JPH11178066A - ナビゲーションシステム及び位置検出方法 - Google Patents

ナビゲーションシステム及び位置検出方法

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JPH11178066A
JPH11178066A JP9343098A JP34309897A JPH11178066A JP H11178066 A JPH11178066 A JP H11178066A JP 9343098 A JP9343098 A JP 9343098A JP 34309897 A JP34309897 A JP 34309897A JP H11178066 A JPH11178066 A JP H11178066A
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JP
Japan
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mobile station
base station
station
radio base
coordinates
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Application number
JP9343098A
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English (en)
Inventor
Tokio Taga
登喜雄 多賀
Tatsuo Furuno
辰男 古野
Keisuke Suwa
敬祐 諏訪
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の基地局を用いる無線通信
システムを利用したナビゲーションシステム及び位置検
出方法を提供するものであり、移動局の小型化と利便性
の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 複数の無線基地局201〜204と、移
動局101と、複数の無線基地局からの電波の受信レベ
ルをそれぞれ検出する受信レベル検出手段122と、無
線基地局識別符号を検出する基地局識別手段と、検出し
た複数の受信レベルの情報と無線基地局識別符号を、測
定情報として無線基地局に送信するレベル情報送信手段
118と、移動局から無線基地局に送信される測定情報
と各無線基地局の予め定められた位置情報に基づいて、
移動局の位置を検出する位置検出手段515と、検出し
た移動局の位置情報を、無線基地局を介して移動局に送
信する位置情報送信手段512と、無線基地局から送信
される位置情報に基づいて、移動局位置を表示する表示
手段120とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内,屋外等をサ
ービスエリアとする無線移動通信システムを利用して移
動体や人物の位置を検出し報知するための、ナビゲーシ
ョンシステム及び位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体の位置を検出するナビゲーション
システムにおいては、従来より、GPS(Global
Positioning System:汎地球測位
システム)が利用されている。この種のナビゲーション
システムでは、複数のGPS衛星からの無線信号を受信
し、復調して得られる信号に基づいて、受信点の緯度及
び経度を算出する。そして、予め移動体上の受信装置に
保持する地図情報を利用して、地図を表示し、地図上に
検出された移動体の現在位置を表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
システムでは、GPSの衛星からの信号を受信して移動
体の現在位置を認識するため、GPSの受信装置自体が
大きくなるとともに、高価なものとなり、小型な無線端
末装置に適用するには利便性が悪いという不具合があ
る。また,屋内や地下街のように、GPSの電波が受信
困難な場所では、位置検出が不可能になるという致命的
問題がある。さらに、屋外においても、高層ビルなどに
よりGPS電波が遮蔽されると、位置検出精度が大きく
劣化するという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、地上もしくは屋内及び
地下街などに設置した複数の基地局を用いる無線通信シ
ステムを利用して、GPSの電波を受信しなくても位置
検出が可能なナビゲーションシステム及び位置検出方法
を提供するものであり、移動局の小型化と利便性の向上
を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のナビゲーショ
ンシステムは、所定の電気通信網に接続された複数の無
線基地局と、前記無線基地局との間で通信が可能な移動
局と、前記移動局上に設置され、前記複数の無線基地局
からの電波の受信レベルをそれぞれ検出する受信レベル
検出手段と、前記移動局上に設置され、前記受信レベル
検出手段が検出した複数の受信レベルのそれぞれに対応
する、無線基地局の識別符号を検出する基地局識別手段
と、前記移動局上に設置され、前記受信レベル検出手段
が検出した複数の受信レベルの情報とそれに対応する無
線基地局の識別符号を、測定情報として前記無線基地局
に送信するレベル情報送信手段と、前記無線基地局と接
続され、前記移動局から前記無線基地局に送信される前
記測定情報と各無線基地局の予め定められた位置情報に
基づいて、前記移動局の位置を検出する位置検出手段
と、前記位置検出手段が検出した前記移動局の位置を、
位置情報として、前記無線基地局を介して前記移動局に
送信する位置情報送信手段と、前記移動局上に設置さ
れ、前記無線基地局から送信される前記位置情報に基づ
いて、移動局の位置を表示する表示手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0006】本発明では、地上,屋内,地下街などに設
置される複数の無線基地局からの電波を、移動局側で受
信し、その無線基地局の識別符号と受信レベルを用いて
位置検出を行うため、GPS電波を受信するための新た
な受信機を、移動局に備える必要がない。従って、移動
局の小型化及び経済化が図れる。さらに、GPS電波の
届かない地下街や屋内であっても位置検出が行えるの
で、移動局の使用場所に依らずに、位置検出サービスを
提供することが可能である。
【0007】なお、位置検出結果を電気通信網に接続さ
れた通信端末に転送し、該通信端末上で、当該移動局の
位置表示を行ってもよい。請求項2は、請求項1記載の
ナビゲーションシステムにおいて、前記移動局を前記複
数の無線基地局の何れかに割り当てる回線制御手段を備
え、前記レベル情報送信手段が、前記回線制御手段によ
って割り当てられた単一の無線基地局に対して、前記測
