JPH11182241A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

内燃機関の冷却装置

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Publication number
JPH11182241A
JPH11182241A JP34594497A JP34594497A JPH11182241A JP H11182241 A JPH11182241 A JP H11182241A JP 34594497 A JP34594497 A JP 34594497A JP 34594497 A JP34594497 A JP 34594497A JP H11182241 A JPH11182241 A JP H11182241A
Authority
JP
Japan
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cooling water
water outlet
cylinder head
cooling
water inlet
Prior art date
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Application number
JP34594497A
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English (en)
Inventor
Koji Noda
康志 野田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの制御手段を必要とせずに冷却水温
度に応じてシリンダブロック1側の冷却水の通流を制御
できるようにする。 【解決手段】 シリンダヘッド側ウォータジャケット4
の第1冷却水出口12と主冷却水入口11との間の主冷
却水通路14にラジエータ15が介装され、ここから分
岐したバイパス通路17が第2冷却水出口13に接続さ
れている。冷却水入口7および冷却水出口8は、第2冷
却水出口13からの冷却水流出に伴う圧力低下が略均等
に作用する位置にあり、第1冷却水出口12は冷却水出
口8に近接している。低温時に流路制御弁18がバイパ
ス通路17側であると、冷却水入口7と冷却水出口8に
圧力差は発生せず、シリンダブロック1側の冷却水の流
れは停止する。高温となって第1冷却水出口12から冷
却水が流出すると、冷却水入口7と冷却水出口8とに圧
力差が生じ、冷却水が流動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の冷却
装置、特に水冷式の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンに代表される内燃機関
の多くは、冷却水の強制的な循環による水冷式冷却装置
を備えているが、燃焼室を囲むシリンダヘッド側では、
熱負荷が高く、異常燃焼を回避するために積極的な冷却
が必要であり、また、シリンダブロック側では、フリク
ションロスの低減や排気組成の観点から過度の冷却は好
ましくない。
【0003】そのため、従来から特開平3−22501
5号公報等に記載されているように、シリンダブロック
側ウォータジャケットとシリンダヘッド側ウォータジャ
ケットとを互いに分離独立させ、それぞれに独立して冷
却水を通流させるようにした構成の冷却装置が提案され
ている。このものでは、例えばウォータポンプから吐出
された冷却水をシリンダヘッド側およびシリンダブロッ
ク側の双方に並列に案内し、かついずれか一方の流路に
可変オリフィス機構を設けることにより、シリンダヘッ
ド側とシリンダブロック側との流量割合を可変制御する
ようになっている。そのため、例えば機関の低温時に
は、シリンダブロック側への冷却水の通流を停止させる
ことで、シリンダ壁の速やかな温度上昇を実現すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の冷却装置においては、低温時にシリンダブロ
ック側の冷却水循環を抑制するために、必ず、可変オリ
