JPH1119358A - ミシンの布押え圧力制御装置 - Google Patents

ミシンの布押え圧力制御装置

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JPH1119358A
JPH1119358A JP19190497A JP19190497A JPH1119358A JP H1119358 A JPH1119358 A JP H1119358A JP 19190497 A JP19190497 A JP 19190497A JP 19190497 A JP19190497 A JP 19190497A JP H1119358 A JPH1119358 A JP H1119358A
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presser
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宏 野口
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智幸 相原
Ikuko Takeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシン回転数や位相等に応じて布押え圧力を
自動に可変し、種々の不具合の発生を防止する。 【解決手段】 布押え6に押力を付与する押力付与手段
1のトルク調整用の制御電流を、ミシンの回転数に応じ
て制御することにより布押え圧力を可変制御可能とし、
例えばミシン回転数の上昇に応じて布押え圧力が高くな
るように制御して、ミシン回転数の上昇に伴って大きく
なる布押え6のジャンピングを防止し得るように構成し
てなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの布押え圧
力を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭57−43785号
や米国特許5551361号等に、ミシンの布押え圧力
を制御する装置の開示がなされている。これらの布押え
圧力制御装置は、布押え圧力を検出するセンサと、布押
えを押圧する例えばモータ、ソレノイドやシリンダ等の
アクチュエータよりなる押力付与手段と、を備えてお
り、上記センサにより検出される布押え圧力をフィード
バックし、この布押え圧力に基づいて縫製中の布押え圧
力が一定になるように上記アクチュエータを制御するよ
うに構成されている。
【0003】また、作業者による手動スイッチの操作に
より上述したアクチュエータを駆動し布押え圧力を調節
可能とする布押え圧力制御装置や、作業者による膝スイ
ッチの操作によりソレノイドを駆動しリンク機構等を介
して布押え圧力を調節可能とする布押え圧力制御装置等
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の布押え圧力制御装置(布押え圧力を一定とするも
の)では、例えばミシン回転数やミシン主軸が1回転す
る間の位相に応じて布押え圧力を任意に変化させること
ができず、また上記後者の布押え圧力制御装置(布押え
圧力を調節可能とするもの)では、作業者による手動ス
イッチや膝スイッチの操作により布押え圧力を調節可能
としているため、一々行う操作が面倒であると共に上記
ミシン回転数やミシン主軸が1回転する間の位相に逐一
追従させて布押え圧力を任意に変化させることは事実上
不可能であり、その結果以下に述べる種々の不具合が生
じるという問題があった。
【0005】すなわち、ミシン回転数の上昇に伴って布
押えのジャンピング(飛び跳ね現象)が大きくなるた
め、図12に示されるように、ミシン回転数の上昇に従
い布送り力が低下するといった問題がある。
【0006】また、図13に示されるように、送り歯が
上昇し当該送り歯が布に接触する位相(送り歯が布送り
を開始する位相)Xで送り歯と布とが衝突し衝撃力が生
じるため、布押えがバウンドして布送り力が低下すると
いった問題がある。また、送り歯が下降し当該送り歯が
布に対して離間する位相(送り歯が布送りを終了する位
相)Yで布と布押えが共に降下して針板に衝突し衝撃力
が生じるため、布押えがバウンドして布位置が所定の位
置からずれてしまい綺麗な縫目が形成できないといった
問題がある。
