JPH1119149A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

椅子式マッサージ機

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JPH1119149A
JPH1119149A JP17563697A JP17563697A JPH1119149A JP H1119149 A JPH1119149 A JP H1119149A JP 17563697 A JP17563697 A JP 17563697A JP 17563697 A JP17563697 A JP 17563697A JP H1119149 A JPH1119149 A JP H1119149A
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彰司 星野
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Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
Katsumi Inaba
勝美 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、脚用マッサージ器の支持面を下腿部
と足の裏面に択一的に対応せさせて良好なマッサージが
できる椅子式マッサージ機の提供にある。 【解決手段】施療子(袋体21、22、31〜33)が
設けられた座部20および背もたれ部30を有する椅子
本体10と、前記椅子本体10に設けられ支持面(底面
55a)を有するとともに施療子(袋体56、57)が
設けられた脚用マッサージ器50と、前記各施療子を動
作させる駆動手段(エアー供給装置80)とを備え、前
記駆動手段によって施療子を動作させて被施療部のマッ
サージをする椅子式マッサージ機1において、前記脚用
マッサージ器50の支持面を足の裏面と下腿部とに択一
的に対応させるように移動可能として下腿部と足部のマ
ッサージを効果的になすことができるようにした椅子式
マッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脚部をマッサー
ジする施療子を有する脚用マッサージ器が設けられた椅
子式マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子式マッサージ機の中には、図
7、図8に示すように、座部201および背もたれ部2
02を有する椅子本体200の前記座部201の前部に
位置して、脚のふくらはぎ部(以下下腿部という)ある
いは足首部をマッサージする脚用マッサージ器220を
備えたものがある。そして、前記座部201にはエアー
の給排気により膨縮する腿用袋体211、尻用袋体21
2が配設され、また背もたれ部202には腰用袋体21
3、背中用袋体214および首部用袋体215が配設さ
れ、これら各袋体211ないし215に図示しないエア
ー供給装置からエアーを給排気してマッサージをするよ
うになっている。また、前記脚用マッサージ器220
は、同図に示すように一対の溝部からなる脚載置部22
1を設けるとともに、この溝部221の両側壁221a
あるいは底面221bつまり支持面に、同様にエアーの
給排気により膨縮する袋体222および223を配設
し、これら袋体222および223に同様に図示しない
エアー供給装置からエアーを給排気して下腿部および足
の裏等のマッサージをするようになっている。
【0003】また、前記脚用マッサージ器220は前記
椅子本体200の側壁203の前部に設けた支持軸(不
図示)によって回動自在に取り付けられるとともに、前
記側壁203に設けられた操作レバー204の回動操作
によって動作する図示しないリンク機構等によって前記
図示しない支持軸を回動支点として図8の矢印方向に回
動するようになっていおり、使用時には、図8に示すよ
うに前記操作レバー204の操作により略水平方向に位
置させ、前記脚載置部221に下腿部を載置してマッサ
ージをするものであり、また、不使用時には図7に示す
ように、座部201の前部に略垂直になるようにして収
納するようになっている。
【0004】そして、脚用マッサージ器220は上記の
ように支持軸を回動支点として、前記座部201の前部
に略水平または垂直に位置決めされるものであることか
ら、使用時においては前記袋体222および223は必
然的に脚の下腿部に位置することになり、下腿部のマッ
サージをする範囲が限られることになるとともにマッサ
ージ時は脚を延ばした状態としなければならず、また、
足の裏を袋体223に位置させるためには脚を膝から折
り曲げて位置させなければならないことになるため、マ
ッサージ中不自然な姿勢をとらなければならないことか
ら結果として、良好なマッサージ効果が得られないとい
う問題がある。
【0005】また、不使用時における収納状態において
は、脚用マッサージ器220は座部201の前方に出っ
張った状態で略垂直状となっいることから、脚用マッサ
ージ器220を使用しないで座部210および背もたれ
部202に配置された袋体211ないし215によって
尻、腰、首部等のマッサージをする場合、また、単に椅
子として使用する場合には、前記脚用マッサージ器22
0が邪魔になるということがあり、また、下腿部は座部
201に座ったときは必ず前記脚載置部221つまり溝
部に位置決めされることから、下腿部以外の尻部、腰
部、首部等をマッサージする場合、または、単に椅子と
してしようする場合に座部201に座った際に前記溝部
によって脚を置く位置が制約され脚を自由にできないと
いう不都合が生じるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、脚用マ
ッサージ器を有する従来の椅子式マッサージ機において
は、脚用マッサージ器が椅子本体200の側壁203に
支持軸によって取り付けられて前後方向には移動しない
