JPH11197982A - 工作機械のカッタ自動交換装置 - Google Patents

工作機械のカッタ自動交換装置

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JPH11197982A
JPH11197982A JP10002898A JP289898A JPH11197982A JP H11197982 A JPH11197982 A JP H11197982A JP 10002898 A JP10002898 A JP 10002898A JP 289898 A JP289898 A JP 289898A JP H11197982 A JPH11197982 A JP H11197982A
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JP
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cutter
work
machine tool
holding means
loader
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JP10002898A
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English (en)
Inventor
Akira Ikoma
晃 生駒
Susumu Nakamura
進 中村
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KOMATSU KOKI KK
Original Assignee
KOMATSU KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型かつ大重量のカッタの自動交換を可能に
する。 【解決手段】 加工すべき軸状のワーク3の両端をチャ
ック4によりクランプして回転させる一対のワークヘッ
ド2と、上記ワーク3の長手方向(X軸方向)及び接離
方向(Y軸方向)へ移動自在に設けられ、かつ主軸モー
タ6により回転される外刃式カッタ7により上記ワーク
3をミーリング加工するカッタヘッド5とを有する工作
機械1において、上記工作機械1の上方にY軸方向及び
上下方向(Z軸方向)へ移動自在に設けられ、かつ上記
工作機械1へ搬入出するワーク3を保持するワーク保持
手段17を有するローダ8と、上記ローダ8に設けら
れ、かつ上記カッタヘッド5の主軸5aに脱着するカッ
タ7を保持するカッタ保持手段18と、ワーク3の搬入
出動作及びカッタ7の脱着動作を制御する制御手段とよ
り構成したもので、大型でかつ重量の重い外刃式カッタ
7を短時間で安全に自動交換できるため、生産性の向上
が図れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は外刃式カッタを使
用して軸状のワークを加工する工作機械のカッタ自動交
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カムシャフトのような軸状のワーク
をミーリング加工する工作機械としては、カムシャフト
加工機などがある。この種の加工機では、主軸に取付け
られた外刃式カッタを回転させながらワークの外周面を
ミーリング加工しており、加工するワークの種類などが
変った場合、ワークの種類に応じてカッタを交換する段
取り替え作業を行っている。
【0003】従来ではこの段取り替え作業を作業員が人
為的に行っているが、近年のように多品種少量生産が多
くなると、段取り替えの回数も多くなるため、段取り替
えに多くの時間を必要として生産性が低下すると共に、
作業に危険が伴うなどの不具合もある。
【0004】かかる不具合を改善するため、特開平6−
55399号公報や、特開平4−115856号公報、
実開平5−20840号公報で、工作機械の工具交換装
置などが提案されている。
【0005】上記特開平6−55399号公報のもの
は、回転する工具収納マガジンに複数の工具を予め収納
し、加工するワークに応じて上記工具収納マガジンを回
転させて、使用する工具を選択するようにした構成で、
工具の割出しなどはNC制御により行っている。
【0006】また特開平4−115856号公報のもの
は、ワークを把持するハンドや工具、治具などを収納し
た治工具ストッカを備えていて、ワークの加工に使用す
る工具は、搬送ロボットにより治工具ストッカより取出
して複合加工旋盤の刃物台まで搬送し、刃物台に取付け
てワークの加工を行う構成となっている。
【0007】一方実開平5−20840号公報のもの
は、工作機械の上方にワークの搬入出を行うワーク搬送
装置を設けると共に、このワーク搬送装置の走行体に工
具交換用電動ホイストを設けて、このホイストに工具ユ
