JPH11184931A - オーダーデータ処理装置 - Google Patents

オーダーデータ処理装置

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JPH11184931A
JPH11184931A JP35591697A JP35591697A JPH11184931A JP H11184931 A JPH11184931 A JP H11184931A JP 35591697 A JP35591697 A JP 35591697A JP 35591697 A JP35591697 A JP 35591697A JP H11184931 A JPH11184931 A JP H11184931A
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JP
Japan
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order data
seat
order
accounting
completion
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JP35591697A
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Masanori Takeuchi
雅則 竹内
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆる高級店舗における座席管理にかかる
業務能率の一層の向上を図る。 【解決手段】 顧客オーダー管理手段[13R(23
R)]に管理されている各オーダーデータの中から選択
されたオーダーデータについての会計処理以前に行われ
るべき必須操作が実行されたことおよび当該オーダーデ
ータについての会計処理が終了したことを条件に、当該
オーダーデータに係る座席を空席に自動的に切替変更可
能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空席を指定してオ
ーダーメニューを含むオーダーデータを入力するオーダ
ーデータ入力手段と,入力されたオーダーデータを座席
ごとに管理する顧客オーダー管理手段と,飲食後客に係
る座席のオーダーデータについて会計処理を行う会計処
理手段とを具備するオーダーデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーダーデータ処理装置は、図1
1に示すように、オーダーメニューを入力する複数のオ
ーダーデータ入力手段10Pと,入力されたオーダーデ
ータを管理するオーダー管理手段20P(無線親局28
P)と,オーダーデータについて会計処理を行う会計手
段30Pとから構成され、さらに伝票発行用プリンタ5
0Pと厨房400に配設されたキッチンプリンタ40P
とを設けている。会計手段30Pは、店舗出入口(会計
所)300に配設されている。
【0003】かくして、係員WRKは、客室100内の
各テーブル101を廻って、携帯するオーダーデータ入
力手段10Pを用いて各客CSTのオーダーメニューを
含むオーダーデータを入力する。オーダーデータには、
テーブル番号,人数等が含まれる。
【0004】オーダーデータは、オーダー管理手段20
Pで管理されるとともに、この手段20Pを介して両プ
リンタ40P,50Pに転送される。厨房400ではキ
ッチンプリンタ40Pから発行されたオーダー伝票に基
き調理を開始する。伝票発行用プリンタ50Pから発行
されたカスタマー伝票は、当該係員WRKによって当該
客CSTが着席するテーブル101に置かれる。
【0005】係員WRKは、ときどき厨房400を覗
き、自己担当の調理済メニューがあると、これを当該客
CSTへ配膳しカスタマー伝票に手書きチェックを入れ
る。
【0006】飲食後の客CSTからカスタマー伝票を受
取ったキャッシャーは、会計手段30Pを用いて伝票番
号等を入力すると、当該オーダーデータがオーダー管理
手段20Pから回線1を介して転送されてくる。そし
て、そのオーダーデータについて会計処理する。
【0007】かくして、不特定多数の客について正確に
処理できるとともに、店舗実稼動率を高められる。すな
わち、従来オーダーデータ処理装置は、客室100の一
定のスペースにとぎれることなく不特定多数の客を案内
し多点数(メニュー)のオーダーを消化処理することが
