JP3726459B2 - データ中継装置、データ中継方法、情報端末装置、情報端末装置の情報処理方法、データ通信システムおよび記録媒体 - Google Patents

データ中継装置、データ中継方法、情報端末装置、情報端末装置の情報処理方法、データ通信システムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ中継装置、データ中継方法、情報端末装置、情報端末装置の情報処理方法、データ通信システム、および、記録媒体に関し、特に、ネットワークを介してサーバと接続されるデータ中継装置、データ中継方法、情報端末装置、情報端末装置の情報処理方法、データ通信システム、および、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、全世界を結ぶ巨大なコンピュータネットワークであるインターネットが急速に普及している。ネット間ネットであるインターネットには、LAN(Local Area Network)等の閉じられたネットワークの内部の情報端末装置であるクライアントコンピュータ(以下、単に「クライアント」と呼ぶ)からでもアクセスができ、メールを送信したり、外部のデータベースを利用したりすることができる。このように、インターネットには様々なサービスがあるが、中でも、種々の動画・音声から構成されるマルチメディア画面を世界中から受信することができるWWW(World Wide Web)の人気が高い。
【0003】
WWW上のデータを閲覧するには、Netscape Navigator(Netscape Communications社の登録商標) などのブラウザーと呼ばれるクライアントソフトを利用する。ユーザは、見たいWWWを指定するURL(Uniform Resource Locator)を記述するか、HTML(Hyper Text Markup Language)文書内のリンク(ハイライト表示された文字あるいは画像であり、その文字もしくは画像をポインティングデバイス等で選択することにより、その時見ている文書に関連のある別のデータを見ることができる。)を辿ることにより、所望の情報を得ることができる。
【0004】
ところで、LAN等の内部からインターネットを利用する場合、一般には、クライアントソフトが動作するクライアントをプロクシーサーバと呼ばれるデータ中継装置を介して間接的にインターネットに接続する方法が採られている。そのような構成を採用することにより、通信効率を向上させることが可能となる。
【0005】
即ち、一度取得したデータを自サーバ内のキャッシュに保存し、LAN内部から再度同じデータへのアクセスがあった場合に、そこからデータを供給するようにすることで、ネットワークへの負担を最小限に抑え、通信効率を向上させることができるのである。
【0006】
このようなデータ中継装置は、基本的には、外部のサーバとLAN内部のクライアントの間における情報の授受の仲介を行うものである。しかしながら、以下のように高機能化されたデータ中継装置も提案されている。
【0007】
例えば、「特開平09−168027号公報」には、クライアントの設定の相違(使用するブラウザソフトの種類の相違等)に起因して生ずる画面表示の差異を吸収するために、HTML言語で記述されたデータを一旦画像データに変換してから、クライアントに供給するデータ中継装置が公開されている。このような方法によれば、クライアントの使用するブラウザソフトの種類などに依らず、常に一定の表示内容を得ることが可能となる。
【0008】
ところで、ネットワーク上のサーバに掲載されているデータ(例えば、マルチメディア画面等)は、定期的あるいは不定期的に更新されることが一般的である。従って、最新のデータを常に閲覧しつづけるためには、頻繁にそのサーバにアクセスする必要がある。
【0009】
閲覧を希望するデータが多量にある場合には、ユーザへの負担が増加するため、そのような問題を解消するために、例えば、WebWhat’sNew(エー・アイ・ソフト株式会社の登録商標)などのソフトウエアが利用されている。このようなソフトウエアでは、複数のデータを対象として定期的に更新の有無をチェックするので、ユーザの負担を増大させることなく、データの更新に追従することが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来技術では、対象となるサーバの名称、データの取得日時(または、取得周期)などを設定することにより、更新されたデータを取得したり、データの更新がなされたことをメッセージとして表示するように構成されていた。従って、データが不定期的に更新される場合には、対応することが困難であるという問題点があった。
【0011】
即ち、不定期的に更新される情報は、例えば、期間が限定されたキャンペーンに関する情報のように、重要な情報である場合が少なくない。このように突発的に更新される情報を漏れなく取得するためには、サーバにアクセスする頻度はできるだけ高く設定するほうが望ましい。しかし、頻度を高く設定すると、サーバへのアクセス回数が増加し、それに伴って通信コストが増大する結果となる。
【0012】
また、短い周期で(例えば、毎日)更新されるデータも含めて、複数のデータを対象とし、しかも、データが更新されたことをユーザに通知するように設定した場合には、長い周期または不定期的に更新されるデータと、短い周期で更新されるデータとが同時に表示されることになる。その場合、表示される情報が過多となり、短い周期で更新される複数の情報に混じって表示された重要な情報を見逃す恐れがあるという問題点があった。
【0013】
仮に、そのような重要な情報を取得することに成功した場合でも、更新前の情報をユーザが取得していない場合には、新旧それぞれの情報を比較することができないという問題点もあった。
【0014】
更に、複数のサーバのデータを追従の対象とする場合には、ソフトウエアの設定が煩雑になるとともに、設定がなされた情報端末からユーザが離れるような場合(例えば、出張時など)では、更新されたデータを閲覧することができないという問題点もあった。
