JPH11201588A - 冷凍システム - Google Patents

冷凍システム

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JPH11201588A
JPH11201588A JP729198A JP729198A JPH11201588A JP H11201588 A JPH11201588 A JP H11201588A JP 729198 A JP729198 A JP 729198A JP 729198 A JP729198 A JP 729198A JP H11201588 A JPH11201588 A JP H11201588A
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JP
Japan
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refrigerant
oxygen
accumulator
working medium
refrigeration system
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Pending
Application number
JP729198A
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English (en)
Inventor
Masanori Hirota
正宣 広田
Hiroto Nakama
啓人 中間
Katsuya Wakita
克也 脇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Priority to JP729198A priority Critical patent/JPH11201588A/ja
Publication of JPH11201588A publication Critical patent/JPH11201588A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍システム内の酸素を低減または除去し、
冷凍システムの信頼性向上を図る。 【解決手段】 冷媒導出管12の開口より上方で、かつ
冷媒導入管11の開口より噴入する作動媒体が直接衝突
しない位置にアキュムレータ7本体内を上部下部二つの
空間に仕切る形で脱酸素剤を充填したフィルタ設置する
ことにより、冷凍システム内の酸素を効果的に除去し、
冷凍機油45分解による二酸化炭素及び冷凍機油重合物
の生成を防止でき、また脱酸素剤14の粉化も防げるた
め冷凍システムの信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機,凝縮器,
膨張弁またはキャピラリ並びに蒸発器とを備え、冷凍機
油とハイドロフルオロカーボンを含む冷媒とを作動媒体
とする冷凍システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷凍空調の分野において、冷媒と
して用いられてきたジクロロジフルオロメタンやクロロ
ジフルオロメタン等の塩素原子を含有するクロロフルオ
ロカーボン(CFC)やハイドロクロロフルオロカーボ
ン(HCFC)は、成層圏のオゾン層を破壊する等の理
由により廃止されることになった。
【0003】これに伴って、これらCFC,HCFCの
代替冷媒として、塩素原子を含まないハイドロフルオロ
カーボン(HFC)が使用されるようになった。
【0004】また、HFCは極性が高いため従来冷凍機
油として用いられてきた鉱油とは相溶しない。そのため
極性基を有しHFCとの相溶性の高いエステル系油やエ
ーテル系油等が適用または検討されている。
【0005】空気調和機の様に現場での施工工事を必要
とする冷凍システムの場合、当然冷媒封入前の真空引き
作業も現場で実施される。しかし、この真空引き作業
は、作業を行う業者によって真空引き時間,真空ポンプ
能力等に差があり、システム内の真空度は管理されてい
ないのが現状である。
【0006】冷媒としてHFC、冷凍機油としてエステ
ル類またはエーテル類が用いられた冷凍システムにおい
て、真空引きが不十分で冷凍システム内に酸素が残存し
た場合には、システム内に種々の問題が起きると考えら
れる。
【0007】冷凍システム内に残存した酸素は、エステ
ル系油やエーテル系油と酸化反応を起こし、二酸化炭素
等の非凝縮性ガスが発生する。
【0008】また、酸素と熱の影響により冷凍機油が熱
酸化劣化することにより、冷媒に不溶な冷凍機油の分解
物も生成する。
【0009】冷凍システム内に二酸化炭素等の非凝縮性
ガスが生成した場合、二酸化炭素等は凝縮温度が低いた
め容易に液化せず、冷凍システム内に循環すると非凝縮
