JP2008224489A - 位置推定装置 - Google Patents

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哲生 久永
Isao Yamada
功 山田
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立 鄭
Toshikatsu Naito
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Abstract

【課題】マルチパスの影響を受けることなく高精度に位置を求めることが可能な位置推定装置を提供する。
【解決手段】所定周波数の電波を送信する送信機と、所定の場所に配置されて、前記送信機が送信した電波をそれぞれ受信する複数の受信機とを有する位置推定装置であって、前記送信機は、複数の異なる周波数の電波を順次送信する一方、前記各受信機は、前記前記送信機から送信される複数の周波数の電波を受信して、これら電波の受信電界強度を測定する電界強度測定部と、前記各受信機の前記電界強度測定部が測定した受信電界強度から前記送信機の位置を求める位置演算部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は位置推定装置に係り、特に送信機から送信される電波を受信し、その受信電界強度から送信機の位置を推定する位置推定装置または複数の送信機からそれぞれ送信される電波を受信して、その電界強度から受信機の位置を推定する位置推定装置に関する。
近時、特定の対象物に予め備え付けられた無線タグ等から送信される信号を予め所定の場所に配置された複数の受信機(通信機器)がそれぞれ受信し、この受信状況から無線タグ等の位置を検出する位置情報システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−311275号公報
しかしながら上述の位置情報システムにおいて、特に屋内に位置する無線タグ等の送信機から送信される電波は、壁面、天井面および床面によって反射されるほか、屋内に配置された構造物等によっても反射される。このためマルチパスが生じ、受信機には、直接波のほか、複数(無数)の反射波が到来する。
ちなみに位置情報システムに用いられる電波は、もっぱらUHF帯以上の周波数が用いられる。この場合、無線タグ等の送信機がわずかに移動しただけでも、受信機は、マルチパスによる影響を顕著に受け、それ故、受信電界強度が大きく変化し、特に受信電界強度が極端に低下するヌルポイントが生じることもある。このヌルポイントは、電波到達の可逆性から受信機と送信機の位置を入れ替えても同様に生じる。このため、従来の位置情報システムにあっては、無線タグの位置を得ることが困難になるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するべくなされたもので、その目的とするところは、マルチパスの影響を受けることなく高精度に位置を求めることが可能な位置推定装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明の位置推定装置は、所定周波数の電波を送信する送信機と、所定の場所に配置されて、前記送信機が送信した電波をそれぞれ受信する複数の受信機とを有する位置推定装置であって、
前記送信機は、複数の異なる周波数の電波を順次送信する一方、前記各受信機は、前記前記送信機から送信される複数の周波数の電波を受信して、これら電波の受信電界強度を測定する電界強度測定部と、前記各受信機の前記電界強度測定部が測定した受信電界強度から前記送信機の位置を求める位置演算部とを備えることを特徴としている。
好ましくは前記位置演算部は、前記電界強度測定部が測定した前記受信電界強度の最大値から前記送信機と前記受信機との距離を求めることが望ましい。
また前記位置演算部は、前記電界強度測定部が測定した前記受信電界強度の平均値から前記送信機と前記受信機との距離を求めることを特徴としている。
上述の位置推定装置は、送信機から送信される複数の異なる周波数の電波を受信機が受信し、それぞれの電波における受信電界強度の最大値または平均値から各送信機までの距離を求め、この求めた複数の距離から例えば三辺測量法によって送信機の位置を推定する。
あるいは上述した目的を達成するべく本発明の位置推定装置は、所定の場所にそれぞれ配置されて、複数の異なる周波数の電波をそれぞれ送信する複数の送信機と、これら送信機からそれぞれ送信された前記電波を受信して、これらの電波の受信電界強度から前記各送信機までの距離を求め、この求めた距離から現在の位置を求める受信機とを備えることを特徴としている。