ニットを吊り下げて人力によりターンブローチ機と工具
交換場所との間を移動して、工具ユニットの交換作業を
行うようにしたもので、ホイストの移動や工具ユニット
の脱着作業は作業員が手で行うようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記特開平6−
55399号公報に記載のものでは、円盤状の工具収納
マガジンに複数の工具を収納する構成のため、カムシャ
フトのようなワークを加工する工作機械のように大型の
外刃式カッタを使用するものでは、工具収納マガジンに
複数のカッタを収納することは困難である。
【0009】また特開平4−115856号公報のもの
では、搬送ロボットが複合加工旋盤の主軸と平行するよ
う横架されたモノレール上を移動して工具などを搬送す
る構造のため、大型かつ大重量の外刃式カッタを搬送す
るためには剛性の高いモノレールを必要として、装置が
大型かつ高価になると共に、複合加工旋盤の上方を搬送
ロボットが通過するため、カッタと旋盤とが干渉しない
ようモノレールを高い位置に布設する必要がある。この
ためカッタの昇降ストロークが大きくなって交換するの
に多くの時間を必要とし、この間ワークの加工が中断さ
れるため、生産性が低下するなどの不具合がある。
【0010】一方実開平5−20840号公報のもので
は、工具交換用電動ホイストを使用して工具の交換を行
うが、そのほとんどが手作業となるため、工具の交換に
多くの時間を必要として作業性が悪いと共に、作業に危
険が伴うなどの不具合がある。
【0011】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、軸状ワークを加工する外刃式カ
ッタの交換が短時間で自動的に行える工作機械のカッタ
自動交換装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するため請求項1記載の発明は、加工すべき軸状の
ワークの両端をチャックによりクランプして回転させる
一対のワークヘッドと、上記ワークの長手方向(X軸方
向)及び接離方向(Y軸方向)へ移動自在に設けられ、
かつ主軸モータにより回転される外刃式カッタにより上
記ワークをミーリング加工するカッタヘッドとを有する
工作機械において、上記工作機械の上方にY軸方向及び
上下方向(Z軸方向)へ移動自在に設けられ、かつ上記
工作機械へ搬入出するワークを保持するワーク保持手段
を有するローダと、上記ローダに設けられ、かつ上記カ
ッタヘッドの主軸に脱着するカッタを保持するカッタ保
持手段と、ワークの搬入出動作及びカッタの脱着動作を
制御する制御手段とより構成したものである。
【0013】上記構成により、ワークを搬入するローダ
を利用してカッタを工作機械に搬入出し、カッタヘッド
の主軸へ脱着することができるため、カッタの交換作業
が短時間で能率よく行え、これによって生産性の向上が
図れると共に、人手を介さずにカッタの交換が行えるた
め、安全性も向上する。
【0014】またワークの搬入出と、カッタの交換作業
を1基のローダで兼用できるため、別個に設ける場合に
比べて設置スペースや、設備費の低減が図れると共に、
ワーク搬入出とカッタの交換作業が互いに干渉すること
がないため、制御も容易となる。
【0015】さらにローダの高さが低くできることによ
って、ローダを支持する架台の剛性が増すため、重量の
重いカッタの搬入出が可能になると共に、搬入出速度も
速くできるため、カッタ交換時間の短縮が図れるように
なる。
【0016】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、工作機械の近傍に、加工するワークの種類に応じ
て予め用意された複数のカッタを格納するカッタマガジ
ンを設置したものである。
【0017】上記構成により、使用するカッタや使用済
カッタの出し入れが短時間で容易に行えると共に、予め
カッタの格納場所などのデータを制御手段へ入力してお
くことにより、ワーク加工時ワークの種類などのデータ
を入力するだけで、ワークの種類に適合したカッタをカ
ッタマガジンより選択して工作機械へ搬入できるため、
カッタ交換精度が向上すると共に、ワークの種類に適合
しないカッタが搬入されて不良品が発生したり、カッタ
が破損するなどの不具合も解消することができる。
【0018】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、ローダに、カッタ保持手段をX軸方向へシフトさ
せるシフト手段を設けたものである。
【0019】上記構成により、カッタヘッドの主軸の中
心位置に搬入されたカッタを主軸方向へシフトさせて、
主軸にカッタを装着したり、使用済カッタを主軸より取
外す作業が確実に行えるようになる。
【0020】上記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、カッタ保持手段をカッタをクランプする一対のカ