状態として、座部201の前部に配設されていることか
ら、下腿部のマッサージをする範囲が限定されるととも
に、足の裏をマッサージする場合は不自然な姿勢をとら
ざるを得ないため良好なマッサージ効果が得られないと
いう問題がある。また、脚用マッサージ器が収納された
状態では、座部201の前部に出っ張った状態となって
いることから、座部201に座った際に下腿部をおく位
置は脚載置の溝部によって制約を受けるために、自由な
位置に置くことができず、したがって下腿部以外の尻
部、腰部、首部等をマッサージする場合、あるいは単に
椅子として使用する場合に脚用マッサージ器が邪魔にな
る等の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、座部およ
び背もたれ部を有する椅子本体と、前記椅子本体に設け
られ支持面を有するとともに施療子が設けられた脚用マ
ッサージ器と、前記施療子を動作させる駆動手段とを備
え、この駆動手段によって前記施療子を動作させて被施
療部のマッサージをする椅子式マッサージ機において、
前記脚用マッサージ器の支持面を足の裏面と下腿部とに
択一的に対応させるように移動可能とした椅子式マッサ
ージ機としたものである。
【0008】このように請求項1記載の発明は、椅子本
体に設けた脚用マッサージ器の支持面を足の裏面と下腿
部とに択一的に対応させるように移動可能としたことか
ら、下腿部および足部をマッサージする際に、前記支持
面を下腿部および足の裏面にぞぞれ対応させることがで
きることから、マッサージをする際に不自然な姿勢を要
求されることがなく良好なマッサージ効果が得られると
いう作用を有するものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、座部および
背もたれ部を有する椅子本体と、前記椅子本体に設けら
れ支持面を有するとともに施療子が設けられた脚用マッ
サージ器と、前記施療子を動作させる駆動手段とを備
え、この駆動手段によって前記施療子を動作させて被施
療部のマッサージをする椅子式マッサージ機において、
前記脚用マッサージ器を前記座部の下側に前後方向に水
平に移動させる移動手段を設けて、この移動手段によっ
て前方に移動する脚用マッサージ器を座部からの突出量
が所定量に達するするまでは前記支持面を略水平として
足の裏面に対応させるとともに、所定量を超えた際に後
端を座部に向けて上昇する方向に回動させて前記支持面
を傾斜させて下腿部に対応させる回動手段を設けた椅子
式マッサージ機としたものである。
【0010】このように請求項2記載の発明は、椅子本
体に設けた脚用マッサージ器を前記座部の下側に前後方
向に水平に移動させる移動手段を設けて、この移動手段
により前方に移動する脚用マッサージ器を座部からの突
出量が所定量に達するするまでは前記支持面を略水平と
して足の裏面に対応させるとともに、所定量を超えた際
に後端を座部に向けて上昇する方向に回動させて前記支
持面を傾斜させて下腿部に対応させる回動手段を設けた
ことから、脚用マッサージ器は座部からの突出量が所定
量に達するするまでは前記支持面を略水平として足の裏
面に対応させ、所定量を超えて突出した際には支持面は
傾斜させて下腿部に対応させるものであることから、足
部のマッサージは水平状態となっている支持面に足を載
置することによってなすことができ、また、下腿部のマ
ッサージは傾斜した支持面に支持させてなすことができ
るため、下腿部と足の裏面は支持面に対して自然な姿勢
で対応させることができることから良好なマッサージ効
果が得られるという作用を有するものである。また、不
使用時には脚用マッサージ器は座部の下側に収納される
ことから邪魔になることがないものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記移動手段および回動手段によっ
て前記脚用マッサージ器の移動量および回動量を任意量
として前記支持面の座部からの突出量および傾斜角度を
任意に設定するようにした椅子式マッサージ機としたも
のである。
【0012】このように請求項3記載は、請求項2記載
の発明において、脚用マッサージ器の座部からの突出量
および傾斜角度を任意に設定できることから、請求項2
記載の発明の作用に加えて、支持面を所望の位置および
傾斜角度にすることにより足の裏面および下腿部を好み
の位置に位置させることができるという作用を有するも
のである。また、前後方向への移動量と傾斜角度を変え
ることにより施療子と下腿部の相対位置を変化させるこ
とができることから下腿部のマッサージ範囲を大きくで
きるとともに施療子の下腿部の被施療部への位置決めの
調節ができるという作用を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を施療子として
エアーの給排気により膨縮する袋体を用いる形式の椅子
式マッサージ機に適用した場合の実施の形態を図1ない
し図6に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図3に示すように椅子式マッサ
ージ機(以下単にマッサージ機という)1は、座部20
および背もたれ部30を有する椅子本体10、この椅子
本体10に取り付けられた後述する駆動手段としてのエ
アー供給装置80、後に詳述する脚用マッサージ器5
0、前記座部20、背もたれ部30および脚用マッサー
ジ器50に配設された後述する施療子としての腰用袋体
21および尻用袋体22、腰用袋体31、背中用袋体3
2、首部用袋体33および袋体56、57等から構成さ
れている。
【0015】そして、前記椅子本体10には前記座部2
0の両側に側壁11、11が設けられ、この側壁11、
11の上部には円弧状に形成された肘掛け部12が設け
られている。
【0016】また、前記座部20は図示しないクッショ
ン部材、このクッション部材を覆うカバー23からな
り、図4に示すように、椅子本体10の枠体に形成され