ガスとなりキャピラリでチョーク現象に近い症状から冷
凍能力を低下させたり、圧縮され難いため圧縮機の入力
を増加させたりする問題があった。
【0010】また、冷凍機油の分解物が生じた場合、そ
の重合物がキャピラリに閉塞し、冷媒循環量を低下させ
冷凍能力を低下させる問題があった。
【0011】この問題を解決するために、冷凍システム
内の酸素を低減または除去する脱酸素剤をシステム配管
に設置した冷凍システムが提案されている。
【0012】従来の冷凍システムとしては、特開平4−
302967号公報に示されているものがある。
【0013】以下、図面を参照しながら上記従来の冷凍
システムを説明する。図5は従来の冷凍システムの管路
図である。図5において、1は圧縮機、35は圧縮機1
の中に位置する機械部である。31は圧縮機吐出部36
の直後のディスチャージライン37と並列に形成された
バイパス回路である。32は吐出バイパス回路31に設
置された第二のフィルターであり、33はその中にパン
チメタルやメッシュによって第二のフィルターの上部に
固定されている脱酸素剤である。
【0014】脱酸素剤33としては、問題となるガスが
酸素であるため通常フロン共存下においても酸素の除去
効果の大きな鉄系ものがよい。
【0015】34は脱酸素剤33の下方に設けられた金
属繊維からなる、油除去フィルターであり、パンチメタ
ルやメッシュによって固定されている。
【0016】3は凝縮器である。38は第一のフィルタ
ーであり内部に乾燥剤39が固定してある。
【0017】前記吐出バイパス回路31の一端は凝縮器
3と第一のフィルタ38の間に設置されている。40は
ソレノイドを使用した電磁弁であり、5は膨張弁または
キャピラリである。6は蒸発器であり、7はアキュムレ
ータである。41はサクションラインであり、42は逆
止弁である。43は圧縮機吸入部である。
【0018】以上のように構成された冷凍システムにつ
いて、以下その動作を説明する。機械部35によって圧
縮された冷媒44は、そのときに発生する圧縮熱などに
より気相状態のままで圧縮機吐出部36に吐出される。
吐出された冷媒44は凝縮器3で熱を放出し徐々に気液
混合状態となり、最終的には液化する。
【0019】そして第一のフィルタ38の内部に固定さ
れた乾燥剤39によって水分を除去される。この水分を
除去された冷媒44は圧縮機1運転と同期して開く電磁
弁40を通過し、膨張弁またはキャピラリ5を減圧され
ながら通過する。減圧された冷媒44は、蒸発器6で膨
張し周囲から熱を奪う。そして、熱を吸収した冷媒44
は気相状態となりアキュムレータ7,サクションライン
41,逆止弁42,圧縮機吸入部43を通過し圧縮機1
に戻る。この繰り返しにより冷却が行われる。
【0020】また、機械部35によって冷媒44が圧縮
されると、その圧縮熱やモータの発熱により冷凍機油4
5が加熱される。その結果冷凍機油45中に溶解してい
た酸素は冷媒44中に移行する。この酸素を含有した冷
媒44は、発生する圧縮熱などにより気相状態のままで
圧縮機吐出部36に吐出される。吐出された冷媒44は
大部分がディスチャージライン37を通過し、凝縮器3
に流れていく。また冷媒44の一部は吐出バイパス回路
31に流れる。吐出バイパス回路31に流れた冷媒44
は第二のフィルター32を通過し、そのとき、脱酸素剤
33と接触し含有された酸素が除去される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、脱酸素剤33を設置している吐出バイパス
回路31の一方がディスチャージライン37にもう一方
が凝縮器3と第一のフィルタ38の間の配管に設置され
ており、どちらも高圧側配管であるため、吐出バイパス
回路31の入口出口の圧力差が殆ど生じない。そのため
吐出バイパス回路31に設置されている第二のフィルタ
ー32には冷媒が流れにくく、冷媒に含まれる酸素は殆
ど除去できないという欠点があった。
【0022】本発明は、従来の課題を解決する物で、冷
凍システム内に存在する酸素を迅速かつ効果的に低減ま
たは除去し、冷凍機油の分解による二酸化炭素等の非凝
縮性ガスや冷凍機油分解物の生成による、冷凍システム
の能力低下、圧縮機の入力増加を防ぐことができる冷凍
システムを提供することを目的とする。
【0023】また上記従来の構成は、第二のフィルター
32内に設置されている脱酸素剤33に直接冷媒流が当
たる構成のため、運転時間の経過に伴い脱酸素剤33が
粉化して冷凍システム内に流れ出し、膨張弁またはキャ
ピラリ5に脱酸素剤33の粉化物が詰まり、冷媒44の
流量を低減させ冷凍システムの能力を低下させるという
欠点があった。
【0024】本発明の他の目的は、脱酸素剤の粉化を抑
制し、膨張弁またはキャピラリの閉塞による能力の低下
を防ぐ冷凍システムを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明は、圧縮機,凝縮器,膨張弁またはキャピラリ,
