JPH11193643A - アスベスト除去装置、除去ヘッドおよび除去工具 - Google Patents

アスベスト除去装置、除去ヘッドおよび除去工具

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JPH11193643A
JPH11193643A JP90798A JP90798A JPH11193643A JP H11193643 A JPH11193643 A JP H11193643A JP 90798 A JP90798 A JP 90798A JP 90798 A JP90798 A JP 90798A JP H11193643 A JPH11193643 A JP H11193643A
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JP
Japan
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asbestos
removal
wall surface
head
foam
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP90798A
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English (en)
Inventor
Akio Tanaka
昭夫 田中
Ken Yoshida
謙 吉田
Tetsuo Mori
哲郎 森
Yoshitaka Sakamoto
良▲高▼ 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アスベストの飛散を極力抑制でき時間的および
経済的に効率的な除去作業を行えるアスベスト除去装
置、除去ヘッドおよび除去工具を提供する。 【解決手段】アスベスト除去装置1は建造物2の壁面5
のアスベスト5aを除去する装置であって移動台車10
と多関節アーム11と除去ヘッド12を備えている。多
関節アーム11は移動台車2上に旋回自在に設けられ除
去ヘッド12を揺動自在に支持している。除去ヘッド1
2は除去ヘッドケース30とアスベスト除去工具31と
泡噴射管32とを備えている。アスベスト除去工具31
は台状部材と切削部材を備えかつ除去ヘッドケース30
の内側に回転自在に設けられている。切削部材は湾曲し
た帯状に形成されかつ外側に突起を複数有している。切
削部材は一端が台状部材の外縁に取付けられ他端が互い
に連結されている。泡噴射管はアスベスト除去片の飛散
を防止する薬剤からなる泡を噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の建造物の壁
面に設けられたアスベストの除去作業に用いられるアス
ベスト除去装置、除去ヘッドおよび除去工具に関する。
【0002】
【従来の技術】アスベストは、コンクリートなどからな
る建造物の天井や壁面に吹付けられ、厚みが1cmから
4cmまでなどの範囲に形成された断熱材、防音材およ
び吸音材として用いられてきた。
【0003】しかし、前記アスベストは、劣化や損傷な
どにより飛散すると、建造物の使用者や工事従事者など
に対する影響が懸念されている。このため、アスベスト
は現在では使用が禁止されている。また、過去にアスベ
ストを断熱材などとして用いた既存の建造物において
も、前述した理由によって、アスベストが除去されてい
る。
【0004】既存の建造物の壁面などに吹付けられるな
どして設けられたアスベストは、従来、以下に示す手順
によって除去されてきた。まず、ビニールシートなどか
らなる養生シートによって作業場所全体を外部と隔離
し、換気装置などを用いて大気圧より低い圧力に保つ。
そして、アスベストに水などを浸透させ、図5に示すよ
うに、作業場所101内で作業者102が例えばケレン
棒などの除去工具103を用いて、アスベスト104を
削り取る。
【0005】そして、除去工具103による除去後に建
造物の壁面に残留しているアスベストを、ブラシなどを
用いてこすり落とす。削り取るとともにこすり落とした
アスベストを集めて袋詰めするとともに、建造物の壁面
にさらに残留したアスベストを薬液などを用いて封じ込
める。そして、前記養生シートを水洗いなどしてこのシ
ートに付着したアスベストを取り除いて、袋詰めする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のアスベ
ストの除去方法は、図5に示すように、作業者102が
除去工具103を用いてアスベスト104を削り取る際
に、除去工具103とアスベストとが機械的に接触する
ため、図示するように、作業場所101内にアスベスト
104の除去片が飛散する。
【0007】このため、作業場所101の内部の雰囲気
