JPH11180549A - ワーク整列装置、ワーク整列段積み方法及びワーク整列段積み装置 - Google Patents

ワーク整列装置、ワーク整列段積み方法及びワーク整列段積み装置

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JPH11180549A
JPH11180549A JP34817297A JP34817297A JPH11180549A JP H11180549 A JPH11180549 A JP H11180549A JP 34817297 A JP34817297 A JP 34817297A JP 34817297 A JP34817297 A JP 34817297A JP H11180549 A JPH11180549 A JP H11180549A
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茂 加藤
Kenji Ichikawa
建二 市川
Hiroshi Ichikawa
浩 市川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ワーク整列動作を能率良く高品質で自動的に行
う。 【解決手段】ロータリーテーブル30を移動させてMo
板載置部を循環移動させる支持部31を備えたMo 板送
り部11と、Mo 板をMo 板載置部に載置するローダ部
Mo 板供給部12と、ワークWを8列に整列して搬送す
る整列フィーダ80,搬送されてきたワークWを整列フ
ィーダ80から分離する分離部81,及び分離された8
個のワークWを保持して搬送しMo 板上に密着状態で整
列配置するローダ部82を備え、Mo 板Mに所定数のワ
ークWを供給するワーク供給部13と、Mo 板送り部、
Mo 板供給部、及びワーク供給部を統轄して制御する制
御ユニット17とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整列して排出され
てきた部品(ワーク)を所定数量に分離して板状治具に
整列配置するワーク整列装置並びにこのワークが整列配
置された板状治具を段積み用支柱(スペーサ)にて段積
みするワーク整列段積み方法及びワーク整列段積み装置
に係わり、特に、ワークを板状治具上に隙間無く効率的
に密着整列するとともに、当該ワークの密着整列動作及
び段積み動作を、能率良く高品質を維持した状態で自動
的且つ無人で行うことを可能にしたワーク整列装置、ワ
ーク整列段積み方法及びワーク整列段積み装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】円柱形状等のワークに対して金属材料の
塗布加工やメタライズ加工等の各種加工を連続して行っ
て所望の装置に適用される加工部品を製造する際におい
ては、例えば、ある加工が終了した後の複数のワークを
板状治具に整列配置し、その板状治具をスペーサを介し
て段積みして搬送部(ボート)に収納する。そして、こ
の複数の板状治具が段積みされたボートを次の加工工程
やストッカー等に搬送するワーク整列段積みシステムが
用いられている場合がある。
【0003】上述したワーク整列段積みシステムにおい
て、従来では、人手によりワークとスペーサとを板状治
具上に整列配置してその板状治具を段積みするか、ある
いは、図15に示すように、予めスペーサS1 が固定さ
れた板状治具250上に人手によりワークを整列配置し
て当該板状治具を段積みし、段積みされた板状治具をボ
ートに収納していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
人手によるワーク整列・段積み動作は単純作業であるた
め、このような単純作業を人手を用いて行うことは、加
工部品製造コストを上昇させて非能率的であり、ワーク
整列・段積み動作の機械化(自動化、ライン化)が強く
要望されていた。
【0005】特に、図15に示したワーク整列・段積み
方法では、スペーサが板状治具に固定されているため板
状治具が専用化され、部品の種類毎に別の板状治具を用
意する必要があり、効率が悪かった。また、スペーサが
板状治具に固定されているため、板状治具のみ(ワーク
を積載しない状態)を段積みしてストッカー等に収納す
る場合にスペーサ分だけストッカー内の占有スペースが
増大し、収納効率が悪化した。さらに、ワークを板状治
具上に載置する際に固定されたスペーサとワークとが位
置的に干渉する恐れがあり、この位置的干渉が発生した
場合には、治具上にワークが載置されない空間が発生し
てその治具に対するワーク積載量を低下させ、部品製造
効率を悪化させていた。
【0006】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、ワーク整列動作及びワーク段積み動作を、能率良
く高品質を維持した状態で自動的且つ無人で行うことに
より、加工部品製造コストを著しく低減させることをそ
の目的とする。
【0007】また、本発明は、上述した自動的且つ無人
によるワーク整列動作においても、当該ワークを板状治
具上に隙間無く効率的に密着整列することを他の目的と
する。
【0008】さらに本発明は、上述した自動的且つ無人
によるワーク整列・段積み動作を、スペーサを板状治具
上に固定することなく行うことにより、板状治具自体の
汎用性及び収納効率を向上させることを他の目的とする
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のワーク整列装置によれば、請求項1に
記載したように、ワーク積載用の板状治具を載置可能な
複数の載置部が設置されたテーブル部,及びこのテーブ
ル部を移動させて前記複数個の載置部を循環して移動さ
せる移動部を備えたテーブル手段と、前記板状治具を複
数枚ストックするストック手段と、このストック手段か
ら所定のタイミングに応じて前記板状治具を1枚ずつ取
り出して搬送し、その搬送してきた板状治具を前記テー
ブル手段により循環して移動してくる載置部毎にそれぞ
れ載置する板状治具供給手段と、多数のワークを複数列
に整列して順次搬送するワーク整列搬送部,順次搬送さ
れてきたワークを所定タイミングに応じて各列の先頭に
位置する複数個のワーク毎に順次前記ワーク整列搬送部
から分離するワーク分離部,及びこのワーク分離部によ
り複数個のワークが分離される毎に駆動して当該複数個
のワークを保持して搬送するとともに、当該搬送してき
た複数個のワークを前記テーブル手段により前記板状治
具供給手段を介して送られてくる板状治具上にそれぞれ
密着状態で整列配置するワーク密着整列部を備え、当該
ワーク分離部及びワーク密着整列部の動作により送られ
てきた板状治具毎に所定数のワークを供給するワーク供
給手段と、前記テーブル手段、前記板状治具供給手段、
及び前記ワーク供給手段をそれぞれ統轄して制御する統
轄制御手段とを備えている。
【0010】また、上述した目的を達成するために、本
発明におけるワーク整列段積み装置によれば、請求項2
に記載したように、ワーク積載用の板状治具を載置可能
な複数の載置部が設置されたテーブル部,及びこのテー
ブル部を移動させて前記複数個の載置部を循環移動させ
る移動部を備えたテーブル手段と、前記板状治具を複数
枚ストックするストック手段と、このストック手段から
所定のタイミングに応じて前記板状治具を1枚ずつ取り
出して搬送し、その搬送してきた板状治具を前記テーブ
ル手段により循環して移動してくる載置部毎にそれぞれ
載置する板状治具供給手段と、多数のワークを複数列に
整列して順次搬送するワーク整列搬送部,順次搬送して
きたワークを所定タイミングに応じて各列の先頭に位置
する複数個のワーク毎に順次前記ワーク整列搬送部から
分離するワーク分離部,及びこのワーク分離部により複
数個のワークが分離される毎に駆動して当該複数個のワ
ークを保持して搬送するとともに、当該搬送してきた複
数個のワークを前記テーブル手段により前記板状治具供
給手段を介して送られてきた板状治具上にそれぞれ密着
状態で整列配置するワーク密着整列部を備え、当該ワー
ク分離部及びワーク密着整列部の動作により送られてく
る板状治具毎に所定数のワークを供給するワーク供給手
段と、予めストックされた複数のスペーサを1列に整列
して順次搬送するスペーサ整列搬送部,順次搬送してき
たスペーサにおける先頭のスペーサを所定タイミングに
応じて順次分離するスペーサ分離部,及びこの分離部に
よりスペーサが分離される毎に駆動して当該分離された
スペーサを保持して搬送し、この搬送してきたスペーサ
を前記テーブル手段により送られてきた前記ワークが供
給された板状治具上の所定位置に供給するスペーサ搬送
供給部を備え、当該スペーサ分離部及びスペーサ搬送供
給部部の動作により各板状治具毎に所定数のスペーサを
供給するスペーサ供給手段と、前記テーブル手段により
順次送られてきた前記ワーク及びスペーサが供給された
板状治具を順次前記載置部から分離して所定位置まで搬
送して当該所定位置に段積みする板状治具段積み手段
と、前記テーブル手段、前記板状治具供給手段、前記ワ
ーク供給手段、前記スペーサ供給手段及び前記板状治具
段積み手段をそれぞれ統轄して制御する統轄制御手段と
を備えている。
【0011】特に、前記テーブル部は略円形で且つ前記
複数の載置部は4個であり、この4個の載置部は当該略
円形のテーブル部上面にその中心に対して対称的に設置
されているとともに、前記ストック手段、前記ワーク供
給手段、前記スペーサ供給手段及び前記板状治具段積み
手段は、前記テーブル部の周囲に配設されている一方、
前記移動部は前記略円形のテーブル部を前記各載置部が
前記ストック手段、前記ワーク供給手段、前記スペーサ
供給手段及び前記板状治具段積み手段に略対向する位置
に到達するように間欠状に回転させるようにしている。
【0012】また特に、前記ワーク分離部は、前記ワー
ク整列搬送部により搬送されてきた複数列のワークにお
ける各列の先頭に位置する複数個のワークのみを1列に
並べて保持する保持機構と、この保持機構を上昇させて
当該複数個のワークを他のワークから分離する上昇分離
機構とを有するとともに、前記ワーク密着整列部は、前
記上昇分離機構により上昇分離されたワークの数に対応
した複数の吸着機構と、この複数の吸着機構における隣
接する吸着機構間のピッチを前記ワークの列方向に沿っ
て移動可能に支持する第1の移動支持機構と、前記吸着
機構及び移動支持機構を水平方向及び垂直方向に移動可
能に支持する第2の移動支持機構とを有しており、前記
第2の移動支持機構を介して前記複数の吸着機構を移動
させて前記複数個のワークをそれぞれ吸着して保持し、
当該第2の移動支持機構を介して前記第1の移動支持機
構及び前記複数個のワークが保持された前記複数の吸着
機構を一体に移動させるとともに、当該第1の移動支持
機構を介して前記複数の吸着機構における隣接する吸着
機構間のピッチを最小限度にした状態で当該吸着機構に
保持された複数個のワークを前記板状治具上に整列配置
するようにしている。
【0013】さらに、上述した目的を達成するために、
本発明のワーク整列段積み方法によれば、請求項8に記
載したように、ワーク積載用の板状治具を載置可能な複
数の載置部が設置されたテーブル部を移動させて前記複