定情報を送信し、前記位置情報送信手段が、前記回線制
御手段によって割り当てられた単一の無線基地局を介し
て、位置情報を前記移動局に送信することを特徴とす
る。
【0008】請求項3は、請求項2記載のナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記回線制御手段が、前記複数の
無線基地局のそれぞれが検出する前記移動局からの電波
の受信レベルに基づいて、単一の無線基地局を前記移動
局に割り当てることを特徴とする。移動局からの電波の
受信レベルが大きい特定の基地局を位置登録基地局とし
て定め、この位置登録基地局と移動局との間で通信を行
うことにより、良好な通信状態が維持される。
【0009】請求項4は、請求項1記載のナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記移動局が、地図情報を記憶す
る地図情報記憶手段を備え、前記表示手段が、地図情報
記憶手段に記憶された地図情報の一部分に基づいて、移
動局の近傍の地図と移動局の位置を表示することを特徴
とする。移動局が地図情報を保持しているので、移動局
の位置だけでなく、移動局の近傍の地図を移動局上で表
示できる。
【0010】請求項5は、請求項1記載のナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記複数の無線基地局が含まれる
範囲の地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、前記位
置検出手段が検出した前記移動局の位置に基づいて、前
記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の一部分を抽
出するとともに、抽出された地図情報を前記無線基地局
を介して前記移動局に送信する地図情報抽出手段を備
え、前記移動局の表示手段が、無線基地局から送信され
た地図情報に基づいて、移動局の近傍の地図と移動局の
位置を表示することを特徴とする。
【0011】本発明では、現在位置の表示に必要な地図
情報を、地図情報記憶手段から移動局に、必要に応じ
て、ダウンロードすることができるので、移動局が必要
とする地図情報の記憶手段を、必要最小限のメモリ容量
で構成することができる。従って、移動局の記憶装置を
小型化・経済化することが容易である。これによって、
本発明の小型機器への適用が、さらに容易になる。
【0012】請求項6は、請求項5記載のナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記移動局のレベル情報送信手段
が、表示領域の少なくとも大きさを特定する範囲情報
を、無線基地局に送信し、前記地図情報抽出手段が、範
囲情報に基づいて、前記地図情報記憶手段に記憶された
地図情報の一部分を抽出することを特徴とする。移動局
が受け取る地図の範囲を、移動局側で指定できる。従っ
て、移動局で表示する地図の範囲を、必要に応じて変え
ることができる。また、実際の表示で利用されない、無
駄な地図データの転送を省略できる。
【0013】請求項7は、請求項5記載のナビゲーショ
ンシステムにおいて、前記移動局が、前記無線基地局か
ら送られる地図情報を一時的に記憶するための、読み書
き自在な地図メモリ手段を備えることを特徴とする。事
前に地図メモリ手段に記憶した地図データを利用できる
場合には、地図情報記憶手段から移動局に、地図データ
を転送する必要がないので、地図データの転送を頻繁に
行う必要がない。
【0014】請求項8の位置検出方法は、移動局におい
て、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局
を含む、複数の無線基地局から到来する電波の受信レベ
ルを、それぞれ測定し、無線基地局の位置と移動局の位
置とに応じて定まる距離と、無線基地局の放射電力と、
移動局の受信レベルとの関係を予め定めた、複数の関係
式を利用し、第1の無線基地局に対応する第1の受信レ
ベルと前記複数の関係式から求められる複数の座標を含
む第1組の候補座標を求め、第2の無線基地局に対応す
る第2の受信レベルと前記複数の関係式から求められる
複数の座標を含む第2組の候補座標を求め、前記第1組
の候補座標と前記第2組の候補座標の双方に共通する座
標を、共通座標として検出し、前記共通座標に基づい
て、前記移動局の位置を検出することを特徴とする。
【0015】移動局で検出される各基地局からの電波の
受信レベルから、移動局と基地局との距離を求めること
ができる。また、現実に無線基地局が配置される環境に
おいては、移動局は、道路上に位置する場合が多い。従
って、前記受信レベルから求めた距離に基づいて、移動
局の位置座標の候補として、数個の座標を特定すること
ができる。
【0016】基地局の各々について求められる複数の候
補座標の中には、複数の基地局に対して、互いにほぼ共
通な候補座標が存在する。その共通の候補座標が、移動
局の位置座標である。共通の候補座標が複数存在する場
合には、利用する基地局の数を増やすことにより、候補
数を減らし、最終的には1つの座標を、移動局の位置と
して求めることができる。
【0017】請求項9は、請求項8記載の位置検出方法
において、少なくとも、基地局と移動局との距離,基地
局の放射電力,受信レベル及び基地局のアンテナ設置地
点の道路幅を変数とする第1の関係式と、少なくとも、
特定の交差点位置と移動局との距離,基地局の放射電
力,受信レベル及び前記交差点位置と基地局との距離を
変数とする第2の関係式とを利用して、前記第1組の候
補座標及び第2組の候補座標を求めることを特徴とす
る。
【0018】例えば、基地局のアンテナ設置地点から見
通し範囲内の、道路上の位置に移動局が存在する場合を
想定すると、基地局と移動局との距離は、基地局の放射
電力,受信レベル及び基地局のアンテナ設置地点の道路
幅を変数として変化する。従って、第1の関係式を用い
ると、基地局のアンテナ設置地点から見通し範囲内の、
道路上の位置について、基地局と移動局との距離を求め
ることができる。この距離と、基地局の位置と、道路の
方向から、候補座標を求めることができる。
【0019】また、基地局のアンテナ設置地点から見通
し範囲外の、特定の道路上の位置に移動局が存在する場
合を想定すると、その道路の特定の交差点から移動局ま
での距離は、基地局の放射電力,受信レベル及び前記交
差点位置と基地局との距離を変数として変化する。従っ
て、第2の関係式を用いると、特定の道路の交差点から
移動局までの距離を求めることができる。また、交差点
の位置は予め知ることができるので、前記距離と道路の
方向に基づいて、移動局の位置の候補座標を求めること
ができる。
【0020】請求項10は、請求項9記載の位置検出方
法において、前記第1の関係式を利用して、基地局のア
ンテナ設置地点から見通し範囲内の道路上の座標を特定
