JPH11166595A - バランスウェイトの取付構造 - Google Patents
バランスウェイトの取付構造Info
- Publication number
- JPH11166595A JPH11166595A JP9335666A JP33566697A JPH11166595A JP H11166595 A JPH11166595 A JP H11166595A JP 9335666 A JP9335666 A JP 9335666A JP 33566697 A JP33566697 A JP 33566697A JP H11166595 A JPH11166595 A JP H11166595A
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- Japan
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- balance weight
- clip
- weight
- wheel
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄製のバランスウェイト等を適用可能とする
バランスウェイトのクリップ構造を提供する。 【解決手段】 ホイールに質量を付加するバランスウェ
イト１と、ホイールのリム３に嵌合してバランスウェイ
ト１を固定するクリップ２とを備えるバランスウェイト
の取付構造において、バランスウェイト１に開口する穴
１１を形成し、クリップ２に穴１１に嵌合するようにＵ
字形の断面を持って湾曲するウェイト嵌合部２３を形成
し、クリップ２に穴１１の開口縁部に係合する爪部２４
を形成するものとした。
バランスウェイトのクリップ構造を提供する。 【解決手段】 ホイールに質量を付加するバランスウェ
イト１と、ホイールのリム３に嵌合してバランスウェイ
ト１を固定するクリップ２とを備えるバランスウェイト
の取付構造において、バランスウェイト１に開口する穴
１１を形成し、クリップ２に穴１１に嵌合するようにＵ
字形の断面を持って湾曲するウェイト嵌合部２３を形成
し、クリップ２に穴１１の開口縁部に係合する爪部２４
を形成するものとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バランスウェイト
の取付構造の改良に関するものである。
の取付構造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車等にあっては、車輪の釣り合いを
とるために、ホイールのリムにバランスウェイトが取付
けられる。
とるために、ホイールのリムにバランスウェイトが取付
けられる。
【０００３】従来のバランスウェイトの取付け構造とし
て、例えば図６に示すようなものがある。
て、例えば図６に示すようなものがある。
【０００４】これについて説明すると、バランスウェイ
ト１はホイールのリム３に嵌合されるクリップ２を有す
る。帯板状のクリップ２はリム３の断面に沿って湾曲し
て形成されるホイール保持部２１と、バランスウェイト
１を保持する穴２０を有する。クリップ２はホイールの
リム３に嵌合して結合され、鉛製のバランスウェイト１
はクリップ２にカシメ結合される。
ト１はホイールのリム３に嵌合されるクリップ２を有す
る。帯板状のクリップ２はリム３の断面に沿って湾曲し
て形成されるホイール保持部２１と、バランスウェイト
１を保持する穴２０を有する。クリップ２はホイールの
リム３に嵌合して結合され、鉛製のバランスウェイト１
はクリップ２にカシメ結合される。
【０００５】クリップ２には穴２０が形成される一方、
バランスウェイト１には穴２０に嵌合する突起部１０が
形成される。バランスウェイト１の突起部１０はクリッ
プ２の穴２０に嵌合した状態で、その先端部がハンマー
等の工具を介して拡げられることにより、バランスウェ
イト１をクリップ２にカシメ結合する。
バランスウェイト１には穴２０に嵌合する突起部１０が
形成される。バランスウェイト１の突起部１０はクリッ
プ２の穴２０に嵌合した状態で、その先端部がハンマー
等の工具を介して拡げられることにより、バランスウェ
イト１をクリップ２にカシメ結合する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバランスウェイトのクリップ構造にあって
は、バランスウェイト１の突起部１０をカシメてクリッ
プ２に結合される構造により、バランスウェイト１は鉛
材を用いる必要があり、硬度の高い鉄系の材料を用いる
ことができないという問題点が考えられる。
うな従来のバランスウェイトのクリップ構造にあって
は、バランスウェイト１の突起部１０をカシメてクリッ
プ２に結合される構造により、バランスウェイト１は鉛
材を用いる必要があり、硬度の高い鉄系の材料を用いる
ことができないという問題点が考えられる。
【０００７】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、鉄製のバランスウェイト等を適用可能とする
バランスウェイトのクリップ構造を提供することを目的
とする。
のであり、鉄製のバランスウェイト等を適用可能とする
バランスウェイトのクリップ構造を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、ホイールに質量を付加するバランスウェイトと、ホ
イールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定するク
リップとを備えるバランスウェイトの取付構造に適用す
る。
は、ホイールに質量を付加するバランスウェイトと、ホ
イールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定するク
リップとを備えるバランスウェイトの取付構造に適用す
る。
【０００９】そして、バランスウェイトに開口する穴を
形成し、クリップに穴に嵌合するようにＵ字形の断面を
持って湾曲するウェイト嵌合部を形成し、クリップに穴
の開口縁部に係合する爪部を形成するものとした。
形成し、クリップに穴に嵌合するようにＵ字形の断面を
持って湾曲するウェイト嵌合部を形成し、クリップに穴
の開口縁部に係合する爪部を形成するものとした。
【００１０】請求項２に記載のバランスウェイトの取付
構造は、請求項１に記載の発明において、爪部の先端部
をバランスウェイトの穴の開口縁部に係合するように屈
曲させるものとした。
構造は、請求項１に記載の発明において、爪部の先端部
をバランスウェイトの穴の開口縁部に係合するように屈
曲させるものとした。
【００１１】請求項４に記載のバランスウェイトの取付
構造は、ホイールに質量を付加するバランスウェイト
と、ホイールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定
するクリップとを備えるバランスウェイトの取付構造に
適用する。
構造は、ホイールに質量を付加するバランスウェイト
と、ホイールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定
するクリップとを備えるバランスウェイトの取付構造に
適用する。
【００１２】そして、バランスウェイトに凹状に窪む凹
部を形成し、クリップに凹部を掴持するようにＪ字形の
断面を持って湾曲するウェイト掴持部を形成し、クリッ
プにバランスウェイトをウェイト掴持部に押し付けるバ
ネ部を形成するものとした。
部を形成し、クリップに凹部を掴持するようにＪ字形の
断面を持って湾曲するウェイト掴持部を形成し、クリッ
プにバランスウェイトをウェイト掴持部に押し付けるバ
ネ部を形成するものとした。
【００１３】請求項４に記載のバランスウェイトの取付
構造は、請求項３に記載の発明において、バネ部の先端
とウェイト掴持部の先端との間の距離Ｃをバランスウェ
イトの厚さｄより大きく形成するものとした。
構造は、請求項３に記載の発明において、バネ部の先端
とウェイト掴持部の先端との間の距離Ｃをバランスウェ
イトの厚さｄより大きく形成するものとした。
【００１４】
【発明の作用および効果】請求項１に記載のバランスウ
ェイトの取付構造において、バランスウェイトをクリッ
プに取付ける場合、バランスウェイトの穴にクリップの
ウェイト嵌合部および爪部を嵌合させる。これにより、
バランスウェイトはウェイト嵌合部を介してホイールの
回転面方向への変位が係止されるとともに、爪部を介し
てクリップに対する抜け止めが行われる。
ェイトの取付構造において、バランスウェイトをクリッ
プに取付ける場合、バランスウェイトの穴にクリップの
ウェイト嵌合部および爪部を嵌合させる。これにより、
バランスウェイトはウェイト嵌合部を介してホイールの
回転面方向への変位が係止されるとともに、爪部を介し
てクリップに対する抜け止めが行われる。
【００１５】このようにバランスウェイトはクリップに
嵌合して結合される構造により、従来装置のように鉛材
を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いることが可能と
なり、環境汚染の防止に貢献できる。
嵌合して結合される構造により、従来装置のように鉛材
を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いることが可能と
なり、環境汚染の防止に貢献できる。
【００１６】請求項２に記載のバランスウェイトの取付
構造において、爪部は屈曲したその先端部をバランスウ
ェイトの穴の開口縁部に係合させることにより、クリッ
プに対するバランスウェイトの抜け止めを確実に行う。
構造において、爪部は屈曲したその先端部をバランスウ
ェイトの穴の開口縁部に係合させることにより、クリッ
プに対するバランスウェイトの抜け止めを確実に行う。
【００１７】請求項３に記載のバランスウェイトの取付
構造において、バランスウェイトをクリップに取付ける
場合、バランスウェイトをクリップの爪部の先端とウェ
イト掴持部の先端との間に入れ、バランスウェイトを回
動させることにより、バネ部の先端はその弾性復元力に
よりバランスウェイトの外周面の中央部に当接してバラ
ンスウェイトをウェイト掴持部に押し付ける。こうして
バランスウェイトはその凹部をクリップのウェイト掴持
部とバネ部の間に嵌合させることにより、ホイールの回
転面方向への変位が係止されるとともに、クリップに対
するバランスウェイトの抜け止めが行われる。
構造において、バランスウェイトをクリップに取付ける
場合、バランスウェイトをクリップの爪部の先端とウェ
イト掴持部の先端との間に入れ、バランスウェイトを回
動させることにより、バネ部の先端はその弾性復元力に
よりバランスウェイトの外周面の中央部に当接してバラ
ンスウェイトをウェイト掴持部に押し付ける。こうして
