JPH11194866A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11194866A
JPH11194866A JP1931498A JP1931498A JPH11194866A JP H11194866 A JPH11194866 A JP H11194866A JP 1931498 A JP1931498 A JP 1931498A JP 1931498 A JP1931498 A JP 1931498A JP H11194866 A JPH11194866 A JP H11194866A
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JP
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Application number
JP1931498A
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English (en)
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Teruo Takanashi
照生 高梨
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色バランスや濃度補正に精通していない者で
も画像の検定作業を円滑に実行することができる画像処
理装置を提供する。 【解決手段】 検定作業時にオペレータは、ファンクシ
ョンメニュー250の画像補正の項目252を選択する
ことで、自然言語で記述された補正内容項目が列挙され
た補正内容選択画面260を表示させることができる。
さらに、該補正内容選択画面260から所望の補正内容
項目を選択することで、該選択された補正内容項目に対
応付けられた補正条件に基づく対象のコマ画像に対する
補正を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に係
り、より詳しくは、記録媒体に記録された画像データに
基づいて、記録材料に記録される画像データを作成する
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルムに記録されたコ
マ画像をCCD等の読取センサによって光電的に読み取
り、該読み取りによって得られたデジタル画像データに
対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行し、画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
より記録材料へ画像をプリントする技術が知られてい
る。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、そして、この決定した
読取条件でコマ画像を再度読み取っていた(いわゆるフ
ァインスキャン)。また、このファインスキャンの実行
前、実行完了後又は実行中に、各コマ画像の画像データ
についての画像処理条件の検定作業を行っていた。
【0004】この検定作業では、各コマ画像のデジタル
画像データに基づく検定用画像をディスプレイに表示
し、オペレータがこの検定用画像を目視で確認して、そ
の濃度や色バランス等が適正か否かを判定し、適正でな
い場合は濃度や色バランス等に関する条件を補正するこ
とで、各コマ画像についての画像処理条件を決定してい
た。
【0005】このような検定作業時には、図15に示す
ように、シアン色の色補正を行うためのC色補正部49
0、マゼンタ色の色補正を行うためのM色補正部49
2、黄色の色補正を行うためのY色補正部494、及び
画像全体の濃度補正を行うための濃度補正部496を検
定用画像498の隣に表示し、オペレータがこれらの各
補正部における右側のパラメータ値調整部(上向き矢印
が表示された数値増加部又は下向き矢印が表示された数
値減少部)をマウス等で操作することにより、濃度や色
バランス等の補正を指示していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなCMYの各色毎の補正や画像全体の濃度補正等を
行うにはかなりの知識と経験が必要であった。このた
め、知識や経験の浅いオペレータでも、コマ画像の検定
作業を円滑に行えるよう検定画面等を工夫することが待
望されていた。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、色バランスや濃度補正に精通してい
ない者でも画像の検定作業を円滑に実行することができ
る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像処理装置は、記録媒体に記録さ
れた画像データに基づいて、記録材料に記録される画像
データを作成する画像処理装置であって、情報を表示す
る情報表示手段と、前記記録された画像データに基づく
画像、及び少なくとも色バランスと濃度に関する所定の
補正条件に対応付けられ且つ自然言語で記述された補正
内容項目を選択するための補正内容選択部を、前記情報
表示手段に表示させる表示制御手段と、前記補正内容選
択部より補正内容項目が選択された場合、選択された補
正内容項目に対応付けられた補正条件に基づいて、前記
情報表示手段に表示された画像を補正する画像補正手段
と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の画像処理装置では、
請求項1記載の画像処理装置において、前記補正内容項
目は設定可能とされていることを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の画像処理装置では、
請求項2記載の画像処理装置において、前記補正内容項
目は、多段階の補正条件に応じて多段階に設定可能とさ
れていることを特徴とする。
【0011】上記請求項1記載の画像処理装置は、写真
フィルムやCD−R(記録可能な追記型コンパクトディ
スク)等の記録媒体に記録された画像データより、記録
材料に記録される画像(出力画像)のデータを作成する
画像処理装置である。
【0012】このような画像処理装置において、表示制
御手段は、上記記録媒体に記録された画像データに基づ
く画像、及び自然言語で記述された補正内容項目を選択
するための補正内容選択部を、情報表示手段(ディスプ
レイ)に表示させる。
【0013】上記補正内容項目としては、例えば「くっ
きり」、「はなやかに」、「明るく」等を挙げることが
でき、これら補正内容項目の各々には、少なくとも色バ