た座台14の上に配置されて設けられており、この座部
20の内部には、図1ないし図3に示すように腿部およ
び尻部をそれぞれマッサージする前記腿用袋21および
尻用袋体22が配設されている。また、前記背もたれ部
30は前記図示しない背もたれ枠、この背もたれ枠に配
設された同じく図示しないクッション部材、背もたれ枠
およびクッション部材を覆うカバー34から構成されて
おり、この背もたれ部30の前面つまり使用時の使用者
の背中と対向する面には、図1ないし図3な示すよう
に、腰部をマッサージする前記腰用袋体31、背中をマ
ッサージする背中用袋体32および首部用袋体33が配
設され、これら腰用袋体31ないし首部用袋体33は前
記カバー34で覆われている。
【0017】つぎに、前記椅子本体10の座部20つま
り座台14の下側に配設さる前記脚用マッサージ器50
について図4および図5に基づいて説明する。
【0018】この脚用マッサージ器50は、図1ないし
図3に示すように、方形状の基板51、この基板51の
中央部に形成された中央隔壁52、この中央隔壁52の
両側にこの中央隔壁52と離間対向して形成された側壁
53および側壁54とから構成されており、そして、前
記中央隔壁52とそれぞれの側壁53および54とによ
って断面略略U字状の溝状に形成された一対の脚載置部
55が形成れた載置台50aと、中央隔壁52の両側面
とこの側面と対向する側壁53および側壁54の側面に
互いに対向させて設けられエアーの給排気により膨縮す
る袋体56および前記脚載置部55の底壁55aに配設
され同様にエアーの給排気により膨縮する袋体57とか
ら構成されている。なお、前記脚載置部55の底面55
aは脚下腿部および足の裏面を支持する支持面を構成し
てる。そして、前記載置台50aおよび前記各袋体56
および57はカバーによって覆われている。
【0019】また、前記載置台50aの基板51の下側
両側には図4および図5に示すように支持枠59(図4
および図5では一方側のみ図示)が図示しないねじによ
って取り付けられており、この支持枠59の前後方向両
端部にはそれぞれ後述する軸59aおよび59bが挿通
される図示しない軸孔が形成されている。また、前記両
側壁53、54には下方に開口した溝状の空間が形成さ
れ、この空間には後述するガイド枠71が出入できるよ
うになっている。
【0020】つぎに、前記脚用マッサージ器50を前記
座部20の下側から前後方向に移動させる移動手段60
と、脚用マッサージ器50をその先端下部を回動支点と
して回動させて前記支持面つまり底面55aを略水平状
態から傾斜させる回動手段70について説明する。
【0021】まず、移動手段60について説明する。こ
の移動手段60は電動機61、この電動機61の筐体6
1aの一部に一端側が取り付けられるとともに他端側を
開口62aとした案内管62、この案内管62内をその
軸方向に沿って摺動可能に設けられ前記開口62aかせ
出没可能とするとともに、内部を中空に形成され一端側
つまり前記電動機61側に内周面に右ねじとした雌ねじ
が形成された噛合部63aを有する移動軸63、前記電
動機61の出力軸と一体的に形成さ前記移動軸63の内
部に挿入配置されるとともに外周に前記噛合部63aの
雌ねじに噛合する雄ねじが形成された推力軸64、前記
案内管62の開口62aから出没可能となっている前記
移動軸63の他端側先端部に支持軸65aを介して回動
可能に取り付けられた連結杆65から構成されている。
なお、前記移動手段60を構成する電動機61、案内管
62等は椅子本体に取り付けられたカバー66によって
覆われている。
【0022】そして、この移動手段60はつぎのように
動作する。つまり、電動機61が駆動して前記推力軸6
4が一方の方向例えば反時計方向に回転すると、この回
転に伴って前記移動軸63の噛合部63aに形成された
雌ねじは、推力軸64の雄ねじに噛合していることか
ら、噛合部63aは電動機61から離れる方向に移動
し、移動軸63のは前記案内管62の開口62aから突
出して前方に向けて移動する。そして、この状態から電
動機61を反対方向つまり時計方向に回転させると、前
記噛合部63aは電動機61に接近する方向に移動する
ことから移動軸63は、案内管62内に没入しつつ後方
に向かって移動するように動作するものである。
【0023】つぎに、前記回動手段70について説明す
る。
【0024】この回動手段70は、図示しない取り付け
具によって椅子本体10の両側壁11、11のそれぞれ
に取れ付けられるとともにガイド溝71aが設けられた
一対のガイド枠71(図4、図5では一方のみ図示)、
前記連結杆65の他端側に一端側を軸72aを介し回動
可能に連結された押圧杆72、前記ガイド溝71a内を
移動可能に設けられ被ガイド軸73aを一端側に有する
とともに軸73bを介して前記押圧杆72に回動可能に
取り付けられた第一の作動杆73、この第一の作動杆7
3の他端側に軸74aを介して一端側を回動可能に取り
付けられるとともに、他端側を前記支持枠59の前端側
に軸59aを介して回動可能に取り付けられた第二の作
動杆74、前記軸74aに取り付けられた車輪75、前
記軸73bを介して一端側を押圧杆72、第一の作動杆
73に回動可能に取り付けられるとともに他端側を前記
支持枠59の他端側に軸59bを介して回動可能に取り
付けられた第三の作動杆76から構成されている。な
お、前記押圧杆72、第一の作動杆73、第二の作動杆
74、第三の作動杆76、車輪75はガイド枠71と同
様それぞれ互いに対向した一対から構成されているとと
もに、前記軸72aは左右の押圧杆72に橋架される一
本の軸からなり、被ガイド軸73a、73bは左右の押
圧杆72の他端、第一の作動杆73の一端、第三の作動
杆76の一端に橋架される一本の軸からなり、軸74a
は左右の第一の作動杆73の他端側と第二の作動杆の一
端側に橋架される一本の軸からなり、同様に軸59a、
軸59b一本の軸によって構成されている。