フィス機構のような可変要素ならびにその制御手段が必
要であり、構成が複雑となる。
【0005】そこで、この発明は、冷却水温度に基づく
ラジエータ側とバイパス通路側との流路切換を利用し
て、自動的にシリンダブロック側の流量が変化するよう
にした内燃機関の冷却装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る内燃機関
の冷却装置は、シリンダブロック内に形成され、かつ冷
却水入口と冷却水出口との間で冷却水が通流可能なシリ
ンダブロック側ウォータジャケットと、シリンダヘッド
内部に形成され、かつ上記冷却水入口および冷却水出口
を介して上記シリンダブロック側ウォータジャケットに
連通したシリンダヘッド側ウォータジャケットと、この
シリンダヘッド側ウォータジャケットの第1冷却水出口
と主冷却水入口との間に設けられ、かつラジエータが介
装された主冷却水通路と、上記シリンダヘッド側ウォー
タジャケットの第2冷却水出口に一端が接続され、かつ
上記ラジエータをバイパスして上記主冷却水通路に合流
するバイパス通路と、このバイパス通路もしくはラジエ
ータを通してシリンダヘッド側ウォータジャケットとの
間で冷却水を循環させるウォータポンプと、冷却水温度
に基づいて動作し、冷却水の流路を、低温時に上記バイ
パス通路側に、高温時に上記ラジエータ側に切り換える
サーモスタット弁等の流路制御弁と、を備えている。そ
して、上記冷却水入口および冷却水出口は、上記第2冷
却水出口からの冷却水流出に伴う圧力低下が略均等に作
用する位置で、かつ上記第1冷却水出口からの冷却水流
出に伴う圧力低下が冷却水出口に相対的に強く作用する
位置に配置されている。
【0007】すなわち、冷却水温度が低い状態では、ラ
ジエータからの放熱を抑制するために、上記流路制御弁
はバイパス通路側に冷却水を案内する。従って、ウォー
タポンプの回転に伴い、シリンダヘッド側ウォータジャ
ケットから出た冷却水がバイパス通路を通して再びシリ
ンダヘッド側ウォータジャケットへ戻るように循環す
る。このとき、冷却水は、バイパス通路が接続されてい
る第2冷却水出口を介してシリンダヘッド側ウォータジ
ャケットから流出し、シリンダヘッド側ウォータジャケ
ット内では、この第2冷却水出口付近の圧力が低下す
る。これに対し、第1冷却水出口では、基本的に冷却水
の流動は生じない。そのため、シリンダブロック側ウォ
ータジャケットの冷却水入口と冷却水出口との圧力差は
ほとんどなく、従って、シリンダヘッド側で冷却水が循
環していても、シリンダブロック側ウォータジャケット
では、冷却水がほぼ滞留状態に保たれる。これにより、
シリンダ壁の温度は早期に上昇する。
【0008】冷却水温度が所定温度より高い場合には、
サーモスタット弁等からなる流路制御弁は、ラジエータ
側に冷却水を案内するようになり、シリンダヘッド側ウ
ォータジャケットとラジエータとの間で冷却水が循環す
る。このとき、冷却水は、主冷却水通路が接続されてい
る第1冷却水出口を介してシリンダヘッド側ウォータジ
ャケットから流出するため、シリンダヘッド側ウォータ
ジャケット内では、この第1冷却水出口付近の圧力が低
下する。これに対し、第2冷却水出口では、基本的に冷
却水の流動は生じない。そのため、シリンダブロック側
ウォータジャケットの冷却水出口の圧力の方が冷却水入
口の圧力よりも相対的に低くなり、両者間で圧力差が発
生する。従って、シリンダブロック側ウォータジャケッ
ト内で、冷却水入口から冷却水出口へ向って冷却水の流
動が生じる。つまりシリンダヘッド側の冷却水の循環と
同時に、シリンダブロック側ウォータジャケットでも、
冷却水が流れるようになり、シリンダ壁等シリンダブロ
ック各部が確実に冷却される。
【0009】また請求項2に係る内燃機関の冷却装置
は、シリンダブロック内に形成され、かつ冷却水入口と
冷却水出口との間で冷却水が通流可能なシリンダブロッ
ク側ウォータジャケットと、シリンダヘッド内部に形成
され、かつ上記冷却水入口および冷却水出口を介して上
記シリンダブロック側ウォータジャケットに連通したシ
リンダヘッド側ウォータジャケットと、このシリンダヘ
ッド側ウォータジャケットの主冷却水出口と第1冷却水
