した
構成としたので、光源の配設数を少なくして全体の構成
をコンパクトなものとすることができる。
【0032】請求項23の発明によれば、走査手段によ
り複数の信号出力手段の1回の走査を単位としてレーザ
光源によるレーザ光を走査単位毎に切り換えて走査させ
るようにしたので、走査単位で信号処理を行なうことが
でき、検出距離情報の処理を簡単に行なうことができる
請求項24の発明によれば、走査手段により複数の信号
出力手段の走査をレーザ光源によるレーザ光のパルス点
灯を単位として切り換えることにより見かけ上で同時に
行なうように構成したので、時分割で同時に検出した情
報に基づいて各走査方向に対して時間遅れのない検出距
離情報として得ることができる。
【0033】請求項25の発明によれば、走査手段によ
りレーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸をミラーの
反射角度を変化させることにより走査するように構成し
たので、レーザ光源の走査をほぼ一定の速度で一方向に
繰り返し走査することができるようになり、レーザ光源
を往復で走査する場合に比べて信号処理を簡単にするこ
とができるようになり、迅速な検出動作を行なうことが
できる。
【0034】請求項26の発明によれば、走査手段を、
レーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸を複数の信号
出力手段の走査に対応するように分配する複走査用ミラ
ーと、この複走査用ミラーの反射角度を変化させること
により分配される複数の走査のレーザ光を異なる走査方
向に設定するように変換する光路変換手段とから構成し
ているので、ひとつのレーザ光源を用いて異なる走査方
向に走査して距離検出情報を得る構成とすることができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を高速道路の料金所に設ける車種判別装置に適用した場
合の第1の実施形態について図1ないし図11を参照し
ながら説明する。図1は料金所に設けられたレーン11
に配設される車種判別装置12を示す概略的な図であ
る。車種判別装置12は、レーン11を跨ぐようにして
配設されたガントリ13に、下方に向けて検出領域Sを
設定するように設けられている。検出対象となる車両1
4はレーン11を矢印Aの方向に通行することとする。
レーン11は、単車などを除いた一般的な4輪以上の車
輪を有する車両14が1台分が通れる程度の道幅に設定
されたものである。
【0036】車種判別装置12は、検出領域Sに対し
て、車両14の進行方向Aに沿う方向に設定された走査
ライン15にしたがって第1の検出用レーザ光16を走
査すると共に、進行方向Aと直交する方向に設定された
走査ライン17にしたがって第2検出用のレーザ光18
を走査するように構成されている。第1および第2の検
出用レーザ光16,18は、1走査毎に交互に走査され
るようになっており、また、1回の走査を行なううちに
所定の時間間隔でパルス点灯されるようになっている。
【0037】次に、図2を参照して車種判別装置12の
構成について説明する。図2においては、簡単のため
に、ひとつの走査ライン15あるいは17のいずれかに
ついての検出用レーザ光16,18を出力するための構
成を示している。検出用レーザ光16(18)を出力す
る信号出力手段としてのレーザ光投光器19および反射
光16a(18a)を受光するための受信手段としての
受光器20が設けられ、それぞれ距離検出手段としての
距離計測器21に接続されている。
【0038】レーザ光投光器19は、距離計測器21か
ら所定周期の投光パルス信号が与えられると検出用信号
としてのレーザ光16(18)をパルス点灯して出力す
るもので、受光器20は、そのレーザ光が物体により反
射された反射光16a(18a)を受光して受光信号を
距離計測器21に出力するようになっている。距離計測
器21は、投光パルス信号と受光器20から入力される
受光信号とから、それらの遅延時間tdに基づいて基準
点から反射位置までの距離を求めるように構成されてい
る。
【0039】投光器19から出力されるレーザ光16
(18)および受光器20に入射する反射光16a(1
8a)は、ポリゴンミラー22の反射面に入射するよう
になっており、さらに、反射鏡23により所定の方向に
光路が変更されるようになっている。ポリゴンミラー2
2は、走査手段として機能するもので、駆動モータによ
り高速で回転されるようになっていて、その回転により
正多角柱の各側面に入射される光は一方向に走査される
ようになる。
【0040】判別手段としての制御装置24は、上述し
たポリゴンミラー22の駆動モータの回転を制御する駆
動装置25に制御信号を与えてレーザ光の投光による走
査を制御すると共に、距離計測器21により検出された
距離検出信号を入力して後述するように車種判別処理を
行なうものである。
【0041】なお、図示はしないが、この料金徴収用の
レーン11には料金徴収のために車両14に搭載される
車載機と通信を行なう路側機が設けられており、通信エ
リアを通過する際に、車載機に登録されたIDコードや
種々のデータを授受すると共に、高速道路を通行する場
合の料金の徴収データのやり取りを行なうようになって
いる。このとき、車種判別装置12は、車載機に登録さ
れている車種データが実際の車両14と一致しているか
否かを確認するためのものである。
【0042】次に、本実施形態の作用について図3ない
し図11も参照して説明する。図3および図4は、車種
判別装置12の基本的な動作と距離の検出処理について
示している。図3(a),(b)はポリゴンミラー22
により走査されるレーザ光16,18の走査角度の時間
的変化を示すと共に、レーザ光をパルス点灯させるため
のパルス信号を示し、同図(c),(d)は時間軸を拡
大してパルス信号および受光信号を詳細に示している。
【0043】まず、投光器19は、距離計測器21から
図3(c)に示すようなパルスの繰り返し周期trで投
光信号が与えられると、これに応じてレーザをパルス点
灯させてレーザ光16,18を出力する。このとき、レ
ーザ光16,18のパルス幅はtwであり、反射光16
a,18aが受光器20により受光されて受光信号とし
て出力されるまでの遅延時間はtdである。
【0044】そして、距離計測器21は、この遅延時間
tdと、レーザ光16,18の速度である光速c(=3
×10m/sec )との積の値が、このレーザ光1
6,18が投射されて物体に到達してその反射光16
a,18aが受光器20に到達するまでの光路長であ
