JPH11179690A - ワーク保持装置 - Google Patents

ワーク保持装置

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JPH11179690A
JPH11179690A JP34946597A JP34946597A JPH11179690A JP H11179690 A JPH11179690 A JP H11179690A JP 34946597 A JP34946597 A JP 34946597A JP 34946597 A JP34946597 A JP 34946597A JP H11179690 A JPH11179690 A JP H11179690A
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work
holding
holding finger
pressing
pressing member
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JP34946597A
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Isao Matsuo
勲 松尾
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KYOEI DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークを変形させることなくワークを均一な力
で確実に保持し、ワークの加工効率或は搬送効率を向上
させる。 【解決手段】保持用フィンガー5と、保持用フィンガー
5の先端に形成された円錐状又は球面状の嵌合部5a
と、保持用フィンガー内に摺動自在に嵌合された作動ロ
ッド6と、作動ロッド6の先端に固定され、円錐状又は
球面状の嵌合部7aが形成された楔部材7と、保持用フ
ィンガー5と楔部材7の間に嵌合され径方向に移動自在
に配設された複数の押圧部材9a〜9cと、各押圧部材
の外周に装着された弾性リング10とを備え、軸孔1c
を有するワーク1に対し前記押圧部材により前記軸孔の
内周面を押圧することによりワークを保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型精密部品等の
ワークの自動加工ライン或は小型搬送部品等のワークの
搬送ラインにおいて、ワークを着脱可能に保持するワー
ク保持装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータ用のハードディス
クドライブ(HDD)の磁気ヘッド用キャリッジのよう
にミクロンオーダーの加工精度を必要する精密部品は、
アルミの押し出し又は引き抜きにより成形したものを切
削、研磨する方法が採用されている。
【0003】図9は、上記キャリッジの斜視図を示し、
キャリッジ1は、基部1aと、この基部1aから平行に
延びるように櫛状に一体成形された複数のプレート部
(アーム部)1bとを備え、プレート部1b間に多数の
スリット1fが形成された構造になっている。なお、1
g、1hはネジを通すための穴である。前記基部1aに
はキャリッジ1を支持するための軸孔1cが形成される
とともに、各プレート部1bの先端部には、磁気ヘッド
を取りつけるためのヘッド取付孔1dと、プレート部1
bの軽量化のための開口1eとが切削加工により形成さ
れている。そして、複数のアーム部1bがHDDの複数
のディスク間に張り出すように移動し磁気ヘッドがディ
スクの情報を読み取るように構成されている。各プレー
ト部1bの外周や、軸孔1c、1d、開口1eの角部に
は切削によりバリが発生するので、このまま組み立てる
とバリがディスクに接触してディスク面を傷を付けた
り、ディスクとヘッドの間にバリが挟まったり、切削屑
がディスク上に落下してディスクやヘッドが破損してし
まうという問題があるため、各部のバリ取り及び面取り
を確実に行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記キャリッジのバリ
取り及び面取りを自動化ラインにおいて行う場合、キャ
リッジ1の基部1aをロボットハンドにより把持するこ
とが考えられ、例えば、実公平4−17353号におい
ては、3つのチャック爪14を楔部材13により拡径さ
せワークを保持させるようにしているが、チャック爪1