ランスと濃度に関する所定の補正条件が対応付けられて
いる。なお、補正条件としては、色バランス、濃度以外
にも、焦点合わせの度合いやコントラスト等を採用する
ことができる。
【0014】オペレータは、情報表示手段に表示された
補正内容選択部より所望の補正内容項目を選択すれば良
く、従来のようにCMYの各色毎の補正や画像全体の濃
度補正等を個別に指示する必要は無い。即ち、オペレー
タにより補正内容項目が選択されると、該選択された補
正内容項目に対応付けられた補正条件に従って、画像補
正手段によって、情報表示手段に表示された画像が補正
される。
【0015】このようにして、色バランスや濃度補正に
精通していない者でも、自然言語で記述された補正内容
項目を選択することで、画像の補正指示を的確に行うこ
とができる。
【0016】なお、前述した「くっきり」、「はなやか
に」、「明るく」等の補正内容項目は、請求項2に記載
したように、設定可能(即ち、追加、変更、削除が可
能)とすることが望ましい。例えば、C色濃度を2段階
低くし且つY色濃度を5段階高くする補正条件に対応付
けて「セピア調に」という補正内容項目を追加したり、
既存の補正内容項目に対応付けられた補正条件を変更し
たり、既存の補正内容項目を削除したり、といった各種
の設定を自在に行えるよう構成することで、多種多様な
画像の補正指示を実現することができる。
【0017】また、請求項3に記載したように、補正内
容項目は、多段階の補正条件に応じて多段階に設定可能
とすることが望ましい。例えば、補正内容項目として、
「少しくっきり」、「くっきり」、「かなりくっきり」
の3段階を設定しておくことにより、オペレータが画像
をくっきり写すよう補正したい場合に、くっきり写す度
合いに応じて3段階のうち1つを選択できるので、オペ
レータの希望に則したきめ細かい画像の補正指示を実現
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図面を用
いて、第1の実施形態を説明する。
【0019】[システム全体の概略構成]まず、本実施
形態に係るディジタルラボシステムについて説明する。
図1には本実施形態に係るディジタルラボシステム10
の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシ
ステム10の外観が示されている。図1に示すように、
このラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、
画像処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッ
サ部20を含んで構成されており、ラインCCDスキャ
ナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部26とし
て一体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20は、図2に示す出力部28として一体化され
ている。
【0020】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(IX
240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、
120サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写
真フィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。
ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画
像をラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0021】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、コマ画像以外の原稿(例えば反射
原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像デー
タ、コンピュータで生成された画像データ等(以下、こ
れらをファイル画像データと総称する)を外部から入力
する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して入力
したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力す
る等)ことも可能なように構成されている。
【0022】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0023】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
【0024】[ラインCCDスキャナの構成]次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボック
ス36が順に配置されている。
【0025】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア38(図5参
照、図3では図示省略)によって、コマ画像の画面が光
軸と垂直になるように搬送される。なお、図3では長尺
状の写真フィルム22を示しているが、1コマ毎にスラ
イド用のホルダに保持されたスライドフィルム(リバー
サルフィルム)やAPSフィルムについては、各々専用
のフィルムキャリアが用意されており(APSフィルム
用のフィルムキャリアは磁気層に磁気記録された情報を
読み取る磁気ヘッドを有している)、これらの写真フィ
ルムも搬送することが可能とされている。
【0026】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、コ
マ画像を透過した光を結像させるレンズユニット40、
ラインCCD116が順に配置されている。図3ではレ
ンズユニット40として単一のレンズのみを示している
が、レンズユニット40は、実際には複数枚のレンズか
ら構成されたズームレンズであってもよい。
【0027】ラインCCD116は、CCDセルが一列
に多数配置されかつ電子シャッタ機構が設けられたセン
シング部が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けら
れており、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色
分解フィルタの何れかが各々取付けられて構成されてい