【0007】また、例えばセーター等の柔らかく嵩の高
いものを縫う場合、布送り休止区間では布を潰して縫目
が硬くならないように布押え圧力を低くする一方で、布
送り区間では上記ジャンピングを防止するように布押え
圧力を高くするのが望まれるが、このように位相に応じ
て布押え圧力を変えることができないため、布送り休止
区間での布潰しの防止を重視して図13に示した布押え
圧力を低く設定すると、布送り区間で布を送れなくな
り、また布送り区間でのジャンピング防止を重視して上
記布押え圧力を高く設定すると、布送り休止区間で布が
潰れて縫目が硬くなってしまうという問題がある。
【0008】また、例えばシャツ等の薄いものを縫う場
合、針が布に刺さっている時(布送り休止区間)には布
がぺこつかないように布押え圧力を高くする一方で、布
送り区間では布ずれによるパッカリングが生じないよう
に布押え圧力を低くするのが望まれるが、上述したよう
に位相に応じて布押え圧力を変えることができないた
め、布送り休止区間での布のぺこつき防止を重視して図
13に示した布押え圧力を高く設定すると、布送り区間
で布ずれによるパッカリングが生じ、また布送り区間で
のパッカリング防止を重視して上記布押え圧力を低く設
定すると、布送り休止区間で布がぺこつき、送り不良と
なるといった問題がある。
【0009】また、布送り区間のみ上記布押え圧力を低
くして故意に送り歯にスリップを発生させ、送りピッチ
を小さくすることにより種々の縫い模様を得るといった
縫い模様の多様性を図るといったことができないという
問題もある。
【0010】また、カーブ縫い等を行う場合、布を回し
やすいように布と布押えとの間に所定の微量の隙間を形
成する必要があり、従来技術では、例えば膝スイッチ等
により布押えを上げ布押え圧力を弱くすることで対処し
ているが、当該動作に熟練を要すると共に面倒であると
いった問題もある。
【0011】そこで本発明は、ミシン回転数や位相等に
応じて布押え圧力を自動に可変でき、上記種々の不具合
の発生を防止できるミシンの布押え圧力制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のミシンの布押え圧力制御装置は、押力付
与手段により付与される押力によってミシンの布押え圧
力を制御する装置において、前記押力付与手段のトルク
調整用の制御電流を供給する制御電流供給回路と、ミシ
ンの回転数に応じて前記制御電流を制御し前記布押え圧
力を可変制御可能とする制御手段と、を具備した。
【0013】このような請求項1のミシンの布押え圧力
制御装置によれば、布押えに押力を付与する押力付与手
段のトルク調整用の制御電流が、ミシンの回転数に応じ
て制御され布押え圧力が可変制御されるため、例えばミ
シン回転数の上昇に応じて布押え圧力が高くなるように
制御すれば、ミシン回転数の上昇に伴って大きくなる布
押えのジャンピングが防止されるようになる。
【0014】上記目的を達成するために、請求項2のミ
シンの布押え圧力制御装置は、押力付与手段により付与
される押力によってミシンの布押え圧力を制御する装置
において、前記押力付与手段のトルク調整用の制御電流
を供給する制御電流供給回路と、ミシンの主軸が1回転
する間に前記制御電流を制御し前記布押え圧力を可変制
御可能とする制御手段と、を具備した。
【0015】このような請求項2のミシンの布押え圧力
制御装置によれば、布押えに押力を付与する押力付与手
段のトルク調整用の制御電流が、ミシンの主軸が1回転
する間に制御され布押え圧力が可変制御される、すなわ
ち例えば請求項3のように、ミシンの送り歯の移動軌跡
に応じて制御され布押え圧力が可変制御され得るため、
例えば請求項4のように、ミシンの送り歯が布送りを開
始または終了する位相と他の位相とで制御電流を異なら
せ、例えば布送りを開始または終了する位相の布押え圧
力が他の位相の布押え圧力より低くなるように制御すれ
ば、布送りを開始する位相での送り歯と布との衝突によ
る布のバウンドの発生が防止され、また布送りを終了す
る位相での布、布押えと針板との衝突による布のバウン
ドの発生が防止されるようになる。
【0016】また、請求項5のミシンの布押え圧力制御
装置は、請求項3に加えて、ミシンの送り歯が布を送る
時の位相と布を送らない時の位相とで制御電流を異なら
せることにより布押え圧力を可変制御可能としているた
め、例えばセーター等の柔らかく嵩の高いものを縫う場