特に前記送信機は、他の送信機とそれぞれ同期付けられて予め割り当てられたタイムスロットの到来を判定する送信機同期部と、この送信機同期部により予め割り当てられたタイムスロットの到来が検出されたとき、該タイムスロット内に複数の異なる周波数の電波を予め定められた順序で送信する送信部とを具備し、
前記受信機は、複数の前記送信機から送信される電波をそれぞれ受信して、前記タイムスロットを検出する受信機同期回路と、この受信機同期回路によって得られた前記タイムスロット毎に複数の前記送信機からそれぞれ送信される複数の異なる周波数の電波を受信して、これら電波の受信電界強度をそれぞれ求める電界強度測定部と、この電界強度測定部によって求められた前記送信機毎の受信電界強度から該受信機の位置を求める位置演算部とを備えることを特徴としている。
好ましくは前記位置演算部は、前記送信機毎の受信電界強度の最大値から各送信機と前記受信機との距離をそれぞれ求め、この求めた複数の距離から該受信機の位置を得ることが望ましい。あるいは前記位置演算部は、前記受信電界強度の平均値から各送信機と前記受信機との距離をそれぞれ求め、この求めた複数の距離から該受信機の位置を得ることを特徴としている。
上述の位置推定装置は、複数の送信機からそれぞれ送信される複数の異なる周波数の電波を受信機が受信し、それぞれの電波における受信電界強度の最大値または平均値から各送信機までの距離を求め、この求めた複数の距離から例えば三辺測量法によって受信機の位置を推定する。
上述した本発明の請求項1に係る位置推定装置は、所定の場所に配置された受信機が、送信機から送信される複数の異なる周波数の電波をそれぞれ受信し、その受信電界強度から送信機の位置を求めているので、マルチパスによるヌルポイントの影響を抑えることができ、精度よく送信機の位置を推定することができる。
また本発明の請求項2または3に係る位置推定装置は、複数の受信機の電界強度測定部がそれぞれ測定した前記受信電界強度の最大値または平均値から送信機の位置を推定しているので、マルチパスによる受信電界強度の影響をよりいっそう抑えることができ、高精度に位置を推定することができるという優れた効果が得られる。
あるいは本発明の請求項4に係る位置推定装置は、所定の場所にそれぞれ配置された複数の送信機が、それぞれ複数の異なる周波数の電波をそれぞれ送信する一方、現在の位置を求める受信機は、複数の送信機からそれぞれ送信された異なる周波数の電波を受信して、これらの電波の受信電界強度から各送信機までの距離を求め、この求めた距離から現在の位置を得ているのでマルチパスによって生じる受信電界強度の極端な低下(ヌルポイント)の影響を受けることなく高精度に位置を求めることができる。
また本発明の請求項5に係る位置推定装置は、複数の送信機が屋内等の所定の場所にそれぞれ配置され、所定のタイムスロット毎に複数の周波数の電波を順次送信する一方、受信機は、これら送信機から送信された複数の周波数の電波を受信している。したがってマルチパスによって生じる周波数の電波のヌルポイントに受信機が位置したとしても、別の周波数の電波が同時にヌルポイントとなる確率が極めて低い。このため受信機は、ヌルポイントの影響を受けることなく高精度に位置を推定することができる。
特に本発明の請求項6に係る位置推定装置は、複数の送信機がそれぞれ送信した複数の周波数の電波のうち、その受信電界強度が最大になる周波数の電波を用いて位置推定を行っているので、マルチパスによる受信電界強度が低下することがない。
また本発明の請求項7に係る位置推定装置は、複数の送信機がそれぞれ送信した複数の周波数の電波における受信電界強度の平均値を用いて位置推定を行っているので、マルチパスによる受信電界強度の影響を抑えることができ、高精度に位置を推定することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、図1〜図18は、本発明を説明するための図面であって、これらの図によって本発明が限定されないということは、いうまでもない。
<第一の実施形態>
さて、図1において10は、複数の周波数の電波を送信する送信機であり、20は、この送信機10が送信する複数の周波数の電波をそれぞれが受信する複数の受信機である。尚、これら受信機20は、所定の位置に予め配置されている。