ッタクランプ爪と、このカッタクランプ爪を開閉するク
ランプシリンダより構成したものである。
【0021】上記構成により、交換するカッタを確実に
保持することができるため、搬送中にカッタが落下する
などの虞がないと共に、主軸とカッタの芯合せが確実に
行えるため、カッタを精度よく主軸へ取付けることがで
きる。
【0022】上記目的を達成するため請求項5記載の発
明は、ワーク保持手段を、ワークを吊り上げる複数の爪
体により形成したものである。
【0023】上記構成により、ワークを下方より引掛け
るだけでワークを保持することができると共に、ワーク
の種類が変っても適用できるため、汎用性も高い。
【0024】上記目的を達成するため請求項6記載の発
明は、ワーク保持手段を、ワークをクランプする複数の
爪体と、これら爪体を開閉するクランプシリンダより形
成したものである。
【0025】上記構成により、爪体によりワークを確実
にクランプすることができるため、ワーク搬送中にワー
クが落下するなどの虞がないと共に、チャックとワーク
の芯合せが精度よく行えるため、ワークの脱着時間を短
縮することができる。
【0026】上記目的を達成するため請求項7記載の発
明は、カッタを、外周面に複数のチップを有する円盤状
のカッタ本体と、このカッタ本体の中心部に設けられた
テーパシャンクより形成したものである。
【0027】上記構成により、主軸に対しカッタが精度
よく取付けられるため、加工精度の向上が図れると共
に、テーパシャンクの一端にクランプ溝を形成すれば、
カッタクランプ爪によりカッタのクランプが容易確実に
行えるようになる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1は全体的な平面図、図2は右側面
図、図3は要部の拡大正面図である。
【0029】これら図において1はカムシャフト加工機
などの工作機械で、ベッド1a上に一対のワークヘッド
2が接離方向に移動自在に載置されており、これらワー
クヘッド2の対向面には、ワーク3の両端をクランプす
るチャック4が回転自在に設けられている。上記ワーク
ヘッド2の近傍には、ワーク3の長手方向(X軸方向)
へ移動自在にX軸スライド1bがベッド1a上に載置さ
れており、このX軸スライド1b上に、X軸と直交する
Y軸方向に移動自在にY軸スライド1cが設けられてい
る。そしてこのY軸スライド1c上にカッタヘッド5が
設置されている。
【0030】上記カッタヘッド5には、主軸モータ6に
より回転される主軸5aがX軸方向に設けられていて、
この主軸5aの一端側にカッタ7が着脱自在に取付けら
れている。上記カッタ7は円盤状のカッタ本体7aの外
周面に、多数のチップ7bが円周方向に間隔を存して着
脱自在に取付けられていると共に、カッタ本体7aの中
心部には、テーパシャンク7cがキー7dによりキー止
めされている。上記テーパシャンク7cの小径側の端部
には、プルスタッド7eが形成されていて、このプルス
タッド7e側より、上記主軸5aの端面に形成されたテ
ーパ状の取付け孔5bへテーパシャンク7cを嵌挿する
ことにより、主軸5aに対してカッタ7が精度よく取付
けられるようになっており、テーパシャンク7cの大径
側の端部には、ワーク3の搬入出とカッタ7の交換を行
うローダ8に設けられたカッタ保持手段18のカッタク
ランプ爪18aがクランプするクランプ溝7fが形成さ
れている。
【0031】上記ローダ8は、チャック4に両端がクラ
ンプされたワーク3の上方を通るように横杆9aが横架
された架台9を有している。上記横杆9aの一端は、床
面より立設された支柱9bの上端に、そして他端は工作
機械1のベッド1aに下端が固着された支柱9cの上端
にY軸方向に支持されていると共に、上記横杆9aの上
面にはガイドレール9dが、そして横杆9aの下方には
ガイド杆9eが布設されていて、これらガイドレール9
d及びガイド杆9eに、走行体10がY軸方向に移動自
在に支承されている。上記横杆9aの上方には、走行体
10に固着されたナット部材11bに螺合するボールね
じ軸11がY軸方向に設けられている。
【0032】上記ボールねじ軸11は、横杆9a上に固
着された軸受け11aに両端側が回転自在に支承されて
いると共に、ボールねじ軸11の一端側にはモータより
なるY軸駆動手段12が接続されていて、このY軸駆動
手段12によりボールねじ軸11を正逆回転することに
より、走行体10をY軸方向へ往復動できるようになっ
ている。
【0033】上記走行体10には上下方向(Z軸方向)
に摺動自在に一対のガイド杆14が支承されている。各
ガイド杆14の上端間と下端間は連結杆14aで互い連
結されていると共に、下側の連結杆14aには、走行体
10に直立するように支持された流体シリンダよりなる
Z軸駆動手段15のピストン杆15a先端が接続されて