合、例えば布送り休止区間の布押え圧力が低く布送り区
間の布押え圧力が高くなるように制御すれば、布送り休
止区間での布の潰しが防止されると共に布送り区間での
ジャンピングが防止されるようになる。また、例えばシ
ャツ等の薄いものを縫う場合、例えば針が布に刺さって
いる時(布送り休止区間)の布押え圧力が高く布送り区
間の布押え圧力が低くなるように制御すれば、布送り休
止区間での布のぺこつきが防止されると共に布送り区間
での布ずれが防止されるようになる。また、例えば布送
り区間のみ布押え圧力が低くなるように制御すれば、送
り歯がスリップし、送りピッチが小さくされるようにな
る。
【0017】上記目的を達成するために、請求項6のミ
シンの布押え圧力制御装置は、押力付与手段により付与
される押力によってミシンの布押え圧力を制御する装置
において、前記押力付与手段のトルク調整用の制御電流
を供給する制御電流供給回路と、縫製時の所定時期に前
記制御電流を制御し、当該布と布押えとの間に所定の微
量の隙間を形成するように前記布押えの高さを可変制御
する制御手段と、を具備した。
【0018】このような請求項6のミシンの布押え圧力
制御装置によれば、布押えに押力を付与する押力付与手
段のトルク調整用の制御電流が、縫製時の所定時期に制
御され、当該布と布押えとの間に所定の微量の隙間が形
成されるように布押えの高さが可変制御されるため、例
えばカーブを縫う時に上記所定の微量の隙間が形成され
るように制御すれば、布が容易に回されるようになる。
【0019】この時、上記請求項1乃至6の押力付与手
段としては種々のものが考えられるが、高速追従性が良
く、布押えのストロークが大きくとれ、使用に際しての
信頼性が高いという各種特性を有するため、請求項7の
ように、モータを採用するのが良い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形
態におけるミシンの布押え圧力制御装置を表した側面構
成図、図2は同上布押え圧力制御装置を表した斜視構成
図、図3は同上布押え圧力制御装置の制御系を表したブ
ロック構成図である。
【0021】本実施形態のミシンの布押え圧力制御装置
は、図1乃至図3に示されるように、押力付与手段とし
てのコアレスモータ1を備えている。このコアレスモー
タ1は、供給される制御電流の電流値に比例したトルク
がその内部のロータに発生し出力軸1aが回転するとい
ったものである。当該コアレスモータ1は、ミシンアー
ム2の背面にブラケット3を介して取り付けられてお
り、その出力軸1aにピニオンギヤ4が固定されてい
る。
【0022】押え棒5は、公知のように、上記ミシンア
ーム2に上下動可能に取り付けられていると共にその下
端部に布押え6を備えており、本実施形態においては、
その上端部に上記ピニオンギヤ4に噛み合うラックギヤ
7が固定されている。
【0023】従って、上記コアレスモータ1に所定の制
御電流が供給されると、電流値に比例したトルクが発生
してそのトルクがピニオンギヤ4を介してラックギヤ7
に布押え圧として伝達され、当該布押え圧が押え棒5を
介して布押え6に伝達されるようになっている。
【0024】なお、図1及び図2中の符号8は針9(図
2参照)が下端に取り付けられた針棒を示しており、図
1中の符号10は針板を、11は送り歯をそれぞれ示し
ている。この送り歯11は図示省略しているが、ミシン
主軸に連結されており、当該ミシン主軸に連動して周知
の四送り運動により布送りを行う。
【0025】本実施形態のミシンの布押え圧力制御装置
はまた、図3に示されるように、ミシンの回転数及び位
相情報を検出し出力する例えばエンコーダ等のセンサ1
2を備えていると共に、上記コアレスモータ1の押え高
さ情報を検出し出力するセンサ13を備えている。この
センサ13は、例えば上記モータ1の出力軸1aの回転
角を検出する例えばエンコーダ等よりなり、この回転角
情報を押え高さ情報として検出し出力する。当該布押え
圧力制御装置はまた、図2及び図3に示されるように、
膝スイッチ14(公知のもの)の押圧(オン)に連動し
て、膝上げスイッチ押え上げ情報としてのオン信号を出
力する膝上げスイッチ15を備えている。
【0026】上記センサ12,13及び膝上げスイッチ
15には、図3に示されるように、制御手段(制御装
置)としてのCPU16のその入力側が接続されてい