入口との間に設けられ、かつラジエータが介装された主
冷却水通路と、上記ラジエータをバイパスするように上
記主冷却水通路から分岐し、かつ上記シリンダヘッド側
ウォータジャケットの第2冷却水入口に一端が接続され
たバイパス通路と、このバイパス通路もしくはラジエー
タを通してシリンダヘッド側ウォータジャケットとの間
で冷却水を循環させるウォータポンプと、冷却水温度に
基づいて動作し、冷却水の流路を、低温時に上記バイパ
ス通路側に、高温時に上記ラジエータ側に切り換える流
路制御弁と、を備えている。そして、上記冷却水入口お
よび冷却水出口は、上記第2冷却水入口からの冷却水流
入に伴う圧力上昇が略均等に作用する位置で、かつ上記
第1冷却水入口からの冷却水流入に伴う圧力上昇が冷却
水入口に相対的に強く作用する位置に配置されている。
【0010】すなわち、この請求項2では、流路制御弁
による流路の切換に連動して、シリンダヘッド側の第1
冷却水入口と第2冷却水入口とのいずれかが選択される
ようになっている。そして、低温時には第2冷却水入口
が選択されるため、シリンダブロック側の冷却水入口と
冷却水出口との圧力差はほとんど無く、シリンダブロッ
ク側ウォータジャケットには冷却水が流れない。また高
温時には、第1冷却水入口が選択されるため、シリンダ
ブロック側の冷却水入口と冷却水出口との間で圧力差が
発生し、シリンダブロック側ウォータジャケット内で冷
却水の流れが発生する。
【0011】これらの請求項1および請求項2の発明を
具体化した請求項3の発明では、上記冷却水入口および
冷却水出口が、それぞれシリンダブロックの一方の端部
に位置し、冷却水が気筒列の周囲をUターン状に流れる
ようにシリンダブロック側ウォータジャケットが形成さ
れている。
【0012】さらに具体化した請求項4の発明では、上
記冷却水入口と冷却水出口とが短絡しないように、シリ
ンダブロックの一方の端部において、ウォータジャケッ
ト内に、隔壁が設けられている。つまり、シリンダブロ
ック側ウォータジャケットは、シリンダブロックの一方
の端部において、上記隔壁により冷却水入口側と冷却水
出口側とに仕切られており、冷却水がUターン状に確実
に流れる。
【0013】また請求項5の発明では、上記隔壁とシリ
ンダ壁とが微小な間隙によって分離されている。これに
より、熱負荷の高いシリンダ壁の熱変形が隔壁によって
拘束されることがなく、真円度の低下が回避される。
【0014】また請求項6においては、上記冷却水入口
および冷却水出口が、シリンダブロックの頂面に開口し
ており、シリンダヘッド底面に開口した連通孔を介して
シリンダヘッド側ウォータジャケットと連通している。
【0015】また請求項7においては、上記冷却水入口
もしくは冷却水出口が外部配管を介してシリンダヘッド
側ウォータジャケットと連通している。この場合、外部
配管の先端を、例えば主冷却水通路やバイパス通路の先
端部つまりシリンダヘッド近傍位置に接続することも可
能である。
【0016】
【発明の効果】この発明に係る内燃機関の冷却装置によ
れば、熱負荷が高いシリンダヘッド側に冷却水が常時通
流するのに対し、シリンダブロック側には、冷却水温度
が高い状態でのみ冷却水が通流し、低温時にはほとんど
冷却水が流れない。従って、冷間始動時にシリンダ壁の
温度を早期に上昇させることができ、かつ高負荷時に
は、確実な冷却が可能である。特に、本発明では、流路
制御弁がラジエータ側もしくはバイパス通路側に流路を
切り換えることに伴って、自動的にシリンダブロック側
の冷却水の流れが制御されるので、可変オリフィス機構
のような可変要素ならびにその制御手段が不要であり、
構成を簡素化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る冷却装置の
好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、この発明に係る冷却装置の第1実
施例を示している。
【0019】図示例は、直列4気筒内燃機関に適用した
ものであって、4つのシリンダを備えたシリンダブロッ
ク1の内部には、シリンダブロック側ウォータジャケッ
ト2が形成されており、その上部に配置されるシリンダ