蒸発器,アキュムレータを、冷媒配管を介して順次環状
に接続し、冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含む
冷媒とを作動媒体とする冷凍システムにおいて、前記ア
キュムレータは、本体である容器と、前記容器の内部に
冷媒を導入する冷媒導入管と、前記圧縮機に冷媒を送り
込む冷媒導出管と、前記冷媒導出管の開口より上方で、
かつ前記冷媒導入管の開口より噴入する前記作動媒体が
直接衝突しない位置に前記本体内を上部下部二つの空間
に仕切る形で設置されている脱酸素剤を充填したフィル
タを備えたものである。
【0026】これにより、冷凍システム内に酸素が存在
しても、アキュムレータ内に酸素が作動媒体に含まれて
噴入された際に、前記アキュムレータ内に設置された脱
酸素剤を充填したフィルタが酸素を吸着するので、冷凍
機油が熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮
性ガスや冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下
や圧縮機の入力増加を防ぐことができる。また、脱酸素
剤はアキュムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体
が直接衝突しない位置に設置されており脱酸素剤の粉化
も起きないため、膨張弁またはキャピラリの閉塞による
冷凍システムの能力の低下を防ぐことができる。
【0027】また、この課題を解決するため本発明は、
アキュムレータの本体内を上部下部二つの空間に仕切る
形で設置されている脱酸素剤を充填したフィルタに、1
カ所以上の連通開口部を備えたものである。
【0028】これにより、冷凍システム内に酸素が存在
しても、アキュムレータ内に脱酸素剤を充填したフィル
タは、一カ所以上の連通開口部を有しており、酸素を含
んだ作動媒体との接触面積が広いため、連通開口部無し
に比べさらに効率よく酸素を吸着する。このため、冷凍
機油が熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮
性ガスや冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下
や圧縮機の入力増加を防ぐことができる。また、脱酸素
剤はアキュムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体
が直接衝突しない位置に設置されており脱酸素剤の粉化
も起きないため、膨張弁またはキャピラリの閉塞による
冷凍システムの能力の低下を防ぐことができる。
【0029】また、この課題を解決するため本発明は、
フィルタにより上部下部二つの空間に仕切られているア
キュムレータの本体内において、冷媒導出管の開口を本
体内上部空間に設置し、かつ冷媒導入管の開口を本体内
下部空間に冷媒導入管より噴入した作動媒体が直接衝突
しない形で設置したものである。
【0030】これにより、冷凍システム内に酸素が存在
しても、酸素を含んだ作動媒体が冷媒導入管から噴入
し、冷媒導出管から流出する際に、必ず脱酸素剤を充填
したフィルタを通過する。このため作動媒体に含まれる
酸素は確実かつ迅速に脱酸素剤に吸着されるので、冷凍
機油が熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮
性ガスや冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下
や圧縮機の入力増加を防ぐことができる。また、アキュ
ムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体はフィルタ
に直接衝突せず、一旦アキュムレータ内に拡散した後フ
ィルタを通過し、冷媒導出管より流出するため脱酸素剤
の粉化も起きず、膨張弁またはキャピラリの閉塞による
冷凍システムの能力の低下を防ぐことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機,凝縮器,膨張弁またはキャピラリ,蒸発
器,アキュムレータを、冷媒配管を介して順次環状に接
続し、冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含む冷媒
とを作動媒体とする冷凍システムにおいて、前記アキュ
ムレータは、本体である容器と、前記容器の内部に冷媒
を導入する冷媒導入管と、前記圧縮機に冷媒を送り込む
冷媒導出管と、前記冷媒導出管の開口より上方で、かつ
前記冷媒導入管の開口より噴入する前記作動媒体が直接
衝突しない位置に前記本体内を上部下部二つの空間に仕
切る形で設置されている脱酸素剤を充填したフィルタを
