JPH11195855A - フレキシブル基板の支持構造 - Google Patents

フレキシブル基板の支持構造

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JPH11195855A
JPH11195855A JP95198A JP95198A JPH11195855A JP H11195855 A JPH11195855 A JP H11195855A JP 95198 A JP95198 A JP 95198A JP 95198 A JP95198 A JP 95198A JP H11195855 A JPH11195855 A JP H11195855A
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JP
Japan
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flexible substrate
deformation
lcd
preventing member
main board
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JP95198A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ichikawa
裕一 市川
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル基板の過度変形から生じる破損
や断線などの不具合を防止することが可能なフレキシブ
ル基板の支持構造を簡単な構成で提供する 【構成】 一端部が電気部品に接続され、U 字状に曲折
された後、他端部がメイン基板に接続されたフレキシブ
ル基板を支持する構造であって、このフレキシブル基板
の曲折部の内方に位置する変形防止部材を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、フレキシブル基板(FPC基
板)の支持構造に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】フレキシブル基板は、曲折
部分を設けるなどの形状加工によって、電気機器内の狭
いスペースや複雑な形状部分に配置が可能であるため、
メイン基板と電気部品の電気的な接続などに広く用いら
れている。しかし、フレキシブル基板の曲折部分に外力
が加わったときには過度変形され、フレキシブル基板と
電気部品の接続部分の接続が切れたり、基板内部のパタ
ーンに断線が生じるおそれがあった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされ
たものであり、フレキシブル基板の過度変形から生じる
破損や断線などの不具合を防止することが可能なフレキ
シブル基板の支持構造を簡単な構成で提供することを目
的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明のフレキシブル基板の支持構造
は、一端部が電気部品に接続され、U 字状に曲折された
後、他端部がメイン基板に接続されたフレキシブル基
板、及び、このフレキシブル基板の曲折部の内方に位置
する変形防止部材を備えたことを特徴としている。この
変形防止部材により、フレキシブル基板の過度変形を防
止することができる。
【0005】変形防止部材は、剛性材料からなることが
望ましい。また変形防止部材は、電気部品と一体に形成
されていることが望ましい。また、変形防止部材は、フ
レキシブル基板の曲折部の内周面に対応する曲面部を有
していることが望ましい。
【0006】フレキシブル基板に外力が作用しない状態
で、上記変形防止部材の曲面部は、フレキシブル基板の
曲折部内周面と非接触であってもよいし接触支持しても
よい。非接触の態様では、フレキシブル基板の、電気部
品に接続される一端部とU字状の曲折部までの長さを長
くして、弾性変形の許容量を多くすることができる。つ
まり、フレキシブル基板の一定の変形は許容し、電機部
品との接続箇所での剥離や基板内の断線の原因となるよ
うな過度変形を変形防止部材で防ぐものである。変形防
止部材の曲面部がフレキシブル基板の曲折部内周面を接
触支持する態様では、外力が加わったときにフレキシブ
ル基板の変形を最小限に抑えることができる。
【0007】フレキシブル基板が接続する電気部品は、
液晶表示器とすることが好ましい。このとき、液晶表示
器は、液晶表示体を挟着保持する枠体を有し、変形防止
部材は、この枠体と一体に形成されていることが好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、電気機器内に設けられ
たメイン基板11と、表示装置12が示されている。図
2に示すように、表示装置12では、LCD基板14は
LCD保持枠16によって保持されている。LCD基板
14は表面にLCD表示部15が形成され、ランド部1
4aに入力される電気信号に応じて印加電圧を変化さ
せ、表示面の表示態様を変えることができる。LCD基
板14よりも薄肉のLCD保持枠16は、LCD表示部
15を露出させる開口部16aを有しており、この開口
部16aから露出されるLCD表示部15を通して、液
晶表示を電気機器の外部から観察できるようなっている
【0009】表示装置12の表示信号は、メイン基板1
1で生成される。メイン基板11からの信号を表示装置
12に伝達するため、メイン基板11と表示装置12
は、フレキシブル基板13によって電気的に接続されて
いる。フレキシブル基板13は、その一端のLCD接続
部13aが、LCD基板14のランド部14aに熱圧着