【0015】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、サーバに掲載されているデータが変更された場合に、ユーザに負担をかけることなく、データが更新された事実や更新されたデータをユーザが望む形態により提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、ネットワーク上のサーバと、複数の情報端末装置との間でデータの中継を行うデータ中継装置において、前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持手段と、前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段にて取得したデータを前記データ要求を入力した情報端末装置に送信するデータ出力手段と、前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出手段と、前記情報端末装置からの要求に応じて、前記更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する情報選択手段と、選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供手段とを有することを特徴とするデータ中継装置が提供される。
【0017】
ここで、履歴情報保持手段は、情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、データ要求に関する情報を履歴情報として追加する。データ取得手段は、データ要求に応じてネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得する。更新データ検出手段は、データ取得手段にて取得したデータをデータ要求を入力した情報端末装置に送信する。更新データ検出手段は、履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する。情報選択手段は、情報端末装置からの要求に応じて、更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する。情報提供手段は、選択された情報を情報端末装置に対して提供する。これにより、複数の情報端末装置によってアクセスされたデータの更新情報を生成し、各情報端末装置の要求に応じて提供することが可能となる。
【0018】
また、サーバとの間でデータを中継するとともに、中継したデータ、および、その更新情報を保持管理しているデータ中継装置を経由し、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置において、データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析手段と、前記要求解析手段の解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報をデータ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力手段と、前記特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力手段とを有することを特徴とする情報端末装置が提供される。
【0019】
ここで、要求解析手段は、データ取得要求が入力されると、データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する。特定情報出力手段は、要求解析手段の解析の結果、データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報をデータ取得要求から抽出し、データ中継装置に対して出力する。表示出力手段は、特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、データ中継装置から転送されてきた更新情報を表示装置に対して出力する。これにより、データ中継装置において生成された更新情報を参照することが可能となる。
【0020】
更に、複数の情報端末装置と、前記複数の情報端末装置とネットワーク上のサーバとの間でデータの中継を行うデータ中継装置とによって構成されるデータ通信システムにおいて、前記情報端末装置は、データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析手段と、前記要求解析手段の解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報をデータ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力手段と、前記特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力手段とを有し、前記データ中継装置は、前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持手段と、前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段にて取得したデータを前記データ要求を入力した情報端末装置に送信するデータ出力手段と、前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出手段と、前記情報端末装置から送信される特定情報に応じて、前記更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する情報選択手段と、選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供手段とを有することを特徴とするデータ通信システムが提供される。
【0021】
ここで、情報端末装置において、要求解析手段は、データ取得要求が入力されると、データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する。特定情報出力手段は、要求解析手段の解析の結果、データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報をデータ取得要求から抽出し、データ中継装置に対して出力する。表示出力手段は、特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、データ中継装置から転送されてきた更新情報を表示装置に対して出力する。データ中継装置において、履歴情報保持手段は、情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、データ要求に関する情報を履歴情報として追加する。データ取得手段は、データ要求に応じてネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得する。