【0025】そして、前記ガイド枠71は長さ方向略中
心部から略く字状に湾曲させて折り曲げる(以下湾曲さ
せて折り曲げた部分を湾曲部という)ことにより、水平
部71bとこの水平部から斜め前方に向けて傾斜する傾
斜部71cとが形成され、また、このガイド枠71に形
成された前記ガイド溝71aは、水平部71bと傾斜部
71cに亘って連続して形成されており、前記水平部7
1bに形成されたガイド溝71aの長さは寸法は、この
水平部71bの部分のガイド溝71aに沿って前記移動
軸63が前方に向かって前記湾曲部近傍まで移動したと
き、図5(B)に示すように、前記載置台50aの底面
55aのほとんどが前記座部20の先端部から前方に突
出する寸法に設定されている。
【0026】また、前記被ガイド軸73aの軸心は前記
水平部71bの部分のガイド溝71a内を移動する際に
は、図5(C)に示すようにガイド溝71aの中心線S
上を移動するものである。また、床面F上を走行する前
記車輪75の軸心つまり前記軸74aの軸心は、前記ガ
イド溝71aの水平部71bの中心線Sが含まれ同一水
平面を通る線S1上を前後方向に移動するように設定さ
れている。つまり前記車輪75の外形寸法は、車輪75
が床面F上を走行する際に前記軸74aが前記中心線S
が含まれ同一水平面を通る線S1上を移動する寸法に設
定されているものである。
【0027】また、前記第一の作動杆73とこの第一の
作動杆73に対向する前記基板51の裏面に取り付けら
れた支持枠59、および第二の作動杆74とこの第二の
作動杆74と対向する第三の作動杆76とは、前記軸7
3b、軸74a、軸59aおよび軸59bを回動支点と
する変形可能な平行四辺形枠79を構成し、図4、図5
(A)および図5(B)に示すように第一の作動杆73
と支持枠59とが接近した状態(以下折り畳まれた状態
という)と、図5(C)に示すように離間した状態(以
下開いた状態という)とを取り得るようになっている。
【0028】つぎに、上記のように構成された回動手段
70の動作について説明する。
【0029】まず、脚用マッサージ器50の収納状態
は、前記電動機61が時計方向に回転されて、移動軸6
3の噛合部63aが最も電動機61側に接近した状態、
つまり移動軸63が最も後方に移動して脚用マッサージ
器50は、座部20の下側に先端部がほとんど突出しな
い状態(図5(A)参照)となっている。
【0030】この状態では、移動軸63に取り付けられ
ている連結杆65を介して押圧杆72は後方に移動する
ことから、前記被ガイド軸73aは水平部75bの部分
のガイド溝74aに案内されて後方位置まで移動してお
り、また、このガイド軸73aの移動によって図4、図
5(A)に示すように車輪75は後方に移動し車輪75
の軸心つまり軸74aの軸心は水平部75aの部分のガ
イド溝71aの略先端部つまり湾曲部の近傍位置まで移
動している。
【0031】つぎに、前記電動機61を反時計方向に回
転するように駆動させると、推力軸64は反時計方向に
回転することから、前記移動軸63は噛合部63aを介
して前方に移動し案内管62の開口62aから突出す
る。移動軸63が前方へ移動することによって連結杆6
5を介して押圧杆72が前方に向けて押され、被ガイド
軸73aはガイド溝74aに案内されて次第に前方に移
動するとともに、水平部71bを経て傾斜部71cに移
動する。そして、被ガイド軸73aが前記水平部71b
の部分のガイド溝74aを移動し、略先端部に達するま
では(図5(A)に示す状態から図5(B)に示す状態
となるまで)、前記車輪75の軸つまり軸74aは前記
線S1上を移動することから、前記脚用マッサージ器5
0は脚載置部55の底面55aが床面Fと平行状態を維
持しつつ前方に移動する。そして、水平状態で最も前方
に位置した状態(図5(B)に示す状態)では、前記脚
用マッサージ器50の脚載置部55はそのほとんどが座
部20の前方から突出することになるため、使用者が座
部20に膝を略直角に折り曲げて座ったときは、足の裏
面は前記脚載置部55の底面55aに載置されるように
なっている。
【0032】つぎに、前記被ガイド軸73aが前記湾曲
部を通過すると、この被ガイド軸73aは傾斜部71c
の部分のガイド溝74aを斜め上方に向かって移動する
ことになるが、この斜め上方に向かって移動するに伴っ
て前記第一の作動軸73と支持枠59と次第に離れ平行
四辺形枠79は次第に大きく開くようになる。そして、
前記移動軸63が最も前方に移動して被ガイド軸73a
がガイド溝74aの最も上方に位置した状態(図5
(C)に示す状態)では、前記脚用マッサージ器50は
傾斜し、脚載置部55の底面55aの延長線上に前記座
部20の先端部が略位置するようになっている。このこ
とによって、使用者が座部20に座った際に、膝を軽く
折り曲げた脚の下腿部は前記脚載置部55の底面55a
に載置つまり支持されることになる。
【0033】このように、回動手段70は移動手段60
と協動して、つまり移動手段60の移動軸63が前後方
向に移動することに伴って、動作して前記脚用マッサー
ジ器50を前後方向に移動させるとともに、所定範囲つ
まり前記被ガイド軸73aが前記湾曲部を通過するまで
の範囲では脚載置部55の底面55aを略水平状態と
し、座部20に座った使用者の足の裏面に対応させ、ま
た、所定範囲を超えてつまり前記被ガイド軸73aが前
記湾曲部を通過した際は、前方下方に設けた軸59aを
回動支点として、後方が座部20側に向かって上昇する
方向に回動させて、脚載置部55の底面55aを傾斜さ
せて座部20に座った使用者の脚の下腿部に対応させる
ように機能するものである。
【0034】また、前記椅子本体10の側壁11には収
納部15が設けられ、この収納部15にはリモートコン
トロール装置からなる入力装置16が着脱可能にして収
納されている。この入力装置16には図示しないが始動
スイッチ、各種マッサージモードを設定するモード設定
スイッチ、前記移動手段60を構成する電動機61の回