され、他端のメイン基板接続部13eがメイン基板11
に半田付けされる。ランド部14aとの圧着箇所からL
CD表示部15上を避けてメイン基板11方向へ取り回
すため、フレキシブル基板13は、LCD接続部13a
から連続する短い上側直線部13bの次に、U字状部1
3cによってメイン板11側に折り返され、下側直線部
13dが表示装置12の下部を通ってメイン基板11側
に向かうように形成されている。
【0010】LCD保持枠16は、LCD接続部13a
とランド部14aの圧着箇所の両側位置に、一対の延長
脚部16bを突出させている。一対の延長脚部16b
は、LCD表示部15の表面と平行な方向に延設されて
からLCD基板14側へほぼ直角に折り曲げられ、LC
D基板14の側面に当て付いている。
【0011】LCD保持枠16の延長脚部16bの端部
からは、さらに、変形防止部材17が延設されている。
変形防止部材17は、延長脚部16bに連続してLCD
基板14の板面と略平行な方向に延びる一対の延設部1
7aと、この延設部17aの延設方向と略直交する方向
に延びて該一対の延設部17aを接続するフレキシブル
基板支持板17bとからなっている。変形防止部材17
は、金属のような剛性材料で形成されている。本実施形
態では、LCD保持枠16と変形防止部材17は金属材
料の一体成形品である。
【0012】一対の延設部17aは、フレキシブル基板
13の両側位置に配された延長脚部16bの延長上にあ
るため、フレキシブル基板13とは重ならない。一方、
フレキシブル基板支持板17bは、表示装置12を構成
する各部の積層方向(図2の上下方向)においてフレキ
シブル基板13の上側直線部13bと下側直線部13d
の間に位置し、かつ、フレキシブル基板13の延長方向
と略直交する方向に長く形成されているため、フレキシ
ブル基板13を内方から支持することができる。図2に
示すように、フレキシブル基板支持板17bの先端形状
は、U字状部13cの内周面に対応するようなU字状に
形成されているが、延設部17aがフレキシブル基板1
3の上側直線部13bの長さよりも短く形成されている
ため、フレキシブル基板支持板17bはU字状部13c
の内側面に接していない。
【0013】以上の構造において、フレキシブル基板1
3に対して図2に矢印Fで示す外力が加わったとする。
この外力によってフレキシブル基板13は一定量変形し
て、フレキシブル基板支持板17bに接触する。する
と、剛性材料からなるフレキシブル基板支持板17bが
フレキシブル基板13を内方から支持し、その変形を制
限する。
【0014】フレキシブル基板13は、LCD接続部1
3a(圧着箇所)からU字状部13cまでの長さ(すな
わち上側直線部13b)が長いほど変形の許容量が大き
く、LCD基板14との圧着箇所が剥離しにくい。本実
施形態では、上側直線部13bが長く形成されているた
め、圧着箇所の剥離や内部断線が起きるまでの変形許容
量が大きい。そして、U字状部13cの内方に変形防止
部材17を設けることによって、許容量を超えるフレキ
シブル基板13の変形を防ぎ、圧着箇所の剥離や断線を
防止することができる。なお、フレキシブル基板支持板
17bの先端形状がU字状に形成されているため、フレ
キシブル基板13に接触したときに干渉することがな
い。
【0015】図3は、本発明の異なる実施形態を示して
いる。同図では、図1及び図2と対応する部材は符号の
最初に1を付けて区別しているが、先の実施形態と同じ
部分については特に説明しない。この実施形態では、フ
レキシブル基板113の上側直線部113bが短く、剛
性材料からなる変形防止部材117のフレキシブル基板
支持板117bが、フレキシブル基板113のU字状部
113cの内面側を接触支持している。フレキシブル基
板支持板117bの先端形状は、U字状部113cの内
面に沿って接触するようにU字状に形成されている。こ
の構造では、フレキシブル基板113の上側直線部11
3bが短いので変形許容量が小さいが、外力の作用しな
い状態でもフレキシブル基板支持板117bがフレキシ
ブル基板113を支持しているため、フレキシブル基板
113に対して図3に矢印Fで示す外力が加わったと
き、フレキシブル基板113の変形は最小限に抑えられ
る。
【0016】本発明を適用した実施形態との比較のた
め、図4と図5に、変形防止部材17、117に類する
支持部材を設けない例を示した。電気機器内にはメイン
基板21と、表示装置22が別々に配設されており、こ
れをフレキシブル基板23が接続している。前述の実施
形態と同様に、フレキシブル基板23は、表示装置22
のLCD基板24に熱圧着されるLCD接続部23a
と、該LCD接続部23aに連続する上側直線部23b
と、メイン基板21側に折り返されるU字状部23c
と、表示装置22の下部を通る下側直線部23dと、メ
イン基板21に半田付けされるメイン基板接続部23e
とから構成されている。
【0017】LCD基板24を上側から押さえるLCD
保持枠26には、LCD接続部23aの両側に位置する
一対の延長脚部26bが設けられている。しかし、延長
脚部26bの先には、フレキシブル基板23を支持する
ための部材は設けられていない。
【0018】ここでU字状部23c付近に図5に矢印F
で示す外力が加わると、支持部材がないため、U字状部
23cは同図中の下方へ変形される。特に、LCD接続
部23aからU字状部23cまでは距離が短いために変
形の許容量が小さく、過度の外力が加わったときには、
LCD接続部23aとLCD基板24の圧着部分が剥離
したり、フレキシブル基板23内のパターンが断線して
しまう可能性が大きい。
【0019】これに対し、本発明の実施形態によれば、
変形防止部材17(117)がフレキシブル基板13