る(所謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD116
は、各センシング部の受光面がレンズユニット40の結
像点位置に一致するように配置されている。
【0028】また、各センシング部の近傍には転送部が
各センシング部に対応して各々設けられており、各セン
シング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応する
転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0029】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCDスキャナ1
4は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイ
クロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ
46には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されていると共に、モータドライバ48が接
続されており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モ
ータ54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は
調光フィルタ114C、114M、114Yを各々独立
にスライド移動させることが可能とされている。
【0030】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるコマ画像の読み取り(測光)を行う際に、フ
ィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ114C、
114M、114Yを各々独立にスライド移動させ、ラ
インCCD116に入射される光量を各成分色光毎に調
節する。
【0031】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像点位置を光軸に沿っ
て移動させるレンズ駆動モータ106が接続されてい
る。マイクロプロセッサ46は、コマ画像のサイズやト
リミングを行うか否か等に応じて、ズーム駆動モータ7
0によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の倍
率に変更する。
【0032】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0033】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインタフェース
(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0034】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力さ
れる。
【0035】また、モータドライバ48にはシャッタを
開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されている。
ラインCCD116の暗出力については、後段の画像処
理部16で補正されるが、暗出力レベルは、コマ画像の
読み取りを行っていないときに、マイクロプロセッサ4
6がシャッタを閉止させることで得ることができる。
【0036】[画像処理部の構成]次に画像処理部16
の構成について図5を参照して説明する。画像処理部1
6は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキ
ャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補
正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出
力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路13
0から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0037】暗補正回路124は、ラインCCD116
の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラ
インCCDスキャナ14から入力されたデータ(ライン
CCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを
表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCD
スキャナ14から入力されたスキャン画像データから、
各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることに
よって補正する。
【0038】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部12
8の後段の明補正回路130では、ラインCCDスキャ
ナ14に画面全体が一定濃度の調整用のコマ画像がセッ
トされている状態で、ラインCCD116で前記調整用
のコマ画像を読み取ることによりラインCCDスキャナ
14から入力された調整用のコマ画像の画像データ(こ
の画像データが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セル
の光電変換特性のばらつきに起因する)に基づいて各セ
ル毎にゲインを定めておき、ラインCCDスキャナ14
から入力された読取対象のコマ画像の画像データを、各
セル毎に定めたゲインに応じて各画素毎に補正する。
【0039】一方、調整用のコマ画像の画像データにお
いて、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく異な
っていた場合には、ラインCCD116の前記特定の画
素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特定の
画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部128は
調整用のコマ画像の画像データに基づき欠陥画素のアド
レスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入
力された読取対象のコマ画像の画像データのうち、欠陥
画素のデータについては周囲の画素のデータから補間し
てデータを新たに生成する。