ヘッド3には、シリンダヘッド側ウォータジャケット4
が形成されている。上記シリンダブロック側ウォータジ
ャケット2は、図2に示すように、シリンダ壁5の周囲
を囲むように形成されているが、特に、4つの気筒のシ
リンダ壁5がサイアミーズ形式として気筒列方向に連結
されており、さらに、シリンダブロック1の一方の端部
において、シリンダ壁5とシリンダブロック端部壁とを
気筒列方向に沿って連結した隔壁6が設けられていて、
全体として、Uターン状に冷却水が通流する構成となっ
ている。そして、このUターン状の流路の一端に冷却水
入口7が、他端に冷却水出口8が、それぞれ設けられて
いる。つまり、冷却水入口7および冷却水出口8は、シ
リンダブロック1の一方の端部、具体的には後端部に並
んで形成されており、特に、この実施例では、シリンダ
ブロック1の頂面にそれぞれ開口している。なお、上記
隔壁6は、シリンダブロック1の鋳造の際に同時に形成
することができるが、別部材を鋳造後に取り付けるよう
にしてもよい。
【0020】シリンダヘッド3側には、上記冷却水入口
7および冷却水出口8に対応して2つの連通孔9,10
が底面に開口形成されており、この連通孔9,10を介
して、シリンダブロック側ウォータジャケット2がシリ
ンダヘッド側ウォータジャケット4に連通している。
【0021】シリンダヘッド側ウォータジャケット4
は、基本的に長手方向つまり気筒列方向に沿って冷却水
が通流できるようになっており、前端部つまり冷却水入
口7,冷却水出口8と反対側となる端部に主冷却水入口
11が設けられている。また、後端部には、第1冷却水
出口12および第2冷却水出口13が設けられている。
ここで、上記主冷却水入口11および上記第2冷却水出
口13は、シリンダヘッド3の端面に位置しており、特
に第2冷却水出口13は、底面の連通孔9,10からそ
れぞれ略等しい距離となる位置に設けられている。これ
に対し、第1冷却水出口12は、シリンダヘッド3の側
面に接続され、特に、シリンダブロック1側の冷却水出
口8に近い方の側面に配置されている。換言すれば、冷
却水出口8に対応する連通孔10の上方に第1冷却水出
口12が開口している。
【0022】上記第1冷却水出口12と主冷却水入口1
1との間には、主冷却水通路14が設けられており、そ
の途中にラジエータ15が介装されている。また、この
実施例では、上記ラジエータ15と主冷却水入口11と
の間に、機関出力によって常時駆動されるウォータポン
プ16が配置されており、シリンダヘッド側ウォータジ
ャケット4へ冷却水を循環させている。なお、ウォータ
ポンプ16として電動式のものを用いることもできる。
さらに、上記ラジエータ15をバイパスするようにバイ
パス通路17が設けられており、その一端が上記第2冷
却水出口13に接続されているとともに、他端がラジエ
ータ15とウォータポンプ16との間で主冷却水通路1
4に合流している。そして、この合流部には、冷却水の
流路を、冷却水温度に応じてラジエータ15側もしくは
バイパス通路17側に切り換える流路制御弁18が設け
られている。この流路制御弁18は、例えば、サーモワ
ックスを用いた周知のサーモスタット弁からなり、低温
時にはバイパス通路17をウォータポンプ16に連通さ
せ、高温時にはラジエータ15側をウォータポンプ16
に連通させるようになっている。なお、流路制御弁18
として、外部からの制御信号に基づき切換動作する電磁
弁等を用いることも可能である。
【0023】次に上記第1実施例の作用について説明す
る。
【0024】機関の冷間始動直後のように冷却水温度が
流路制御弁18の設定温度よりも低い場合には、ウォー
タポンプ16の回転に伴い、冷却水はラジエータ15を
通ることなくシリンダヘッド側ウォータジャケット4か
らバイパス通路17を通して循環する。つまり、第2冷
却水出口13から引き出され、かつバイパス通路17を
介して、ウォータポンプ16により主冷却水入口11か
ら再びシリンダヘッド側ウォータジャケット4内に送り
込まれる。これによりシリンダヘッド3の燃焼室周囲
は、常に冷却される。そして、シリンダヘッド側ウォー
タジャケット4内では、冷却水が流入する主冷却水入口
11近傍で圧力が相対的に高く、冷却水が流出する第2
