JPH11166122A - オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

オルガノポリシロキサン組成物

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JPH11166122A
JPH11166122A JP10253454A JP25345498A JPH11166122A JP H11166122 A JPH11166122 A JP H11166122A JP 10253454 A JP10253454 A JP 10253454A JP 25345498 A JP25345498 A JP 25345498A JP H11166122 A JPH11166122 A JP H11166122A
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真治 入船
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浩一 中里
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憲一 磯部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】経時によって剥離特性や硬化性が変化し難い、
安定性に優れたシリコーン組成物を提供する。 【解決手段】(1)1分子中に少なくとも2個の不飽和
基を持つオルガノポリシロキサン100重量部、(2)
1分子中にケイ素原子に直接結合した水素原子(≡Si
H結合)を少なくとも2個有する液状オルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン0.1〜30重量部、(3)付加
反応制御剤として、(a)下記式(1)の構造を有する
アセチレンアルコール (R及びRは、水素原子、又は、アルキル基、アリ
ール基。)(R及びRは水素原子、又は、アルキル
基、アリール基、及び、(b)下記式(2)の構造を有
するシリル化されたアセチレンアルコール (Rはアルキル基又は、アリール基。)の混合物0.
1〜6重量部、並びに、(4)触媒量の白金族金属系触
媒からなるオルガノポリシロキサン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオルガノポリシロキ
サン組成物に関し、特に、剥離性硬化皮膜を形成するの
に好適な、安定性に優れたオルガノポリシロキサン組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オルガノポリシロキサンを利用し
た剥離剤は、硬化時の硬化反応の種類によって分類され
ているが、その中でも特に、アルケニル基含有オルガノ
ポリシロキサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン及び白金系触媒から成る、いわゆる付加反応型のオル
ガノポリシロキサン組成物が汎用されており、これらは
接着ラベルや接着テープなどの剥離剤として利用されて
いる。
【0003】この場合、付加反応を剥離紙用シリコーン
に利用するためには、室温下で白金触媒の反応を抑制
し、高温下では速やかにアルケニル基含有シロキサンと
ハイドロジェンシロキサンの付加反応を進行させる制御
剤が必要となる。このような制御剤としては、既に種々
のものが提案されており、特に、アセチレンアルコール
類が有用であることが開示されている(特公昭44−3
1476号、特開平6−329917号、及び特開平9
−143371号各公報)。
【0004】一方、生産性向上の観点から、近年、シリ
コーンに対して高速低温硬化の要望があるために、その
対策して、触媒の使用量を多くすることが屡ある。しか
しながら、触媒を増量すれば初期硬化性は向上するが、
処理浴の経時によってゲル化が進行するという欠点があ
った。また、触媒を特に増量しなくても、白金触媒添加
後のシリコーン処理浴が長い間高温下にさらされた場合
には、触媒増量時と同様なゲル化の現象が起こる。
【0005】そこで、このゲル化を防止するために付加
反応制御剤を増量すると、ポットライフは長くなるもの
の、初期硬化性が低下するという欠点があった。また、
特開平6−329917号公報に記載されたような長鎖
のα−アセチレンアルコール類を付加反応制御剤として
用いると、その使用量が少量でもポットライフは長くな
るが、初期硬化性が低下する。
【0006】一方、十分な制御作用を得るために制御剤
の使用量を増大させても、シリコーン組成物の硬化性を
低下させない制御剤として、アセチレンアルコールの水
酸基をシリル化した制御剤が知られている(特開昭61
−261号公報)。しかしながら、この制御剤を大量に
使用した場合には、初期硬化性は変化しないものの、処
理浴の経時によって硬化性が低下することがあるいう欠
点があった。
【0007】さらに、特開平9−143371号公報に
は、沸点の異なる2種類の制御剤を併用することによっ
て、薄膜でのゲル化までの時間を延ばすことができる旨
開示されているが、この方法でも、触媒増量時や処理浴
が高温下で放置されるという厳しい条件下で、硬化性を
