JPH11195442A - 電力接続装置及び電力接続装置を使用した電源装置 - Google Patents
電力接続装置及び電力接続装置を使用した電源装置Info
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- JPH11195442A JPH11195442A JP9367789A JP36778997A JPH11195442A JP H11195442 A JPH11195442 A JP H11195442A JP 9367789 A JP9367789 A JP 9367789A JP 36778997 A JP36778997 A JP 36778997A JP H11195442 A JPH11195442 A JP H11195442A
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Abstract
単に、かつ確実に行うことのできるものを提供すること
を目的とする。 【構成】 電源回路収納部17を有するケース15のバ
ッテリ収納部16内に、バッテリボックス18を進退自
在に設け、バッテリボックス18側のコンタクトソケッ
ト32と、ケース15側のコンタクトピン31のいずれ
か一方を遊びを持って取付け、他方を固定的に取付け、
バッテリボックス18の進退に応じてコンタクトソケッ
ト32とコンタクトピン31とを接離するようにした電
源装置である。バッテリ14の交換の場合、バッテリボ
ックス18をケース15の前方から取り出すと、コンタ
クトピン31からコンタクトソケット32が抜けて電気
的にも離れる。この状態で、古いバッテリ14を新しい
ものに交換する。交換したら再びバッテリボックス18
をケース15に差し込むと、電気的にも接続される。
Description
この電力接続装置を使用した電源装置に関するもので、
さらに詳細には無停電電源装置のケースにおけるバック
アップ用バッテリの交換作業を簡単に行うためのバッテ
リボックス又は無停電電源装置のパワーコネクタ及びケ
ースの改良に関するものである。
コン11、表示部12などを搭載した近年の各種電子機
器においては、無停電電源装置13がパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション等の半導体メモリのデータ
保護のためのバックアップ電源装置として、広く用いら
れている。前記無停電電源装置は、図6に示すように、
底板27、前板20、背板21からなるケース15が略
半分の位置で中仕切り板22により仕切られ、バッテリ
収納部16とインバータ等電源回路収納部17が設けら
れ、一方のバッテリ収納部16内に、直列に接続された
複数個の鉛シール等のバッテリ14が収納されており、
商用電源の停電時にインバータ等電源回路収納部17に
よりバッテリ14からAC100Vを作り出し、負荷装
置に安定な電力を供給して、停電による情報処理装置の
データ消失等を防止するものである。
るバックアップ用のバッテリ14には、寿命があり、無
停電電源装置13の機能を満足するために、概ね3年で
交換する必要がある。電力をバックアップすべき電子機
器の増加に伴い無停電電源装置13の設置台数が増え、
バッテリ交換の件数も増加している。
13のバッテリ14は、図6に示すように、バッテリボ
ックス18内に載せられ、バッテリカバー19を被せ、
無停電電源装置13のバッテリ収納部16に上方から収
納し、固定縁部29、28、26にてビスで固定されて
いる。
ず、無停電電源装置13のカバー23を取り外し、次
に、バッテリボックス18とケース15との間のバッテ
リ固定用ビスを取り外してからバッテリ14のコネクタ
24を外し、さらに、バッテリボックス18内にバッテ
リ14を収納したまま把手兼用のバッテリカバー19を
持ってケース15からバッテリボックス18を上方へ取
り出す。この後バッテリ14の配線25を取り外した
後、バッテリカバー19の固定縁部29とバッテリボッ
クス18の固定縁部28との間のビスを取り外して個々
のバッテリ14を交換する。
無停電電源装置13をラック10から完全に取り出す工
程、装置カバー23をケース15から取り外す工程、バ
ッテリボックス18をケース15から取り外す工程、バ
ッテリ14をバッテリボックス18とともに取り出す工
程、さらにバッテリボックス18からバッテリカバー1
9を取り外す工程を経て、初めてバッテリ14を交換す
る。交換後は、再び以上の作業と反対の順序で組立てを
行わなければならない。このように、バッテリ14の交
換には、複雑で長い時間が必要であった。
装置13を接続する一般的な電力接続装置(パワーコネ
クタ)の電流容量について説明する。バッテリ14を流
れる電流は、充電時には例えば12V5Ahの一般的な