り、物体までの距離dの2倍の距離2dに等しいことか
ら、距離検出情報である物体までの距離d(=(c×t
d)/2)を求めることができる。
【0045】なお、上述のようにしてレーザ光16,1
8がそれぞれ車両14の進行方向に沿った走査ライン1
5および直交する方向に対応した走査ライン17に対し
てパルス点灯されながら走査されており、そのときの反
射光16a,18aにより得られた検出距離情報である
検出距離dの情報が制御装置24に逐次入力されるよう
になる。レーザ光16,18の走査周期Tpおよびその
間に実際にレーザ光を走査する走査時間Ts(図3
(a)参照)はポリゴンミラー22の回転速度により決
まるもので、パルス点灯の繰り返し周期trやこの走査
時間Tsなどにより検出の分解能を設定することにな
る。
【0046】これにより、例えば、レーザ光16を走査
ライン15に沿って走査することにより、図4(a)に
示すように、車両14の進行方向に沿った形状の検出距
離情報が得られ、レーザ光18を走査ライン17に沿っ
て走査することにより、同図(b)に示すように、車両
14の車幅方向に沿った形状の検出距離情報が得られる
ようになる。以後、このように走査ライン15に沿って
走査して検出距離情報を得ることを「縦ライン計測」と
略称し、走査ライン17に沿って走査して検出距離情報
を得ることを「横ライン計測」と略称することにする。
【0047】なお、上述の構成では、横ライン計測にお
いては、レーン11を通行する車両14に対して走査の
繰り返しの周期に応じて車両14の形状を全体に渡って
距離を計測したデータを得ることができるが、縦ライン
計測においては、レーン11を通行する車両14に対し
てレーン11の中央部を通過している部分の形状を計測
したデータのみが得られる構成である。
【0048】次に、制御装置24により車両14の車種
判別処理を行なう場合の処理内容について図5に示す車
種判別プログラムのフローチャートにしたがって説明す
る。制御装置24は、車種判別プログラムをスタートす
ると、まず、縦ライン計測および横ライン計測を行なう
ことにより(ステップS1,S2)、検出領域S内に検
出対象となる車両14が存在するか否かを判断し(ステ
ップS3)、車両有りの条件が成立するまでの間はステ
ップS1〜S3を繰り返し実施する。
【0049】次に、制御装置24は、車両有りと判断し
たときには(ステップS3)、縦ライン計測および横ラ
イン計測により得られた検出距離情報から、それらの各
検出距離dに対応する位置を連結して得られる外形形状
L1,L2を求めると共に、その得られた概略的な外形
形状からその形状を特徴付けるデータである特徴点Pを
抽出する(ステップS4)。これにより、図4(a),
(b)に示したような外形形状から特徴点Pとなる位置
(図中では「・」で示している)を求めることができ
る。この場合、図示の検出距離情報では測定間隔が広い
ために特徴点Pの抽出が困難となるように見えるが、実
際には、検出点の設定間隔がさらに狭くなるように設定
されるので、特徴点Pを求めることができる。
【0050】次に、制御装置24は、縦ライン計測およ
び横ライン計測を繰り返し(ステップS4,S5)、車
両が存在する状態が継続している間は(ステップS
6)、特徴点Pの抽出を継続して行ない(ステップS
7)、このとき得られた特徴点Pの位置と前回の計測時
点で得られている特徴点Pの位置とを比較することによ
りそれらの対応付けを行なう(ステップS8)。
【0051】この後、制御装置24は、対応付けが行な
えた特徴点Pの間の移動距離を求めて(図8参照)その
間の移動速度を計算して求め(ステップS9)、続い
て、外形形状の情報から車高を計測すると共に(ステッ
プS10)、車長を計測する(ステップS11)。な
お、この場合において、1回の走査で車両14の全体を
カバーできない場合には、車長を計測することはできな
いが、特徴点Pを対応付けることにより車長を計測する
ための情報を関連付けることができる。
【0052】続いて、制御装置24は、縦ライン計測お
よび横ライン計測を行なったときに(ステップS5,S
6)、車両有りと判断されないときには(ステップS
7)、計測を終了し、それまでに得られたデータに基づ
いて通過している車両14の車種を判定し(ステップS
13)、プログラムを終了してメインプログラムにリタ
ーンする。
【0053】この場合、車種の判別にあたっては、縦ラ
イン計測のデータでは車両14の全体の車長がほぼ特定
できているが、例えば、連結器を介して連結されたトレ
ーラなどが通過する場合において、縦ライン計測のみで
は連結器部分が検出できないと別の車両として判別する
場合が生ずるが、このような場合において、横ライン計
測を行なっていることにより、連結器部分の存在を検出
することができるので、正確な車種判別処理を行なうこ
とができるようになっている。
【0054】図6および図7は車両14が検出領域Sを
通過する場合に測定したデータを示すもので、図6に示
す場合が図7に示す場合よりも速い速度で車両14が走
行したときに得られる測定データをそれぞれ示してい
る。すなわち、ある速度で車両14が検出領域Sを通過
したときに、横ライン計測および縦ライン計測のそれぞ
れを行なうことにより、図6(a),(b)に示すよう
な時間の経過に伴ったデータの合成を行なうことができ
る。横ライン計測データからは、時間の経過に伴う車両
14の車幅方向の外形の変化が得られ、縦ライン計測デ
ータからは、時間の経過に伴う車両14の進行方向の外
形の変化が得られる。
【0055】一方、図6の状態よりも遅い速度で車両1
4が検出領域Sを通過する場合には、1回の走査あたり
の車両14の移動距離は短いので、図7(a)に示すよ
うに、横ライン計測データからは車長が長く見え、縦ラ
イン計測データからその移動距離が短いことがわかる。
したがって、縦ライン計測データから車両14の車長を
計測し、横ライン計測データから車両14の幅方向のデ
ータを得ることができるようになり、正確な車種判別を
行なうことができるのである。
【0056】上述した図6および図7の場合には、検出
領域Sを通過する車両14の速度は一定である場合を想
定しているが、渋滞などが生じている場合で、例えば、
車両14が車種判別装置12の下を通行するときにちょ
うどブレーキをかけてしまうようなときには、横ライン
計測データは停止した車両14の車幅方向の計測をし続
けることになるので、図9(a)に示すようなデータが
得られる。このような場合でも、縦ライン計測データ
は、同図(b)に示すように、進行方向に沿った走査毎