低下させることなく、十分なポットライフを維持させる
ことは困難であった。そこで、触媒増量時や処理浴が高
温下にある場合であっても、ポットライフと硬化性を両
立させることのできる制御剤が強く望まれていた。
【0008】そこで、本発明者等は、従来のアセチレン
アルコール類及びそのシリル化物の制御作用について更
に研究した結果、これらの化合物はシリコーン処理浴中
で次のような挙動をしていることが判明した。まず、ア
セチレンアルコール類を制御剤として用いた場合には、
処理浴調製後直ちに、アセチレンアルコール類は白金族
系触媒に強く配位して処理浴中で触媒の活性を下げる。
これによって、アセチレンアルコールが配位した触媒の
付加反応に対する活性は低下するが、付加反応を完全に
停止させることはできず、触媒は付加反応の触媒サイク
ルを進行させようとする。
【0009】しかしながら、処理浴中ではシロキサン中
のアルケニル基が付加反応を起こすより早く、アセチレ
ンアルコールの3重結合が付加反応を起こすため、経時
でアセチレンアルコールの量が減少し、制御作用が不足
するようになって処理浴のゲル化がおこる。また、アセ
チレンアルコール類の使用量を増大させるとゲル化まで
の時間は延長できるが、制御作用が強過ぎて初期の硬化
性が低下することが判明した。
【0010】一方、アセチレンアルコール類のシリル化
物を制御剤として用いた場合には、アセチレンアルコー
ル類の場合と同様にこれらが白金族金属系触媒に配位し
て触媒の活性を下げるが、その配位力はアセチレンアル
コールに比べて弱く、付加反応を抑制する能力が小さい
ので、処理浴中ではシリル化物の3重結合が付加反応を
起こす。このため、シリル化物を多量に使用しても初期
の硬化性はあまり変化しないが、前記シリル化物の3重
結合が系中に多量に存在するために、処理浴経時でSi
Hが消費され、処理浴経時後の硬化性が低下する。
【0011】そこで、本発明者らはこの二つの制御剤を
併用すれば、ポットライフと硬化性の両立が可能になる
のではないかと推定し、種々検討した結果、少量のアセ
チレンアルコールと大量のシリル化物を組み合わせるこ
とにより、初期の硬化性が良い上、触媒を増量した処理
浴が経時しても硬化性が低下せず、剥離特性の変化の少
ない組成物を得ることができることを見いだし、本発明
に到達した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、硬化して剥離性を示す付加硬化型シリコーン組成物
であって、触媒増量時や、処理浴が高温下にある場合で
あっても、経時によって剥離特性や硬化性が変化し難
い、安定性に優れたシリコーン組成物を提供することに
ある。
【0013】本発明の上記の目的は、(1)1分子中に
少なくとも2個の不飽和基を持つオルガノポリシロキサ
ン100重量部、(2)1分子中にケイ素原紙に直接結
合した水素原紙(≡SiH結合)を少なくとも2個有す
る液状オルガノハイドロジェンポリシロキサン0.1〜
30重量部、(3)付加反応制御剤として、後記する、
(a)特定の構造有するアセチレンアルコール、及び、
(b)特定の構造を有する、シリル化されたアセチレン
アルコールの混合物が0.1〜6.0重量部、並びに、
(4)触媒量の白金族金属系触媒からなると共に、前記
(3)成分中の(a)及び(b)の比(b)/(a)
が、重量比で、5を越え100以下であることを特徴と
するオルガノポリシロキサン組成物によって達成され
た。
【0014】本発明のシリコーン組成物を構成する成分
(1)の、1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を
有するオルガノポリシロキサンとしては、R
SiO(4−a−b)/2(式中、Rは同一または異
種の置換又は非置換の炭化水素基、Rは−C2n
CH=CH(nは0〜6)で表されるアルケニル基で
あり、aは0〜3、bは3以下で0以外の正数、a+b
は1〜3である。)で表されるものが用いられる。
【0015】このオルガノポリシロキサンは、1分子中
にケイ素原子に直結するアルケニル基Rを、全ての置
換基R+Rに対して0.05〜5.0モル%、特に
0.2〜10モル%の割合で含有することが好ましい。
アルケニル基量が0.05モル%に満たないと実質的な
硬化速度が得られない場合があり、50モル%を越える
と剥離特性が低下する。
【0016】また、ケイ素原子に結合するアルケニル基
以外のRとしては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデ
シル基、オクタデシル基等のアルキル基;シクロヘキシ
ル基等のシクロアルキル基;フェニル基、ナフチル基、
トリル基等のアリール基;又は、これらの基の炭素原子
に結合した水素原子の一部または全部を、ハロゲン原
子、シアノ基、水酸基などで置換した、クロルメチル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノプロ
ピル基、フェノール基、ヒンダードフェノール基等の、
同種または異種の炭素原子1〜30の非置換又は置換の
一価の炭化水素基などが例示される。本発明において
は、特にメチル基、フェニル基及び炭素原子数2〜8の
アルキル基等が好ましい。なお、特にケイ素原子に結合