数個の載置部を循環移動させるステップと、前記板状治
具を複数枚ストックしておくステップと、このストック
された板状治具を所定のタイミングに応じて1枚ずつ取
り出して搬送し、その搬送してきた板状治具を循環して
移動してくる載置部毎にそれぞれ載置する板状治具供給
ステップと、多数のワークを複数列に整列して順次搬送
し、搬送してきたワークを所定タイミングに応じて各列
の先頭に位置する複数個のワーク毎に順次分離し、その
分離された複数個のワークを保持して搬送し、その搬送
してきた複数個のワークを前記テーブル部循環移動ステ
ップにより前記板状治具供給ステップを介して送られて
くる板状治具上にそれぞれ密着状態で整列配置すること
により、送られてくる板状治具毎に所定数のワークを供
給するワーク供給ステップと、予めストックされた複数
のスペーサを1列に整列して順次搬送し、順次搬送して
きたスペーサにおける先頭のスペーサを所定タイミング
に応じて順次分離し、分離されたスペーサを保持して搬
送し、搬送してきたスペーサを前記テーブル部循環移動
ステップにより送られた前記ワークが供給された板状治
具上の所定位置に供給することにより、各板状治具毎に
所定数のスペーサを供給するスペーサ供給ステップと、
前記テーブル手段により順次送られてきた前記ワーク及
びスペーサが供給された板状治具を順次前記載置部から
分離して所定位置まで搬送して当該所定位置に段積みす
る板状治具段積みステップとを備えている。
【0014】本発明によれば、統括制御手段の制御に基
づいてテーブル手段の移動部により循環移動してストッ
ク供給手段に対向する位置にきた複数の載置部上に、統
括制御手段の制御に応じた板状治具供給手段の動作によ
りストック手段にストックされた複数枚の板状治具が1
枚ずつ取り出されて載置される。
【0015】一方、ワーク整列搬送部により複数列に整
列して搬送されてきたワークは、統括制御手段の制御に
基づくワーク分離部の動作により各列の先頭に位置する
複数個のワーク毎に順次前記ワーク整列搬送部から分離
され、この分離された複数個のワークは、統括制御手段
の制御に基づくワーク搬送部の動作により保持されて搬
送される。
【0016】すなわち、ワーク整列搬送部により搬送さ
れてきた複数列のワークにおける各列の先頭に位置する
複数個のワークは、保持機構により1列に並べられた状
態で保持され、上昇分離機構により保持機構が上昇して
複数個のワークが他のワークから分離される。
【0017】そして、上昇分離機構により上昇分離され
たワークは、第2の移動支持機構を介して複数の吸着機
構が移動してその複数個のワークがそれぞれ吸着して保
持され、この複数個のワークが保持された複数の吸着機
構は、第2の移動支持機構を介して第1の移動支持機構
と一体に移動する。
【0018】このとき、第1の移動支持機構により、複
数の吸着機構における隣接する吸着機構間のピッチが最
小限度にされた状態、すなわち、当該複数の吸着機構に
吸着された各ワークが密着した状態でテーブル手段の移
動部により循環移動してワーク供給手段に対向する位置
に到達した載置部に載置された板状治具上に整列供給さ
れる。そして、このワーク分離部及びワーク搬送部の動
作により、順次移動してきた板状治具上に対して所定数
のワークが密着状態で整列供給される。
【0019】また、スペーサ整列搬送部により整列して
搬送されてきたスペーサは、統括制御手段の制御に基づ
くスペーサ分離部の動作により先頭に位置するスペーサ
毎に順次前記スペーサ整列搬送部から分離され、この分
離されたスペーサは、統括制御手段の制御に基づくスペ
ーサ搬送部の動作により保持されて搬送される。
【0020】スペーサ搬送部により搬送されたスペーサ
は、テーブル手段の移動部により循環移動してスペーサ
供給手段に対向する位置に到達したワークが供給された
板状治具上に供給され、このスペーサ分離部及びスペー
サ搬送部の動作により順次移動してきた板状治具に対し
て所定数のスペーサが供給される。
【0021】そして、テーブル手段により順次送られて
きたワーク及びスペーサが供給された板状治具は、統括
制御手段により順次載置部から分離されて所定位置まで
搬送され、その所定位置に段積みされる。
【0022】すなわち、本発明によれば、統括制御手段
の統括制御に基づく各動作手段(テーブル手段、板状治
具供給手段、ワーク供給手段、スペーサ供給手段及び板
状治具段積み手段)の連続した動作により、密着状態で
整列配置された所定数ワークを有し、且つ所定段に段積
みされた板状治具が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態で
は、例えばマグネトロンに用いられる例えば直径20mm
の円筒形のセラミックス部品(ワーク)を製造する場合
のマグネトロン用セラミックス部品製造ラインに用いら
れるワーク整列段積み装置(さや詰め装置ともいう)に
ついて説明する。
【0024】図1は、本実施形態におけるマグネトロン
用セラミックス部品製造ラインの概略構成を示す斜視図
である。図1によれば、マグネトロン用セラミックス部
品製造ライン1は、セラミックス部品(ワーク)をワー
ク搬送コンベア2及びボート搬送コンベア3を介して搬
送しながら所定の加工処理を当該ワークに施してマグネ
トロン用に加工されたワークを製造するラインである。
【0025】すなわち、マグネトロン用製造ライン1
は、ストッカー等からワーク搬送コンベア2を介して搬
送されてきたワークに対して、耐食性があり相当な高温
に絶え得るモリブデン(Mo )を塗布するMo 塗布装置
4と、このMo 塗布装置4により塗布されたMo を乾燥
するMo 乾燥装置5と、Mo 乾燥装置5におけるMo 乾
燥工程が終了してワーク搬送コンベア2を介して複数個
ずつ搬送されてくるワークをMo 等の金属材料で形成さ
れた例えば長方形状の板状治具(Mo 板)に整列配置
し、そのMo 板を所定数段積みしてMo で形成された搬
送ボート(Mo ボート)に収納するワーク整列段積み装
置6と、このワーク整列段積み装置6の整列段積み処理
後、ボート搬送コンベア3を介して搬送されてきたMo
ボートにおける各ワークに対してメタライジング加工を
施すメタライズ炉7と、このメタライズ炉7によるメタ
ライジング加工後、ボート搬送コンベア3を介して搬送
されてきたMo ボートにおける各ワークに対してピン掛
け加工を施して最終的にマグネトロン用ワークを製造す
るピン掛け装置8とを備えており、このMo 塗布加工か
らピン掛け加工までの一連の加工を連続して行う製造ラ
インとなっている。
【0026】ここで、ワーク整列段積み装置6につい
て、その構成及び動作を図2〜図13を用いて詳細に説
明する。
【0027】図2は、ワーク整列段積み装置6の概略構
成を拡大して示す斜視図である。ワーク整列段積み装置
6は、Mo 乾燥装置5の乾燥工程が終了してワーク搬送
コンベア2を介して複数個(例えば10個)ずつ順次搬
送されてくるワークを取り出してMo 板に所定数ずつ整
列させる。そして、ワークが整列されたMo 板にスペー
サを配置し、ワーク及びスペーサが配置されたMo 板を
複数段(例えば5段)分段積みしてボート搬送コンベア
3上のMo ボートに収納するようになっており、上述し
たワーク取り出し・整列動作及びMo 板段積み動作から
Mo ボートへの収納動作までの一連の動作を自動的且つ
無人で行うように構成されている。
【0028】すなわち、ワーク整列段積み装置6は、図
2に示すように、ベース板10aを有する基台部10
と、ベース板10aの上面の略中央部に設置され、Mo
板及びワークを後述する各動作部へ順次送るMo 板送り
部11,このMo 板送り部11の周囲に配設された各動
作部、すなわちMo 板をMo 板送り部11に供給するM
o 板供給部12,Mo 板送り部11により運搬されてき
たMo 板に対してワークを整列供給するワーク供給部1
3,Mo 板送り部11により運搬されてきたワークを有
するMo 板に対してスペーサを供給するスペーサ供給部
14,及びMo 板送り部11により運搬されてきたワー
ク及びスペーサを有するMo 板を5段に段積みしてMo
ボートへ搬送及び収納するMo 板段積み搬送部15を備
えたワーク整列段積みユニット16と、基台部10の内
部に収納され、ワーク整列段積みユニット16の各構成
要素をそれぞれ制御する制御ユニット17とを有してい
る。なお、基台部10の内部には、制御ユニット17と
ワーク整列段積みユニット16の各構成要素(11〜1
5)とを接続する配線ダクト等も収納されている。
【0029】一方、ワーク整列段積み装置6における操
作制御オペレータに面する基台部10の正面側には、当
該オペレータ側から開閉可能なドア部を有するカバー2
0が設置されており、ワーク整列段積みユニット16
は、カバー20に接合された図示しないフロントカバー
に収納されている。そして、このフロントカバーの所定
位置(例えばオペレータ側から向かって右端部)には、
制御ユニット17に接続されたディスプレイ対話型(操
作データ等をディスプレイ上の要素を指定することによ
り入力可能なタイプ)の図示しない操作部が設置されて
おり、オペレータが操作部を介して操作データを入力す
ることにより、その操作データが制御ユニット17に送
られ、当該制御ユニット17を介して上述したワーク整
列段積み装置6の各構成要素(Mo 板送り部11,Mo
板供給部12,ワーク供給部13,スペーサ供給部1
4,Mo 板段積み搬送部15)がそれぞれ駆動制御され
るようになっている。
【0030】本実施形態では、Mo 板供給部12はベー
ス板10a上面(以下、ベース面10bともいう)の正
面側端部に設置され、ワーク供給部13は正面側から見
てベース面10bの左側面10s側端部に設置されてい
る。また、スペーサ供給部14はベース面10bにおけ
るMo 板供給部12の設置端部と対向する端部に設置さ
れ、Mo 板段積み搬送部15は正面側から見てベース面
10bの右側面10t側端部に設置されている。
【0031】以下、ワーク整列段積みユニット16の各
構成要素についてそれぞれ説明する。
【0032】Mo 板送り部12は、図2及び図3に示す
ように、A5052で形成された全体で略円形状を成す
ロータリーテーブル30と、このロータリーテーブル3
0をベース板10aに対して所定の高さで支持し、且つ
当該テーブル30をベース面10bに直交する軸を回転
軸として時計回りで且つ所定角度(本実施形態では約9
0°)ずつ間欠状に回転させる支持部31とを有してお
り、ロータリーテーブル30の上面に載置されたMo 板
を当該ユニット16の各構成要素(Mo 板供給部12→
ワーク供給部13→スペーサ供給部14→Mo 板段積み
搬送部15)へ順次運搬するように構成されている。
【0033】すなわち、ロータリーテーブル30には、
当該テーブル30上面(以下、テーブル面ともいう)3
0aにおけるMo 板供給部12に近接する周縁部分にM
o 板を載置するためのMo 板載置部32aが設けられて
いる。また、ロータリーテーブル30には、Mo 板載置
部32aに載置されたMo 板をMo 板段積み搬送部15
の動作において当該ロータリーテーブル30から分離す
るための矩形状に切り欠かれた切り欠き部33aが設け
られており、以下、ワーク供給部13に近接する周縁部