転方向を設定して駆動させる回転方向設定スイッチ等が
設けられている。また、椅子本体10には設けたマイク
ロコンピューター等からなる前記制御手段84は、前記
入力装置16から入力された設定信号に基づいて前記エ
アー供給装置80、前記電動機61等を制御するように
なっている。
【0035】なお、図1ないし図3における符号17お
よび17aはそれぞれ電源コードおよびプラグである。
【0036】なお、前記各種マッサージモードとは、脚
用マッサージ器50に設けた袋体56、袋体57、尻用
袋体21、腿用袋体22、腰用袋体31、背中用袋体3
2および首部用袋体33を所定の順序と所定の膨縮時間
にしたがって膨脹させて全身をマッサージする全身マッ
サージモード、腰用袋体31、背中用袋体32および首
部用袋体33を所定の順序と所定の膨縮時間にしたがっ
て膨脹させて上半身をマッサージする上半身マッサージ
モード、袋体56、袋体57、尻用袋体21、腿用袋体
22を所定の順序と所定の膨縮時間にしたがって膨脹さ
せて下半身をマッサージする下半身マッサージモード、
腰用袋体31、背中用袋体32、首部用袋体33、腿用
袋体21、尻用袋体22および袋体56、57のそれぞ
れを独立して膨縮させて各被施療部を個別にマッサージ
するポイントマッサージモード等周知のマッサージモー
ド等である。
【0037】つぎに、上記マッサージ機1の制御を図6
に示す制御ブロック図に基づいて説明する。図6に示す
ようにエアー供給装置80は、エアーコンプレッサーか
らなるエアー生成装置81、このエアー生成装置81に
エアーホース82で接続くされたロータリー弁からなる
エアー分配器83とからなり、このエアー分配器81に
は、それぞれエアーホース21a、22aおよび31a
ないし33aを介して前記腿用袋体21、尻用袋体22
および腰用袋体31ないし首部用袋体33が接続されて
おり、また、エアーホース56a、このエアーホースか
ら分岐された分岐ホースを56bおよび57bを介して
前記脚用マッサージ器50に設けられた袋体56および
57が接続されている。
【0038】また、前記エアー分配器82は制御手段8
4によって制御されて各袋体21、22、31ないし3
3および56、57にエアーホース21a、22a、3
1aないし33aおよび56aを介してエアー生成装置
81によって生成されたエアーをエアー生成装置81で
生成されたエアーを前記所定のマッサージモードによっ
て定められた順序で分配するものである。
【0039】また、前記制御手段84には前記各種マッ
サージモードを記憶しているマッサージモード記憶手段
85および前記入力装置16が接続されており、この入
力装置16から使用者によって所望のマッサージモード
が設定されるとこの設定されたマッサージモードを前記
マッサージモード記憶手段85から呼び出して実行し、
このマッサージモードによって定められた順序にしたが
って前記各袋体21ないし57にエアーの給排気をする
ように前記エアー生成手段81およびエアー分配器83
を制御するようになっている。また、制御手段84は移
動手段60の一部を構成している電動機61を制御し
て、この電動機61を時計方向または反時計方向に回転
させるようになっている。
【0040】つぎに、使用に際して前記脚用マッサージ
器50の脚載置部55の底面55aを下腿部あるいは足
の裏面に選択的に対応させる場合の制御について説明す
る。
【0041】まず、使用者が足の裏面とともに足部のマ
ッサージを含む所望のマッサージをする場合について説
明する。なお、この場合、前記脚用マッサージ器50は
座部20の下側に収納されているものとする。
【0042】そして、この場合使用者は、背中を背もた
れ部30にもたせかけて前記座部20に座り、ついで前
記入力装置16の回転方向設定スイッチを電動機61を
反時計方向に回転させるように操作する。すると制御手
段84の制御によって前記電動機61は反時計方向に回
転し推力軸64も反時計方向に回転するため、前記移動
軸63は噛合部63aを介して前方に移動する。移動軸
63が前方に移動すると連結杆65を介して押圧杆72
が押されて前方に移動するため、被ガイド軸73aは前
記ガイド枠71のガイド溝71aに沿って前方に移動
し、また、車輪75は床面F上を走行して前方に移動す
る。この時は車輪75の軸心つまり軸74aが前記ガイ
ド溝71aの水平部71bの中心線Sが含まれ同一水平
面を通る線S1上を移動することから、脚載置部55の
底面55aは平行状態を維持しつつ前方に移動し、座部
20から前方に徐々に突出する。そして、使用者は足の
裏面を前記脚用マッサージ器50の脚載置部55の底面
55aに置くことができる状態まで突出したとき前記回
転方向設定スイッチを操作して電動機61を停止させ、
脚用マッサージ器50をその突出状態に位置決めする。
【0043】ついで、入力装置16から足部のマッサー
ジを含む所望のマッサージモードをモード設定スイッチ
により設定する。すると制御手段84はマッサージモー
ド記憶手段85から前記設定されたマッサージモードを
読み出して実行し、このマッサージモードによって定め
られた袋体に所定の順序でエアーの給排気をするように
エアー供給装置80を制御する。そして、この膨縮する
袋体によって被施療部のマッサージがなされるものであ
る。この時前記足の裏面および甲部は膨縮する袋体57
および袋体56によってマッサージがなされるものであ
る。
【0044】また、マッサージが終了したときは前記回
転方向設定スイッチを操作して電動機61を時計方向に
回転させるように操作する。この操作をし続けている間
は電動機61は制御装置84の制御により時計方向に回
転し推力軸64も時計方向に回転し移動軸63は後方に
移動する。そしてこの場合前記移動軸63が所定位置つ
まり脚用マッサージ器50が座部20の下側の所定位置
に収納される後方位置まで移動すると図示しない停止ス
イッチが動作して電動機61は自動的に停止し、脚用マ