(113)の過度変形を防止するので、フレキシブル基
板と表示装置の圧着部分の剥離や、フレキシブル基板内
のパターンの断線を防ぐことができる。
【0020】但し本発明は、図示実施形態に限定される
ものではない。例えば、前述の実施形態では、変形防止
部材17(117)は、その形状加工を容易にし、か
つ、部品点数の増加を防いで製造コストを下げるため
に、LCD基板14(114)よりも薄肉のLCD保持
枠16(116)と一体に形成されている。しかし、フ
レキシブル基板を支持するための変形防止部材は、LC
D保持枠16(116)とは別に形成し、表示装置12
(112)に取り付けることも可能である。
【0021】また、フレキシブル基板が接続するのは、
LCDに限られない。例えば、フレキシブル基板は、L
CD基板14(114)に代えて別の表示体を備えた表
示装置に接続するものでもよいし、表示装置以外の電気
部品に接続するものであってもよい。要は、U字状の曲
折部を有するフレキシブル基板に対して、その過度変形
を防ぐための変形防止部材を備えればよいのである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フレキ
シブル基板の過度変形を防ぐ変形防止部材を設けたの
で、フレキシブル基板の破損や断線などの不具合を簡単
な構成で防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフレキシブル基板の支持構造
の実施形態を表す斜視図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】フレキシブル基板の支持構造の異なる実施形態
を表す図である。
【図4】従来のフレキシブル基板の支持構造の一例を示
す斜視図である。
【図5】図4のV 矢視図である。
【符号の説明】
11 メイン基板 12 表示装置 13 フレキシブル基板 13a LCD接続部 13c U字状部 13e メイン基板接続部 14 LCD基板 14a ランド部 15 LCD表示部 16 LCD保持枠 16b 延長脚部 17 変形防止部材 17a 延設部 17b フレキシブル基板支持板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が電気部品に接続され、U 字状に
    曲折された後、他端部がメイン基板に接続されたフレキ
    シブル基板;及びこのフレキシブル基板の曲折部の内方
    に位置する変形防止部材;を備えたことを特徴とするフ
    レキシブル基板の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支持構造において、変形
    防止部材は、剛性材料からなるフレキシブル基板の支持
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の支持構造におい
    て、上記変形防止部材は、電気部品と一体に形成されて
    いるフレキシブル基板の支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか1項記載の支
    持構造において、上記変形防止部材は、フレキシブル基
    板の曲折部の内周面に対応する曲面部を有しているフレ
    キシブル基板の支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の支持構造において、上記
    フレキシブル基板に外力が作用しない状態で、上記変形
    防止部材の曲面部はフレキシブル基板の曲折部内周面と
    非接触であるフレキシブル基板の支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の支持構造において、上記
    フレキシブル基板に外力が作用しない状態で、上記変形
    防止部材の曲面部はフレキシブル基板の曲折部内周面を
    接触支持するフレキシブル基板の支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか1項記載の支
    持構造において、電気部品は、液晶表示器であるフレキ
    シブル基板の支持構造。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の支持構造において、液晶
    表示器は、液晶表示体を挟着保持する枠体を有し、上記
    変形防止部材は、該枠体と一体に形成されているフレキ
    シブル基板の支持構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7234965B2 (en) 2005-09-07 2007-06-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Wiring structure using flexible printed circuit board and optical module using the same
JP2007318877A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Fujikura Ltd 電気接続箱およびその製造方法
US7436481B2 (en) 2002-12-26 2008-10-14 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device having digitizer and method for fabricating the same

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