営業成績を向上させるものとして形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サービス業と
しての他の態様として、いわゆる高級店舗(レストラ
ン,割烹旅館,ホテル.名料理店等)も多く現存する。
これら店舗では、常連客が多く、点数(メニュー)を消
化することのみを目的とせず、メニューの配膳にも一定
のルール(順番等)があり、特に客室そのものも個室や
離れを1つの座席とする等の相異がある。
【0009】かくして、従来オーダーデータ処理装置を
そのまま導入することは馴染まないことから、普及拡大
が停滞している。例えば、ファミリーレストラン等にお
いては、客自身が見出した空席(テーブル101)に着
席し、係員は直ちにそのテーブル101に出向いてオー
ダーメニューを入力するものとされかつ直ちに調理に取
り掛かるとともに完成次第に配膳するものとされている
が、この手法をそのまま採用するわけにはいかない。特
に、離れ座席等については、当然に空席であることを確
認してから客を案内したり、予約を採る。
【0010】だからと言って、競業激化の現今、かかる
高級店舗においても多数の係員でかつ全てを手作業とす
る旧来体制を維持することは許され難くなって来た。し
かも、一層の客サービスが求められている。
【0011】かくして、本出願人は、座席管理機能を有
するオーダーデータ処理装置を提案している。すなわ
ち、会計処理終了後に当該座席について、空席となった
旨をボタン操作によって入力し、全装置的に当該座席を
空席として管理する機能である。
【0012】しかしながら、店内頻忙で複数の座席を担
当しているような場合には、各係員は各着席客について
のサービスに集中するあまり、客が退席するその場で例
えばボタン操作を行って当該座席を空席に切替変更する
ことができない事情が生じ易い。また、レイアウト等と
の関係から切替変更を先延ばにしたり、最悪的には当該
座席についてのボタン操作を失念することもある。いず
れの場合も座席回転率を低下させる。さらに、退席した
座席を空席に変更するための会計処理後に行うボタン操
作自体が、一段の省力化にそぐわないとの指摘がある。
【0013】本発明の目的は、いわゆる高級店舗におけ
る座席管理にかかる業務能率の一層の向上を図れる取扱
い容易なオーダーデータ処理装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】会計処理が終了した客の
座席は、空席になったと考えてよい。したがって、会計
処理終了を条件として当該座席を空席に切替変更するこ
とを試行した。しかし、高級店舗では、当人はもとより
付き人が会食中に会計を済ませてしまう場合も非常に多
いので、実用できないとの指摘がある。
【0015】ここに、高級店舗では、会計処理以前の本
来的客サービスを提供するために何段階かの必須操作
(例えば、配膳完了入力操作,後片付け完了入力操作や
セット完了入力操作等)を、当該各ボタン操作等によっ
て行う省力化が期待されている。
【0016】本発明は、これら必須操作に着目し、これ
らの少なくとも1つの操作と会計処理終了との組合せ条
件が成立した場合に当該座席を空席に変更すれば、運用
の実際において、支障がないとの幾多の確証を得たこと
に基づき、創生したものである。
【0017】すなわち、請求項1の発明は、空席を指定
してオーダーメニューを含むオーダーデータを入力する
オーダーデータ入力手段と,入力されたオーダーデータ
を座席ごとに管理する顧客オーダー管理手段と,飲食後
のオーダーデータについて会計処理を行う会計処理手段
とを具備するオーダーデータ処理装置において、前記顧
客オーダー管理手段に管理されている各オーダーデータ
の中から選択されたオーダーデータについての前記会計
処理以前に行われるべき必須操作が実行されたことおよ
び当該オーダーデータについての前記会計処理が終了し
たことを条件に、当該オーダーデータに係る座席を前記
空席に変更可能に形成されたオーダーデータ処理装置で
ある。
【0018】かかる発明では、会計処理以前に行われる
べき必須操作(例えば、配膳完了入力操作)が実行され
かつ当該客の会計処理が終了すると、当該座席が自動的
に空席に変更される。したがって、着席中に会計処理が
行われたとしても配膳完了入力がされていなければ、当
該座席が空席となることはない。一方、配膳完了入力が
された後の打合せ等によって着席時間が標準的時間以上
に延びたとしても、当該客が会計しなければ、当該座席