ッサージ器50が所定位置を超えて後方に移動しないよ
うになっている。
【0045】そして、脚用マッサージ器50が座部20
の下側の所定の位置(図4の実線で示す位置)収納され
た状態では、前記脚用マッサージ器50の先端部は座部
20の先端部からほとんど突出していないことから、使
用者が座部20に座ったとしても脚用マッサージ器50
の先端部は邪魔になることはないものである。したがっ
て、使用者は脚用マッサージ器50を使用しない腿部、
尻部、腰部、背中部、首部をマッサージする場合に、座
部20に座った際に前記脚用マッサージ器50が邪魔に
なることはないものである。また、マッサージをするこ
となく単に椅子として機能させて使用する場合において
も、座部20に座った際に前記脚用マッサージ器50が
邪魔になることはないものである。
【0046】つぎに、使用者が下腿部のマッサージを含
む所望のマッサージをする場合について説明する。な
お、この場合上記と同様に脚用マッサージ器50は座部
20の下側に収納されているものとする。この場合使用
者は、背中を背もたれ部30にもたせかけて前記座部2
0に座り、ついで前記入力装置16の回転方向設定スイ
ッチを電動機61を反時計方向に回転させるように操作
する。この操作をし続けることにより制御手段84の制
御によって前記電動機61は反時計方向に回転し続け推
力軸64も反時計方向に回転するため、前記移動軸63
は噛合部63aを介して前方に移動する。移動軸63が
前方に移動すると連結杆65を介して押圧杆72が押さ
れて前方に移動するため被ガイド軸73aは前記ガイド
枠71の水平部71bのの部分のガイド溝71aに沿っ
て前方に移動し、そして、移動軸63が更に前方に移動
すると、被ガイド軸73aは傾斜部71cの部分のガイ
ド溝71aに沿って斜め上方に移動する。また、前記被
ガイド軸73aが水平部71bのガイド溝71a経て傾
斜部71cの部分のガイド溝71aを移動するときも前
記車輪75は床面Fに沿って移動するため、前記平行四
辺形枠79は次第に開き、その結果脚用マッサージ器5
0は下側前部つまり軸59aを回動し点として後方が座
部20側に向かって上昇するように回動して、被ガイド
軸73aが予め定められた最も上方に位置した状態(図
5(C)に示す状態)に達すると図示しない停止スイッ
チが動作して電動機61は停止し、上述したように脚用
マッサージ器50は最も勾配の大きい傾斜状態として座
部20の前方に突出して位置決めされ、この状態では脚
載置部55はその底面55aの延長線が座部20の略先
端部を通るように傾斜することになり、座部20に座っ
た使用者が膝を軽く折り曲げた状態の下腿部は前記底面
55aに支持されて載置脚55に載置される。
【0047】ついで、入力装置16から下腿部のマッサ
ージを含む所望のマッサージモードをモード設定スイッ
チにより設定する。すると制御手段84はマッサージモ
ード記憶手段85から前記設定されたマッサージモード
を読み出して実行し、このマッサージモードによって定
められた袋体に所定の順序でエアーの給排気をするよう
にエアー供給装置80を制御する。そして、この膨縮す
る袋体によって被施療部のマッサージがなされるもので
ある。この時前記下腿部は膨縮する袋体57および袋体
56によってマッサージがなされるものである。
【0048】そして、マッサージが終了したときは上述
と同様に、前記回転方向設定スイッチを操作して電動機
61を時計方向に回転させるように操作する。この操作
によって脚用マッサージ器50は座部20の下側の所定
位置に収納されるものである。
【0049】そして、この収納状態では使用者は脚用マ
ッサージ器50を使用しない腿部、尻部、腰部、背中
部、首部をマッサージする場合、あるいは単に椅子とし
使用する場合においても、座部20に座った際に前記脚
用マッサージ器50が邪魔になることはないものであ
る。
【0050】なお、前記移動軸63が前後方向のそれぞ
れの所定位置まで移動した時は前記図示しないそれぞれ
の停止スイッチが動作して電動機61は停止するもので
あるが、前記両停止スイッチが動作する範囲以内では前
記回転方向設定スイッチを操作し続けている間つまりつ
まり閉成し続けている間は、制御手段84によって前記
電動機61は反時計方向または時計方向に回転し続け、
操作を止めるつまり開成すするとその時点で電動機61
は停止するようになっている。このことにより、脚用マ
ッサージ器50の座部20からの突出量および脚載置部
55の底面55aの傾斜の勾配は、使用者が所望する位
置または勾配つまり任意の位置または勾配に設定するこ
とができるものである。
【0051】このように上記マッサージ機1は、腿用袋
体21、尻用袋体22が設けられた座部20および腰用
袋体31、背中用袋体32、首部袋体33が設けられた
背もたれ部30を有する椅子本体10に、足の裏面と下
腿部とを択一的に支持可能な支持面である底面55aを
有するとともに袋体56、57が設けられた脚用マッサ
ージ器50を前記座部20の下側に前後方向に移動可能
に配設するとともに、前記脚用マッサージ器を移動手段
60と回動手段70とによって前記底面55aを足の裏
面と下腿部とに択一的に対応させるようにしたことか
ら、下腿部および足の裏面をマッサージする際に、前記
支持面を下腿部および足の裏面にそれぞれ対応させるこ
とができるため、下腿部および足の裏面を含む足部のマ
ッサージをする際に不自然な姿勢が要求されないため良
好なマッサージ効果が得られるものである。
【0052】また、椅子本体10に設けた脚用マッサー
ジ器50を前記座部20の下側に前後方向に水平に移動
させる移動手段60を設けるとともに、前方に移動する
脚用マッサージ器50を座部20からの突出量が所定量
に達するするまでは前記底面55aを略水平として足の
裏面に対応させるとともに、所定量を超えた際に後端を
座部20に向けて上昇する方向に回動させて前記底面5
5aを傾斜させて下腿部に対応させる回動手段とを設け
たことから、脚用マッサージ器50は座部20からの突