し、前記第2の関係式を利用して、見通し範囲外の道路
上の座標を特定することを特徴とする。
【0021】請求項11は、請求項10記載の位置検出
方法において、前記関係式から求められる距離と、予め
特定される道路の方向に基づいて、候補座標を求めるこ
とを特徴とする。請求項12は、請求項8記載の位置検
出方法において、移動局で検出された複数の受信レベル
について、大小関係を互いに比較し、前記複数の受信レ
ベルを、大きい順に処理して、前記複数の関係式から候
補座標を求めることを特徴とする。
【0022】複数の基地局のうち、移動局で検出される
受信レベルが大きい基地局は、移動局の位置に近いの
で、その基地局に対する受信レベルに基づいて候補座標
を求めると、実際の移動局の位置に近い座標が含まれる
正確な座標群が得られる。また、受信レベルが大きい順
に、受信レベルを処理して候補座標を求めることによ
り、比較的少ない数の基地局だけを利用して、移動局の
位置を特定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の1
つの実施の形態における、ナビゲーションシステムの構
成及び動作を、図1〜図11に示す。この形態は、請求
項1〜請求項4,請求項8〜請求項12に対応する。
【0024】図1は、ナビゲーションシステムの主要部
の基本的な構成を示すブロック図である。図2は、移動
局101の構成を示すブロック図である。図3は、基地
局201の構成を示すブロック図である。図4は、位置
検出局500の構成を示すブロック図である。図5は、
移動局101を基地局201〜204の何れかに割り当
てるための処理を示すブロック図である。図6は、移動
局101が基地局201〜204の何れかに送信するデ
ータの構成例を示すマップである。
【0025】図7は、移動局101における位置表示の
ためのデータ処理の内容を示すフローチャートである。
図8は、位置検出局500の位置検出処理を示すフロー
チャートである。図9は、基地局周辺の道路地図の例を
示す平面図である。図10は、検出される移動局位置の
候補座標を示す平面図である。図11は、移動局位置の
候補座標の算出に利用される基地局パラメータの例を示
すマップである。
【0026】この形態では、請求項1の無線基地局,移
動局,受信レベル検出手段,基地局識別手段,レベル情
報送信手段,位置検出手段,位置情報送信手段及び表示
手段は、それぞれ、基地局201〜204,移動局10
1〜104,受信レベル検出回路122,制御ユニット
118(ステップS11),制御ユニット118(ステ
ップS15),位置検出ユニット515(ステップS2
1〜S31),位置検出ユニット515(ステップS3
2)及び表示ユニット120として具体化されている。
【0027】また、請求項2の回線制御手段は、回線制
御局300として具体化され、請求項4の地図情報記憶
手段は、地図データ記憶ユニット121として具体化さ
れている。まず、図1を参照してナビゲーションシステ
ムの全体の構成を説明する。このシステムは、移動局1
01〜104と、基地局201〜204と、回線制御局
300と、電気通信網400と、位置検出局500で構
成されている。
【0028】なお、この例では4つの移動局と4つの基
地局を示してあるが、実際のシステムにおいては、移動
局の数及び基地局の数は、必要に応じて増減される。す
なわち、ナビゲーションシステムのサービスエリアは,
図1の基本構成を地域別に展開することによって、拡大
することができる。基地局201〜204は、回線制御
局300を介して、電気通信網400に接続されてい
る。また、回線制御局300には、位置検出局500が
接続されている。
【0029】無線ゾーンZ1,Z2,Z3及びZ4は、
それぞれ、基地局201,202,203及び204に
対して無線通信が可能な範囲を意味する。受信可能ゾー
ンZ5,Z6,Z7及びZ8は、それぞれ、基地局20
1,202,203及び204からの電波の制御チャネ
ルの信号を受信可能な範囲を意味する。移動局101〜
104は、前記無線ゾーンZ1〜Z4の少なくとも1つ
の内部に位置するので、基地局201〜204の何れか
と無線通信(送信及び受信)が可能である。
【0030】基地局201〜204が、回線制御局30
0を介して電気通信網400に接続されているので、移
動局101〜104は、電気通信網400に接続された
図示しない様々な端末装置との間で通信することができ
る。移動局101〜104のそれぞれは、基地局201
〜204の何れか1つに登録され、登録された基地局と
の間で無線通信を行う。移動局101〜104の基地局
201〜204への登録は、回線制御局300の制御に
よって、図5に示すように処理される。
【0031】図5を参照して説明する。まず移動局10
1からの電波を受信可能な複数の基地局201〜204
が、それぞれ、移動局101からの電波の受信レベルを
検出する。受信レベルを検出した各基地局201〜20
4は、受信レベル,移動局識別符号及び基地局識別符号
を回線制御局300に送出する。回線制御局300は、
入力される各基地局201〜204の受信レベルの大き
さを比較して、受信レベルが最大の基地局を特定する。
この1つの基地局に対して、前記移動局識別符号に対応
する移動局110を登録するように、回線制御局300
が指示を与える。
【0032】登録を指示された基地局は、それ自身に前
記移動局識別符号に対応する移動局110を登録すると
ともに、移動局110に対して、登録の結果を通知す
る。例えば、移動局102が無線ゾーンZ2内に在圏
し、移動局102が基地局202に位置登録されると、
移動局102の通信には、基地局202が使用される。
すなわち、電気通信網400側の図示しない端末装置
が、移動局102を呼び出す場合には、電気通信網40
0から、回線制御局300及び基地局202を介して、
移動局102が呼び出される。
【0033】また、移動局102が、電気通信網400
上の前記端末装置を呼び出す場合には、移動局102か
ら、基地局202及び回線制御局300を介して、前記
端末装置が呼び出される。基地局201〜204には、
それぞれに、予め定めた基地局識別符号が割り当てられ
ている。この基地局識別符号が、移動局101〜104
と基地局201〜204との間の、無線通信において利
用される。
【0034】受信可能ゾーンZ5〜Z8が、互いに重な
っているので、移動局101〜104は、受信可能ゾー
ンZ5〜Z8の複数の範囲内に位置する。つまり、移動
局101〜104は、基地局201〜204の複数の電
波を受信できる。図1に示すナビゲーションシステムに
おいて、移動局101の位置検出を行なう場合、最初
に、移動局101が、基地局201〜204のそれぞれ
について、受信電波の受信レベルと、基地局識別符号を
検出する。移動局101で検出される、基地局201〜
204のそれぞれに対する受信レベル及び基地局識別符
号のデータは、位置登録基地局(例えば基地局201)
