JPH11200858A - ハイブリッド電気自動車の冷却装置 - Google Patents

ハイブリッド電気自動車の冷却装置

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JPH11200858A
JPH11200858A JP205398A JP205398A JPH11200858A JP H11200858 A JPH11200858 A JP H11200858A JP 205398 A JP205398 A JP 205398A JP 205398 A JP205398 A JP 205398A JP H11200858 A JPH11200858 A JP H11200858A
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cooling system
temperature
cooling
engine
radiator
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Hitoshi Shimonosono
均 下野園
Teruaki Ishikawa
輝昭 石川
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのラジエータで3系統の冷却系の異なる
冷媒温度制御を可能とし、車両への搭載上の容積効率を
向上できるハイブリッド電気自動車の冷却装置を提供す
ること。 【解決手段】 目標冷却水温が高いエンジン冷却系と、
目標冷却水温が中程度のモータ冷却系と、目標冷却水温
が低いバッテリ及び弱電系冷却系とを備え、モータ冷却
系の目標制御温度とバッテリ及び弱電系冷却系の目標制
御温度との間に相変化温度を持つ蓄熱装置116を備
え、3つの冷却系の冷媒が蓄熱装置116において熱交
換をするように構成するとともに、モータ冷却系へは、
エンジン冷却系の冷媒か、蓄熱装置の冷媒かを選択的に
導入するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド電気自
動車の冷却装置、より具体的には、多数のそれぞれ異な
った目標制御温度を有する冷却系を持つハイブリッド電
気自動車において、それぞれの目標制御温度を確実に達
成するとともに、熱交換器の占有容積を最小にする技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハイブリッド電気自動車の冷却装
置としては、例えば特開平7−253020号公報に開
示されているように、図8に示すような構造のものがあ
った。この従来技術は、車輪を駆動する駆動用電動モー
タ1と、電動モータ1に電力を供給するバッテリ2と、
バッテリ2に電力を供給すべく発電機3を駆動するエン
ジン4と、少なくとも電動モータ1を冷却する第1冷却
水循環通路R1及びエンジン4を冷却する第2冷却水循
環通路R2とを連結する第3冷却水循環通路R3を有す
る冷却手段を備え、熱交換手段として、第1冷却水循環
通路R1を介して連結される電動モータ1用の第1ラジ
エータ5a、及び、第2冷却水循環通路R2を介して連
結される第2ラジエータ5bを有しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハイブリッド電気自動車の冷却装置にあって
は、エンジン冷却系とモータ冷却系とのためにそれぞれ
ラジエータを必要とし、かつ、上記従来技術では考慮さ
れていない弱電系やバッテリ系の冷却系用ラジエータ
(第3のラジエータ)も必要となる。ここで、上記従来
技術ではモータ冷却系とエンジン冷却系とを同一のラジ
エータで冷却する案も示されているが、この場合、冷却
水温度がエンジンとモータとで等しくなるため、それぞ
れの最適温度に制御することは困難となる。また、第3
のラジエータも含めるとなると、熱交換器が3台必要に
なり、車両搭載性が損なわれる、という問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、2つのラジエータで3系統の冷却
系の異なる冷媒温度制御を可能とし、車両への搭載上の