は、図6に示すように、除塵装置105などをもちいて
作業場所101の外部106へ排出されるようになって
いる。外部106へ排出されるアスベスト104の粉塵
濃度を抑えるために、除塵装置105のフィルターの集
塵効率を向上させることが必要である。しかし、フィル
ターの集塵効率を向上させるとこのフィルターに目詰ま
りなどが生じて、作業場所101の雰囲気が外部106
へ排出されなくなることがあった。
【0008】また、前述したように、従来から行われて
きたアスベストの除去作業は、その作業のほとんどが作
業者102の手作業に頼っているため、時間的にも経済
的にも非効率的な作業となっている。さらに、作業者1
02は、例えば防護服や防塵マスクなどを着用するなど
して十分な防塵対策を施す必要があって、作業性を低下
させていた。
【0009】さらに、前述した従来のアスベストの除去
方法では、作業場所101の内部全体をビニールシート
などで幾重にも養生したり、また、作業者102の出入
口や除去工具103の搬出入口107(図6に示す)を
別に区切って設けるなどして、外部106と隔離してい
た。このため、前述した養生などの準備に要する手間や
経費がかさむこととなる。
【0010】したがって、本発明の目的は、既存の建造
物の壁面などからのアスベストの除去作業に際して、ア
スベストの飛散を極力抑制して作業者に対する影響を抑
制できるとともに、時間的にも経済的にも効率的に除去
作業を行うことができるアスベスト除去装置、除去ヘッ
ドおよび除去工具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアスベスト除去装置
は、建造物の壁面に設けられたアスベストを除去する装
置であって、移動台車と、前記移動台車に旋回自在に設
けられた多関節アームと、前記多関節アームの先端に設
けられかつ前記建造物の壁面に押付けられて前記アスベ
ストを除去する除去手段を備えた除去ヘッドと、前記移
動台車に設けられかつ前記除去ヘッドによって除去され
たアスベストを回収する回収部と、を備えたことを特徴
としている。
【0012】請求項2に記載のアスベスト除去装置は、
請求項1に記載のアスベスト除去装置において、前記除
去ヘッドが、前記建造物の壁面に押付けられるとこの壁
面に密接するシール手段と、前記壁面に向って薬剤から
なる泡を噴射する泡噴射手段と、を備え、前記移動台車
に前記泡噴射手段に泡を供給する供給部を設けたことを
特徴としている。
【0013】請求項3に記載の除去ヘッドは、建造物の
壁面に設けられたアスベストを除去する装置に用いら
れ、前記建造物の壁面に押付けられると壁面に密接する
シール手段を備えた除去ヘッドケースと、前記建造物の
壁面に押付けられて前記アスベストを除去する除去手段
を備えかつ前記除去ヘッドケースの内側に回転自在に設
けられたアスベスト除去工具と、前記除去ヘッドケース
の内側に設けられかつ前記壁面に向って薬剤からなる泡
を噴射する泡噴射手段とを備え、前記泡噴射手段に前記
泡を供給する泡供給ホースが接続し、前記除去ヘッドケ
ースにアスベスト除去片を回収する回収ホースが接続し
ていることを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の除去ヘッドは、請求項3
に記載の除去ヘッドにおいて、前記アスベスト除去工具
を前記壁面に向って付勢する押圧手段を備えたことを特
徴としている。
【0015】請求項5に記載の除去ヘッドは、請求項3
または請求項4に記載の除去ヘッドにおいて、前記アス
ベスト除去工具を前記除去ヘッドケースの内側に互いに
交差する2方向に沿って移動自在に設けたことを特徴と
している。
【0016】請求項6に記載のアスベスト除去工具は、
駆動装置によって回転される台状部材と、湾曲した帯状
に形成されかつ外側に位置する面にアスベストを削り取
る削り取り刃を有した複数の切削部材とを備え、前記切
削部材それぞれの一端を前記台状部材の外縁部に取付
け、かつ他端を互いに連結して形成したことを特徴とし
ている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1〜図3を参照して説明する。図1に示すアスベスト
除去装置1は、図3に示す既存の建造物2の天井や側壁
などの壁面5に吹付けられるなどして設けられたアスベ
スト5aを所望の作業場所7において除去する装置であ
る。
【0018】アスベスト除去装置1は、図1に示すよう
に、移動台車10と、多関節アーム11と、除去ヘッド
12と、回収部13と、供給部14などを備えている。
移動台車10は、作業場所7内の床面6などの上を移動
自在となっている。
【0019】移動台車10は、前記床面6に対し交差す
る図中二点鎖線で示す軸線P回りに矢印Kに沿って旋回