及び回線制御局300を介して、位置検出局500に転
送される。
【0035】位置検出局500は、移動局101から転
送されるデータに基づいて、移動局101の位置を検出
する。検出された移動局101の位置の情報は、位置検
出局500から、回線制御局300及び位置登録基地局
を介して、移動局101に転送される。従って、移動局
101上で、それ自身の位置を知ることができる。図2
に示すように、移動局101は、アンテナ111,高周
波回路112,変復調回路113,通信情報処理回路1
14,コーデック115,スピーカ116,マイク11
7,制御ユニット118,記憶回路119,表示ユニッ
ト120,地図データ記憶ユニット121及び受信レベ
ル検出回路122を備えている。他の移動局102,1
03及び104の構成は、移動局101と同一である。
【0036】例えば、基地局201から送信された信号
は、アンテナ111で受信され、高周波回路112で低
周波信号に変換され、変復調回路113で復調され、通
信情報処理回路114で復号される。移動局101の受
信信号のうち、通信チャネルに含まれる音声情報はコー
デック115によりD/A変換されて、アナログ信号と
してスピーカ116から出力される。また、移動局10
1の受信信号のうち、制御チャネルに含まれる各種デー
タは、通信情報処理回路114から制御ユニット118
に入力される。
【0037】制御ユニット118は、マイクロコンピュ
ータを内蔵した装置であり、様々な制御を実施する。制
御ユニット118に入力されたデータは、記憶回路11
9に記憶され、必要に応じて読み出される。地図データ
記憶ユニット121は、移動局110の存在する位置を
含む広い範囲の地図情報を保持している。この地図情報
を利用して、地図を表示することができる。基地局20
1などを介して、移動局101に、その位置情報が入力
されると、制御ユニット118の制御により、移動局1
01の現在位置の近傍の地図と、現在位置を示すマーク
が、表示ユニット120上に表示される。
【0038】マイク117から入力される音声信号は、
コーデック115でA/D変換され、ディジタル信号と
して通信情報処理回路114に印加される。このディジ
タル信号は、通信チャネルの信号として符号化されて、
通信情報処理回路114から出力される。通信情報処理
回路114が出力する信号は、変復調回路113で変調
され、高周波回路112で高周波信号に変換され、アン
テナ111から電波として送信される。送信する信号の
制御チャネルには、制御ユニット118から出力される
データ(例えば移動局識別符号)が含まれる。
【0039】受信レベル検出回路122は、移動局10
1に到来する基地局201〜204からの電波の、制御
チャネル及び音声チャネル(通話チャネル)の、何れか
一方の受信レベルを検出する。検出された受信レベル
は、ディジタル信号として、制御ユニット118に印加
される。
【0040】制御ユニット118は、受信レベルの検出
と同時に、受信信号の制御チャネルに含まれる基地局識
別符号を検出する。そして、受信レベルと基地局識別符
号を対にして、受信レベルが大きい順に並べて、記憶回
路119に記憶する。また、制御ユニット118は、記
憶回路119に記憶した情報を取り出し、この情報を、
通信情報処理回路114で符号化し、変復調回路113
で変調し、高周波回路112で高周波信号に変換し、ア
ンテナ111を介して基地局202に送信する。
【0041】基地局202は、移動局101から送信さ
れた情報を、回線制御局300に転送する。また、回線
制御局300は、移動局101から転送された信号の中
から、移動局101が検出した基地局識別符号及び受信
レベルの情報を、移動局識別符号と共に、位置検出局5
00に転送する。移動局101から基地局201に送ら
れる音声情報等は、回線制御局300を介して、電気通
信網400に接続される所定の端末装置に転送される。
【0042】図3に示すように、基地局201は、アン
テナ211,高周波回路212,変復調回路213,通
信情報処理回路214,インタフェース回路215,制
御ユニット216,記憶回路217及び受信レベル検出
回路218を備えている。他の基地局202,203及
び204の構成は基地局201と同一である。例えば、
移動局101から送信された信号は、アンテナ211で
受信され、高周波回路212で低周波信号に変換され、
変復調回路213で復調され、通信情報処理回路214
で復号される。
【0043】基地局201の受信信号のうち、制御チャ
ネルに含まれる各種データは、通信情報処理回路214
から制御ユニット216に入力される。また、基地局2
01の受信信号のうち、通信チャネルに含まれる信号
は、回線制御局300に転送される。
【0044】制御ユニット216は、通信情報処理回路
214から入力される情報を必要に応じて記憶回路21
7に記憶する。また、記憶回路217から読み出した情
報を、通信情報処理回路214及びインタフェース回路
215を介して、回線制御局300に送信する。回線制
御局300からインタフェース回路215に入力される
信号は、通信情報処理回路214で符号化され、変復調
回路213で変調され、高周波回路212で高周波信号
に変換され、アンテナ211から電波として発信され
る。
【0045】また、高周波回路212の受信出力の一方
は、受信レベル検出回路218に入力される。受信レベ
ル検出回路218は、高周波回路212の出力レベル、
すなわち、受信電波の強度に比例する受信レベルを、デ
ィジタル信号として、制御ユニット216に出力する。
受信レベル検出回路218は、受信信号の制御チャネル
及び通信チャネルの何れか一方の受信レベルを検出す
る。
【0046】制御ユニット216は、マイクロコンピュ
ータを内蔵した装置であり、様々な制御を実施する。制
御ユニット216に入力されたデータは、記憶回路21
7に記憶され、必要に応じて読み出される。受信レベル
検出回路218が受信レベルを測定するときには、それ
と同時に、受信した信号の制御チャネルに含まれる移動
局識別符号が、制御ユニット216によって検出され
る。受信レベルとそれに対応する移動局識別符号は、一
対のデータとして、記憶回路217に記憶される。
【0047】図4に示すように、位置検出局500は、
インタフェース回路511,制御ユニット512,記憶
回路513,基地局位置情報記憶部514,位置検出ユ
ニット515及び道路地図情報記憶部516を備えてい
る。基地局201及び回線制御局300を介して、移動
局101から位置検出局500に転送される信号は、イ
ンタフェース回路511及び制御ユニット512を介し
て、記憶回路513に記憶される。
【0048】つまり、移動局101によって測定され
た、基地局201〜204のそれぞれに対する、受信電
波の受信レベル及び基地局識別符号のデータが、記憶回
路513に記憶される。移動局101から位置検出局5
