JPH11200162A - 粗紡機とリング精紡機を備えている精紡設備およびこの精紡設備を運転するための方法 - Google Patents

粗紡機とリング精紡機を備えている精紡設備およびこの精紡設備を運転するための方法

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JPH11200162A
JPH11200162A JP10313272A JP31327298A JPH11200162A JP H11200162 A JPH11200162 A JP H11200162A JP 10313272 A JP10313272 A JP 10313272A JP 31327298 A JP31327298 A JP 31327298A JP H11200162 A JPH11200162 A JP H11200162A
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roving
tube
sensor
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spinning
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JP10313272A
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Karl-Heinz Mack
ハインツ・マック カール−
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
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Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/182Overhead conveying devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】粗紡機とリング精紡機を備えている精紡設備お
よびこの精紡設備の運転方法を提供すること 【解決手段】 少なくとも一つの色彩センサ17が設け
られており、この色彩センサがその傍らを通過する粗糸
チューブ11の搬送部材7の異なった色彩をこの粗糸チ
ューブ11の色彩に依存して自動的に識別するように構
成されている。搬送部材7の懸吊ホルダ位置が管替え装
置5,6の一つの方向に走っている際この搬送部材の走
行方向で前方に設けられている色彩センサ17により予
め、この懸吊ホルダ位置が管替え装置もしくはその粗紡
機1,2に所属している色彩および/または品質を備え
た(満)粗糸ボビン10或いは(空)粗糸チューブ11
を有しているかどうかを検出し、そうである場合にのみ
当該管替え装置の後続して設けられている充填センサ1
2を作動させる

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一つの
粗紡機と少なくとも一つのリング精紡機、および粗糸ボ
ビンを粗紡機からリング精紡機へと、そして粗糸チュー
ブをリング精紡機から粗紡機へと搬送し、かつ異なった
粗糸品質を有する粗糸ボビンを異なった粗糸品質に属す
る色彩を有する粗糸チューブを少なくとも時折搬送して
交換装着を行う無端の回動する搬送部材、および少なく
とも一つの自動的な管替え装置とを備えており、この管
替え装置により定まった粗糸品質のもしくはチューブ色
彩を有する粗糸ボビンと粗糸チューブが搬送部材内に装
着されかつこの搬送部材から取出される様式の、粗紡機
とリング精紡機を備えている精紡設備およびこの精紡設
備を運転するための方法に関する。従って、本発明によ
る精紡設備は、ただ一つの搬送部材を備えており、しか
も少なくとも一つの粗紡機、少なくとも一つのリング精
紡機と少なくとも一つの管替え装置とを備えている。
【従来の技術】このような様式の精紡設備はドイツ連邦
共和国特許第196 01 286号明細書から公知で
ある。この精紡設備にあっては、粗紡機の各々には一つ
の管替え装置が所属しており、この管替え装置は自動的
に空粗糸チューブを、粗紡機の傍らを通過する搬送部材
から取出し、満粗糸ボビンと置換える。粗紡機は或る粗
糸品質−この粗糸品質に従って搬送部材の装着が行なわ
れ、或いは行なわれている−の粗糸ボビンを供給する。
しかし、粗糸品質を変える際は、搬送部材は“古い”品
質を備えているすべての粗糸ボビンが“新しい”品質を
備えている粗糸ボビンと交換されるまで、一時的に二つ
の粗糸品質を有している。ヨーロッパ公開特許第0 3
14 631号明細書から、二つの粗紡機に共通の搬送
部材を設け、この搬送部材がこれらの二つの粗紡機の粗
糸ボビンをこれらに所属しているリング精紡機に供給
し、粗糸チューブをこのリング精紡機から取出して戻す
ように精紡設備を形成することが知られている。この精
紡設備にあっては、二つの粗紡機はしばしば品質の異な
る粗糸ボビンを供給し、次いで搬送部材に同時にこれら
の品質の異なる粗糸ボビンが装着されている。搬送部材
に一つ以上の品質を有する粗糸ボビンが装着されている
場合、これらの品質の異なる粗糸ボビンが作業員にとっ
ても、特にこのような自動的な装置にとっても判別しが