る。このMPU16の入力側にはまた、例えば布の種類
や布の硬さや位相に応じての布押え圧力の可変設定等の
布押え条件(詳しくは後述の各実施形態参照)を入力可
能な押え条件設定パネル17の出力側が接続されてい
る。
【0027】また、CPU16の入出力側には、ネット
ワークやLAN、リムーバブルメディア等が接続されて
いる。
【0028】また、CPU16の出力側には、制御電流
供給回路(ドライバ)18を介して上記コアレスモータ
1が接続されている。この制御電流供給回路18は、コ
アレスモータ1にトルク調整用の制御電流を供給するも
のであり、この制御電流の電流値は、上記CPU16か
らの指令により制御される。
【0029】上記CPU16は、その内部に、上記ネッ
トワークやLAN、リムーバブルメディアを通じて設定
される系数マップや評価関数を備えている。この系数マ
ップは、電流制御をする目的(布押え圧力を可変とする
目的)に応じて種々あるが、例えばミシン回転数に応じ
て布押え圧力を変化させる場合には、図4(a)に示さ
れる2次元系数マップが用いられ、また例えばミシン1
回転中の位相に応じて布押え圧力を変化させると共にミ
シン回転数に応じて布押え圧力を変化させる場合には、
図4(b)に示される3次元系数マップが用いられる。
そして、上記CPU16は、上記押え条件設定パネル1
7からの入力情報に基づいて、上記系数マップの中から
当該入力情報に該当するものを呼び出し、上記センサ1
2,13及び膝上げスイッチ15からの入力情報に応じ
た制御電流値を上記呼び出した系数マップより求め、当
該制御電流値をコアレスモータ1に供給する指令を上記
制御電流供給回路18に与えるように構成されている。
また、CPU16は、上記系数マップに代えて、評価関
数や演算式等の手順の決まったプログラムを用い、コア
レスモータ1のトルク制御用の電流値を制御することも
可能である。
【0030】次に、このように構成された布押え圧力制
御装置の動作について以下説明する。本発明の第1の実
施形態では、上記CPU16が、コアレスモータ1のト
ルク調整用の電流値をミシンの回転数の上昇に伴って高
くする指令を上記制御電流供給回路18に与えるように
なっている。
【0031】ここで、コアレスモータ1には、前述した
ように、電流値に比例したトルクが発生し、このトルク
が布押え圧力として布押え6に伝達されるため、ミシン
の回転数の上昇に伴って布押え圧力が高くなる。このよ
うに、ミシンの回転数の上昇に伴って布押え圧力が高く
なると、従来技術で説明したミシン回転数の上昇に伴っ
て大きくなる布押え6のジャンピングが防止されるよう
になり、その結果図5に示されるように、ミシンの回転
数に拘らず布押え6と送り歯11との協働により布に一
定の布送り力が得られる。このため、従来技術の図12
を用いて説明した布送り力の低下を防止できることにな
る。
【0032】また、これとは逆に、コアレスモータ1の
トルク調整用の電流値を意図的に、ミシン回転数の下降
に伴って低くなるように制御したり、またはミシン速度
が所定の低速に達したら低くなるように制御すれば、カ
ーブ等でミシン回転数を落とした時に布を回しやすくな
り、奇麗な縫目を形成できることになる。
【0033】本発明の第2の実施形態では、上記CPU
16が、コアレスモータ1のトルク調整用の電流値を上
記送り歯11が布送りを開始する位相と他の位相とで異
ならせる指令を上記制御電流供給回路18に与え、特
に、図6に示されるように、布送りを開始する位相の電
流値を他の位相の電流値より低くする指令を与えるよう
になっている。
【0034】従って、布送りを開始する位相の布押え圧
力が低くなって、従来技術で説明した布送りを開始する
位相での送り歯11と布との衝突による布のバウンドの
発生(図13の位相Xでの波形参照)が、図6に示され
るように、防止されることになり、布送りを開始する位
相での布送り力の低下を防止できるようになっている。
【0035】本発明の第3の実施形態では、上記CPU
16が、コアレスモータ1のトルク調整用の電流値を上
記送り歯11が布送りを終了する位相と他の位相とで異
ならせる指令を上記制御電流供給回路18に与え、特
に、図7に示されるように、布送りを終了する位相の電
流値を他の位相の電流値より低くする指令を与えるよう
になっている。
【0036】従って、布送りを終了する位相の布押え圧