自在な旋回台15を備えている。なお、図示例において
は、床面6が平坦な場合には、前記軸線Pは床面6に対
し略直交するようになっている。
【0020】多関節アーム11は、前記旋回台15上に
設けられている。多関節アーム11は、前記旋回台15
側から第1のアーム部16と第2のアーム部17とヘッ
ド支持部18と、前記アーム部16,17及び支持部1
8の相互間に設けられた第1から第3の関節駆動部1
9,20,21を備えている。第1のアーム部16と第
2のアーム部17は、それぞれ、棒状に形成された部材
を複数備えている。
【0021】第1の関節駆動部19は、旋回台15上に
設けられており、第1のアーム部16の一端部16aと
連結している。第1の関節駆動部19は、前記旋回台1
5と一体に軸線P回りに旋回自在となっているととも
に、前記第1のアーム部16を前記一端部16aを中心
として回動自在に支持している。
【0022】第2の関節駆動部20は、第1のアーム部
16の他端部16bと第2のアーム部17の一端部17
aとを互いに連結している。第2の関節駆動部20は、
前記第1および第2のアーム部16,17をそれぞれ前
記他端部16bおよび一端部17aを中心として回動自
在に支持している。
【0023】第3の関節駆動部21は、第2のアーム部
17の他端部17bとヘッド支持部18とを互いに連結
している。第3の関節駆動部21は、前記第2のアーム
部17を前記他端部17bを中心として回動自在に支持
しているとともに、前記ヘッド支持部18を回動自在に
支持している。
【0024】また、これらの関節駆動部19,20,2
1は、図示しないモータまたはシリンダなどの駆動装置
によって、駆動されて所望の位置で停止するようになっ
ている。
【0025】ヘッド支持部18は、前記除去ヘッド12
を、後述するアスベスト除去工具31が天井などの壁面
5に相対した状態から、前記軸線Pに対し交差する複数
の方向に、例えば図示中の矢印K1,K2などに沿って
揺動自在に支持している。このため、ヘッド支持部18
は、除去ヘッド12を軸線Pに対し交差するあらゆる方
向に揺動自在に支持することとなる。
【0026】ヘッド支持部18は、前記矢印K1に沿っ
て回転可能な第1のモータ22と、前記矢印K2に沿っ
て回転可能な第2のモータ23とを備えている。ヘッド
支持部18は、これらのモータ22,23を駆動するこ
とによってアスベスト除去工具31を前記軸線Pに交差
するあらゆる方向に揺動させて、所望の方向に指向させ
るようになっている。
【0027】前述した構成によって、多関節アーム11
は、前述した駆動装置やモータ22,23などが駆動さ
れることによって、除去ヘッド12を所望の位置に位置
させるとともに、アスベスト除去工具31を所望の方向
に指向させるようになっている。
【0028】除去ヘッド12は、図2に示すように、除
去ヘッドケース30と、アスベスト除去工具31と、泡
噴射管32とを備えている。除去ヘッドケース30は、
前記アスベスト除去工具31および泡供給管32などを
内蔵し、かつ一部に開口部33を有した箱状に形成され
ている。
【0029】除去ヘッドケース30は、前記開口部33
の周辺部34にシール手段としてのブラシシール35を
設けている。ブラシシール35は、ナイロンなどからな
る細い繊維などを束ねるなどして構成され、かつ前記開
口部33を包囲して設けられている。
【0030】ブラシシール35は、前記除去ヘッド12
が壁面5に向って押付けられた際に、壁面5と密接する
ようになっている。ブラシシール35は壁面5と密接す
ると、除去ヘッドケース30の内側を作業場所7から隔
離する機能を有している。こうしてブラシシール35
は、アスベスト除去工具31がアスベスト5aを除去す
ることによって生じるアスベスト除去片H(図3に示
す)を作業場所7へ飛散することを防止することとな
る。
【0031】除去ヘッドケース30は、前記開口部33
の反対側に位置する部分に回収管36を接続している。
回収管36には、回収部13の後述する回収ホース56
が接続している。除去ヘッドケース30の回収管36
は、前記開口部33が壁面5などに相対するように、前
記ヘッド支持部18によって揺動自在に支持されてい
る。
【0032】前記泡噴射管32は、円環状に形成された
パイプからなり、側方からみて前記開口部33から突出
せず、かつ上方からみて開口部33の縁に沿って設けら
れている。泡噴射管32は、除去ヘッドケース30の開
口部33から外側に向って開口する泡噴射ノズル37を
周方向に略等間隔に複数設けている。また、泡噴射管3
2には、供給部14の後述する泡供給ホース53が接続
している。なお、泡噴射管32と泡噴射ノズル37とは
本明細書に記した泡噴射手段を構成している。
【0033】前述した構成によって、泡噴射管32は、