分、スペーサ供給部14に近接する周縁部分、及びMo
板段積み部15に近接する周縁部分に、Mo 板載置部3
2b〜32dと切り欠き部33b〜33dとがそれぞれ
設けられている。
【0034】各切り欠き部33a〜33dにおいて互い
に隣接する切り欠き部(例えば切り欠き部33a,33
b)は、ロータリーテーブル30の回転軸に対して互い
に約90°を成すように配設されている。また、各Mo
板載置部32a〜32dは、当該切り欠き部33a〜3
3dを挟むようにロータリーテーブル30の周縁部分に
配設されたペアのMo 板支持部34k1 ,34k2 から
構成されており、各Mo 板支持部34k1 ,34k2
は、Mo 板の長手方向の長さに応じて当該Mo 板を支持
可能に離間している。
【0035】各ペアのMo 板支持部34k1 ,34k2
の内、一方のMo 板支持部34k1は固定されており、
他方のMo 板支持部34k2 は固定されたMo 板支持部
34k1 を基準として当該固定Mo 板支持部34k1 に
対して離間及び近接自在に移動可能になっている。他方
のMo 板支持部34k2 の移動は、可動ローラ部及びリ
ンク部等を有する移動機構を介して、例えばロータリー
シリンダを介した外部からのレバー操作に応じて行なわ
れるように構成されている。つまり、Mo 板は、ロータ
リーテーブル30のMo 支持部34k1 ,34k2 に載
置対して載置された後で他方のMo 板支持部34k2 の
移動により位置決めされるようになっている。
【0036】一方、支持部31は、ローラギヤ方式のイ
ンデックスユニットが用いられたインデックス機構を有
している。すなわち、インデックスユニットには、クラ
ッチ、電磁ブレーキ、例えば1/31の減速機、及び例
えば90ワットのギヤードタイプのインディックスモー
タ等が内蔵され、このインディックスモータ等の駆動に
よりロータリーテーブル30を所定速度で約90°で間
欠状に回転させている。
【0037】したがって、支持部31のインディックス
機構が駆動すると、Mo 板供給部12に対向したMo 板
載置部32aは、ロータリーテーブル30の約90°の
回転により隣接するワーク供給部13に対向する位置に
移動し(以下、このような移動をMo 板載置部32a→
ワーク供給部13と表す)、同様にワーク供給部13に
対向したMo 板載置部32b→スペーサ供給部14、ス
ペーサ供給部14に対向したMo 板載置部32c→Mo
板段積み搬送部15、Mo 板段積み搬送部15に対向し
たMo 板載置部32d→Mo 板供給部12と移動する。
【0038】すなわち、本構成のMo 板送り部11は、
支持部31のインディックス機構の駆動に基づくロータ
リーテーブル30の回転により、Mo 板載置部32a〜
32dを…→Mo 板供給部12→ワーク供給部13→ス
ペーサ供給部14→Mo 板段積み搬送部15→Mo 板供
給部12→…と循環させながら順次搬送するように構成
されている(初期状態においては、図3に示す配置関係
になっているとする)。なお、ロータリーテーブル30
には、当該ロータリーテーブル30に対して過負荷が掛
けられた場合にそのトルク伝動を制限するための図示し
ないトルクリミッターが設けられている。
【0039】Mo 板送り部11のロータリーテーブル3
0の回転速度は、各動作部(Mo 板供給部12、ワーク
供給部13、スペーサ供給部14、及びMo 板段積み搬
送部15)の動作速度及び動作時間に応じて予め定めら
れており、各動作部の連続した動作が可能になってい
る。
【0040】Mo 板供給部12は、Mo 板をストック可
能なストッカー部40と、このストッカー部40により
ストックされたMo 板を1枚ずつロータリーテーブル3
0のMo 板供給部12に近接且つ対向するMo 板載置部
32aへ搬送・供給するローダ部41とを備えている。
【0041】ストッカー部40は、図4に示すように、
ベース面10b上に設置された土台となる土台フレーム
部45及びこの土台フレーム部45に対して直立状に設
けられた側フレーム部46を有するL字形のフレーム4
7と、土台フレーム部45の上面(土台面)45aに対
してガイドラインが直交するように側フレーム46に設
けられたLMガイド47と、このLMガイド47に隣接
し、且つ当該LMガイド47のガイドラインに沿って配
置されたオねじ部48aを有する転造ボールねじ(以
下、ボールねじと略記する)48と、このLMガイド4
7のガイド部分に係合され且つボールねじ48のメねじ
部48bに連結されたフォーク49とを備えており、こ
のフォーク49の土台面45aに平行なストック面49
aに例えば100枚(ワーク整列段積みユニット16の
1.5時間の駆動により処理可能な枚数)のMo 板Mを
ストックできるようになっている。
【0042】一方、土台面45aには、転造ボールねじ
48に対して土台面45aの長手方向に沿って同一直線
上且つ当該転造ボールねじ48のオねじ部48aと平行
にペアのシャフト50、50が配設されており、そのペ
アのシャフト50、50は、Mo 板Mの長手方向に応じ
た長さで離間している。また、フォーク49のストック
面49aには、その側フレーム側端部の中央部に、側フ
レーム46側のシャフト50を貫通させるための孔51
が形成されている。なお、この貫通孔51は、フォーク
49自体の上下運動の妨げにならないようにシャフト5
0の直径よりも十分大きい直径を有している。
【0043】ところで、図4中に2点鎖線で示すよう
に、Mo 板Mは、その短手方向側両端面の中央部にそれ
ぞれシャフト50、50に係合するための半円部m1 、
m2 が設けられており、Mo 板Mは、シャフト50、5
0を介してガイドされるようになっている。
【0044】そして、本構成では、ストック面49aに
載置されシャフト50、50にガイドされたMo 板Mの
中心位置が、Mo 板供給部12に対向するMo 板載置部
32aの中心位置である切り欠き部33aの中心位置及
びロータリーテーブル30の回転軸と同一直線上に位置
するように、フレーム47(フレーム土台部45)のベ
ース面10bにおける設置位置が定められている。
【0045】一方、ストッカー部40は、ボールねじ4
8に例えばプーリー等の巻掛け伝動機構を介して連結さ
れ、その回転駆動により巻掛け伝動機構を介してボール
ねじ48(オねじ部48a)を回転させてメねじ部48
bを上昇及び下降運動させるブレーキ付きモータ55
と、側フレーム部46の上端部に取り付けられ、モータ
55の駆動に基づくメねじ部48bの上昇運動における
最大到達点(上昇端)を検知する上昇端検知センサ56
と、側フレーム部46の下端部に取り付けられ、モータ
55の駆動に基づくメねじ部48bの下降運動における
最大到達点(下降端)を検知する下降端検知センサ57
とを備えており、モータ55、上昇端検知センサ56及
び下降端検知センサ57は、図2に示した制御ユニット
17に接続されている。
【0046】上昇端検知センサ56は、モータ55の駆
動及びボールねじ48の回転駆動に基づくメねじ部48
b及びフォーク49の上昇及びこの上昇動作と協調して
成される後述するローダ部41のMo 板搬送供給動作に
より、フォーク49にストックされた全てのMo 板Mが
供給されてメねじ部48bが上昇端に到達したことを検
知し、この検知データを制御ユニット17に送るように
なっている。制御ユニット17は、送られた検知データ
に応じてモータ55を介してボールねじ48の回転駆動
を制御してメねじ部48b及びフォーク49を自動的に
下降させるようになっている。
【0047】そして、下降端検知センサ57は、メねじ
部48bが下降して下降端に到達したことを検知し、こ
の検知データを制御ユニット17に送るようになってい
る。制御ユニット17は、送られた検知データに応じて
例えばディスプレイ対話型操作部を介して自動的に警音
(オペレータコール)、すなわち、オペレータに対して
Mo 板Mをフォーク49に対してストックさせる指令信
号を出力するようになっている。
【0048】ローダ部41は、図5に示すように、ベー
ス面10bに対して直立状に設置された角パイプフレー
ム(以下、単にフレームともいう)60と、Mo 板吸着
用のバキュームヘッド部61と、フレーム60に取り付
けられ、バキュームヘッド部61を上下方向及び所定の
水平方向へ移動自在に支持する支持部62とを備えてお
り、フレーム60は、バキュームヘッド部61の後述す
るバキュームパッド支持部がストッカー部40のストッ
ク面49aの上方且つ互いに対向して位置するようにベ
ース面10b上に配置されている。
【0049】支持部62は、フレーム60の上端部に設
置され、ストック面49aに載置されたMo 板Mの中心
位置とMo 板供給部12に対向する切り欠き部33aの
中心位置とを結ぶ直線に平行なガイドラインを有する幅
広タイプのLMガイド65と、このLMガイド65に取
り付けられ、当該LMガイド65のガイドラインに沿っ
て水平移動する移動機構を有するロッドレスシリンダ6
6とを備えている。
【0050】バキュームヘッド部61は、ロッドレスシ
リンダ66の移動機構に取り付けられたエアシリンダ7
0と、このエアシリンダ70に対してストック面49a
に対向するように取り付けられ、当該エアシリンダ70
の駆動により上下動するバキュームパッド支持部71
と、バキュームパッド支持部71に垂下状に取り付けら
れ、Mo 板Mを吸着可能な2本のバキュームパッド7
2、72とを備えている。
【0051】すなわち、ローダ部41は、図6に示すよ
うに、制御ユニット17の制御に応じたエアシリンダ7
0の下方移動によりバキュームパッド支持部71を下降
させ、バキュームパッド支持部71のバキュームパッド
72、72によりストッカー部40のストック面49a
に載置されたMo 板Mを吸着し、当該エアシリンダ70
の上方移動によりバキュームパッド支持部71を上昇さ
せてストッカー部40のストック面49aに載置された
Mo 板Mを分離する。
【0052】エアシリンダ70の上方移動によりMo 板
Mを吸着したバキュームパッド支持部71が所定の高さ
まで上昇すると、ローダ部41のロータリーシリンダ6
6は、制御ユニット17の制御に応じて移動機構及びバ
キュームパッド支持部71を一体にLMガイド65のガ
イドラインを介してMo 板載置部32aに向けて水平移
動させる。Mo 板載置部32aの上方にバキュームパッ
ド支持部71のバキュームパッド72、72に吸着され
たMo 板Mが到達した時、ローダ部41は、制御ユニッ
ト17の制御に応じたエアシリンダ70の下方移動によ
りバキュームパッド支持部71を下降させ、バキューム
パッド支持部71のバキュームパッド72、72に吸着
されたMo 板MをMo 板載置部32aのMo 板支持部3
4k1 ,34k2 上に載置する。
【0053】このようにして、ローダ部41によるスト
ッカー部40からMo 板載置部32aへのMo 板Mの供
給が終了すると、Mo 板送り部11のロータリーテーブ
ル30が約90°回転して当該Mo 板Mが供給されたM
o 板載置部32aはワーク供給部13に対向する位置ま
で回転移動する。
【0054】ワーク供給部13は、図2に示すように、
Mo 乾燥装置5における乾燥工程終了後にワーク搬送コ
ンベア2を介して例えば10個ずつ(約60個分)搬送