送信機10は、二つの異なる周波数(f,f)の高周波信号を発振する発振器11、この発振器11の発振周波数を切り換える周波数切換部12、発振器11の出力信号を増幅する増幅器13、この増幅器13が増幅した高周波信号を電波として空間に放射する送信アンテナ14、所定のタイミングで周波数切換部12に発振周波数の切り換え指示および増幅器13の作動指示を与えるタイミング生成部15を備えて構成される。
一方、受信機20は、送信機10が送信した電波を受ける受信アンテナ21、受信アンテナ21から取り込む電波の周波数に同調させる同調部22、この同調部22の受信周波数を切り換える周波数切換部23、送信機10が送信するタイミングと同期して周波数切換部23に切り換え指示を与える同期部24、同調部22によって受信された受信信号の電界強度を計測する電界強度測定部25を備える。
そして各受信機20の電界強度測定部25が計測した電界強度は、得られた電界強度の情報を集約し、送信機の位置を推定する位置演算部30に与えられる。
概略的には、上述したように構成された本発明の特徴ある位置推定装置の作動についてより詳細に説明する。
送信機10は、図2に示すように所定のタイミングで二つの異なる周波数f,fの電波を送信する。この図は、送信機10が周波数fの電波を送信し始める時間を基準時刻[t=0]としている。
さて、[t=0]になると送信機10のタイミング生成部15は、発振器11の発振周波数をfにするべく周波数切換部12に周波数切り換え指示を与えると共に、増幅器13を作動させる。すると送信機10は、送信アンテナ14から周波数fの電波を送信する。
次いで時刻[t=t]になるとタイミング生成部15は、増幅器13の作動を停止させて電波の送信を停止させるとともに、周波数切換部12に周波数の切り換え指示を与えて発振器11の発振周波数をfに切り換える。そして[t=t]になるとタイミング生成部15は、時刻[t=t]までの間、増幅器13を作動させる。すると送信機10は、周波数fの電波を送信アンテナ14から送信する。
以後、送信機10は、所定の周期T毎に二つの異なる周波数f,fの電波を順次送信する。
一方、複数の受信機20は、このようにして送信された電波をそれぞれ受信アンテナ21から取り込む。同期部24は、送信機10が送信した周波数fの電波を受信したことによって前述した送信機10のタイミング生成部15のタイミングと同期する。そして同期部24は、[t=0]〜[t=t]の間、周波数切換部23に同調部22の受信周波数を[f]にするように切り換え指示を与える。同調部22が受信した周波数fの受信信号は、電界強度測定部25に与えられ、電界強度が計測されて保持される。
次いで同期部24は、時刻[t=t]〜[t=t]の間、周波数切換部23に同調部22の受信周波数を[f]にするように切り換え指示を与える。そして同調部22が受信した周波数fの受信信号は、電界強度測定部25に与えられて、電界強度が計測され、保持される。
尚、受信機20の同期部24は、送信機10のタイミング生成部15が周波数を切り換えるタイミングに同期して受信機20の受信周波数を切り換えるように構成されている。
このようにして各受信機20が受信して計測した電界強度の情報は、位置演算部30に集約される。位置演算部30に集約された各受信機の電界強度の情報は、各受信機20毎に、いずれか一方の周波数の電波における電界強度が最大となる値(最大値)または、これらの電界強度を平均して得られた値(平均値)を採用し、その電界強度から各受信機20と送信機10までの距離を求め、送信機10の位置を推定する。
このような特徴ある本発明の位置推定装置について、発明者らは、その効果を検証するためシミュレーションを実施した。このシミュレーションは、屋内に固定した送信機と、この屋内を移動しながら送信機が送信した電波を受信する受信機の位置を移動させたとき、受信機の受信電界強度がどのようになるかをレイトレーシング法シミュレーションによって確認したものである。
まず、コンクリート製の壁・床・天井で構成され、床面および天井面が、10m×8m高さが3mの直方体形状の屋内に送信機(送信点Tx)と受信機(受信点Rx)をそれぞれ配置したものとして、受信機へ至る電波の到来状況(マルチパスの状況)を確認した。このシミュレーションにおいて、図3に示すように床面の一隅をxyzの三次元空間の原点Oとしたとき、送信機の送信点Txは、座標(x,y,z)=(1,3,2.5)の位置に固定する。一方、受信機の受信点Rxは、座標(x,y,z)=(1,4,1.5)の位置から、高さを変えることなくx方向に座標(x,y,z)=(6,4,1.5)まで移動する。