出量が所定量に達するするまでは前記底面55aを略水
平として足の裏面に対応するとともに、所定量を超えて
突出した際には底面55aを傾斜させて下腿部に対応す
ものであることから、足の裏面を含む足部のマッサージ
は水平状態となっている底面55aに足を載置すること
によってなすことができるため、下腿部および足の裏面
を含む足部のマッサージをする際に不自然な姿勢が要求
されないため良好なマッサージ効果が得られるものであ
る。
【0053】また、脚用マッサージ器50を使用しない
場合あるいは単に椅子として使用する場合は、脚用マッ
サージ器50を座部20の下側に収納することによって
使用者が座部20に座った場合に脚用マッサージ器50
が邪魔になることはなないものである。
【0054】また、移動手段60によって移動量を任意
に調節することにより、脚用マッサージ器50の座部2
0からの突出量つまり突出位置および傾斜角つまり勾配
度を任意に設定できることから、足部および下腿部に対
して袋体56、57の位置を相対的に変化させて位置決
めできることから下腿部等のマッサージ範囲を大きくで
きるものである。
【0055】また、脚用マッサージ器50を水平状態に
して座部20から突出させて座部20に座った場合、足
の裏面を底面55aに載置して座ることもでき、この場
合下腿部は前記脚載置部の中央隔壁52および側壁5
3、54によって左右に動かすことが規制されないこと
から脚を自由な状態とすることができるものである。
【0056】なお、上記実施の形態では、回動手段70
をガイド溝71aを有するガイド枠71、押圧杆72、
前記ガイド溝71aに沿って移動する被ガイド軸73
a、第一の作動杆73、脚用マッサージ器50に設けた
支持枠59に回動自在に軸支された第二の作動杆74、
第三の作動杆76および第一の作動杆73と第二の作動
杆74を回動可能に取り付けている軸74aに取り付け
た車輪75によって構成し、移動軸63の前後方向への
移動に伴って移動する被ガイド軸73aと車輪75の移
動によって、平行四辺形枠79を折り畳み状態と開いた
状態とに変化させることにより、軸59aを回動支点と
して回動させる構成としたが、これは他の構成例えば、
前記移動軸63に前後方向の移動に伴って前後方向に移
動する直線状の一対の移動部材を設け、この一対の移動
部材の先端に軸受を設けるとともに、この軸受に歯車を
取り付けた回動軸を軸支し、この回動軸を脚用マッサー
ジ器50下側前部に一体的に取り付け、また、前記移動
部材に小型電動機を取り付け、前記回動軸に取り付けた
歯車と噛合する複数の歯車からなる減速機構を介して前
記電動機によって回動させる構成としてもよいものであ
る。
【0057】また、上記実施の形態では、脚用マッサー
ジ器50の支持面である脚載置部55の底面55aを足
の裏面と下腿部とに択一的対応させる構成を、移動手段
60による前後方向への移動と、この移動手段60によ
って動作する回動手段60とによって構成したが、これ
は、脚用マッサージ器50を座部20の前方に位置せさ
て配置するとともに、椅子本体10の両側壁11を前記
座部20の前方に位置せさた脚用マッサージ器50の側
部にまで延出して形成するとともに、この延出した両側
壁に上下方向に沿うガイド溝を形成するとともに座部2
0の座面と脚用マッサージ器50の脚載置部55の底面
55aを略同じ高さに位置させる位置決め手段を設け
て、脚用マッサージ器50をその底面55aを座部20
の座面と略同じ高とする上方位置と、脚用マッサージ器
50の下面が床面に略接する下方位置とに、前記ガイド
溝に沿って移動させることにより、前記上方位置に移動
させて位置決めすることにより前記脚載置部55の底面
55aを下腿部に対応させ、前記下方部に移動させて位
置決めすることにより脚載置部55の底面55aを足の
裏面に対応させるようにしてもよいものである。このよ
うに構成た場合においても、前記底面を下腿部と足の裏
面に対応させて下腿部および足部のマッサージにおいて
は脚を不自然な状態にすることなくにマッサージができ
るものであり、また、脚用マッサージ器50を使用しな
い場合には、下方部に移動させて位置決めした状態とす
ることにより、座部20に座った状態で前記脚載置部5
0の底面55aに足の裏面を載せておくことができ、こ
の場合は下腿部は前記脚載置部55の中央隔壁52およ
び側壁53、54によって左右への動が規制されないこ
とから脚を好みの状態にすることができる。
【0058】また、脚用マッサージ器50の支持面であ
る脚載置部55の底面55aを足の裏面と下腿部とに択
一的対応させる更に別の構成としては、脚用マッサージ
器50を座部20の前部位置させて椅子本体10に着脱
可能に設け、脚載置部55の底面55Aを座部20に座
った使用者の下腿部に対応させるときは、脚用マッサー
ジ器50を座部20の前部にその底面55aが略垂直方
向となるようにして椅子本体10に取り付け、また、底
面を足の裏面に対応させる場合は、椅子本体10から取
り外して脚用マッサージ器50を前記底面55aを上方
に向けて足の裏面に対応させて床面に置くように構成し
てもよいものである。このように構成た場合において
も、前記底面を下腿部と脚の裏面に対応させて下腿部お
よび足部のマッサージにおいては脚を不自然な状態にす
ることなくにマッサージができるものであり、また、脚
用マッサージ器50を使用しない場合には、脚用マッサ
ージ器50を椅子本体10から取り外すことができるこ
とから、尻部、腰部等をマッサージする場合および単に
椅子として使用する場合には、脚用マッサージ器50が
邪魔になる等はないものである。
【0059】また、前記実施の形態においては、施療子
をエアーの給排気により膨縮する袋体によって構成した
が、これは施療子を突起体により構成するとともに、こ
の突起体を駆動する駆動手段を電動機あるいは電磁式バ
イブレーターによって構成して前記突起体を動作せる構
成としたもよいものである。