冷却水出口13近傍で圧力が相対的に低くなる。そし
て、シリンダブロック1側の冷却水入口7および冷却水
出口8には、これらに近い位置にある第2冷却水出口1
3の圧力低下が作用することになるが、上述したよう
に、各連通孔9,10が第2冷却水出口13からそれぞ
れ略等しい距離にあるので、圧力低下の影響は、双方に
略等しく作用する。従って、シリンダブロック1側の冷
却水入口7および冷却水出口8の圧力は、互いに略等し
い。図3は、各部の圧力関係を示した説明図であって、
図示するように、冷機状態では、冷却水入口7の圧力P
7と冷却水出口8の圧力P8とが略等しい。そのため、
シリンダブロック側ウォータジャケット2では、冷却水
の流動はほとんど生じない。つまり、基本的に冷却水が
滞留した状態となり、シリンダ壁5の温度は速やかに上
昇する。なお、図3でP12は第1冷却水出口12の圧
力、P13は第2冷却水出口13の圧力である。
【0025】冷却水温度が上昇し、流路制御弁18の設
定温度よりも高くなると、冷却水の流路は、ラジエータ
15を通る主冷却水通路14側に切り換えられ、シリン
ダヘッド側ウォータジャケット4とラジエータ15との
間で冷却水が循環する。つまり、第1冷却水出口12か
ら引き出され、かつラジエータ15を通り、ウォータポ
ンプ16により主冷却水入口11から再びシリンダヘッ
ド側ウォータジャケット4内に送り込まれる。これによ
りシリンダヘッド3の燃焼室周囲は、常に冷却される。
そして、シリンダヘッド側ウォータジャケット4内で
は、冷却水が流入する主冷却水入口11近傍で圧力が相
対的に高く、冷却水が流出する第1冷却水出口12近傍
で圧力が相対的に低くなるが、シリンダブロック1側の
冷却水入口7および冷却水出口8に対しては、冷却水出
口8の方が第1冷却水出口12に近いことから、第1冷
却水出口12の圧力低下は、冷却水入口7に比べて冷却
水出口8の方に一層強く作用する。従って、図3に示す
ように、シリンダブロック1側の冷却水入口7の圧力P
7および冷却水出口8の圧力P8は、前者が相対的に高
く、後者が相対的に低くなる。そのため、この圧力差に
起因して、シリンダブロック側ウォータジャケット2で
は、冷却水の流動が生じる。つまり、冷却水入口7から
冷却水出口8へと気筒列の周囲をUターン状に冷却水が
流れ、シリンダ壁5を確実に冷却することができる。
【0026】このように上記実施例では、サーモスタッ
ト弁等からなる流路制御弁18の切換動作に連動してシ
リンダブロック側ウォータジャケット2の冷却水の通
流,停止が自動的に制御されるため、低温時の暖機促進
と高負荷時の確実な冷却とを両立させることができる。
【0027】なお、流路制御弁18をサーモワックスに
よるサーモスタット弁とすると、一般に図4の破線aに
示すように設定温度を挟んで徐々に流路が切り換わる特
性となるが、流路制御弁18として例えば電磁弁を用い
た場合には、実線bで示すように設定温度で明確に流路
が切り換わる特性とすることが望ましい。このようにす
れば、例えば走行中に内燃機関が停止するハイブリッド
自動車等において、内燃機関停止後もラジエータ15に
冷却水が流れて冷却水の温度が設定温度以下に低下して
しまうことを回避できる。
【0028】ところで、低温時にシリンダブロック側ウ
ォータジャケット2の冷却水の流動を確実に停止させる
ためには、第2冷却水出口13が用いられている状態で
の冷却水入口7と冷却水出口8との圧力差を可及的に小
さくする必要がある。第2冷却水出口13からの冷却水
の流出に伴ってこれらの冷却水入口7および冷却水出口
8に作用する圧力の影響は、それぞれの距離やシリンダ
ヘッド側ウォータジャケット4の形状、通路抵抗となる
部分の有無、等によって左右されるので、これらの最適
位置は、シュミレーション等によって決定される。
【0029】図5は、一例として、シリンダヘッド側ウ
ォータジャケット4の高さの影響を説明するものであ
り、冷却水入口7の位置での高さH1よりも冷却水出口
8の位置での高さH2の方が低い場合、高さの低い方が
相対的に圧力が低くなる傾向を有する。従って、第2冷
却水出口13からの圧力の影響を均等にするためには、
距離が互いに等しいものとなる破線の位置から、実線で