データ出力手段は、データ取得手段にて取得したデータをデータ要求を入力した情報端末装置に送信する。更新データ検出手段は、履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する。情報選択手段は、情報端末装置から送信される特定情報に応じて、更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する。情報提供手段は、選択された情報を情報端末装置に対して提供する。これにより、複数の情報端末装置によってアクセスされたデータの更新情報をデータ中継装置において生成するとともに、各情報端末装置から、生成された更新データを参照することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の原理図である。この図において、情報端末装置1は、データ中継装置2を介して、ネットワーク3に接続されており、ネットワーク3に接続されているサーバ4に格納されているデータ4aから所望のデータを取得する。
【0023】
データ中継装置2は、履歴情報保持手段2a、データ取得手段2b、データ出力手段2c、更新データ検出手段2d、情報選択手段2e、情報提供手段2fにより構成されており、情報端末装置1からのデータ要求に応じて、サーバ4から所望の情報を取得するとともに、その履歴情報を生成して管理する。また、履歴情報を参照して、データの更新状況を示す情報(更新情報)を生成し、情報端末装置1から要求があった場合には、所望のデータ更新情報を選択して提供する。
【0024】
データ中継装置2において、履歴情報保持手段2aは、情報端末装置1から取得要求がなされたデータの履歴を生成して保持する。データ取得手段2bは、情報端末装置1からデータ取得要求が発生した場合には、まず、履歴情報中から所望のデータを検索し、存在している場合にはそのデータを情報端末装置1に対して送出する。また、所望のデータが存在していない場合には、ネットワーク3を介して、サーバ4に要求を行い、所望のデータを取得し、情報端末装置1に対して出力する。
【0025】
データ出力手段2cは、データ取得手段2bによって取得されたデータを情報端末装置1に対して出力する。更新データ検出手段2dは、履歴情報保持手段2aに保持されている履歴情報を参照して、更新されたデータ(更新データ)を検出する。
【0026】
情報選択手段2eは、更新データ検出手段2dによって検出された更新データから、情報端末装置1のユーザが希望するものを選択し、情報提供手段2fに対して更新情報として出力する。情報提供手段2fは、情報選択手段2eによって選択された更新データを、情報端末装置1に対して提供する。
【0027】
ここで、例えば、情報端末装置1が複数接続されている社内LAN等を想定すると、各ユーザは共通の目的を有する場合が多いことから、アクセスされるサーバ4の種類も自ずと共通したものとなる。従って、そのようなグループにおいては、平均的に見れば、常に誰かが重要性の高いサーバ4に対してアクセスしている場合が多いので、そのような状況下においては、履歴情報保持手段2aには、定期、不定期に拘らず、重要性の高いデータに関する履歴情報が格納されていることが期待される。
【0028】
更新データ検出手段2dは、このようにして蓄積されている履歴情報から更新データを検出し、また、その検出された更新データを、個々のユーザの要求に応じて情報選択手段2eによって選択し、情報提供手段2fにより提供する。従って、以上のようなデータ中継装置2によれば、ユーザにとって重要な更新データに関する更新情報のみを選択的に提供することが可能となる。
【0029】
次に、本発明の実施の形態の構成例を図2および図3を参照して説明する。図2は、データ中継装置2の実施の形態の構成例を示す図である。なお、図1に示す原理図と図2に示す実施の形態の対応関係は以下の通りである。
【0030】
即ち、履歴情報保持手段2aの機能は、履歴情報保持部21が有している。また、データ取得手段2bの機能は、要求処理部22aとデータ保持部22bとが有している。更に、データ出力手段2cの機能は、データ出力部23が有している。更新データ検出手段2dの機能は、更新データ抽出部24aと更新情報保持部24bとが有している。更にまた、情報選択手段2eと情報提供手段2fの機能は、情報選択部25と更新情報提供部26とがそれぞれ有している。
【0031】
履歴情報保持部21は、LAN10を介してクライアント11,12から入力されたデータに対する取得要求を、要求がなされた日時(以下、「要求日時」と略記する)と、クライアントの識別子(以下、「クライアント識別子」と略記する)とともに履歴情報として保存する。
【0032】
データ取得部22の要求処理部22aは、クライアント11,12からのデータ取得要求を解析し、要求されたデータの履歴情報が履歴情報保持部21に存在している場合には、データ保持部22bから対応するデータを読み出してデータ出力部23に出力する。また、要求されたデータの履歴情報が存在しない場合には、ネットワーク30を介して対象となるサーバ(サーバ31 またはサーバ32)から所望のデータを取得して、データ保持部22bに格納するとともに、データ出力部23に出力する。
【0033】
データ出力部23は、データ保持部22bから出力されたデータをLAN10を介して、要求を行ったクライアントに対して出力する。
更新データ検出部24の更新データ抽出部24aは、例えば、1ヶ月分の履歴情報から、更新されたデータに対応する履歴情報を抽出し、更新情報保持部24bに対して更新情報として出力する。更新情報保持部24bは、抽出された更新情報を保持する。
【0034】
情報選択部25は、クライアント11,12からの要求に応じて、更新情報保持部24bに格納されている情報を選択し、更新情報提供部26に対して出力する。
【0035】
更新情報提供部26は、情報選択部25から供給された更新情報をクライアント11,12に対して提供する。
図3は、図2に示すクライアント11の詳細な構成例を示す図である。なお、クライアント12もクライアント11と同様の構成とされているので、その説明は省略する。この図において、入力部110は、ユーザが所定の情報を入力する際に操作される。要求解析部111は、入力部110から入力された情報を解析し、データ取得要求であるか、更新情報の取得要求であるかを判定し、対応する制御コードをデータ中継装置2に対して送出するとともに、表示出力部112を制御する。
【0036】