4を支持板19にピン143で支持する構造のため、構
造が複雑、大型になると共に、小さな穴には入らないと
いう欠点を有している。また、キャリッジのバリ取り及
び面取り工程においては、キャリッジに強力な力が作用
するため、キャリッジをその位置で保持することは困難
であり、これを解決するためにロボットハンドの把持力
を強めるとアルミからなるキャリッジを変形させてしま
うという問題を有している。この問題は、小型精密部品
等のワークの自動加工ライン或は小型搬送部品等のワー
クの搬送ラインにおいても同様である。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、ワークを変形させることなくワークを均一な
力で確実に保持し、ワークの加工効率或は搬送効率を向
上させることができるワーク保持装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載ワーク保持装置は、保持用フィ
ンガー5と、保持用フィンガー5の先端に形成された円
錐状又は球面状の嵌合部5aと、保持用フィンガー内に
摺動自在に嵌合された作動ロッド6と、作動ロッド6の
先端に固定され、円錐状又は球面状の嵌合部7aが形成
された楔部材7と、保持用フィンガー5と楔部材7の間
に嵌合され径方向に移動自在に配設された複数の押圧部
材9a〜9cと、各押圧部材の外周に装着された弾性リ
ング10とを備え、軸孔1cを有するワーク1に対し前
記押圧部材により前記軸孔の内周面を押圧することによ
りワークを保持することを特徴とし、請求項2記載の発
明は、請求項1において、上記保持用フィンガー5の嵌
合部5aに突出するように設けられたガイド部材17
と、上記押圧部材9a〜9cの他端に形成されたガイド
溝15を備え、前記ガイド部材17をガイド溝15に係
合させたことを特徴とし、請求項3記載の発明は、請求
項1において、上記保持用フィンガー5の嵌合部5aに
突出するように設けられたガイドピン19を備え、該ガ
イドピン19を隣接する押圧部材9a〜9c間に配設し
たことを特徴とし、請求項4記載の発明は、請求項1に
おいて、上記楔部材7と保持用フィンガー5との間に、
上面および下面に嵌合部5a、7aを有する中間体30
を装着し、楔部材7と中間体30の間および中間体30
と保持用フィンガー5との間にそれぞれ押圧部材9a〜
9cを装着したことを特徴とし、請求項5記載の発明
は、保持用フィンガー5と、該保持用フィンガーの先端
側に形成された複数の押圧部材21a〜21dと、これ
ら押圧部材の内周面に形成されたテーパ面25と、各押
圧部材の先端外周部に装着された弾性リング22と、前
記保持用フィンガー内に摺動自在に嵌合された作動ロッ
ド6と、該作動ロッドの先端部に形成され、前記押圧部
材のテーパ面と嵌合される円錐状の嵌合部6aとを備
え、軸孔1cを有するワーク1に対し前記押圧部材によ
り前記軸孔の内周面を押圧することによりワークを保持
することを特徴とし、請求項6記載の発明は、請求項
1、5において、上記押圧部材9a〜9c、21a〜2
1dの内方からワークの軸孔に流体を供給することを特
徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の
理解を容易にするために図面と対比させるもので、これ
により本発明が何ら限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1〜図4は、本発明のワーク
保持装置の1実施形態を示し、図1(A)はワーク保持
装置の軸方向断面図、図1(B)は図1(A)のB−B
線に沿って矢印方向に見た断面図である。
【0008】図1(A)において、ワーク保持装置2
は、シリンダ3と、シリンダ3内に往復動可能に嵌合さ
れ油圧又は空気圧により駆動されるピストン4と、シリ
ンダ3に固定された筒状の保持用フィンガー5と、一端
がピストン4に連結されると共に保持用フィンガー5内
に摺動自在に嵌合された作動ロッド6と、作動ロッド6
の他端にネジにより固定された楔部材7と、保持用フィ
ンガー5の先端と楔部材7に嵌合され、作動ロッド6の
周りに配設された押圧ユニット9とから構成されてい
る。
【0009】保持用フィンガー5の先端部には円錐状の
嵌合部5aが一体に形成され、嵌合部5aの下部にはワ
ーク係止用の段部5cが形成されている。また、楔部材
7の下面には逆円錐状の嵌合部7aが形成されている。