示すように、高さが高い方つまり冷却水入口7寄りに片
寄った位置に第2冷却水出口13を配置する必要があ
る。
【0030】次に、図6は、この発明の第2実施例を示
している。この実施例においては、シリンダブロック1
の頂面およびシリンダヘッド3の底面に、それぞれ砂抜
き孔となる多数の開口部21が設けられており、かつ上
述したシリンダブロック1側の冷却水入口7,冷却水出
口8およびシリンダヘッド3側の連通孔9,10に相当
する開口部21のみを残して他の開口部21をガスケッ
ト22によって閉塞するようにしている。つまり、シリ
ンダブロック1とシリンダヘッド3との間に挟持される
ガスケット22の一端部に、一対の連通孔23,24が
形成されており、これと重なり合う位置の開口部21が
冷却水入口7や冷却水出口8、連通孔9,10となる。
従って、この実施例では、ガスケット22の連通孔2
3,24の位置や開口面積によってシリンダブロック側
ウォータジャケット2の冷却水の流量を調整することが
でき、設計の自由度が大きくなる。
【0031】図7は、この発明の第3実施例を示してい
る。この実施例では、シリンダブロック1側の冷却水入
口7がシリンダブロック1の頂面に開口形成されている
のに対し、冷却水出口8は、シリンダブロック1の側部
に位置し、外部配管31を介して、シリンダヘッド3側
の第1冷却水出口12直後の主冷却水通路14に接続さ
れている。なお、シリンダヘッド3底面には、冷却水入
口7に対応する連通孔9のみが設けられている。
【0032】従って、この実施例においては、高温時に
冷却水がラジエータ15を通るように流れると、冷却水
出口8が第1冷却水出口12に直接連通していることか
ら、冷却水出口8の圧力が確実に低下し、シリンダブロ
ック1側において冷却水入口7と冷却水出口8との間の
圧力差が一層大きく得られる。そのため、高温時にシリ
ンダブロック1側を流れる流量を大きく確保することが
できる。なお、この構成では、低温時の第2冷却水出口
13から冷却水が流出している状態でも冷却水入口7と
冷却水出口8との間に若干の圧力差が生じ、シリンダブ
ロック1側で冷却水の流れが発生するが、このときの流
れは非常に緩やかなものであり、早期の暖機を損なうこ
とはない。
【0033】次に図8は、この発明の第4実施例を示し
ている。この第4実施例は、シリンダヘッド3の冷却水
の入口側での圧力変化を利用してシリンダブロック1側
の流れを制御するようにしたものである。シリンダブロ
ック1の構成は基本的に上述した第1実施例と変わりが
なく、頂面に冷却水入口7と冷却水出口8が設けられて
いる。また、シリンダヘッド3の底面には、上記の冷却
水入口7および冷却水出口8にそれぞれ対応する連通孔
9,10が開口形成されており、シリンダヘッド側ウォ
ータジャケット4に連通している。
【0034】この実施例では、上記冷却水入口7等と反
対側となるシリンダヘッド3の端部に、単一の冷却水出
口つまり主冷却水出口41が設けられ、冷却水入口7等
と同じ側の端部に、2つの冷却水入口つまり第1冷却水
入口42,第2冷却水入口43が設けられている。ここ
で、上記第2冷却水入口43は、シリンダヘッド3の端
面に位置しており、特に、底面の連通孔9,10からそ
れぞれ略等しい距離となる位置に設けられている。これ
に対し、第1冷却水入口42は、シリンダヘッド3の側
面に接続され、特に、シリンダブロック1側の冷却水入
口7に近い方の側面に配置されている。換言すれば、冷
却水入口7に対応する連通孔9の上方に第1冷却水入口
42が開口している。
【0035】上記主冷却水出口41と第1冷却水入口4
2との間には、ラジエータ15を備えた主冷却水通路1
4が設けられており、その上流側にウォータポンプ16
が配置されている。そして、このウォータポンプ16と
ラジエータ15との間の位置から上記ラジエータ15を
バイパスするようにバイパス通路17が分岐しており、
その先端が上記第2冷却水入口43に接続されている。
また、このバイパス通路17の分岐部とラジエータ15
との間に、冷却水の流路を、冷却水温度に応じてラジエ
ータ15側もしくはバイパス通路17側に切り換えるた
めの流路制御弁18が設けられている。上記流路制御弁