たいと言う問題、またこのような粗糸ボビン或いは粗糸
チューブを搬送部材から取出したり或いはこの搬送部材
に装着することの問題が生じる。このような装置とは管
替え装置であり、この管替え装置は空チユーブを搬送部
材から取出し、この空チユーブを粗紡機に供給し、この
粗紡機内でこれらの空チユーブにあらためて粗糸が巻取
られる。この様式の管替え装置を以下の説明にあって
は、粗紡機−管替え装置と称する。この粗紡機の管替え
装置が、粗紡機から供給される粗糸ボビンの品質に所属
しているような色彩の粗糸チューブのみを供給する必要
があると言うことは自明のことである。しかし、このよ
うな管替え装置は、満粗糸ボビンを搬送部材から取出
し、この満粗糸ボビンをリング精紡機のクリールに装着
する管替え装置でもある。このような様式の管替え装置
を以下の説明にあっては、リング精紡機−管替え装置と
称する。この場合も、リング精紡機の管替え装置が、リ
ング精紡機により処理される粗糸ボビンの品質に所属し
ているような色彩の粗糸ボビンのみを供給する必要があ
ると言うことは自明のことである。異なる粗糸品質を有
する粗糸ボビンを作業員にとって判別可能であるように
するために、長い間行なわれてきた実際の処理は、色彩
が異なる粗糸チューブを使用し、粗糸品質を一定したチ
ューブ色彩と定めることである。同様に、撚糸のための
チューブと粗糸のためのチューブに機械的に読取り可能
な、光学的な或いは磁気的なコードを設けることも公知
である。このコード内に粗糸の品質を記入することがで
きる。しかし、このようなコードは作業員によって眼に
より読とることは不可能である。従って、作業員は粗糸
ボビンの粗糸品質ンと管替え装置の秩序正しく行なわれ
ていない選別作業を認識することができない。
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、異なる粗糸品質を有する粗糸ボビンが作業員にと
っても、粗糸ボビンと粗糸チューブを自動的に取扱う、
管替え装置のような装置にとっても判別可能であるよう
にすることである。
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よる精紡設備にあって、少なくとも一つの色彩センサが
設けられており、この色彩センサがその傍らを通過する
粗糸チューブの搬送部材の異なった色彩を自動的に認知
し、かつこの粗糸チューブの色彩に依存して管替え装置
の管替え工程を制御するように構成されていることによ
って解決される。この構成の利点は、一方において作業
員が粗糸ボビン上の粗糸の品質を容易に認識でき、例え
ばリング精紡機のクリール内において処理の終わった粗
糸ボビンを手によって交換する際に、正しい粗糸品質を
有する粗糸ボビンを選択することができると言うことで
あり、他方では管替え装置も粗糸チューブの色彩によ
り、どのような品質の粗糸ボビンが存在しているか、或
いは搬送部材の位置にどのような品質の粗糸ボビンが存
在していたかを認識し、同じ品質の粗糸ボビンと置換え
ることが可能となることである。粗紡機−管替え装置或
いはリング精紡機−管替え装置が、それらが所属してい
る粗紡機から供給されるか或いはそのようなリング精紡
機において処理されるような粗糸品質の場合、管替え装
置は管替え工程を行うことが可能である。粗紡機−管替
え装置がそれに所属している、もしくはその粗紡機に所
属している色彩/粗糸品質の粗糸チューブのみを管替え
することにより、搬送部材に対する異なる粗糸品質を有
する粗糸ボビンの数に従った装着が維持されると言うこ
とが保証される。色彩センサを配設すると言うことは、
ただ一つの粗紡機が搬送部材に接続されており、この搬
送部材に粗紡機から搬送される一つの粗糸品質の粗糸ボ
ビンのみが装着されている際に有利である。粗紡機から
供給される粗糸品質の粗糸ボビンを交換する場合、おお
くの理由から、この交換が『迅速に』行なわれるのが、
即ち搬送部材が“古い”粗糸品質の粗糸ボビンを未だ有
している間に、“新しい”粗糸品質の粗糸ボビンを既に
搬送部材内に装着することが可能であのが有利である。
搬送部材への装着を行う粗紡機−管替え装置が本発明に
より色彩センサを備えている場合、この粗紡機−管替え
装置はこの迅速交換を、即ち粗糸ボビンの取出しと、
“古い”粗糸品質の粗糸チューブの取出し、および“新
しい”粗糸品質の粗糸ボビンの装着を作業員自身による
て作業を必要とすることなく行う。何故ならこの粗紡機
−管替え装置は粗糸品質を判別することができるからで
ある。搬送部材の作動に依存して作業が行なわれるリン
グ精紡機のうち一つの或いは多数のリング精紡機が、搬
送部材により供給が行なわれる粗紡機により搬出される
粗糸ボビンと粗糸品質の異なる粗糸ボビンで作業を行な
わなければならない場合もある。この場合、搬送ベルト
は手により或いは単独で使用される或いは一緒に使用さ
れる、可動性の管替え装置により、例えば搬送容器から
異なる粗糸品質を有する粗糸ボビンが装着される。この
場合、粗紡機−管替え装置は異なる色彩/粗糸品質の粗
糸チューブを認知し、これらの粗糸チューブが“その”
粗紡機に供給されないように、従って搬送部材から取出
されないようにしなければならない。このことは本発明
による色彩センサにより保証される。しかしまた、全く
正常な作業にあっても、本発明による色彩センサは、搬