00に転送され、記憶回路513に記憶されるデータの
構成は、例えば、図6に示すようになる。記憶回路51
3に記憶されたデータは、制御ユニット512の制御
で、必要に応じて読み出され、位置検出ユニット515
に与えられる。
【0049】基地局位置情報記憶部514は、このナビ
ゲーションシステムに含まれる、全ての基地局(この例
では201〜204)のそれぞれについて、基地局識別
符号と、基地局設置位置の緯度及び経度の情報を、予め
保持している。道路地図情報記憶部516は、例えば、
図11に示すような、道路の情報を主体とする基地局パ
ラメータのデータを、全ての基地局(この例では201
〜204)のそれぞれについて保持している。
【0050】位置検出ユニット515は、移動局101
から転送されるデータと、基地局位置情報記憶部514
から読み出される基地局位置情報と、道路地図情報記憶
部516から読み出される基地局パラメータに基づい
て、移動局101の位置座標を検出する。位置検出ユニ
ット515によって検出される位置座標の情報は、制御
ユニット512及びインタフェース回路511を介し
て、回線制御局300に転送され、更に、回線制御局3
00及び位置登録基地局(201)を介して、移動局1
01に転送される。
【0051】移動局101の位置表示のために、制御ユ
ニット118は、図7に示す処理を実行する。図7に示
す各処理ステップについて、次に説明する。ステップS
10では、制御ユニット118は、移動局101の周囲
に存在する各基地局201〜204からの電波につい
て、受信レベル検出回路122で検出される受信レベル
のデータを入力する。
【0052】ステップS10の実効とほぼ同時に、ステ
ップS11が実行される。ステップS11では、制御ユ
ニット118は、受信した信号の制御チャネルに含まれ
る、基地局識別符号のデータを入力する。ステップS1
2では、ステップS10で入力した受信レベルと、ステ
ップS11で入力した基地局識別符号を、対のデータと
して、記憶回路119に記憶する。電波を受信可能な全
ての基地局201〜204について、ステップS10〜
S13の処理が繰り返される。この処理が完了すると、
ステップS14に進む。
【0053】ステップS14では、ステップS10〜S
13の処理によって得られた、記憶回路119上のデー
タを、受信レベルが大きい順に並べ替える。ステップS
15では、制御ユニット118は、検出された受信レベ
ルと基地局識別符号のデータを、受信レベルが大きい順
に、記憶回路119から読み出して、通信情報処理回路
114に与え、送信電波に乗せて位置登録基地局(20
1)に送信する。
【0054】ステップS15の処理によって、移動局1
01から位置登録基地局(201)に送られるデータ
は、更に、位置登録基地局(201)から、回線制御局
300を介して、位置検出局500に転送される。位置
検出局500において、移動局101の位置座標が検出
されると、この位置座標の情報が、位置検出局500か
ら出力され、回線制御局300及び位置登録基地局(2
01)を介して、移動局101に転送される。
【0055】移動局101が位置座標のデータを受け取
ると、制御ユニット118の実行する処理は、ステップ
S16からステップS17に進む。ステップS17で
は、地図データ記憶ユニット121に記憶された、広範
囲の地図データの中から、移動局101の現在位置の周
辺の地図データを抽出する。ステップS18では、ステ
ップS17で抽出された地図データに基づいて、移動局
101周辺の地図を、表示ユニット120に表示し、検
出された移動局101の位置も、表示ユニット120に
表示する。
【0056】次に、移動局101の存在する位置の座標
を特定するための、基本的な原理について説明する。例
えば、基地局201は、図9に示すように、道路上に設
置される。また、移動局101は、通常、何れかの道路
上に存在する場合が多い。更に、基地局201の周囲に
は、建築物などの障害物が存在する。
【0057】基地局201と移動局101との距離が変
わると、移動局101で検出される、基地局201から
の電波の受信レベルが変化する。従って、前記受信レベ
ルから、基地局201と移動局101との距離を求める
ことが可能である。また、移動局101が何れかの道路
上に存在すると仮定すれば、基地局201と移動局10
1との距離に基づいて、移動局101が存在する位置座
標の候補を求めることができる。
【0058】但し、基地局201の周囲に、様々な障害
物が存在するので、移動局101の存在する位置を特定
するのは簡単ではない。例えば、基地局201から見通
せる範囲の、見通し道路上に移動局101が存在する場
合と、見通し外の道路上に移動局101が存在する場合
とでは、基地局201と移動局101の間の電波の伝搬
条件が全く異なる。
【0059】そこで、この例では、移動局101の位置
を求めるために、次に示す第1式及び第2式を利用す
る。
【数1】 d1 :基地局201と移動局101との距離 P :基地局201の実効放射電力(dBmW) X :移動局101で検出した受信レベル(dBμV) W :基地局アンテナ設置地点の道路の道幅(m) d2 :特定の交差点と移動局101との距離 R :特定の交差点と基地局201との距離 k11,k12,k13,k21,k22:定数 基地局201から見通し範囲内の道路上について、移動
局101の位置座標を求める場合には、前記第1式を利
用する。また、基地局201から見通し外の道路上につ
いて、移動局101の位置座標を求める場合には、前記
第2式を利用する。前記第1式と第2式を使い分けるこ
とによって、基地局201から見通し範囲内と見通し範
囲外の何れについても、正確な候補座標を得ることがで
きる。
【0060】移動局101が存在する位置座標の、候補
を求める手順の具体例について、次に説明する。図9に
示すような位置に設置された基地局201を利用する場
合には、基地局201に割り当てられた、図11に示す
ような基地局パラメータを利用する。この基地局パラメ
ータは、前記道路地図情報記憶部516に保持されてい
る。移動局101から転送される、受信レベルと対にな
った基地局識別符号を利用して、道路地図情報記憶部5
16から、基地局201に割り当てられた1組の基地局
パラメータを抽出することができる。
【0061】この例では、基地局201が設置された道
路(見通し道路)の方向A1,A2が、図9のように、
北の方向に対する時計回りの相対角度として示されてい
る。基地局201の設置位置からA1方向に存在する各
交差道路(見通し外道路)までの距離が、R11,R1
2,R13として、基地局パラメータに保持されてい
る。また、基地局201の設置位置からA2方向に存在
する各交差道路までの距離が、R21,R22として、
基地局パラメータに保持されている。
【0062】従って、図11に示す基地局パラメータ
と、移動局101から転送される受信レベルX(dBμV)