の移動が生じていないことを検出することができるの
で、車種の判別を正確に行なうことができるのである。
【0057】次に、レーン11を通過する車両が、上述
した車両14とは異なり、車長が長く且つその車両の中
間部においては縦ライン計測データから特徴点が得られ
ない場合についてその車長を推定する方法について図1
0および図11を参照して説明する。これは、例えば、
バスなどのように直方体状をなす箱型の車両で、長い車
両全体が縦ライン計測では途中部分を特徴点と共に検出
することができなくなるために、そのままでは車長を判
別できなくなり、場合によっては車種の判定が行なえな
くなる場合に対応して設けられた推定方法である。
【0058】すなわち、図10は、バスなどの車両の途
中の部分が検出領域Sを通過しているときにその移動速
度を推定して車長の検出に修正を行なうようにしたプロ
グラムを示すものである。このプログラムは、前述した
車種判別プログラムに組み込まれたものであるが、ここ
では、移動速度の推定に関する制御内容についてのみ説
明するフローチャートを示している。
【0059】まず、制御装置24は、前述同様にして車
両有りと判断した後に(ステップS3)、縦ライン計測
および横ライン計測を行なった(ステップS5,S6)
後に、特徴点抽出を行なう(ステップT1)。次に、制
御装置24は、その特徴点抽出の処理において縦ライン
計測のデータから車両が凹凸の有る外形である場合には
(ステップT2)、前述どおりにして速度の計測処理
(ステップT3)や、車長の補正処理(ステップT4)
が行なえるが、車両がバスのような途中の部分で凹凸の
ないものである場合には、ステップT2で「NO」と判
断して以下に示す処理を行なうようになる。
【0060】すなわち、制御装置24は、まず、前回ま
での縦ライン計測のデータから特徴点の移動により求め
た移動速度のデータから、車両の進入時の移動速度の変
化を算出し、そのデータから速度変化量を算出する(ス
テップT5)。これにより、車両が検出領域S内に進入
する際の先端部の移動の加速度を求めることができるよ
うになる。そして、特徴点の抽出ができない計測期間中
においては、車両に働いている加速度が急激に変化する
ことはないと仮定して進入時の加速度が継続するものと
し、そのデータに基づいて速度を推定する(ステップT
6)。
【0061】続いて、制御装置24は、退出時の速度変
化量を算出する(ステップT7)と共に、このデータか
らも速度を推定する(ステップT8)ようになっている
が、実際には、車両が検出領域Sから退出したときまで
このデータを得ることはできないから、特徴点の移動を
検出できない期間中においてはこれらステップT7,T
8の処理はこの時点では行なわない。
【0062】そして、この後、車両が検出領域Sを退出
するときに退出時の速度変化量が算出されると(ステッ
プT7)、これに基づいて、それ以前の期間で速度が検
出できなかった期間についての速度を時間軸をさかのぼ
るようにして推定する。この場合、速度が検出できない
期間における速度変化つまり加速度についても退出時の
速度変化量とほぼ同じであると仮定して速度を推定する
(ステップT8)。
【0063】これにより、速度の検出ができなかった期
間における車両の通過速度をその期間の前後の速度の変
化量に基づいて推定することができるようになる。な
お、進入時および退出時の速度変化量が異なる場合に
は、両方の速度変化量により挟み撃ちをするように推定
して不連続点が発生する場合には、これが連続的に変化
したものと推定して速度の算出処理を行なう。
【0064】この結果、制御装置24は、推定した速度
のデータに基づいて検出した速度のデータの修正処理を
行ない(ステップT9)、これによって、推定処理を行
なわなかった場合の車長の算出結果についても補正を行
ない(ステップT10)、この結果から最終的に車種を
判別する(ステップS13)。
【0065】図11は上述のようにして車両の速度を推
定する場合の2つのケースについて示すもので、第1の
ケースは、同図(a)に示すように、進入時と退出時の
速度がほぼ同じでしかも一定速度である場合である。こ
の場合には、速度の検出ができなかった期間中において
も進入時および退出時の速度と同じであると推定するこ
とができる。
【0066】また、第2のケースは、同図(b)に示す
ように、進入時に減速をして検出領域S内で停止をし、
この後加速をして検出領域から退出する場合である。こ
の場合には、進入時の速度の変化量が一定の割合で減少
するので、加速度が一定であると推定することができ、
その加速度をもって車両が進行すると、途中で速度がゼ
ロとなり、停止することが推定できる。
【0067】一方、退出時の速度の変化量が一定の割合
で増加するので、この場合も加速度が一定であると推定
することができ、同様に、この加速度をもって車両が進
行し測定可能となった時点の速度からそれ以前の速度を
推定すると、速度がゼロであった時点を求めることがで
き、図示のような速度の推移を得ることができる。この
結果、車両が通信領域S内で停止している期間Tstにつ
いて推定することができるようになり、推定停止期間T
stおよび推定速度に基づいてこの間の移動距離を算出す
ることができるようになる。
【0068】次に、上述のように構成する場合における
各数値の設定について、種々の場合を想定して説明す
る。まず、車両の走行速度の上限を200km/hと仮
定し、進行方向の分解能つまり走査回数を、少なくとも
10cm進行する毎に1回の走査を行なうように設定し
ようとする場合には、 10(cm)/200(km/h)=1.8(mse
c) となるので、走査周期Tpを1.8msec程度に設定
する必要がある。したがって、この走査周期Tpの逆数
で表される1秒あたりの走査回数は555回となる。
【0069】次に、速度計測のための走査速度は、検出
領域Sを通過する間に何回測定するかにより決まるの
で、上述同様に、例えば車両の走行速度の上限を200
km/hと仮定し、検出領域Sの長さを5m程度でそこ
を通過する間の測定回数を少なくとも20回に設定しよ
うとする場合には、 5(m)/200(km/h)/20(回)=4.5
(msec) となるので、走査周期Tpを4.5msec程度に設定
する必要があり、1秒あたりの走査回数は222回とな
る。
【0070】また、サンプリング周期trについては、
走査速度と角度分解能により決まるので、例えば、車両
形状を判定するのに必要な分解能を10cmに設定する
場合には、検出領域Sの長さを3mとした場合に、1回