押圧ユニット9は、図1(B)に示すように、作動ロッ
ド6の周囲に配設された3つの押圧部材9a、9b、9
cからなり、各押圧部材9a〜9cの外周には2列に溝
が形成され、この溝内に弾性部材からなる弾性リング1
0が嵌合され、弾性リング10により各押圧部材9a〜
9cが外れないようにしている。
【0010】図2は、図1の押圧部材の詳細を示し、図
2(A)押圧部材の側面図、図2(B)は図2(A)の
B方向から見た図、図2(C)は図2(A)を上から見
た図である。図1の押圧部材9a〜9cは同一の形状で
あるので押圧部材9aについて説明する。
【0011】押圧部材9aの外周には前述したように2
列に溝11が形成されている。押圧部材9aは、その内
周側中央部に形成された円弧状曲面の垂直面部12と、
この垂直面部12の一端に形成された逆円錐状部13
と、垂直面部12の他端に形成された円錐状部14と、
この円錐状部14に縦方向に形成されたガイド溝15と
を備えている。なお、保持フィンガー5の嵌合部5a、
楔部材の嵌合部7a及び押圧部材9a〜9cの逆円錐状
部13、円錐状部14の形状は同一になるように設計さ
れている。
【0012】図3(A)は、図1の保持用フィンガーの
先端部を示す正面図、図3(B)は、保持用フィンガー
と押圧部材の係合状態を示す拡大断面図である。図3
(A)において、保持用フィンガー5の先端部の嵌合部
5aの外周には、ロッド挿通孔5bに貫通する3つのキ
ー溝16が形成されている。そして、図3(B)に示す
ように、キー溝16内にキー(ガイド部材)17を挿入
し接着剤で固定し、このガイド部材17が各押圧部材9
a〜9cのガイド溝15に係合され、各押圧部材9a〜
9cが軸方向に滑らかに摺動するように構成している。
【0013】上記構成からなる本実施形態の作用を図4
をも参照しつつ説明する。図4は、図1の状態からワー
クを保持した状態を示し、図4(A)はワーク保持装置
の軸方向断面図、図4(B)は図4(A)のB−B線に
沿って矢印方向に見た断面図である。
【0014】図1は、保持用フィンガー5の作動ロッド
6をワーク1の軸孔1cに挿入した状態を示し、この状
態からピストン4を図1(A)の矢印に示す如く後退さ
せると、楔部材7の嵌合部7aが、押圧部材9a〜9c
の一端の逆円錐状部13内に入り込み、同時に押圧部材
9a〜9cの他端の逆円錐状部14が保持用フィンガー
5の嵌合部5aに沿って嵌合されていく。このとき、保
持用フィンガー5の嵌合部5aに固定されたガイド部材
17が押圧部材9a〜9cのガイド溝15に係合されて
いるため、各押圧部材9a〜9cが嵌合部5aに沿って
滑らかに摺動され、楔部材7の軸方向の移動により、各
押圧部材9a〜9cは、楔部材7の嵌合部7a及び保持
用フィンガー5の嵌合部5aの作用により弾性リング1
0に抗して径方向に広げられ、ついには、図4に示すよ
うに、ワーク1の軸孔1cの内周面に均一に押し付けら
れ、ワーク1を確実に保持することができる。このと
き、ワークの保持力を油圧または空気圧を制御すること
により自由に調整することができる。ワーク1の保持を
解除するときは、ピストン4を前進させると楔部材7の
嵌合部7aが、押圧部材9a〜9cの逆円錐状部13か
ら退出するため、押圧部材9a〜9cが弾性リング10
により内方に移動し、ワーク1の保持が解除される。
【0015】なお、上記実施形態においては、押圧ユニ
ット9を3つに分割しているが、これに限定されるもの
ではなく、要するに複数に分割することが重要である。
また、上記実施形態においては、保持用フィンガー5の
嵌合部5a、楔部材7の嵌合部7a及び押圧部材9a〜
9cの円錐状部13、14の形状を円錐状としている
が、球面等の曲面状であればよく、要するに各部が少な
くとも線接触するような面であればよい。
【0016】次に本発明のワーク保持装置の他の実施形
態について説明する。なお、以下の実施形態の説明にお
いては、前記実施形態と同一の構成には同一番号を付け
て説明を省略する。
【0017】図5は本発明のワーク保持装置の他の実施
形態を示し、図5(A)は図5(B)のA−A線に沿っ
て矢印方向に見た断面図、図5(B)は図5(A)のB
−B線に沿って矢印方向に見た断面図である。本実施形
態においては、各押圧部材9a〜9cの内側両端部に凹
部18を形成するとともに、保持用フィンガー5の嵌合
部5aに三本のガイドピン19を立設し、ガイドピン1
