JPH08153282A - 情報管理装置 - Google Patents

情報管理装置

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JPH08153282A
JPH08153282A JP29522294A JP29522294A JPH08153282A JP H08153282 A JPH08153282 A JP H08153282A JP 29522294 A JP29522294 A JP 29522294A JP 29522294 A JP29522294 A JP 29522294A JP H08153282 A JPH08153282 A JP H08153282A
Authority
JP
Japan
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information
seat
display
management
customer
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Application number
JP29522294A
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English (en)
Inventor
Takako Ohara
貴子 大原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 予約に関する情報が入力される情報処理装置
2aと、座席に関する情報が入力される情報処理端末装
置4と、客のオーダーに関する情報が入力される携帯用
端末装置5…と、料理に関する情報が入力される厨房内
端末装置6…および厨房外端末装置7…と、上記各装置
2a・4…等に入力された情報に対して各種演算処理を
行い、その演算結果に基づいて上記各種端末装置4…等
を制御するCPU11と、上記各種情報を表示する複数
の表示装置16等とを備えている。 【効果】 いわゆる空席管理、オーダー管理、予約管理
等の各種管理、および、例えば各店舗の売上げや稼働効
率等の集計等をリアルタイムで一括して迅速かつ正確に
行うことができる情報管理装置を提供することができ
る。また、接客店員は、店舗内の状況を広範囲にわたっ
て認識(フロア管理)することができる。従って、予約
業務や精算処理にかかる時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、レストラン等
の飲食店の販売時点情報管理システム(POSシステ
ム: Point Of Sales System)に供される情報管理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、レストラン等の飲食店において
は、いわゆる空席管理、オーダー(注文)管理、予約管
理等の各種管理、および、各店舗の売上げや稼働効率等
の集計等を迅速に行い、かつ正確に把握するために、種
々の販売時点情報管理システムを採用している。
【0003】上記のシステムでは、例えば、オーダー管
理等に供される情報管理装置(以下、オーダー管理装置
と称する)、予約管理に供される情報管理装置(以下、
予約管理装置と称する)、空席管理に供される情報管理
装置(以下、空席管理装置と称する)、および、各店舗
の売上げや稼働効率等の集計等に供される情報管理装置
がそれぞれ別個に設けられている。そして、これら複数
の情報管理装置で店舗内システムが構築されている。
【0004】オーダー管理装置は、図14に示すよう
に、プリンタや記憶装置等を備え、各接客店員に携帯さ
れる入出力端末装置50…と、レジスターやプリンタ、
記憶装置等を備えた精算用端末装置51と、記憶装置等
を備え、客がオーダーした料理の種類や個数を調理人に
知らせるキッチンプリンタ52とで構成されている。入
出力端末装置50…は、無線回線により精算用端末装置
51やキッチンプリンタ52との間で情報の送受信を適
宜行う。
【0005】接客店員がオーダーを受けると、該接客店
員によって入出力端末装置50にオーダー情報が入力さ
れる。すると、該入出力端末装置50は、客がオーダー
した料理の種類や個数を、その料金等と共に所定の用紙
(請求書)にプリントアウトする。また、入出力端末装
置50は、上記のオーダー情報を精算用端末装置51お
よびキッチンプリンタ52に送信する。
【0006】キッチンプリンタ52は、客がオーダーし
た料理の種類や個数を所定の用紙にプリントアウトし、
厨房内の調理人に知らせる。調理人は、調理が済んで所
望の料理が出来上がると、料理と共に上記の用紙を配膳
台に置き、一方、接客店員はこれを目視にて認識し、料
理および用紙を受け取り、配膳する。
【0007】精算処理時には、接客店員は、上記の請求
書に従って料金を請求する。精算用端末装置51は、レ
ジスターを開放すると共に、客がオーダーした料理の種
類や個数を、その料金等と共に所定の用紙(レシート)
にプリントアウトする。以上の動作により、オーダー管
理装置は、オーダー管理、および、精算処理を行ってい
る。
【0008】予約管理装置(例えば、特開平6-103282号
公報にて開示されているPOSシステム)は、図15に
示すように、CPU (Central Processing Unit)54、
FD(Floppy Disk) およびHD(Hard Disk) からなる外
部記憶装置55、ROM(Read Only Memory)およびRA
M(Random Access Memory)からなる記憶装置56、プリ
ンタ57、表示装置58、およびキーボード59を備え
ている。
【0009】受付者が予約を受け付けると、該受付者に
よってキーボード59を介してCPU54に予約情報が
入力される。すると、CPU54は、各種演算処理を行
い、外部記憶装置55や記憶装置56に上記の予約情報
を記憶すると共に、表示装置58の表示画面に予約情報
等を表示する。また、CPU54は、プリンタ57から
予約情報を必要に応じてプリントアウトする。以上の動
作により、予約管理装置は、予約管理を行っている。
【0010】座席管理装置(例えば、特開平 5-89370号
公報にて開示されているPOSシステム)は、図16に
示すように、CPU62やコントローラ63、図示しな
い記憶装置等を備えた本体装置61と、表示装置や記憶
装置等を備え、各接客店員に携帯される入出力端末装置
64…とで構成されている。入出力端末装置64…は、
無線回線によりコントローラ63を介してCPU62と
の間で情報の送受信を適宜行う。本体装置61の記憶装
置には、空席等の座席情報や予約情報等が記憶されてい
る。
【0011】客が来店すると、接客店員によって入出力
端末装置64に人数等の所定の情報が入力される。する
と、該入出力端末装置64は、上記の情報をCPU62
に送信する。CPU62は、各種演算処理を行い、記憶
装置に記憶されている座席情報や予約情報と、上記の情
報とから、該当する座席(或いはテーブル)を検索し、
その結果を座席情報として入出力端末装置64に送信す
る。入出力端末装置64は、表示装置の表示画面に座席
情報等を表示する。接客店員は、上記の座席情報に従っ
て客を座席に案内する。以上の動作により、座席管理装
置は、座席管理を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報管理装置では、以下に示すような種々の問題点
を有している。即ち、上述したように、近年の飲食店に
おいては、精算処理や店舗の売上げ等の集計等を行う本
来の販売時点情報管理システムの他に、空席管理、オー
ダー管理、予約管理等の各種管理を行う管理システムの
需要が高まっている。ところが、上記従来の構成では、
空席管理、オーダー管理、予約管理等の各種管理をそれ
ぞれ別個の情報管理装置で行うようになっている。ま
た、複数の店舗間での予約情報の伝達は、例えば店長や
接客店員等が電話で行っている。このため、例えば、予
約管理装置にて管理されている予約情報を座席管理装置
に入力し直したり、座席管理装置にて管理されている座
席情報を確認しながら、或いは、各店舗間で電話でやり