【0040】また、ラインCCD116は3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
ラインスキャナ補正部122は、コマ画像上で同一の画
素のR、G、Bの画像データが同時に出力されるよう
に、各成分色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タ
イミングの遅延を行う。
【0041】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0042】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のコマ画像の画像データを記憶可能
な容量を有しており、セレクタ132から入力された画
像データは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶
されるが、メモリコントローラ138は、入力された画
像データの各画素のデータが、フレームメモリ142の
記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像
データをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレ
スを制御する。
【0043】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0044】ところで、本実施形態では個々のコマ画像
に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる解像
度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像度で
の読み取り(以下、プレスキャンという)では、コマ画
像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにおけ
る露光オーバのネガ画像)にも、ラインCCD116で
蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取条件(写
真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長域毎の光
量、CCDの電荷蓄積時間)でコマ画像の読み取りが行
われる。このプレスキャンによって得られた画像データ
(プレスキャン画像データ)は、セレクタ132から入
出力コントローラ134に入力され、更に入出力コント
ローラ134に接続されたオートセットアップエンジン
144に出力される。
【0045】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0046】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のコ
マ画像のプレスキャン画像データに基づいて、ラインC
CDスキャナ14による2回目の比較的高解像度での読
み取り(以下、ファインスキャンという)によって得ら
れた画像データ(ファインスキャン画像データ)に対す
る画像処理の処理条件を演算し、演算した処理条件をイ
メージプロセッサ部136のイメージプロセッサ140
へ出力する。この画像処理の処理条件の演算では、撮影
時の露光量、撮影光源種やその他の特徴量から類似のシ
ーンを撮影した複数のコマ画像が有るか否か判定し、類
似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有った場合に
は、これらのコマ画像のファインスキャン画像データに
対する画像処理の処理条件が同一又は近似するように決
定する。
【0047】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0048】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたコマ画像
のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリンタ
部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバランス等
を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザプリ
ンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する際に
同時に出力する。また、オートセットアップエンジン1
44は、外部から入力されるファイル画像データに対し
ても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算す
る。
【0049】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0050】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166(図2も参照)、マウス177、ハードディス
ク168、CD−ROMドライバ170、搬送制御部1
72、拡張スロット174、及び画像圧縮/伸長部17
6を備えており、これらがバス178を介して互いに接
続されて構成されている。搬送制御部172はフィルム
キャリア38に接続されており、フィルムキャリア38
による写真フィルム22の搬送を制御する。また、フィ
ルムキャリア38にAPSフィルムがセットされた場合
には、フィルムキャリア38がAPSフィルムの磁気層
から読み取った情報(例えば画像記録サイズ等)が入力
される。
【0051】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0052】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたコマ画像をデ
ィスプレイ164に表示したり、印画紙に記録すること
で得られる画像を推定してディスプレイ164に表示
し、キーボード166を介してオペレータにより画像の
修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に反
映することも可能とされている。
【0053】また、上記では、ラインCCDスキャナ1
4において、個々のコマ画像に対し異なる解像度で2回
の読み取りを行う例を記載したが、個々のコマ画像に対
し高解像度で1回のみ読み取りを行っても良い。
【0054】[検定作業時の画面表示について]本実施
形態のマイコン158は、検定作業時において、図6に