容量に対して0.2Cで充電するなら5Ah×0.2C
=1Aの電流であるが、無停電電源装置13としてバッ
クアップする場合には、例えば1kVAの出力に対して
出力力率を約0.7までとすれば、実効出力電力は70
0Wとなり、DC/DCコンバータ回路部を非絶縁型の
昇圧型として変換効率を約90%、DC/ACインバー
タ部を高周波絶縁型として変換効率を約85%とすれ
ば、以下の式で示すように約915Wの電力変換を行う
必要がある。 1000VA×0.7÷0.9÷0.85=915W
列に接続してDC72Vとし、バックアップ時にバッテ
リ14の端子電圧DC60Vまで(DC12Vが10V
に降下するまで)使用するならば、以下の式で示す用に
約15Aの直流電流がバッテリ14から出力され、電力
接続装置(パワーコネクタ)は、大きな電流容量が必要
となる。 915W÷60V=15.25A
DC/DCコンバータ回路部の昇圧比と交換効率、そし
てバッテリ14を含んだ無停電電源装置13の全体的な
価格から決められ、1kVAの無停電電源装置13とし
て一般的な数であるが、バッテリ14の数を少なく構成
するなら、バッテリ14からの出力電流容量はさらに増
加する。
相当のフローティングリベット端子を用いて、バッテリ
ボックス18及び無停電電源装置13のケース15の嵌
合接続部を構成する必要がある。
は、片方の端子の取り付け部に機械的な寸法余裕を設
け、複数の端子を一体化した全体が可動するフローティ
ングリベットタイプが多く、ドロワーコネクタやフロテ
ィングコネクタがあるが、いずれも電流容量が5A〜1
0A程度と小さく、無停電電源装置13のバッテリ配線
部には使用できなかった。
めになされたもので、無停電電源装置のバッテリ交換を
短時間で簡単に、かつ確実に行うことのできるものを提
供することを目的とするものである。
バッテリ収納部16と電源回路収納部17を形成した無
停電電源装置13において、前記バッテリ収納部16内
に、バッテリ14を収納したバッテリボックス18を進
退自在に設け、このバッテリボックス18に、このバッ
テリボックス18の進退方向に向けて設けられた電力接
続装置30のコンタクトソケット32を取付け、前記ケ
ース15側に、前記電力接続装置30のコンタクトピン
31を取付け、かつ、これらのコンタクトソケット32
とコンタクトピン31のいずれか一方を遊びを持って取
付け、他方を固定的に取付け、前記バッテリボックス1
8のバッテリ収納部16への進退に応じてコンタクトソ
ケット32とコンタクトピン31とを接離するようにし
たことを特徴とする電力接続装置を使用した電源装置で
ある。
置13を停止した後、バッテリボックス18をケース1
5から取り外す。バッテリボックス18を、前方に取り
出すと、電力接続装置30のコンタクトピン31からコ
ンタクトソケット32が抜けて電気的にも離れる。その
ため、ケース15をラック10から抜き出したり、ケー
ス15の装置カバー23を外したり、コネクタ24を外
したりすることなく、取り出されたバッテリボックス1
8内の古いバッテリ14を新しいものに交換する。バッ
テリボックス18ごと新しいバッテリ14と交換するこ
ともできる。交換が済んだら再びバッテリボックス18
をケース15に差し込むだけで電気的にも接続される。
13をラック10から抜き出したり、無停電電源装置1
3の装置カバー23を取り外したりすることなく、ケー
ス15のバッテリ収納部16からバッテリボックス18
を直接着脱するだけで電力接続装置30により電気的に
も接離し、バッテリ14を簡単、かつ、確実に交換でき
るものである。
において、15は、無停電電源装置13のケースで、こ
のケース15は、底板27、背板21、前板20、バッ
テリ前板33、装置カバー23等からなり、中間部の中
仕切り板22で仕切られてバッテリ収納部16と電源回
路収納部17が形成されている。
DC/DCコンバータ回路部などが搭載され、かつ、バ
ッテリ収納部16内のピン取付け片51に取り付けられ
た電力接続装置30のコンタクトピン31に予めコネク
タ24が接続され、前記回路部と接続され、装置カバー
23で蓋をし、この装置カバー23は、バッテリ14の
交換時にも取り外されることはない。
らバッテリボックス18が挿入され、かつ、引き出され
る。前記バッテリボックス18は、右側板34、左側板
35、前縁部36、後縁部37で構成されており、複数
個のバッテリ14が収納されると、がたつかないように
保持される。バッテリ14の電極38は、右側板34の
電極逃げ切り欠き40に臨ませられ、順次バッテリ配線
25で接続される。また、右側板34の外側のソケット
取付け片42に2本のコンタクトソケット32が出し入
れ方向に取り付けられ、このコンタクトソケット32
は、前記バッテリ14の両端の電極38とバッテリ配線