備えたものである。
【0032】そして、真空引き不足等により冷凍システ
ム内に酸素が混入し、冷凍機油に溶解した場合でも、圧
縮機運転時の圧縮熱やモータの発熱により冷凍機油が加
熱され、冷凍機油中に溶解していた酸素は作動媒体であ
る冷媒に移行する。この酸素を含有した作動媒体は一部
の冷凍機油とともに、冷凍システム内を循環し、気液分
離手段でありかつ脱酸素剤を充填したフィルタを設置し
たアキュムレータ内に噴入する。噴入した作動媒体にお
いて、液相冷媒と冷凍機油はアキュムレータの内壁を伝
って下部に滞留し、気相冷媒のみがアキュムレータより
流出する。脱酸素剤を充填したフィルタは、アキュムレ
ータの気相雰囲気中に設置されているので、気相冷媒に
含まれる酸素は、脱酸素剤により吸着され、気相冷媒の
みが圧縮機へ戻るという作用を有する。
【0033】また、脱酸素剤を充填したフィルタは、ア
キュムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体が直接
衝突しない位置に設置されており、脱酸素剤が噴入する
作動媒体の影響により破損することはなく、またさら
に、冷凍機油が脱酸素剤に付着しないという作用も有す
る。
【0034】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明のアキュムレータにおいて、アキュムレータの本体
内を上部下部二つの空間に仕切る形で設置されている脱
酸素剤を充填したフィルタに、1カ所以上の連通開口部
を備えたものである。
【0035】そして、真空引き不足等により冷凍システ
ム内に酸素が混入し、冷凍機油に溶解した場合でも、圧
縮機運転時の圧縮熱やモータの発熱により冷凍機油が加
熱され、冷凍機油中に溶解していた酸素は作動媒体であ
る冷媒に移行する。この酸素を含有した作動媒体は一部
の冷凍機油とともに、冷凍システム内を循環し、気液分
離手段でありかつ脱酸素剤を充填したフィルタを設置し
たアキュムレータ内に噴入する。噴入した作動媒体にお
いて、液相冷媒と冷凍機油はアキュムレータの内壁を伝
って下部に滞留し、気相冷媒のみがアキュムレータより
流出する。脱酸素剤を充填したフィルタは、アキュムレ
ータの気相雰囲気中に設置されておりかつ1カ所以上の
連通開口部を設けているため、酸素を含んだ気相冷媒と
脱酸素剤との接触面積は広くなり、連通開口部無しに比
べさらに効率よく酸素は吸着され、気相冷媒のみが圧縮
機へ戻るという作用を有する。
【0036】また、脱酸素剤を充填したフィルタは、ア
キュムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体が直接
衝突しない位置に設置されており、脱酸素剤が噴入する
作動媒体の影響により破損することはなく、またさら
に、冷凍機油が脱酸素剤に付着しないという作用も有す
る。
【0037】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明のアキュムレータにおいて、前記フィルタにより上
部下部二つの空間に仕切られている前記アキュムレータ
の本体内において、前記冷媒導出管の開口を本体内上部
空間に設置し、かつ前記冷媒導入管の開口を本体内下部
空間に冷媒導入管より噴入した前記作動媒体が直接衝突
しない形で設置したものである。
【0038】そして、真空引き不足等により冷凍システ
ム内に酸素が混入し、冷凍機油に溶解した場合でも、圧
縮機運転時の圧縮熱やモータの発熱により冷凍機油が加
熱され、冷凍機油中に溶解していた酸素は作動媒体であ
る冷媒に移行する。この酸素を含有した作動媒体は一部
の冷凍機油とともに、冷凍システム内を循環し、気液分
離手段でありかつ脱酸素剤を充填したフィルタを設置し
たアキュムレータ内に噴入する。噴入した作動媒体にお
いて、液相冷媒と冷凍機油はアキュムレータの内壁を伝
って下部に滞留し、気相冷媒のみがアキュムレータより
流出する。脱酸素剤を充填したフィルタにより上部下部
二つの空間に仕切られている前記アキュムレータの本体
内において、前記冷媒導出管の開口は本体内上部空間に
設置されており、かつ前記冷媒導入管の開口は本体内下
部空間に設置されているため、気相冷媒は必ず脱酸素剤
を充填したフィルタを通過し、気相冷媒中に含まれる酸
素は、確実かつ迅速に吸着され、気相冷媒のみが圧縮機
へ戻るという作用を有する。
【0039】また、脱酸素剤を充填したフィルタは、ア
キュムレータの冷媒導入管より噴入する作動媒体が直接
衝突しない位置に設置されており、脱酸素剤が噴入する
作動媒体の影響により破損することはなく、冷凍機油が
脱酸素剤に付着しないという作用も有する。
【0040】
【実施例】以下、本発明による冷凍システムの実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0041】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る冷凍システムの管路図である。