いて、このZ軸駆動手段15により下側の連結杆14a
に取付けられた支持部材16が上下動できるようになっ
ている。そして上記支持部材16の下面にワーク保持手
段17と、カッタ保持手段18が取付けられている。上
記ワーク保持手段17は、カッタ保持手段18と干渉し
ないように支持部材16の一端側に設けられていて、ワ
ーク3の両端側を吊り上げるためのほぼJ字形をなす一
対の爪体17aを有している。
【0034】またカッタ保持手段18は、ガイド杆14
のほぼ直下に設けられた一対のカッタクランプ爪18a
と、これらカッタクランプ爪18aを開閉するクランプ
シリンダ18b及びカッタクランプ爪18aをX軸方向
へシフトさせるシフトシリンダよりなるシフト手段18
cより構成されている。上記カッタクランプ爪18aは
対向する面に、テーパシャンク7cの大径部に形成され
たクランプ溝7fをクランプする半円状の切欠き18d
が形成されている。
【0035】一方上記工作機械1の後方には、複数のカ
ッタ7を格納したカッタマガジン20が設置されてい
る。上記カッタマガジン20はラック状に形成されてい
て、加工するワーク3の種類に応じて予め複数種類が用
意されており、テーパシャンク7cの軸心がX軸と平行
するようにカッタマガジン20内に格納されており、ク
ランプしやすいように、クランプ溝7fが走行体10側
へ向けられていると共に、カッタ7を取出しまたは格納
する際、他のカッタ7とカッタクランプ爪18aが干渉
しないように、図示しないスライド手段や回転手段によ
り取出しまたは格納するカッタ7のラックがスライドま
たは回転されるようになっている。
【0036】次に上記構成されたカッタ自動交換装置の
作用を説明すると、加工するワーク3の種類などのデー
タを図示しない制御手段へ入力すると、制御手段は予め
登録されているデータからワーク3の種類に応じたカッ
タ7を選択し、ローダ8のY軸駆動手段12及びZ軸駆
動手段15へ制御信号を出力する。これによってカッタ
マガジン20の上方に待機していたカッタ保持手段18
がZ軸駆動手段15により下降され、またY軸駆動手段
12により走行体10がY軸方向へ移動されて、カッタ
クランプ爪18aが使用するカッタ7の位置に割出され
る。
【0037】そしてクランプシリンダ18bによりカッ
タクランプ爪18aが開放された状態で、シフト手段1
8cによりカッタクランプ爪18aがカッタ7側へシフ
トされ、カッタクランプ爪18aがカッタ7のクランプ
溝7fをクランプする。その後カッタクランプ爪18a
が元の位置へシフトされた後、Z軸駆動手段15により
搬送高さまでカッタ7が上昇されると、Y軸駆動手段1
2がボールねじ軸11を回転させるため、走行体10は
カッタヘッド5の上方へと移動される。走行体10がカ
ッタヘッド5の上方へ停止されると、Z軸駆動手段15
によりテーパシャンク7cの中心が主軸5aの中心に一
致する位置までカッタ7が下降される。
【0038】そしてこの状態でシフト手段18cがカッ
タクランプ爪18aを主軸5a方向へシフトさせるた
め、テーパシャンク7cがプルスタッド7d側より主軸
5aの取付け孔5bに嵌挿され、主軸5aにカッタ7が
固定される。カッタ7の取付けが完了すると、カッタク
ランプ爪18aは搬送高さまで上昇された後、Y軸駆動
手段12により走行体10がワーク搬入出位置まで移動
され、この位置でZ軸駆動手段15によりワーク保持手
段17が下降されて、次に加工するワーク3が爪体17
aにより保持され、チャック4の上方へ搬送される。そ
してチャック4がワーク3の両端をクランプできる位置
までワーク3が下降されてチャック4によりワーク3の
両端がクランプされると、ワーク保持手段17がワーク
搬入出位置まで移動され、次のワーク3の搬入出時まで
その位置で待機する。
【0039】以上のようにしてカッタ7の装着及びワー
ク3の搬入が完了すると、カッタヘッド5がY軸及びX
軸方向へ移動されて、カッタ7がワーク3の加工位置に
割出され、ワーク3及びカッタ7がともに回転されてワ
ーク3の加工が開始される。そしてワーク3の全ての加
工個所の加工が完了すると、ワーク搬入出位置に待機し
ていた走行体10がワーク3の直上へ移動されて、加工
の完了したワーク3が搬出され、次に加工するワーク3
が再び搬入されて、新たなワーク3の加工が再開され
る。
【0040】以下上記動作を繰返すことにより、所定数
のワーク3の加工を行うもので、所定数のワーク3の加
工が完了して、次に別の種類のワーク3を加工する場合
は、カッタ7の交換を行う。カッタ7の交換に当って
は、まずワーク搬入出位置に待機していた走行体10が
使用済カッタ7の直上まで移動されて、主軸5aよりカ
ッタ7が取外され、カッタマガジン20の上方まで移動
されて、元の位置に使用済カッタ7が格納される。
【0041】その後次に使用するカッタ7の位置にカッ