表示出力部112は、データ中継装置2から伝送されてきた情報を、要求解析部111の制御に応じて、表示装置113に対して出力する。表示装置113は、表示出力部112から出力されたデータを画像として表示出力する。
【0037】
次に、以上の実施の形態の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4は、図2に示すデータ中継装置20において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。この処理は、クライアント11またはクライアント12からデータ要求がなされた場合に実行される。
【0038】
この処理が実行されると、以下のような処理が行われることになる。
[S1]要求処理部22aは、データ要求がなされたか否かを判定する。その結果、データ要求があった(YES)と判定した場合はステップS2に進み、また、データ要求がない(NO)と判定した場合には、処理を終了する(エンド)。[S2]履歴情報保持部21は、データ要求と、要求日時、及び、クライアント識別子を履歴情報として保存する。
[S3]要求処理部22aは、履歴情報保持部21を参照し、要求されたデータが履歴情報中に既に存在しているか否かを判定する。その結果、既に存在している(YES)と判定した場合は、ステップS4に進み、また、存在していない(NO)と判定した場合には、ステップS7に進む。
[S4]要求処理部22aは、要求のあったデータの更新日時を、サーバから取得する。
[S5]要求処理部22aは、サーバのデータ更新日時と、履歴情報保持部21に保持されている履歴の日時(要求日時)とを比較し、サーバのデータの更新日時の方が新しいか否かを判定する。その結果、サーバのデータの更新日時の方が新しい(YES)と判定した場合は、ステップS7に進み、また、履歴の日時の方が新しい(NO)と判定した場合には、ステップS6に進む。
[S6]要求処理部22aは、データ保持部22bから、要求に対応するデータを取得する。
[S7]要求処理部22aは、要求のあったデータをサーバから取得する。
[S8]要求処理部22aは、取得結果(成功/失敗)を履歴情報保持部21に対して出力するとともに、成功した場合にはデータ識別子も併せて履歴情報保持部21に出力し、履歴情報に対して付加させる。
[S9]データ出力部23は、取得結果、及び、取得に成功した場合にはデータをクライアントに対して出力する。そして、処理を終了する(エンド)。
【0039】
以上のような処理によれば、クライアント11,12からデータ要求があった場合には、データ中継装置20は、データ要求と、要求日時と、クライアント識別子とを履歴情報として、履歴情報保持部21に格納するとともに、履歴情報保持部21を参照し、要求のあったデータが以前に取得されて、データ保持部22bに格納されているか否かを判定する。その結果、以前に取得されていないデータである場合には、データ中継装置20は、対応するサーバから所望のデータを読み出し、データ保持部22bに格納して要求を行ったクライアントに出力する。
【0040】
また、要求されたデータがデータ保持部22bに格納されている場合には、データ中継装置20は、対応するサーバに対して、要求されたデータの更新日時を問い合わせて、データ保持部22bに格納されているデータの要求日時と比較する。そして、サーバの更新日時の方が新しい場合には、サーバからデータが取得されてクライアントとデータ保持部22bに供給される。また、クライアントからの要求日時の方が新しい場合には、データ保持部22bからデータが読み出されて、要求のあったクライアントに供給される。
【0041】
図5は、図4の処理の結果得られる履歴情報の一例を示している。この図に示すように、履歴情報は、データ要求、要求日時、クライアント識別子、データ取得結果、および、データ識別子から構成される。なお、空白は区切りを示している。例えば、第1行目に示されている履歴情報では、データ要求が「http://www.preppy.co.jp/」であり、要求日時が「19970509070030」(1997年5月9日7時0分30秒)であり、クライアント識別子が「端末1」であり、データ取得結果が「成功」であり、データ識別子が「データ1」である。また、第3行目の履歴情報では、「http://www.harry. co.jp/」というデータ要求が「1997年8月26日12時8分20秒」に「端末1」からなされ、その取得結果は「失敗」であることが示されている。
【0042】
次に、図6を参照して、更新情報の生成処理の一例について説明する。この処理は、図2に示すデータ中継装置20において、例えば、所定の時刻(例えば、午前0時)に実行される。このフローチャートが実行されると以下のような処理がなされることになる。
[S20]更新データ抽出部24aは、履歴情報保持部21から、最近1ヶ月間の履歴情報を取得する。
[S21]更新データ抽出部24aは、取得された1ヶ月分の履歴情報の中で、同一のデータ要求の結果として、異なるデータが取得されている履歴情報(更新されたデータに対応する履歴情報)を全て抽出する。
[S22]更新データ抽出部24aは、ステップ21の処理の結果、更新されたデータが検出された(存在している)か否かを判定する。その結果、更新されたデータが存在している(YES)と判定した場合には、ステップS23に進む。また、更新されたデータが存在しない(NO)と判定した場合には処理を終了する(エンド)。
[S23]更新データ抽出部24aは、特定のクライアントが2回以上データ要求を行った後に更新されているデータがあれば、そのデータ要求を、要求を行ったクライアントの更新情報として抽出する。
[S24]更新データ抽出部24aは、クライアント別に抽出したデータ要求をまとめ、現在の日時を付加して、更新情報保持部24bに格納する。そして、処理を終了する(エンド)。
【0043】
以上の処理によれば、履歴情報保持部21に格納されている履歴情報から、特定のクライアントが2回以上データ要求を行った後に更新されたデータが存在する場合には、対応するデータ要求がクライアント別に抽出され、更新情報として更新情報保持部24bに格納されることになる。
【0044】
次に、以上のフローチャートの具体的な動作について、図7を参照して説明する。ステップS20の処理が実行されると、更新データ抽出部24aにより、最近1ヶ月分の履歴情報が履歴情報保持部21から抽出される。その処理結果を図7に示す。この例では、6個の履歴情報が示されている。
【0045】