またこのシミュレーションは、送信点Txにおける送信出力Pt=0dBm、送信アンテナ利得Gt=0dBm(完全無指向性)、受信アンテナ利得Gr=0dBm(完全無指向性)、送信電波の周波数f=2440MHz(波長λ=0.12295m)、伝搬損失係数n=2とし、反射回数を5回までとした。
ちなみに自由空間における受信電力Pr(理論値)は、よく知られているように次式で求めることができる。
Pr=Pt・Gt・Gr(λ/4πd)
さて、上記条件でシミュレーションを行うと図4に示すように送信点Txから送信された単一周波数の電波は、直接波以外にも、多数の反射波が受信点Rxに到来するという結果が得られた。ちなみにこの図は、受信点の座標(x,y,z)=(6,4,1.5)に到来する直接波および反射波をその上方から視野して示したものである。
またこの受信点Rxにおける受信レベルを、電波の到来方向に対してその垂直方向および水平方向について求めるとそれぞれ図5および図6に示す結果が得られる。これらの結果から導かれる結論は、受信点Rxには、垂直方向、水平方向のいずれも、あらゆる方向から電波が到来しており、反射波のレベルも直接波とそれほど変わらないことが認められる。したがって受信点Rxには、直接波のほか、多数の反射波が合成して到来することになる。このため受信点Rxの位置がわずかにずれてもマルチパスにおける各パスの位相が異なり、合成された受信電力が大きく変動することが容易に想定される。
ちなみに自由空間における上述した受信電力Pr(理論値)と、このシミュレーションによる受信電界強度(RSSI)とを、横軸に原点からの距離をとり、縦軸に受信電界強度RSSIをとった座標に描くと、図7のグラフが得られる。
このグラフに示されるように受信電力Prの理論値は、送信点Txと受信点Rxの距離が離れるにつれて徐々に減衰していくものの、シミュレーションによって得られた受信電界強度は、マルチパスによって受信点Rxに到達した電波が互いに強めあうときには、理論値よりも受信電界強度が強くなる反面、互いに弱めあうときは理論値よりも受信電界強度が弱くなることが読み取れる。
このシミュレーションによって得られた受信電界強度から距離を推定するため、横軸に距離、縦軸に求めた推定距離をそれぞれとってプロットすると図8のグラフが得られる。この図に示されるように実際の距離(実距離)が5m前後の点で、推定距離が25mを上回る値になることが読み取れる。したがって、単一周波数を送信点Txから送信した従来の位置推定方式は、受信点Rxの位置を推定することが困難になることがわかる。ちなみに受信点Rxにおける受信電界強度の変動は、送信点Txからが送信される電波の周波数によって大きく異なることはいうまでもない。
次に発明者らは、本発明の効果を検証するべく,送信機が送信する二つの異なる周波数を3%異ならせた場合でシミュレーションを実施した。具体的にこのシミュレーションでは、周波数f=2400MHz、周波数f=2480MHzとしてそれぞれの周波数の電波を送信点Txから送信する。すると受信点Rxにおける受信電界強度RSSIは、図9に示すようになった。この図に示されるように二つの周波数f,fの波長が異なるため、それぞれの周波数における受信点Rxへの経路(マルチパス)が異なり、受信電界強度RSSIの変化は、互いに異なったものとなる。
そこでこれら受信電界強度RSSIのいずれか一方の最大値および二つの周波数のおける受信電界強度RSSIの平均値を求めてプロットすると、図10および図11が得られる。この図に示されるように、受信電界強度RSSIの最大値および平均値のいずれも、そのばらつきが抑えられていることが読み取れる。
そして、受信電界強度RSSIのいずれか一方の最大値、あるいは二つの周波数f,fの受信電界強度RSSIの平均値を用いて推定距離を求めるとそれぞれ図12および図13に示す結果が得られる。これらの図に示されるように受信電界強度RSSIの最大値あるいは平均値のいずれも推定距離のばらつきが2〜3m程度に抑えられていることがわかる。つまり、送信点Txから異なる二つの周波数の電波を送信して上記演算をすれば、単一周波数を送信した場合に比べて推定距離の誤差が相当小さくなっていることが読み取れる。
次に発明者らは、更に三つの異なる周波数f,f,fとして、周波数f=2400MHz,周波数f=2440MHz,周波数f=2480MHzの三つの電波を用いて、上述したようにして受信点Rxにおける受信電界強度RSSIを計測した。その結果、計測した受信電界強度RSSIの最大値および平均値から距離推定を求めると、それぞれ図14、図15に示す結果が得られた。