容積効率を向上できるハイブリッド電気自動車の冷却装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、内燃機関エンジンで走行するモードと、
バッテリでモータを駆動して走行するモードとを併せ持
つハイブリッド電気自動車において、目標冷却水温が高
いエンジン冷却系と、目標冷却水温が中程度のモータ冷
却系と、目標冷却水温が低いバッテリ及び弱電系冷却系
とを備え、上記モータ冷却系の目標制御温度とバッテリ
及び弱電系冷却系の目標制御温度との間に相変化温度を
持つ蓄熱装置を備え、上記3つの冷却系の冷媒が該蓄熱
装置において熱交換をするように構成するとともに、モ
ータ冷却系へは、上記エンジン冷却系の冷媒か、上記蓄
熱装置の冷媒かを選択的に導入することを可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるハイブリッド
電気自動車の冷却装置の実施の形態を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明によるハイブリッド
電気自動車の冷却装置の一実施の形態を示す図である。
【0007】まず、図1を用いて構成を説明すると、内
燃機関によるエンジン101が装着され、車軸への出力
を行う。エンジン101には、エンジン用冷却水配管1
02と、第1のラジエータ103が連結されている。冷
却水配管102の通水は、エンジン101によって駆動
されるメカニカルウォータポンプ104によって行われ
る。内燃機関によるエンジンは作動温度が高いため、エ
ンジン冷却系冷媒の目標制御温度(TH )は、比較的降
温に設定されている。
【0008】一方、電動モータ107は、車軸への出力
や、車両減速時のエネルギ回生に用いられる。車軸への
出力においては、エンジン101と電動モータ107と
を選択的に用いる。たとえば、低車速時にはモータ走
行、中〜高車速時にはエンジン走行とする。したがっ
て、エンジン101と電動モータ107とが両方とも作
動する頻度は少ない。電動モータ107には、電動モー
タ用冷却水配管108が連結されており、入口側は、モ
ータ冷却系用電動ウォータポンプ109及び三方切り替
え弁110を介して、第1のラジエータ103の出口タ
ンク105に連結され、出口側は、第1のラジエータ1
03の入口タンク106に連結されている。一般に電動
モータは、高温になるほど効率が低下するため、モータ
冷却系の目標冷媒温度(TM )は、上記エンジン冷却系
冷媒温度よりも低温に設定される。
【0009】また、電動モータ107の制御ユニット1
11及び電動モータ107に電力を供給あるいは充電す
るバッテリ112が備えられており、弱電系用冷却水配
管113が連結されており、弱電系冷却系用電動ウォー
タポンプ114及び第2のラジエータ115が連結され
ている。この経路は電気回路を含んでいるため、上記2
系統の冷却系に比べて最も低い目標温度(TL )での制
御を目標としている。
【0010】さらに、相変化による潜熱を利用するなど
した蓄熱装置116が備えられている。この蓄熱装置1
16の詳細を、図2に示す。中央部に潜熱などを利用し
た蓄熱剤117を封入している。蓄熱剤117は、電動
モータ107系の目標冷却水温度(TM )と、弱電系冷
却系の目標冷却水温度(TL )との間に相変化温度を持
つよう設定されている。蓄熱剤117の周囲には、電動
モータ107の冷却系と連通するウォータジャケット1
18と、弱電系の冷却系と連通するウォータジャケット
119とが配設されている。各ジャケット118,11
9と蓄熱剤117とは、作動温度を異にするヒートパイ
プ120,121により熱的に接続されている。作動温
度は、電動モータ冷却系と接続しているヒートパイプ1
20では蓄熱剤作動温度よりも高く、弱電系冷却系と接
続しているヒートパイプ121では弱電系冷却系の目標
制御温度と同程度に設定されている。
【0011】三方切り替え弁110は、第1のラジエー
タ103の出力タンク105からモータ冷却系用電動ウ
ォータポンプ109を経由して電動モータ107に至る
経路と、蓄熱装置116からモータ冷却系用電動ウォー
タポンプ109を経由して電動モータ107に至る経路
とを切り替える働きをする。
【0012】各電動ウォータポンプ109,114、及