するアルケニル基以外の基は、その全ての置換基に対し
て少なくとも50モル%がメチル基であることが好まし
い。
【0017】このオルガノポリシロキサンは直鎖状及び
分岐状のどちらでもよく、その末端は、例えば、メチル
基、水酸基、アルケニル基、フェニル基、アクリロキシ
アルキル基等のいずれの有機基であってもよいが、アル
ケニル基であることが好ましい。また、このオルガノポ
リシロキサンの粘度は、25℃において50cs以上で
あればよい。
【0018】本発明のオルガノポリシロキサン組成物を
構成する成分(2)のオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結
合した水素原子を有する限り、付加反応型シリコーン組
成物に使用される公知のものの中から適宜選択すること
ができる。本発明においては、有機基の90モル%以上
がメチル基であるものが特に好ましい。これらのオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンは、直鎖状、分岐状、
環状のいずれであってもよく、具体例としては下記化3
に示されるもの、
【0019】
【化3】
【0020】及び、平均組成式が下記化4で表される共
加水分解縮合物等(ここに、c、hは2以上の整数、
d、f及びgは0または正の整数、e、i、j、k及び
lは正の整数、h+i=3〜10)を上げることができ
る。この場合、特に、cは2〜200の整数、dは0〜
100の整数、eは1〜200の整数、fは0〜200
の整数、gは0〜100の整数、hは2〜10の整数、
及び、iは1〜8の整数であることが好ましい。
【化4】
【0021】これらのオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンの粘度は、25℃において数csから数十万cs
の広い範囲でよい。なお、この成分(2)の使用量は、
本発明の組成物の使用目的や用途等によって若干異なる
が、一般的には前記した成分(1)のオルガノポリシロ
キサン100重量部に対して0.1〜30重量部の範囲
とすればよいが、20重量部以下であることが好まし
い。
【0022】本発明で使用する成分(3)は、本発明に
おけるもっとも重要な成分であり、成分(a)は、下記
化5に示される基本骨格をもつアセチレンアルコールで
ある。尚、化5中のR及びRは、水素原子;メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基
などの直鎖状もしくは分岐状のアルキル基;フェニル
基、トリル基などのアリール基である。
【化5】
【0023】また、R及びRの基と三重結合に対し
てα位にある炭素原子は環を形成することが可能であ
り、RとRの炭素原子総数は8個以下、特に5個以
下であることが好ましい。RとRの炭素原子の総数
が8個を越えると、初期硬化性が著しく低下する。成分
(a)の配合量は、成分(1)、(2)及び(4)の量
により左右されるが、基本的には成分(1)100重量
部に対して、0.01〜1.0重量部の範囲であればよ
い。成分(a)の使用量が0.01より少ないと制御硬
化性が得られなくなり、また、1.0より多くなると初
期硬化性が低下する。
【0024】本発明で使用することのできる成分(a)
の具体例としては、例えば、3−メチル−1−ブチン−
3−オール(沸点104℃)、3−メチル−1−ペンチ
ン−3−オール(沸点121℃)、3,5−ジメチルヘ
キシン−3−エン−1−イン(沸点103℃)、3,5
−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール(沸点150
℃)、1−エチニル−1−シクロヘキサノール(沸点1
80℃)等を挙げることができる。
【0025】また、成分(b)としては下記化6で表さ
れる基本骨格を持つ、シリル化されたアセチレンアルコ
ールを使用する。
【化6】 化6中のR及びRは、水素原子;メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などの直鎖
状もしくは分岐状のアルキル基;フェニル基、トリル基
などのアリール基であり、R及びRの基と三重結合
に対してα位である炭素原子は環を形成することが可能
である。
【0026】R及びRの炭素原子の総数は8個以下
であり、特に炭素原子の総数が5個以下であることが好
ましい。R、Rの炭素原子の総数が8個を越えると
初期硬化性が低下する。また、Rは、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などの直
鎖状もしくは分岐状のアルキル基;フェニル基、トリル
基などのアリール基等から選択される。
【0027】本発明で使用することのできる成分(b)
の具体例としては、例えば、トルメチル(3−メチル−
1−ブチン−3−オキシ)シラン(沸点115℃)、テ
トラメチルテトラビニルシロキサン環状体(沸点200
℃以上)、メチルトリス(3−メチル−1−ブチン−3
−オキシ)シラン(沸点200℃以上)、ジメチルビス
(3−メチル−1−ブチン−3−オキシ)シラン(沸点
195℃)、メチルビニルビス(3−メチル−1−ブチ
ン−3−オキシ)シラン(沸点200℃以上)等を挙げ
ることができる。