18は、この実施例では主冷却水通路14を単に開閉す
る構成のものであり、設定温度以上のときに開いてラジ
エータ15への冷却水の通流を許容する構成となってい
る。
【0036】上記第4実施例においては、冷却水温度が
流路制御弁18の設定温度よりも低い場合には、ウォー
タポンプ16の回転に伴い、冷却水が第2冷却水入口4
3からシリンダヘッド側ウォータジャケット4へ流入す
る。このとき第2冷却水入口43付近は主冷却水出口4
1付近よりも圧力が高くなるが、上述したように、各連
通孔9,10が第2冷却水入口43からそれぞれ略等し
い距離にあるので、圧力上昇の影響は、双方に略等しく
作用する。従って、シリンダブロック1側の冷却水入口
7および冷却水出口8の圧力は、互いに略等しく、前述
した各実施例と同様に、冷却水の流動はほとんど生じな
い。
【0037】そして、冷却水温度が上昇し、流路制御弁
18の設定温度よりも高くなると、冷却水は、ラジエー
タ15を通って第1冷却水入口42からシリンダヘッド
側ウォータジャケット4内に流入する。これに伴い、シ
リンダブロック1側の冷却水入口7および冷却水出口8
においては、冷却水入口7の方が冷却水出口8に比べて
相対的に圧力が高くなり、両者間で圧力差が発生する。
従って、この圧力差に起因して、シリンダブロック側ウ
ォータジャケット2で、冷却水の流動が生じる。
【0038】次に図9は、シリンダブロック1側の隔壁
6の異なる実施例を示している。この実施例において
は、図示するように、隔壁6先端とシリンダ壁5との間
に微小間隙51が設けられており、これによって隔壁6
とシリンダ壁5とが分離している。なお、上記微小間隙
51は、冷却水入口7と冷却水出口8との間で冷却水の
短絡が生じないように、1mm以下であることが望まし
い。
【0039】すなわち、隔壁6がシリンダ壁5に一体化
されていると、シリンダ壁5が熱膨張したときに、隔壁
6によってシリンダ壁5の変形が拘束されるため、図1
0に想像線で示すように、シリンダ壁5の隔壁6両側部
分が外周側へ膨らみ、シリンダ壁5の真円度が低下す
る。これに対し、図9のように隔壁6とシリンダ壁5と
の間に微小間隙51を設けておけば、シリンダ壁5の真
円度低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る冷却装置の第1実施例を示す構
成説明図。
【図2】シリンダブロック側ウォータジャケットの構成
を示す一部切欠の斜視図。
【図3】各部の圧力の関係を冷機時と暖機後とで対比し
て示す説明図。
【図4】流路制御弁の切換特性を示す特性図。
【図5】ウォータジャケットの高さが異なる場合の説明
図。
【図6】この発明に係る冷却装置の第2実施例を示す構
成説明図。
【図7】この発明に係る冷却装置の第3実施例を示す構
成説明図。
【図8】この発明に係る冷却装置の第4実施例を示す構
成説明図。
【図9】隔壁とシリンダ壁との間に微小間隙を設けた実
施例を示すシリンダブロック側ウォータジャケットの説
明図。
【図10】隔壁とシリンダ壁とが連結されている場合の
変形を示す説明図。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…シリンダブロック側ウォータジャケット 3…シリンダヘッド 4…シリンダヘッド側ウォータジャケット 7…冷却水入口 8…冷却水出口 11…主冷却水入口 12…第1冷却水出口 13…第2冷却水出口 14…主冷却水通路 15…ラジエータ 16…ウォータポンプ 17…バイパス通路 18…流路制御弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック内に形成され、かつ冷
    却水入口と冷却水出口との間で冷却水が通流可能なシリ
    ンダブロック側ウォータジャケットと、シリンダヘッド
    内部に形成され、かつ上記冷却水入口および冷却水出口
    を介して上記シリンダブロック側ウォータジャケットに
    連通したシリンダヘッド側ウォータジャケットと、この
    シリンダヘッド側ウォータジャケットの第1冷却水出口
    と主冷却水入口との間に設けられ、かつラジエータが介