そして、ステップS21の処理が実行されると、更新データ抽出部24aは、更新されているデータに対応する履歴情報を抽出する。図7に示す例の場合では、同一データ要求の取得結果として異なる複数個の履歴情報があるものとして、第1,4,6行目に表示されている情報が抽出されることになる。この例では、データ要求「http://www.preppy.co.jp/」に対して、「データ1」、「データ1」、および、「データ4」が取得されており、同一のデータ要求に対して2種類の異なるデータが取得されていることが分かる。
【0046】
ステップS22では、更新されている情報が存在することからYESと判定されて、ステップS23に進む。そして、更新データ抽出部24aは、特定のクライアントが2回以上データ要求を行った後に更新されたデータを抽出する。図7の例では、クライアント識別子が「端末1」であるクライアントによってデータ要求「http://www.preppy.co.jp/」が2回なされ、その結果として「データ1」が取得されている。続いて、識別子が「端末3」であるクライアントによってなされた同一のデータ要求に対しては、「データ4」(更新されたデータ)が取得されている。
【0047】
従って、ステップS23の処理では、データ要求「http://www.preppy.co.jp/」が抽出されて、クライアント識別子「端末1」に対応するクライアントの更新情報とされる。そして、ステップS24に進み、生成された更新情報に現在の日時が付加されて、更新情報保持部24bに格納される。そして、処理を終了する(エンド)。
【0048】
図8は、以上の処理によって生成された更新情報の一例を示す図である。
この例では、クライアント11およびクライアント12が過去1ヶ月間に発したデータ要求のうち、現在(1994年5月29日)更新を確認できたデータ要求が表示されている。例えば、クライアント11(端末1)の場合では、「http://www.preppy.co.jp/」、「http://www.haryy.com/Tokyo/Ginza/7030/」、および、「http://www.exorbitant.com/」が更新情報として示されている。また、クライアント12の場合では、「http://www.preppy.co.jp/」および「http://www.boozer.co.jp/」が更新情報として示されている。
【0049】
次に、図9を参照して、以上のようにして生成された更新情報をクライアント11,12から参照する場合の処理について説明する。
図9は、図3に示すクライアント11(または、クライアント12)において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。この処理は、例えば、プログラム割り込み処理などによって所定の周期で実行される。このフローチャートが実行されると、以下のような処理が行われることになる。
[S30]要求解析部111は、入力部110から、更新情報に対する検索要求が入力されたか否かを判定する。その結果、検索要求が入力された(YES)と判定した場合はステップS31に進み、また、更新情報の検索要求がなされていない(NO)と判定した場合には処理を終了する(エンド)。
[S31]表示出力部112は、更新情報を検索するために必要な情報を入力するための入力画面を表示装置113に表示させ、ユーザが所定の情報を入力するまで待機する。
[S32]要求解析部111は、入力画面を参照して入力されたURL、クライアント識別子、期間、及び、非毎日情報(詳細は後述する)をデータ接続装置20に対して送信する。
[S33]表示出力部112は、データ接続装置20から返送されてきた更新情報を表示装置113に出力して表示させる。
[S34]要求解析部111は、表示装置113に表示されている更新情報を参照して、更新情報の転送を要求する入力があったか否かを判定する。その結果、更新情報の転送が要求された(YES)と判定した場合は、ステップS35に進み、また、転送が要求されていない(NO)と判定した場合には、処理を終了する(エンド)。
[S35]要求解析部111は、データ要求をデータ中継装置20に対して送出する。
[S36]表示出力部112は、データ中継装置20から転送されたデータを受信して表示装置113に対して出力する。
[S37]要求解析部111は、表示装置113の表示画面を参照して、所定のデータ(更新前または更新後のデータ)に対する表示要求が、入力部110からなされたか否かを判定する。その結果、表示要求がなされた(YES)と判定した場合は、ステップS38に進む。また、表示要求がなされていない(NO)と判定した場合には処理を終了する(エンド)。
[S38]表示出力部112は、対応するデータを表示装置113に供給して表示させる。そして、処理を終了する(エンド)。
【0050】
次に、以上の処理がクライアント側において実行された場合に、データ中継装置20において実行される処理の一例について図10を参照して説明する。
図10は、データ中継装置20において、例えば、ソフトウエア割り込みなどを用いて所定の周期で実行されるフローチャートである。このフローチャートが実行されると、以下の処理が行われることになる。
[S40]情報選択部25は、クライアントから更新情報の検索要求があったか否かを判定する。その結果、検索要求があった(YES)と判定した場合は、ステップS41に進み、また、検索要求がない(NO)と判定した場合には処理を終了する(エンド)。
[S41]情報選択部25は、クライアントから送信された検索条件を参照して、更新情報保持部24bに格納されている更新情報から該当する情報を検索して選択する。
[S42]情報選択部25は、クライアントから送信された検索条件の非毎日情報のフラグが“1”(真)の状態である場合には、ステップS43に進み、また“0”(偽)の状態の場合には、ステップS44に進む。
[S43]情報選択部25は、ステップS41において選択された更新情報から、毎日更新されているデータに対応するものを除外する。
[S44]更新情報提供部26は、情報選択部25によって選択された情報を、要求を行ったクライアントに対して送出する。
[S45]要求処理部22aは、更新されたデータに対する転送要求をクライアントが行ったか否かを判定する。その結果、転送要求がなされた(YES)と判定した場合には、ステップS46に進む。また、転送要求がなされていない(NO)と判定した場合には、処理を終了する(エンド)。
[S46]要求処理部22aは、要求されたデータの更新日時から、1ヶ月前までの履歴情報を履歴情報保持部21から取得する。
[S47]要求処理部22aは、要求されたデータに対応する履歴情報を抽出する。