供給部14からアスベスト除去片Hの飛散を防止する薬
剤などからなる泡が供給されると、前記泡噴射ノズル3
7からアスベスト5aに向ってこの泡を噴射する。泡噴
射管32は、泡を噴射することによって、前記アスベス
ト除去片Hが除去ヘッドケース30と壁面5との間のわ
ずかな隙間から飛散することを防止する機能を有してい
る。
【0034】アスベスト除去工具31は、台状部材38
と、台状部材38に取付けられた複数の切削部材39と
を備えている。台状部材38は、円盤状に形成されか
つ、互いに同形に形成された中抜き部40を周方向に等
間隔に複数設けている。
【0035】台状部材38は、図3などに示すように、
略中央に駆動装置としてのモータ41の出力端41aと
連結した駆動部材42を接続している。このモータ41
は、駆動部材42をその軸線Q回りに図示中の矢印Jに
沿って回転する機能を有している。
【0036】切削部材39は、湾曲した帯状に形成され
ている。切削部材39は、湾曲した外側に位置する面に
アスベスト5aを削り取る削り取り刃としての突起43
を複数設けている。切削部材39は、それぞれ、一端が
前記台状部材38の外縁部38aに周方向に等間隔に取
付けられ、かつ他端が互いに連結されている。切削部材
39の互いに連結した他端は、図3に示すように側方か
ら見て互いに連続する円弧状となっている。なお、この
切削部材39は、本明細書に記した除去手段を構成して
いる。
【0037】このように、アスベスト除去工具31は、
前記切削部材39の他端が互いに連結されることによっ
て、その先端部があたかもドングリ状に形成されてい
る。さらに、複数の切削部材39によって囲まれた空間
などによって中空に形成されている。アスベスト除去工
具31は、切削部材39の他端が互いに連結して形成さ
れた頂部44が前記駆動部材42の軸線Qの延長上に位
置している。
【0038】アスベスト除去工具31は、前記除去ヘッ
ドケース30の内側に、前記泡供給管32によって包囲
されているとともに、前記切削部材39を前記開口部3
3から突出させた状態で設けられている。アスベスト除
去工具31は、複数の支持部材45によって、除去ヘッ
ドケース30内に取付けられている。支持部材45は、
前記駆動部材42などの回転を妨げないように、除去ヘ
ッドケース30の内側に固定されている。
【0039】アスベスト除去工具31は、前記モータ4
1によって台状部材38と切削部材39とが図3に示す
矢印Jに沿って回転されることによって、前記突起43
がアスベスト5aを削り取ることとなる。切削部材39
などによって、ドングリ状に形成されたアスベスト除去
工具31は、従来から用いられてきたブラシ式やプロペ
ラ式の除去工具と比較して、アスベスト5aを容易に削
りとることができる。
【0040】供給部14は、図1に示すように移動台車
10上に設けられている。供給部14は、アスベスト除
去片Hの飛散を防止する薬剤などを収容した供給タンク
50と、泡発生装置51と、コンプレッサ52と、泡供
給ホース53などを備えている。
【0041】供給部14は、供給タンク50内の薬剤を
泡発生装置51によって泡状とし、コンプレッサ52な
どによって前述した薬剤からなる泡を泡供給ホース53
を介して除去ヘッド12の泡噴射管32に供給するよう
になっている。
【0042】回収部13は、図1に示すように移動台車
10上に設けられている。回収部13は、回収装置とし
てのブロア54と、回収タンク55と、回収ホース56
と、排気ホース57と、排気ダクト58などを備えてい
る。
【0043】回収タンク55は、回収ホース56と接続
しているとともに、吸引ホース59を介してブロア54
と接続している。ブロア54は、吸引ホース59などを
介して回収ホース56と接続しているとともに、排気ホ
ース57を介して排気ダクト58と接続している。
【0044】ブロア54は、前記吸引ホース59などを
介して回収ホース56内の気体などを吸引するととも
に、排気ホース57を介して排気ダクト58から排気す
るようになっている。
【0045】回収部13は、前記ブロア54を作動させ
ると、アスベスト除去工具31によって生じかつ除去ヘ
ッドケース30内に堆積したアスベスト除去片H(図3
に示す)を前記供給部14が供給した泡とともに回収ホ
ース56を介して吸引する。そして、消泡したのち回収
タンク55内に前述したアスベスト除去片Hを回収す
る。そののち、アスベスト除去片Hが取り除かれた気体
を排気ホース57を介して排気ダクト58から作業場所
7または作業場所7の外部へ排気する。
【0046】また、移動台車10には、多関節アーム1
1の関節駆動部19,20,21を駆動する駆動装置や
モータ22,23などを操作するためのアーム操作器6
0と、前記除去ヘッド12の動作を操作するためのヘッ
ド操作器61とが接続している。