この結果から導かれる結論は、二つの異なる周波数から距離を推定するより、三つの異なる周波数を用いて距離を推定すれば、更に推定距離のばらつきが少なくなっていることがわかる。尚、推定距離から得られる回帰直線からの差の標準偏差を求めると図16に示す結果が得られた。
したがって、これらのシミュレーション結果からわかるように異なる周波数を多く用いるほど、推定距離のばらつきが小さくなるという結論が導ける。また推定距離のばらつきは、平均値を用いるよりも最大値を用いた方が、そのばらつきが小さくなるこという結果も得られた。
このようなことから位置演算部30は、受信機20が受信した複数の送信機から送信された異なる周波数の電波における受信電界強度RSSIの最大値または平均値を用いて推定距離を求めればよい。
ちなみに位置演算部30には、受信電界強度RSSIから受信点Rxの位置を求める代表的な方式としてセルID方式と三辺測量方式等が適用される。
セルID方式は、受信機をできるだけ一定間隔に平面に配置し、移動する送信機からの電波を最も強く受けた受信機の近傍に送信機が存在するものと推定する方式である。
一方、三辺測量方式は、平面に受信機を複数配置し、移動する送信機からの電波を最寄りの三つの受信機で受信し、各々の受信機で測定した受信電力から送信機までの距離を推定し、三つの受信機の位置座標と推定距離から送信機の位置座標を求める方式である。
いずれの方式でも測定する受信電界強度RSSIにばらつきがあると推定位置に誤差を生じる。つまりセルID方式の場合は、送信機が隣接受信機の近傍にあると判断されることになり、また三辺測量方式は、推定送信機における位置座標の誤差となる。
しかるに本発明の距離推定装置は、送信機から送信される複数の周波数の電波を用いているので、位置演算部30にセルID方式あるいは三辺測量方式のいずれの方式を採用しても推定位置の誤差を少なくすることができる。
尚、位置演算部30は各受信機に通信により接続される独立の機器により構成するか、あるいはどれかの受信機に内包されるかは自由である。
また、上述した送信機10は、容易に移動できるように電池が電源として用いられた場合、この電池の消耗を少なくするため、送信時間はできるだけ短時間であることが好ましい。このため送信機は、通常はスリープ状態にしておき、タイマーで1秒毎、1分毎あるいは1時間毎などに所定の時間周期で間欠的に送信を行わせることが望ましい。ちなみに送信機から送信される電波に送信機を識別させる送信IDを載せる程度であれば送信時間は、1ms以下で十分である。送信IDとは、送信機の識別子のことで送信電波に乗せる情報の一つであり、これにより位置演算部などで送信器を携帯する者までわかり得るので、例えば、誰がどこにいるなど建物内の人員の管理に資するものである。
しかし送信機の発振器11に水晶振動子を用いた場合、水晶振動子はQが高いためスリープ状態から立ち上がるのに一般に数msから数十msが必要である。また水晶振動子の発振が安定するまでの立ち上りの時間中も電力が消費される。この立ち上がり時間は、一般に送信時間よりも長い。したがって二つ以上の異なる周波数を送信する場合、異なる周波数の電波を水晶振動子の発振を止めることなく続けて送信すれば、送信機における消費電力の増加はわずかで済む。
尚、周波数の切り換えは、シンセサイザを用いれば、ごく短時間のうちに行うことができる。この場合は、送信機から送信される複数の電波の周波数を予め受信機側にもセットしておく。そして受信機は、周波数fの電波を受信した後、所定のタイミングで周波数fの電波を受信するように切り換える。もちろん周波数切換方法は、三つ以上の異なる周波数を用いる場合であっても同様に行えばよい。
<第二の実施形態>
次に本発明の第二の実施形態に係る位置推定装置について説明する。この実施形態が上述した第一の実施形態と異なるところは、複数の送信機が所定の場所にそれぞれ配置されて、複数の異なる周波数の電波をそれぞれ送信する一方、受信機がこれら各送信機からそれぞれ送信された電波を受信して、これらの電波の受信電界強度から各送信機までの距離を求め、この求めた距離から現在の位置を求める点にある。
尚、図17,18は、本発明の第二の実施形態を説明する図であり、前述した第一の実施形態と同機能を有する部位には、同符号を付し、その説明を略述する。
さて、図17において10A,10Bは、例えば屋内のそれぞれ異なる場所に配置されて予め割り当てられたタイムスロット毎に二つの異なる周波数(f,f)の電波を送信する送信機であり、20は、これら送信機10A,10Bから送信される電波を受信する受信機である。尚、この図では、理解をしやすくするため、二台の送信機10A,10Bだけを描いているが、三台以上の送信機を用いて構成してもかまわない。