取りしながら予約業務を行う等の煩雑な操作が必要であ
るという問題点を有している。従って、空席管理、オー
ダー管理、予約管理等の各種管理を容易に一括して迅速
に行うことができる情報管理装置が求められている。
【0013】また、座席管理装置による座席管理におい
ては、接客店員は、例えば一つのテーブルを単位として
座席情報を認識するようになっている。このため、接客
店員は、座席毎の座席情報を把握することが困難となっ
ており、例えば一つのテーブルを相席にして客を案内す
る等、効率的な座席の運用を図り難いという問題点を有
している。
【0014】また、オーダー管理装置によるオーダー管
理においては、調理人がキッチンプリンタからプリント
アウトされた用紙と共に料理を配膳台に置き、接客店員
がこれを目視にて認識するようになっている。このた
め、上記の用紙を紛失する等して、調理人がオーダーを
把握することができない場合が生じるという問題点を有
している。また、接客店員が配膳台の傍に近寄らないと
料理の出来上がりが確認できないので、調理が済んでか
ら配膳されるまでに時間がかかってしまい、例えば料理
が冷めてしまう等という問題点を有している。さらに、
接客店員は、配膳台に対して絶えず注意を払わなければ
ならないので、配膳以外の業務(例えば、客を座席に案
内する、オーダーを受ける等)の効率が低下する。従っ
て、調理人が確実にオーダーを把握することができると
共に、店舗が広い場合においても、接客店員が料理が出
来上がったことを直ちに認識することができる情報管理
装置が求められている。
【0015】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、各店舗の売上げや稼働効率
等の集計等を迅速に行い、かつ正確に把握することがで
きると共に、いわゆる空席管理、オーダー管理、予約管
理等の各種管理をリアルタイムで一括して迅速かつ正確
に行うことができる情報管理装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の情
報管理装置は、上記の課題を解決するために、飲食店の
販売時点情報管理システムに供される情報管理装置であ
って、予約に関する情報が入力される予約情報入力手段
と、座席に関する情報が入力される座席情報入力手段
と、客のオーダーに関する情報が入力されるオーダー情
報入力手段と、オーダーに従って調理される料理に関す
る情報が入力される料理情報入力手段と、上記各入力手
段と通信可能であり、かつ、これら入力手段に入力され
た情報に対して各種演算処理を行い、その演算結果に基
づいて上記各入力手段を制御する制御手段と、上記各入
力手段に一体的に設けられ、上記各種情報を表示する複
数の表示手段とを備えていることを特徴としている。
【0017】請求項2記載の発明の情報管理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1記載の情報管理装
置において、上記表示手段のうち、少なくとも一つが、
その表示画面上において、店舗内の座席配置に応じた配
置でもって各種情報を表示することを特徴としている。
【0018】請求項3記載の発明の情報管理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2記載の情
報管理装置において、上記表示手段のうち、少なくとも
一つが、その表示画面上において、各種情報を一覧表と
して一括表示することを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明の情報管理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1、2または3記載
の情報管理装置において、座席に関する情報が入力され
た時点からの経過時間を計時する計時手段を備えている
ことを特徴としている。
【0020】請求項5記載の発明の情報管理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1、2、3または4
記載の情報管理装置において、少なくとも一つの表示手
段にて表示される内容を、制御手段にて行われる各種演
算処理の結果の一つとして得られる精算用情報と、その
他の情報との間で切り替える切替手段を備えていること
を特徴としている。
【0021】
【作用】請求項1記載の構成によれば、制御手段は、予
約情報入力手段、座席情報入力手段、オーダー情報入力
手段、および料理情報入力手段と通信可能である。ま
た、制御手段は、これら入力手段に入力された予約に関
する情報、座席に関する情報、客のオーダーに関する情
報、および、オーダーに従って調理される料理に関する
情報に対して各種演算処理を行い、その演算結果に基づ
いて上記各入力手段を制御する。
【0022】また、上記各入力手段に一体的に設けられ
ている複数の表示手段により、上記各種情報を表示す
る。このため、上記表示手段には、客が来店してから食
事が済んで精算が終了するまでの各種情報をリアルタイ
ムで表示することができる。
【0023】これにより、いわゆる空席管理、オーダー
管理、予約管理等の各種管理、および、例えば各店舗の
売上げや稼働効率等の集計等をリアルタイムで一括して
迅速かつ正確に行うことができる情報管理装置を提供す
ることができる。
【0024】また、例えば接客店員は、店舗内の状況を
広範囲にわたって認識(フロア管理)することができ
る。従って、予約業務や精算処理にかかる時間を短縮す
ることができると共に、ロスタイムを削減することがで
きる。さらに、店舗内の人員を削減することができる。
【0025】請求項2記載の構成によれば、上記表示手
段のうち、少なくとも一つが、その表示画面上におい
て、店舗内の座席配置に応じた配置でもって各種情報を
表示する。このため、例えば、座席情報入力手段に一体
的に設けられている表示手段の表示画面上に、上記各種
情報を表示させることにより、例えば接客店員は、店舗
内の座席配置に応じた配置でもって座席毎の各種情報を
把握することが容易となる。
【0026】これにより、接客店員は、例えば一つのテ
ーブルを相席にして客を案内する等、効率的な座席の運
用を図ることができる。
【0027】請求項3記載の構成によれば、上記表示手
段のうち、少なくとも一つが、その表示画面上におい
て、各種情報を一覧表として一括表示する。このため、
例えば、料理情報入力手段に一体的に設けられている表
示手段の表示画面上に、上記各種情報を表示させること
により、例えば調理人は、オーダーされた料理の種類や
個数、オーダー順等を一目で確認することができる。ま
た、接客店員は、店舗が広い場合においても、料理が出
来上がったことを直ちにかつ容易に認識することができ
る。
【0028】これにより、調理人は、同じ料理を一度に
作り上げる等、調理を効率的に行うことができる。ま
た、接客店員は、配膳以外の業務(例えば、客を座席に
案内する、オーダーを受ける等)を効率的に行うことが
できる。
【0029】請求項4記載の構成によれば、座席に関す
る情報が入力された時点からの経過時間を計時する計時
手段を備えている。このため、接客店員は、座席情報、
即ち、客の滞留時間等の各座席の状況を一目で認識する
ことができ、従って、例えば次に空席となる座席を簡単
に予測することができる。
【0030】これにより、例えば満席の場合等におい
て、客に対しておおよその待ち時間を告げることができ
ると共に、客の待ち時間を短縮することができる等、サ
ービスの向上を図ることができる。
【0031】請求項5記載の構成によれば、切替手段に
より、少なくとも一つの表示手段にて表示される内容
を、制御手段にて行われる各種演算処理の結果の一つと
して得られる精算用情報と、その他の情報との間で切り
替えることができる。
【0032】それゆえ、例えば、座席情報入力手段に一
体的に設けられている表示手段の表示画面を、精算処理
を行うときには精算用情報を表示し、精算処理を行うと
き以外は、その他の情報、例えば、座席に関する情報を
表示するように切り替えることができる。つまり、座席
情報入力手段を、精算処理を行うときにも使用すること
ができる。これにより、精算処理を行うための端末装置