が空席となることはない。よって、高級店舗における座
席管理にかかる業務能率の一層の向上を図れるととも
に、退席・会計終了とともに当該座席を空席として取扱
えるから重複案内を回避しつつ座席回転率を大幅に向上
できる。
【0019】また、請求項2の発明は、前記必須操作
が、前記座席への当該オーダーデータに係る最終メニュ
ーの配膳完了後に実行される配膳完了入力操作,当該座
席についての後片付け終了後に実行される後片付け完了
入力操作および次客のためのセット完了後に実行される
セット完了入力操作のいずれかとされているオーダーデ
ータ処理装置である。
【0020】かかる発明では、後片付け完了入力操作を
条件とすれば、同一座席への重複案内等を回避しつつ座
席回転率を向上できる。セット完了入力操作を条件とす
れば、重複案内や予約を完全に回避できる。配膳完了入
力操作を条件とすれば、座席回転率をより向上できる。
すなわち、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏
することができることに加え、さらに店舗の業態,メニ
ューの種類や店内レイアウト等々に対する適応性を拡大
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本オーダーデータ処理装置
は、図1に示す如く、複数のオーダーデータ入力手段
(TL)10A〜10Nと,オーダー管理手段(ST
N)20と,複数の会計手段(RG)30A〜30D
と,複数のキッチンプリンタ(KP)40A〜40Nと
を具備し、顧客オーダー管理手段[13R(23R)]
に管理されている各オーダーデータの中から選択された
オーダーデータについての会計処理以前に行われるべき
必須操作が実行されたことおよび当該オーダーデータに
ついての会計処理が終了したことを条件に、当該オーダ
ーデータに係る座席を空席に自動的に切替変更可能に形
成されている。
【0022】図1において、各オーダーデータ入力手段
(TL)10は、図2に示す本体10BD1に組込まれ
たCPU11,ROM12,RAM13およびインター
フェイス(I/F)19と、スタンド10BD2に組込
まれたタッチパネル付表示器15(表示パネル16,タ
ッチパネル17)とを含み、オーダーデータ入力機能の
他,各種指示機能,各種表示機能等を有する。
【0023】各オーダーデータ入力手段10とデータ通
信回線5を介して接続されたオーダー管理手段(ST
N)20は、CPU21,ROM22,RAM23およ
びインターフェイス(I/F)29を含み、オーダーデ
ータを座席別に一括管理可能である。
【0024】RAM23内には、オーダー(売上)ファ
イル23Rと座席管理ファイル23Sとが設けられてい
る。各オーダーデータ入力手段10(RAM13)内の
オーダー(売上)テーブル13Rと座席管理テーブル1
3Sとは、処理便宜化のために設けられている。実質的
には、各ファイル23R,23Sの一部と考える。
【0025】なお、各オーダーデータ入力手段10とオ
ーダー管理手段20とは、有線回線(5)で接続されて
いるが無線回線としてもよい。この実施形態では、各オ
ーダーデータ入力手段10は各座席(客室,離れ座敷,
区画個室,テーブル席等)の近くの業務室等に固定配設
するものとされているので、有線回線(5)を用いた。
【0026】各キッチンプリンタ(KP)40は、オー
ダー管理手段(STN)20から各オーダーデータ入力
手段10を用いかつ図10に示す画面で入力された調理
指示(調理再指示や調理催促)を受けた場合に調理
(再)指示伝票や調理催促伝票を印字発行する。メニュ
ーによってそれぞれのキッチンプリンタ40から発行さ
れる。
【0027】会計手段(RG)30A〜30Dは、CP
U31,ROM32,RAM33,キーボード(KB)
34,カードリーダライタ(R/W)35,表示器(I
ND)36,プリンタ(PNT)37,自動開放型のド
ロワ(DRW)38およびインターフェイス(I/F)
39を含む電子キャッシュレジスタ構造とされ、店舗の
出入口(会計所)に配設されている。複数の出入口用と
して4台(30A〜30D)を設けた。
【0028】各オーダーデータ入力手段10のタッチパ
ネル付き表示器15は、図8〜図10に示す如く、画面
切替型とされ表示パネル16に各種データ等を表示しか
つ各種選択・指示等をタッチパネル17のタッチ操作に
より行うことができる。
【0029】オーダー管理手段20内のオーダー(売
上)ファイル23R(各オーダーデータ入力手段10内