送部材に付されていない色彩/粗糸品質の粗糸チューブ
が搬送部材に誤って装着されているのを認知し、かつ告
知し、従って粗糸品質の誤った交換が回避され、何処に
誤謬があるのかを調べることができると言う利点を与え
る。特に、搬送部材に異なる粗糸品質を有する粗糸ボビ
ンを供給する二つ或いは多数の粗紡機が接続されている
際、精紡設備の品質により仕分けされた作業は本発明に
よる色彩センサによってのみ可能である。その際、各々
の管替え装置は色彩センサを有している。中央にまとめ
られている制御機構を使用することにより、搬送部材に
二つ或いは多数の粗紡機が接続されている場合でも、た
だ一つの色彩センサを設けることが可能である。この色
彩センサはこの制御機構にその色彩認知信号を与え、こ
の制御機構はこの信号をこの信号が発生されている搬送
部材の位置に帰属させ、−この位置に該当する粗紡機−
管替え装置が到達すると直ちに−この粗紡機−管替え装
置を適宜に制御する。色彩認知信号が次の作動によつて
不正な信号とならないようにするために、この色彩セン
サは一つ或いは多数の管替えステーションの直前に密接
して設けるのが有利である。管替え装置は、リング精紡
機のクリール内のもしくは搬送部材内の空粗糸チューブ
を満粗糸ボビンと交換を行うために設けられている。従
って、これにより管替え装置は充填センサも備えてお
り、この充填センサは搬送部材内の−粗紡機−管替え装
置の場合は−粗糸チューブを、そして−リング精紡機−
管替え装置の場合は−粗糸ボビンを認知し、場合によっ
ては交換工程を開始させる。色彩/粗糸品質の走査は、
空粗糸チューブを走査する際に重要であり、反対に、即
ち空粗糸チューブの走査は当該色彩/粗糸品質を走査す
る際に重要である。従って、本発明による有利な他の構
成により、充填センサと色彩センサは、両センサのうち
前方に設けられているセンサが、この前方のセンサに後
方に設けられているセンサの信号との組合せで工程を開
始させる信号が与えられた際にのみ、この後方に設けら
れているセンサを作動させるような様式で互いに依存し
合うように構成されている。この場合、色彩センサが充
填センサの前方に設けられていて、この充填センサを作
動させるように、また充填センサが色彩センサの前方に
設けられていてこの色彩センサを作動させるように構成
することも可能である。ただ一つの色彩センサが設けら
れる既に上に述べた本発明による他の構成に相応して、
粗紡機−管替え装置に関してもただ一つの充填センサが
設けられる。この場合、色彩センサと充填センサとを一
つのセンサユニットとしてまとめるのが有利である。イ
ンテリジェントの中央の制御機構が、この制御機構が搬
送部材の活動状態を認知し、その運動を制御するように
も構成されているので、この粗紡機−管替え装置には独
自のセンサを設ける必要はなく、従って機器内での制御
がこのユニットを著しく単純なものにする。市販で手に
入る色彩センサは、この色彩センサが六つの明白に異な
る色彩を識別可能であるように形成される。しかし、本
発明により使用される色彩センサが、異なる多数の粗糸
品質がどのように搬送部材内で現出しているかを識別し
なければならないことは明白である。このことはしばし
ば前もって知ることができないので、−精紡設備の所与
の規模を基として−少なくとも色彩センサが搬送部材に
接続されている粗紡機の数に相当する数の色彩を認知す
ることが可能でなければならないことは言いえる。粗紡
機−管替え装置が一つの粗糸品質の交換も自動的に行う
ことが可能でなければならない場合、一つの精紡設備内
で同時に自動的に交換可能でなければならない粗糸品質
の各々対に関して、他の色彩の分だけ判別しなければな
らない色彩の数は多くなる。搬送部材によって作業が左
右される粗紡機の数、従って判別すべき粗糸品質もしく
はチューブ色彩の数は、搬送部材の搬送能力、粗紡機−
管替え装置の管替え効率および粗紡機の生産効率に依存
している。この数は一般的に三つを越えてはならない。
粗糸品質の交換が避けられない場合にのみこの粗糸品質
の交換が行なわれるので、この粗糸品質の交換は稀に行
なわれ、一つの粗糸品質以上の粗糸品質の同時の交換は
稀な例外と言いえる。搬送部材によって作業が左右され
るリング精紡機の数は、リング精紡機の数が比較的大き
い場合、異なる粗糸品質を処理のために供しなければな
らないと言う、そして時折二つの粗糸品質を同時に交換
しなければならないと言う確率が増大する点で、判別す
べき粗糸品質の数に影響を与える。以下に添付した図面
に図示した発明の実施の形態につき本発明を詳細に説明
する。
【発明の実施の形態】図1より図5から認められるよう
に、精紡設備−これにより本発明を図示し、かつ説明を
行う−は、二台の粗紡機1と2、および四台或いは五台
のリング精紡機3を備えている。本発明が一台のみの或
いは二台以上多数の粗紡機と一台のみの或いは他の数の
リング精紡機を備えている精紡設備においても実行でき
ることはもちろんである。粗紡機1と2は、満粗糸ボビ
ンを空粗糸チューブと自動的に交換するための詳細に図
示していない装置を備えている。この装置は、本発明が
関係する点において例えばドイツ連邦共和国特許第19
5 05 050号明細書に記載されているように形成
されている。この装置は粗紡機1と2内で回動する搬送
装置4を備えており、この搬送装置により満粗糸ボビン