を別途備える必要がなくなり、情報管理装置の構成が簡
単化される。
【0033】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図13
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例においては、本発明の情報管理装置の構成を、いわゆ
るチェーン店方式やフランチャイズ店方式を採用したレ
ストラン等の飲食店における販売時点情報管理システム
(POSシステム: Point Of Sales System)に適用し
た場合について説明する。
【0034】本実施例にかかる情報管理装置は、例え
ば、いわゆる空席管理、オーダー(注文)管理、予約管
理等の各種管理、および、各店舗の売上げや稼働効率等
の集計等を迅速に行い、かつ正確に把握するために用い
られる。
【0035】上記の情報管理装置は、図1に示すよう
に、店舗内システムを構築する店舗内情報管理装置(以
下、管理装置と称する)1と、複数の店舗の管理装置1
…の情報を管理・統合する本体装置2とで構成されてい
る。管理装置1は、各店舗に設置されており、情報処理
装置(以下、システム装置と称する)3と、各種端末装
置4・5…・6…・7…とで構成されている。
【0036】本体装置2は、本店若しくは本部に設置さ
れており、パーソナル・コンピュータ等の情報処理装置
(予約情報入力手段、表示手段)2aや、図示しないプ
リンタ、キーボード等を備えている。そして、情報処理
装置2aは、電話回線等の公衆回線を通じて管理装置1
…との間で情報の送受信(通信)を適宜行う。また、本
体装置2は、キーボードから予約に関する情報が入力さ
れると、情報処理装置2a内の図示しないCPU (Cent
ral Processing Unit)等により、予約管理を行うと共
に、各種情報を図示しない記憶装置に記憶する。
【0037】システム装置3は、CPU11、外部記憶
装置12、記憶装置13、プリンタ14、タイマ15、
表示装置16、レジスター(ドロア)17、キーボード
18、入力装置19、インターフェイス20〜23、お
よびモデム24を備えている。CPU11や外部記憶装
置12、記憶装置13、プリンタ14、タイマ15、表
示装置16、キーボード18は、店舗内の所定位置、例
えば店長室等に設置されている。
【0038】CPU(制御手段、切替手段)11は、各
種コントローラを備えることによりコントロール機能を
有しており、管理装置1全体を制御するための各種演算
処理を行うと共に、記憶装置13等に記憶されている各
種情報の集計および分類等を行う。また、CPU11
は、各種コントローラやインターフェイス20〜23、
モデム24等を介して、無線回線で、各種端末装置4・
5…・6…・7…、表示装置16、情報処理装置2a等
から各種情報を必要に応じて受信すると共に、これら装
置4・5…・6…・7…・16・2a等に、各種情報や
制御信号等を必要に応じて送信する。さらに、CPU1
1は、上記装置4・5…・6…・7…・16間の情報の
送受信(通信)を中継するようになっている。また、C
PU11は、記憶装置13等に記憶されている各種情報
のうち、例えば、調理や配膳が済んだり、或いは客に対
する精算処理が終了する等して不要となった情報を必要
に応じて消去(削除)するようになっている。
【0039】外部記憶装置12は、FD(Floppy Disk)
およびHD(Hard Disk) からなり、上記各種演算処理の
結果等を記憶する。記憶装置13は、ROM(Read Only
Memory)およびRAM(Random Access Memory)からな
り、各種管理動作プログラムやデータファイルフォーマ
ット等を記憶すると共に、各種端末装置4・5…・6…
・7…、表示装置16、および情報処理装置2a等から
送信されてくる各種情報や、タッチパネル16b(後述
する)、キーボード18、および入力装置19により入
力される各種情報等、例えば、空席等の座席情報や、オ
ーダー情報、後述する調理済情報、配膳済情報、精算用
情報である伝票情報、或いは、日時や客の氏名、人数等
の所定の予約情報等を適宜記憶する。外部記憶装置12
および記憶装置13に記憶されている各種情報は、CP
U11によって必要に応じて読み出されると共に、これ
ら各種情報のうち、不要となった情報は、CPU11に
より消去される。
【0040】プリンタ14は、上記各種演算処理の結果
等を必要に応じてプリントアウトする。タイマ(計時手
段)15は、情報処理端末装置4等から入力される各種
情報に応じて、例えば満席の場合における客毎の待ち時
間や、或いは、料理が配膳されるまでの時間、客が来店
してからの経過時間、着席してからの経過時間等を計時
するようになっている。つまり、CPU11は、タイマ
15によって種々の経過時間等を計時することにより、
客が来店してから食事が済んで精算が終了するまでの時
間経過を認識するようになっている。キーボード18
は、例えば表示装置16と一体的に設けられており、表
示装置16、即ちCPU11に対して各種情報を入力す
る際に用いられる。
【0041】表示装置(表示手段)16は、表示画面1
6aとタッチパネル16bとからなっている。表示画面
16aは、例えばカラー液晶画面等からなり、上記各種
演算処理の結果等を表示すると共に、例えば店長や接客
店員等に対して各種指示や店舗内の状況等の各種情報、
伝票情報等を表示する。タッチパネル16bは、表示画
面16a上に設けられており、該タッチパネル16b上
でタッチされた領域に応じて入力信号を発生し、CPU
11に送信する。つまり、表示装置16は、コントロー
ラ等を介して、CPU11から各種情報や制御信号等を
必要に応じて受信すると共に、CPU11に各種情報を
必要に応じて送信する。また、表示装置16から送信さ
れる情報は、CPU11を介して各種端末装置4・5…
・6…・7…等に必要に応じて送信される。
【0042】図2に示すように、表示画面16aは、座
席情報等の各種情報を表示する表示部31と、タッチパ
ネル16bにより画面の切り替え等を行う際に用いられ
るガイダンス部32とを有している。ガイダンス部32
には、表示部31の表示内容に対応するファンクション
・キー33…、および、画面の切り替え時にタッチされ
る切替キー34が表示される。同図は、表示画面16a
に座席情報が表示されている場合を示している。つま
り、表示部31には、例えば概略の平面図で、店舗内の
座席配置(レイアウト)に応じた座席表示がなされてお
り、各座席31aには、例えば画面の左から右に向かっ
て順に座席番号(1〜59、即ち全部で59席)が付与
されている。例えば、或るテーブル31bには、座席番
号(1〜6)で示される6座席が設けられていることを
示している。
【0043】また、ガイダンス部32のファンクション
・キー33…は、例えば、店舗が2フロアー以上で構成
されている場合に、各フロアー(1F〜nF)に対応す
る座席情報を表示する際にタッチされる。例えば、「1
F」と記載されたファンクション・キー33がタッチさ
れると、記憶装置13からフロアー(1F)に関する情
報が読み出され、表示部31には、該フロアー(1F)
の座席情報が表示されるようになっている。
【0044】そして、表示部31に表示される座席31
a…は、店舗内の座席配置の変更(例えば改装等)に対
応して、その位置(配置)や設置数、座席番号を適宜変
更することができるようになっている。つまり、表示部
31上において或る座席31aがタッチされると、タッ
チパネル16bが該領域に応じて入力信号を発生し、C
PU11に送信する。すると、CPU11は、上記信号
を受信して、表示画面16a上における該座席31aを
消去し、その部分をスペース(例えば通路等)として表
示する。一方、表示部31上においてスペースがタッチ
されると、タッチパネル16bが該領域に応じて入力信
号を発生し、CPU11に送信する。すると、CPU1
1は、上記信号を受信して、表示画面16a上における
該スペースを座席31aとして表示する。
【0045】また、座席番号の変更は、ガイダンス部3
2の切替キー34がタッチされ、図3に示すような表示
内容に切り替えられることで行われる。つまり、同図に