のオーダーテーブル13R)は、図3に示す如く、“座
席”,“コースメニュー”,“構成メニュー”、この実
施形態ではさらに“調理指示順位”および“指示済み”
の各記憶欄が設けられ、座席ごとの各コースメニューの
各構成メニューを管理することができる。
【0030】例えば、座席(“R00M1”)の4客が
オーダーした各コースメニュー(“AAA”)の構成メ
ニューは、各前菜が“マリネ”,“サラダ”,“コンソ
メ”,“ポタージュ”で、メーンディシュ前の魚料理は
2人が“鯛”でかつ他の2人が“サーモン”の場合を示
す。
【0031】オーダー管理手段20内の座席管理ファイ
ル23S(各オーダーデータ入力手段10内の座席管理
テーブル13S)は、図4に示す如く“座席”,“座席
状態”,“予約”“案内”,“配膳”,“後片付け”,
“セット”および“会計”の各記憶欄が設けられ、座席
管理を行う。
【0032】例えば、“座席”欄には座席名が記憶さ
れ、“座席状態”欄には着席(フラグ“1”)と空席
(フラグ“0”)、“案内”欄には案内可能状態(フラ
グ“0”)と案内不能状態(フラグ“1”)、“配膳”
欄には配膳未了(フラグ“0”)と配膳完了(フラグ
“1”)、“会計”欄には会計済み(フラグ“1”)と
会計未了(フラグ“0”)と、をそれぞれ書替記憶する
ことができる。
【0033】なお、座席管理ファイル23S(各オーダ
ーデータ入力手段10内の座席管理テーブル13S)
は、オーダー(売上)ファイル23R(各オーダーデー
タ入力手段10内のオーダーテーブル13R)と一体的
に形成してもよい。
【0034】ここに、各オーダーデータ入力手段(T
L)10において、タッチパネル付き表示器15(1
6)の画面を“通常登録”画面(図示省略)としてオー
ダーデータの登録を選択する(図5のST10でYE
S)。
【0035】そして、図8に示す“座席管理”画面とし
て、座席ボタン表示部15G1の中から座席ボタン(例
えば、“ROOM1”)をタッチして、座席を選択(指
定)する。
【0036】これと前後して、図9の“メニューオーダ
ー”画面を利用してメニュー入力する。すなわち、見出
し表示部15G3をスクロールして例えば“コースAA
A”を含む位置に表示させると、メニューボタン表示部
15G4に当該“コースAAA”を含むメニューボタン
が一覧表示される。そして、“コースAAA”ボタンを
タッチ(選択)操作したとする。
【0037】引続き、図示省略した画面で、選択したコ
ースメニュー“AAA”を構成する各メニューを当該各
客ごとに入力する。例えば前菜は、図3に示すように、
各客がそれぞれ“マリネ”,“サラダ”,“コンソ
メ”,“ポタージュ”を希望したとする。その後に、客
数(例えば、“4”)や氏名(“渡辺小次郎”)等を入
力しておく。
【0038】かくして、座席状態判別手段[CPU1
1,ROM12(CPU21,ROM22)]が、図4
に示す座席管理テーブル13S(座席管理ファイル23
S)を検索(ST12)して当該座席(“ROOM
1”)が空席か否かを判別(ST13)する。着席と判
別(ST13のNO)されると、エラー(座席の再選択
催促メッセージを表示)する(ST14)。
【0039】空席と判別(ST13のYES)される
と、登録手段が入力されたオーダーデータを図3に示す
オーダーテーブル13R(オーダー(売上)ファイル2
3R)に登録(ST15)する。引続き、座席更新手段
[CPU11,ROM12(CPU21,ROM2
2)]が、図4に示す“座席状態”欄の“ROOM1”
に対応する位置のフラグを着席“1”を空席“0”に書
換え(更新)する(ST16)。
【0040】なお、このフラグにより、図8に示す各座
席ボタンの表示色を切替えるように形成してある。
【0041】オーダー(売上)ファイル23R(各オー
ダーデータ入力手段10内のオーダーテーブル13R)
に座席別に管理されたオーダーデータについては、会計
処理前(図6のST20でYES)には、図10(現在
は調理指示画面)に示す画面を利用して、この実施形態
の必須操作としての調理指示(ST21),配膳指示
(ST22),配膳完了(ST23),後片付け(ST
24)およびセット(ST25)の各処理を行える。
【0042】調理指示(ST21)は、各メニューごと
に調理指示することができる。配膳指示も同様である。
配膳完了指示入力操作は、最終メニューの配膳完了後に
実行される。後片付け入力操作は、当該座席についての
後片付け終了後に実行される。また、セット入力操作