【0047】前述したアスベスト除去装置1を用いて、
建造物2の壁面5に設けられたアスベスト5aを除去す
る際には、まず、アスベスト5aを除去する所望の位置
にアスベスト除去装置1を設置する。
【0048】そして、アーム操作器60を用いて、ブラ
シシール35が壁面5と密接するまで、除去ヘッド12
を壁面5に向って押付けるように、多関節アーム11を
駆動する。
【0049】なお、ブラシシール35などをアスベスト
5aに押付ける際には、前記ブロア54を作動させる。
ブロア54によって吸引されるので、除去ヘッドケース
30およびブラシシール35の内側の圧力が作業場所7
の圧力より低い圧力となる。このため、ブラシシール3
5などがアスベスト5aに接触する際に生じるアスベス
トからなる微小な粉塵が、作業場所7へ飛散することが
ない。
【0050】その後、ヘッド操作器61を操作して、除
去ヘッド12に設けられたアスベスト除去工具31のモ
ータ41を駆動して、台状部材38と切削部材39とを
回転させる。この状態で、アーム操作器60を用いて、
さらに除去ヘッド12を壁面5に向って押付けるように
多関節アーム11を駆動して、アスベスト5aを削り取
る。
【0051】このとき、前記ブロア54を作動させて、
図3に示すように、削り取ったアスベスト除去片Hを回
収タンク55内に回収する。そして、前記供給タンク5
0内のアスベスト除去片Hの飛散を防止する薬剤を泡状
にして泡噴射管32の泡噴射ノズル37からアスベスト
5aに向って吹付ける。
【0052】そののち、前述したようにアスベスト除去
工具31のモータ41を駆動しかつ前記ブロア54およ
びコンプレッサ52を作動された状態のまま、図3に示
すように、除去ヘッド12が例えば図示中の矢印Iに沿
って壁面5に対し平行に移動するように、ヘッド支持部
18を含む多関節アーム11を駆動する。このように壁
面5からアスベスト5aを除去する。
【0053】本実施形態によれば、図3に示すように、
アスベスト除去工具31を壁面5に対して平行に移動さ
せながらアスベスト5aを除去する際に、すでにアスベ
スト5aの除去が済んだ部分と除去前の部分との間に段
差が生じても、ブラシシール35が前記壁面5およびア
スベスト5aに密接する。
【0054】さらに、泡噴射ノズル37からアスベスト
除去片Hの飛散を防止する薬剤からなる泡をアスベスト
5aおよび壁面5に向って吹付けるとともに、アスベス
ト5aの除去中にブロア54などがアスベスト除去片H
などを吸引する。したがって、アスベスト除去片Hがブ
ラシシール35と壁面5、アスベスト5aとの間から作
業場所7内へ飛散することを抑制される。
【0055】このため、壁面5から除去されたアスベス
ト除去片Hが作業場所7に飛散することを大幅に抑制で
き、かつ作業者に対する作業環境を大幅に改善すること
ができるとともに、作業場所7の外部へのアスベスト除
去片Hの排出濃度を大幅に抑制することができる。
【0056】したがって、アスベスト5aの除去作業前
に行われる養生に必要とされる手間や費用などを抑制す
ることが可能となる。また、ヘッド支持部18を含む多
関節アーム11を駆動することによって、アスベスト除
去工具31を壁面5に対し平行に移動させることができ
るので、アスベスト除去作業に必要される時間を短縮す
ることが可能となる。
【0057】さらに、アスベスト除去工具31を備えた
除去ヘッド12を、前記多関節アーム11の先端に設け
られたヘッド支持部12に揺動自在に取付けたので、所
望の高さの天井のアスベスト5aを容易に除去できると
ともに、床面6に対し垂直に設けられた側壁のアスベス
ト5aも容易に除去することができる。
【0058】図4は第2の実施形態の除去ヘッド12の
斜視図を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一符
号を付して説明を省略する。本実施形態において、除去
ヘッド12は、アスベスト除去工具31を、除去ヘッド
ケース30の内側に互いに交差する2方向に沿って移動
自在に設けている。さらに、除去ヘッド12は、アスベ
スト除去工具31を、除去ヘッド12が壁面5に相対し
た際にこの壁面5に向って付勢している。
【0059】また、除去ヘッドケース30の開口部33
の周辺部34にシール手段としてのシール材70を設け
ている。シール材70は、ゴムまたはスポンジなどの弾
性体から構成されている。このシール材70は、前記開
口部33を外周側から包囲して設けられている。
【0060】なお、図示例において、除去ヘッド12
は、前記開口部33が長方形などの四角形となるように
形成されているとともに、アスベスト除去工具31を、
互いに直交する矢印X,Yに沿う方向に移動自在として
いるとともに、前記矢印X,Yに直交しかつ開口部33