バランスウェイトはその凹部をクリップのウェイト掴持
部とバネ部の間に嵌合させることにより、ホイールの回
転面方向への変位が係止されるとともに、クリップに対
するバランスウェイトの抜け止めが行われる。
【００１８】このようにしてバランスウェイトはクリッ
プに嵌合して結合される構造により、従来装置のように
鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いることが可
能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
プに嵌合して結合される構造により、従来装置のように
鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いることが可
能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
【００１９】請求項４に記載のバランスウェイトの取付
構造において、バネ部の先端とウェイト掴持部の先端と
の間の距離Ｃをバランスウェイトの厚さｄより大きく形
成することにより、バランスウェイトをクリップに取付
ける際に、バランスウェイトをクリップの爪部の先端と
ウェイト掴持部の先端との間に無理なく入れられ、組み
付け性を確保できる。
構造において、バネ部の先端とウェイト掴持部の先端と
の間の距離Ｃをバランスウェイトの厚さｄより大きく形
成することにより、バランスウェイトをクリップに取付
ける際に、バランスウェイトをクリップの爪部の先端と
ウェイト掴持部の先端との間に無理なく入れられ、組み
付け性を確保できる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００２１】図１に示すように、帯板状のクリップ２は
リム３の断面に沿って湾曲して形成されるホイール保持
部２１と、バランスウェイト１を保持するウェイト嵌合
部２３を有する。クリップ２はホイールのリム３に嵌合
して結合され、鉄製のバランスウェイト１はクリップ２
に嵌合して結合される。
リム３の断面に沿って湾曲して形成されるホイール保持
部２１と、バランスウェイト１を保持するウェイト嵌合
部２３を有する。クリップ２はホイールのリム３に嵌合
して結合され、鉄製のバランスウェイト１はクリップ２
に嵌合して結合される。
【００２２】図２にも示すように、バランスウェイト１
には穴１１が形成される一方、クリップ２には穴１１に
嵌合するウェイト嵌合部２３が形成される。ウェイト嵌
合部２３はバランスウェイト１の穴１１に嵌合するよう
にＵ字形の断面を持って湾曲して形成される。
には穴１１が形成される一方、クリップ２には穴１１に
嵌合するウェイト嵌合部２３が形成される。ウェイト嵌
合部２３はバランスウェイト１の穴１１に嵌合するよう
にＵ字形の断面を持って湾曲して形成される。
【００２３】クリップ２はバランスウェイト１の穴１１
の開口縁部に係合する爪部２４を有する。爪部２４はウ
ェイト嵌合部２３の中央部に入れられたコノ字状の切り
込みに囲まれ部位を起こして形成される。爪部２４の先
端部２５は、Ｌ字形の断面を持って屈曲され、バランス
ウェイト１の穴１１の開口縁部に係合するようになって
いる。
の開口縁部に係合する爪部２４を有する。爪部２４はウ
ェイト嵌合部２３の中央部に入れられたコノ字状の切り
込みに囲まれ部位を起こして形成される。爪部２４の先
端部２５は、Ｌ字形の断面を持って屈曲され、バランス
ウェイト１の穴１１の開口縁部に係合するようになって
いる。
【００２４】以上のように構成される本発明につき、次
に作用を説明する。
に作用を説明する。
【００２５】クリップ２をリム３に取付ける場合、ホイ
ール保持部２１をハンマー等の工具を介してリム３に打
ち込むことによりリム３に嵌合させる。これにより、ホ
イール保持部２１は弾性復元力によりリム３の外周縁部
を挟持し、クリップ２をリム３に結合する。
ール保持部２１をハンマー等の工具を介してリム３に打
ち込むことによりリム３に嵌合させる。これにより、ホ
イール保持部２１は弾性復元力によりリム３の外周縁部
を挟持し、クリップ２をリム３に結合する。
【００２６】バランスウェイト１をクリップ２に取付け
る場合、バランスウェイト１の穴１１をクリップ２のウ
ェイト嵌合部２３および爪部２４に嵌合させる。これに
より、バランスウェイト１はホイールの回転面方向への
変位が係止される。そして、爪部２４は弾性復元力によ
りＬ字形に屈曲したその先端部２５をバランスウェイト
１の穴１１の開口縁部に係合させることにより、クリッ
プ２に対するバランスウェイト１の抜け止めを確実に行
う。
る場合、バランスウェイト１の穴１１をクリップ２のウ
ェイト嵌合部２３および爪部２４に嵌合させる。これに
より、バランスウェイト１はホイールの回転面方向への
変位が係止される。そして、爪部２４は弾性復元力によ
りＬ字形に屈曲したその先端部２５をバランスウェイト
１の穴１１の開口縁部に係合させることにより、クリッ
プ２に対するバランスウェイト１の抜け止めを確実に行
う。
【００２７】このようにしてバランスウェイト１はクリ
ップ２に嵌合して結合される構造により、従来装置のよ
うに鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いること
が可能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