されてきたワークを受取り所定数の列(本実施形態では
8列)に整列する整列フィーダ80と、この整列フィー
ダ80により8列に整列されたワークを整列数と同一の
個数(本実施形態では8個)、あるいは整列数よりも所
定数少ない個数に分離する分離部81と、この分離部8
1により分離されたワークを取り出して、ロータリーテ
ーブル30のワーク供給部13に近接且つ対向するMo
板載置部32bに載置されたMo 板へ供給するローダ部
82とを備えている。
【0055】整列フィーダ80は、図2及び図7に示す
ように、ワーク搬送コンベア2に対して連設されてお
り、当該コンベア2を介して搬送されてきた10個ずつ
のワークWを受取り、受け取られたワークWに対して振
動を加えながら当該ワークWを搬送路85を介して搬送
するように構成されている。そして、この整列フィーダ
80における分離部81側の搬送路85aには、搬送方
向に沿って直線状に整列させるための通路(溝)86が
複数列(8列、86a1 〜86a8 )形成されており、
その通路ピッチはワークWの直径よりも長く、各通路8
6a1 〜86a8とも同一ピッチとなるように形成され
ている。すなわち、整列フィーダ80に搬送されてきた
ワークは振動力により搬送路85を介して搬送され、通
路86a1〜86a8 を介してそれぞれ一直線上に整列
された8列のワーク群として搬送される。
【0056】分離部81は、方形状の筐体部90と、こ
の筐体部90にガイドシャフト91、91を介して昇降
自在に支持され、整列フィーダ80の通路86a1 〜8
6a8 の端部(ワーク受け渡し部)86b1 〜86b8
に近接配置されたワーク保持ブロック92とを有してい
る。このワーク保持ブロック92は、通路86a1 〜8
6a8 の配列方向に沿って配置された方形状ブロックで
あり、そのワーク受け渡し部86b1 〜86b8 に面す
る箇所に、当該ワーク受け渡し部86b1 〜86b8 の
ピッチに対応し且つワークWを十分載置可能な大きさの
半楕円状の溝93b1 〜93b8 がそれぞれ設けられて
いる。半楕円状の溝93b1 〜93b8の底面(ワーク
載置面)は、ワーク受渡し部86b1 〜86b8 のワー
ク通過面と通常時において同一の高さで互いに近接して
おり、そのワーク受け渡し部86b1 〜86b8 を介し
て直進してくるワークWを溝93b1 〜93b8 により
停止させて保持するようになっている(なお、上述した
半楕円状の溝93b1 〜93b8 のワーク載置面とワー
ク受渡し部86b1 〜86b8 のワーク通過面とが同一
の高さで互いに近接した状態での分離部81の位置を基
準高さ位置とする)。
【0057】ワーク保持ブロック92には、そのワーク
保持ブロック92にワークWが所定数量到着して保持さ
れたか否かを検出するワーク検出センサ94が溝93b
1 〜93b8 毎に設けられており、このワーク検出セン
サ94の検出データは、制御ユニット17に送られるよ
うになっている。
【0058】ガイドシャフト91、91は、その上端部
がワーク保持ブロック92の両端部の底面にそれぞれ連
結され、その下端部は筐体部90の上面にころがり軸受
95、95を介して貫設されている。また、分離部81
は、ガイドシャフト91、91に接続された図示しない
エアシリンダを有しており、ガイドシャフト91、91
は、制御ユニット17の制御に基づくエアシリンダの駆
動により、ころがり軸受95、95でガイドされながら
上下動するようになっている。
【0059】また、分離部81は、例えば3つの通路8
6a6 〜86a8 及び受け渡し部86b6 〜86b8 を
介して直進してくるワークWを停止可能なストッパー9
6を有している。このストッパ96は、整列フィーダ8
0の各ワーク受け渡し部86b6 〜86b8 (通路86
a6 〜86a8 )を構成する壁部97にそれぞれ設けら
れており、この各ストッパー96を、後述するストッパ
ーホルダ等の機構により各壁部97側へ移動させて当該
壁部97内に収納し、且つ当該機構により壁部97と反
対側へそれぞれ移動させて受け渡し部86b6 〜86b
8 上に位置させることができるようになっている。
【0060】各ストッパー96は、図7に示すように、
ストッパーホルダ98及びスライドブロック99にそれ
ぞれ保持されており、各スライドブロック99は、3本
のガイドシャフト100にそれぞれ連結されている。
【0061】3本のガイドシャフト100の一方の端部
は連結ブロック101を介してエアシリンダ102にそ
れぞれ接続されており、当該エアシリンダ102は制御
ユニット17に接続されている。すなわち、制御ユニッ
ト17を介してエアシリンダ102が駆動すると、連結
ブロック101がワーク保持ブロック92の長手方向
(図7中矢印”a”で示す方向)へ移動し、その移動に
応じてストッパーホルダ98及びスライドブロック99
が一体となって移動することにより、ストッパー96が
上記長手方向に平行な図7中矢印”b”で示す方向に移
動するようになっている。したがって、各ストッパー9
6を各壁部97から受け渡し部86b6 〜86b8 上に
位置するように移動させておけば、通路86a6 〜86
a8 を介して直進してきたワークWは、ストッパー96
により受け渡し部86b6 〜86b8 において停止して
分離部81により保持されない。これに対して、各スト
ッパー96を各壁部97側へ移動させて当該壁部97内
に収納しておけば、通路86a6 〜86a8 を介して直
進してきたワークWは、ストッパー96に関係なく分離
部81により保持される。
【0062】上述した各ストッパ96の動作は、制御ユ
ニット17及びエアシリンダ102を介して各ストッパ
ー毎に個別に制御可能であるため、本実施形態では、分
離部81により分離されるワークWの個数を6個〜8個
に選択することができる(なお、以下の説明では、分離
されるワークWの個数を8個として説明する)。
【0063】ローダ部82は、図8に示すように、ワー
ク吸着保持用のバキュームヘッド部110と、このバキ
ュームヘッド部110を昇降自在に支持する支持部11
1と、この支持部111を水平面(X−Y平面)におい
て移動自在に支持するX−Yロボット112とを備えて
いる。
【0064】支持部111は、X−Yロボット112に
設置されたロータリーアクチュエータ115と、このロ
ータリーアクチュエータ115に対して、所定間隔をあ
けて対向配置された状態でプレート116を介して上下
方向に沿って取り付けられた2本のLMガイド117、
117とを備えている。
【0065】ロータリーアクチュエータ115にはプレ
ート116を介して連結バー118が連結されており、
その連結バー118はプレート116の表面に対して突
出状に配設されている。連結バー118には、バキュー
ムヘッド部110を支持する支持プレート119が垂下
状に吊設されており、その支持プレート119の背面
は、LMガイド117、117のガイド部分と係合され
ている。そして、支持プレート119は、ロータリーア
クチュエータ115の回転駆動力に応じて生成された直
線駆動力により、LMガイド117、117にガイドさ
れて上下動するようになっている。
【0066】バキュームヘッド部110は、分離部81
により分離されたワークWの最大個数(本実施形態では
8個)に応じた複数(本実施形態では8個)のバキュー
ムパッド120a1 〜120a8 と、このバキュームパ
ッド120a1 〜120a8を保持するバキュームパッ
ドホルダ機構121とを備えている。バキュームパッド
ホルダ機構121は、支持プレート119の前面下部の
一端部に固設された固定パッドホルダ122a1 と、こ
の固定パッドホルダ122a1 に一端部が固定され、分
離部81の長手方向に平行に配設された2本のシャフト
123、123と、この2本のシャフト123、123
にそれぞれ移動可能に遊貫された移動パッドホルダ12
2a2 〜122a8 と、固定パッドホルダ122a1 及
び移動パッドホルダ122a2 〜122a8 を互いに連
結し、各移動パッドホルダ122a2 〜122a8 を固
定パッドホルダ122a1 に対してシャフト123、1
23に沿って伸縮自在に移動可能なクロス連結構造のリ
ンク機構124とを備えている。
【0067】バキュームパッド120a1 〜120a8
は、各パッドホルダ(固定パッドホルダ122a1 、移
動パッドホルダ122a2 〜122a8 )の正面下部に
それぞれ設けられており、X−Yロボット112に設置
された真空発生源125に対して図示しないホースを介
して連結されている。この真空発生源125は制御ユニ
ット17に接続されており、各バキュームパッド120
a1 〜120a8 は、制御ユニット17の制御に基づく
真空発生源125の駆動によりワークを吸着保持可能に
なっている。
【0068】また、支持プレート119の前面上部に
は、制御ユニット17に接続されたロッドレスエアシリ
ンダ130が設けられており、このロッドレスエアシリ
ンダ130は、移動パッドホルダ122a2 〜122a
8 の内の所定のホルダをシャフト123、123に沿っ
て移動可能に構成されている。したがって、制御ユニッ
ト17を介してロッドレスエアシリンダ130を駆動さ
せることにより、移動パッドホルダ122a2 〜122
a8 の水平方向の位置を自由に定めることができ、隣接
するホルダ間のピッチ、すなわち隣接するバキュームパ
ッド120a1 〜120a8 のピッチを自由に変更する
ことも可能である。なお、ワーク吸着動作前において
は、バキュームパッド120a1 〜120a8 のピッチ
は、分離部81の溝93b1 〜93b8 のピッチに対応
したピッチに設定されている。
【0069】さらに、支持プレート119の前面の固定
パッドホルダ122a1 側上部には、ロッドレスエアシ
リンダ130に隣接して当該ロッドレスエアシリンダ1
30の水平移動をストッパーを介して停止させるショッ
クアブソーバー131が取り付けられており、このショ
ックアブソーバー131のストッパー位置をワークWの
形状に応じて予め定めておくことにより、当該ストッパ
ー位置に当接するまで移動パッドホルダ122a2 〜1
22a8 を固定パッドホルダ122a1 側へ移動させて
各パッドホルダ122a1 〜122a8 を密着させるこ
とができる。
【0070】以上のように構成された分離部81及びロ
ーダ部82によれば、整列フィーダ80の各通路86a
1 〜86a8 を介して搬送されてきたワークW(図7中
は、通路86a4 を介して搬送されてきたワークWのみ
を示している)は、ワーク受け渡し部86b1 〜86b
8 を介して分離部81の溝93b1 〜93b8 に供給さ
れて停止する。このとき、各ワーク検出センサ94によ
り対応する溝93b1〜93b8 にワークWが保持され
ていることが検出され、この検出信号は制御ユニット1
7に送られる。
【0071】制御ユニット17は、送られた検出信号に
応じてエアシリンダを駆動させてガイドシャフト91を
上昇させて、分離部81のワーク保持ブロック92を基
準高さ位置から所定の高さ位置(この位置をローダ搬送
位置とする)まで上昇させる(図8参照)。
【0072】このとき、制御ユニット17の制御に応じ
てローダ部82のX−Yロボット112は、支持部11