25で接続される。このように構成されたバッテリボッ
クス18にバッテリ14を収納した後、バッテリカバー
19の係止突片部44を右側板34の係止孔41に嵌め
込み、固定縁部45と固定縁部43をビスで固定する。
テリ収納部16に前面から挿入すると、バッテリボック
ス18の右側板34は、案内レール46にガイドされて
内部へ送りこまれ、バッテリボックス18の後端部が位
置合わせ駒47でガイドされつつ位置決めされ、係止突
片部39が係止孔48に差し込まれて正確な位置にセッ
トされる。
ン31とソケット取付け片42のコンタクトソケット3
2が嵌合して電気的に接続される。このとき、コンタク
トソケット32は、後述のように、ソケット取付け片4
2に遊嵌されて遊びを持っており、かつ、コンタクトピ
ン31の差し込みピン57が半球状のため、容易に、か
つ、確実に嵌合接続する。
6内に完全に挿入された後、前縁部36をバッテリボッ
クス取付け片49にビスで固定する。さらに、バッテリ
前板33をバッテリ収納部16の前面に嵌め込み、バッ
テリ前板取付け片50にビス止めして固定する。
源装置13を停止した後、バッテリ前板33をバッテリ
前板取付け片50から取り外し、前縁部36をバッテリ
ボックス取付け片49から取り外す。そして、バッテリ
ボックス18を、前方に引き出すと、コンタクトピン3
1からコンタクトソケット32が抜けて電気的にも離れ
る。引き出されたバッテリボックス18からバッテリカ
バー19を外せば、バッテリ14を交換できる。バッテ
リボックス18ごと新しいバッテリ14と交換すること
もできる。したがって、従来のように、ケース15をラ
ック10から抜き出したり、ケース15の装置カバー2
3を外したり、コネクタ24を外したりすることなく、
バッテリ14の交換ができる。
ケット32からなる電力接続装置30の詳細な構成を説
明する。図3(a)に示すコンタクトピン31は、真鍮
などの導電性の金属丸棒からなるピン電極部56の外周
の一部に絶縁部62を被覆したもので、前記ピン電極部
56の一端部の差し込みピン57が半球状をなし、ま
た、この差し込みピン57よりやや内方にくびれ部58
を形成してこのくびれ部58に弾性接触片59が被せら
れ、さらにピン電極部56の他端部に接続端子部63を
形成する。
ト32との電気的接触を良好にするためのもので、図3
(b)(c)に示すように、ベリリウム銅などの導電性
と弾性を有する凡そ0.2mm厚の金属板を菱形に切取
り、斜め縦方向に多数個(具体的には6個〜12個)の
切り溝61を入れ、これを筒状で、かつ、中央部分を膨
出部60となるように丸めたもので、この弾性接触片5
9が前記ピン電極部56のくびれ部58に嵌め込まれ
る。
は、導電性の金属筒からなるソケット電極部52の外周
一端部側に絶縁部55を被覆したもので、この一端部側
から前記コンタクトピン31の弾性接触片59に接触す
る差し込み孔53を形成し、他端側に接続端子部54が
形成されている。
32の差し込み孔53に、コンタクトピン31を差し込
みピン57側から挿入すると、差し込みピン57が半球
状になっているので、差し込み孔53へ容易に案内され
つつ挿入され、また、弾性接触片59の膨出部60が差
し込み孔53の内壁に圧入される。このとき、弾性接触
片59の切り溝61が斜め縦方向に形成されているの
で、差し込み孔53の内壁のより大きな部分を摺動する
ことにより接触が良好で電気抵抗が小さくなり、大電流
を流すことができる。ちなみに、コンタクトピン31と
コンタクトソケット32には、必要に応じて金メッキ等
を施すことにより、通過電流25Aに対して接触抵抗約
0.4mΩの端子を実現することができた。
1とコンタクトソケット32は、それぞれ図2及び図4
に示すように、ピン取付け片51とソケット取付け片4
2に取り付けられるが、コンタクトピン31は、固定側
であるケース15の中仕切り板22に取り付けられるの
で、遊びをなくして固定的にピン取付け片51に固着さ
れるが、コンタクトソケット32は、移動側であるバッ
テリボックス18の右側板34に取り付けられるので、
バッテリボックス18の挿入時のずれを吸収できるよう
に、ソケット取付け片42への取付けに際しては、やや
遊びを持って取り付けられる。
ケット32を、それぞれピン取付け片51とソケット取
付け片42に組み立てるためには、図5に示すような治
具が使用される。まず、コンタクトピン31の場合、組
立て治具64のピン組立て孔65に、ピン取付け片51
をその密着孔78を臨ませて載せ、絶縁部62を密着孔
78にあてがい、絶縁部62に第1の圧入具70のガイ
ドピン部74を差し込み、第1の圧入具70の上端を叩
き、その下端の第1端部72で絶縁部62の外周の突条
部分を密着孔78に圧入する。次いで、ピン電極部56