はそれぞれの粗紡機に所属している粗紡機−管替え装置
5に供給され、この粗紡機−管替え装置により先に装着
されている空粗糸チューブが排送される。図1に示した
発明の実施の形態にあっては、リング精紡機3はリング
精紡機−管替え装置6を備えている。このリング精紡機
−管替え装置は、例えばドイツ連邦共和国特許公開第3
7 34 275号明細書に記載されているように、し
かしドイツ連邦共和国特許第39 41 822号明細
書に詳細に述べられているように、個々の粗糸ボビンの
交換に適応して形成されている。この点で本発明はこれ
らの明細書を参考とする。リング精紡機−管替え装置6
はリング精紡機3のクリールに沿って移動可能であり、
精紡し終わった或いは精紡し終わる直前の粗糸ボビンを
リング精紡機3のクリールから取出し、このクリールに
供給された満粗糸ボビンと置換する。この発明の実施の
形態にあっては、リング精紡機3の各々は各々の側面に
それぞれ一つのリング精紡機−管替え装置6を備えてい
る。しかし、各々のリング精紡機3にただ一つのリング
精紡機−管替え装置6が所属しており、このリング精紡
機−管替え装置がリング精紡機の端面を巡って他の側へ
と走行するように構成することも可能である。図5に示
した発明の実施の形態にあっては、粗糸ボビンと粗糸チ
ューブの交換は作業員により手で行なわれる。粗紡機−
管替え装置5は、本発明が関する限り、例えばドイツ連
邦共和国特許出願第197 02 163.8号明細書
に記載されている。図4から認められるように、管替え
装置はチューブ捕捉装置を備えており、このチューブ捕
捉装置は回転可能に支承されており、かつ昇降可能な二
腕状のレバー8の両端部に取付けられており、従って環
状の軌道9上を移動する。この環状の軌道9は搬送部材
7と、および搬送装置4とも接しており、従ってチュー
ブ捕捉装置はそれぞれの粗糸ボビン10をその都度の粗
紡機1或いは2の搬送装置から掛外して取出し、搬送部
材の懸吊ホルダーに掛止めし、反対に粗糸チューブ11
を搬送部材の懸吊ホルダーから掛外して取出し、搬送装
置の懸吊ホルダーに掛止めする。両粗紡機−管替え装置
5により、そしてリング精紡機3のクリールに沿って−
図1の発明の実施の形態にあってはリング精紡機−管替
え装置6の運動路に沿って−無端の実際に常時回動して
いる搬送部材7が案内されており、この搬送部材は無端
の、閉鎖されて敷設されているレール内を案内されるリ
ンクチエーンとして形成されており、このリンクチエー
ンに通常の懸吊ホルダーが設けられている。この懸吊ホ
ルダーに粗糸ボビンと粗糸チューブとが自動的に粗紡機
−管替え装置5、リング精紡機−管替え装置6により、
或いは作業員の手により掛止めされる。粗紡機−管替え
装置5もリング精紡機−管替え装置6も、特に光バリヤ
として形成されている充填センサ12を備えている。こ
の充填センサは搬送部材7内の空の懸吊ホルダー/満ボ
ビン/空チユーブを認知する。充填センサ12は粗糸ボ
ビン10の巻の高さで、しかし搬送部材7内で懸吊ホル
ダーの下方に設けられている。完全を期すために、リン
グ精紡機−管替え装置6がリング精紡機3のクリール内
の空の或いは殆ど空になりかけている粗糸ボビンを認知
するもう一つの充填センサを備えていることを述べてお
く。この充填センサは本発明の理解にとっては重要でな
いので、ここでは図示していないし、詳細に説明もしな
い。充填センサ12には図示していない感知器が所属し
ており、この感知器は搬送部材7の懸吊ホルダーが通過
した際充填センサを作動させる。この充填センサの光バ
リヤは、空の懸吊ホルダーが通過した際は作動された後
中断の記録を行なわず、空チユーブが通過した際は短い
中断を、そして満ボビンが通過した際は長い中断を記録
する。これらの中断はその都度懸吊ホルダー位置のその
都度の装填状態に関する信号として働く。更に、粗紡機
−管替え装置5もリング精紡機−管替え装置6も、特に
光バリヤとして形成されている位置感知器15を備えて
いる。この位置感知器は搬送部材7の懸吊ホルダーの交
換位置16への走入を感知する。位置感知器15は広く
使用されている、ここでは詳細に図示しかつ説明してい
ない様式で、モータ14を備えている摩擦輪対13とし
て形成されている搬送部材7の駆動機構を、その懸吊ホ
ルダーが必要な場合交換位置16で停止するように制御
する。本発明により、粗紡機−管替え装置5およびリン
グ精紡機−管替え装置6も更に、一般に光バリヤとして
形成されている色彩センサ17を備えている。この色彩
センサは傍らを通過する粗糸チューブ11の色彩を認知
する。この色彩センサ17は、特に粗糸の巻体によって
隠蔽されることのない、粗糸チューブの領域の高さで、
即ち粗糸の巻体の上端部或いは下端部に設けられてい
る。この色彩センサ17は、これが少なくとも二つの異
なった色彩を認知できるように形成されていなければな
らない。一般には、この色彩センサが六つ以下の異なっ
た色彩を認知するだけで十分である。その際、色彩セン
サは“インテリジェント”としての形態で、この色彩セ
ンサがこれが認知するのに供される色彩が存在している
際にのみ信号を発生するように形成されている。しか
し、この色彩センサを、これがこれによって認知可能な
すべての色彩に関して異なる信号を発生するように形成
することも可能であり、次いでこの信号は後続して設け