タクランプ爪18aが割出されて、次に使用するカッタ
7がカッタマガジン20より取出され、主軸5aの上方
へと移動される。以後は上記と同様な動作で主軸5aに
カッタ7が装着された後、ワーク3が搬入されて、新た
な種類のワーク3の加工が開始されるもので、カッタ7
の交換と、ワーク3の搬入出が人手を介さず、全て自動
的に行えるようになる。
【0042】なお図示しないがローダ8のカッタ保持手
段18には、エアノズルが設けられていて、主軸5aに
カッタ7を装着する際、このエアノズルよりエアが主軸
5aに向けて噴出され、前の加工で主軸5aに付着した
切粉などが吹き飛されるようになっており、これによっ
て主軸5aとテーパシャンク7cの間に切粉などが入り
込んで装着不良を起すなどの不具合を解消している。
【0043】また上記実施の形態では、ワーク保持手段
17をほぼJ字形に形成された複数の爪体17aにより
形成したが、クランプシリンダにより開閉される複数の
爪体17aにより形成して、これら爪体17aによりワ
ーク3をクランプするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるカッタ自動交換装
置が設けられた工作機械の平面図である。
【図2】図1のA方向からの矢視図である。
【図3】図1のB方向からの矢視図である。
【図4】この発明の実施の形態になるカッタ自動交換装
置により交換するカッタの正面図である。
【符号の説明】
1…工作機械 2…ワークヘッド 3…ワーク 4…チャック 5…カッタヘッド 5a…主軸 6…主軸モータ 7…カッタ 7a…カッタ本体 7b…チップ 7c…テーパシャンク 8…ローダ 17…ワーク保持手段 17a…爪体 18…カッタ保持手段 18a…カッタクランプ爪 18b…クランプシリンダ 18c…シフト手段 20…カッタマガジン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべき軸状のワーク(3)の両端を
    チャック(4)によりクランプして回転させる一対のワ
    ークヘッド(2)と、上記ワーク(3)の長手方向(X
    軸方向)及び接離方向(Y軸方向)へ移動自在に設けら
    れ、かつ主軸モータ(6)により回転される外刃式カッ
    タ(7)により上記ワーク(3)をミーリング加工する
    カッタヘッド(5)とを有する工作機械(1)におい
    て、上記工作機械(1)の上方にY軸方向及び上下方向
    (Z軸方向)へ移動自在に設けられ、かつ上記工作機械
    (1)へ搬入出するワーク(3)を保持するワーク保持
    手段(17)を有するローダ(8)と、上記ローダ
    (8)に設けられ、かつ上記カッタヘッド(5)の主軸
    (5a)に脱着するカッタ(7)を保持するカッタ保持
    手段(18)と、ワーク(3)の搬入出動作及びカッタ
    (7)の脱着動作を制御する制御手段とを具備したこと
    を特徴とする工作機械のカッタ自動交換装置。
  2. 【請求項2】 工作機械(1)の近傍に、加工するワー
    ク(3)の種類に応じて予め用意された複数のカッタ
    (7)を格納するカッタマガジン(20)を設置してな
    る請求項1記載の工作機械のカッタ自動交換装置。
  3. 【請求項3】 ローダ(8)に、カッタ保持手段(1
    8)をX軸方向へシフトさせるシフト手段(18c)を
    設けてなる請求項1または2記載の工作機械のカッタ自
    動交換装置。
  4. 【請求項4】 カッタ保持手段(18)を、カッタ
    (7)をクランプする一対のカッタクランプ爪(18
    a)と、このカッタクランプ爪(18a)を開閉するク
    ランプシリンダ(18b)より構成してなる請求項1な
    いし3項の何れか1項記載の工作機械のカッタ自動交換
    装置。
  5. 【請求項5】 ワーク保持手段(17)を、ワーク
    (3)を吊り上げる複数の爪体(17a)により形成し
    てなる請求項1ないし4項の何れか1項記載の工作機械
    のカッタ自動交換装置。
  6. 【請求項6】 ワーク保持手段(17)を、ワーク
    (3)をクランプする複数の爪体(17a)と、これら
    爪体(17a)を開閉するクランプシリンダより形成し
    てなる請求項1ないし4項の何れか1項記載の工作機械
    のカッタ自動交換装置。
  7. 【請求項7】 カッタ(7)を、外周面に複数のチップ
    (7b)を有する円盤状のカッタ本体(7a)と、この
    カッタ本体(7a)の中心部に設けられたテーパシャン
    ク(7c)より形成してなる請求項1ないし4項の何れ
    か1項記載の工作機械のカッタ自動交換装置。
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