から突出する方向の図示中の矢印Zに沿って付勢してい
る。
【0061】図示例において、泡噴射管32は、上方か
ら見て長方形などの四角形に形成され、前記除去ヘッド
ケース30の内に、このヘッドケース30の側壁30
a,30b,30c,30dに沿って設けられている。
【0062】さらに、図示例において、前記矢印Xは、
前記除去ヘッドケース30の互いに相対しかつ一方の互
いに平行な側壁30b,30dに沿った方向に指向して
いるとともに、前記矢印Yは、互いに相対しかつ他方の
互いに平行な側壁30a,30bに沿った方向に指向し
ている。
【0063】除去ヘッド12は、アスベスト除去工具3
1を前記矢印Xに沿って移動自在にするX方向移動機構
71と、前記矢印Yに沿って移動自在にするY方向移動
機構72と、前記矢印Zに沿って付勢する押圧手段とし
てのZ方向付勢機構73とを備えている。
【0064】X方向移動機構71は、前記矢印Xに沿っ
て設けられた一対のX軸ガイド棒74,75と、一対の
フランジ部76,77と、プーリ78,79と、モータ
80と、ワイヤ81とを備えている。
【0065】前記フランジ部76,77は、前記矢印X
に沿う側壁30b,30dのうち一方の壁面30dの外
側でかつ、矢印Xに沿った両端部にそれぞれ設けられて
いる。フランジ部76,77は、それぞれ前記プーリ7
8,79を回動自在に支持している。
【0066】前記モータ81は、その出力端が前記プー
リ78,79のうち一方のプーリ78と接続しており、
このプーリ78を回動するようになっている。前記ワイ
ヤ81は、プーリ78,79に掛け渡されている。
【0067】X軸ガイド棒74,75のうち一方のX軸
ガイド棒74は、前記壁面30dの外側でかつフランジ
部76,77を互いに連結して設けられている。他方の
X軸ガイド棒75は、前記矢印Xに沿う側壁30b,3
0dのうち他方の壁面30bの内側でかつ両端が前記側
壁30a,30cに固定されている。
【0068】Y方向移動機構72は、一対のスライド金
具82,83と、プーリ84,85と、モータ86と、
ワイヤ87と、前記矢印Yに沿って設けられた一対のY
軸ガイド棒88,89とを備えている。
【0069】前記スライド金具82,83は、それぞれ
前記X軸ガイド棒74,75に矢印Xに沿ってスライド
自在に取付けられている。スライド金具82,83のう
ち前記壁面30dに設けられたX軸ガイド棒74に取付
けられたスライド金具82は、前記ワイヤ81と固定さ
れている。
【0070】前記Y軸ガイド棒88,89は、矢印Yに
沿って互いに平行に設けられている。Y軸ガイド棒8
8,89は、それぞれ前記スライド金具82,83を互
いに連結して設けられている。前記プーリ84,85
は、それぞれ回動自在にスライド金具82,83に設け
られている。
【0071】前記モータ86は、その出力端がプーリ8
4,85のうち一方のプーリ84に接続しており、この
プーリ84を回動するようになっている。前記ワイヤ8
7は、プーリ84,85に掛け渡されている。
【0072】また、前述したスライド金具83、ワイヤ
87およびY軸ガイド棒88,89は、前記側壁30
b、30dを貫通している。これらの壁面30b、30
dはそれぞれ、これらのスライド金具83、ワイヤ87
およびY軸ガイド棒88,89が貫通して後述するよう
に矢印Xに沿ってスライド移動する範囲において、シー
ル材95,96を設けている。
【0073】シール材95,96は、それぞれスプンジ
やナイロンなどからなる繊維から構成されている。シー
ル材95,96は、前述したスライド金具83、ワイヤ
87およびY軸ガイド棒88,89などのスライド移動
を妨げないとともに、アスベスト除去工具31によって
生じるアスベスト切削片Hを作業場所7へ飛散させない
ようになっている。
【0074】Z方向付勢機構73は、Y軸スライドテー
ブル90と、押付けエアシリンダ91と、昇降台92と
を備えている。Y軸スライドテーブル90は、前記Y軸
ガイド棒88,89に矢印Yに沿ってスライド自在に取
付けられているとともに、前記ワイヤ87と固定されて
いる。また、Y軸スライドテーブル90の略中央には、
前記矢印Zに沿ってスライド自在にアスベスト除去工具
31が設けられている。
【0075】前記押付けエアシリンダ91は、固定部9
3と、図示しない加圧流体供給源から加圧流体が供給さ
れることによって固定部93に対し伸縮自在に設けられ
たピストンロッド94とを備えている。押付けエアシリ
ンダ91は、固定部93が前記Y軸スライドテーブル9
0に固定されているとともに、ピストンロッド94の先
端が昇降台92に取付けられている。
【0076】昇降台92は、前記Y軸スライドテーブル
90に対し接離自在に設けられているとともに、前記Y
軸スライドテーブル90に対し矢印Zに沿ってスライド