【0042】図1は一般的な空気調和機に用いられる冷
凍システムである。1は圧縮機であり、圧縮機1内には
冷媒44と冷凍機油45が封入されている。
【0043】冷媒44は、ハイドロフルオロカーボンを
含む冷媒であり、冷凍機油45は、冷媒44との相溶性
を考慮し、例えばエステル系もしくはエーテル系冷凍機
油等が使用される。
【0044】2は四方弁,3は凝縮器,4は乾燥剤,5
は膨張弁またはキャピラリ,6は蒸発器,7はアキュム
レータである。またこの冷凍システムは四方弁2を切り
替えることにより必要に応じて凝縮器3と蒸発器6の機
能を交換し、冷房,暖房運転ができる。
【0045】図2は、前記アキュムレータ7本体の断面
図である。アキュムレータ7本体は胴体8の上下端を上
部鏡板9と下部鏡板10で塞いだ構成となっている。
【0046】11は冷媒導入管、12は冷媒導出管であ
り、上部鏡板9に溶接等の手段により接続されている
が、接続位置に関しては何ら限定されるものではない。
また、冷媒導入管11の先端開口部は、作動媒体である
冷媒44と冷凍機油45の気相液相を遠心分離するた
め、胴体8内壁に向けて曲げられている。
【0047】13はオイル戻し口である。オイル戻し口
13はアキュムレータ7内下部に溜まる冷凍機油45を
圧縮機へ戻すものであり、アキュムレータ7の底面と対
応する冷媒導出管12に設けられている。
【0048】14は脱酸素剤、15は金属製のメッシュ
である。前記メッシュ15の形状は、円形であり、メッ
シュ15の直径寸法はアキュムレータ7本体内径と同寸
である。メッシュ15は、アキュムレータ7内の冷媒導
出管12の開口より上方で、かつ冷媒導入管11の開口
より噴入する作動媒体が直接衝突しない位置に、アキュ
ムレータ7本体内を上部下部二つの空間に仕切る形で設
置されている。前記脱酸素剤14は、2枚のメッシュ1
5の間に充填されており、フィルタ16を形成してい
る。
【0049】前記脱酸素剤14は、フロン共存下におい
ても酸素の除去効果の大きな鉄系の反応型脱酸素剤がよ
い。具体的には、酸素の除去力に優れるエージレス(三
菱瓦斯化学社製)が適している。また、前記メッシュ1
5を設置する接続支持手段には振動吸収機能が加わって
いると尚好ましい。
【0050】以上のように構成された冷凍システムにつ
いて、以下その動作を説明する。真空引き不足等により
冷凍システム内に多量の酸素が混入し、冷凍機油45に
溶解した場合でも、圧縮機1運転時の圧縮熱やモータの
発熱により冷凍機油45が加熱され、冷凍機油45中に
溶解していた酸素は作動媒体である冷媒44に移行す
る。
【0051】この酸素を含有した作動媒体である冷媒4
4は一部の冷凍機油45とともに、冷凍システム内を循
環し、気液分離手段でありかつ脱酸素剤14を充填した
フィルタ16を設置したアキュムレータ7内に冷媒導入
管11より噴入する。
【0052】冷媒導入管11の先端開口部は、遠心分離
作用を起こすように胴体8の方向に向けて曲がっている
ため、噴入した作動媒体の内、液相冷媒44と冷凍機油
45はアキュムレータ7の内壁を伝って下部に滞留し、
気相冷媒44のみが冷媒導出管12より流出する。脱酸
素剤14を充填したフィルタ16は、アキュムレータ7
の気相冷媒44雰囲気中に設置されているので、気相冷
媒44に含まれる酸素は、冷媒44がフィルタ16と接
触する際に脱酸素剤14に吸着され、気相冷媒44のみ
が圧縮機へ戻る。
【0053】また、脱酸素剤14を充填したフィルタ1
6は、アキュムレータ7の冷媒導入管11開口より上方
に設置されており、噴入する作動媒体が直接衝突しない
ため、脱酸素剤14が噴入する作動媒体の影響により破
損することはなく、またさらに冷凍機油45が脱酸素剤
14に付着することもない。
【0054】以上のように本実施例の冷凍システムは、
圧縮機1,凝縮器3,膨張弁またはキャピラリ4,蒸発
器6,アキュムレータ7を、冷媒配管を介して順次環状
に接続し、冷凍機油45とハイドロフルオロカーボンを
含む冷媒44とを作動媒体とする冷凍システムにおい
て、前記アキュムレータ7は、本体である容器と、前記
容器の内部に冷媒44を導入する冷媒導入管11と、前
記圧縮機1に冷媒44を送り込む冷媒導出管12と、前
記冷媒導出管12の開口より上方で、かつ前記冷媒導入
管11の開口より噴入する前記作動媒体が直接衝突しな
い位置に前記本体内を上部下部二つの空間に仕切る形で
設置されている脱酸素剤14を充填したフィルタ16を
備えたものである。
【0055】そのため冷凍システム内に酸素が存在して
も、アキュムレータ7内に酸素が作動媒体に含まれて噴
入された際に、前記アキュムレータ7内に設置された脱
酸素剤14を充填したフィルタ16が酸素を吸着するの