られている、同様に“インテリジェント”として形成さ
れている制御ユニット内で所定の色彩の存在を検出しな
ければならない。以下にあっては、管替え装置5或いは
6のそれぞれの色彩センサ17が搬送部材7の走行方向
でそれぞれの充填センサ12の前方に設けられていると
言うことを前提として発明の説明を行う。この場合、充
填センサ12と位置感知器15は、“正しい”、即ちそ
の都度の管替え装置とその都度の粗紡機もしくはリング
精紡機に所属している品質と色彩を備えているチューブ
を認知した際にのみ、および満粗糸ボビン或いは空粗糸
チューブとの更なる判別が必要となった際にのみ作動さ
れる。しかし、それぞれの充填センサ12をそれぞれの
色彩センサ17の前方に設けることも同様に可能であ
る。この場合、色彩センサ17と位置感知器15は、−
粗紡機−管替え装置5の場合は−空粗糸チューブ11或
いは空の懸吊ホルダーが、そして−リング精紡機−管替
え装置6の場合は−満粗糸ボビン10が認知された際に
のみ作動される。色彩センサ17と充填センサ12は、
搬送部材7上の懸吊ホルダーのそれぞれ第一のピッチ領
域18内で、交換位置16の手前に設けられているのが
有利である。この構成は、センサの信号が直ちに制御の
ために使用することが可能であると言う利点を有してい
る。これと異なった構成の場合は、信号が関係付けられ
る懸吊ホルダーが交換位置16内に走入するまで、信号
を中間で記憶する記憶装置が設けられていなければなら
ないことになる。各々の粗紡機−管替え装置5と各々リ
ング精紡機−管替え装置6は制御ユニット19を備えて
いる。この制御ユニットは、色彩センサ17、充填セン
サ12および位置感知器15に与えられる信号並びに管
替え装置の交換機構から与えられる信号を処理し、かつ
更に導線20を介して交換機構と搬送部材7の駆動機構
13,14に機能正しく作用するような調節信号に処理
する。この制御ユニット19の機能は後に詳細に説明す
る様式で置換え可能である。図2から認められるよう
に、搬送部材7−これは矢印の方向で回動する−は、粗
紡機−管替え装置5へのその走行の際不規則に装填が行
なわれている。この搬送部材7は空の懸吊ホルダー21
のほかに、それぞれ品質/色彩A(右上がりのダッシュ
を付した円)と品質/色彩B(左上がりのダッシュを付
した円)の粗糸チューブ11或いは粗糸ボビン10が装
着されている懸吊ホルダーをも有している。品質Aは粗
紡機1により、品質Bは粗紡機2から供給された品質で
ある。粗紡機−管替え装置5の一つの色彩センサ17が
“その”色彩/品質のチューブを認知すると、この色彩
センサは信号を管替え装置の制御ユニット19に与え、
その後この管替え装置は調節信号により管替え装置の充
填センサ12を作動させる。この充填センサ12が空の
粗糸チューブに相当する信号を制御ユニット19に導
き、この充填センサに満ボビン10が二腕状のレバー8
において現存していることに関する交換装置の信号も与
えられている場合、この充填センサは搬送部材7を停止
させるために、かつ交換位置16における懸吊ホルダー
の位置決めのために位置感知器15を作動させる。制御
ユニット19に位置決めの確認信号が与えられると、こ
の制御ユニットは導線20を介して交換装置に与えられ
る調節信号により管替え工程を開始させる。この管替え
工程により、粗糸チューブ11は搬送部材7から取出さ
れ、満ボビン10は搬送部材に掛止めされ、この管替え
工程の直後搬送部材7を再び回動させる。粗糸ボビン1
と2における搬送部材7と搬送装置4とが同じ高さに存
在しておらず、従って二腕状のレバー8におけるチュー
ブ捕捉装置による新たな把持装填が交換工程の際に同期
して行なわれない場合、管替え工程は粗糸チューブ11
が粗紡機の搬送装置4内に降下され、新しい粗糸ボビン
10がこの粗紡機の搬送装置から収容されることにより
完結する。制御ユニット19に粗紡機−管替え装置5の
交換装置による粗糸ボビン10の処理のためのこの粗糸
ボビンの交換装置への供与に関する信号が存在していな
い場合、制御ユニットは位置感知器15の位置決め信号
に作用して搬送部材7の駆動機構13,14への調節信
号を誘起してこれを作動させず、従ってこの搬送部材は
停止されない。粗紡機1,2の搬送装置4が未だ粗糸ボ
ビン10を備えており、この搬送装置においてボビン交
換−このためにはこの搬送装置が空けられていなければ
ならない−が滞っている場合、管替え装置の制御ユニッ
ト19は、この制御ユニットがこれらの粗糸ボビンを搬
送部材7の空の懸吊ホルダー21内に装填するようにプ
ログラム化される。部分交換のため、制御ユニット19
を更に、この制御ユニットが管替え装置5を誘起して、
或る品質/色彩の粗糸ボビン10も粗糸チューブ11も
搬送部材7から取出され、新しい粗糸品質を有する粗糸
ボビンが装填されるか或いは装填されないように、もし
くは搬送部材の空の懸吊ホルダーに新しい品質/色彩の
粗糸ボビンが装填されるように、プログラム化すること
も可能である。多くの場合、粗紡機−管替え装置5の交
換装置は図3に示したように、この交換装置が同時に二
つの粗糸ボビン10を粗紡機1,2の搬送装置4から取
出し、個別に或いは同時に搬送部材7内に交換のために
供与されるように形成されている。粗紡機−管替え装置
5はこの目的のため二腕状のレバー8のそれぞれ一つを