自在に設けられたアスベスト除去工具31を取付けてい
る。
【0077】前述した構成によれば、X方向移動機構7
1は、モータ80を駆動することによって、プーリ78
を回転させ、ワイヤ81などを介して、スライド金具8
2を前記矢印Xに沿ってスライド移動する。このスライ
ド金具82のスライド移動によって、Z方向付勢機構7
3のY軸スライドテーブル90ごとアスベスト除去工具
31は矢印Xに沿って移動することとなる。
【0078】Y方向移動機構72は、モータ86を駆動
することによって、プーリ84を回転させ、ワイヤ87
などを介して、Z方向付勢機構73のY軸スライドテー
ブル90ごとアスベスト除去工具31を矢印Yに沿って
スライド移動することとなる。
【0079】Z方向付勢機構73は、押付けエアシリン
ダ91が加圧流体を供給されるなどして、ピストンロッ
ド94を縮小させることによって、前記アスベスト除去
工具31をアスベスト5aおよび壁面5に向って略一定
の力で付勢することとなる。
【0080】本実施形態によれば、前述した第1の実施
形態の効果に加え、アスベスト除去工具31を前記矢印
X,Y方向に沿って移動自在としたので、前記多関節ア
ーム11を頻繁に駆動して、除去ヘッド12を常に移動
する必要がなくなる。
【0081】このため、除去ヘッド12のシール手段と
してのシール材70とアスベスト5aとが互いにこすれ
る頻度が減少して、作業場所7に飛散するアスベストか
らなる粉塵が減少することとなる。したがって、作業者
に対する作業環境をより改善することができる。
【0082】また、Z方向付勢機構73がアスベスト除
去工具31を壁面5に向って付勢しているので、壁面5
の表面にうねりなどの凹凸があっても、確実にアスベス
ト5aを除去することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明のアスベスト除去装置によれば、
移動台車に旋回自在に設けられた多関節アームの先端に
除去ヘッドが設けられているので、アスベストを除去す
る所望の壁面に、除去ヘッドを相対させて押付けること
ができる。このため、時間的に効率的でかつ確実なアス
ベストの除去作業を行うことができる。
【0084】除去ヘッドがアスベストを除去する除去手
段を備え、かつ除去されたアスベストを回収する回収部
が前記移動台車に設けられているので、除去作業中のア
スベストの飛散を抑制でき、かつ作業者に対する影響を
抑制することができるとともに、時間的に効率的でかつ
確実なアスベストの除去作業を行うことができる。
【0085】また、除去ヘッドが、壁面に押付けられる
とこの壁面に密接するシール手段と、壁面に向って薬剤
からなる泡を噴射する泡噴射手段とを備えている。この
ため、除去手段によって除去されたアスベストは、作業
場所に飛散することを抑制される。
【0086】したがって、作業者に対する影響をより抑
制することができ、かつ養生作業に必要とされる時間と
経費とを抑制できかつ確実なアスベストの除去作業を行
うことができる。
【0087】さらに、除去ヘッドが、除去手段を備えか
つ回転自在に設けられたアスベスト除去工具と、壁面に
向って薬剤からなる泡を噴射する泡噴射手段とを内側に
設けるとともに、壁面に押付けられると壁面に密接する
シール手段を備えた除去ヘッドケースを備えている。
【0088】このため、多関節アームが除去ヘッドを壁
面に向って押付けるとシール手段が壁面に密接して、前
記アスベスト除去工具と泡噴射手段とが設けられた除去
ヘッドケースの内側を作業場所から隔離することとな
る。アスベスト除去工具の除去作業中に泡噴射手段から
泡を噴射することができる。
【0089】さらに、除去ヘッドケースには、回収部の
回収ホースが接続しているので、アスベスト除去工具に
よって除去されたアスベストは、作業場所に飛散するこ
となく回収ホースなどから回収される。
【0090】したがって、除去作業中のアスベストの飛
散をより抑制でき、かつ作業者に対する影響をより一層
抑制することができるとともに、養生作業に必要とされ
る時間と経費とを抑制できかつ確実なアスベストの除去
作業を行うことができる。
【0091】また、除去ヘッドにアスベスト除去工具を
壁面に向って付勢する押圧手段を設けた場合には、前記
壁面の表面にうねりなどの凹凸があっても、確実にアス
ベストを除去することができる。
【0092】除去ヘッドが、アスベスト除去工具を除去
ヘッドケースの内側に互いに交差する2方向に沿って移
動自在に設けた場合には、多関節アームを頻繁に駆動し
て除去ヘッドを常に移動する必要がなくなる。
【0093】このため、シール手段とアスベストとが互
いにこすれる頻度が減少するので、作業場所に飛散する
前記シール手段とアスベストとが互いにこすれることに
よって生じるアスベストからなる粉塵が減少する。した