9を隣接する押圧部材9a〜9cの凹部18の間に臨ま
せるようにしている。本実施形態によれば、簡単な構成
で各押圧部材9a〜9cをガイドピン19に沿って軸方
向に滑らかに摺動させることができる。
【0018】図6は本発明のワーク保持装置の他の実施
形態を示す断面図である。本実施形態においては、楔部
材7と保持用フィンガー5との間に、上面に円錐状の嵌
合部5aを有し下面に逆円錐状の嵌合部7aを有する中
間体30を装着し、楔部材7と中間体30の間および中
間体と保持用フィンガー5との間にそれぞれ押圧部材9
a〜9cを装着している。これにより、一つの装置で複
数のワークを保持することができる。
【0019】図7及び図8は、本発明のワーク保持装置
の他の実施形態を示し、図7(A)はワーク保持装置の
軸方向断面図、図7(B)は図7(A)のB−B線に沿
って矢印方向に見た断面図、図8は、図7の状態からワ
ークを保持した状態を示す軸方向断面図である。
【0020】図7(A)において、ワーク保持装置2
は、シリンダ3と、シリンダ3内に往復動可能に嵌合さ
れ油圧又は空気圧により駆動されるピストン4と、シリ
ンダ3に固定された筒状の保持用フィンガー5と、一端
がピストン4に連結されると共に保持用フィンガー5内
に摺動自在に嵌合された作動ロッド6とから構成されて
いる。
【0021】保持用フィンガー5は、ピストン3側に固
定された環状の基部20と、ワーク係止用の段部5c
と、基部20より先端側に形成された4つ割りの押圧部
材21a、21b、21c、21dを有し、各押圧部材
21a〜21dの先端外周部には弾性リング22が装着
され、この弾性リング22をキャップ23により締付固
定している。各押圧部材21a〜21dが締付けられた
とき、各押圧部材21a〜21dの間には隙間27が形
成されるように設計されている。各押圧部材21a〜2
1dの内周面には、先端にいくに従い径が小さくなるテ
ーパ面25が形成され、また、基部20には油、エアま
たは水等の流体供給孔20aが形成され、流体供給孔2
0aは図示しないポンプに接続されている。
【0022】一方、作動ロッド6の先端部には、押圧部
材21a〜21dのテーパ面25と嵌合される円錐状の
嵌合部6aが一体に形成されている。また、作動ロッド
6と保持用フィンガー5の下部との間には流体通路26
が形成されている。さらに、作動ロッド6には、その中
央部には径方向に流体通路6bが形成される共に、この
流体通路6bに連通され上面に開口される流体通路6c
が軸方向に形成されている。
【0023】上記構成からなる本実施形態の作用を図8
をも参照しつつ説明する。図7は、保持用フィンガー5
をワーク1の軸孔1cに挿入した状態を示し、この状態
からピストン4を図7(A)の矢印に示す如く前進させ
ると、作動ロッド6の嵌合部6aが、押圧部材21a〜
21dのテーパ面25内に入り込み、作動ロッド6の軸
方向の移動により、各押圧部材21a〜21cは、弾性
リング22に抗して径方向に広げられ、ついには、図8
に示すように、ワーク1の軸孔1cの内周面に均一に押
し付けられ、ワーク1を確実に保持することができる。
このとき、ワーク1の保持力を油圧または空気圧を制御
することにより自由に調整することができる。また、保
持用フィンガー5をワーク1の軸孔1cに挿入したと
き、流体供給孔20a、流体通路26、6b、6c及び
隙間27から流体がワーク1の軸孔1cに噴出した後、
穴1g、1hから外部に排出され、ワーク加工時に軸孔
1c内に付着するバリ等の異物を除去するようにし、ワ
ーク1がバリにより抜けなくなるのを防止している。
【0024】なお、本実施形態の流体供給系を前述の各
実施形態に採用することも可能である。その場合には、
保持用フィンガー5内に流体通路を形成すればよい。
【0025】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては磁気
ヘッド用キャリッジの保持を例にして説明しているが、
これに限定するものではなく、軸孔を有するワーク或は
孔を形成したワーク全てに適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ワークを変形させることなくワークを均一な
力で確実に保持し、ワークの加工効率或は搬送効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク保持装置の1実施形態を示し、