で、冷凍機油45が熱酸化劣化することによる二酸化炭
素等の非凝縮性ガスや冷凍機油45分解物の生成は起き
ず、冷凍能力低下や圧縮機1の入力増加を防ぐことがで
きる。
【0056】また、脱酸素剤14はアキュムレータ7の
冷媒導入管11より噴入する作動媒体が直接衝突しない
位置に設置されており脱酸素剤14の粉化も起きないた
め、膨張弁またはキャピラリ4の閉塞による冷凍システ
ムの能力の低下を防ぐことができる。またさらに、冷凍
機油45が脱酸素剤14に付着することもないため酸素
の吸着効果も低減しない。
【0057】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
るアキュムレータの断面図である。なお、実施例1と同
一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0058】図3において、17は連通開口部であり、
脱酸素剤14を充填したフィルタ16に一カ所以上設け
られている冷媒連通用の開口部である。
【0059】以上のように構成された気液分離器につい
て、以下その動作を説明する。真空引き不足等により冷
凍システム内に多量の酸素が混入し、冷凍機油45に溶
解した場合でも、圧縮機1運転時の圧縮熱やモータの発
熱により冷凍機油45が加熱され、冷凍機油45中に溶
解していた酸素は作動媒体である冷媒44に移行する。
【0060】この酸素を含有した作動媒体である冷媒4
4は一部の冷凍機油45とともに、冷凍システム内を循
環し、気液分離手段でありかつ脱酸素剤14を充填した
フィルタ16を設置したアキュムレータ7内に冷媒導入
管11より噴入する。
【0061】冷媒導入管11の先端開口部は、遠心分離
作用を起こすように胴体8の方向に向けて曲がっている
ため、噴入した作動媒体の内、液相冷媒44と冷凍機油
45はアキュムレータ7の内壁を伝って下部に滞留し、
気相冷媒44のみが冷媒導出管12より流出する。脱酸
素剤14を充填したフィルタ16は、アキュムレータ7
の気相冷媒44雰囲気中に設置されておりかつ一カ所以
上の連通開口部17が設けられているので、気相冷媒4
4とフィルタ16との接触面積は、連通開口部17が無
い場合に比べ広くなる。そのため気相冷媒44中に含ま
れる酸素は脱酸素剤14にさらに効率よく吸着され、気
相冷媒44のみが圧縮機へ戻る。
【0062】また、脱酸素剤14を充填したフィルタ1
6は、アキュムレータ7の冷媒導入管11開口より上方
に設置されており、噴入する作動媒体が直接衝突しない
ため、脱酸素剤14が噴入する作動媒体の影響により破
損することはなく、またさらに冷凍機油45が脱酸素剤
14に付着することもない。
【0063】以上のように本実施例の冷凍システムは、
アキュムレータ7の本体内を上部下部二つの空間に仕切
る形で設置されている脱酸素剤14を充填したフィルタ
16に、1カ所以上の連通開口部17を備えたものであ
る。そのため冷凍システム内に酸素が存在しても、アキ
ュムレータ7内に脱酸素剤を充填したフィルタ16は、
一カ所以上の連通開口部17を有しており、酸素を含ん
だ作動媒体との接触面積が広いため、連通開口部17無
しに比べさらに効率よく酸素を吸着する。
【0064】このため、冷凍機油45が熱酸化劣化する
ことによる二酸化炭素等の非凝縮性ガスや冷凍機油45
分解物の生成は起きず、冷凍能力低下や圧縮機1の入力
増加を防ぐことができる。
【0065】また、脱酸素剤14はアキュムレータ7の
冷媒導入管より噴入する作動媒体が直接衝突しない位置
に設置されており脱酸素剤14の粉化も起きないため、
膨張弁またはキャピラリ4の閉塞による冷凍システムの
能力の低下を防ぐことができる。またさらに、冷凍機油
45が脱酸素剤14に付着することもないため酸素の吸
着効果も低減しない。
【0066】(実施例3)図4は本発明の実施例3によ
る気液分離器断面図である。なお、実施例1と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0067】図4において、脱酸素剤14を充填したフ
ィルタ16により上部下部二つの空間に仕切られている
アキュムレータ7内において、冷媒導出管12の開口は
アキュムレータ7内上部空間に設置されており、また冷
媒導入管11の開口はアキュムレータ7内下部空間に冷
媒導入管11より噴入した作動媒体が直接衝突しない形
で設置されている。
【0068】以上の構成により、アキュムレータ7本体
内において冷媒導入管11から噴入した作動媒体中の気
相冷媒44は、冷媒導出管12より圧縮機1へ流出際必
ずフィルタ16を通過することとなる。
【0069】以上のように構成された冷凍システムにつ
いて、以下その動作を説明する。真空引き不足等により
冷凍システム内に多量の酸素が混入し、冷凍機油45に
溶解した場合でも、圧縮機1運転時の圧縮熱やモータの