1をX−Y平面内で移動させ、分離部81の各溝93b
1 〜93b8 に保持されたワークWの背面側近接位置の
上方に各バキュームパッド120a1 〜120a8 を位
置させる。
【0073】続いて、制御ユニット17の制御に応じた
ロータリーアクチュエータ115の駆動によりバキュー
ムパッド支持部110をLMガイド117、117に沿
って下降させて、各バキュームパッド120a1 〜12
0a8 を対応する分離部81の各ワークWに近接させ
る。
【0074】そして、制御ユニット17の制御に応じた
真空発生源125の駆動により各ワークWを吸着して保
持する(図8参照)。
【0075】次いで、制御ユニット17の制御に応じて
エアシリンダを駆動させてガイドシャフト91を下降さ
せて分離部81(位置決めブロック92)を基準高さ位
置まで下降させるとともに、ローダ部82のX−Yロボ
ット112及びロータリーアクチュエータ115を駆動
させて支持部111を水平方向に移動させ且つバキュー
ムヘッド支持部110を下降させることにより、バキュ
ームパッド120a1〜120a8 を、現在ワーク供給
部13に対向しているMo 板載置部32a(Mo 板支持
部34k1 ,34k2 )に載置されたMo 板M付近まで
搬送する(図9参照。なお、図9では、簡単化のため、
一つのパッドホルダ122a1 及びバキュームパッド1
20a1 を示している)。このとき、制御ユニット17
を介してロッドレスエアシリンダ130を駆動させるこ
とにより、移動パッドホルダ122a2 〜122a8
を、ワークWの形状に応じて最大限固定パッドホルダ1
22a1 側へ密着させる。そして、バキュームパッド1
20a1 〜120a8 に吸着保持され、且つ密着された
ワークWをMo 板M上に、例えばMo 板Mの短手方向に
沿った1列目に15個、2列目に14個と交互で例えば
5列に亘って密着整列させる(図9参照)。なお、スト
ッパー位置を適宜変更することにより、吸着保持された
ワークWの密着ピッチを変更することが可能である。し
たがって、ワークWをその外形如何に係わらず密着整列
させることができる。
【0076】以上の動作を所定回数繰り返してワーク供
給部13によるMo 板MへのワークW密着供給処理が終
了すると、Mo 板送り部11のロータリーテーブル30
が約90°回転して当該ワークWが供給されたMo 板M
が載置されたMo 板載置部32aはスペーサ供給部14
に対向する位置まで回転移動する。
【0077】スペーサ供給部14は、図10に示すよう
に、ボウルフィーダB(図2参照)から排出されたスペ
ーサSを図示しないパーツフィーダにて1列に整列して
搬送する整列フィーダ部141と、この整列フィーダ部
141により搬送されてきたスペーサSを1個ずつ分離
する分離部142と、この分離部142により分離され
たスペーサSを取り出して、現在ロータリーテーブル3
0のスペーサ供給部14に近接且つ対向するMo 板載置
部32aに載置されたMo 板(既にワークが供給されて
いる)Mに供給するローダ部143とを備えている。
【0078】整列フィーダ部141は、ボウルフィーダ
Bの排出口に連設された水平の搬送路144を有する整
列フィーダ145と、ベース面10bに直立状に設けら
れた支柱146とを備え、整列フィーダ145は、支柱
146により支持部147を介して搬送路144が所定
の高さに位置するように支持されている。
【0079】分離部142は、支持部147に取り付け
られており、ワーク供給部13の分離部82と類似した
構成を有している。すなわち、分離部142は、搬送路
144の端部(スペーサ受け渡し部)144aに近接配
置されたスペーサ保持ブロック150と、エアシリンダ
等を有し、制御ユニット17の制御に基づいてスペーサ
保持ブロック150を支柱146の軸方向に沿って上下
動させるブロック移動部151とを備えている。そし
て、保持ブロック150のスペーサ受け渡し部144a
に面する箇所には、当該スペーサ受け渡し部144aの
ピッチに対応し且つスペーサSを十分載置可能な大きさ
の半楕円状の溝152が設けられており、搬送路144
(スペーサ受け渡し部144a)を介して搬送されてき
たスペーサSを溝152により停止させて保持するよう
になっている(なお、スペーサSを分離して保持可能な
分離部142(スペーサ保持ブロック150)の高さ位
置を基準高さ位置という)。
【0080】また、スペーサ保持ブロック150には、
そのスペーサ保持ブロック150にスペーサSが到着し
て保持されたか否かを検出するスペーサ検出センサ15
5が設けられており、このスペーサ検出センサ155の
検出データは、制御ユニット17に送られるようになっ
ている。なお、スペーサSに接触する搬送路144は、
ジュラコンとし部分的に交換可能な構造となっている。
【0081】ローダ部143は、スペーサチャック用の
チャッキングヘッド部160と、このチャッキングヘッ
ド部160を昇降自在に支持する支持部161と、この
支持部161を水平面(X−Y平面)において移動自在
に支持するX−Yロボット162とを備えている。
【0082】支持部161は、X−Yロボット162に
設置された薄型シリンダ165を有し、この薄型シリン
ダ165の駆動力でチャッキングヘッド部160を昇降
移動させるように構成されている。
【0083】チャッキングヘッド部160は、エアシリ
ンダ及びこのエアシリンダにより駆動する駆動機構を内
蔵する筐体166と、この筐体166の下面に突出し且
つ駆動機構に機械的に連結されたペアのチャック用爪部
167、167とを備えている。
【0084】チャック用爪部167、167は、所定長
さ離間し且つ上下方向に沿って互いに平行に対向して配
設されており、それぞれR形状を成している。そして、
チャック用爪部167、167は、エアシリンダの動力
に応じた駆動機能の駆動により互いに近接する方向に移
動して当該爪部167、167の間に位置したスペーサ
Sをチャックして保持し、且つ互いに離れる方向に移動
してチャックしたスペーサSを放出することができるよ
うに構成されている。なお、チャック用爪部167、1
67が最も離間した場合の離間間隔は、スペーサSの肉
圧の長さよりも大きく、爪部167、167が最も近接
した場合の近接間隔は当該肉圧の長さよりも狭くなるよ
うに構成されている。そして、スペーサSチャック前
は、爪部167、167は、最も離間した状態となって
いる。
【0085】以上のように構成された分離部142及び
ローダ部143によれば、整列フィーダ145の搬送路
144を介して搬送されてきたスペーサSは、スペーサ
受け渡し部144aを介して分離部142のスペーサ保
持ブロック150の溝152に供給されて停止する。こ
のとき、スペーサ検出センサ155により溝152にス
ペーサSが保持されていることが検出され、この検出信
号は制御ユニット17に送られる。
【0086】制御ユニット17は、送られた検出信号に
応じてブロック移動部151を駆動させて分離部142
のスペーサ保持ブロック150を基準高さ位置から所定
の高さ位置(この位置をローダ搬送位置とする)まで上
昇させる。
【0087】このとき、制御ユニット17の制御に応じ
てローダ部143のX−Yロボット162は、支持部1
61をX−Y平面内で移動させ、分離部142の溝15
2に保持されたスペーサSの肉圧部分の上方に各チャッ
キングヘッド部160の爪部167、167を位置させ
る。
【0088】続いて、制御ユニット17の制御に応じた
薄型シリンダ165の駆動によりチャッキングヘッド部
160を下降させて、スペーサSの肉圧を爪部167、
167の間隔内に位置させる。そして、制御ユニット1
7の制御に応じたエアシリンダ及び駆動機構の駆動によ
り爪部167、167を互いに近接するように平行移動
させてスペーサSの肉圧部分をチャックして保持する
(図11参照)。
【0089】次いで、制御ユニット17の制御に応じて
ブロック移動部151を駆動させて分離部142のスペ
ーサ保持ブロック150を基準高さ位置まで下降させる
とともに、ローダ部143のX−Yロボット162及び
薄型シリンダ165を駆動させて支持部161を水平方
向に移動させ且つチャッキングヘッド部160を下降さ
せることにより、現在スペーサ供給部14に対向するM
o 板載置部32aに載置されたMo 板M上の所定位置に
チャッキングヘッド部160のチャック用爪部167、
167にチャックされたスペーサSを載置する(図11
参照)。そして、制御ユニット17の制御に応じたエア
シリンダ及び駆動機構の駆動により爪部167、167
を互いに離れるように平行移動させてチャックしていた
スペーサSをMo 板M上の所定位置に供給する。
【0090】以上の動作を所定回数繰り返して(例えば
1枚のMo 板M当たり4個のスペーサを供給する)、ス
ペーサ供給部14によるMo 板MへのスペーサS供給処
理が終了すると、Mo 板送り部11のロータリーテーブ
ル30が約90°回転して、ワークW及びスペーサSが
供給されたMo 板Mが載置されたMo 板載置部32a
は、Mo 板段積み搬送部15に対向する位置まで回転移
動する。
【0091】Mo 板段積み搬送部15は、図12に示す
ように、ベース面10b上に直立状に設けられた断面L
字型の板状のフレーム170と、このフレーム170の
下部に設けられ、Mo 板Mをロータリーテーブル30か
ら取り出すための取り出し部171と、フレーム170
の上部に設けられ、取り出し部171により取り出され
たMo 板Mを5段に段積みしてボート搬送コンベア3上
のMo ボートに収納するためのローダ部172とを備え
ている。
【0092】フレーム170は、その短手方向側の側面
がベース面10bの右側面10tに平行になるように配
設されており、取り出し部171は、その主要部が当該
フレーム170の下部におけるスペーサ供給部14側平
面(内面という)に設置されている。また、ローダ部1
72は、その主要部がフレーム170の上部における内
面に設置されている。そして、フレーム170は、取り
出し部171の後述するMo 板取り出し中心位置が、M
o 板段積み搬送部15に近接且つ対向するロータリーテ
ーブル30の切り欠き部の中心位置に略一致するように
対向するようにベース面110b上に配設されている。
【0093】取り出し部171は、フレーム170内面
に昇降機構175を介して昇降自在且つその矩形状作用
面176aがベース面10bと平行となるように取り付
けられたL形ブロック176と、このL形ブロック17
6aの作用面176aに設置され、当該作用面176a
の長手方向に沿って、すなわち、Mo 板送り部11に対
して近接する方向及び離れる方向にスライド部177を
スライドさせるマグネット式ロッドレスシリンダ178
と、L形ブロック176の作用面176aに平行なスラ
イド部177の上面に設置されたMo 板突き上げ部17
9とを備えている。
【0094】昇降機構175は、フレーム170内面に
互いに所定間隔で対向し且つベース面10bに垂直に配
設されたLMガイド180、180と、このLMガイド
180、180の離間間隔の中心にそのLMガイド18
0、180のガイドラインに平行に配置されたオねじ部
181aを有する転造ボールねじ(以下、ボールねじと
略記する)181と、ボールねじ181に例えばプーリ