と、基地局位置情報記憶部514から得られる基地局2
01の設置地点の位置座標に基づいて、移動局101の
位置座標の候補を求めることができる。
【0063】図10に示す見通し道路上の候補位置P
a,Pbを求める場合には、前記第1式に、移動局10
1から転送される受信レベルXと、基地局パラメータに
含まれる実効放射電力P及び設置道路幅Wを代入するこ
とにより、基地局201と移動局101の候補位置との
距離d1が求められる。基地局パラメータに含まれてい
る見通し道路の方向A1,A2と、求めた距離d1か
ら、候補位置Pa,Pbの座標が、基地局201の設置
位置に対する相対座標として、求められる。基地局20
1の設置位置の情報を利用して、候補位置Pa,Pbの
座標(緯度及び経度)を求めることができる。
【0064】また、図10に示す見通し外道路上の候補
位置Pc11,Pc12を求める場合には、前記第2式に、
移動局101から転送される受信レベルXと、基地局パ
ラメータに含まれる実効放射電力P及び交差道路までの
距離R11を代入することにより、基地局201と移動局
101の候補位置との距離d2が求められる。見通し外
道路の方向が、見通し道路と直交していると考えれば、
基地局パラメータに含まれている見通し道路の方向A1
から、見通し外道路の方向を知ることができる。従っ
て、見通し道路の方向A1と、見通し外道路の方向と、
第2式から求められる距離d2と、基地局パラメータの
交差道路までの距離R11を用いて、候補位置Pc11,P
c12の座標を求めることができる。
【0065】基地局パラメータに含まれる交差道路まで
の距離R12,R13,R21及びR22を用いれば、上記と同
様の手順で、他の見通し外道路についても、候補位置の
座標を求めることができる。1つの基地局201のみに
ついて、上記処理で移動局101の位置座標の候補を求
めると、多数の候補座標が得られる。これらの候補座標
の中には、実際の移動局101の位置と一致する、正し
い位置座標が含まれている。
【0066】複数の基地局201〜204のそれぞれに
ついて、上記処理を実施すると、基地局201〜204
のそれぞれについて、多数の候補位置が求められる。実
際の移動局101の位置と一致する、正しい位置座標
は、基地局201〜204の何れについても、共通に現
れる。複数の基地局201〜204に共通な、特定の候
補座標のみを選択することにより、候補座標数を減ら
し、最終的には、1つの正しい位置座標を求めることが
できる。
【0067】位置検出ユニット515が実行する、処理
の内容を図8に示す。図8の各ステップについて、次に
説明する。ステップS21では、移動局101で検出さ
れた受信レベルが最大の、基地局(201)について、
前述の基地局パラメータと受信レベルを入力し、前記第
1式及び第2式を利用して、距離d1及びd2を求め
る。
【0068】ステップS22では、ステップS21で算
出された距離d1,d2と、基地局パラメータに基づい
て、前述の処理手順で、移動局101の位置の候補座標
を求める。候補座標には、図10に示すように複数の座
標が含まれる。ステップS22で求めた候補座標を、第
1組の候補座標とする。ステップS23では、移動局1
01で検出された受信レベルが2番目の、基地局(20
2)について、前述の基地局パラメータと受信レベルを
入力し、前記第1式及び第2式を利用して、距離d1及
びd2を求める。
【0069】ステップS24では、ステップS23で算
出された距離d1,d2と、基地局パラメータに基づい
て、前述の処理手順で、移動局101の位置の候補座標
を求める。ステップS24で求めた候補座標を、第2組
の候補座標とする。ステップS25では、ステップS2
2で求めた第1組の候補座標と、ステップS24で求め
た第2組の候補座標の双方に共通な座標を、共通座標と
して選定する。つまり、第1組の候補座標に含まれる複
数の座標のうち、第2組の候補座標に含まれる、複数の
座標の何れかとの違いが、所定以下であるものを、共通
座標として抽出する。
【0070】ステップS26では、処理対象を特定する
ためのカウンタ(コンピュータの内部レジスタ)Mに3
をプリセットする。ステップS27では、移動局101
で検出された受信レベルの大きさの順位が、カウンタM
の値に対応する、M番目の基地局(203,204)に
ついて、前述の基地局パラメータと受信レベルを入力
し、前記第1式及び第2式を利用して、距離d1及びd
2を求める。
【0071】ステップS28では、ステップS27で算
出された距離d1,d2と、基地局パラメータに基づい
て、前述の処理手順で、移動局101の位置の候補座標
を求める。ステップS28で求めた候補座標を、第M組
の候補座標とする。ステップS29では、その時点で求
められている前記共通座標と、第M組の候補座標の双方
に共通な座標を選定し、その結果を新たな共通座標とす
る。つまり、それ以前の共通座標に含まれる複数の座標
のうち、第M組の候補座標に含まれる、複数の座標の何
れかとの違いが、所定以下であるものを、新たな共通座
標として抽出する。
【0072】ステップS30では、カウンタMの値を更
新する。また、ステップS31では、移動局101の位
置として選定された、共通座標の精度を調べる。共通座
標に含まれる座標の数が複数である場合や、共通座標と
第M組の近い候補座標との差が大きい場合には、ステッ
プS31からステップS27に戻り、ステップS27〜
S31の処理を繰り返す。
【0073】選定された共通座標が、所定の許容精度内
に収まると、ステップS32に進む。ステップS32で
は、共通座標のデータを、移動局101の位置座標とし
て出力する。このデータは、位置検出局500から回線
制御局300及び位置登録基地局(201)を介して、
移動局101に転送される。以上のように、位置検出処
理の大部分は、位置検出局500上で実行されるので、
移動局101の構成を複雑にすることなく、移動局10
1の位置を検出することができる。つまり、基地局位置
情報記憶部514,位置検出ユニット515及び道路地
図情報記憶部516を、移動局101に搭載する必要が
ないので、移動局101の、小型化及び低コスト化が実
現する。
【0074】なお、この例では、移動局101上の地図
データ記憶ユニット121は、このナビゲーションシス
テムがサービスを提供する全てのサービスエリアについ
て、地図情報を保持している。 (第2の実施の形態)この形態の、ナビゲーションシス
テムの構成と動作を、図12〜図14に示す。この形態
は、請求項5〜請求項7に対応する。図12〜図14に
示した以外の構成及び動作については、第1の実施の形
態と同一である。
【0075】図12は、この形態の移動局101の構成
を示すブロック図である。図13は、この形態の位置検
出局500の構成を示すブロック図である。図14は、
この形態における移動局101の位置表示のための処理