備えている二つの管替え位置16,16′を有してい
る。その際、搬送部材7における装填は有利な方法で、
それぞれ二つの相前後している懸吊ホルダーが同じ品質
/色彩の粗糸ボビンで充填されるように行なわれる。こ
の場合、色彩センサ17と充填センサ12は既に、第二
の懸吊ホルダー−ピッチ領域22内で、搬送部材7の通
過方向で第一の交換位置16の手前に位置している。こ
れらのセンサはこのようにして、二つの相前後している
懸吊ホルダーに空のチューブが装填されているかどうか
を、そして時間の節約の下に一緒に管替えすることが可
能であるかどうかを認知する。こうでない場合、管替え
装置は、個々の粗糸ボビンと粗糸チューブが管替え位置
16,16′の一つの位置−この位置において粗糸チュ
ーブ11が交換のため待機しており、粗糸ボビン10が
交換のため供与されている−において管替え可能である
ように形成されかつそのように制御ユニット19により
制御される。多数の粗紡機1,2或いはそれらの粗紡機
−管替え装置5の少なくとも交換位置16もしくは16
と16′が、その間隔が搬送部材7内の懸吊ホルダーの
ピッチ間aの整数倍n*a(n=2,3,4,・・・)
に相当するような相互間隔で設けられているのが有利で
ある。この場合、搬送部材7が停止している際、多数の
粗紡機−管替え装置5は時間の節約の下に同時に管替え
を行うことが可能である。粗紡機1,2が時として同じ
品質のボビンを供給するような場合は、搬送部材7を、
粗紡機−管替え装置5の交換位置16が接続されている
粗紡機の数に対して僅少な間隔で存在しているように−
即ち二つの粗紡機の場合例えば、図5に示したように、
この搬送部材の半分の長さ間隔で存在しているように、
構成するのが有利である。このようにして、搬送部材7
のほぼ均一な装填がその全長にわたって達せられる。搬
送部材7により或る品質の粗糸ボビンのみが搬送されて
いる場合、色彩センサ17は停止されている。しかし、
この場合も、“不正な”色彩/粗糸品質の粗糸ボビン1
0或いは粗糸チューブ11がこの搬送部材7内に誤って
入込んでいるかどうかを監視しなければならないことは
もちろんである。粗紡機1,2において粗糸品質を変え
ようとする場合は、紡出し終わった粗糸品質のボビンは
即座に搬送部材7から除去され、新しい粗糸品質のボビ
ンと置換えられなければならない。これを達するため、
制御ユニット19は、これが粗紡機−管替え装置5を制
御し、この粗紡機−管替え装置5が紡出し終わった粗糸
品質/色彩の粗糸ボビン10および粗糸チューブをも搬
送部材7から取出し、もはやどのような粗糸ボビンも搬
送部材7内に装着しないか、或いは新しい粗糸品質の粗
糸ボビンを搬送部材7内に装着するように、プログラム
化される。紡出し終わった粗糸品質を有する、搬送部材
7から取出された粗糸ボビン10と粗糸チューブ11
は、この場合もちろん粗紡機1或いは2の搬送装置4内
に装填されてはならず、別個に排送される。粗紡機−管
替え装置5の交換装置はこの作業工程に即応するように
形成されていなければならない。リング精紡機−管替え
装置6の機能は粗紡機−管替え装置5の機能と、このリ
ング精紡機−管替え装置がリング精紡機3のクリールに
沿って巡回し、クリール内の空の或いは糸が無くなりか
けている粗糸チューブ11を探査する点で異なってい
る。リング精紡機−管替え装置6がクリール内の粗糸チ
ューブ11を発見すると、このリング精紡機−管替え装
置は立ち止まり、交換の準備を行う。この場合、リング
精紡機−管替え装置は、その作動している色彩センサ1
7とその、場合によっては作動される充填センサ12に
より(或いは反対の工程により)色彩/粗糸品質と搬送
部材7内のこのリング精紡機−管替え装置の傍らを通過
する粗糸ボビン10と粗糸チューブ11の装填状態を検
出する。充填センサ12が“正しい”、即ちこの充填セ
ンサが係わっているリング精紡機3において処理される
粗糸品質の粗糸ボビン10を認知すると直ちに、その制
御ユニットは搬送部材7の駆動機構13,14に与えら
れる調整信号によりこの搬送部材を停止させ、リング精
紡機−管替え装置6の交換装置に与えられる調節信号に
より粗糸チューブ11がリング精紡機3のクリールから
取出され、搬送部材から取出した粗糸ボビン10と交換
が行われる。引続きこの制御ユニットは搬送部材7を再
び運動させる。特に、図1に示したように、搬送部材7
内に関係付けられている粗紡機−管替え装置5の交換位
置16,16′が二つ或いは多数の粗紡機1,2に隣接
している場合、一つの搬送部材7における多数の粗紡機
−管替え装置5のためにただ一つの色彩センサ17と、
場合によってはただ一つの充填センサ12を設けるだけ
でよく、これらのセンサはその際搬送部材7の走行方向
でこれらの交換位置の直前に設けられているのが有利で
ある。本発明により充填センサ12と色彩センサ17
の、隣接しているセンサ同志の活性化が行なわれると言
う点での親密な協働は前置されているセンサによって可
能であるので、色彩センサ17と充填センサ12をまと
めて一つのセンサユニット23として形成するのが有利
である。その際、制御ユニット19′はもはや粗紡機−
管替え装置5に所属しておらず、このセンサユニット2
3に所属する。精紡設備はしばしばインテリジェントな
中央の制御装置を備えており、この制御装置は精紡のた