示すように、プレスキャンで読み取ったコマ画像を12
コマずつ表示したフィルムモニタ画像202と、フィル
ムモニタ画像202のうち検定作業の対象として所定数
のコマ(例えば、4コマ)ずつ順に表示した検定画像2
04と、検定作業済のコマ画像に予めオペレータが作成
した文字列214やテンプレート等をはめ込み合成した
最終出力イメージとしてのプリントプレビュー画像20
6との計3種類の画像をディスプレイ164に表示でき
るよう構成されている。もちろん、上記3種類の画像の
うち2つ以上の画像を同時にディスプレイ164に表示
することもできる。
【0055】また、12コマのコマ画像を含むフィルム
モニタ画像202には、検定画像204の4コマのコマ
画像に対応する範囲を示す枠線208と、プリントプレ
ビュー画像206の1コマのコマ画像に対応するコマ画
像を示す枠線210とが表示される。これらの枠線20
8、210により、検定画像204の4コマ及びプリン
トプレビュー画像206の1コマがフィルムモニタ画像
202のどれに相当するかをオペレータは容易に把握す
ることができる。
【0056】さらに、4コマのコマ画像を含む検定画像
204には、プリントプレビュー画像206の1コマの
コマ画像に対応するコマ画像を示す枠線212が表示さ
れる。この枠線212により、プリントプレビュー画像
206の1コマが検定画像204のどれに相当するかを
オペレータは容易に把握することができる。
【0057】次に、図7を用いて検定画像204を詳細
に説明する。この図7には、1つのコマ画像を表示した
検定画像204の例を示している。
【0058】この図7に示すように、検定画像204に
は、その中央に対象のコマ画像230が表示され、コマ
画像230の右側には、プリント倍率又は画像のトリミ
ング倍率を指定するための倍率指定部238、シアン色
の色補正を行うためのC色補正部240、マゼンタ色の
色補正を行うためのM色補正部242、黄色の色補正を
行うためのY色補正部244、画像全体の濃度補正を行
うための濃度補正部246、及びプリント枚数を指定す
るための枚数指定部248が設けられている。
【0059】これらの各補正部や指示部における右側の
パラメータ値調整部(上向き矢印が表示された数値増加
部と下向き矢印が表示された数値減少部)をマウス17
7で以下のように操作することにより、各種補正や指示
を行うことができる。
【0060】例えば、画像全体の濃度をもっと低くした
い場合、オペレータは、濃度補正部246の数値減少部
246Bをマウス177でクリックする。1回のクリッ
クで、画面に表示された濃度値(例えば、濃度値
「1」)が1つ減少するので、濃度値が適度な値になっ
た時点でマウス177のクリックを停止することによ
り、画像全体の濃度を適度な値に設定することができ
る。
【0061】また、コマ画像230では、プリント出力
したい画像領域を示す領域設定枠232を、該領域設定
枠232の上下左右の4隅の拡縮ハンドル232A、2
32B、232C、232D(以下、これら4つを拡縮
ハンドル232xと総称する)をマウス177で移動す
ることにより、設定することができる。このとき、縦横
の比(=アスペクト比)は一定に保持しつつ領域設定枠
232を設定することができる。
【0062】なお、上記領域設定枠232のアスペクト
比は、プリントサイズ(C、H、Pサイズの何れか)に
応じて設定可能とされている。また、前述したコマ画像
の回転中心も、コマ画像230の中心点以外に、領域設
定枠232の中心点やその他任意の点に設定可能とされ
ている。
【0063】ところで、図7に示すように検定画像20
4が表示された画面の最上部には、検定作業終了、プリ
ント、入力機操作、画像補正、出力機操作の各種処理を
指示するためのファンクションメニュー250が表示さ
れている。オペレータが、上記のうち画像補正の項目2
52をマウス177で選択した場合、画像補正内容を自
然言語で記述した補正内容選択画面260が画像補正項
目252の下に表示される。
【0064】図7に示す補正内容選択画面260の例で
は「くっきり」、「やわらかく」、「はなやかに」、
「明るく」、「昔風に」の計5つの補正内容項目が設定
されており、各補正内容項目には、該補正内容の補正を
行うための色バランス、画像全体の濃度、コントラス
ト、焦点合わせのそれぞれについての補正条件が登録
(=例えば、図5のハードディスク168に記憶)され
ている。
【0065】例えば、「くっきり」に対しては、画像の
エッジが強調されるようにコントラストを深くし且つ焦
点合わせの程度を強くするような補正条件が、「やわら
かく」に対しては、焦点合わせの程度を弱くするような
補正条件が、それぞれ登録されている。「はなやかに」
に対しては、CMY各色の彩度が強調されるような補正
条件が、「明るく」に対しては、CMY各色の彩度が強
調され且つ画像全体の濃度を下げるような補正条件が、
それぞれ登録されている。また、「昔風に」に対して
は、セピア調となるようC色濃度を低くY色濃度を高く
し且つコントラストを浅くし且つ焦点合わせの程度を弱
くするような補正条件が登録されている。
【0066】[第1実施形態の作用]次に、本第1実施
形態の作用として、パソコン158のCPU160によ
って実行されるコマ画像の読取及び画像処理に係る制御
ルーチン(図8、図9)を説明する。なお、読取対象の
画像が記録されたフィルム22としては、APSフィル
ムでも良いし、135フィルム等のその他のフィルムで
も良い。
【0067】オペレータがフィルム22をフィルムキャ
リア38の挿入口38A(図2参照)に挿入して、所定
の処理開始指示を行うと、図8の制御ルーチンがCPU
160によって実行開始される。
【0068】図8のステップ302では、フィルム22
をフィルムキャリア38の内部へ取り込み、次のステッ
プ304で1コマ目から順にプレスキャンを開始する。
そして、次のステップ306ではプレスキャンで得られ
た各コマ画像の画像データより、各コマ画像に対するフ
ァインスキャン時の読取条件を設定する。このようにし
てフィルム22の各コマ画像に対し、プレスキャンと、
ファインスキャン時の読取条件の設定とを実行してい
く。
【0069】そして、全コマ画像に対しプレスキャン及
びファインスキャン時の読取条件の設定が完了すると、
ステップ310へ進み、プレスキャンを停止する。
【0070】次のステップ312では、図9の検定制御
処理のサブルーチンを実行する。この検定制御処理で
は、まず、最後にプレスキャンを行ったコマ画像の画像
データをフレームメモリ142から読み出して(ステッ
プ340)、読み出した画像データに基づくコマ画像