の走査あたりで30回のサンプリングを行なう必要があ
る。図3(a)にも示したように、走査周期Tpの期間
のうちの実際の走査時間Tsはこれよりも短いので、お
よそ半分の時間であるとして見積もると、 1.8(msec)/30(回)/2=30(μse
c) となり、サンプリング周期trはおよそ30μsecで
ある。
【0071】一方、速度計測の分解能を5cmとして検
出領域Sの長さを5mとした場合には、1回の走査あた
りで100回のサンプリングを行なう必要がある。した
がって、上述同様にしてサンプリング周期trを求める
と、 4.5(msec)/100(回)/2=22.5(μ
sec) となる。
【0072】検出領域Sの広さについては、ひとつのレ
ーン11に1台の車種判別装置12を設置することが原
則であるから、車幅方向の検出長さは3m〜4m程度の
範囲であり、進行方向の検出長さは上述で仮定した長さ
5m〜10m程度の範囲となる。なお、この進行方向の
検出長さは、一般的に考えると長い方が検出精度が高く
なるのであるが、実際には、車種判別装置12の設置高
さをあまり高くすることができない事情から、レーザ光
源を中心として広い角度に渡る走査をすることになって
死角が発生してしまう場合があるので上限は10m程度
となる。
【0073】なお、上述の見積りを行なう場合にした仮
定において、検出精度を10cm程度とする例を説明し
たが、これは、実際上では形状測定がこの程度で十分可
能なレベルであることと、処理に必要な時間やコストと
のトレードオフの関係にあることから、それぞれの適切
な条件を選んだ結果の実用的に妥当な程度の値となって
いる。
【0074】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、第1に、車両1
4の進行方向に沿った走査ライン15でレーザ光16を
走査して車両14の外形を直接的に測定するので、2点
間を通過する時間から速度を求めて推定する従来構成の
ものに比べて、正確に車両14の車長を検出することが
でき、これによって車種判別を確実に行なえるようにな
る。
【0075】第2に、走査ライン15を車両14の進行
方向に設定しているので、演算処理が簡単になる。第3
に、縦ライン計測を1回走査する毎に特徴点Pを抽出し
て走査毎の移動を検出できるので、検出領域S中を移動
する際の車両14の速度およびその速度の変化量である
加速度を検出することができる。
【0076】第4に、上述のように速度や加速度を検出
できることから、バスなどのように車体の中間部に移動
を認識できるような特徴がない場合でも、車両の進入時
と退出時の検出データに基づいて検出不能な部分におけ
る速度を推定することができる。これにより、例えば、
渋滞などで検出領域S内で車両が停止した場合でもこれ
を推定することができるので、車長の検出精度を向上さ
せることができ、車種判別を正確に行なうことができる
ようになる。
【0077】第5に、縦ライン計測に加えて横ライン計
測を行なっているので、レーン11の中央部において計
測している縦ライン計測のみでは不十分となる場合で
も、横ライン計測のデータを得ることにより、トレーラ
の連結部などが中央部を通過しない場合や、単車が並走
する場合などでもこれを確実に認識して、より正確な検
出処理を行なうことができる。
【0078】(第2の実施形態)図12および図13
は、本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施
例と異なるところは、車種判別装置12に代えて進行方
向に対する走査ライン15で示すラインの位置をその中
心位置15に対して左右に車幅方向に任意の距離だけず
らした位置で例えば走査ライン15aあるいは15bで
示す位置に変更設定することができるようにした車種判
別装置26を設ける構成としている。
【0079】この場合、走査ラインの位置を変更する手
段としては、通常の光学系の構成の知識により形成でき
る周知のものであり、図示はしないが、例えば、ポリゴ
ンミラー22の回転軸を傾ける構成を設けたり、反射鏡
23の反射角度の設定を変更する構成を設けたり、ある
いは、車種判別装置26の光学系の全体を傾ける構成を
設け、これをモータなどの駆動手段により駆動して変更
する。
【0080】次に、このように走査ライン15の位置を
走査ライン15a,15bのように変更する場合の動作
について説明する。すなわち、図13はこのような場合
における車種判別プログラムのフローチャートを示すも
ので、第1の実施形態のものに車両位置計測のステップ
S14と位置補正のステップS15とを付加して構成し
たものである。
【0081】すなわち、この実施形態においては、レー
ン11を通行する車両14がレーン11の幅に対して車
幅が余裕がある場合などで、レーン11の中心からずれ
た位置を通行する場合や、あるいは、車幅の狭い車両例
えば単車などのような場合には、横ライン計測による距
離検出情報を得ることはできても、縦ライン計測による
検出距離情報では車両14の中心位置からずれているこ
とに起因して車両の正確な外形を検出することができな
い場合があることに対応してなされたものである。
【0082】制御装置24により、第1の実施形態と同
様にして車両有りと判断した(ステップS3)後に、車
両14の車種の判別を行なうための縦ライン計測(ステ
ップS5)および横ライン計測(ステップS6)を行な
ったときに、その都度、特徴点抽出を行なって(ステッ
プS8)、そのデータに基づいて車速計測,車高計測お
よび車長計測を行なうが(ステップS10〜S12)、
このときに、横ライン計測のデータに基づいてレーン1
1の範囲内における車両14の位置を計測する(ステッ
プS14)。
【0083】これによって、走査ライン15を走査する
レーザ光16の走査ライン15を車両14の外形を計測
するのに適した例えば車両14の中心線を通るように走
査ライン15aあるいは15bのように、中心の走査ラ
イン15から左右にずらすように制御し(ステップS1
5)、以後、その走査ラインに沿って縦ライン計測を行
なう。
【0084】このような第2の実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加えて、車両14のレーン11の通
過位置を計測してその通過位置に応じて縦ライン計測の
走査ライン15を適切な位置に変更設定するようにした
ので、レーン11の偏った位置を通過する車両や単車な
どがある場合でも、確実に車両が通過する位置に縦ライ
ン計測の走査ラインを設定して距離検出情報を得ること