図1(A)はワーク保持装置の軸方向断面図、図1
(B)は図1(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
【図2】図1の押圧部材の詳細を示し、図2(A)は押
圧部材の側面図、図2(B)は図2(A)のB方向から
見た図、図2(C)は図2(A)を上から見た図であ
る。
【図3】図3(A)は、図1の保持用フィンガーの先端
部を示す正面図、図3(B)は、保持用フィンガーと押
圧部材の係合状態を示す拡大断面図である。
【図4】図1の状態からワークを保持した状態を示し、
図4(A)はワーク保持装置の軸方向断面図、図4
(B)は図4(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
【図5】本発明のワーク保持装置の他の実施形態を示
し、図5(A)は図5(B)のA−A線に沿って矢印方
向に見た断面図、図5(B)は図5(A)のB−B線に
沿って矢印方向に見た断面図である。
【図6】本発明のワーク保持装置の他の実施形態を示す
断面図である。
【図7】本発明のワーク保持装置の他の実施形態を示
し、図7(A)はワーク保持装置の軸方向断面図、図7
(B)は図7(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
【図8】図7の状態からワークを保持した状態を示す軸
方向断面図である。
【図9】本発明が対象とするワークの1例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…ワーク、1c…軸孔 5…保持用フィンガー、5a…嵌合部 6…作動ロッド、6a…嵌合部 7…楔部材、7a…嵌合部 9a〜9c、21a〜21d…押圧部材 10、22…弾性リング 15…ガイド溝 17…ガイド部材 19…ガイドピン 23…テーパ面 30…中間体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持用フィンガーと、該保持用フィンガー
    の先端に形成された円錐状又は球面状の嵌合部と、前記
    保持用フィンガー内に摺動自在に嵌合された作動ロッド
    と、該作動ロッドの先端に固定され、円錐状又は球面状
    の嵌合部が形成された楔部材と、前記保持用フィンガー
    と楔部材の間に嵌合され径方向に移動自在に配設された
    複数の押圧部材と、各押圧部材の外周に装着された弾性
    リングとを備え、軸孔を有するワークに対し前記押圧部
    材により前記軸孔の内周面を押圧することによりワーク
    を保持することを特徴とするワーク保持装置。
  2. 【請求項2】上記保持用フィンガーの嵌合部に突出する
    ように設けられたガイド部材と、上記押圧部材の他端に
    形成されたガイド溝を備え、前記ガイド部材をガイド溝
    に係合させたことを特徴とする請求項1記載のワーク保
    持装置。
  3. 【請求項3】上記保持用フィンガーの嵌合部に突出する
    ように設けられたガイドピンを備え、該ガイドピンを隣
    接する押圧部材間に配設したことを特徴とする請求項1
    記載のワーク保持装置。
  4. 【請求項4】上記楔部材と保持用フィンガーとの間に、
    上面および下面に嵌合部を有する中間体を装着し、楔部
    材と中間体の間および中間体と保持用フィンガーとの間
    にそれぞれ押圧部材を装着したことを特徴とする請求項
    1記載のワーク保持装置。
  5. 【請求項5】保持用フィンガーと、該保持用フィンガー
    の先端側に形成された複数の押圧部材と、これら押圧部
    材の内周面に形成されたテーパ面と、各押圧部材の先端
    外周部に装着された弾性リングと、前記保持用フィンガ
    ー内に摺動自在に嵌合された作動ロッドと、該作動ロッ
    ドの先端部に形成され、前記押圧部材のテーパ面と嵌合
    される円錐状の嵌合部とを備え、軸孔を有するワークに
    対し前記押圧部材により前記軸孔の内周面を押圧するこ
    とによりワークを保持することを特徴とするワーク保持
    装置。
  6. 【請求項6】上記押圧部材の内方からワークの軸孔に流
    体を供給することを特徴とする請求項1又は請求項5記
    載のワーク保持装置。
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