ップ２に嵌合して結合される構造により、従来装置のよ
うに鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いること
が可能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
【００２８】次に、図３〜図５に示す実施の形態につい
て説明する。なお、図１、図２との対応部分には同一符
号を付す。
て説明する。なお、図１、図２との対応部分には同一符
号を付す。
【００２９】図３に示すように、帯板状のクリップ２は
リム３の断面に沿って湾曲して形成されるホイール保持
部２１と、バランスウェイト１を保持するウェイト掴持
部２６を有する。クリップ２はホイールのリム３に嵌合
して結合され、鉄製のバランスウェイト１はクリップ２
に嵌合して結合される。
リム３の断面に沿って湾曲して形成されるホイール保持
部２１と、バランスウェイト１を保持するウェイト掴持
部２６を有する。クリップ２はホイールのリム３に嵌合
して結合され、鉄製のバランスウェイト１はクリップ２
に嵌合して結合される。
【００３０】図４にも示すように、バランスウェイト１
には凹部１５を有するコノ字状に形成される一方、クリ
ップ２には凹部１５に係合するウェイト掴持部２６が形
成される。ウェイト掴持部２６はバランスウェイト１の
凹部１５に掴持するようにＪ字形の断面を持って湾曲し
て形成される。ウェイト掴持部２６の先端２９はバラン
スウェイト１の角部に係合して、クリップ２に対するバ
ランスウェイト１の抜け止めを行う。
には凹部１５を有するコノ字状に形成される一方、クリ
ップ２には凹部１５に係合するウェイト掴持部２６が形
成される。ウェイト掴持部２６はバランスウェイト１の
凹部１５に掴持するようにＪ字形の断面を持って湾曲し
て形成される。ウェイト掴持部２６の先端２９はバラン
スウェイト１の角部に係合して、クリップ２に対するバ
ランスウェイト１の抜け止めを行う。
【００３１】クリップ２はバランスウェイト１の外周面
１６に係合するバネ部２８を有する。バネ部２８はクリ
ップ２の中央部に入れられたコの字状の切り込みに囲ま
れ部位を起こして形成される。バネ部２８の先端はその
弾性復元力によりバランスウェイト１の外周面１６の中
央部に当接して、バランスウェイト１をウェイト掴持部
２６に押し付ける。
１６に係合するバネ部２８を有する。バネ部２８はクリ
ップ２の中央部に入れられたコの字状の切り込みに囲ま
れ部位を起こして形成される。バネ部２８の先端はその
弾性復元力によりバランスウェイト１の外周面１６の中
央部に当接して、バランスウェイト１をウェイト掴持部
２６に押し付ける。
【００３２】図５に示すように、クリップ２の爪部２４
の先端とウェイト掴持部２６の先端との間の距離Ｃは、
バランスウェイト１の厚さｄより大きく形成される。
の先端とウェイト掴持部２６の先端との間の距離Ｃは、
バランスウェイト１の厚さｄより大きく形成される。
【００３３】以上のように構成される本発明につき、次
に作用を説明する。
に作用を説明する。
【００３４】バランスウェイト１をクリップ２に取付け
る場合、図５に示すように、バランスウェイト１をクリ
ップ２の爪部２４の先端とウェイト掴持部２６の先端２
９との間に入れる。クリップ２の爪部２４の先端とウェ
イト掴持部２６の先端との間の距離Ｃがバランスウェイ
ト１の厚さｄより大きいため、バランスウェイト１をク
リップ２の爪部２４の先端とウェイト掴持部２６の先端
２９との間に無理なく入れられる。
る場合、図５に示すように、バランスウェイト１をクリ
ップ２の爪部２４の先端とウェイト掴持部２６の先端２
９との間に入れる。クリップ２の爪部２４の先端とウェ
イト掴持部２６の先端との間の距離Ｃがバランスウェイ
ト１の厚さｄより大きいため、バランスウェイト１をク
リップ２の爪部２４の先端とウェイト掴持部２６の先端
２９との間に無理なく入れられる。
【００３５】続いて、図５に矢印で示すようにバランス
ウェイト１を回動させることにより、バネ部２８の先端
はその弾性復元力によりバランスウェイト１の外周面１
６の中央部に当接して、バランスウェイト１をウェイト
掴持部２６に押し付ける。
ウェイト１を回動させることにより、バネ部２８の先端
はその弾性復元力によりバランスウェイト１の外周面１
６の中央部に当接して、バランスウェイト１をウェイト
掴持部２６に押し付ける。
【００３６】こうしてバランスウェイト１はその凹部１
５をクリップ２のウェイト掴持部２６とバネ部２８の間
に嵌合させることにより、ホイールの回転面方向への変
位が係止される。
５をクリップ２のウェイト掴持部２６とバネ部２８の間
に嵌合させることにより、ホイールの回転面方向への変
位が係止される。
【００３７】ウェイト掴持部２６はその先端２９をバラ
ンスウェイト１の角部に係合させることにより、クリッ
プ２に対するバランスウェイト１の抜け止めが行われ
る。
ンスウェイト１の角部に係合させることにより、クリッ
プ２に対するバランスウェイト１の抜け止めが行われ
る。
【００３８】このようにしてバランスウェイト１はクリ
ップ２に嵌合して結合される構造により、従来装置のよ
うに鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いること