を、図7の検定画像204のコマ画像表示領域230に
表示する(ステップ342)。そして、検定開始を促す
メッセージをディスプレイ164に表示して(ステップ
344)、オペレータに検定処理させる。
【0071】検定処理において、オペレータにより拡縮
ハンドル232xが操作された場合、該操作に応じて領
域設定枠232に対し拡大、縮小、移動を行う(ステッ
プ348)。
【0072】また、検定処理において、オペレータによ
り倍率指定部238が操作された場合、該操作に応じて
拡大又は縮小させた画像をコマ画像表示領域230に表
示する(ステップ352)。ここでは、例えば、上記操
作に応じて領域設定枠232を拡大又は縮小させても良
い。このように画像の表示倍率を変更しても、領域設定
枠232を固定しているので、オペレータは、表示倍率
に応じた画像の拡大又は縮小の実行中でも、領域設定枠
232内の画像領域を容易に確認することができる。
【0073】また、検定処理において、例えば、オペレ
ータがY色やM色に対し相対的にC色の濃度をもっと高
くしたい場合、図7の検定画像204に表示されたC色
補正部240の数値増加部240Aをマウス177でク
リックする。このようにオペレータにより色バランスや
画像全体の濃度の補正条件が入力された場合、入力され
た補正条件に基づいて検定対象のコマ画像に対し補正を
行い(ステップ356)、補正済のコマ画像を検定画像
204とプリントプレビュー画像206(図6参照)に
表示して(ステップ358)、ステップ346へ戻る。
このように検定処理にて色バランスや画像全体の濃度の
補正条件が入力される度に、該入力された補正条件に基
づき補正されたコマ画像の最終出力イメージを、プリン
トプレビュー画像206より参照することができる。一
方、検定対象のコマ画像の元のイメージについては、必
要に応じてフィルムモニタ画像202を表示させること
で、該フィルムモニタ画像202より参照することがで
きる。
【0074】また、検定処理において、オペレータによ
りファンクションメニュー250のうち画像補正の項目
252が選択された場合、図7に示すように補正内容選
択画面260を画像補正の項目252の下に表示する
(ステップ362)。
【0075】ここで、オペレータにより補正内容選択画
面260のうちの何れかの補正内容項目が選択される
と、選択された補正内容項目に対応付けられた補正条件
に基づいて検定対象のコマ画像に対し補正を行い(ステ
ップ368)、補正済のコマ画像を検定画像204とプ
リントプレビュー画像206(図6参照)に表示して
(ステップ370)、ステップ346へ戻る。
【0076】なお、オペレータはキーボード166のキ
ャンセルキー(不図示)を操作することで、画像補正を
中止することもできる。このようにして画像補正の中止
が指示されると、ステップ366で肯定判定され、画像
補正を行うことなく、ステップ346へ戻る。
【0077】その後、拡縮ハンドル232x、倍率指定
部238、画像の補正条件の各種入力部240〜24
6、ファンクションメニュー250の画像補正の項目2
52の何れかが操作される度に、前述したような各キー
に対応した画像操作を行う。
【0078】そして、所望の画像操作及び補正条件の入
力が完了すると、オペレータは、所定の操作により、対
象のコマ画像の検定完了を指示する。なお、この時点で
オペレータは、検定完了したコマ画像を、後述するファ
インスキャン完了後にプリントするよう指示することが
できる。
【0079】オペレータにより検定完了が指示される
と、図9のサブルーチンから図8の主ルーチンへリター
ンする。図8の主ルーチンにて次のステップ314で
は、検定作業が完了したコマ画像に対しファインスキャ
ンを実行する。このように、ファインスキャンは、フィ
ルム22を巻き戻しながら、プレスキャンとは逆のコマ
順に実行される。
【0080】なお、オペレータによって、コマ画像をプ
リントするよう指示されていた場合には、対象のコマ画
像のファインスキャン完了後に、ファインスキャンで得
られたデジタル画像データに基づく画像が、図2の出力
部28によりプリント出力される。
【0081】次のステップ316では、全コマに対し検
定作業とファインスキャンとが完了したか否かを判定す
る。全コマについては検定作業とファインスキャンとが
未完了であれば、ステップ312へ戻り、次のコマ画像
の検定作業へ移行する。
【0082】このようにして検定作業とファインスキャ
ンとを1コマずつ実行していき、全コマに対し検定作業
とファインスキャンとが完了した時点で、図8の制御ル
ーチンを終了する。なお、ファインスキャンはフィルム
22を巻き戻しながら実行していたため、全コマのファ
インスキャン完了をもってフィルム22の巻き戻しも完
了し、フィルム22はフィルムキャリア38より排出さ
れる。
【0083】以上説明した第1実施形態では、検定作業
時にオペレータは、ファンクションメニュー250の画
像補正の項目252を選択することで、自然言語で記述
された補正内容項目が列挙された補正内容選択画面26
0を表示させることができる。さらに、該補正内容選択
画面260から所望の補正内容項目を選択すれば、該選
択された補正内容項目に対応付けられた補正条件に基づ
く、対象のコマ画像に対する補正を行うことができる。
このように自然言語で記述された補正内容項目を選択す
るだけでコマ画像の補正を指示できるので、色バランス
や濃度補正等に精通していない者でも、コマ画像の補正
指示を的確に行い、検定処理を円滑に実行することがで
きる。
【0084】なお、補正内容選択画面260の補正内容
項目は、多段階の補正条件に応じて多段階に設定しても
良い。例えば、図10の補正内容選択画面260Aに示
すように、「くっきり」、「やわらかく」、「はなやか
に」、「明るく」の4種類の補正内容項目について、そ
れぞれ3段階の補正内容項目を設定しても良い。
【0085】例えば、補正内容項目として、「少しくっ
きり」、「くっきり」、「かなりくっきり」の3段階を
設定しておくことにより、オペレータが画像をくっきり
写すよう補正したい場合に、くっきり写す度合いに応じ
て3段階のうち1つを選択できるので、オペレータの希
望に則したきめ細かいコマ画像の補正指示を実現するこ
とができる。
【0086】また、上記実施形態では、各コマ画像に対
しプレスキャンとファインスキャンの2回の読み取りを
行う例を示したが、最初から各コマ画像に対し高解像度
でファインスキャンを行うことで、読取回数を1回とし
ても良い。例えば、ファインスキャンのみを行う場合
は、画素間引きした画像や階調限定した画像を検定画像
204として表示しても良い。