発熱により冷凍機油45が加熱され、冷凍機油45中に
溶解していた酸素は作動媒体である冷媒44に移行す
る。
【0070】この酸素を含有した作動媒体である冷媒4
4は一部の冷凍機油45とともに、冷凍システム内を循
環し、気液分離手段でありかつ脱酸素剤14を充填した
フィルタ16を設置したアキュムレータ7内に冷媒導入
管11より噴入する。
【0071】冷媒導入管11の先端開口部は、遠心分離
作用を起こすように胴体8の方向に向けて曲がっている
ため、噴入した作動媒体の内、液相冷媒44と冷凍機油
45はアキュムレータ7の内壁を伝って下部に滞留し、
気相冷媒44のみが冷媒導出管12より流出する。脱酸
素剤14を充填したフィルタ16により上部下部二つの
空間に仕切られているアキュムレータ7内において、冷
媒導出管12の開口はアキュムレータ7内上部空間に設
置されており、また冷媒導入管11の開口はアキュムレ
ータ7内下部空間に設置されているため、冷媒導出管1
2の開口より流出する際に気相冷媒44は、必ずフィル
タ16を通過する。このため気相冷媒44に含まれる酸
素は、確実かつ迅速に脱酸素剤に吸着される。
【0072】また、脱酸素剤14を充填したフィルタ1
6は、アキュムレータ7の冷媒導入管11開口より噴入
する作動媒体が直接衝突しない位置に設置されており、
噴入する作動媒体の冷媒45は、アキュムレータ7内で
一旦拡散した後、フィルタ16を通過し、冷媒44の流
速の影響はないため、脱酸素剤14を破損することはな
く、またさらに冷凍機油45が脱酸素剤14に付着する
こともない。
【0073】以上のように本実施例の冷凍サイクルは、
フィルタ16により上部下部二つの空間に仕切られてい
るアキュムレータ7の本体内において、冷媒導出管12
の開口を本体内上部空間に設置し、かつ冷媒導入管11
の開口を本体内下部空間に冷媒導入管11より噴入した
作動媒体が直接衝突しない形で設置したものである。
【0074】そのため冷凍システム内に酸素が存在して
も、酸素を含んだ作動媒体が冷媒導入管11から噴入
し、冷媒導出管12から流出する際に、必ず脱酸素剤1
4を充填したフィルタ16を通過する。このため作動媒
体に含まれる酸素は確実かつ迅速に脱酸素剤14に吸着
されるので、冷凍機油45が熱酸化劣化することによる
二酸化炭素等の非凝縮性ガスや冷凍機油45分解物の生
成は起きず、冷凍能力低下や圧縮機1の入力増加を防ぐ
ことができる。
【0075】また、アキュムレータ7の冷媒導入管11
より噴入する作動媒体はフィルタ16に直接衝突せず、
一旦アキュムレータ7内に拡散した後フィルタ16を通
過し、冷媒導出管12より流出するため脱酸素剤14の
粉化も起きず、膨張弁またはキャピラリ4の閉塞による
冷凍システムの能力の低下を防ぐことができる。またさ
らに、冷凍機油45が脱酸素剤14に付着することもな
いため酸素の吸着効果も低減しない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、圧縮機,凝縮器,膨張弁またはキャピラリ,蒸発
器,アキュムレータを、冷媒配管を介して順次環状に接
続し、冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含む冷媒
とを作動媒体とする冷凍システムにおいて、前記アキュ
ムレータは、本体である容器と、前記容器の内部に冷媒
を導入する冷媒導入管と、前記圧縮機に冷媒を送り込む
冷媒導出管と、前記冷媒導出管の開口より上方で、かつ
前記冷媒導入管の開口より噴入する前記作動媒体が直接
衝突しない位置に前記本体内を上部下部二つの空間に仕
切る形で設置されている脱酸素剤を充填したフィルタを
備えたものである。
【0077】そのため冷凍システム内に酸素が存在して
も、アキュムレータ内に酸素が作動媒体に含まれて噴入
された際に、前記アキュムレータ内に設置された脱酸素
剤を充填したフィルタが酸素を吸着するので、冷凍機油
が熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮性ガ
スや冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下や圧
縮機の入力増加を防ぐことができる。
【0078】また、脱酸素剤はアキュムレータの冷媒導
入管より噴入する作動媒体が直接衝突しない位置に設置
されており脱酸素剤の粉化も起きないため、膨張弁また
はキャピラリの閉塞による冷凍システムの能力の低下を
防ぐことができる。
【0079】またさらに、冷凍機油が脱酸素剤に付着す
ることもないため酸素の吸着効果も低減しない。
【0080】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
アキュムレータの本体内を上部下部二つの空間に仕切る