力が低くなって、従来技術で説明した布送りを終了する
位相での布、布押え6と針板10との衝突による布押え
6のバウンドの発生(図13の位相Yでの波形参照)
が、図7に示されるように、防止されることになり、布
送りを終了する位相での布ずれを防止でき綺麗な縫目を
形成できるようになっている。
【0037】本発明の第4の実施形態では、上記押え条
件設定パネル17から、例えばセーター等の柔らかく嵩
の高いものを被縫製物として選択したという情報が入力
された時に、上記CPU16が、コアレスモータ1のト
ルク調整用の電流値を上記送り歯11が布を送る時の位
相と布を送らない時の位相とで異ならせる指令を上記制
御電流供給回路18に与え、特に、図8に示されるよう
に、布送り休止区間の電流値を低く布送り区間の電流値
を高くする指令を与えるようになっている。
【0038】従って、図8に示されるように、布送り休
止区間の布押え圧力が低くなって、従来技術で説明した
布送り休止区間での布の潰しが防止されることになり、
柔らかい縫目を形成できるようになると共に、布送り区
間の布押え圧力が高くなって、従来技術で説明した布送
り区間でのジャンピングの発生が防止されることにな
り、布送り力の低下を防止できるようになっている。
【0039】本発明の第5の実施形態では、上記押え条
件設定パネル17から、例えばシャツ等の薄いものを被
縫製物として選択したという情報が入力された時に、上
記CPU16が、コアレスモータ1のトルク調整用の電
流値を上記送り歯11が布を送る時の位相と布を送らな
い時の位相(特に針9が布に刺さっている時)とで異な
らせる指令を上記制御電流供給回路18に与え、特に、
図9に示されるように、布送り休止区間の電流値を高く
布送り区間の電流値を低くする指令を与えるようになっ
ている。
【0040】従って、図9に示されるように、布送り休
止区間の布押え圧力が高くなって、従来技術で説明した
布送り休止区間での布のぺこつきが防止されることにな
り、縫目品質の低下を防止できるようになると共に、布
送り区間の布押え圧力が低くなって、従来技術で説明し
た布送り区間での布ずれが防止されることになり、パッ
カリングの発生を防止できるようになっている。
【0041】また、コアレスモータ1のトルク調整用の
電流値を、布送り区間のみ布押え圧力が低くなるように
制御して、送り歯11を故意にスリップさせて送りピッ
チが小さくなるようにすれば、縫い模様の多様性を図る
ことができる。
【0042】本発明の第6の実施形態では、図10に示
されるように、針落ち手前に公知の光学式ラインセンサ
19が配設されている。この光学式ラインセンサ19
は、表面が露出するように針板10側に埋設されたソー
ラセルよりなる受光素子19aと、この受光素子19a
を均一に照射可能な多数のLEDよりなる発光素子19
bと、から構成されており、布20により覆われる上記
受光素子19aの遮光面積に応じた電圧信号を上記CP
U16に出力するように構成されている。
【0043】上記CPU16は、当該信号を受けるとそ
の電圧信号の変化に従って布端の形状がカーブか否かを
判断できる公知の機能を有しており、カーブ縫製となっ
たら、上記制御電流供給回路18に所定量の上昇指令を
与えてコアレスモータ1の動作により布押え6を微量上
昇させ、布20と布押え6との間に所定の微量の隙間Z
を形成し得るようになっている。
【0044】すなわち、この第6の実施形態において
は、上記光学式ラインセンサ19の出力信号に基づいて
布のカーブが判断され、カーブになったらコアレスモー
タ1が所定量駆動されて布押え6が上昇し布20と布押
え6との間に所定の微量の隙間Zが形成されるため、カ
ーブ縫製の時に布を回しやすくなっており、熟練者でな
くとも奇麗な縫目を形成できるようになっている。
【0045】また、縫製が終了して作業者が、図2に示
した膝スイッチ14をオンすると、この膝スイッチ14
に連動して膝上げスイッチ15がオンとなり、当該オン
信号が上記CPU16に入力され、当該CPU16は、
このオン信号を受けると、制御電流供給回路18に押え
上げ指令を与えるため、コアレスモータ1の動作により
布押え6が上昇され、布20を容易に取り出せるように
なっている。
【0046】なお、第6の実施形態の変形として、CP
U16が、予め設定された縫製パターンのカーブ縫製と
なる針数に達したのを例えば針数カウンタにより検知し