【0087】また、検定画像204に表示するコマ数は
図7のように1コマに限定されるものではなく、2コマ
以上のコマ画像を同時に検定画像204に表示しても良
い。
【0088】[第2実施形態]次に、第2実施形態とし
て、補正内容選択画面260に新たな補正内容項目を追
加登録する例を説明する。なお、システム全体の構成等
は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0089】図11(A)には、補正内容項目を追加登
録するための登録画面270を示している。この登録画
面270には、追加登録したい補正内容項目の名称を入
力するための名称入力欄271、C色の色補正値を入力
するためのC色補正値入力欄272、M色の色補正値を
入力するためのM色補正値入力欄273、Y色の色補正
値を入力するためのY色補正値入力欄274、画像全体
の濃度補正値を入力するための濃度補正値入力欄27
5、コントラストの補正値を入力するためのコントラス
ト補正値入力欄276、焦点合わせの度合いの補正値を
入力するための焦点合わせ補正値入力欄277、入力完
了を指示するための入力完了指示部278、及び登録の
中止を指示するためのキャンセル指示部279が設けら
れている。
【0090】この登録画面270は、後述する新規登録
処理(図12)の実行時にディスプレイ164に表示さ
れる。その際、C色補正値入力欄272、M色補正値入
力欄273、Y色補正値入力欄274、濃度補正値入力
欄275、コントラスト補正値入力欄276、及び焦点
合わせ補正値入力欄277には、デフォルト値として
「±0」が表示される。
【0091】次に、第2実施形態の作用として、補正内
容項目の新規登録処理を図12のフローチャートに沿っ
て説明する。この新規登録処理は、補正内容選択画面2
60が表示された状態で、オペレータがキーボード16
6の所定キーを押した場合に、パソコン158のCPU
160によって実行開始される。
【0092】図12のステップ402では、前述した図
11(A)に示す登録画面270をディスプレイ164
に表示し、次のステップ404ではオペレータによる補
正内容項目の項目名及び補正条件の入力待ちに入る。
【0093】例えば、オペレータが「セピア調に」とい
う新たな補正内容項目を追加登録したい場合、オペレー
タは、登録画面270において図11(A)に示すよう
に、名称入力欄271に項目名「セピア調に」を入力
し、C色補正値入力欄272をデフォルト値「±0」か
ら「−2」へ変更し、Y色補正値入力欄274をデフォ
ルト値「±0」から「+5」へ変更する。そして、入力
完了指示部278をマウス177で指示することによ
り、入力完了を指示する。
【0094】上記のようにして新たな補正内容項目の項
目名及び補正条件が入力完了すると、ステップ410へ
進み、新規の補正内容項目を、上記入力された補正条件
に対応付けて登録する(例えば、図5のハードディスク
168に記憶する)。そして、次のステップ412で登
録完了を示すメッセージをディスプレイ164に表示し
て、処理を終了する。
【0095】これにより、これ以後、検定作業時にオペ
レータがファンクションメニュー250の画像補正の項
目252を選択したときに、図11(B)に示すように
補正内容項目「セピア調に」が追加された補正内容選択
画面260Bが表示されることになる。
【0096】なお、オペレータは、補正内容項目の項目
名及び補正条件を入力完了する前に新規登録処理を中止
したくなったら、キャンセル指示部279をマウス17
7で指示すれば良い。キャンセル指示部279が指示さ
れると、ステップ406で中止とみなされ、ステップ4
08へ進み、新規登録処理が中止された旨のメッセージ
をディスプレイ164に表示して、処理を終了する。
【0097】以上説明したように、第2実施形態では、
所望の補正内容項目を自由に追加登録することができる
ので、多種多様なコマ画像の補正指示を実現することが
できる。
【0098】[第3実施形態]次に、第3実施形態とし
て、既に登録されている補正内容項目を更新又は削除す
る例を説明する。なお、システム全体の構成等は、第1
実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0099】図13には、補正内容項目を更新又は削除
するための更新・削除画面280を示している。この更
新・削除画面280には、更新又は削除される対象の補
正内容項目名が表示された項目名表示欄281、C色の
色補正値を入力するためのC色補正値入力欄282、M
色の色補正値を入力するためのM色補正値入力欄28
3、Y色の色補正値を入力するためのY色補正値入力欄
284、画像全体の濃度補正値を入力するための濃度補
正値入力欄285、コントラストの補正値を入力するた
めのコントラスト補正値入力欄286、焦点合わせの度
合いの補正値を入力するための焦点合わせ補正値入力欄
287、更新を指示するための更新指示部288、削除
を指示するための削除指示部289、及び更新又は削除
の中止を指示するためのキャンセル指示部290が設け
られている。
【0100】なお、更新・削除画面280が表示される
とき、C色補正値入力欄282、M色補正値入力欄28
3、Y色補正値入力欄284、濃度補正値入力欄28
5、コントラスト補正値入力欄286、及び焦点合わせ
補正値入力欄287には、当該時点で対象の補正内容項
目に対応付けて登録されている各種の補正値が表示され
る。
【0101】次に、第3実施形態の作用として、補正内
容項目の更新・削除処理を図14のフローチャートに沿
って説明する。この更新・削除処理は、補正内容選択画
面260が表示された状態で、オペレータがキーボード
166の所定キーを押しながら、補正内容選択画面26
0にて更新又は削除したい補正内容項目をマウス177
で選択した場合に、パソコン158のCPU160によ
って実行開始される。
【0102】図14のステップ422では、前述した図
13に示す更新・削除画面280をディスプレイ164
に表示し、次のステップ424、430ではオペレータ
による削除指示又は更新指示待ちに入る。
【0103】例えば、オペレータが「セピア調に」とい
う補正内容項目を削除したい場合、オペレータは、更新
・削除画面280において削除指示部289をマウス1
77で指示する。このようにして削除指示されると、ス
テップ426へ進み、対象の補正内容項目に関する登録
内容を図5のハードディスク168から削除し、次のス
テップ428で削除完了を示すメッセージをディスプレ
イ164に表示して、処理を終了する。これにより、こ
れ以後、検定作業時にオペレータがファンクションメニ