ができるので、車両の外形を正確に検出して車種判別を
より確実に行なうことができるようになる。
【0085】(第3の実施形態)図14ないし図18
は、本発明の第3の実施形態を示すもので、第1の実施
形態と異なるところは、第1の実施形態の構成に加え
て、横ライン計測のための走査ライン17と同じ走査ラ
イン17の走査位置にレーザ光を走査するものであっ
て、レーン11から横に所定距離だけずれた位置に設け
ることにより、斜め上方からレーザ光を照射する車軸検
出用信号出力手段としての車軸検出用横ライン計測装置
27を設けている。
【0086】図14および図15は車軸検出用横ライン
計測装置27を設けた構成を示すもので、レーン11に
は隣接するレーン28との間に分離帯29が所定の幅で
設けられている。そして、レーン11およびレーン28
を共に跨ぐようにしてガントリ30が設けられており、
前述の車種判別装置12が設けられると共に、車軸検出
用横ライン計測装置27が分離帯29とレーン28との
境界部近傍の上方位置に設けられている。
【0087】車軸検出用横ライン計測装置27は、前述
した車両判別装置12の構成と同様に構成されるもの
で、走査ライン17に沿って検出用レーザ光31を走査
するように出力するように設けられ、その反射光を受光
して距離を検出し、その検出データを車両判別装置12
の制御装置24に出力するようになっている。
【0088】図16は、制御装置24により検出領域S
を通過する車両14の車軸数を検出する過程を示す車軸
数検出プログラムである。すなわち、制御装置24は、
車軸検出用横ライン計測装置27の横ライン計測による
距離検出データが入力されると(ステップR1)、その
距離検出データに基づいて、通過している車両14のい
ま走査した部分が接地しているか否かを判定する(ステ
ップR2)。
【0089】これは、図17に示すように、走査された
レーザ光31が車両14のタイヤ14aがない部分に照
射された場合(同図(a)参照)と、タイヤ14aが存
在する部分に照射された場合(同図(b)参照)とで異
なる距離検出データとなることを利用して判定するもの
である。そして、制御装置24は、距離検出データが接
地している状態を示す場合には、それが車輪(タイヤ)
であるか否かを判断する(ステップR3)。
【0090】ここで、制御装置24は、複数回の走査を
行なう間にその接地していると判断されている距離が、
あらかじめ設定されたしきい値データに基づいて、タイ
ヤ14aが存在すると判定できる程度である場合には、
車軸数を示す変数データを「1」加算する(ステップR
4)。これは、接地状態を検出した場合でもそれが車両
14に搭載されているロープや付設されている泥除けな
どを検出することによるタイヤの誤検出を防止するため
である。そして、このような検出処理が車両14が通過
するまで(ステップR5)繰り返し行なわれ、これによ
って、全体の車軸数を検出するものである。
【0091】この結果、制御装置24は、車軸検出用横
ライン計測装置27による検出データを合成すると、図
18に示すような形状を得ることができる。そして、車
長や車高あるいは車幅などのデータに加えて車軸数のデ
ータを総合して車種を判別するようになる。
【0092】このような第3の実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加えて、車種判別のデータとして車
軸数のデータを加えて判定することができるようにな
り、より正確な判別処理を行なうことができるようにな
る。また、この場合において、レーン11と隣接するレ
ーン28との間に分離帯29を設けて、車軸検出用横ラ
イン計測装置27のレーザ光31が途中で遮られるのを
防止しているので、隣接するレーン28を通行する他の
車両による誤検出を防止することができる。
【0093】(第4の実施形態)図19および図20
は、本発明の第4の実施形態を示すもので、第1の実施
形態と異なるところは、走査ライン15,17のそれぞ
れに沿って照射するレーザ光16,18を一つのレーザ
光源から生成するように構成したところである。すなわ
ち、図2に示した構成における車種判別装置12の投光
器19および受光器20は1組だけ設ける構成とし、走
査手段としてのポリゴンミラー22を特殊な反射面を形
成したポリゴンミラー32を設けている。
【0094】このポリゴンミラー32は、複数の走査位
置に走査を行なうための複走査用ポリゴンミラーとして
機能するもので、隣接する反射面32a,32bが交い
に回転軸に対して反対方向に所定角度だけ傾いた状態に
形成されている。例えば、図20に示すように、反射面
32aに投光器19から出力されるレーザ光33が照射
されると、ポリゴンミラー32の回転軸に対して下側に
傾いた方向に反射され、この角度で走査され、レーザ光
16として得ることができる(同図(a)参照)。一
方、反射面32bにレーザ光16が照射されると、反対
に上側に傾いた方向に反射され、この角度で走査され、
レーザ光18として得ることができる(同図(b)参
照)。この結果、同図(c)に示すように、レーザ光3
3がポリゴンミラー32で反射して走査されることによ
り、レーザ光16および18に相当するビームを得るこ
とができる。
【0095】さて、このようにして出力されるレーザ光
16および18は、図19に示すように、各光路に沿っ
て2枚ずつの反射鏡34〜37により互いに直交する方
向に走査ラインが形成されるように反射され、これによ
り、投影面としての検出領域Sに対して走査ライン15
および17を設定することができるようになる。
【0096】このような第4の実施形態によれば、第1
の実施形態における効果に加えて、レーザ光源をひとつ
設けるだけで直交する方向に走査ライン15,17を設
定することができるようになる。
【0097】(第5の実施形態)図21ないし図25
は、本発明の第5の実施形態を示すもので、第1の実施
形態と異なるところは、車種判別装置12に代えて、進
行方向15にのみレーザ光16を走査する車種判別装置
38を設けたところである。この第5の実施形態におけ
る構成は、第1の実施形態において車種判別装置12に
より横ライン計測を行なっていたのに対して、簡略的に
縦ライン計測のみにより車種判別を行なうようにした構
成のものである。
【0098】そして、この実施形態においては、第1の
実施形態において行なった縦ライン計測による車種判別
の方法に加えて、通過する車両14の車長が検出領域S
の進行方向の長さに比べて比較的長く、1回の進行方向
15に沿ったレーザ光16の走査では車両14の全体を
