JPH11167464A - トラックボール装置 - Google Patents
トラックボール装置Info
- Publication number
- JPH11167464A JPH11167464A JP9331845A JP33184597A JPH11167464A JP H11167464 A JPH11167464 A JP H11167464A JP 9331845 A JP9331845 A JP 9331845A JP 33184597 A JP33184597 A JP 33184597A JP H11167464 A JPH11167464 A JP H11167464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- casing
- switch
- detection part
- elastic support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のトラックボール装置のボールは回転の
みで座標入力機能のみであるため、複数のスイッチをケ
ーシングに設けなければならなず、小型化が難しく、使
いにくい状態であった。 【解決手段】 本発明によるトラックボール装置は、ボ
ール(3)を弾性的に支持するための弾性支持体(12)と、
ケーシング(1)の底部(4)に設けられボール(3)の押下げ
を検出するための検出部(15)とを有し、ボール(3)を押
入した時に検出部(15)から検出信号が得られる構成であ
る。
みで座標入力機能のみであるため、複数のスイッチをケ
ーシングに設けなければならなず、小型化が難しく、使
いにくい状態であった。 【解決手段】 本発明によるトラックボール装置は、ボ
ール(3)を弾性的に支持するための弾性支持体(12)と、
ケーシング(1)の底部(4)に設けられボール(3)の押下げ
を検出するための検出部(15)とを有し、ボール(3)を押
入した時に検出部(15)から検出信号が得られる構成であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックボール装
置に関し、特に、回転動作のボールを押し込むことによ
りプライマリーボタンと同じ動作をボールの押し込み動
作で行うための新規な改良に関する。
置に関し、特に、回転動作のボールを押し込むことによ
りプライマリーボタンと同じ動作をボールの押し込み動
作で行うための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のトラック
ボール装置としては、図示していないが、ケースに回転
自在に設けられたボールには抵抗器又はエンコーダ等の
２軸回転検出器が設けられており、この２軸回転検出器
により座標入力用の２軸検出信号を得ていた。また、決
定スイッチ用のプライマリーボタン、キャンセルスイッ
チ用のセカンダリーボタン及びドラッグボタンがケーシ
ングの表側又は側面に設けられていた。
ボール装置としては、図示していないが、ケースに回転
自在に設けられたボールには抵抗器又はエンコーダ等の
２軸回転検出器が設けられており、この２軸回転検出器
により座標入力用の２軸検出信号を得ていた。また、決
定スイッチ用のプライマリーボタン、キャンセルスイッ
チ用のセカンダリーボタン及びドラッグボタンがケーシ
ングの表側又は側面に設けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のトラックボール
装置は、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、ケーシングにプライマ
リーボタン、セカンダリーボタン及びドラッグボタンを
設けていたため、ボタンが多く、全体形状の小型化に障
害となると共に、ボタン操作を間違えることがあった。
装置は、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、ケーシングにプライマ
リーボタン、セカンダリーボタン及びドラッグボタンを
設けていたため、ボタンが多く、全体形状の小型化に障
害となると共に、ボタン操作を間違えることがあった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、回転動作のボールを押し込
むことによりプライマリーボタンと同じ動作をボールの
押し込み動作で行うようにしたトラックボール装置を提
供することを目的とする。
めになされたもので、特に、回転動作のボールを押し込
むことによりプライマリーボタンと同じ動作をボールの
押し込み動作で行うようにしたトラックボール装置を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるトラックボ
ール装置は、ケーシング内に回転自在に設けられたボー
ルを有し、前記ボールの上面が前記ケーシングに形成さ
れた案内孔から外部に突出し、前記ボールの２軸方向の
回転を検出する２軸回転検出部を有するトラックボール
装置において、前記ケーシングに設けられ前記ボールを
弾性的に支持するための弾性支持体と、前記ケーシング
の底部に設けられ前記ボールの押下げを検出するための
検出部とを備え、前記ボールを押入した時に前記検出部
から検出信号が得られるようにした構成であり、また、
前記弾性支持体は、ばねにより上方に付勢され回動自在
なアームと、前記アームの上部に回転自在に設けられた
ローラとよりなり、前記ローラが前記ボールに接してお
り、さらに、前記検出部は、押ボタンスイッチよりなる
構成である。
ール装置は、ケーシング内に回転自在に設けられたボー
ルを有し、前記ボールの上面が前記ケーシングに形成さ