形で設置されている脱酸素剤を充填したフィルタに、1
カ所以上の連通開口部を備えたものである。
【0081】そのため冷凍システム内に酸素が存在して
も、アキュムレータ内に脱酸素剤を充填したフィルタ
は、一カ所以上の連通開口部を有しており、酸素を含ん
だ作動媒体との接触面積が広いため、連通開口部無しに
比べさらに効率よく酸素を吸着する。このため、冷凍機
油が熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮性
ガスや冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下や
圧縮機の入力増加を防ぐことができる。
【0082】また、脱酸素剤はアキュムレータの冷媒導
入管より噴入する作動媒体が直接衝突しない位置に設置
されており脱酸素剤の粉化も起きないため、膨張弁また
はキャピラリの閉塞による冷凍システムの能力の低下を
防ぐことができる。
【0083】またさらに、冷凍機油が脱酸素剤に付着す
ることもないため酸素の吸着効果も低減しない。
【0084】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
フィルタにより上部下部二つの空間に仕切られているア
キュムレータの本体内において、冷媒導出管の開口を本
体内上部空間に設置し、かつ冷媒導入管の開口を本体内
下部空間に冷媒導入管より噴入した作動媒体が直接衝突
しない形で設置したものである。
【0085】そのため冷凍システム内に酸素が存在して
も、酸素を含んだ作動媒体が冷媒導入管から噴入し、冷
媒導出管から流出する際に、必ず脱酸素剤を充填したフ
ィルタを通過する。このため作動媒体に含まれる酸素は
確実かつ迅速に脱酸素剤に吸着されるので、冷凍機油が
熱酸化劣化することによる二酸化炭素等の非凝縮性ガス
や冷凍機油分解物の生成は起きず、冷凍能力低下や圧縮
機の入力増加を防ぐことができる。
【0086】また、アキュムレータの冷媒導入管より噴
入する作動媒体はフィルタに直接衝突せず、一旦アキュ
ムレータ7内に拡散した後フィルタを通過し、冷媒導出
管より流出するため脱酸素剤の粉化も起きず、膨張弁ま
たはキャピラリの閉塞による冷凍システムの能力の低下
を防ぐことができる。
【0087】またさらに、冷凍機油が脱酸素剤に付着す
ることもないため酸素の吸着効果も低減しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の冷凍システムの管路図
【図2】同実施例のアキュムレータの断面図
【図3】本発明による実施例2のアキュムレータの断面
【図4】本発明による実施例3のアキュムレータの断面
【図5】従来の冷凍システムの管路図
【符号の説明】
1 圧縮機 3 凝縮器 5 膨張弁またはキャピラリ 6 蒸発器 7 アキュムレータ 11 冷媒導入管 12 冷媒導出管 14 脱酸素剤 16 フィルタ 17 連通開口部 44 冷媒 45 冷凍機油

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機,凝縮器,膨張弁またはキャピラ
    リ,蒸発器,アキュムレータを、冷媒配管を介して順次
    環状に接続し、冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを
    含む冷媒とを作動媒体とする冷凍システムにおいて、前
    記アキュムレータは、本体である容器と、前記容器の内
    部に冷媒を導入する冷媒導入管と、前記圧縮機に冷媒を
    送り込む冷媒導出管と、前記冷媒導出管の開口より上方
    で、かつ前記冷媒導入管の開口より噴入する前記作動媒
    体が直接衝突しない位置に前記本体内を上部下部二つの
    空間に仕切る形で設置されている脱酸素剤を充填したフ
    ィルタを備えたことを特徴とする冷凍システム。
  2. 【請求項2】 アキュムレータの本体内を上部下部二つ
    の空間に仕切る形で設置されている脱酸素剤を充填した
    フィルタに、1カ所以上の連通開口部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の冷凍システム。
  3. 【請求項3】 フィルタにより上部下部二つの空間に仕
    切られているアキュムレータの本体内において、冷媒導
    出管の開口を本体内上部空間に設置し、かつ冷媒導入管
    の開口を本体内下部空間に冷媒導入管より噴入した作動
    媒体が直接衝突しない形で設置したことを特徴とする請
    求項1記載の冷凍システム。
JP729198A 1998-01-19 1998-01-19 冷凍システム Pending JPH11201588A (ja)

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