カバーすることができない場合のデータ処理の内容につ
いて説明する。
【0099】すなわち、図22に示すように、車両14
が図中14Aの位置から14Bに示す位置に向かって進
行しているとすると、このとき縦ライン計測のデータ
は、図23に示すように、車両14の一部を走査して得
られた距離検出データが徐々に移動していく様子を呈し
ている。このような車両14の一部を走査して得られた
縦ライン計測データから、それぞれ特徴点を抽出する
と、相互に関係のある特徴点が存在することからこれら
を重ね合わせることができる。
【0100】図24に示すように、例えば車両14の一
部を縦ライン計測した計測データD1,D2,D3があ
るとすると、計測データD1の特徴点P1〜P3に対し
て、計測データD2の特徴点はP3と一致することがわ
かるので、この位置で重ね合わせることができ、計測デ
ータD2の特徴点P4は計測データD3の特徴点P4と
重ね合わせることができるようになる。
【0101】この結果、計測データD1〜D3を一致す
る特徴点同士で重ね合わせて、図25(a)に示すよう
に全体の形状として得ることができ、それらの特徴点P
1〜P6を得ることができる。これにより、車両14の
進行方向の全体の形状が同図(b)に示すような形状と
して得ることができ、車長を判定することもできるよう
になる。
【0102】このような第5の実施形態によれば、レー
ザ光16の走査ラインを進行方向15のみとした簡略的
な構成としながら、検出領域S内の範囲を超える長さの
車両14が通過する場合でも、その特徴点を検出するこ
とができる場合には、複数回の走査による縦ライン計測
データを合成することにより全体の形状を検出すること
ができるようになる。
【0103】(第6の実施形態)図26ないし図28
は、本発明の第6の実施形態を示すもので、第1の実施
形態と異なるところは、車種判別装置12に代えて、車
種判別装置39を設ける構成としたところである。この
車種判別装置39においては、走査方向を車両の進行方
向15(あるいは直交する車幅方向17)から45°だ
け斜めに傾けた走査ライン40にのみ設定した構成で、
この斜め方向の走査ライン40に沿ってレーザ光41を
照射して距離を検出するようにしている。
【0104】図27に示すように、車両14が図中14
Aの位置から14Bに示す位置に向かって進行している
とすると、このとき斜めライン計測のデータを図28に
示すように時間の経過と共に3次元イメージとして得る
ことができる。このとき、通常の車両14は平面図で見
た場合に矩形状をなしていることが一般的に仮定できる
ので、この仮定に基づいて、進行と共に速度が変化する
場合でもその変化を補正する演算を行なうことにより図
示の形状を得ることができる。
【0105】また、これにより、進行方向15に対する
車両14の外形のデータと共に車幅方向17に対する車
両14の外形のデータも同時に得ることができ、しか
も、車両の通行速度の変化に伴う進行方向のデータの揺
れも演算を行なうことにより補正することができるよう
になる。なお、この実施形態の場合においては、第1の
実施形態のものに比べて、実際には多少演算処理の負担
が増加するが、分解能を同程度とするためには、制御装
置24の演算能力を向上させることで対応することは十
分可能である。
【0106】このような第6の実施形態によれば、レー
ザ光41を出力する部分の構成を、レーザ光源を一つと
して斜め方向の走査ライン40への走査のみを行なう簡
単な構成とすることができ、ハード構成の簡略化を図る
ことができると共に、レーザ光源のメンテナンスに要す
る工数を低減しながら、走査ライン40への走査により
進行方向15および車幅方向17に対する距離検出デー
タを演算することにより得ることができるようになる。
【0107】本発明は、上記実施形態にのみ限定される
ものではなく、次のように変形また拡張できる。レーザ
光によるスキャンは横ライン計測を先に行なっても良い
し、あるいはレーザパルスを時分割で照射することによ
り縦ライン計測および横ライン計測を見かけ上で同時に
行なうようにしても良い。この場合において、時分割で
レーザパルス光を照射する場合には、検出タイミングを
調整してタイミング処理を行なうことで分離しても良
い。さらに、縦ラインと横ラインのレーザ光を異なる波
長(周波数)の光源を用いることにより分離検出可能な
構成とすれば、実質的に同時に照射することもできる。
【0108】車速や車長あるいは車高の検出は、車種判
定時にバッチ処理で行なっても良いし、縦ライン計測お
よび横ライン計測を行なう毎に、得られたデータから検
出可能な範囲内で演算処理して判定の準備をするように
しても良い。
【0109】レーザ光は、縦ラインと横ラインは交互に
1回ずつスキャンする方式に限らず、検出精度や、スキ
ャン速度などの制約を考慮して、必要に応じてスキャン
の回数を異なる条件に設定することもできる。横ライン
計測を行なうことにより、単車などの通行時に複数台が
同時に通過する場合でも、これを検出して特定すること
ができるようになる。
【0110】ポリゴンミラー22あるいは32から照射
されるレーザ光を反射鏡23あるいは34〜37によっ
て反射させて所定の光路に導くように光学系を構成して
いるが、これに限らず、例えば、反射鏡を組み合わせた
構成と同等の光路を設定することができるようにしたプ
リズムを設けて構成することもできる。
【0111】走査手段としてのミラーは、ポリゴンミラ
ー22以外に、例えばガルバノミラーを用いても良い。
この場合、ガルバノミラーで複走査をするには、2軸で
揺動することにより、分割して走査することができる。
また、走査手段としては、ミラー以外に、ホログラムス
キャナを用いて構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す設置状態での概
略的な外観斜視図
【図2】車種判別装置の概略的な構成を示すブロック図
【図3】レーザ光の走査角および発光信号,受光信号の
関係を示すタイムチャート
【図4】縦ライン計測および横ライン計測の作用説明図
【図5】車種判別プログラムのフローチャート
【図6】時間の経過に伴う横ライン計測データおよび縦
ライン計測データ
【図7】車両の速度が遅い場合の図6相当図
【図8】縦ライン計測データと特徴点との関係を示す作
用説明図
【図9】車両が途中で停止する場合の図6相当図
【図10】車速推定プログラムのフローチャート
【図11】車速推定の原理説明図
【図12】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図13】図5相当図