び三方切り替え弁110は、コントロールユニット12
2により制御される。コントロールユニット122で
は、第1のラジエータ103の出口タンク105内の冷
媒温度センサ123と、蓄熱装置116内の蓄熱剤温度
センサ124の信号を入力して制御が行われる。
【0013】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、冷媒温度を複数に分けることの必要性を説明する。
エンジンの発熱量をQH 、目標冷媒温度をTH 、電動モ
ータの発熱量をQH 、目標冷媒温度をTM 、弱電系の発
熱量をQL 、目標冷媒温度をTL とする。ここで、前述
のとおり、TH >TM >TL である。ラジエータに要求
される性能は、冷却空気温度をTa とすると、それぞれ KH =QH /(TH −Ta ) KM =QM /(TM −Ta ) KL =QL /(TL −Ta ) となる。
【0014】ここでもし、冷却系統を1つとして、1つ
のラジエータで全体を一括して冷却しようとすると、目
標冷媒温度は最も低い温度(TL )にあわせなくては、
弱電系など熱に弱い部品の性能が低下してしまう。した
がって、ラジエータに要求される性能は、 K=(QH +QM +QL )/(TL −Ta ) =QH /(TL −Ta )+QM /(TL −Ta )+QL
(TL −Ta ) となる。ここで、TH >TM >TL であるから、 K=QH /(TL −Ta )+QM /(TL −Ta )+Q
L (TL −Ta )>QH /(TH −Ta )+QM /(T
M −Ta )+QL (TL −Ta ) =KH +KM +KL すなわち、各目標制御温度に相当した冷媒温度にあわせ
た冷却系を個別に持ち、それぞれ最適に制御すること
が、放熱系の必要容積を最小にすることにつながるので
ある。この意味から、エンジン冷却系ラジエータ、電動
モータ冷却系ラジエータ、弱電系ラジエータの3つのラ
ジエータが必要になってくる。
【0015】ところが、本発明で対象にしている車両で
は、エンジンによる車軸の駆動と、電動モータによる車
軸の駆動とを切り替えて行っているため、エンジン冷却
用のラジエータと、電動モータ用のラジエータとが、同
時に大きい放熱を必要とされる条件は無いといってよ
い。このことは、上記エンジン冷却系ラジエータと、電
動モータ冷却系ラジエータとを共用できる可能性がある
ことを示している。
【0016】しかしながら、上述のとおり、エンジン冷
却系の目標制御温度と、電動モータ冷却系の目標制御温
度が異なるため、エンジン冷却系の目標制御温度に制御
されている状態から電動モータ冷却系の目標制御温度ま
で低下させるまで時間がかかり、電動モータにとってオ
ーバーヒートになってしまうという危険がある。たとえ
ば、エンジンでの高負荷走行直後に電動モータ走行モー
ドに入った場合、冷却水温がすぐには低下せず、モータ
の性能が十分引き出せないことが起こりうる。
【0017】そこで本発明では、第1のラジエータ10
3を、エンジン101での走行時にはエンジン冷却系用
のラジエータとして用い、電動モータ107の作動時に
は電動モータ冷却系用のラジエータとして用いるように
構成している。以下、図7に示すフローチャートと併せ
て説明する。
【0018】エンジン101が作動し(図7:ステップ
S1,Yes)、電動モータ107が作動していない
(図7:ステップS2,No)ときの通水状況を、図3
に示す。
【0019】メカニカルウォータポンプ104が回転し
て、冷媒をエンジン用冷却水配管102及び第1のラジ
エータ103へ通水させて、エンジン101での吸収熱
量を大気に放出する。ここで、第1のラジエータ103
の放熱性能が、たとえば冷却ファン(図示せず)などに
よって、エンジン101の目標冷媒温度になるように制
御されることはもちろんである。その間、三方切り替え
弁110は蓄熱装置116とモータ冷却系用電動ウォー
タポンプ109間を“開”として、第1のラジエータ1
03と電動モータ冷却系とを切り離している。しかし、
電動モータ107は作動していないため、モータ冷却系
用電動ウォータポンプ109は作動していない。
【0020】ここで、蓄熱装置116内の蓄熱剤117