示す座席番号設定画面において、キーボード18の操作
によって画面上における所望の位置にカーソル31cが
移動され、ガイダンス部32のファンクション・キー3
3…がタッチされるか、または、キーボード18が操作
されることにより、テーブル番号(1〜i)に対応する
座席番号(1、2、…、l、…、m)が入力される。上
記の座席番号設定画面においては、ファンクション・キ
ー33…は数字キーとなっている。また、座席番号は、
小さい数字から順に(欠番を設けずに)入力される。テ
ーブルの設置数やテーブル番号の変更も、上記の座席番
号設定画面において同様に行われるようになっている。
上記の管理動作により、CPU11は、店舗内の座席配
置の変更に対応して、座席31a…の位置や設置数、座
席番号を適宜変更する。また、この設定内容は、外部記
憶装置12や、記憶装置13、情報処理装置2aの記憶
装置に記憶される。
【0046】このように、CPU11は、タッチパネル
16bやキーボード18からの入力動作により、店舗内
の座席配置の変更に対応して、表示部31に表示される
座席31a…の位置や設置数、座席番号を適宜変更す
る。
【0047】レジスター17は、例えば店舗の入口付近
に情報処理端末装置4と共に設置されており、料金の精
算時に使用される。また、レジスター17は、プリンタ
を内蔵しており、客がオーダーした料理の種類を、その
個数や料金、受け取り金額、釣銭の金額等と共にプリン
トアウトする。即ち、プリントアウトされた用紙は、領
収書(レシート)となっている。
【0048】入力装置(切替手段)19は、店舗の入口
付近、例えばレジスター17と一体的に設けられてお
り、例えば身分証明用のカードである磁気カードや、ク
ラークキー、モードキー等により入力動作が行われるよ
うになっている。このため、CPU11は、入力装置1
9、つまり、磁気カードや、クラークキー、モードキー
等による入力動作により、レジスター17を操作する接
客店員等を認識することができる。尚、レジスター17
は、CPU11によって該レジスター17を操作する接
客店員等が認識されなければ開放されないようになって
いる。つまり、レジスター17は、磁気カードや、クラ
ークキー、モードキー等による入力動作が行われなけれ
ば開放されないようになっている。
【0049】インターフェイス20〜23は、店舗内の
所定位置に設置されており、無線回線により各種端末装
置4・5…・6…・7…との間で情報の送受信(通信)
を適宜行う。モデム24は、電話回線等の公衆回線を通
じて、情報処理装置2aとの間で情報の送受信(通信)
を適宜行う。
【0050】上記の管理装置1は、情報処理端末装置
4、携帯用端末装置5…、厨房内端末装置6…、および
厨房外端末装置7…を備えている。各種端末装置4・5
…・6…・7…は、コントローラを備えると共に、例え
ばカラー液晶画面等からなる表示画面と、タッチパネル
と、記憶装置とを備えている。そして、各種端末装置4
・5…・6…・7…は、コントローラやインターフェイ
ス20〜23等を介して、CPU11から各種情報や制
御信号等を必要に応じて受信すると共に、CPU11に
各種情報を必要に応じて送信する。また、各種端末装置
4・5…・6…・7…間の情報の送受信は、CPU11
を介して行われる。尚、各種端末装置4・5…・6…・
7…は、タッチパネルを備えているので、情報を簡単に
入力することができるようになっている。
【0051】情報処理端末装置(座席情報入力手段、表
示手段)4は、例えば店舗の入口付近に設置されてお
り、無線回線によりインターフェイス20を介してCP
U11との間で情報の送受信を適宜行う。情報処理端末
装置4はキーボードを備えており、このキーボードは、
座席に関する情報を入力する各種キーの他、例えば精算
処理時に用いられる精算キーやテン・キー等を有してい
る。情報処理端末装置4は、システム装置3から送信さ
れてくる座席情報等を受信して記憶装置に記憶し、店舗
内の座席配置に応じた座席表示、例えば、空席の状況や
オーダー等の情報を表示画面に表示すると共に、接客店
員に対して各種指示や店舗内の状況等の各種情報、伝票
情報等を表示する。即ち、情報処理端末装置4は、その
表示画面に、表示装置16の表示画面16aと略同一の
内容を表示すると共に、空席の状況等の座席情報を表示
する。つまり、図6に示すように、表示画面には、各階
毎のテーブル番号を示すテーブル番号欄4a…、各テー
ブルに設けられている座席数を示す座席数欄4b…、各
テーブルの状況、例えば空席か否か、座席に案内してか
らの経過時間等を示す状況欄4c…からなる空席案内情
報が一覧表として一括表示される。
【0052】上記の状況欄4c…は、色分けにより空席
や経過時間等を表示するようになっている。該状況欄4
cは、例えば、客が座席に案内されてから30分間経過す
るまでは緑(説明の便宜上、右上がりの斜線で記す)、
30分間〜1時間経過した場合は青(右下がりの斜線で記
す)、1時間〜1時間半経過した場合は黄(縦線で記
す)、1時間半〜2時間経過した場合は赤(横線で記
す)、2時間以上経過した場合は赤の点滅、空いている
テーブルを白(白抜きで記す)、予約若しくは仮押さえ
(後述する)がなされているテーブルは緑の点滅でそれ
ぞれ表示される。
【0053】例えば、同図においては、テーブル番号
(1)が付与されている一階のテーブルは、座席数が
「4」であり、このテーブルに案内された客は着席して
から1時間〜1時間半経過していることを示している。
これにより、接客店員等は、座席情報、即ち、客の滞留
時間等の各テーブル31bの状況を一目で認識すること
ができ、従って、例えば次に空席となる座席31a…を
簡単に予測することができる。このため、例えば満席の
場合において、客に対しておおよその待ち時間を告げる
ことができると共に、客の待ち時間を短縮することがで
きる等、サービスの向上を図ることができる。尚、上記
色分け表示の切り替えは、CPU11が行う。また、上
記の色分け表示は、客が来店してからの経過時間に基づ
いて行われてもよい。さらに、色分け表示における色の
指定や、色の切り替えの区切りとなる経過時間の設定等
は、適宜変更可能となっている。
【0054】また、表示画面の切替キーがタッチされる
ことにより、図7(a)に示すように、該表示画面の表
示部に、上記の色分けで座席番号が反転表示されること
により、座席表示がなされる。同図は、テーブル31b
における座席番号(1〜5)で記されている各座席31
aの客(計5人)が、座席に案内されてから1時間〜1
時間半経過していることを示している。そして、表示部
上においてテーブル31bがタッチされると、記憶装置
13から該テーブル31bに関する情報が読み出され、
表示画面のガイダンス部に、所定のデータファイルフォ
ーマットに従って、同図(b)に示すように、オーダー
を受けた接客店員を示すID(Identification Card) 番
号欄4d、テーブル番号および座席番号を示すテーブル
番号欄4e、該テーブルを利用している人数を示す人数
欄4f、客が座席に案内された時刻または来店した時刻
を示す時刻欄4g、該客が予約客であるか否かを示す予
約欄4h、オーダーされた料理の状況(例えば調理中、
配膳中等)を示す経過欄4iが表示される。また、表示
画面上において、或るテーブルに関する各種情報は一覧
表として一括表示される。
【0055】上記の表示内容により、接客店員は、各テ
ーブル31b、即ち、各座席31aの状態(空席か否か
等)、および、客の状態(座席に案内されてから何時間
経過したか等)を一目で確認することができる。さら
に、各テーブル31bに案内されている客の人数(いわ
ゆる、実客数)を把握することができるので、例えば一
つのテーブル31bを相席にして客を案内する等、効率
的な座席31a…の運用を図ることができる。
【0056】そして、情報処理端末装置4は、タッチパ
ネルによって座席に関する情報等が入力されるようにな
っている。つまり、接客店員は、表示画面に表示された
空席の状況や経過時間、オーダー等の情報から、タッチ
パネルによって予約、空席待ちをしている客に対する空
席の仮押さえを行う等、座席に関する情報を入力するよ
うになっている。タッチパネルによって入力された上記