【図14】本発明の第3の実施形態を配置状態で示す全
体構成の正面図
【図15】配置状態で示す全体構成の外観斜視図
【図16】車軸数検出プログラムのフローチャート
【図17】車軸検出用横ライン計測でのタイヤの有無に
よるデータの違いを示す図
【図18】時間の経過に伴う車軸検出用横ライン計測デ
ータ
【図19】本発明の第4の実施形態を示す光学系の配置
概念図
【図20】ポリゴンミラーによるレーザ光の分割走査の
説明図
【図21】本発明の第5の実施形態を示す図1相当図
【図22】レーザ光の走査と車両の位置関係を示す上面
【図23】時間の経過に伴う縦ライン計測データ
【図24】計測データと特徴点の関係を示す図
【図25】計測データを特徴点で重ね合わせ処理をして
合成した図
【図26】本発明の第6の実施形態を示す図1相当図
【図27】図22相当図
【図28】時間の経過に伴う斜めライン計測データ
【図29】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はレーン、12は車種判別装置、14は車両、15
は第1の走査方向、16はレーザ光(第1の検出用レー
ザ光)、17は第2の走査方向、18はレーザ光(第2
の検出用レーザ光)、19はレーザ光投光器(信号出力
手段)、20は受光器(受信手段)、21は距離計測器
(距離検出手段)、22はポリゴンミラー(走査手
段)、23は反射鏡、24は制御装置(判別手段)、2
5は駆動装置、26は車種判別装置、27は車軸検出用
横ライン計測装置(車軸検出用信号出力手段)、28は
レーン、29は分離帯、31は検出用レーザ光、32は
ポリゴンミラー(複走査用ミラー)、33はレーザ光、
34〜37は反射鏡、38,39は車種判別装置、40
は走査ライン、41はレーザ光、Sは検出領域である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07B 15/00 G07B 15/00 510 510 G08G 1/04 A G08G 1/04 G01S 17/88 Z

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象となる車両が通行する検出領域
    に対して、その上方の所定位置から検出領域内の測定対
    象位置に向けて検出用信号を投射する信号出力手段と、 この信号出力手段により前記検出用信号を投射する測定
    対象位置を前記検出領域を通行する車両の進行方向と直
    交する方向に対して所定の角度だけ傾けた走査方向に走
    査する走査手段と、 この信号出力手段から照射された検出用信号が前記検出
    領域内で反射して戻る反射信号を受信する受信手段と、 前記信号出力手段から照射された検出用信号に対する前
    記受信手段により受信された反射信号の遅延時間に基づ
    いて検出対象までの距離を検出する距離検出手段と、 この距離検出手段により検出された距離検出情報に基づ
    いて前記通行車両の車種を判別する判別手段とを設けた
    ことを特徴とする車種判別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車種判別装置におい
    て、 前記走査手段は、前記信号出力手段の検出用信号の走査
    方向を車両の進行方向に設定されていることを特徴とす
    る車種判別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車種判別装置におい
    て、 前記判別手段は、前記信号出力手段の前記走査方向への
    各走査毎に得られる外形形状をその特徴点を重ね合わせ
    ることにより通行車両の全体の外形形状を検出すること
    を特徴とする車種判別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の車種判別装置におい
    て、 前記走査手段は、前記信号出力手段の検出用信号の走査
    方向を車両の進行方向と直交方向との中間の角度の方向
    に沿うように設定したことを特徴とする車種判別装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の車種判別装置におい
    て、 前記判別手段は、前記信号出力手段の検出用信号による
    距離検出情報から前記通行車両の進行方向に沿った外形
    形状を検出して車種を判別するように構成されているこ
    とを特徴とする車種判別装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の車
    種判別装置において、 前記判別手段は、前記信号出力手段の走査方向に対する
    各走査毎に得られる距離検出情報から検出対象物の特徴
    点の移動を検出することによりそのときの通行車両の移
    動速度を検出することを特徴とする車種判別装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の車種判別装置におい
    て、 前記判別手段は、前記通行車両の前記検出領域内におけ
    る通行速度を前記特徴点の移動速度情報に基づいて検出
    することを特徴とする車種判別装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の車種判別装置
    において、 前記判別手段は、前記通行車両の前記検出領域内におけ
    る通行速度の変化を前記特徴点の移動速度情報に基づい
    て検出することを特徴とする車種判別装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の車種判別装置におい
    て、 前記判別手段は、 前記信号出力手段の検出信号による距離検出情報に基づ
    いて前記通行車両の進行方向に沿った外形形状を検出し
    て車種を判別する場合に、前記走査手段による複数回の
    走査に渡る距離検出情報において前記特徴点の移動を検
    出できないときに、その間の通行速度をその前後に検出
    された通行速度およびその変化の情報により推定して移
    動情報とすることを特徴とする車種判別装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の車種判別装置におい
    て、 前記判別手段は、前記特徴点の移動が検出できない間に
    ついて、その間の通行速度の変化は連続的に生じている