が、所定温度(たとえば相変化温度−10℃)以下であ
れば(図7:ステップS3,Yes)、弱電系冷却系用
電動ウォータポンプ114も作動しない(図7:ステッ
プS4)。
【0021】一方、蓄熱剤117が、所定温度(たとえ
ば相変化温度+10℃)以上であれば、電動モータ10
7の作動/不作動に関わらず、弱電系冷却系用電動ウォ
ータポンプ114を作動させる(図7:ステップS
5)。このことは、第2のラジエータ115が、蓄熱装
置116の放熱器として作用し、常に蓄熱剤117が潜
熱を吸収できる状態に保たれることを示している。
【0022】次に、エンジン101が作動し(図7:ス
テップS1,Yes)、電動モータ107も作動してい
る(図7:ステップS2,Yes)状態では、第1のラ
ジエータ103の出口タンク105での冷媒温度により
制御が異なる。
【0023】まず、該冷媒温度を検知する温度センサ1
23の信号が、電動モータ冷却系の目標制御温度よりも
低い場合(エンジン作動が軽負荷か、始動してからの時
間が短い場合)(図7:ステップS6,Yes)の通水
状況を、図4に示す。
【0024】三方切り替え弁110は、第1のラジエー
タ103の出口タンク105と電動モータ冷却系用電動
ウォータポンプ109間を“開”とし、第1のラジエー
タ103を、エンジン101及び電動モータ107の冷
却器として用いる。この場合、冷媒の制御温度は、電動
モータ107の目標温度に制御される。
【0025】一方、弱電系冷却系用電動ウォータポンプ
114も作動し、電動モータ107の制御ユニット11
1及びバッテリ112を、第2のラジエータ115によ
り冷却する。ここでの冷媒の制御温度は、弱電系冷却系
の目標温度に制御される。
【0026】次に、温度センサ123の信号が、電動モ
ータ冷却系の目標制御温度よりも高い場合(エンジン作
動が高負荷か、始動してからの時間が長い場合)(図
7:ステップS6,No)の通水状況を、図5に示す。
【0027】三方切り替え弁110は、蓄熱装置116
と電動モータ冷却系用電動ウォータポンプ109間を
“開”とし、第1のラジエータ103をエンジン101
の冷却専用とし、電動モータ107は蓄熱装置116の
潜熱により冷却する。
【0028】また、弱電系冷却系用ウォータポンプ11
4も作動しており、電動モータ107の制御ユニット1
11及びバッテリ112を、第2のラジエータ115に
より冷却する。この場合、蓄熱剤117の熱も、第2の
ラジエータ115で放熱されることになるため、第2の
ラジエータ115は、電動モータ107の放熱器も兼ね
ていることになる。
【0029】ここで、弱電系の冷媒温度が目標温度より
も高い場合、蓄熱117の熱を回収するわけにはいかな
い。そこで、本発明では、蓄熱剤117と弱電系冷却系
との間の熱交換をヒートパイプ121で行い、ヒートパ
イプ121の作動温度を弱電系冷却系の目標温度程度に
設定しているため、弱電系冷却系の冷媒が目標温度より
も高い場合には、ヒートパイプ121内の作動媒体が凝
縮しきれないので、熱交換性能が低下することになる。
【0030】次に、エンジン101が作動せず(図7:
ステップS1,No)、電動モータ107が作動してい
る(図7:ステップS9,Yes)場合の通水状況を、
図6に示す。
【0031】メカニカルウォータポンプ104が作動し
ないため、第1のラジエータ103に通水するために
は、電動モータ冷却系用電動ウォータポンプ109を作
動させる。すなわち、三方切り替え弁110を、出口タ
ンク105と電動モータ冷却系用電動ウォータポンプ1
09間を“開”とする。第1のラジエータ103は、電
動モータ107の冷却専用となる。
【0032】最後に、エンジン101も電動モータ10
7も作動しない(図7:ステップS1,No、ステップ
S9,No)状態では、冷却の必要がないため、電動モ
ータ冷却系用電動ウォータポンプ109は作動させない
が、蓄熱装置116の蓄熱剤117の温度を相変化温度
以下に保つため、温度センサ124の温度が蓄熱剤11
7の相変化温度以上の場合のみ、弱電系冷却系用電動ウ
ォータポンプ114を作動させる。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、その構成を、内燃機関エンジンで走行するモー