めの種々の機械の作動を自動的に正しく機能するように
制御する。本発明の構成は、どんな場合でも粗紡機−管
替え装置5が中心から離れている制御ユニット19を必
要とせず、その充填センサ12の信号或いはその色彩セ
ンサ17の信号或いは両信号は図5に示したように、こ
のような中央の制御ユニット24に接続されており、こ
の制御ユニットはこの管替え装置の管替え工程の制御を
行う。この中央の制御ユニット24は、搬送部材7のこ
の制御ユニットにとって知られているその都度の位置−
この位置に関してこの信号が発生されている−の色彩セ
ンサ17によりこの制御ユニットに与えられる信号を整
理し、当該位置が“正しい”粗紡機−管替え装置5の、
即ち当該粗糸品質のボビンを処理している粗紡機−管替
え装置の交換位置16.16′に達すると直ちに、その
充填センサ12を作動させる。更に、この制御ユニット
に充填センサ12により発生された信号も供給される
と、制御ユニットは搬送部材7を停止させ、粗紡機−管
替え装置5を直接交換工程を始めるように制御する。粗
糸チューブと粗糸ボビンの管替えを色彩に依存して制御
することにより、搬送部材は少なくとも二つの異なって
いる粗糸品質の粗糸ボビンを搬送する場合、−粗紡機
に、これによって生産される粗糸品質に相当し、従って
各々の粗糸品質の糸が必ず正しい色彩を有する粗糸チュ
ーブにのみに巻かれるような色彩を備えている粗糸チュ
ーブのみが供給されること、−搬送部材の粗糸ボビンが
装填されていた位置に再び同じ粗糸品質の粗糸ボビンが
装填され、従って搬送部材7に対する異なっている品質
の粗糸ボビンの装填が量的にも、位置に関しても同じ状
態にとどまること、−リング精紡機にこのリング精紡機
のために予定されている色彩/粗糸品質の粗糸ボビンの
みが供給されることが保証される。搬送部材の位置にお
いて、例えば作業員により他の粗糸品質の−即ち他の色
彩の−粗糸ボビン或いは粗糸チューブが装填される場合
でも誤った交換は行なわれない。管替え装置はその都度
の粗紡機に常に“正しい”色彩/粗糸品質の粗糸チュー
ブのみを供給し、搬送部材に常に“正しい”粗糸品質の
粗糸ボビンを供給する。粗糸の品質と言う概念には、他
の粗糸との判別の手段となるすべてのパラメータ、特に
その繊度、その材料、混合の際の混合比、その色彩等で
ある。粗糸品質の交換は、特に後になって始めて、場合
によっては仕上がり製品において始めて分かる深刻な、
特に経費を要する欠陥を生む。
【発明の効果】本発明による精紡設備およびその運転方
法により、異なる粗糸品質を有する粗糸ボビンが作業員
にとっても、粗糸ボビンと粗糸チューブを自動的に取扱
う、管替え装置のようなにとっても確実な判別が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの粗紡機と多数のリング精紡機の傍らにお
いて作業する搬送部材を備えている精紡設備の概略図で
ある。
【図2】搬送部材に沿って二つの粗紡機の粗糸ボビンと
粗糸チューブのそれぞれにおいて管替えを行う二つの管
替え装置の平面図である。
【図3】搬送部材に沿って二つの粗紡機において二つの
粗糸ボビンが管替えのために供与されている二つの管替
え装置の平面図である。
【図4】管替え工程を制御するための制御部材の配設を
示す図である。
【図5】精紡設備の他の発明の実施の形態の概略図であ
る。
【符号の説明】
1,2 粗紡機 3 リング精紡機 4 搬送装置 5 粗紡機−管替え装置 6 リング精紡機−管替え装置 7 搬送部材 8 二腕状レバー 9 環状レール 10 (満)粗糸ボビン 11 (空)粗糸チューブ 12 充填センサ 13 摩擦輪対 14 摩擦輪対のモータ 15 位置感知器 16,16′ 交換位置 17 色彩センサ 18 懸吊ホルダー−ピッチ領域 19,19′ (中央)制御ユニット 20 導線 21 (空)懸吊ホルダー 22 懸吊ホルダー−ピッチ領域 23 センサユニット 24 中央制御ユニット a 搬送部材内の懸吊ホルダーの相互間隔(ピッチ) n 搬送部材に接続されている粗紡機の数 n*a ピッチ間隔の整数による倍数(n=整数) m 同時に交換可能でなければならない粗糸品質の数

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 少なくとも一つの粗紡機と少なくとも
    一つのリング精紡機、および粗糸ボビンを粗紡機からリ
    ング精紡機へと、そして粗糸チューブをリング精紡機か
    ら粗紡機へと搬送し、かつ異なった粗糸品質を有する粗
    糸ボビンを異なった粗糸品質に属する色彩を有する粗糸
    チューブを少なくとも時折搬送して交換装着を行う無端
    の回動する搬送部材、および少なくとも一つの自動的な
    管替え装置とを備えており、この管替え装置により定ま
    った粗糸品質のもしくはチューブ色彩を有する粗糸ボビ
    ンと粗糸チューブが搬送部材内に装着されかつこの搬送
    部材から取出される様式の、粗紡機とリング精紡機を備
    えている精紡設備において、少なくとも一つの色彩セン
    サ(17)が設けられており、この色彩センサがその傍
    らを通過する粗糸チューブ(11)の搬送部材(7)に
    おける異なった色彩を自動的に認知し、かつこの粗糸チ