[S48]要求処理部22aは、抽出された履歴情報中で、クライアントからの要求によって取得されたデータの最新のものと、抽出された履歴情報中で(全データ中で)最新のものとを抽出し、それらに対応するデータをデータ保持部22bから取得する。
[S49]要求処理部22aは、ステップS48において取得されたデータを、更新前と更新後のデータとして、データ出力部23を介して、クライアントに供給する。
【0051】
次に、図11〜図13を参照して、以上の実施の形態の動作について詳述する。
図9に示すフローチャートが実行されると、ステップS30において、図3に示すクライアント11の要求解析部111は、入力部110から更新情報の検索要求が入力されたか否かを判定する。その結果、検索の要求があった(YES)と判定した場合には、ステップS31に進み、図11に示すような更新情報の入力画面が表示装置113に表示される。
【0052】
図11の表示例では、検索の対象となるURL、クライアント識別子、期間、及び、非毎日情報を入力する複数のウィンドウが表示されており、それぞれ、「http://myproxy.crl.preppy.co.jp/kensaku-cgi/kensaku.html」、「端末1、端末2」、「19970501−19970509」、および、「YES」が入力されている。
【0053】
入力が終了すると、ステップS32に進み、入力されたデータが要求解析部111より、データ中継装置20に対して送出される。
その結果、データ中継装置20では、図10に示すステップS40において、クライアントから検索要求があった(YES)と判定され、ステップS41に進む。
【0054】
ステップS41では、対応する情報が更新情報から検索されることになる。いま、図11の画面において入力された情報が検索の条件として伝送されてきているので、これらの条件を満足する更新情報が更新情報保持部24bから取得されることになる。
【0055】
続くステップS42では、非毎日フラグが“1”(真)であるか否かが判定される。いま、図11に示す入力画面において、「毎日更新されているデータを省略しますか?」という項目の横には「YES」が入力されているので、非毎日フラグは、“1”(真)であることになり、YESと判定されて、ステップS43に進む。
【0056】
ステップS43では、取得された更新情報から、毎日更新されているものが除外され、ステップS44に進む。そして、ステップS44では、得られた更新情報が、クライアント11に対して送信される。
【0057】
その結果、クライアント11は、ステップS33において送信されたデータを受信し、表示装置113に図12に示すような画面が表示されることになる。この表示例では、1997年5月1日から1997年5月2日の間に更新されたデータで、クライアント識別子が「端末1」および「端末2」であるクライアントから過去にアクセスがあったデータが表示されている。
【0058】
このような表示画面上において、参照しようとするデータの右隣に表示されているボックス内がチェックされ、「再取得」ボタンが押圧されると、ステップS34において、更新情報の転送が要求された(YES)と判定され、ステップS35に進む。ステップS35では、図12に示す表示画面上において、チェックがなされたボックスに対応するデータの転送要求が、データ中継装置20に対して送出される。
【0059】
その結果、データ中継装置20では、ステップS45において、更新されたデータに対する転送要求がなされた(YES)と判定され、ステップS46に進む。
【0060】
ステップS46では、要求されたデータの更新日時から1ヶ月前までの履歴情報が履歴情報保持部21から取得される。この例では、1997年5月1日と1997年5月2日から1ヶ月前までの履歴情報がそれぞれ取得される。そして、ステップS47に進み、取得された履歴情報から、要求されたデータに対応するものが抽出される。いまの例では、1997年5月1日から1ヶ月前までの履歴情報から、「http://www.crl.preppy.co.jp/」に対応する履歴情報が抽出され、また、1997年5月2日から1ヶ月前までの履歴情報から、「http:/www.status.com/ 」に対応する履歴情報が抽出されることになる。
【0061】
ステップS48では、取得された履歴情報を参照して、更新前と更新後のデータが取得される。即ち、「http://www.crl.preppy.co.jp/」を例にとると、クライアント識別子「端末2」を有する履歴情報に対応するデータが、更新前のデータとしてデータ保持部22bから読み出される。また、データ要求「http://www.crl.preppy.co.jp/」を有する履歴情報の中から、最新の履歴情報に対応するデータがデータ保持部22bから読み出され、更新後のデータとされる。
【0062】
そして、ステップS49に進み、抽出されたデータが、クライアント11に対して送信される。
その結果、クライアント11では、ステップS36において転送されたデータが受信され、表示装置113に対して取得されたデータが図13に示すように表示される。
【0063】
図13に示す表示例では、図12の表示例においてチェックされたデータ要求が表示され、その右隣には、旧データと新データとを示すボタンが表示されている。そして、このような表示画面上において、これらのボタンを押圧することにより、ステップS37において、YESと判定され、ステップS38において、対応するデータが表示装置112に表示されることになる。
【0064】
以上のような実施の形態によれば、複数のクライアントが接続されたデータ中継装置において、クライアントからのデータ要求を履歴情報として保持して所定の期間ごとにこの履歴情報から更新データを生成し、クライアントの要求に応じて供給するようにしたので、目的などを同じくするグループにおいてアクセスされたデータをグループ共通の資産として利用することが可能となる。
【0065】
また、非毎日情報によって、短い周期で(例えば、毎日)更新されている情報を検索の対象から除外することを可能としたので、複数の情報が画面上に表示されることにより、情報過多となることを防止することができる。
【0066】
更に、各クライアントが、前述のようなグループ内において過去にアクセスされたデータの中から、更新されたデータの有無を簡単に知ることが可能となるとともに、更新前後のデータを比較することも可能となる。
【0067】