たら、上記所定の微量の隙間Zを形成する指令を発する
ようにすることも可能である。
【0047】図11は本発明の第7の実施形態における
ミシンの布押え圧力制御装置を表した側面構成図であ
る。この第7の実施形態が上述した各実施形態と違う点
は、押力付与手段をコアレスモータ1に代えてボイスコ
イルモータ21とし、このボイスコイルモータ21の内
部のボビンに上記押え棒5の上端部を結合した点であ
る。
【0048】このボイスコイルモータ21は、供給され
る制御電流の電流値に比例した推力が上記ボビンに発生
するといったものである。
【0049】従って、当該ボイスコイルモータ21に所
定の制御電流が供給されると、電流値に比例した推力が
発生してその推力が布押え圧として押え棒5を介して布
押え6に伝達されるようになっている。
【0050】このように押力付与手段を構成しても、上
記説明した各実施形態の効果を得ることができるという
のはいうまでもない。なお、本実施形態においては、上
記ボイスコイルモータ21内部のボビンと押え棒5の上
端部とを直結するようにしているが、例えば両者間にリ
ンク機構を介挿して当該両者を結合することも勿論可能
である。
【0051】斯くの如く、本発明の第1実施形態から第
6実施形態ではコアレスモータ1を、第7実施形態では
ボイスコイルモータ21を、それぞれ用いた。そして、
第1実施形態から第6実施形態では、コアレスモータ1
のトルク変化を、ピニオンギヤ4及びラックギヤ7を介
して、下端に布押え6を備えた押え棒5に伝達し、一方
第7実施形態では、ボイスコイルモータ21の推力変化
を、直接押え棒5に伝達する構成となっている。このた
め、第7実施形態は、第1実施形態乃至第6実施形態に
比して、より応答性が良い。また、第1実施形態乃至第
6実施形態はギヤ比を変更することにより、第7実施形
態に比して、より小さなモータ出力で大きな荷重に変換
することができる。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。例
えば、上記制御電流を図4(b)に示した制御電流、ミ
シン回転数、位相の3次元マップに従って、第1実施形
態で説明したようにミシン回転数に応じて制御すると共
に第2乃至第5実施形態で説明したように位相に応じて
制御する、すなわち第1実施形態と第2乃至第5実施形
態とを組み合わせ、布押え圧力を可変制御するようにす
ることも勿論可能である。
【0053】また、本発明の実施形態では、送り歯11
はミシン主軸に連結されており、当該ミシン主軸に連動
して周知の四送り運動により布送りを行う。これに代え
て、送り歯11に別駆動のモータ(送り歯駆動モータ)
を用いると共に、この送り歯駆動モータと、ミシン主軸
を駆動させる主モータと、を同期させて針棒8、釜、送
り歯11に所定の運動を付与し縫目を形成するミシンに
対しても本発明を同様に適用することができる。すなわ
ち、送り歯駆動モータまたは主モータ(主軸)の少なく
とも一方の回転数及び位相を検出して、この検出した値
に基づき、コアレスモータ1の電流値を制御することが
可能である。
【0054】また、上記実施形態のさらに他の実施形態
として、縫製中の布のカーブを上記第6の実施形態で説
明した光学素子19により検知するか、若しくは第6の
実施形態の変形として説明したように針数カウンタによ
り検知したら、上記制御電流を減らして布押え圧力を低
下させ、布を回しやすくするように構成することも可能
である。
【0055】また、ミシン電源の投入の有無を上記CP
U16に入力するようにし、電源が投入されたら布押え
6を上昇させる制御電流を与えるようにし、布20を針
板10と布押え6との間に入れやすいように構成するこ
とも可能である。
【0056】また、上記布押え6を上昇または下降させ
る制御電流を与えることで布20を布押え6と針板10
との間に挟み込み、この時の上記センサ13の出力に基
づいて布厚を検出することも可能である。また、この測
定時に上述したと同様に布押え圧力を可変させ、布20
が柔らかい、硬い等の硬さを知ることも可能である。こ
の結果、布20が柔らかいと判断した場合には、布20
を送っている時以外は上記制御電流を減らして布押え圧
力を低下させ、当該布20を柔らかく押えるようにする
のが良い。また、このように柔らかい布では送りピッチ
が小さくなる傾向にあるため、大きくなる指令をミシン