ー等の巻掛け伝動機構を介して連結され、その回転駆動
により巻掛け伝動機構を介してボールねじ181のオね
じ部181aを回転させてメねじ部181bを上昇及び
下降運動させるブレーキ付きモータ182とを備えてお
り、L形ブロック176は、LMガイド180、180
に係合された状態でボールねじ181のメねじ部181
bに取り付けられている。
【0095】Mo 板突き上げ部179は、スライド部1
77上面におけるフレーム170側端部に所定間隔をあ
けて対向配置された、フレーム170内面に面した側か
ら見て略L字形及び略逆L字形の支持片185、185
と、同じくスライド部177上面におけるフレーム17
0側と反対側端部に所定間隔をあけて対向配置された略
L字形及び略逆L字形の支持片186、186とを備え
ており、支持片185、185及び186、186に
は、ベース面10b(L形ブロック176の作用面17
6a)に平行な上面にそれぞれ同一の高さの支柱187
が設けられている。
【0096】図12に示すように、支持片185、18
5及び支持片186、186は、その上方に突出した部
分185a及び186aがスライド部177のスライド
方向側の側面に沿って位置するように配設されていると
ともに、その支持片185、185の突出部分185a
の対向間隔及び支持片186、186の突出部分186
aの対向間隔がMo 板Mの短手方向の長さよりも長くな
るように配設されている。なお、4つの支柱185、1
85及び186、186の上面の中心をクロス状に結ん
で形成された交点をMo 板取り出し中心位置とする。
【0097】一方、ローダ部172は、図12に示すよ
うに、Mo 板チャック用のチャッキングヘッド部190
と、このチャッキングヘッド部190をスライド部17
7のスライド方向に沿った水平方向に移動自在に支持す
る支持部191とを備え、この支持部191がフレーム
170上部に取り付けられている。
【0098】支持部191は、スライド部177のスラ
イド方向に平行なガイドラインを有するようにフレーム
170の内面上部に設置されたLMガイド192と、こ
のLMガイド192に取り付けられ、当該LMガイド1
92のガイドラインに沿って水平移動する移動機構19
3を有するロッドレスシリンダ194とを備えている。
【0099】チャッキングヘッド部190は、所定長さ
離間して垂下状に対向配置されたペアのチャック用ポー
ル195、195と、このチャック用ポール195、1
95を支持する支持プレート196と、ロータリーシリ
ンダ197及び支持プレート196に機械的に連結され
た巻掛け伝動機構198を有し、ロータリーシリンダ1
97の回転動力に応じた巻掛け伝動機構198の駆動に
より支持プレート196を、当該支持プレート196の
中心を通り且つポール195の中心軸に沿った軸を回転
軸として約90角度スイングさせるスイング機構199
と、このスイング機構199を保持する保持部200と
を備えており、保持部200が移動機構193に取り付
けられている。
【0100】チャック用ポール195、195は、その
直径がMo 板Mの半円部m1 ,m2の直径よりも若干短
くなるように形成されている。また、チャック用ポール
195、195の下方先端には、Mo 板Mを支持するた
めに、その対向方向に向けて突出して形成されたMo 板
支持片201、201が取り付けられている。
【0101】支持プレート196には、複数のプーリー
やリンク機構を有する移動機構202が取り付けられて
おり、この移動機構202は、ロータリーシリンダ19
7の回転動力に応じてチャック用ポール195、195
を互いに近接する方向に移動し且つ互いに離れる方向に
移動させたり、各チャック用ポール195、195及び
そのポール195、195のMo 板支持片201、20
1の突出方向をその中心軸を回転軸として回転させるこ
とが可能になっている。なお、Mo 板Mをチャックする
前の初期状態においては、チャック用ポール195、1
95は最も離間しており、また、Mo 板支持片201、
201の突出方向は互いに対向する方向になっている。
【0102】また、保持部200は、チャック用ポール
195、195の中心軸に平行な2本の対向配置された
ガイドシャフト205、205等を有する移動機構20
6を備えており、この移動機構206の駆動によりチャ
ック用ポール195、195、支持プレート196、及
びスイング機構199を一体として昇降移動させること
ができる。
【0103】以上のように構成されたMo 板段積み搬送
部15によれば、Mo 板段積み搬送部15に対向する位
置までワークW及びスペーサSが供給されたMo 板M
(以下、単にMo 板Mという)が回転移動してきたと
き、すなわち、取り出し部171のMo 板突き上げ部1
79の上方にMo 板Mが位置したとき、制御ユニット1
7の制御に応じて昇降機構175のブレーキ付きモータ
182及びボールねじ181を駆動させて、メねじ部1
81b及びL形ブロック176を上昇させる。
【0104】このとき、Mo 板突き上げ部179の支持
片185〜186及びその支持片185〜186に設け
られた支柱187は、L形ブロック176の上昇と共に
上昇し、当該Mo 板突き上げ部179の上方に位置する
切り欠き部33aを通過してMo 板載置部32aに載置
されたMo 板Mを支持片185〜186の突出部分18
5a,186aにより支持した状態で支柱187により
突き上げて当該Mo 板Mをロータリーテーブル30のM
o 板載置部32aから分離する(図13;矢印A参
照)。
【0105】Mo 板載置部32aからMo 板Mが分離し
た状態で、制御ユニット17の制御に応じてロッドレス
シリンダ178を駆動させてスライド部177をロータ
リーテーブル30から離れる方向へスライドさせる。こ
の結果、スライド部177上のMo 板突き上げ部179
もスライド部177と共にロータリーテーブル30から
離れる方向へスライドし、切り欠き部33aの上方位置
から離れる(図13;矢印B参照)。
【0106】ロータリーテーブル30の切り欠き部33
aの上方位置から完全に離れる位置までスライドした状
態において、制御ユニット17の制御に応じて保持部2
00の移動機構206を駆動させてチャック用ポール1
95、195、支持プレート196、及びスイング機構
199を一体として下降させるとともに、ロータリーシ
リンダ197及び巻掛け伝動機構198を介してスイン
グ機構199を駆動させて、支持プレート196をその
チャック用ポール195がMo 板突き上げ部179上の
Mo 板Mの半円部m1 ,m2 に対向する位置に到達する
まで移動させる。
【0107】そして、制御ユニット17の制御に応じて
移動機構202を駆動させてチャック用ポール195、
195を互いに近接する方向に移動させ、当該ポール1
95、195をMo 板Mの半円部m1 ,m2 にそれぞれ
係合させる(図13;矢印B参照)。
【0108】ポール195、195がMo 板Mの半円部
m1 ,m2 に係合した状態で、制御ユニット17の制御
に応じてローダ部172の移動機構206を駆動させて
チャック用ポール195、195、支持プレート19
6、及びスイング機構199を一体として上昇させる。
このとき、Mo 板Mは、チャック用ポール195、19
5のMo 板支持片201、201に支持されて、支持プ
レート196等とともに一体に上昇し、Mo 板突き上げ
部179から分離する(図13矢印C参照)。
【0109】支持プレート196及びMo 板M等が所定
位置まで上昇した状態において、制御ユニット17の制
御に応じてロータリーシリンダ194を駆動させて移動
機構193を所定位置までスライドさせる。このとき、
移動機構193に取り付けられた保持部200は、チャ
ック用ポール195、195にMo 板Mがチャックされ
た状態で移動機構193のスライドと共に所定位置まで
スライドする。
【0110】所定位置までスライドした状態において、
保持部200の移動機構206を駆動させてチャック用
ポール195、195、支持プレート196、及びスイ
ング機構199を一体として、チャック用ポール19
5、195の下端部分が所定のMo 板載置位置近傍に到
達するまで下降させる。そして、制御ユニット17の制
御に応じて移動機構202を駆動させて各チャック用ポ
ール195、195(すなわち、ポール195、195
のMo 板支持片201、201の突出方向)を回転させ
ることにより、当該Mo 板支持片201、201にチャ
ックされていたMo 板MをMo 板載置位置に載置する。
【0111】続いて以上の動作を次にMo 板段積み搬送
部15に対向する位置まで回転移動してきたMo 板M2
に対して行なうことにより、そのMo 板Mは、Mo 板載
置位置に載置された最初のMo 板M1 の上に、当該Mo
板M1 に供給されたスペーサSを介して段積みされる。
【0112】このようにして所定段数(5段)Mo 板M
1 〜M5 が段積みされた状態で、制御ユニット17の制
御に応じて上述した各移動機構を同様の制御によりそれ
ぞれ駆動させることにより、チャック用ポール195、
195を最下段のMo 板M1の半円部m1 ,m2 にそれ
ぞれ係合させて当該チャック用ポール195、195を
上昇させることにより、段積みされたMo 板M1 〜M5
を所定のMo ボートの上方へ搬送し、当該Mo ボート内
へ収納する。
【0113】次にワーク整列段積み装置6の全体動作に
ついて説明する。
【0114】マグネトロン用製造ライン1が稼働する
と、Mo 板塗布工程及びMo 板乾燥工程が施されたワー
クWは、10個ずつワーク搬送コンベア2を介してワー
ク整列段積み装置6に送られてくる。
【0115】このとき、Mo 板乾燥工程終了後のワーク
W搬送タイミングに応じて予め定められたタイミングで
Mo 板供給部12のローダ部41の上述した吸着及び搬
送動作によりストッカー部40からロータリーテーブル
30のMo 板載置部32aに自動的に供給されたMo 板
Mは、Mo 板送り部11の動作に基づくロータリーテー
ブル30の回転(なお、回転時間をtr とする)により
ワーク供給部13に対向する位置に移動する。
【0116】ワーク供給部13に対向する位置にMo 板
M1 が移動すると、制御ユニット17の制御に基づいて
ワーク供給部13により上述したワークWの整列、分
離、及び搬送動作が実行され、ワークWがMo 板M1 に
密着整列して供給される(図9参照)。
【0117】一方、上記ロータリーテーブル30の回転
によりMo 板載置部32dはMo 板供給部12に対向す
る位置に移動しているため、上述したワークW供給動作
と同時に2枚目のMo 板M2 のMo 板載置部32bの供
給動作も行なわれる(なお、ワーク供給動作時間tw の
方がMo 板供給動作tm よりも大きいとする)。
【0118】そして、ワーク供給部13の動作が所定回
数繰り返されてワーク供給部13によるMo 板M1 への
ワークWの密着供給処理が全て終了すると、ワークWが
供給されたMo 板M1 は、Mo 板送り部11の動作に基
づくロータリーテーブル30の回転によりスペーサ供給
部14に対向する位置まで移動し、Mo 板M2 はワーク
供給部13に対向する位置まで移動する。
【0119】スペーサ供給部14に対向する位置にMo