ュー250の画像補正の項目252を選択したとき、補
正内容選択画面260には補正内容項目「セピア調に」
が表示されなくなる。
【0104】一方、例えば、オペレータが補正内容項目
「セピア調に」についての補正条件を修正したい場合、
オペレータは、図13の更新・削除画面280におい
て、C色補正値入力欄282、M色補正値入力欄28
3、Y色補正値入力欄284、濃度補正値入力欄28
5、コントラスト補正値入力欄286、焦点合わせ補正
値入力欄287のうち所望の補正条件を修正する。そし
て、更新指示部288をマウス177で指示することに
より、更新を指示する。
【0105】このようにして補正条件が修正され更新指
示が行われると、ステップ436へ進み、対象の補正内
容項目に対応付けられた補正条件を、上記修正された補
正条件をもって更新する。そして、次のステップ438
で更新完了を示すメッセージをディスプレイ164に表
示して、処理を終了する。このようにして、既に登録さ
れた補正内容項目についての補正条件を、所望の条件に
修正することができる。
【0106】なお、オペレータは、更新や削除を完了す
る前に更新・削除処理を中止したくなったら、キャンセ
ル指示部290をマウス177で指示すれば良い。キャ
ンセル指示部290が指示されると、ステップ432で
中止とみなされ、ステップ434へ進み、更新・削除処
理が中止された旨のメッセージをディスプレイ164に
表示して、処理を終了する。
【0107】以上説明したように、第3実施形態では、
既に登録された補正内容項目についての補正条件を所望
の条件に修正することができると共に、既に登録された
補正内容項目を削除することができる。このため、多種
多様なコマ画像の補正指示を実現することができる。
【0108】なお、上記第1〜第3実施形態では、フィ
ルム22に記録されたコマ画像を読み取って得られたデ
ジタル画像データを対象として検定作業を行う例を示し
たが、CD−R等の記録媒体に記録された画像を読み取
って得られたデジタル画像データを対象として検定作業
を行うケースや、外部の画像処理装置等から入力された
デジタル画像データを対象として検定作業を行うケース
についても、本発明は適用可能であり、同様の効果を得
ることができる。また、検定作業の対象となる画像デー
タとしては、デジタル画像データ以外にアナログの画像
情報を挙げることができる。例えばフィルムに記録され
たコマ画像に光を照射し、その透過光量又は反射光量に
基づいてコマ画像の露光条件等を設定するアナログ系の
画像処理装置についても、本発明は適用可能であり、同
様の効果を得ることができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、オペレータは情報表示手段に表示された補
正内容選択部より所望の補正内容項目を選択すれば、該
選択された補正内容項目に対応付けられた補正条件に従
って画像が補正されるので、色バランスや濃度補正に精
通していない者でも、自然言語で記述された補正内容項
目を選択することで、画像の補正指示を的確に行うこと
ができる。
【0110】また、請求項2記載の発明によれば、補正
内容項目に対する各種の設定を自在に行えるので、多種
多様な画像の補正指示を実現することができる。
【0111】また、請求項3記載の発明によれば、多段
階の補正条件に応じて補正内容項目を多段階に設定でき
るので、オペレータの希望に則したきめ細かい画像の補
正指示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係るディジタルラボシステム
の概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成図で
ある。
【図5】画像処理部の概略構成図である。
【図6】フィルムモニタ画像、検定画像及びプリントプ
レビュー画像の概要を示す図である。
【図7】補正内容選択画面が表示された検定画像を示す
図である。
【図8】第1実施形態における制御ルーチンを示す流れ
図である。
【図9】検定制御処理のサブルーチンを示す流れ図であ
る。
【図10】多段階の補正内容項目が登録されている場合
の補正内容選択画面を示す図である。
【図11】(A)は補正内容項目の登録画面の一例を示
す図であり、(B)は「セピア調に」という補正内容項
目が新規登録された補正内容選択画面を示す図である。
【図12】第2実施形態における制御ルーチンを示す流
れ図である。
【図13】補正内容項目の更新・削除画面の一例を示す
図である。
【図14】第3実施形態における制御ルーチンを示す流
れ図である。
【図15】従来の検定時の画面を示す図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 22 フィルム 158 パーソナルコンピュータ 160 CPU 164 ディスプレイ 204 検定画像 230 コマ画像表示領域 260 補正内容選択画面 270 登録画面 280 更新・削除画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された画像データに基づ
    いて、記録材料に記録される画像データを作成する画像
    処理装置であって、 情報を表示する情報表示手段と、 前記記録された画像データに基づく画像、及び少なくと
    も色バランスと濃度に関する所定の補正条件に対応付け
    られ且つ自然言語で記述された補正内容項目を選択する
    ための補正内容選択部を、前記情報表示手段に表示させ
    る表示制御手段と、 前記補正内容選択部より補正内容項目が選択された場
    合、選択された補正内容項目に対応付けられた補正条件
    に基づいて、前記情報表示手段に表示された画像を補正
    する画像補正手段と、 を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記補正内容項目は設定可能とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正内容項目は、多段階の補正条件
    に応じて多段階に設定可能とされていることを特徴とす
    る請求項2記載の画像処理装置。
JP1931498A 1997-11-05 1998-01-30 画像処理装置 Pending JPH11194866A (ja)

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JP30314797 1997-11-05
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