送信機10A,10Bは、それぞれ二つの異なる周波数(f,f)の高周波信号を発振する発振器11A,11B、この発振器11A,11Bの発振周波数を切り換える周波数切換部12A,12B、発振器11A,11Bの出力信号を増幅する増幅器13A,13B、この増幅器13A,13Bが増幅した高周波信号を電波として空間に放射する送信アンテナ14A,14B、他の送信機とそれぞれ同期付けられて予め割り当てられたタイムスロットの到来を判定し、周波数切換部12A,12Bに発振周波数の切り換え指示および増幅器13A,13Bの作動指示を与える同期部16A,16Bを備えて構成される。
一方、受信機20は、送信機10A,10Bがそれぞれ送信した電波を受ける受信アンテナ21、受信アンテナ21から取り込む電波の周波数に同調させる同調部22、この同調部22の受信周波数を切り換える周波数切換部23、送信機10A,10Bがそれぞれ送信するタイミング(タイムスロット)と同期して周波数切換部23に切り換え指示を与える同期部24、同調部22によって受信された受信信号の電界強度を計測する電界強度測定部25、この電界強度測定部25が計測した電界強度から、送信機10A,10Bの位置を求める位置演算部30を備える。
概略的には上述したように構成された本発明の第二の実施形態に係る位置推定装置の作動についてより詳細に説明する。
図18に示すように二つの送信機10A,10Bは、送信機10Aが送信した後、送信機10Bが送信するサイクルを一周期Tとして、送信機10A,10B毎に予め割り当てられたタイムスロット内で交互に電波を送信する。
ここでは、理解をしやすくするために送信機10Aが周波数fの電波を送信し始める時間を基準時刻[t=0]とする。また二つの送信機10A,10Bおよび受信機20がそれぞれ有する同期部16,24は、互いに同期がとれて各々タイムスロットのタイミングが把握できているものとして説明する。
同期部16,24が互いに同期するには、例えば、送信機10Aがマスタ送信局となり、同期化のための電波(タイミング信号)を送出し、送信機10Bおよび受信機20は、このタイミング信号を受信して送信機10Aの同期部16Aのタイミングと一致するようにそれぞれの同期部16B,24を同期させればよい。
あるいは同期化の方法は、これ以外にも同期化のための送信機(基準送信機)を別に用意して、この送信機が送信するタイミング信号を送信機10A,10Bおよび受信機20がそれぞれ受信して同期するようにしてもよい。この基準送信機としては、例えば、GPS衛星が送出する電波や電波時計校正用の電波等が適用できる。
その他、同期化の方法としては、例えば図19に示すように複数の送信機のうちの1台(図19では送信機10A)に同期部16Aを設け、この同期部16Aから出力されるタイミング信号を他の送信機(図19では送信機10B)にケーブル17等で配信するようにして周波数を切り換えるように構成してもかまわない。
さて、[t=0]になると送信機10Aの同期部16Aは、送信機10Aに与えられたタイムスロットTaが到来したと判断し、発振器11Aの発振周波数をfにするべく周波数切換部12Aに周波数切り換え指示を与えると共に、増幅器13Aを作動させる。すると送信機10Aは、送信アンテナ14Aから周波数fの電波を送信する。
次いで時刻[t=t]になると同期部16Aは、増幅器13Aの作動を停止させて電波の送信を停止させるとともに、周波数切換部12Aに周波数の切り換え指示を与えて発振器11Aの発振周波数をfに切り換える。そして[t=t]になると同期部16Aは、時刻[t=t]までの間、増幅器13Aを作動させる。すると送信機10Aは、周波数fの電波を送信アンテナ14Aから送信する。このようにして送信機10Aは、予め送信機10Aに与えられたタイムスロットTの間、異なる二つの周波数の電波を送信する。
そして時刻[t=t]になると送信機10Bには、送信可能なタイムスロットTが到来する。すると送信機10Bは、前述した送信機10Aと同様に異なる二つの周波数の電波を順次送信する。
まず、[t=t]のとき、送信機10Bの同期部16Bは、発振器11Bの発振周波数をfにするべく周波数切換部12Bに周波数の切り換え指示を与えると共に、増幅器13Bを作動させる。すると送信機10Bは、送信アンテナ14Bから周波数fの電波を送信する。