に与えるのが望ましい。
【0057】さらにまた、上記実施形態においては、押
力付与手段として、高速追従性が良く、布押えのストロ
ークを大きくとれ、使用に際しての信頼性が高いという
観点からモータ1,21を採用しているが、例えば電磁
ソレノイド等の他のアクチュエータに代えることも可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のミシンの
布押え圧力制御装置は、布押えに押力を付与する押力付
与手段のトルク調整用の制御電流を、ミシンの回転数に
応じて制御することにより布押え圧力を可変制御可能と
し、例えばミシン回転数の上昇に応じて布押え圧力が高
くなるように制御して、ミシン回転数の上昇に伴って大
きくなる布押えのジャンピングを防止し得るように構成
したものであるから、布送り力の低下を防止することが
可能となる。
【0059】また、請求項2のミシンの布押え圧力制御
装置は、布押えに押力を付与する押力付与手段のトルク
調整用の制御電流を、ミシンの主軸が1回転する間に制
御することにより布押え圧力を可変制御可能とし、すな
わち例えば請求項3のように、ミシンの送り歯の移動軌
跡に応じて制御することにより布押え圧力を可変制御可
能とし、例えば請求項4のように、ミシンの送り歯が布
送りを開始または終了する位相と他の位相とで制御電流
を異ならせ、例えば布送りを開始または終了する位相の
布押え圧力が他の位相の布押え圧力より低くなるように
制御して、布送りを開始する位相での送り歯と布との衝
突による布のバウンドの発生を防止し得るように構成
し、また布送りを終了する位相での布、布押えと針板と
の衝突による布のバウンドの発生を防止し得るように構
成したものであるから、布送りを開始する位相での布送
り力の低下を防止することが可能となり、また布送りを
終了する位相での布ずれを防止でき綺麗な縫目が形成す
ることが可能となる。
【0060】また、請求項5のミシンの布押え圧力制御
装置は、請求項3に加えて、ミシンの送り歯が布を送る
時の位相と布を送らない時の位相とで制御電流を異なら
せ、例えばセーター等の柔らかく嵩の高いものを縫う場
合、例えば布送り休止区間の布押え圧力が低く布送り区
間の布押え圧力が高くなるように制御して、布送り休止
区間での布の潰し及び布送り区間でのジャンピングを防
止し得るように構成したものであるから、柔らかい縫目
を形成することが可能となると共に布送り力の低下を防
止することが可能となる。また、例えばシャツ等の薄い
ものを縫う場合、例えば針が布に刺さっている時(布送
り休止区間)の布押え圧力が高く布送り区間の布押え圧
力が低くなるように制御して、布送り休止区間での布の
ぺこつき及び布送り区間での布ずれを防止し得るように
構成したものであるから、縫目品質の低下及びパッカリ
ングの発生を防止することが可能となる。また、例えば
布送り区間のみ布押え圧力が低くなるように制御して、
送り歯を故意にスリップさせて送りピッチを小さくし得
るように構成したものであるから、縫い模様の多様性を
図ることが可能となる。
【0061】また、請求項6のミシンの布押え圧力制御
装置は、布押えに押力を付与する押力付与手段のトルク
調整用の制御電流を、縫製時の所定時期に制御すること
により、当該布と布押えとの間に所定の微量の隙間を形
成するように布押えの高さを可変制御可能とし、例えば
カーブを縫う時に上記所定の微量の隙間を形成し得るよ
うに制御して、布を容易に回し得るように構成したもの
であるから、熟練者でなくとも奇麗な縫目を形成するこ
とが可能となる。
【0062】この時、上記請求項1乃至6の押力付与手
段としては種々のものが考えられるが、高速追従性が良
く、布押えのストロークが大きくとれ、使用に際しての
信頼性が高いという各種特性を有するため、請求項7の
ように、モータを採用するのが良く、このように押力付
与手段としてモータを採用することにより、上述した請
求項の効果を一層高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるミシンの布押
え圧力制御装置を表した側面構成図である。
【図2】同上布押え圧力制御装置を表した斜視構成図で
ある。
【図3】同上布押え圧力制御装置の制御系を表したブロ
ック構成図である。
【図4】同上布押え圧力制御装置のCPUに記憶された
系数マップの一例を表したものであり、(a)は制御電