を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態
と同一の要素には、同一の符号を付けて示してある。こ
の形態では、請求項5の地図情報記憶手段及び地図情報
抽出手段は、それぞれ、地図データベース517及び制
御ユニット512Bとして具体化されている。また、請
求項7の地図メモリ手段は、地図データ記憶ユニット1
23として具体化されている。
【0076】図12に示す移動局101においては、地
図データ記憶ユニット123は、読み書き可能なメモリ
で構成してある。各時点で、実際に表示に使用される地
図データのみを保持するので、地図データ記憶ユニット
123の記憶容量は、比較的小さい。制御ユニット11
8Bは、位置検出局500から転送される地図データに
よって、地図データ記憶ユニット123のデータを更新
する。制御ユニット118Bは、表示に必要な地図サイ
ズの情報を、位置検出局500に転送する。表示ユニッ
ト120には、地図データ記憶ユニット123に保持さ
れている地図データに基づいて、地図が表示される。
【0077】図13に示す位置検出局500において
は、地図データベース517が制御ユニット512Bに
接続されている。地図データベース517は、ナビゲー
ションシステムが位置検出サービスを提供する全てのエ
リアを含む地図データを、予め保持している。制御ユニ
ット512Bは、移動局101から転送される地図サイ
ズの情報と、位置検出ユニット515によって検出され
た移動局101の位置座標に基づいて、地図データベー
ス517から特定の範囲の地図データを抽出し、この地
図データを、移動局101に転送する。
【0078】図14に示すように、移動局101は、ス
テップS15Bにおいて、受信レベルの測定結果と共
に、抽出すべき地図のサイズの情報を、基地局201に
送信する。この情報は、基地局201及び回線制御局3
00を介して、位置検出局500に転送される。位置検
出局500は、位置を検出すると共に、地図データベー
ス517から、表示する範囲の地図データを抽出し、出
力する。検出された位置情報と、抽出された地図データ
は、回線制御局300及び基地局201を介して、移動
局101に転送される。
【0079】移動局101においては、ステップS17
Bで、転送された地図データを地図データ記憶ユニット
123に書き込む。地図データ記憶ユニット123の更
新後の地図データに基づいて、表示ユニット120に地
図と移動局101の位置が表示される。この例では、地
図データ記憶ユニット123に必要とされる記憶容量が
小さいので、移動局101の小型化及び低コスト化が可
能である。
【0080】なお、位置検出局500から出力される位
置情報については、電気通信網400に接続された所定
の通信端末へ転送してもよい。この場合、電気通信網4
00に接続される通信端末上において、移動局101の
現在位置の確認あるいは移動軌跡の追跡等が可能であ
る。移動局101を携帯して移動する顧客に対して、位
置通知サービスを提供することも可能である。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、複数の基地局からの電
波の受信レベルと各電波の送信基地局の識別符号を測定
し、これを位置登録基地局を介して位置検出局に送信
し、位置検出局において移動局の現在位置を検出し、検
出結果である位置座標を移動局に通知(あるいは当該検
出座標を当該座標と照合した地図情報と共に移動局に通
知)することにより、移動局において現在位置を把握し
て、報知出力できる。
【0082】従って、GPS電波を受信するための受信
機を移動局に備える必要がない。また、ナビゲーション
等を行う位置検出システムの端末を小型化できるととも
に、安価なものとすることができる。その結果、携帯電
話機器などにも、位置表示機能を搭載することが可能と
なり、利便性を極めて大きく向上させることができる。
さらに、本発明のシステムでは、GPS電波が受信でき
ない、屋内や地下街等においても、位置検出が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナビゲーションシステムの主要部の基本的な構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の移動局101の構成を示す
ブロック図である。
【図3】基地局201の構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態の位置検出局500の構成を
示すブロック図である。
【図5】移動局101を基地局201〜204の何れか
に割り当てるための処理を示すブロック図である。
【図6】移動局101が基地局201〜204の何れか
に送信するデータの構成例を示すマップである。
【図7】移動局101における位置表示のためのデータ
処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】位置検出局500の位置検出処理を示すフロー
チャートである。
【図9】基地局周辺の道路地図の例を示す平面図であ
る。
【図10】検出される移動局位置の候補座標を示す平面
図である。
【図11】移動局位置の候補座標の算出に利用される基
地局パラメータの例を示すマップである。
【図12】第2の実施の形態の移動局101の構成を示
すブロック図である。
【図13】第2の実施の形態の位置検出局500の構成
を示すブロック図である。
【図14】第2の実施の形態における移動局101の位
置表示のための処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,102,103,104 移動局 111 アンテナ 112 高周波回路 113 変復調回路 114 通信情報処理回路 115 コーデック 116 スピーカ 117 マイク 118,118B 制御ユニット 119 記憶回路 120 表示ユニット 121,123 地図データ記憶ユニット 122 受信レベル検出回路 201,202,203,204 基地局 211 アンテナ 212 高周波回路 213 変復調回路 214 通信情報処理回路 215 インタフェース回路 216 制御ユニット 217 記憶回路 218 受信レベル検出回路 300 回線制御局 400 電気通信網 500 位置検出局 511 インタフェース回路 512,512B 制御ユニット 513 記憶回路 514 基地局位置情報記憶部 515 位置検出ユニット 516 道路地図情報記憶部 517 地図データベース Z1,Z2,Z3,Z4 無線ゾーン Z5,Z6,Z7,Z8 受信可能ゾーン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気通信網に接続された複数の無
    線基地局と、 前記無線基地局との間で通信が可能な移動局と、 前記移動局上に設置され、前記複数の無線基地局からの