次いで時刻[t=t+t]になると同期部16Bは、増幅器13Bの作動を停止させて電波の送信を停止させると共に、周波数切換部12Bに周波数切り換え指示を与えて発振器11Bの発振周波数をfに切り換える。そして[t=t+t]になると同期部16Bは、時刻[t=t+t]までの間、増幅器13Bを作動させる。すると送信機10Bは、送信アンテナ14Bから周波数fの電波を送信する。このようにして送信機10Bは、予め送信機10Bに与えられたタイムスロットTの間、異なる二つの周波数の電波を送信する。
このようにして二台の送信機10A,10Bがそれぞれ異なる二つの周波数の電波を送信して一連のサイクル(一周期T)が完了する。以後、送信機10A,10Bは、このサイクルを繰り返して、異なる二つの周波数f,fの電波を交互に送信する。
一方、受信機20は、このようにして送信された電波を受信アンテナ21から取り込む。同期部24は、送信機10AのタイムスロットTにおいて時刻[t=0]〜[t=t]の間、周波数切換部23に同調部22の受信周波数を[f]にするように切り換え指示を与える。同調部22が受信した周波数fの受信信号は、電界強度測定部25に与えられ、電界強度が計測されて保持される。
次いで同期部24は、時刻[t=t]〜[t=t]の間、周波数切換部23に同調部22の受信周波数を[f]にするように切り換え指示を与える。そして同調部22が受信した周波数fの受信信号は、電界強度測定部25に与えられて、電界強度が計測され、保持される。
このようにして送信機10AのタイムスロットTにおいて、電界強度測定部25が計測した送信機10Aが送信した異なる二つの周波数f,fの電界強度は、位置演算部30に与えられる。位置演算部30は、いずれか一方の電界強度が最大となる値(最大値)または、これらの電界強度を平均して得られた値(平均値)を採用し、その電界強度から送信機10Aまでの距離を求める。
次に送信機10BのタイムスロットTにおいても上述したように同期部24が周波数切換部23に周波数の切り換え指示を与え、同調部22が受信した二つの周波数f,fの電波の電界強度を電界強度測定部25が計測すると共に、これらの電界強度から位置演算部30が送信機10Bまでの距離を求める。
このように本発明の位置推定装置は、送信機10A,10Bのそれぞれが異なる二つの周波f,fの電波を送信する一方、受信機20は、これらの送信機10A,10Bからそれぞれ送信された二つの周波数f,fの電波の電波を受信して、これら電波の電界強度の最大値または平均値から送信機10A,10Bまでの距離を求めているので、マルチパスによって生じるヌルポイントの影響を受けることが少なく、高精度に受信機20の位置を推定することができる。
尚、本発明の位置推定装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもかまわない。
例えば前述した実施形態は、送信機10A,10Bおよび受信機20のそれぞれに同期部16A,16B,24を備えたものを例示したが、これらの同期部を排除し、送信機が送信する電波の周波数を切り換える時間間隔を予め定めておいてもよい。そして受信機20は、送信機から送信される複数の周波数の電波のうち、最初に送信される周波数の電波を受信し、送信機の送信タイミングを検出する。次いで送信機が周波数を切り換える時間になったとき、受信機は、送信機から送信される周波数に切り換えて受信をする。このようにすることで本発明の位置推定装置は、より簡易な構成でありながら高精度に位置を推定することが可能となる。
また上述した受信機は、同調部を複数有し、送信機から送信される異なる周波数の電波を同時に受信するように構成することで、受信周波数を切り換える周波数切換部や、同期部を不要とすることができ、簡易な構成でありながら高精度に位置を推定することが可能となる等、本発明の距離推定装置は、実用上極めて効果的である。
本発明の第一の実施形態に係る位置推定装置におけるシステム構成の概略を示すブロック図。 図1に示す送信機の送信タイミングを示すタイミングチャート。 シミュレーションに用いた屋内における送信点と受信点の関係を示す概略図。 図3に示す受信点に到達する電波のパスをシミュレーションした結果を示す図。 図3に示す受信点に到達する電波の垂直方向におけるレベルを示したグラフ。 図3に示す受信点に到達する電波の水平方向におけるレベルを示したグラフ。 図3に示したシミュレーションにおいて受信点の位置を移動させた場合の受信における電界強度の理論値およびシミュレーション結果の値を示すグラフ。 図7に示した結果から推定距離を求めた値を示すグラフ。 