れた案内孔から外部に突出し、前記ボールの２軸方向の
回転を検出する２軸回転検出部を有するトラックボール
装置において、前記ケーシングに設けられ前記ボールを
弾性的に支持するための弾性支持体と、前記ケーシング
の底部に設けられ前記ボールの押下げを検出するための
検出部とを備え、前記ボールを押入した時に前記検出部
から検出信号が得られるようにした構成であり、また、
前記弾性支持体は、ばねにより上方に付勢され回動自在
なアームと、前記アームの上部に回転自在に設けられた
ローラとよりなり、前記ローラが前記ボールに接してお
り、さらに、前記検出部は、押ボタンスイッチよりなる
構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるト
ラックボール装置の好適な実施の形態について説明す
る。図１において符号１で示されるものは全体が四角形
の箱形をなし、その上部に丸状の案内孔２を有するケー
シングであり、このケーシング１内にはボール３が回転
自在に設けられていると共に、このボール３の上面は前
記案内孔２から外部に突出している。
ラックボール装置の好適な実施の形態について説明す
る。図１において符号１で示されるものは全体が四角形
の箱形をなし、その上部に丸状の案内孔２を有するケー
シングであり、このケーシング１内にはボール３が回転
自在に設けられていると共に、このボール３の上面は前
記案内孔２から外部に突出している。
【０００７】前記ケーシング１の底部４の内面上には、
１対の支持体５，６が設けられ、この各支持体５，６に
は、つる巻ばねからなるばね７を介してローラ８，９を
有するアーム１０，１１が実線及び点線で示す位置に回
動自在に設けられている。前記ばね７と各アーム１０，
１１及び各ローラ８，９によって弾性支持体１２を構成
している。
１対の支持体５，６が設けられ、この各支持体５，６に
は、つる巻ばねからなるばね７を介してローラ８，９を
有するアーム１０，１１が実線及び点線で示す位置に回
動自在に設けられている。前記ばね７と各アーム１０，
１１及び各ローラ８，９によって弾性支持体１２を構成
している。
【０００８】前記各ローラ８，９は、ボール３の底部側
の外面３ａに接触しており、各弾性支持体１２はボール
３を常時上方に向けて付勢していると共に、ボール３を
実線から点線で示すように下方に押下げると、各弾性支
持体１２も下方に押下げられ、押下げの力を抜くと実線
で示す位置に戻る。さらに、前記ケーシング１の底部４
の内面のほぼ中央位置には、押ボタンスイッチ、リミッ
トスイッチ、磁気スイッチ等からなり従来のプライマリ
ースイッチ等の機能を果す検出部１５が設けられてお
り、この検出部１５はボール３が押下げられて点線で示
す位置に達すると、この検出部１５が作動して検出信号
（図示せず）が得られるように構成されている、なお、
前記ボール３の回転を検出する周知の２軸回転検出部３
０は、ローラ３１と、回転軸３２と、可変抵抗器又はエ
ンコーダ等からなる回転検出器３３とからなり、この図
２では１軸用しか示されていないが、実際には２軸用と
して構成されている。また、この回転軸３２を保持する
保持部３４と前記回転検出器３３は前記底部４に対して
支持ばね３５を介して上下動自在に設けられ、ボール３
の上下動に応じて上下動し、ローラ３１が常にボール３
に接触するように構成されている。
の外面３ａに接触しており、各弾性支持体１２はボール
３を常時上方に向けて付勢していると共に、ボール３を
実線から点線で示すように下方に押下げると、各弾性支
持体１２も下方に押下げられ、押下げの力を抜くと実線
で示す位置に戻る。さらに、前記ケーシング１の底部４
の内面のほぼ中央位置には、押ボタンスイッチ、リミッ
トスイッチ、磁気スイッチ等からなり従来のプライマリ
ースイッチ等の機能を果す検出部１５が設けられてお
り、この検出部１５はボール３が押下げられて点線で示
す位置に達すると、この検出部１５が作動して検出信号
（図示せず）が得られるように構成されている、なお、
前記ボール３の回転を検出する周知の２軸回転検出部３
０は、ローラ３１と、回転軸３２と、可変抵抗器又はエ
ンコーダ等からなる回転検出器３３とからなり、この図
２では１軸用しか示されていないが、実際には２軸用と
して構成されている。また、この回転軸３２を保持する
保持部３４と前記回転検出器３３は前記底部４に対して
支持ばね３５を介して上下動自在に設けられ、ボール３
の上下動に応じて上下動し、ローラ３１が常にボール３
に接触するように構成されている。
【０００９】次に、動作について述べる。まず、図１の
状態において、ボール３が実線の位置にある状態下で、
ボール３を回転させると、ボール３と２軸回転検出部３
０が連動しているため、ボール３の回転が２軸回転検出
部３０で検出されて座標入力信号が出力される。前述の
状態下で、ボール３を押下げると、ボール３は実線から
点線で示す位置に押下げられ、検出部１５が作動してプ
ライマリースイッチとしての機能が達成され、ボール３
の押下げ動作を中止すると、ボール３は点線から実線の
状態に戻り、再びボール３の回転動作のみとなる。な
お、前述の弾性支持体１２及び２軸回転検出部３０の弾
性支持構造は、前述の構成に限ることなく、シリンダ
型、弾性ゴム型等の他の構造を用いた場合でも同様の作
用を得ることができる。また、この検出部１５は何れの
スイッチ機能とすることができる。
状態において、ボール３が実線の位置にある状態下で、
ボール３を回転させると、ボール３と２軸回転検出部３
０が連動しているため、ボール３の回転が２軸回転検出
部３０で検出されて座標入力信号が出力される。前述の
状態下で、ボール３を押下げると、ボール３は実線から
点線で示す位置に押下げられ、検出部１５が作動してプ