を絶縁部62に差し込み、差し込みピン57にもう一つ
の第2の圧入具71のピン逃げ孔75を被せ、端部76
部分でピン電極部56を絶縁部62に圧入する。このよ
うにして、コンタクトピン31は、ピン取付け片51に
固定的に取り付けられる。
立て治具64のソケット組立て孔66の上端部のワッシ
ャ組立て孔67に第1のワッシャ68を嵌め込み、次い
で、ソケット取付け片42をその遊嵌孔77をソケット
組立て孔66に臨ませて載せ、さらにその上に第2のワ
ッシャ69を重ねる。このとき、ワッシャ組立て孔67
の深さは、第1のワッシャ68の厚さよりやや深く形成
されているので、これらの間に隙間79が形成された状
態となる。第1のワッシャ68と第2のワッシャ69の
孔は、絶縁部55に圧入されるように、絶縁部55の外
周の突条よりやや小さくし、また、ソケット取付け片4
2の遊嵌孔77は、絶縁部55の外周の突条よりやや大
きくして遊び部分となるようにする。第1のワッシャ6
8と第2のワッシャ69の孔のバリなし部分を上向きに
セットする。
定するのは、コンタクトソケット32の絶縁部55部分
とワッシャ68、69の圧入部の嵌合力を高め、機械的
強度を高くするためである。第1、第2のワッシャ6
8、69とソケット取付け片42との間隔の合計は、バ
ッテリボックス18側のコンタクトソケット32とケー
ス15側のコンタクトピン31をセンタリングしながら
良好に嵌合させるため、0.2mm〜0.3mmが最適
である。
1の圧入具70のガイドピン部74を差し込み、第1の
圧入具70の上端を叩き、第1端部72で絶縁部55の
外周の突条部分を第2のワッシャ69と第1のワッシャ
68の孔に圧入する。このとき、遊嵌孔77は、絶縁部
55より大きく、かつ、隙間79を有するので、ソケッ
ト取付け片42は、全方向に遊びを有する状態となる。
次いで、ソケット電極部52を絶縁部55に差し込み、
第1の圧入具70のガイドピン部74を差し込み、第2
端部73部分でソケット電極部52を絶縁部55に圧入
する。このようにして、コンタクトソケット32は、ソ
ケット取付け片42に遊びを持って取り付けられる。
のコンタクトソケット32を遊びを持って取付け、ケー
ス15側のコンタクトピン31を固定的に取付けたが、
これに限られるものではなく、逆に、バッテリボックス
18側のコンタクトソケット32を固定的に取付け、ケ
ース15側のコンタクトピン31を遊びを持って取付け
るようにしてもよい。
ン31は、導電性金属棒からなるピン電極部56に絶縁
部62を被覆し、ピン電極部56の一端部の差し込みピ
ン57よりやや内方にくびれ部58を形成し、このくび
れ部58に、導電性と弾性を有する金属板に斜め縦方向
の複数個の切り溝61を入れて筒状とし、かつ、中央部
分を膨出部60となるように丸めた弾性接触片59を被
せてなるものであるから、コンタクトソケット32は、
コンタクトピン31へ容易に案内されつつ挿入され、内
壁に圧入される。このとき、弾性接触片59の切り溝6
1が斜め縦方向に形成されているので、コンタクトソケ
ット32の内壁のより大きな面積部分を摺動することに
より接触が良好で電気抵抗が小さくなり、大電流を流す
ことができる。ちなみに、コンタクトピン31とコンタ
クトソケット32には、通過電流25Aに対して接触抵
抗約0.4mΩの端子を実現することができた。
ボックス18側への取付けとコンタクトピン31のケー
ス15側への取付けとのいずれか一方を遊びを持って取
付け、他方を固定的に取り付けたので、電力接続装置3
0は、大電流のフローティング端子を実現し、これを用
いることにより、無停電電源装置13のバッテリ交換作
業をバッテリボックス18の固定用ビスだけを取り外す
ことにより、バッテリボックス18を簡単に取り外すこ
とができ、バッテリ14の交換作業あるいはバッテリボ
ックス18ごと交換する作業が短時間で可能となる。
ボックス18をケース15の前面側から挿入と引き出し
とを可能に設け、バッテリボックス18に、複数個のバ
ッテリ14を収納した後、バッテリカバー19の係止突
片部44をバッテリボックス18の側板34の係止孔4
1に嵌め込み、バッテリカバー19の固定縁部45とバ
ッテリボックス18の固定縁部43を固定し、側板34
の外側のソケット取付け片42に電力接続装置30の+
と−の2本のコンタクトソケット32をバッテリボック
ス18の進退方向に向けて取り付け、ケース15のバッ
テリ収納部16側に、電力接続装置30の+と−の2本
のコンタクトピン31と、バッテリボックス18をバッ
テリ収納部16に前面から出し入れするときの案内レー
ル46と、バッテリボックス18の後端部の位置決めの
ための位置合わせ駒47と、バッテリボックス18の係
止突片部39と嵌合して位置保持する係止孔48とを設
け、コンタクトソケット32とコンタクトピン31のい