が可能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
ップ２に嵌合して結合される構造により、従来装置のよ
うに鉛材を用いる必要がなく、鉄系の材料を用いること
が可能となり、環境汚染の防止に貢献できる。
【００３９】クリップ２をリム３に取付ける場合、ホイ
ール保持部２１をハンマー等の工具を介してリム３に打
ち込むことによりリム３に嵌合させる。これにより、ホ
イール保持部２１は弾性復元力によりリム３の外周縁部
を挟持し、クリップ２をリム３に結合する。
ール保持部２１をハンマー等の工具を介してリム３に打
ち込むことによりリム３に嵌合させる。これにより、ホ
イール保持部２１は弾性復元力によりリム３の外周縁部
を挟持し、クリップ２をリム３に結合する。
【図１】本発明の実施の形態を示すクリップの正面図。
【図２】同じくクリップ等の斜視図。
【図３】他の実施の形態を示すクリップの正面図。
【図４】同じくクリップ等の斜視図。
【図５】同じくクリップにバランスウェイトを組み付け
る様子を示す説明図。
る様子を示す説明図。
【図６】従来例を示すクリップの正面図。
１ バランスウェイト ２ クリップ ３ リム １１ 穴 １５ 凹部 ２３ ウェイト嵌合部 ２４ 爪部 ２５ 爪部先端 ２６ ウェイト掴持部 ２８ バネ部 ２９ ウェイト掴持部先端
Claims (4)
- 【請求項１】ホイールに質量を付加するバランスウェイ
トと、 ホイールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定する
クリップとを備えるバランスウェイトの取付構造におい
て、 前記バランスウェイトに開口する穴を形成し、 前記クリップに該穴に嵌合するようにＵ字形の断面を持
って湾曲するウェイト嵌合部を形成し、 クリップに該穴の開口縁部に係合する爪部を形成したこ
とを特徴とするバランスウェイトの取付構造。 - 【請求項２】前記爪部の先端部をバランスウェイトの穴
の開口縁部に係合するように屈曲させたことを特徴とす
る請求項１に記載のバランスウェイトの取付構造。 - 【請求項３】ホイールに質量を付加するバランスウェイ
トと、 ホイールのリムに嵌合してバランスウェイトを固定する
クリップとを備えるバランスウェイトの取付構造におい
て、 前記バランスウェイトに凹状に窪む凹部を形成し、 前記クリップに該凹部を掴持するようにＪ字形の断面を
持って湾曲するウェイト掴持部を形成し、 クリップにバランスウェイトを該ウェイト掴持部に押し
付けるバネ部を形成したことを特徴とするバランスウェ
イトの取付構造。 - 【請求項４】前記バネ部の先端と前記ウェイト掴持部の
先端との間の距離Ｃを前記バランスウェイトの厚さｄよ
り大きく形成したことを特徴とする請求項３に記載のバ
ランスウェイトの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9335666A JPH11166595A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | バランスウェイトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9335666A JPH11166595A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | バランスウェイトの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166595A true JPH11166595A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18291161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9335666A Pending JPH11166595A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | バランスウェイトの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166595A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2366259A (en) * | 2000-08-23 | 2002-03-06 | Bw Mfg Ltd | Wheel balance weight assembly |
| EP1225367B1 (en) * | 2001-01-18 | 2005-05-25 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Balance weight for a two-wheeled vehicle |
| EP1752684A2 (de) * | 2005-08-08 | 2007-02-14 | Uwe Bettchen | Wuchtgewicht |
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-
1997
- 1997-12-05 JP JP9335666A patent/JPH11166595A/ja active Pending
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