流とミシン回転数の2次元マップ、(b)は制御電流と
ミシン回転数と位相の3次元マップである。
【図5】同上布押え圧力制御装置により制御電流を制御
した場合のミシン回転数と布送り力との関係を布押え圧
力をパラメータとして表した特性図である。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるミシンの布押
え圧力制御装置により制御される制御電流と送り歯の変
位量、布押え圧力との関係を表した特性図である。
【図7】本発明の第3の実施形態におけるミシンの布押
え圧力制御装置により制御される制御電流と送り歯の変
位量、布押え圧力との関係を表した特性図である。
【図8】本発明の第4の実施形態におけるミシンの布押
え圧力制御装置により制御される制御電流と送り歯の変
位量、布押え圧力との関係を表した特性図である。
【図9】本発明の第5の実施形態におけるミシンの布押
え圧力制御装置により制御される制御電流と送り歯の変
位量、布押え圧力との関係を表した特性図である。
【図10】本発明の第6の実施形態におけるミシンの布
押え圧力制御装置の要部を表した側面説明図である。
【図11】本発明の第7の実施形態におけるミシンの布
押え圧力制御装置を表した側面構成図である。
【図12】従来技術におけるミシン回転数と布送り力と
の関係を布押え圧力をパラメータとして表した特性図で
ある。
【図13】従来技術における送り歯の変位量と布押え圧
力との関係を表した特性図である。
【符号の説明】
1,21 押力付与手段(モータ) 6 布押え 11 送り歯 16 制御手段 18 制御電流供給回路(ドライバ) 20 布

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押力付与手段により付与される押力によ
    ってミシンの布押え圧力を制御する装置において、 前記押力付与手段のトルク調整用の制御電流を供給する
    制御電流供給回路と、 ミシンの回転数に応じて前記制御電流を制御し前記布押
    え圧力を可変制御可能とする制御手段と、 を具備したミシンの布押え圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 押力付与手段により付与される押力によ
    ってミシンの布押え圧力を制御する装置において、 前記押力付与手段のトルク調整用の制御電流を供給する
    制御電流供給回路と、ミシンの主軸が1回転する間に前
    記制御電流を制御し前記布押え圧力を可変制御可能とす
    る制御手段と、 を具備したミシンの布押え圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、ミシンの送り歯の移動軌跡
    に応じて制御電流を制御し布押え圧力を可変制御可能と
    した請求項2記載のミシンの布押え圧力制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、ミシンの送り歯が布送りを
    開始または終了する位相と他の位相とで制御電流を異な
    らせることにより布押え圧力を可変制御可能とした請求
    項3記載のミシンの布押え圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、ミシンの送り歯が布を送る
    時の位相と布を送らない時の位相とで制御電流を異なら
    せることにより布押え圧力を可変制御可能とした請求項
    3記載のミシンの布押え圧力制御装置。
  6. 【請求項6】 押力付与手段により付与される押力によ
    ってミシンの布押え圧力を制御する装置において、 前記押力付与手段のトルク調整用の制御電流を供給する
    制御電流供給回路と、 縫製時の所定時期に前記制御電流を制御し、当該布と布
    押えとの間に所定の微量の隙間を形成するように前記布
    押えの高さを可変制御する制御手段と、 を具備したミシンの布押え圧力制御装置。
  7. 【請求項7】 押力付与手段をモータとしたことを特徴
    とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のミシンの布
    押え圧力制御装置。
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