は、当該座席について次客のためのセット完了後に実行
される。
【0043】各必須操作は、図4に示す座席管理テーブ
ル13S(23S)の“配膳”,“後片付け”,“セッ
ト”欄等にフラグで記憶される。“調理指示”の場合
は、図3に示すオーダーテーブル13R(23R)の
“指示済”欄に記憶される。したがって、図10の調理
指示順位表示部15G5の“指示状況”欄に“済”等を
表示させることにより、当該座席の各コースメニューを
構成する各メニューの進捗状況を一見して掌握すること
ができる。“配膳”,“後片付け”および“セット”の
場合も同様な画面(図示省略)を用いて各進捗状況を一
見して掌握することができる。
【0044】飲食後に会計手段30で会計処理要求(図
7のST30でYES)をし、座席(“ROOM1”)
を入力(ST31のYES)すると、オーダ管理手段2
0から当該オーダーデータが応答され、これを用いて会
計処理(ST32)される。図4に示す座席管理ファイ
ル23S(13S)の“会計”欄に会計済“1”が記憶
される。
【0045】ここに、空席変更手段(CPU21,RO
M22)は、図4に示す座席管理ファイル23S(13
S)を検索(ST33)し、当該座席(“ROOM
1”)についての会計処理前の必須操作(この実施形態
では、図6のST23に示す“配膳完了入力”)が実行
されたことつまり“配膳”欄に配膳完了(“1”)が記
憶されていれば(ST34のYES)、図4に示す座席
管理ファイル23S(13S)の“座席状況”欄を着席
(“1”)から空席(“0”)に書換え変更(ST3
3)する。
【0046】すなわち、配膳が完了しかつしかる後に会
計処理が終了したので、当該座席を自動的に空席に切替
える。会計処理後に格別のボタン操作を必要としない。
一方、“配膳”欄に配膳完了(“1”)が記憶されてい
ることから、その前に会計処理が終了(会計済)してい
ると判別された場合(図6のST26でYES)には、
必須操作(ST23)が実行されているので、空席変更
手段(CPU21,ROM22)が、空席に変更(ST
27)する。
【0047】しかして、この実施形態によれば、顧客オ
ーダー管理手段(23R)に管理されている各オーダー
データの中から選択されたオーダーデータについての会
計処理(図7のST32)以前に行われるべき必須操作
(図6のST23)が実行されたことおよび当該オーダ
ーデータについての会計処理が終了(図7のST32)
したことを条件に、当該オーダーデータに係る座席を空
席に自動的に変更可能に形成されているので、高級店舗
における座席管理にかかる業務能率の一層の向上を図れ
るとともに、退席・会計終了とともに当該座席を空席と
して取扱えるから重複案内を回避しつつ座席回転率を大
幅に向上できる。しかも、取扱いが極めて容易である。
【0048】また、必須操作が、座席への当該オーダー
データに係る最終メニューの配膳完了後に実行される配
膳完了入力操作とされているので、座席回転率をより向
上できる。すなわち、店舗の業態,メニューの種類や店
内レイアウト等々に対する適応性を拡大できる。
【0049】なお、必須操作を当該座席についての後片
付け終了後に実行される後片付け完了入力操作とすれ
ば、同一座席への重複案内等を回避しつつ座席回転率を
向上できる。さらに、次客のためのセット完了後に実行
されるセット完了入力操作とすれば、同一座席について
の重複案内や予約を完全に回避できる。
【0050】さらに、オーダーデータ入力手段10がタ
ッチパネル付き表示器15を有し、各表示を参照した各
選択・入力をパネルタッチ操作により行うことができる
ので、取扱いが非常に簡単でかつ迅速な処理ができる。
【0051】さらに、複数のオーダーデータ入力手段1
0,キッチンプリンタ40および会計手段30を1台の
オーダー管理手段20で一括集中管理するものとされて
いるので、適用性が広くかつ店舗が広く座席が多い高級
店舗における業務能率と客サービスとを一段と大幅に向
上できる。
【0052】さらにまた、各所に配設されたオーダーデ
ータ入力手段10においてどの係員も同一タッチ操作に
より手続きできるので、手空き時間を最小限にすること
ができるので、省人化も図れる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、選択オーダー
データの会計処理以前に行われるべき必須操作の実行と
当該オーダーデータの会計処理終了とを条件として、当
該オーダーデータに係る座席を空席に変更可能に形成さ