座席情報は、記憶装置に記憶されると共に、システム装
置3に送信される。
【0057】尚、情報処理端末装置4の表示画面に表示
される上記座席情報は、表示装置16の表示画面16a
にも表示され、該表示画面16a上においても同一の操
作ができるようになっている。また、情報処理端末装置
4の表示画面に表示されている各種情報のうち、例え
ば、客に対する精算処理が終了する等して不要となった
情報は、タッチパネルによって信号が入力されることに
より記憶装置から消去される。
【0058】さらに、情報処理端末装置4は、通常は表
示画面に上記の座席情報等を表示する一方、精算処理時
(後述する)には、入力装置19による入力動作に基づ
いて表示内容を切り替え、精算用情報である伝票情報を
表示する。つまり、情報処理端末装置4を、精算処理を
行うときにも使用することができる。これにより、精算
処理を行うための端末装置を別途備える必要がなくな
り、情報管理装置の構成が簡単化される。
【0059】携帯用端末装置(オーダー情報入力手段、
表示手段)5…は、タイマ等からなる計時装置(計時手
段)を備えており、各接客店員に携帯され、無線回線に
よりインターフェイス21を介してCPU11との間で
情報の送受信を適宜行う。携帯用端末装置5は、タッチ
パネルによって入力されたオーダー情報、つまり料理の
種類等を記憶装置に記憶し、表示画面に表示すると共
に、該オーダー情報をシステム装置3に送信する。該オ
ーダー情報は、客のオーダーに関する情報であり、具体
的には、オーダーを受けた接客店員を示すID番号、テ
ーブル番号、座席番号、人数、このオーダー情報を送信
する携帯用端末装置5の装置番号、オーダーを受けた時
刻、オーダーを受けた料理の料理番号等を含む。また、
上記のオーダー情報は、システム装置3を介して情報処
理端末装置4および厨房内端末装置6…にも送信され
る。さらに、携帯用端末装置5は、オーダー情報が入力
されることにより、空席が占められたことを示す座席情
報を発生して、記憶装置に記憶すると共に、システム装
置3に送信する。そして、システム装置3のタイマ15
は、該座席情報を受信すると、客が座席に着いてオーダ
ーがなされたことを示すスタンプ(カウント・アップ)
を行う。
【0060】尚、携帯用端末装置5の表示画面に表示さ
れている各種情報のうち、例えば、調理や配膳が済んだ
り、或いは客に対する精算処理が終了する等して不要と
なった情報は、タッチパネルによって信号が入力される
ことにより記憶装置から消去される。また、携帯用端末
装置5の個数は、特に限定されるものではなく、例え
ば、接客店員の人数等に応じて適宜増減される。
【0061】また、携帯用端末装置5は、プリンタを内
蔵しており、客がオーダーした料理の種類を、その個数
や料金、伝票番号等と共に伝票情報としてプリントアウ
トする。即ち、プリントアウトされた用紙は、請求書
(勘定書)となっている。尚、請求書は、食事が済んだ
後、客若しくは接客店員によりレジスター17に運搬さ
れる。
【0062】厨房内端末装置(料理情報入力手段、表示
手段)6…は、厨房内における見易くかつ取り扱い易い
位置、例えば各調理人(調理師)の近傍に設置され、無
線回線によりインターフェイス22を介してCPU11
との間で情報の送受信を適宜行う。厨房内端末装置6
は、システム装置3を介して送信されてきたオーダー情
報を受信して記憶装置に記憶し、表示画面に表示すると
共に、調理人に対して各種指示や店舗内の状況等の各種
情報等を表示する。つまり、図4に示すように、表示画
面には、所定のデータファイルフォーマットに従って、
オーダーを受けた接客店員を示すID番号欄6a、テー
ブル番号および座席番号を示すテーブル番号欄6b、オ
ーダーを受けた時刻を示す時刻欄6c、料理番号欄6d
および料理名欄6eからなるオーダー欄6f、個数を示
す個数欄6g、該料理がそのテーブルで何番目にオーダ
ーされたかを示すオーダー番号欄6h、上記各欄6a〜
6hの表示内容をスクロールするスクロール・キー6i
・6jが表示される。また、表示画面上において、全オ
ーダー情報はオーダーを受けた時刻順に一覧表として一
括表示されると共に、或るオーダーに関するオーダー情
報は一行で表示される。このため、調理人がオーダーを
見落とすことがないようになっている。
【0063】そして、厨房内端末装置6は、タッチパネ
ルによって調理が済んだことを示す調理済情報が入力さ
れるようになっている。つまり、調理人は、表示画面に
表示されたオーダー情報に基づいて調理し、料理が出来
上がると、料理を配膳台に載置すると共に、タッチパネ
ルによって調理が済んだことを示す調理済情報を入力す
るようになっている。入力された上記調理済情報は、記
憶装置に記憶され、システム装置3に送信されると共
に、システム装置3を介して厨房外端末装置7…、およ
び該当する携帯用端末装置5にも送信される。
【0064】尚、上記の調理済情報には、料理の状況
(例えば調理中等)に関する情報も含まれる。また、厨
房内端末装置6の表示画面に表示されている各種情報の
うち、例えば、調理や配膳が済む等して不要となった情
報は、タッチパネルによって信号が入力されることによ
り記憶装置から消去される。厨房内端末装置6の個数
は、特に限定されるものではなく、例えば、調理人の人
数や、厨房の広さ等に応じて適宜増減される。
【0065】上記の表示内容により、調理人は、オーダ
ー情報、即ち、オーダーされた料理の種類や個数、オー
ダー順等を一目で確認することができる。このため、同
じ料理を一度に作り上げる等、調理を効率的に行うこと
ができる。また、調理人は、タッチパネルによって調理
済情報を入力するだけで、料理が出来上がったことを接
客店員に簡単に知らせることができる。
【0066】厨房外端末装置(料理情報入力手段、表示
手段)7…は、厨房外における見易くかつ取り扱い易い
位置、例えば配膳台の近傍に設置され、無線回線により
インターフェイス23を介してCPU11との間で情報
の送受信を適宜行う。厨房外端末装置7は、システム装
置3を介して送信されてきた調理済情報を受信して記憶
装置に記憶し、料理の配膳が可能となったことを表示画
面に表示すると共に、接客店員に対して各種指示や店舗
内の状況等の各種情報等を表示する。つまり、図5に示
すように、表示画面には、所定のデータファイルフォー
マットに従って、調理した調理人を示すID番号欄7
k、オーダーを受けた接客店員を示すID番号欄7a、
テーブル番号および座席番号を示すテーブル番号欄7
b、料理が出来上がった時刻を示す時刻欄7c、料理番
号欄7dおよび料理名欄7eからなるオーダー欄7f、
個数を示す個数欄7g、該料理がそのテーブルで何番目
にオーダーされたかを示すオーダー番号欄7h、上記各
欄7a〜7h・7kの表示内容をスクロールするスクロ
ール・キー7i・7jが上記厨房内端末装置6の表示画
面と同様に表示される。また、表示画面上において、全
オーダー情報は料理の出来上がり順に一覧表として一括
表示されると共に、或るオーダーに関するオーダー情報
は一行で表示される。尚、厨房外端末装置7の表示画面
に表示される上記調理済情報は、該当する携帯用端末装
置5の表示画面にも表示される。
【0067】そして、厨房外端末装置7は、タッチパネ
ルによって料理の配膳が済んだことを示す配膳済情報が
入力されるようになっている。つまり、接客店員は、表
示画面に表示された調理済情報に従って料理を配膳する
と共に、タッチパネルによって配膳が済んだことを示す
配膳済情報を入力するようになっている。入力された上
記の配膳済情報は、記憶装置に記憶されると共に、シス
テム装置3に送信される。
【0068】尚、厨房外端末装置7の表示画面に表示さ
れている各種情報のうち、例えば、調理や配膳が済む等
して不要となった情報は、タッチパネルによって信号が
入力されることにより記憶装置から消去される。また、
厨房外端末装置7の個数は、特に限定されるものではな
く、例えば、接客店員の人数や、配膳台の広さ等に応じ
て適宜増減される。
【0069】上記厨房外端末装置7および携帯用端末装
置5の表示内容により、接客店員は、配膳台から離れて
いても、調理済情報、即ち、料理が出来上がったことを