板M1 が移動すると、制御ユニット17の制御に基づい
てスペーサ供給部14により上述したスペーサSの分離
及び搬送動作が実行され、スペーサSがMo 板M1 の所
定位置に供給される(図11参照)。
【0120】またMo 板M2 に対してもワーク供給部1
3の動作によりワーク密着供給処理が行なわれており、
さらに、Mo 板供給部12に対向する位置に移動したM
o 板載置部32cに対しても3枚目のMo 板M3 が供給
される(なお、スペーサ供給時間ts >tw >tm とす
る)。
【0121】スペーサ供給部14の動作が所定数繰り返
されてスペーサ供給部14によるMo 板M1 へのスペー
サS供給動作が全て終了すると、ワークW及びスペーサ
Sが供給されたMo 板M1 は、Mo 板送り部11の動作
に基づくロータリーテーブル30の回転移動によりMo
板整列段積み搬送部15に対向する位置まで回転移動
し、同様にMo 板M2 →スペーサ供給部14、Mo 板M
3 →ワーク供給部13と回転移動する。
【0122】続いて、Mo 板段積み搬送部15に対向す
る位置にMo 板M1 が移動すると、制御ユニット17の
制御に基づいてMo 板段積み搬送部15により上述した
Mo板M1 の段積み用搬送動作が行なわれる。
【0123】またMo 板M2 に対してもスペーサ供給部
14の動作によりスペーサ供給処理が行なわれ、Mo 板
M3 に対してワーク供給部13の動作によりワーク密着
供給処理が行なわれている。さらに、Mo 板供給部12
に対向する位置に移動したMo 板載置部32dに対して
も4枚目のMo 板M4 が供給される(なお、Mo 板段積
み用搬送処理時間tc >ts >tw >tm とする)。
【0124】段積み用搬送動作が終了すると、Mo 板M
1 が分離されたMo 板載置部32aは、Mo 板送り部1
1の動作に基づくロータリーテーブル30の回転により
Mo板供給部12に対向する位置まで移動し、同様に、
Mo 板M2 →Mo 板段積み搬送部15、Mo 板M3 →ス
ペーサ供給部14、Mo 板M4 →ワーク供給部13と回
転移動して、以下、上述した動作が順次供給されてくる
Mo 板M5 、M6 、・・・に対して連続して行なわれ
る。
【0125】以上の動作に対応する制御ユニット17の
Mo 板送り部11の制御タイミング、Mo 板供給部12
の制御タイミング、ワーク供給部13の制御タイミン
グ、スペーサ供給部14の制御タイミング、及びMo 板
段積み搬送部15の制御タイミングの概要を表すタイム
チャートを図14に示す。
【0126】図14に示すように、各動作部(Mo 板供
給部12、ワーク供給部13、スペーサ供給部14、及
びMo 板段積み搬送部15)の動作時間(制御時間)に
対応させてMo 板送り部11の制御タイミング(ロータ
リーテーブル30の回転移動タイミング)を定めている
ため、各動作部(Mo 板供給部12、ワーク供給部1
3、スペーサ供給部14、及びMo 板段積み搬送部1
5)のロータリーテーブル30の回転移動に応じた動作
により連続したワーク密着整列処理及びワークが整列密
着されたMo 板の段積み・搬送処理を自動的且つ無人で
行なうことができる。なお、本実施形態における段積み
数である5の倍数枚目のMo 板M5 、M10、…において
は、例えばMo 板M5 をM1 〜M4 が段積みされたMo
板M1 〜M4の上へさらに段積みした後、その所定段
(5段)に段積みされたMo 板M1 〜M5 をMo ボート
へ搬送し収納する際の処理時間tc1がかかることにな
り、後は他のMo 板と同様の処理になる。
【0127】以上詳述したように、本実施形態のワーク
整列段積み装置6によれば、ワークの密着整列処理、及
び当該ワークが密着整列されたMo 板の段積み処理を自
動的且つ無人(あるいは、動作監視オペレータ等必要最
小限)で機械的に行なうようにしたため、当該密着整列
処理及び段積み処理の効率を向上させ、ワーク製造コス
トを飛躍的に高めることができる。
【0128】また、本実施形態のワーク整列段積み装置
6によれば、ワークWをMo 板Mに整列供給するローダ
部82におけるワークW搬送供給部分をバキュームパッ
ド120a1 〜120a8 を用いて構成し、当該バキュ
ームパッド120a1 〜120a8 のピッチを自由に変
化できるように構成したため、自動的且つ無人の機械的
なワーク整列処理においてもワークを密着整列すること
ができ、Mo 板Mに対するワーク供給効率を向上させる
ことができる。
【0129】さらに、本実施形態のワーク整列段積み装
置6によれば、ワークWが密着供給されたMo 板Mに対
するスペーサSをローダ部143の搬送動作により自動
的に、しかもMo 板Mにおける所望の位置へ供給するこ
とができる。すなわち、スペーサをMo 板に予め固定し
ておく必要がないため、Mo 板を専用化することなくど
んなワークに対してでも用いることができ、Mo 板の汎
用性を高めることができる。
【0130】また、Mo 板のみを段積みしてストッカー
等に収納する場合においても、スペーサが固定されてい
ない分だけ収納スペースが増大する。
【0131】さらに、ワークをMo 板上に載置する際に
スペーサとの位置的干渉が発生しないため、ワークを最
大限密着させてMo 板上に載置することができ、Mo 板
上のワーク積載量を増大させることができる。この結
果、ワーク製造効率を向上させることができる。
【0132】なお、本実施形態では、部品(ワーク)と
して、マグネトロンに用いられる例えば直径20mmの円
筒形のセラミックス部品を例にとったマグネトロン用セ
ラミックス部品製造ラインに用いられるワーク整列段積
み装置について説明したが本発明はこれに限定されるも
のではなく、他のワークを加工製造するラインにおいて
も適用可能である。
【0133】また、本実施形態では、板状治具としてM
o 板を用いたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、他の材料で形成された板状治具(例えばワークの種
類に応じて定められる)を用いてもよい。
【0134】さらに、本実施形態では、密着整列してワ
ークが供給されたMo 板をスペーサ供給動作を介して段
積みするワーク整列段積み装置について説明したが、段
積みする必要の無い装置、すなわち、順次搬送されてく
る多数のワークを整列してMo 板に密着して整列供給す
るワーク整列装置についても適用できるのは当然であ
る。
【0135】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るワーク整
列装置、ワーク整列段積み方法及びワーク整列段積み装
置によれば、ワークの密着整列処理、及び(あるいは)
ワークが密着整列された板状治具の段積み処理を統括制
御手段の統括制御に基づく各動作手段(テーブル手段、
板状治具供給手段、ワーク供給手段、スペーサ供給手段
及び板状治具段積み手段)の連続した動作により自動的
且つ無人で機械的に行なうことができるため、密着整列
処理及び(あるいは)段積み処理の効率を向上させ、ワ
ーク製造コストを飛躍的に高めることができる。
【0136】特に、本発明によれば、第1の移動支持機
構により、複数の吸着機構における隣接する吸着機構間
のピッチが最小限度にされた状態、すなわち、当該複数
の吸着機構に吸着された各ワークが密着した状態で当該
ワークを板状治具上整列供給することができるため、ワ
ークを最大限に密着した状態で整列供給することがで
き、板状治具に対するワーク供給効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるワーク整列段積み
装置を用いたマグネトロン用セラミックス部品製造ライ
ンの概略構成を示す斜視図。
【図2】ワーク整列段積み装置の概略構成を拡大して示
す斜視図。
【図3】ロータリーテーブルの構成を示す上面図。
【図4】ストッカー部の概略構成を拡大して示す斜視
図。
【図5】ローダ部の概略構成を拡大して示す斜視図。
【図6】ローダ部のMo 板供給動作を説明するための
図。
【図7】整列フィーダ部及び分離部の概略構成を拡大し
て示す斜視図。
【図8】ローダ部の概略構成を拡大して示す斜視図。
【図9】ローダ部のワーク供給動作を説明するための
図。
【図10】スペーサ供給部の概略構成を拡大して示す斜
視図。
【図11】ローダ部のスペーサ供給動作を説明するため
の図。
【図12】Mo 板段積み搬送部の概略構成を拡大して示
す斜視図。
【図13】Mo 板段積み搬送部のロータリーテーブルか
らのMo 板分離動作を説明する溜めの図。
【図14】制御ユニットのMo 板送り部、Mo 板供給
部、ワーク供給部、スペーサ供給部、及びMo 板段積み
搬送部の制御タイミングの概要を表すタイムチャート。
【図15】従来のスペーサが固定された板状治具を用い
たワーク整列工程を示す斜視図。
【符号の説明】
6 ワーク整列段積み装置 11 Mo 板送り部 12 Mo 板供給部 13 ワーク供給部 14 スペーサ供給部 15 Mo 板段積み搬送部 16 ワーク整列段積みユニット 17 制御ユニット 30 ロータリーテーブル 31、62、71、111、147、161、191
支持部 32a〜32d Mo 板載置部 33a〜33d 切り欠き部 40 ストッカー部 47、60、170 フレーム 48、181 転造ボールねじ 49 フォーク 50 シャフト 55、182 ブレーキ付きモータ 56 上昇端検知センサ 57 下降端検知センサ 61、110、117 バキュームヘッド部 65、180、192 LMガイド 66、194 ロッドレスシリンダ 70 エアシリンダ 72、120a1 〜120a8 バキュームパッド 80、145 整列フィーダ 81、142 分離部 82、143、172 ローダ部 85、144 搬送路 86(86a1 〜86a8 ) 通路 86b1 〜86b8 ワーク受渡し部 91、205 ガイドシャフト 92 ワーク保持ブロック 93b1 〜93b8 、152 溝 94 ワーク検出センサ 110 バキュームヘッド支持部 112、162 X−Yロボット 115 ロータリーアクチュエータ 121 バキュームパッドホルダ機構 122a1 固定パッドホルダ 122a2 〜122a8 移動パッドホルダ 123 シャフト 124 リンク機構 125 真空発生源 130 ロッドレスエアシリンダ 131 ショックアブソーバー 141 整列フィーダ部 144a スペーサ受け渡し部 146、187 支柱 150 スペーサ保持ブロック 151 ブロック移動部 155 スペーサ検出センサ 160、190 チャッキングヘッド部 165 薄型シリンダ 167 チャック用爪部 171 取り出し部 175 昇降機構 176 L形ブロック 177 スライド部 178 マグネット式ロッドレスシリンダ 179 Mo 板突き上げ部 185、186 支持片 193、202、206 移動機構 195 チャック用ポール 196 支持プレート 197 ロータリーシリンダ 198 巻掛け伝動機構 199 スイング機構 200 保持部 201 Mo 板支持用片
フロントページの続き (72)発明者 秋元 俊之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク積載用の板状治具を載置可能な複