図3に示したシミュレーションにおいて送信点から二つの異なる周波数の電波を送信し、受信点の位置を移動させた場合の受信における電界強度のシミュレーション結果の値を示すグラフ。 図9に示した結果から得られる最大値を求めた結果を示すグラフ。 図9に示した結果から得られる平均値を求めた結果を示すグラフ。 図9に示した電界強度の最大値から推定距離を求めた値を示すグラフ。 図9に示した電界強度の平均値から推定距離を求めた値を示すグラフ。 送信点から三つの異なる周波数の電波を送信した場合、受信点における電界強度の最大値から推定距離を求めた値を示すグラフ。 送信点から三つの異なる周波数の電波を送信した場合、受信点における電界強度の平均値から推定距離を求めた値を示すグラフ。 受信点における電界強度から得られた推定距離を示すグラフから導かれる回帰曲線との差から求めた標準偏差の値を示す表。 本発明の第二の実施形態に係る位置推定装置におけるシステム構成の概略を示すブロック図。 図17に示す二台の送信機の送信タイミングを示すタイミングチャート。 図17に示す本発明の第二の実施形態に係る位置推定装置を変形した実施形態におけるシステム構成の概略を示すブロック図。
符号の説明
10 送信機
11 発振器
12 周波数切換部
13 増幅器
14 送信アンテナ
15 タイミング生成部
20 受信機
21 受信アンテナ
22 同調部
23 周波数切換部
24 同期部
25 電界強度測定部
30 位置演算部

Claims (7)

  1. 所定周波数の電波を送信する送信機と、
    所定の場所に配置されて、前記送信機が送信した電波をそれぞれ受信する複数の受信機と
    を有する位置推定装置であって、
    前記送信機は、複数の異なる周波数の電波を順次送信する一方、
    前記各受信機は、前記前記送信機から送信される複数の周波数の電波を受信して、これら電波の受信電界強度を測定する電界強度測定部と、
    前記各受信機の前記電界強度測定部がそれぞれ測定した受信電界強度から前記送信機の位置を求める位置演算部と
    を備えることを特徴とする位置推定装置。
  2. 前記位置演算部は、前記電界強度測定部がそれぞれ測定した前記受信電界強度の最大値から前記送信機と前記受信機との距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の位置推定装置。
  3. 前記位置演算部は、前記電界強度測定部がそれぞれ測定した前記受信電界強度の平均値から前記送信機と前記受信機との距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の位置推定装置。
  4. 所定の場所にそれぞれ配置されて、複数の異なる周波数の電波をそれぞれ送信する複数の送信機と、
    これら送信機からそれぞれ送信された前記電波を受信して、これらの電波の受信電界強度から前記各送信機までの距離を求め、この求めた距離から現在の位置を求める受信機と
    を備えることを特徴とする位置推定装置。
  5. 前記送信機は、他の送信機とそれぞれ同期付けられて予め割り当てられたタイムスロットの到来を判定する送信機同期部と、
    この送信機同期部により予め割り当てられたタイムスロットの到来が検出されたとき、該タイムスロット内に複数の異なる周波数の電波を予め定められた順序で送信する送信部と
    を具備し、
    前記受信機は、複数の前記送信機から送信される電波をそれぞれ受信して、前記タイムスロットを検出する受信機同期回路と、
    この受信機同期回路によって得られた前記タイムスロット毎に複数の前記送信機からそれぞれ送信される複数の異なる周波数の電波を受信して、これら電波の受信電界強度をそれぞれ求める電界強度測定部と、
    この電界強度測定部によって求められた前記送信機毎の受信電界強度から該受信機の位置を求める位置演算部と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の位置推定装置。
  6. 前記位置演算部は、前記送信機毎の受信電界強度の最大値から各送信機と前記受信機との距離をそれぞれ求め、この求めた複数の距離から該受信機の位置を得ることを特徴とする請求項5に記載の位置推定装置。
  7. 前記位置演算部は、前記受信電界強度の平均値から各送信機と前記受信機との距離をそれぞれ求め、この求めた複数の距離から該受信機の位置を得ることを特徴とする請求項5または6に記載の位置推定装置。
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