れたオーダーデータ処理装置であるから、着席中に会計
処理が行われたとしても配膳完了入力がされていなけれ
ば、当該座席が空席となることはない一方、配膳完了入
力がされた後、退席までの時間が標準的時間以上に延び
たとしても当該客が会計しなければ、当該座席が空席と
なることはない。よって、高級店舗における空席管理に
かかる業務能率の一層の向上を図れるとともに、退席と
ともに当該座席を空席として取扱えるから重複案内を回
避しつつ座席回転率を大幅に向上できる。しかも、取扱
いが極めて容易である。
【0054】また、請求項2の発明によれば、必須操作
が座席への当該オーダーデータに係る最終メニューの配
膳完了入力操作,当該座席についての後片付け完了入力
操作および次客のためのセット完了入力操作のいずれか
とされているオーダーデータ処理装置であるから、請求
項1の発明の場合と同様な効果を奏することができるこ
とに加え、さらに店舗の業態,メニューの種類や店内レ
イアウト等々に対する適応性を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、タッチパネル付き表示器を説明するた
めの外観斜視図である。
【図3】同じく、オーダーファイル(顧客オーダー管理
手段)を説明するための図である。
【図4】同じく、座席管理ファイルを説明するための図
である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(3)である。
【図8】同じく、タッチパネル付き表示器の一覧表示態
様(1)を説明するための図である。
【図9】同じく、タッチパネル付き表示器の一覧表示態
様(2)を説明するための図である。
【図10】同じく、タッチパネル付き表示器の一覧表示
態様(3)を説明するための図である。
【図11】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 オーダーデータ入力手段 11 CPU 12 ROM 13 RAM 13R オーダ(売上)テーブル(顧客オーダー管理手
段) 13S 座席管理テーブル 15 タッチパネル付き表示器 16 表示パネル 17 タッチパネル 20 オーダー管理手段 21 CPU 22 ROM 23 RAM 23R オーダー(売上)ファイル(顧客オーダー管理
手段) 23S 座席管理ファイル 30 会計手段 40 キッチンプリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空席を指定してオーダーメニューを含む
    オーダーデータを入力するオーダーデータ入力手段と,
    入力されたオーダーデータを座席ごとに管理する顧客オ
    ーダー管理手段と,飲食後のオーダーデータについて会
    計処理を行う会計処理手段とを具備するオーダーデータ
    処理装置において、 前記顧客オーダー管理手段に管理されている各オーダー
    データの中から選択されたオーダーデータについての前
    記会計処理以前に行われるべき必須操作が実行されたこ
    とおよび当該オーダーデータについての前記会計処理が
    終了したことを条件に、当該オーダーデータに係る座席
    を前記空席に変更可能に形成されているオーダーデータ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記必須操作が、前記座席への当該オー
    ダーデータに係る最終メニューの配膳完了後に実行され
    る配膳完了入力操作,当該座席についての後片付け終了
    後に実行される後片付け完了入力操作および次客のため
    のセット完了後に実行されるセット完了入力操作のいず
    れかとされている請求項1記載のオーダーデータ処理装
    置。
JP35591697A 1997-12-24 1997-12-24 オーダーデータ処理装置 Pending JPH11184931A (ja)

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JP35591697A JPH11184931A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 オーダーデータ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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