    数の載置部が設置されたテーブル部,及びこのテーブル
    部を移動させて前記複数個の載置部を循環して移動させ
    る移動部を備えたテーブル手段と、前記板状治具を複数
    枚ストックするストック手段と、このストック手段から
    所定のタイミングに応じて前記板状治具を1枚ずつ取り
    出して搬送し、その搬送してきた板状治具を前記テーブ
    ル手段により循環して移動してくる載置部毎にそれぞれ
    載置する板状治具供給手段と、多数のワークを複数列に
    整列して順次搬送するワーク整列搬送部,順次搬送され
    てきたワークを所定タイミングに応じて各列の先頭に位
    置する複数個のワーク毎に順次前記ワーク整列搬送部か
    ら分離するワーク分離部,及びこのワーク分離部により
    複数個のワークが分離される毎に駆動して当該複数個の
    ワークを保持して搬送するとともに、当該搬送してきた
    複数個のワークを前記テーブル手段により前記板状治具
    供給手段を介して送られてくる板状治具上にそれぞれ密
    着状態で整列配置するワーク密着整列部を備え、当該ワ
    ーク分離部及びワーク密着整列部の動作により送られて
    きた板状治具毎に所定数のワークを供給するワーク供給
    手段と、前記テーブル手段、前記板状治具供給手段、及
    び前記ワーク供給手段をそれぞれ統轄して制御する統轄
    制御手段とを備えたことを特徴とするワーク整列装置。
  2. 【請求項2】 ワーク積載用の板状治具を載置可能な複
    数の載置部が設置されたテーブル部,及びこのテーブル
    部を移動させて前記複数個の載置部を循環移動させる移
    動部を備えたテーブル手段と、前記板状治具を複数枚ス
    トックするストック手段と、このストック手段から所定
    のタイミングに応じて前記板状治具を1枚ずつ取り出し
    て搬送し、その搬送してきた板状治具を前記テーブル手
    段により循環して移動してくる載置部毎にそれぞれ載置
    する板状治具供給手段と、多数のワークを複数列に整列
    して順次搬送するワーク整列搬送部,順次搬送してきた
    ワークを所定タイミングに応じて各列の先頭に位置する
    複数個のワーク毎に順次前記ワーク整列搬送部から分離
    するワーク分離部,及びこのワーク分離部により複数個
    のワークが分離される毎に駆動して当該複数個のワーク
    を保持して搬送するとともに、当該搬送してきた複数個
    のワークを前記テーブル手段により前記板状治具供給手
    段を介して送られてきた板状治具上にそれぞれ密着状態
    で整列配置するワーク密着整列部を備え、当該ワーク分
    離部及びワーク密着整列部の動作により送られてくる板
    状治具毎に所定数のワークを供給するワーク供給手段
    と、予めストックされた複数のスペーサを1列に整列し
    て順次搬送するスペーサ整列搬送部,順次搬送してきた
    スペーサにおける先頭のスペーサを所定タイミングに応
    じて順次分離するスペーサ分離部,及びこの分離部によ
    りスペーサが分離される毎に駆動して当該分離されたス
    ペーサを保持して搬送し、この搬送してきたスペーサを
    前記テーブル手段により送られてきた前記ワークが供給
    された板状治具上の所定位置に供給するスペーサ搬送供
    給部を備え、当該スペーサ分離部及びスペーサ搬送供給
    部部の動作により各板状治具毎に所定数のスペーサを供
    給するスペーサ供給手段と、前記テーブル手段により順
    次送られてきた前記ワーク及びスペーサが供給された板
    状治具を順次前記載置部から分離して所定位置まで搬送
    して当該所定位置に段積みする板状治具段積み手段と、
    前記テーブル手段、前記板状治具供給手段、前記ワーク
    供給手段、前記スペーサ供給手段及び前記板状治具段積
    み手段をそれぞれ統轄して制御する統轄制御手段とを備
    えたことを特徴とするワーク整列段積み装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブル部は略円形で且つ前記複数
    の載置部は4個であり、この4個の載置部は当該略円形
    のテーブル部上面にその中心に対して対称的に設置され
    ているとともに、 前記ストック手段、前記ワーク供給手段、前記スペーサ
    供給手段及び前記板状治具段積み手段は、前記テーブル
    部の周囲に配設されている一方、 前記移動部は前記略円形のテーブル部を前記各載置部が
    前記ストック手段、前記ワーク供給手段、前記スペーサ
    供給手段及び前記板状治具段積み手段に略対向する位置
    に到達するように間欠状に回転させるようにした請求項
    2記載のワーク整列段積み装置。
  4. 【請求項4】 前記ストック手段は、前記複数枚の板状
    治具を載置する載置部と、この載置部を前記所定のタイ
    ミングに応じて昇降自在に支持する支持部とを有し、前
    記板状治具供給手段は、垂下状に支持された吸着機構
    と、この吸着機構を水平方向及び垂直方向に移動可能に
    支持する移動支持機構とを有しており、前記移動支持機
    構を介して前記吸着機構を移動させて前記載置部に載置
    された複数枚の板状治具における最上部の板状治具を吸
    着保持し、当該移動支持機構を介して前記吸着機構を移
    動させてこの吸着機構により保持された板状治具を前記
    板状治具上に載置するように構成した請求項2又は3記
    載のワーク整列段積み装置。
  5. 【請求項5】 前記ワーク分離部は、前記ワーク整列搬
    送部により搬送されてきた複数列のワークにおける各列
    の先頭に位置する複数個のワークのみを1列に並べて保
    持する保持機構と、この保持機構を上昇させて当該複数
    個のワークを他のワークから分離する上昇分離機構とを
    有するとともに、 前記ワーク密着整列部は、前記上昇分離機構により上昇
    分離されたワークの数に対応した複数の吸着機構と、こ
    の複数の吸着機構における隣接する吸着機構間のピッチ
    を前記ワークの列方向に沿って移動可能に支持する第1
    の移動支持機構と、前記吸着機構及び移動支持機構を水
    平方向及び垂直方向に移動可能に支持する第2の移動支
    持機構とを有しており、前記第2の移動支持機構を介し
    て前記複数の吸着機構を移動させて前記複数個のワーク
    をそれぞれ吸着して保持し、当該第2の移動支持機構を
    介して前記第1の移動支持機構及び前記複数個のワーク
    が保持された前記複数の吸着機構を一体に移動させると
    ともに、当該第1の移動支持機構を介して前記複数の吸
    着機構における隣接する吸着機構間のピッチを最小限度
    にした状態で当該吸着機構に保持された複数個のワーク
    を前記板状治具上に整列配置するようにした請求項2、
    3又は4記載のワーク整列段積み装置。
  6. 【請求項6】 前記スペーサ分離部は、前記スペーサ整
    列搬送部により搬送されてきたスペーサにおける先頭に
    位置するスペーサのみを保持する保持機構と、この保持
    機構を上昇させて当該スペーサを他のスペーサから分離
    する上昇分離機構とを有するとともに、 前記スペーサ供給部は、前記上昇分離機構により上昇分
    離されたスペーサをチャックするためのチャック機構
    と、このチャック機構を支持する支持機構と、前記チャ
    ック機構及び支持機構を水平方向及び垂直方向に移動可
    能に支持する移動支持機構とを有しており、前記移動支
    持機構を介して前記チャック機構を移動させて前記スペ
    ーサをチャッキングして保持し、当該移動支持機構を介
    して前記支持機構及び前記スペーサが保持された前記チ
    ャック機構を一体に移動させて前記スペーサが供給され
    た板状治具上の所定位置に配設するようにした請求項2
    乃至5の内の何れか1項記載のワーク整列段積み装置。
  7. 【請求項7】 板状治具段積み手段は、前記ワーク及び
    スペーサが供給された板状治具を上昇させることにより
    前記載置部から分離する上昇分離部と、この上昇分離さ
    れた板状治具を所定方向にスライドさせて前記テーブル
    部上方から離間させる離間部と、当該テーブル部から離
    間された板状治具をチャックするためのチャック機構
    と、このチャック機構を回転自在に支持する回転支持機
    構と、この支持機構を垂直方向及び水平方向に移動自在
    に支持する移動支持機構とを有しており、前記移動支持
    機構及び前記回転支持機構を介して前記チャック機構を
    移動させて前記テーブル部から離間された板状治具をチ
    ャッキングして保持し、当該移動支持機構を介して前記
    回転支持機構及び及び前記板状治具が保持された前記チ
    ャック機構を一体に移動させて前記所定位置に載置する
    ようにした請求項2乃至6の内の何れか1項記載のワー
    ク整列段積み装置。
  8. 【請求項8】 ワーク積載用の板状治具を載置可能な複
    数の載置部が設置されたテーブル部を移動させて前記複
    数個の載置部を循環移動させるステップと、前記板状治
    具を複数枚ストックしておくステップと、このストック
    された板状治具を所定のタイミングに応じて1枚ずつ取
    り出して搬送し、その搬送してきた板状治具を循環して
    移動してくる載置部毎にそれぞれ載置する板状治具供給
    ステップと、多数のワークを複数列に整列して順次搬送
    し、搬送してきたワークを所定タイミングに応じて各列
    の先頭に位置する複数個のワーク毎に順次分離し、その
    分離された複数個のワークを保持して搬送し、その搬送
    してきた複数個のワークを前記テーブル部循環移動ステ
    ップにより前記板状治具供給ステップを介して送られて
    くる板状治具上にそれぞれ密着状態で整列配置すること
    により、送られてくる板状治具毎に所定数のワークを供
    給するワーク供給ステップと、予めストックされた複数
    のスペーサを1列に整列して順次搬送し、順次搬送して
    きたスペーサにおける先頭のスペーサを所定タイミング
    に応じて順次分離し、分離されたスペーサを保持して搬
    送し、搬送してきたスペーサを前記テーブル部循環移動
    ステップにより送られた前記ワークが供給された板状治
    具上の所定位置に供給することにより、各板状治具毎に
    所定数のスペーサを供給するスペーサ供給ステップと、
    前記テーブル手段により順次送られてきた前記ワーク及
    びスペーサが供給された板状治具を順次前記載置部から
    分離して所定位置まで搬送して当該所定位置に段積みす
    る板状治具段積みステップとを備えたことを特徴とする
    ワーク整列段積み方法。
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