ドと、バッテリでモータを駆動して走行するモードとを
併せ持つハイブリッド電気自動車において、目標冷却水
温が高いエンジン冷却系と、目標冷却水温が中程度のモ
ータ冷却系と、目標冷却水温が低いバッテリ及び弱電系
冷却系とを備え、上記モータ冷却系の目標制御温度とバ
ッテリ及び弱電系冷却系の目標制御温度との間に相変化
温度を持つ蓄熱装置を備え、上記3つの冷却系の冷媒が
該蓄熱装置において熱交換をするように構成するととも
に、モータ冷却系へは、上記エンジン冷却系の冷媒か、
上記蓄熱装置の冷媒かを選択的に導入するようにすると
ともに、上記蓄熱装置においては、バッテリ及び弱電系
冷却系との熱交換が、たとえばヒートパイプなど作動温
度に範囲のある伝熱要素を用いており、ある所定温度以
上では熱交換性能が低下するような構成としたので、2
つのラジエータで3系統の冷却系の異なる冷媒温度制御
を可能とし、車両への搭載上の容積効率が向上する。ま
た、冷却風の通風系に不要な抵抗体を置くことがなくな
るため、エンジンルームの冷却性能も確保される、とい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド電気自動車の冷却装
置の一実施の形態を示す図である。
【図2】蓄熱装置の詳細図である。
【図3】本実施の形態の作動説明図である。
【図4】本実施の形態の作動説明図である。
【図5】本実施の形態の作動説明図である。
【図6】本実施の形態の作動説明図である。
【図7】本実施の形態の作用を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】従来技術によるハイブリッド電気自動車の冷却
装置を示す図である。
【符号の説明】
101 エンジン 102 エンジン用冷却水配管 103 第1のラジエータ 104 メカニカルウォータポンプ 105 出口タンク 106 入口タンク 107 電動モータ 108 電動モータ用冷却水配管 109 電動モータ冷却系用電動ウォータポンプ 110 三方切り替え弁 111 電動モータ107の制御ユニット 112 バッテリ 113 弱電系用冷却水配管 114 弱電系冷却系用電動ウォータポンプ 115 第2のラジエータ 116 蓄熱装置 117 蓄熱剤 118,119 ウォータジャケット 120,121 ヒートパイプ 122 コントロールユニット 123 冷媒温度センサ 124 蓄熱剤温度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01P 7/04 F01P 7/04 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関エンジンで走行するモードと、
    バッテリでモータを駆動して走行するモードとを併せ持
    つハイブリッド電気自動車において、 目標冷却水温が高いエンジン冷却系と、目標冷却水温が
    中程度のモータ冷却系と、目標冷却水温が低いバッテリ
    及び弱電系冷却系とを備え、 前記モータ冷却系の目標制御温度とバッテリ及び弱電系
    冷却系の目標制御温度との間に相変化温度を持つ蓄熱装
    置を備え、 前記3つの冷却系の冷媒が前記蓄熱装置において熱交換
    をするように構成するとともに、モータ冷却系へは、前
    記エンジン冷却系の冷媒か、前記蓄熱装置の冷媒かを選
    択的に導入することを特徴とするハイブリッド電気自動
    車の冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド電気自動
    車の冷却装置において、 前記蓄熱装置においては、バッテリ及び弱電系冷却系と
    の熱交換が、たとえばヒートパイプなど作動温度に範囲
    のある伝熱要素を用いており、ある所定温度以上では熱
    交換性能が低下するように構成されていることを特徴と
    するハイブリッド電気自動車の冷却装置。
JP205398A 1998-01-08 1998-01-08 ハイブリッド電気自動車の冷却装置 Pending JPH11200858A (ja)

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