    ューブ(11)の色彩に依存して管替え装置(5,6)
    の管替え工程を制御するように構成されていることを特
    徴とする精紡設備。
  2. 【請求項02】 管替え装置(5,6)の各々に、色彩
    センサ(17)が所属しており、この色彩センサがそれ
    が所属しているそれぞれの管替え装置の管替え工程を制
    御するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の精紡設備。
  3. 【請求項03】 搬送部材(7)に、中央の制御機構
    (19′)を介して粗紡機(1,2)の少なくとも一つ
    の管替え装置(15)の管替え工程を制御する色彩セン
    サ(17)が所属していることを特徴とする請求項1に
    記載の精紡設備。
  4. 【請求項04】 色彩センサ(17)が、少なくともn
    個の異なった色彩(この場合nは搬送部材(7)に接続
    されている粗紡機(1,2)の数を意味する)を判別す
    るように構成されていることを特徴とする請求項2或い
    は3に記載の精紡設備。
  5. 【請求項05】 色彩センサ(17)が、(n個+m
    個)の異なった色彩(この場合nは搬送部材(7)に接
    続されている粗紡機(1,2)の数を、そしてmは同時
    に交換可能でなければならない粗糸品質の数を意味す
    る)を判別するように構成されていることを特徴とする
    請求項2或いは3に記載の精紡設備。
  6. 【請求項06】 少なくとも一つの色彩センサ(17)
    が、粗糸ボビン(10)と粗糸チューブ(11)の走行
    方向で、充填センサ(12)の前方に設けられており、
    この充填センサを作動させるように構成されていること
    を特徴とする、(満)粗糸ボビン、(空)粗糸チューブ
    (11)および充填センサの傍らを通過する搬送部材に
    おける空の懸吊ホルダ位置間を判別し、少なくとも一つ
    の管替え装置の管替え工程を制御する充填センサを備え
    ている請求項1に記載の精紡設備。
  7. 【請求項07】 充填センサ(12)が、(満)粗糸ボ
    ビン(10)と(空)粗糸チューブ(11)の通過方向
    で、少なくとも一つの色彩センサ(17)の前方に設け
    られており、かつこの色彩センサを作動させるように設
    けられていることを特徴とする、(満)粗糸ボビン、
    (空)粗糸チューブおよび充填センサの傍らを通過する
    搬送部材における空の懸吊ホルダ位置間を判別し少なく
    とも一つの管替え装置の管替え工程を制御する充填セン
    サを備えている請求項1に記載の精紡設備。
  8. 【請求項08】 色彩センサ(17)と充填センサ(1
    2)がまとめられて一つのセンサユニッ(23)を形成
    していることを特徴とする請求項3或いは6或いは7に
    記載の精紡設備。
  9. 【請求項09】 少なくとも一つの粗紡機と少なくとも
    一つのリング精紡機、および粗糸ボビンを粗紡機からリ
    ング精紡機へと、そして粗糸チューブをリング精紡機か
    ら粗紡機へと搬送し、かつ異なった粗糸品質を有する粗
    糸ボビンを異なった粗糸品質に属する色彩を有する粗糸
    チューブを少なくとも時折搬送して交換装着を行う無端
    の回動する搬送部材、および少なくとも一つの自動的な
    管替え装置とを備えており、この管替え装置により定ま
    った粗糸品質のもしくはチューブ色彩を有する粗糸ボビ
    ンと粗糸チューブが搬送部材内に装着されかつこの搬送
    部材から取出される様式の、粗紡機とリング精紡機を備
    えている精紡設備を運転するための方法において、搬送
    部材(7)の懸吊ホルダ位置が管替え装置(5,6)の
    一つの方向に走っている際、この搬送部材の走行方向で
    前方に設けられている色彩センサ(17)により予め、
    この懸吊ホルダ位置が、管替え装置もしくはその粗紡機
    (1,2)に所属している色彩および/または品質の
    (満)を備えた粗糸ボビン(10)或いは(空)粗糸チ
    ューブ(11)を有しているかどうかを検出し、そうで
    ある場合にのみ当該管替え装置の後続して設けられてい
    る充填センサ(12)を作動させることを特徴とする精
    紡設備の運転方法。
  10. 【請求項10】 搬送部材(7)の懸吊ホルダ位置が管
    替え装置(5,6)の一つの方向に走っている際、この
    搬送部材の走行方向で前方に設けられている充填センサ
    (12)により予め、この懸吊ホルダ位置が、(空)粗
    糸チューブ(11)を有しているかどうかを検出し、そ
    うである場合にのみ当該管替え装置の後続して設けられ
    ている色彩センサ(17)を作動させることを特徴とす
    る請求項9に記載の精紡設備の運転方法。
JP10313272A 1997-11-06 1998-11-04 粗紡機とリング精紡機を備えている精紡設備およびこの精紡設備を運転するための方法 Withdrawn JPH11200162A (ja)

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