ライマリースイッチとしての機能が達成され、ボール３
の押下げ動作を中止すると、ボール３は点線から実線の
状態に戻り、再びボール３の回転動作のみとなる。な
お、前述の弾性支持体１２及び２軸回転検出部３０の弾
性支持構造は、前述の構成に限ることなく、シリンダ
型、弾性ゴム型等の他の構造を用いた場合でも同様の作
用を得ることができる。また、この検出部１５は何れの
スイッチ機能とすることができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によるトラックボール装置は、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、ボールの押下げ動作時に検出
部を作動させることができ、例えば、プライマリースイ
ッチの機能を得ることができる。そのため、従来よりも
ケーシングに設けるスイッチの数を１個減らすことがで
き、小型化及び使いやすさの向上を得ることができる。
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、ボールの押下げ動作時に検出
部を作動させることができ、例えば、プライマリースイ
ッチの機能を得ることができる。そのため、従来よりも
ケーシングに設けるスイッチの数を１個減らすことがで
き、小型化及び使いやすさの向上を得ることができる。
【図１】本発明によるトラックボール装置を示す構成図
である。
である。
【図２】図１の要部を示す構成図である。
１ ケーシング ２ 案内孔 ３ ボール ４ 底部 ７ ばね ８，９ ローラ １０，１１ アーム １２ 弾性支持体 １５ 検出部 ３０ ２軸回転検出部
Claims (3)
- 【請求項１】 ケーシング(1)内に回転自在に設けられ
たボール(3)を有し、前記ボール(3)の上面が前記ケーシ
ング(1)に形成された案内孔(2)から外部に突出し、前記
ボール(3)の２軸方向の回転を検出する２軸回転検出部
(30)を有するトラックボール装置において、前記ケーシ
ング(1)に設けられ前記ボール(3)を弾性的に支持するた
めの弾性支持体(12)と、前記ケーシング(1)の底部(4)に
設けられ前記ボール(3)の押下げを検出するための検出
部(15)とを備え、前記ボール(3)を押入した時に前記検
出部(15)から検出信号が得られるように構成したことを
特徴とするトラックボール装置。 - 【請求項２】 前記弾性支持体(12)は、ばね(7)により
上方に付勢され回動自在なアーム(10,11)と、前記アー
ム(10,11)の上部に回転自在に設けられたローラ(8,9)と
よりなり、前記ローラ(8,9)が前記ボール(3)に接してい
ることを特徴とするトラックボール装置。 - 【請求項３】 前記検出部(15)は、押ボタンスイッチよ
りなることを特徴とする請求項１又は２記載のトラック
ボール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9331845A JPH11167464A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | トラックボール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9331845A JPH11167464A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | トラックボール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11167464A true JPH11167464A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18248307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9331845A Pending JPH11167464A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | トラックボール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11167464A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002084474A1 (fr) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Equipement electronique |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9331845A patent/JPH11167464A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002084474A1 (fr) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Equipement electronique |
| US7295187B2 (en) | 2001-04-11 | 2007-11-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic apparatus |
| US8054293B2 (en) | 2001-04-11 | 2011-11-08 | Panasonic Corporation | Electronic apparatus |
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