    装された主冷却水通路と、上記シリンダヘッド側ウォー
    タジャケットの第2冷却水出口に一端が接続され、かつ
    上記ラジエータをバイパスして上記主冷却水通路に合流
    するバイパス通路と、このバイパス通路もしくはラジエ
    ータを通してシリンダヘッド側ウォータジャケットとの
    間で冷却水を循環させるウォータポンプと、冷却水温度
    に基づいて動作し、冷却水の流路を、低温時に上記バイ
    パス通路側に、高温時に上記ラジエータ側に切り換える
    流路制御弁と、を備えてなり、 上記冷却水入口および冷却水出口は、上記第2冷却水出
    口からの冷却水流出に伴う圧力低下が略均等に作用する
    位置で、かつ上記第1冷却水出口からの冷却水流出に伴
    う圧力低下が冷却水出口に相対的に強く作用する位置に
    配置されていることを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. 【請求項2】 シリンダブロック内に形成され、かつ冷
    却水入口と冷却水出口との間で冷却水が通流可能なシリ
    ンダブロック側ウォータジャケットと、シリンダヘッド
    内部に形成され、かつ上記冷却水入口および冷却水出口
    を介して上記シリンダブロック側ウォータジャケットに
    連通したシリンダヘッド側ウォータジャケットと、この
    シリンダヘッド側ウォータジャケットの主冷却水出口と
    第1冷却水入口との間に設けられ、かつラジエータが介
    装された主冷却水通路と、上記ラジエータをバイパスす
    るように上記主冷却水通路から分岐し、かつ上記シリン
    ダヘッド側ウォータジャケットの第2冷却水入口に一端
    が接続されたバイパス通路と、このバイパス通路もしく
    はラジエータを通してシリンダヘッド側ウォータジャケ
    ットとの間で冷却水を循環させるウォータポンプと、冷
    却水温度に基づいて動作し、冷却水の流路を、低温時に
    上記バイパス通路側に、高温時に上記ラジエータ側に切
    り換える流路制御弁と、を備えてなり、 上記冷却水入口および冷却水出口は、上記第2冷却水入
    口からの冷却水流入に伴う圧力上昇が略均等に作用する
    位置で、かつ上記第1冷却水入口からの冷却水流入に伴
    う圧力上昇が冷却水入口に相対的に強く作用する位置に
    配置されていることを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記冷却水入口および冷却水出口が、そ
    れぞれシリンダブロックの一方の端部に位置し、冷却水
    が気筒列の周囲をUターン状に流れるようにシリンダブ
    ロック側ウォータジャケットが形成されていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の冷却装
    置。
  4. 【請求項4】 上記冷却水入口と冷却水出口とが短絡し
    ないように、シリンダブロックの一方の端部において、
    ウォータジャケット内に、隔壁が設けられていることを
    特徴とする請求項3記載の内燃機関の冷却装置。
  5. 【請求項5】 上記隔壁とシリンダ壁とが微小な間隙に
    よって分離されていることを特徴とする請求項4記載の
    内燃機関の冷却装置。
  6. 【請求項6】 上記冷却水入口および冷却水出口が、シ
    リンダブロックの頂面に開口しており、シリンダヘッド
    底面に開口した連通孔を介してシリンダヘッド側ウォー
    タジャケットと連通していることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の内燃機関の冷却装置。
  7. 【請求項7】 上記冷却水入口もしくは冷却水出口が外
    部配管を介してシリンダヘッド側ウォータジャケットと
    連通していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の内燃機関の冷却装置。
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