一目で確認することができる。このため、調理が済んで
から配膳されるまでに時間がかからず、例えば料理が冷
めてしまう等という事態を回避することができる。さら
に、接客店員は、配膳台に対してさほど注意を払わなく
て済むので、配膳以外の業務(例えば、客を座席に案内
する、オーダーを受ける等)を効率的に行うことができ
る。
【0070】上記の厨房内端末装置6…および厨房外端
末装置7…は、例えばカラー液晶画面等からなる表示画
面とタッチパネルとで構成され、薄型化が図られている
ため、店舗の壁や柱等に埋め込んで設置することがで
き、スペースを有効に活用することができる。
【0071】上記のCPU11は、上記各種端末装置4
・5…・6…・7…や情報処理装置2a等から送信され
てきた各種情報を受信し、各種演算処理を行うと共に、
記憶装置13等に記憶されている各種情報の集計および
分類等を行う。そして、その結果を、記憶装置13に記
憶すると共に、所定のデータファイルフォーマットに従
って、表示装置16の表示画面16a、および各種端末
装置4・5…・6…・7…の表示画面に表示する。上記
の表示内容としては、具体的には、図8に示すように、
オーダーを受けた接客店員を示すID番号欄38a、テ
ーブル番号欄38b、座席番号欄38c、料理番号欄3
8d、オーダー番号欄38e、座席の仮押さえを行った
時刻を示す時刻欄38f、オーダーを受けた時刻を示す
時刻欄38g、オーダーされた料理の状況(例えば調理
中、配膳中等)等を示す経過欄38h、料理の配膳がな
された時刻を示す時刻欄38i、該客が予約客であるか
否かを示す予約欄38j、客の氏名が記された氏名欄3
8k、予約を受け付けた受付者の氏名が記された受付者
欄38l等が例示できる。
【0072】上記の経過欄38hは、例えば、座席の仮
押さえからオーダーを受けるまでを「1」、オーダーを
受けてから料理が出来上がるまでを「2」、料理が出来
上がってから配膳されるまでを「3」、食事中を
「4」、食事が済んで精算が終了するまでを「5」で示
すと共に、予約を受け付けた段階を「9」で示す。尚、
上記経過欄38hの表示の切り替えは、CPU11が行
う。
【0073】上記の構成において、客が予約の申込みを
行い、来店してから食事が済んで精算が終了するまでの
情報管理装置の管理動作を、接客店員および調理人等の
動作と共に、図10ないし図13に示すフローチャー
ト、および図9を参照しながら、以下に説明する。
【0074】先ず、本店若しくは本部の受付者が、図9
に示す例えば電話やファクシミリ(FAX)等の通信装
置40によって、通信装置41から送信されてくる予約
客からの予約申込みを受け付けると、該受付者は、日時
や場所、客の氏名、人数等の所定の予約情報を本体装置
2の情報処理装置2aに入力する。すると、情報処理装
置2aは、電話回線等の公衆回線を通じて該当する店舗
の管理装置1のシステム装置3に上記の予約情報を送信
する。システム装置3にて受信された予約情報は、記憶
装置13に記憶される。また、該システム装置3は、空
席等の座席情報を情報処理装置2aに送信する。上記の
動作により、本体装置2は、予約管理ができるようにな
っている。また、店長等の責任者や熟練者でなくとも、
予約業務を簡単に行うことができる。
【0075】次に、予約客が来店すると、接客店員は、
情報処理端末装置4の表示画面に表示されている状況欄
4c…(図6)を確認し、緑の点滅で表示されているテ
ーブルに客を案内する。尚、客が予約無しで来店した場
合には、接客店員は、情報処理端末装置4の表示画面に
表示されている状況欄4c…を確認し、白で表示されて
いるテーブルに客を案内すると共に、該テーブルの仮押
さえを行う。
【0076】客が着席し、接客店員がオーダーを受ける
と、図10に示すように、該接客店員によって携帯用端
末装置5にオーダー情報が入力され(S1)、該携帯用
端末装置5は上記のオーダー情報を記憶装置に記憶す
る。携帯用端末装置5の計時装置は、オーダーを受けた
時刻を情報として発生すると共に、客が座席に着いてオ
ーダーがなされたことを示すスタンプ(カウント・アッ
プ)を行う(S2)。また、携帯用端末装置5は、記憶
装置からオーダーを受けた接客店員を示すID番号やオ
ーダー番号等の情報を読み出す(S3)。そして、携帯
用端末装置5は、インターフェイス21を介して、上記
のオーダー情報やID番号等の各種情報をシステム装置
3のCPU11に送信する(S4)。CPU11は、該
各種情報を受信し、各種演算処理を行った後、その結果
を記憶装置13に記憶する(S5)。
【0077】次に、CPU11は、記憶装置13に記憶
された各種情報をインターフェイス20・22を介し
て、情報処理端末装置4、および該当する厨房内端末装
置6…に送信する(S6)。情報処理端末装置4および
厨房内端末装置6…は、受信した各種情報を記憶装置に
記憶すると共に、座席情報やオーダー情報等の各種情報
を表示画面に表示する(S7)。
【0078】その後、調理が済んで所望の料理が出来上
がると、図11に示すように、調理人によって厨房内端
末装置6に調理済情報が入力され(S11)、該厨房内
端末装置6は上記の調理済情報を記憶装置に記憶する。
また、厨房内端末装置6は、記憶装置から調理人を示す
ID番号等の情報を読み出し、インターフェイス22を
介して、上記の調理済情報やID番号等の各種情報をC
PU11に送信する(S12)。CPU11は、受信し
た各種情報に基づいて、該当する情報を記憶装置13か
ら読み出し、該情報に対して例えば経過欄38h(図
8)の表示を「3」に切り替える等の各種演算処理を行
った(S13)後、この情報を記憶装置13に再度記憶
すると共に、表示装置16、情報処理端末装置4、厨房
外端末装置7…、該当する携帯用端末装置5等に送信す
る(S14)。
【0079】情報処理端末装置4、携帯用端末装置5、
および厨房外端末装置7…では、該各種情報を受信し、
この情報を記憶装置に記憶すると共に、表示画面に表示
する(S15)。また、各種端末装置4・5・7…にお
ける上記動作が終了すると、CPU11は、厨房内端末
装置6に情報を送信し、該厨房内端末装置6において
は、受信した各種情報に基づいて、該当する情報を記憶
装置から消去する(S16)。
【0080】次いで、携帯用端末装置5または厨房外端
末装置7…に表示された上記各種情報が接客店員によっ
て確認され、オーダーを受けたテーブルに料理が配膳さ
れると、図12に示すように、該接客店員によって携帯
用端末装置5(或いは厨房外端末装置7)に配膳済情報
が入力され(S21)、該携帯用端末装置5は上記の配
膳済情報を記憶装置に記憶する。また、携帯用端末装置
5は、記憶装置から接客店員を示すID番号等の情報を
読み出し、インターフェイス21を介して、上記の配膳
済情報やID番号等の各種情報をCPU11に送信する
(S22)。CPU11は、受信した各種情報に基づい
て、該当する情報を記憶装置13から読み出し、該情報
に対して例えば経過欄38hの表示を「4」に切り替え
る等の各種演算処理を行った(S23)後、この情報を
記憶装置13に再度記憶すると共に、表示装置16、情
報処理端末装置4、厨房外端末装置7…、該当する携帯
用端末装置5等に送信する(S24)。
【0081】情報処理端末装置4では、該各種情報を受
信し、この情報を記憶装置に記憶すると共に、表示画面
に表示する。また、携帯用端末装置5では、受信した各
種情報に基づいて、該当する情報を記憶装置から消去す
る(S25)。また、情報処理端末装置4および携帯用
端末装置5における上記動作が終了すると、CPU11
は、厨房外端末装置7…に情報を送信し、これら厨房外
端末装置7…では、受信した各種情報に基づいて、該当
する情報を記憶装置から消去する(S26)。
【0082】その後、食事が済んで、客若しくは接客店
員により請求書がレジスター17に運搬されると、即
ち、精算処理時には、接客店員等により入力装置19の
入力動作が行われる。すると、情報処理端末装置4は、
上記入力動作に基づいて表示内容を切り替え、伝票情報
を表示画面に表示する。
【0083】次に、図13に示すように、提示された請
求書に記載されている伝票番号等が情報処理端末装置4
のキーボードから入力され(S31)、この情報がCP