    ものとみなして前記通行車両の通行速度の推定を行なう
    ことを特徴とする車種判別装置。
  11. 【請求項11】 請求項4ないし10のいずれかに記載
    の車種判別装置において、 前記判別手段は、前記信号出力手段の検出信号により得
    られる距離検出情報から前記通行車両の進行方向と直交
    する方向の成分の情報を検出することによりその通行車
    両の車幅情報を得ることを特徴とする車種判別装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11に記載の車種判別
    装置において、 前記検出領域に対して前記信号出力手段を第1の信号出
    力手段とし、且つこれとは異なる位置に前記走査手段に
    より走査するように設定された第2の信号出力手段を設
    け、 前記判別手段は、第1および第2の信号出力手段の検出
    信号による距離検出情報から通行車両の車種を判別する
    ことを特徴とする車種判別装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記走査手段は、前記第2の信号出力手段の走査方向を
    前記第1の信号出力手段の走査方向と異なる方向に設定
    するように設けられていることを特徴とする車種判別装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記走査手段は、前記第2の信号出力手段の走査方向を
    前記検出領域を通行する通行車両の進行方向と直交する
    方向に設定するように設けられていることを特徴とする
    車種判別装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記走査手段は、前記第1の信号出力手段の走査方向を
    前記車両の進行方向に設定するように設けられているこ
    とを特徴とする車種判別装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    の車種判別装置において、 前記検出領域を通行する車両に対してその側面にも検出
    用信号を照射可能な車軸検出用信号出力手段を設け、 前記走査手段は、前記車軸検出用信号出力手段の検出用
    信号を前記検出領域を通行する車両の進行方向と直交す
    る方向の距離検出情報を得るように走査するように構成
    されていることを特徴とする車種判別装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記判別手段は、前記車軸検出用信号出力手段の検出信
    号により得られる距離検出情報から検出対象の車輪を検
    出してその通行車両の車軸数を判定することを特徴とす
    る車種判別装置。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の車種判
    別装置において、 前記検出領域は、前記車軸検出用信号出力手段による検
    出用信号の照射が隣接する領域内を通過する検出対象車
    両以外の通行車両により遮られないように分離された状
    態に形成されていることを特徴とする車種判別装置。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし18のいずれかに記載
    の車種判別装置において、 前記信号出力手段は、検出用信号としてレーザ光を出力
    するレーザ光源として設けられ、 前記走査手段は、そのレーザ光源から出力されるレーザ
    光の光路を検出軸としてこれを前記走査方向に走査させ
    るように構成されていることを特徴とする車種判別装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記レーザ光源は、前記レーザ光をパルス点灯して照射
    するように設けられ、その反射光の遅延時間に基づいて
    対象物までの距離を検出することを特徴とする車種判別
    装置。
  21. 【請求項21】 請求項19または20に記載の車種判
    別装置において、 前記レーザ光源は、前記信号源が複数設けられる場合に
    はそのそれぞれに対応して設けられることを特徴とする
    車種判別装置。
  22. 【請求項22】 請求項19または20に記載の車種判
    別装置において、 前記レーザ光源は、前記信号出力手段が複数設けられる
    場合に、それらのうちの2以上の信号出力手段の検出用
    信号として兼用した構成とされることを特徴とする車種
    判別装置。
  23. 【請求項23】 請求項21または22に記載の車種判
    別装置において、 前記走査手段は、前記複数の信号出力手段の1回の走査
    を単位として前記レーザ光源によるレーザ光を走査単位
    毎に切り換えて走査させることを特徴とする車種判別装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項21または22に記載の車種判
    別装置において、 前記走査手段は、前記複数の信号出力手段の走査を前記
    レーザ光源によるレーザ光のパルス点灯を単位として切
    り換えることにより見かけ上で同時に行なうように構成
    されていることを特徴とする車種判別装置。
  25. 【請求項25】 請求項19ないし24のいずれかに記
    載の車種判別装置において、 前記走査手段は、前記レーザ光源のレーザ光の光路とな
    る検出軸をミラーの反射角度を変化させることにより走
    査するように構成されていることを特徴とする車種判別
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記走査手段は、 前記レーザ光源のレーザ光の光路となる検出軸を複数の
    信号出力手段の走査に対応するように分配する複走査用
    ミラーと、 この複走査用ミラーの反射角度を変化させることにより
    分配される複数の走査のレーザ光を異なる走査方向に設
    定するように変換する光路変換手段とから構成したこと
    を特徴とする車種判別装置。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の車種判別装置にお
    いて、 前記走査方向変換手段は、反射鏡であることを特徴とす
    る車種判別装置。
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