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、データ中継装置、情報端末装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のデータ中継装置では、複数の情報端末装置が接続されたデータ中継装置において、各情報端末装置からのデータ要求より履歴情報を生成して、それをもとに更新情報を生成し、情報端末装置からの要求に応じて、生成された更新情報から所望の情報を選択して提供するようにしたので、クライアント側においてデータの更新の有無を簡単に知ることが可能となる。
【0069】
また、本発明の情報端末装置では、所望の更新情報を特定するための特定情報を入力し、入力された特定情報をデータ中継装置に伝送し、その結果として伝送されてきた更新情報を表示するようにしたので、通信コストを増大させることなく、また、複雑な設定を必要とせずに、定期的または不定期的に更新されるデータを各情報端末装置から参照することが可能となる。
【0070】
更に、本発明のデータ通信システムでは、各情報端末装置からのデータ要求から履歴情報を生成してそれをもとに更新情報を生成し、情報端末装置から伝送された特定情報に応じて、生成された更新情報から所望の情報を選択して提供し、情報端末装置側において表示させるようにしたので、例えば、目的を同じくするグループなどにおいて、過去に多く参照されているデータを知るとともに、それらのデータの更新の有無と、更新の前後のデータを簡単に参照することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すクライアントの構成例を示すブロック図である。
【図4】 図2に示すデータ中継装置において実行される履歴情報生成処理の一例を説明するフローチャートである。
【図5】図4に示すフローチャートによって生成される履歴情報の一例を示す図である。
【図6】図2に示すデータ中継装置において実行される更新情報生成処理の一例を説明するフローチャートである。
【図7】図4に示すフローチャートによって生成される履歴情報の他の一例を示す図である。
【図8】図6に示すフローチャートによって生成される更新情報の一例を示す図である。
【図9】図3に示すクライアントにおいて実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】図2に示すデータ中継装置おいて実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図11】図9および図10に示すフローチャートが実行された場合に、クライアントの表示装置に表示される画面の表示例である。
【図12】図9および図10に示すフローチャートが実行された場合に、クライアントの表示装置に表示される画面の他の表示例である。
【図13】図9および図10に示すフローチャートが実行された場合に、クライアントの表示装置に表示される画面の他の表示例である。
【符号の説明】
2a 履歴情報保持手段
2b データ取得手段
2c データ出力手段
2d 更新データ検出手段
2e 情報選択手段
2f 情報提供手段

Claims (13)

  1. ネットワーク上のサーバと、情報端末装置との間でデータの中継を行うデータ中継装置において、
    前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持手段と、
    前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段にて取得したデータを前記データ要求を入力した前記情報端末装置に送信するデータ出力手段と、
    前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出手段と、
    前記情報端末装置からの要求に応じて、前記更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する情報選択手段と、
    選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供手段と、
    を有することを特徴とするデータ中継装置。
  2. 前記更新データ検出手段は、同一の情報端末装置からデータ要求が2回以上なされた後に更新されたデータを前記履歴情報から検出することを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  3. 前記情報選択手段は、前記データ要求を入力した前記情報端末装置の識別情報を条件として情報を選択することを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  4. 前記情報選択手段は、所定の周期で更新されているデータは選択しないことを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  5. 前記データ取得手段によって取得されたデータを格納するデータ格納手段をさらに有し、
    前記情報提供手段は、前記情報選択手段によって選択された情報に対応する更新前と更新後のデータを前記データ格納手段から読み出して、前記情報端末装置に対して提供することを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  6. ネットワーク上のサーバと、情報端末装置との間でデータの中継を行うデータ中継方法において、
    前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持ステップと、
    前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにて取得したデータを前記データ要求を入力した前記情報端末装置に送信するデータ出力ステップと、
    前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出ステップと、
    前記情報端末装置からの要求に応じて、前記更新データ検出ステップの検出結果から所定の情報を選択する情報選択ステップと、
    選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供ステップと、
    を有することを特徴とするデータ中継方法。
  7. ネットワーク上のサーバと、情報端末装置との間でデータの中継を行うデータ中継装置で使用されるコンピュータプログラムを記録する記録媒体において、