ずれか一方を遊びを持って取付け、バッテリボックス1
8のバッテリ収納部16へのケース15の前面側からの
進退に応じてコンタクトソケット32とコンタクトピン
31とを接離するようにしたので、無停電電源装置13
をラック10から抜き出したり、無停電電源装置13の
装置カバー23を取り外したりすることなく、ケース1
5のバッテリ収納部16からバッテリボックス18を直
接着脱するだけで電力接続装置30により電気的にも接
離し、バッテリ14を簡単、かつ、確実に交換できる。
置を使用した電源装置の一実施例を示す分解斜視図であ
る。
ン31とコンタクトソケット32の接続状態を示す正面
図である。
ソケット32を示すもので、(a)は、コンタクトピン
31の一部切り欠いた斜視図、(b)は、弾性接触片5
9の展開図、(c)は、弾性接触片59の正面図、
(d)は、コンタクトソケット32の一部切り欠いた斜
視図である。
−)のコンタクトピン31とコンタクトソケット32の
接続していない状態を示す正面図である。
ン31とコンタクトソケット32を組立て治具64を持
って組立て状態の説明図である。
ある。
態の斜視図である。
無停電電源装置、14…バッテリ、15…ケース、16
…バッテリ収納部、17…インバータ等電源回路収納
部、18…バッテリボックス、19…バッテリカバー、
20…前板、21…背板、22…中仕切り板、23…装
置カバー、24…コネクタ、25…バッテリ配線、26
…固定縁部、27…底板、28…固定縁部、29…固定
縁部、30…電力接続装置、31…コンタクトピン、3
2…コンタクトソケット、33…バッテリ前板、34…
右側板、35…左側板、36…前縁部、37…後縁部、
38…電極、39…係止突片部、40…電極逃げ切り欠
き、41…係止孔、42…ソケット取付け片、43…固
定縁部、44…係止突片部、45…固定縁部、46…案
内レール、47…位置合わせ駒、48…係止孔、49…
バッテリボックス取付け片、50…バッテリ前板取付け
片、51…ピン取付け片、52…ソケット電極部、53
…差し込み孔、54…接続端子部、55…絶縁部、56
…ピン電極部、57…差し込みピン、58…くびれ部、
59…弾性接触片、60…膨出部、61…切り溝、62
…絶縁部、63…接続端子部、64…組立て治具、65
…ピン組立て孔、66…ソケット組立て孔、67…ワッ
シャ組立て孔、68…第1のワッシャ、69…第2のワ
ッシャ、70…第1の圧入具、71…第2の圧入具、7
2…第1端部、73…第2端部、74…ガイドピン部、
75…ピン逃げ孔、76…端部、77…遊嵌孔、78…
密着孔、79…隙間。
Claims (5)
- 【請求項1】コンタクトピン31とコンタクトソケット
32からなる電力接続装置30において、前記コンタク
トピン31は、導電性金属棒からなるピン電極部56の
外周の一部に絶縁部62を被覆し、前記ピン電極部56
の一端部の差し込みピン57よりやや内方にくびれ部5
8を形成し、このくびれ部58に、導電性と弾性を有す
る金属板に斜め縦方向の複数個の切り溝61を入れて筒
状とし、かつ、この筒状部の中央部分を膨出部60とな
るように丸めた弾性接触片59を被せてなることを特徴
とする電力接続装置。 - 【請求項2】ケース15にバッテリ収納部16と電源回
路収納部17を形成した無停電電源装置13において、
前記バッテリ収納部16内に、バッテリ14を収納した
バッテリボックス18を進退自在に設け、このバッテリ
ボックス18に、このバッテリボックス18の進退方向
に向けて設けられた電力接続装置30のコンタクトソケ
ット32を遊びを持って取付け、前記ケース15側に、
前記電力接続装置30のコンタクトピン31を固定的に
取付け、前記バッテリボックス18のバッテリ収納部1
6への進退に応じてコンタクトソケット32とコンタク
トピン31とを接離するようにしたことを特徴とする電
力接続装置を使用した電源装置。 - 【請求項3】ケース15にバッテリ収納部16と電源回
路収納部17を形成した無停電電源装置13において、
前記バッテリ収納部16内に、バッテリ14を収納した
バッテリボックス18を進退自在に設け、このバッテリ
ボックス18に、このバッテリボックス18の進退方向
に向けて設けられた電力接続装置30のコンタクトソケ
ット32を固定的に取付け、前記ケース15側に、前記
電力接続装置30のコンタクトピン31を遊びを持って
取付け、前記バッテリボックス18のバッテリ収納部1
6への進退に応じてコンタクトソケット32とコンタク
トピン31とを接離するようにしたことを特徴とする電
力接続装置を使用した電源装置。 - 【請求項4】ケース15にバッテリ収納部16と電源回
路収納部17を形成した無停電電源装置13において、
前記バッテリ収納部16内に、バッテリボックス18を