    電波の受信レベルをそれぞれ検出する受信レベル検出手
    段と、 前記移動局上に設置され、前記受信レベル検出手段が検
    出した複数の受信レベルのそれぞれに対応する、無線基
    地局の識別符号を検出する基地局識別手段と、 前記移動局上に設置され、前記受信レベル検出手段が検
    出した複数の受信レベルの情報とそれに対応する無線基
    地局の識別符号を、測定情報として前記無線基地局に送
    信するレベル情報送信手段と、 前記無線基地局と接続され、前記移動局から前記無線基
    地局に送信される前記測定情報と各無線基地局の予め定
    められた位置情報に基づいて、前記移動局の位置を検出
    する位置検出手段と、 前記位置検出手段が検出した前記移動局の位置を、位置
    情報として、前記無線基地局を介して前記移動局に送信
    する位置情報送信手段と、 前記移動局上に設置され、前記無線基地局から送信され
    る前記位置情報に基づいて、移動局の位置を表示する表
    示手段とを設けたことを特徴とするナビゲーションシス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のナビゲーションシステム
    において、前記移動局を前記複数の無線基地局の何れか
    に割り当てる回線制御手段を備え、前記レベル情報送信
    手段が、前記回線制御手段によって割り当てられた単一
    の無線基地局に対して、前記測定情報を送信し、前記位
    置情報送信手段が、前記回線制御手段によって割り当て
    られた単一の無線基地局を介して、位置情報を前記移動
    局に送信することを特徴とするナビゲーションシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のナビゲーションシステム
    において、前記回線制御手段が、前記複数の無線基地局
    のそれぞれが検出する前記移動局からの電波の受信レベ
    ルに基づいて、単一の無線基地局を前記移動局に割り当
    てることを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のナビゲーションシステム
    において、前記移動局が、地図情報を記憶する地図情報
    記憶手段を備え、前記表示手段が、地図情報記憶手段に
    記憶された地図情報の一部分に基づいて、移動局の近傍
    の地図と移動局の位置を表示することを特徴とするナビ
    ゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のナビゲーションシステム
    において、前記複数の無線基地局が含まれる範囲の地図
    情報を記憶する地図情報記憶手段と、前記位置検出手段
    が検出した前記移動局の位置に基づいて、前記地図情報
    記憶手段に記憶された地図情報の一部分を抽出するとと
    もに、抽出された地図情報を前記無線基地局を介して前
    記移動局に送信する地図情報抽出手段を備え、前記移動
    局の表示手段が、無線基地局から送信された地図情報に
    基づいて、移動局の近傍の地図と移動局の位置を表示す
    ることを特徴とするナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のナビゲーションシステム
    において、前記移動局のレベル情報送信手段が、表示領
    域の少なくとも大きさを特定する範囲情報を、無線基地
    局に送信し、前記地図情報抽出手段が、範囲情報に基づ
    いて、前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の一
    部分を抽出することを特徴とするナビゲーションシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のナビゲーションシステム
    において、前記移動局が、前記無線基地局から送られる
    地図情報を一時的に記憶するための、読み書き自在な地
    図メモリ手段を備えることを特徴とするナビゲーション
    システム。
  8. 【請求項8】 移動局において、少なくとも第1の無線
    基地局及び第2の無線基地局を含む、複数の無線基地局
    から到来する電波の受信レベルを、それぞれ測定し、 無線基地局の位置と移動局の位置とに応じて定まる距離
    と、無線基地局の放射電力と、移動局の受信レベルとの
    関係を予め定めた、複数の関係式を利用し、 第1の無線基地局に対応する第1の受信レベルと前記複
    数の関係式から求められる複数の座標を含む第1組の候
    補座標を求め、 第2の無線基地局に対応する第2の受信レベルと前記複
    数の関係式から求められる複数の座標を含む第2組の候
    補座標を求め、 前記第1組の候補座標と前記第2組の候補座標の双方に
    共通する座標を、共通座標として検出し、 前記共通座標に基づいて、前記移動局の位置を検出する
    ことを特徴とする位置検出方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の位置検出方法において、
    少なくとも、基地局と移動局との距離,基地局の放射電
    力,受信レベル及び基地局のアンテナ設置地点の道路幅
    を変数とする第1の関係式と、少なくとも、特定の交差
    点位置と移動局との距離,基地局の放射電力,受信レベ
    ル及び前記交差点位置と基地局との距離を変数とする第
    2の関係式とを利用して、前記第1組の候補座標及び第
    2組の候補座標を求めることを特徴とする位置検出方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の位置検出方法におい
    て、前記第1の関係式を利用して、基地局のアンテナ設
    置地点から見通し範囲内の道路上の座標を特定し、前記
    第2の関係式を利用して、見通し範囲外の道路上の座標
    を特定することを特徴とする位置検出方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の位置検出方法におい
    て、前記関係式から求められる距離と、予め特定される
    道路の方向に基づいて、候補座標を求めることを特徴と
    する位置検出方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の位置検出方法におい
    て、移動局で検出された複数の受信レベルについて、大
    小関係を互いに比較し、前記複数の受信レベルを、大き
    い順に処理して、前記複数の関係式から候補座標を求め
    ることを特徴とする位置検出方法。
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