    前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持ステップと、
    前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにて取得したデータを前記データ要求を入力した前記情報端末装置に送信するデータ出力ステップと、
    前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出ステップと、
    前記情報端末装置からの要求に応じて、前記更新データ検出ステップの検出結果から所定の情報を選択する情報選択ステップと、
    選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供ステップと、
    コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. サーバとの間でデータを中継するとともに、中継したデータ、および、その更新情報を保持管理しているデータ中継装置を経由し、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置において、
    データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析手段と、
    前記要求解析手段の解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報を前記データ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力手段と、
    前記特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力手段と、
    を有することを特徴とする情報端末装置。
  9. 前記特定情報は、データが更新された日時を特定する情報、情報が格納されていたサーバを特定する情報、前記情報端末装置を特定する情報、または、所定の周期で更新されるデータを除外するための情報のうちの少なくとも1つから構成されていることを特徴とする請求項8記載の情報端末装置。
  10. 前記表示装置に表示されている更新情報を参照して所定の更新情報を選択するための情報が入力される入力手段と、
    選択された更新情報に対応する更新前と更新後のデータの転送をサーバに対して要求する転送要求手段と、
    前記転送要求手段によって転送されたデータを受信する受信手段とを更に有することを特徴とする請求項8記載の情報端末装置。
  11. サーバとの間でデータを中継するとともに、中継したデータ、および、その更新情報を保持管理しているデータ中継装置を経由し、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置の情報処理方法において、
    データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析ステップと、
    前記要求解析ステップの解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報を前記データ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力ステップと、
    前記特定情報出力ステップから出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力ステップと、
    を有することを特徴とする情報端末装置の情報処理方法。
  12. サーバとの間でデータを中継するとともに、中継したデータ、および、その更新情報を保持管理しているデータ中継装置を経由し、ネットワークを介して接続されたサーバ上のデータにアクセスする情報端末装置で使用されるコンピュータプログラムを記録する記録媒体において、
    データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析ステップと、
    前記要求解析ステップの解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報を前記データ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力ステップと、
    前記特定情報出力ステップから出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力ステップと、
    コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 報端末装置と、前記情報端末装置とネットワーク上のサーバとの間でデータの中継を行うデータ中継装置とによって構成されるデータ通信システムにおいて、
    前記情報端末装置は、
    データ取得要求が入力されると、前記データ取得要求がサーバへのアクセス要求かデータの更新情報の取得要求かを解析する要求解析手段と、
    前記要求解析手段の解析の結果、前記データ取得要求が更新情報の取得要求である場合には、更新情報を特定するための特定情報を前記データ取得要求から抽出し、前記データ中継装置に対して出力する特定情報出力手段と、
    前記特定情報出力手段から出力された特定情報に応じて、前記データ中継装置から転送されてきた前記更新情報を表示装置に対して出力する表示出力手段とを有し、
    前記データ中継装置は、
    前記情報端末装置からの過去のデータ要求に関する履歴情報を保持しており、前記情報端末装置から新たなデータ要求が入力されると、前記データ要求に関する情報を履歴情報として追加する履歴情報保持手段と、
    前記データ要求に応じて前記ネットワーク上のサーバにアクセスし、要求のあったデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段にて取得したデータを前記データ要求を入力した前記情報端末装置に送信するデータ出力手段と、
    前記履歴情報を参照して、更新されたデータを検出する更新データ検出手段と、
    前記情報端末装置から送信される特定情報に応じて、前記更新データ検出手段の検出結果から所定の情報を選択する情報選択手段と、
    選択された情報を前記情報端末装置に対して提供する情報提供手段とを有することを特徴とするデータ通信システム。
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