前記ケース15の前面側から挿入と引き出しとを可能に
設け、前記バッテリボックス18に、複数個のバッテリ
14を収納した後、バッテリカバー19の係止突片部4
4をバッテリボックス18の側板34の係止孔41に嵌
め込み、前記バッテリカバー19の固定縁部45とバッ
テリボックス18の固定縁部43を固定し、前記側板3
4の外側のソケット取付け片42に電力接続装置30の
+と−の2本のコンタクトソケット32をバッテリボッ
クス18の進退方向に向けて取り付け、前記ケース15
のバッテリ収納部16側に、前記電力接続装置30の+
と−の2本のコンタクトピン31と、バッテリボックス
18をバッテリ収納部16に前面から出し入れするとき
の案内レール46と、バッテリボックス18の後端部の
位置決めのための位置合わせ駒47と、バッテリボック
ス18の係止突片部39と嵌合して位置保持する係止孔
48とを設け、前記コンタクトソケット32とコンタク
トピン31のいずれか一方を遊びを持って取付け、前記
バッテリボックス18のバッテリ収納部16への前記ケ
ース15の前面側からの進退に応じてコンタクトソケッ
ト32とコンタクトピン31とを接離するようにしてな
ることを特徴とする電力接続装置を使用した電源装置。 - 【請求項5】バッテリボックス18をケース15のバッ
テリ収納部16内に完全に挿入された後、バッテリボッ
クス18の前縁部36をケース15のバッテリボックス
取付け片49に固定し、さらに、バッテリ前板33をケ
ース15のバッテリ収納部16の前面に嵌め込み、バッ
テリ前板取付け片50に固定するようにしたことを特徴
とする請求項4記載の電力接続装置を使用した電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367789A JPH11195442A (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 電力接続装置及び電力接続装置を使用した電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367789A JPH11195442A (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 電力接続装置及び電力接続装置を使用した電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11195442A true JPH11195442A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18490197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9367789A Pending JPH11195442A (ja) | 1997-12-27 | 1997-12-27 | 電力接続装置及び電力接続装置を使用した電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11195442A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003346940A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Nec Corp | 給電用中継端子台及び給電用中継端子台を有する電源ユニット |
CN100428607C (zh) * | 2005-10-18 | 2008-10-22 | 台达电子工业股份有限公司 | 具切换式连接机构的不断电供电*** |
CN102651513A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-08-29 | 周文乾 | 插槽式墙壁电源装置 |
-
1997
- 1997-12-27 JP JP9367789A patent/JPH11195442A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003346940A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Nec Corp | 給電用中継端子台及び給電用中継端子台を有する電源ユニット |
CN100428607C (zh) * | 2005-10-18 | 2008-10-22 | 台达电子工业股份有限公司 | 具切换式连接机构的不断电供电*** |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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