U11に送信される(S32)。CPU11は、該情報
に基づいて該当する精算用情報である伝票情報を検索し
て記憶装置13から読み出す(S33)。読み出された
伝票情報は、情報処理端末装置4の表示画面に表示され
る。つまり、情報処理端末装置4の表示画面は、座席情
報等の表示に代えて、伝票情報を表示する。尚、接客店
員は、上記の表示に従って客に料金を請求する。
【0084】情報処理端末装置4のキーボードにより、
上記伝票情報に対応する受け取り金額等が入力されると
(S34)、CPU11は、レジスター17を開放する
(S35)と共に、釣銭があるか否を判断し(S3
6)、釣銭があればその金額を計算して表示画面に表示
する(S37)。この表示に従って、接客店員は客に釣
銭を渡す等の動作を行い、その後、キーボードにより、
現金の授受が終了したことを入力する。
【0085】CPU11は、情報処理端末装置4から送
信されてくる情報により現金の授受が終了したことを認
識すると、レジスター17が内蔵しているプリンタによ
り、レシートを発行(プリント)する(S38)。レジ
スター17から、客に対する精算処理が終了したことを
示す情報がCPU11に送信されると、CPU11は、
この情報を受信して、各種演算処理を行った後、この情
報を記憶装置13に記憶すると共に、上記精算処理の終
了した客が使用していた座席31a…を空席として表示
するように、座席情報を情報処理端末装置4に送信する
(S39)。
【0086】情報処理端末装置4では、該座席情報を受
信し、受信した座席情報に基づいて、該当する情報を記
憶装置から消去すると共に、表示画面に上記の座席が空
席である旨を表示する(S40)。また、CPU11
は、記憶装置13に記憶されている該当する各種情報を
必要に応じて消去する(S41)。このように、CPU
11は、各種端末装置4・5…・6…・7…の表示画
面、および表示装置16の表示画面16aに、客が来店
してから食事が済んで精算が終了するまでの各種情報を
リアルタイムで表示する。
【0087】尚、管理装置1によって行われる上記一連
の管理動作は、記憶装置13に記憶されている各種管理
動作プログラムに基づいて行われている。また、記憶装
置13等に記憶されている各種情報は、例えば本体装置
2の要求等、必要に応じて、本体装置2が備える記憶装
置に適宜送信される。従って、上記S41にて、記憶装
置13に記憶されている各種情報が消去されたとして
も、同一内容の情報が本体装置2の記憶装置に記憶(保
存)されている。このため、情報管理装置は、これら情
報を用いて、各種の集計および分類等を行うことができ
る。つまり、情報管理装置を用いることにより、空席管
理、オーダー管理、予約管理等の各種管理、或いは、顧
客リストの作成、例えば時間帯別・天候別・気候別等の
各店舗の売上げや稼働効率等の集計等を迅速に行い、か
つ正確に把握することができるようになっている。尚、
顧客リストは、例えば、いわゆるサンキューレター(来
店御礼の挨拶文)やDM(ダイレクトメール)を送付す
る際に、作業を行い易くするために作成される。
【0088】本実施例にかかる情報管理装置は、以上の
ように、予約に関する情報が入力される情報処理装置2
aと、座席31a…に関する情報が入力される情報処理
端末装置4と、客のオーダーに関する情報が入力される
携帯用端末装置5…と、オーダーに従って調理される料
理に関する情報が入力される厨房内端末装置6…および
厨房外端末装置7…と、上記各装置4・5…・6…・7
…・2a等と通信可能であり、かつ、これら装置4・5
…・6…・7…・2a等に入力された情報に対して各種
演算処理を行い、その演算結果に基づいて上記各種端末
装置4・5…・6…・7…等を制御するCPU11と、
上記各種端末装置4・5…・6…・7…等に一体的に設
けられ、上記各種情報を表示する複数の表示装置(表示
装置16および各種端末装置4・5…・6…・7…の表
示装置)とを備えている構成である。
【0089】このため、上記複数の表示装置には、客が
来店してから食事が済んで精算が終了するまでの各種情
報をリアルタイムで表示することができる。これによ
り、いわゆる空席管理、オーダー管理、予約管理等の各
種管理、および、例えば各店舗の売上げや稼働効率等の
集計等をリアルタイムで一括して迅速かつ正確に行うこ
とができる情報管理装置を提供することができる。
【0090】また、例えば接客店員は、店舗内の状況を
広範囲にわたって認識(フロア管理)することができ
る。従って、予約業務や精算処理にかかる時間を短縮す
ることができると共に、ロスタイムを削減することがで
きる。さらに、店舗内の人員を削減することができる。
【0091】また、本実施例にかかる情報管理装置は、
以上のように、情報処理端末装置4が、その表示画面上
において、店舗内の座席配置に応じた配置でもって各種
情報を表示する構成である。
【0092】このため、接客店員は、店舗内の座席配置
に応じた配置でもって座席31a毎の各種情報を把握す
ることが容易となる。これにより、接客店員は、例えば
一つのテーブル31bを相席にして客を案内する等、効
率的な座席31a…の運用を図ることができる。
【0093】また、本実施例にかかる情報管理装置は、
以上のように、厨房内端末装置6…および厨房外端末装
置7…が、その表示画面上において、各種情報を一覧表
として一括表示する構成である。
【0094】このため、調理人は、オーダーされた料理
の種類や個数、オーダー順等を一目で確認することがで
きる。また、接客店員は、店舗が広い場合においても、
料理が出来上がったことを直ちにかつ容易に認識するこ
とができる。これにより、調理人は、同じ料理を一度に
作り上げる等、調理を効率的に行うことができる。ま
た、接客店員は、配膳以外の業務(例えば、客を座席に
案内する、オーダーを受ける等)を効率的に行うことが
できる。
【0095】さらに、本実施例にかかる情報管理装置
は、以上のように、座席31a…に関する情報が入力さ
れた時点からの経過時間を計時するタイマ15を備えて
いる構成である。
【0096】このため、接客店員は、座席情報、即ち、
客の滞留時間等の各座席31aの状況を一目で認識する
ことができ、従って、例えば次に空席となる座席31a
…を簡単に予測することができる。
【0097】これにより、例えば満席の場合等におい
て、客に対しておおよその待ち時間を告げることができ
ると共に、客の待ち時間を短縮することができる等、サ
ービスの向上を図ることができる。
【0098】その上、本実施例にかかる情報管理装置
は、以上のように、情報処理端末装置4の表示画面上に
表示される内容を、CPU11にて行われる各種演算処
理の結果の一つとして得られる精算用情報と、その他の
情報との間で切り替える入力装置19等を備えている構
成である。
【0099】それゆえ、情報処理端末装置4の表示画面
を、精算処理を行うときには精算用情報を表示し、精算
処理を行うとき以外は、その他の情報、例えば、座席3
1a…に関する情報を表示するように切り替えることが
できる。つまり、情報処理端末装置4を、精算処理を行
うときにも使用することができる。これにより、精算処
理を行うための端末装置を別途備える必要がなくなり、
情報管理装置の構成が簡単化される。
【0100】尚、本実施例においては、情報管理装置
は、複数の管理装置1…と、本体装置2とで構成されて
いる場合を例に挙げて説明したが、上記の本体装置2
は、或る一つの管理装置1と一体的に設けられていても
よい。また、情報管理装置が有する各種表示画面(表示
画面16a等)に表示される各種表示内容は、上記例示
(例えば図2〜図8)の内容にのみ限定されるものでは
ない。さらに、情報処理端末装置4、携帯用端末装置5
…、厨房内端末装置6…、および厨房外端末装置7…
は、接客店員や調理人に各種情報を音声やチャイム等で
知らせることができるように、スピーカ等を内蔵してい
てもよい。
【0101】また、座席情報等の各種情報が管理装置1
…から本体装置2に送信されるので、本体装置2にて各
店舗の状況をリアルタイムで把握することができる。こ
のため、例えば幾つかの店舗が隣接している場合には、
これら店舗間で混雑している店の客を空いている店に誘