【0060】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、椅
子本体に設けた脚用マッサージ器の支持面を足の裏面と
下腿部とに択一的に対応させるように移動可能としたこ
とから、下腿部および足部をマッサージする際に、前記
支持面を下腿部および足の裏面にぞぞれ対応させること
ができることか、マッサージをする際に不自然な姿勢を
要求されことがなく良好なマッサージ効果が得られると
いう効果を有するものである。
【0061】また、請求項2記載の発明は、椅子本体に
設けた脚用マッサージ器を前記座部の下側に前後方向に
略水平に移動させる移動手段を設けて、この移動手段に
より前方に移動する脚用マッサージ器を座部からの突出
量が所定量に達するするまでは前記支持面を略水平とし
て足の裏面に対応させるとともに、所定量を超えた際に
後端を座部に向けて上昇する方向に回動させて前記支持
面を傾斜させて下腿部に対応させる回動手段を設けたこ
とから、脚用マッサージ器は座部からの突出量が所定量
に達するするまでは前記支持面を略水平として足の裏面
に対応させ、所定量を超えて突出した際には支持面は傾
斜させて下腿部に対応させるものであることから、足部
のマッサージは水平状態となっている支持面に足を載置
することによってなすことができ、また、下腿部のマッ
サージは傾斜した支持面に支持させてなすことができる
ため、下腿部と足の裏面は支持面に対して自然な姿勢で
対応させることができることから良好なマッサージ効果
が得られるという効果を有するものである。また、脚用
マッサージ器を使用しない場合あるいは単に椅子として
使用する場合は、脚用マッサージ器を座部の下側に収納
することによって使用者が座部に座った場合に脚用マッ
サージ器が邪魔になるがないという効果を有するもので
ある。
【0062】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、脚用マッサージ器の座部からの突出
量および傾斜角度を任意に設定できることから、請求項
2記載の発明の作用に加えて、支持面を所望の位置およ
び傾斜角度にすることにより足の裏面および下腿部を好
みの位置に位置させることができるという効果を有する
ものである。また、前後方向への移動量と傾斜角度を変
えることにより施療子と下腿部の相対位置を変化させる
ことができることから下腿部のマッサージ範囲を大きく
できるとともに施療子の下腿部の被施療部への位置決め
の調節ができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の椅子式マッサージ機の斜
視図であり、脚用マッサージ器を収納した状態を示す。
【図2】上記椅子式マッサージ機の斜視図であり、脚用
マッサージ器を水平状態に突出させた状態を示す。
【図3】上記椅子式マッサージ機の斜視図であり、脚用
マッサージ器を回動させた状態を示す。
【図4】上記椅子式マッサージ機の移動手段、回動手段
を示す側断面図。
【図5】上記椅子式マッサージ機の脚用マッサージ器の
動作を示す図であり、(A)は収納状態を、(B)は支
持面を水平状態として突出させた状態を、(C)は支持
面を傾斜させた状態を示す図である。
【図6】上記椅子式マッサージ機の制御ブロック図。
【図7】従来の椅子式マッサージ機の斜視図であり、脚
用マッサージ器を収納した状態を示す。
【図8】上記従来の椅子式マッサージ機の斜視図であ
り、脚用マッサージ器を水平状態に突出させた状態を示
す。
【符号の説明】
1 椅子式マッサージ機 10 椅子本体 20 座部 30 背もたれ部 21 腿用袋体(施療子) 22 尻用袋体(施療子) 31 腰用袋体(施療子) 32 背中用袋体(施療子) 33 首部用袋体(施療子) 50 脚載置台 55a 脚載置台の脚載置部の底面(支持面) 56、57 袋体(施療子) 60 移動手段 70 過移動手段 80 エアー救急装置(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部および背もたれ部を有する椅子本体
    と、前記椅子本体に設けられ支持面を有するとともに施
    療子が設けられた脚用マッサージ器と、前記施療子を動
    作させる駆動手段とを備え、この駆動手段によって前記
    施療子を動作させて被施療部のマッサージをする椅子式
    マッサージ機において、前記脚用マッサージ器の支持面
    を足の裏面と下腿部とに択一的に対応させるように移動
    可能としたことを特徴とする椅子式マッサージ機。
  2. 【請求項2】座部および背もたれ部を有する椅子本体
    と、前記椅子本体に設けられ支持面を有するとともに施
    療子が設けられた脚用マッサージ器と、前記施療子を動
    作させる駆動手段とを備え、この駆動手段によって前記
    施療子を動作させて被施療部のマッサージをする椅子式
    マッサージ機において、前記脚用マッサージ器を前記座
    部の下側に前後方向に水平に移動させる移動手段を設
    け、この移動手段によって前方に移動する脚用マッサー
    ジ器を座部からの突出量が所定量に達するするまでは前
    記支持面を略水平として足の裏面に対応させるととも
    に、所定量を超えた際に後端を座部に向けて上昇する方
    向に回動させて前記支持面を傾斜させて下腿部に対応さ
    せる回動手段を設けたことを特徴とする椅子式マッサー
    ジ機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の発明において、前記移動手
    段および回動手段によって前記脚用マッサージ器の移動
    量および回動量を任意量として前記支持面の座部からの
    突出量および傾斜角度を任意に設定するようにしたこと
    を特徴とする椅子式マッサージ機。
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