がって、作業者に対する作業環境をより一層改善するこ
とができる。
【0094】本発明のアスベスト除去工具は、湾曲した
帯状に形成されかつ外側に位置する面に削り取り刃を有
した切削部材を複数備え、これらの切削部材ぞれぞれの
一端を駆動装置によって回転される台状部材の外縁部に
取付け他端を互いに連結して構成されている。このた
め、駆動装置によって切削部材とともに台状部材を回転
することによって、切削部材の削り取り刃が確実にアス
ベストを除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のアスベスト除去装置
を示す斜視図。
【図2】図1に示されたアスベスト除去装置の除去ヘッ
ドの一部を切り欠いて示す斜視図。
【図3】図1に示されたアスベスト除去装置の除去ヘッ
ドのアスベスト除去状態を示す断面図。
【図4】この発明の第2の実施形態の除去ヘッドの一部
を切り欠いて示す斜視図。
【図5】従来のアスベスト除去方法を示す図。
【図6】従来のアスベスト除去方法における徐塵方法を
示す図。
【符号の説明】
1…アスベスト除去装置、 2…建造物、 5…壁面、 5a…アスベスト、 10…移動台車、 11…多関節アーム、 12…除去ヘッド、 13…回収部、 14…供給部、 30…除去ヘッドケース、 31…アスベスト除去工具、 32…泡噴射管(泡噴射手段)、 35…ブラシシール(シール手段)、 37…泡噴射ノズル(泡噴射手段)、 38…台状部材、 39…切削部材(除去手段)、 41…モータ(駆動装置)、 43…突起(削り取り刃)、 53…泡供給ホース、 56…回収ホース、 70…シール材(シール手段)、 73…Z方向付勢機構(押圧手段)、 H…アスベスト除去片。
フロントページの続き (72)発明者 森 哲郎 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株式 会社大林組内 (72)発明者 坂本 良▲高▼ 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株式 会社大林組内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建造物の壁面に設けられたアスベストを除
    去する装置であって、 移動台車と、 前記移動台車に旋回自在に設けられた多関節アームと、 前記多関節アームの先端に設けられかつ前記建造物の壁
    面に押付けられて前記アスベストを除去する除去手段を
    備えた除去ヘッドと、 前記移動台車に設けられかつ前記除去ヘッドによって除
    去されたアスベストを回収する回収部と、 を備えたことを特徴とするアスベスト除去装置。
  2. 【請求項2】前記除去ヘッドが、 前記建造物の壁面に押付けられるとこの壁面に密接する
    シール手段と、 前記壁面に向って薬剤からなる泡を噴射する泡噴射手段
    と、を備え、 前記移動台車に前記泡噴射手段に泡を供給する供給部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のアスベスト除去
    装置。
  3. 【請求項3】建造物の壁面に設けられたアスベストを除
    去する装置に用いられ、 前記建造物の壁面に押付けられると壁面に密接するシー
    ル手段を備えた除去ヘッドケースと、 前記建造物の壁面に押付けられて前記アスベストを除去
    する除去手段を備えかつ前記除去ヘッドケースの内側に
    回転自在に設けられたアスベスト除去工具と、 前記除去ヘッドケースの内側に設けられかつ前記壁面に
    向って薬剤からなる泡を噴射する泡噴射手段と、を備
    え、 前記泡噴射手段に前記泡を供給する泡供給ホースが接続
    し、 前記除去ヘッドケースにアスベスト除去片を回収する回
    収ホースが接続していることを特徴とする除去ヘッド。
  4. 【請求項4】前記アスベスト除去工具を前記壁面に向っ
    て付勢する押圧手段を備えたことを特徴とする請求項3
    記載の除去ヘッド。
  5. 【請求項5】前記アスベスト除去工具を前記除去ヘッド
    ケースの内側に互いに交差する2方向に沿って移動自在
    に設けたことを特徴とする請求項3または請求項4記載
    の除去ヘッド。
  6. 【請求項6】駆動装置によって回転される台状部材と、 湾曲した帯状に形成されかつ外側に位置する面にアスベ
    ストを削り取る削り取り刃を有した複数の切削部材とを
    備え、 前記切削部材それぞれの一端を前記台状部材の外縁部に
    取付け、かつ他端を互いに連結して形成したことを特徴
    とするアスベスト除去工具。
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