導することができ、より一層効率的に座席を運用するこ
とができる。
【0102】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の情報管理装置
は、以上のように、予約に関する情報が入力される予約
情報入力手段と、座席に関する情報が入力される座席情
報入力手段と、客のオーダーに関する情報が入力される
オーダー情報入力手段と、オーダーに従って調理される
料理に関する情報が入力される料理情報入力手段と、上
記各入力手段と通信可能であり、かつ、これら入力手段
に入力された情報に対して各種演算処理を行い、その演
算結果に基づいて上記各入力手段を制御する制御手段
と、上記各入力手段に一体的に設けられ、上記各種情報
を表示する複数の表示手段とを備えている構成である。
【0103】これにより、いわゆる空席管理、オーダー
管理、予約管理等の各種管理、および、例えば各店舗の
売上げや稼働効率等の集計等をリアルタイムで一括して
迅速かつ正確に行うことができる情報管理装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【0104】また、例えば接客店員は、店舗内の状況を
広範囲にわたって認識(フロア管理)することができ
る。従って、予約業務や精算処理にかかる時間を短縮す
ることができると共に、ロスタイムを削減することがで
きる。さらに、店舗内の人員を削減することができると
いう効果も併せて奏する。
【0105】本発明の請求項2記載の情報管理装置は、
以上のように、表示手段のうち、少なくとも一つが、そ
の表示画面上において、店舗内の座席配置に応じた配置
でもって各種情報を表示する構成である。
【0106】これにより、接客店員は、例えば一つのテ
ーブルを相席にして客を案内する等、効率的な座席の運
用を図ることができるという効果を奏する。
【0107】本発明の請求項3記載の情報管理装置は、
以上のように、表示手段のうち、少なくとも一つが、そ
の表示画面上において、各種情報を一覧表として一括表
示する構成である。
【0108】これにより、調理人は、同じ料理を一度に
作り上げる等、調理を効率的に行うことができる。ま
た、接客店員は、配膳以外の業務(例えば、客を座席に
案内する、オーダーを受ける等)を効率的に行うことが
できるという効果を奏する。
【0109】本発明の請求項4記載の情報管理装置は、
以上のように、座席に関する情報が入力された時点から
の経過時間を計時する計時手段を備えている構成であ
る。
【0110】これにより、例えば満席の場合等におい
て、客に対しておおよその待ち時間を告げることができ
ると共に、客の待ち時間を短縮することができる等、サ
ービスの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0111】本発明の請求項5記載の情報管理装置は、
以上のように、少なくとも一つの表示手段にて表示され
る内容を、制御手段にて行われる各種演算処理の結果の
一つとして得られる精算用情報と、その他の情報との間
で切り替える切替手段を備えている構成である。
【0112】それゆえ、例えば、座席情報入力手段に一
体的に設けられている表示手段の表示画面を、精算処理
を行うときには精算用情報を表示し、精算処理を行うと
き以外は、その他の情報、例えば、座席に関する情報を
表示するように切り替えることができる。つまり、座席
情報入力手段を、精算処理を行うときにも使用すること
ができる。これにより、精算処理を行うための端末装置
を別途備える必要がなくなり、情報管理装置の構成が簡
単化されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報管理装置の概略
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記情報管理装置のシステム装置が備える表示
装置における表示画面の表示例を示す説明図である。
【図3】上記表示装置における表示画面の別の表示例を
示す説明図である。
【図4】上記情報管理装置が備える厨房内端末装置にお
ける表示画面の表示例を示す説明図である。
【図5】上記情報管理装置が備える厨房外端末装置にお
ける表示画面の表示例を示す説明図である。
【図6】上記情報管理装置が備える情報処理端末装置に
おける表示画面の表示例を示す説明図である。
【図7】(a)、(b)共に、上記情報処理端末装置に
おける表示画面の別の表示例を示す説明図である。
【図8】上記表示装置における表示画面のさらに別の表
示例を示す説明図である。
【図9】上記情報管理装置の要部の構成を示すブロック
図である。
【図10】上記情報管理装置によるオーダー管理の手順
の一部を示すフローチャートである。
【図11】上記情報管理装置によるオーダー管理の手順
の一部を示すフローチャートである。
【図12】上記情報管理装置によるオーダー管理の手順
の一部を示すフローチャートである。
【図13】上記情報管理装置による精算処理の手順を示
すフローチャートである。
【図14】従来の情報管理装置であるオーダー管理装置
の要部の構成を示すブロック図である。
【図15】従来の情報管理装置である予約管理装置の要
部の構成を示すブロック図である。
【図16】従来の情報管理装置である空席管理装置の要
部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 店舗内情報管理装置 2 本体装置 2a 情報処理装置(予約情報入力手段、表示手段) 3 情報処理装置 4 情報処理端末装置(座席情報入力手段、表示手
段) 5 携帯用端末装置(オーダー情報入力手段、表示手
段) 6 厨房内端末装置(料理情報入力手段、表示手段) 7 厨房外端末装置(料理情報入力手段、表示手段) 11 CPU(制御手段、切替手段) 12 外部記憶装置 13 記憶装置 14 プリンタ 15 タイマ(計時手段) 16 表示装置(表示手段) 17 レジスター 18 キーボード 19 入力装置(切替手段) 31a 座席 31b テーブル 40 通信装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲食店の販売時点情報管理システムに供さ
    れる情報管理装置であって、 予約に関する情報が入力される予約情報入力手段と、座
    席に関する情報が入力される座席情報入力手段と、客の
    オーダーに関する情報が入力されるオーダー情報入力手
    段と、オーダーに従って調理される料理に関する情報が
    入力される料理情報入力手段と、上記各入力手段と通信
    可能であり、かつ、これら入力手段に入力された情報に
    対して各種演算処理を行い、その演算結果に基づいて上
    記各入力手段を制御する制御手段と、上記各入力手段に
    一体的に設けられ、上記各種情報を表示する複数の表示
    手段とを備えていることを特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段のうち、少なくとも一つが、
    その表示画面上において、店舗内の座席配置に応じた配
    置でもって各種情報を表示することを特徴とする請求項
    1記載の情報管理装置。
  3. 【請求項3】上記表示手段のうち、少なくとも一つが、
    その表示画面上において、各種情報を一覧表として一括
    表示することを特徴とする請求項1または2記載の情報
    管理装置。
  4. 【請求項4】座席に関する情報が入力された時点からの
    経過時間を計時する計時手段を備えていることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】少なくとも一つの表示手段にて表示される
    内容を、制御手段にて行われる各種演算処理の結果の一
    つとして得られる精算用情報と、その他の情報との間で
    切り替える切替手段を備えていることを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載の情報管理装置。
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