【0028】これら成分(3)の配合量は、成分
(1)、(2)及び(4)の量により左右されるが、基
本的には組成物中の成分(1)100重量部に対して
0.1〜6.0重量部となる量の範囲であればよい。成
分(3)の使用量が0.1重量部より小さいと十分なポ
ットライフが得られなくなり、6.0重量部より多くな
ると処理浴経時後の硬化性が低下する。さらに、(a)
と(b)の使用比率は5<(b)/(a)≦100の範
囲であることが必要である。この比率が5より小さい
と、(a)と(b)の使用総量が多い場合は初期の硬化
性が低下し易く、(a)と(b)の使用総量が少ない場
合には十分なポットライフが得られ難い。また、この比
率が100より大きいと、処理浴経時で硬化性の低下が
見られる。(a)と(b)とは共に沸点が130℃から
170℃の範囲にあることが好ましく、また、(a)と
(b)のいずれか一方の沸点が130℃以下の場合に
は、もう一方の沸点が170℃以上であることが好まし
い。
【0029】この二種類の化合物を併用する本発明にお
ける制御系の作用機構は次のように考えられる。先ず少
量の、成分(a)であるアセチレンアルコールが、処理
浴調整後に触媒に強く配位して触媒活性を低下させる。
一方、わずかながら進行する付加反応の基質として過剰
に存在する、成分(b)であるシリル化されたアセチレ
ンアルコールが働き、シリル化されていないアセチレン
アルコールの減少を抑制する。
【0030】つまり、シリル化されたアセチレンアルコ
ールは付加反応の基質として働くため、アセチレンアル
コールの消費(付加反応)を抑える。一方、系中でアセ
チレンアルコールの消費が抑えられるため、触媒活性の
低い状態が長く続き、SiHの消費が抑えられる。以上
の作用機構により初期硬化性を低下させるほどのアセチ
レンアルコールを使用しなくても、十分ポットライフの
長い組成物を得ることができる。
【0031】本発明においては、付加硬化反応を有効に
進行させるために、従来この種の付加触媒として公知の
白金族系触媒を成分(4)として使用する。このような
白金族系触媒としては、例えば、白金系、パラジウム
系、ロジウム系等の触媒があるが、特に白金系触媒が好
ましく、具体的には塩化白金酸、塩化白金酸のアルコー
ル溶液やアルデヒド溶液、塩化白金酸と各種オレフィ
ン、ビニルシロキサンとの錯体などが挙げられる。白金
系触媒の添加量は触媒量とすればよいが、良好な硬化皮
膜を得ると共に経済的な見地から、成分(1)及び
(2)に対する白金族金属量として、1〜1,000p
pmの範囲とすることが好ましい。
【0032】本発明のシリコーン組成物には、上記成分
以外に、任意成分をさらに添加することができる。例え
ば、剥離力を調整する目的で、ビニル基やケイ素原子に
結合する水素原子を有しないオルガノポリシロキサン等
を必要に応じて添加することができる。なお、任意成分
の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で適宜決定す
ることができる。
【0033】本発明のシリコーン組成物は、上記した成
分(1)〜(4)及び任意成分の所定量を配合すること
により得ることができるが、この場合、成分(4)をの
ぞく各成分をあらかじめ均一に混合した後成分(4)を
添加することが好ましい。また、必要に応じてトルエ
ン、キシレン、n−ヘキサン等の有機溶剤に溶解して使
用しても良い。上記のごとく調製されたシリコーン組成
物は、例えば紙、プラスチックフィルム等の基材に塗布
された後、常法によって加熱硬化される。この様にし
て、本発明の組成物の硬化被膜が形成された基材は、剥
離紙として使用に供される。
【0034】
【発明の効果】本発明のシリコーン組成物は、触媒に強
く配位して触媒活性を低下させるアセチレンアルコール
系付加制御剤の少量と、わずかながら進行する付加反応
の基質として働くシリル化されたアセチレンアルコール
の過剰量を同時に含有しているので、ポットライフが長
く、処理浴が経時しても剥離特性や硬化性能に変化を生
じないという利点がある。
【0035】
【実施例】次に本発明を、実施例及び比較例によって更
に説明するが、本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。尚、例中の部は重量部を表し、例中における
物性値は下記の試験法による測定値を意味する。処理浴粘度 本発明のオルガノポリシロキサン組成物の、調製直後に
おける30℃での粘度を初期粘度として、この組成物を
30℃で24時間保存した後の粘度を経時粘度とした。
【0036】硬化性 初期の硬化性は、本発明のオルガノポリシロキサン組成
物調製直後にポリエチレンラミネート紙に0.6g/m
となるように塗布し、100℃の熱風式乾燥機中で所
定時間加熱して形成される硬化皮膜を指で数回こすった
ときの、くもり及び脱落の有無を目視により評価し、硬
化に要した時間を用いて硬化性を示した。また、経時で
の硬化性については、本発明のオルガノポリシロキサン
組成物を30℃で24時間保存した後、上記と同様にし
て硬化性を測定した。
【0037】剥離力 初期の剥離力は、本発明のオルガノポリシロキサン組成
物を調製した直後に、硬化性の測定の場合と同様にして
100℃で30秒間硬化させ、その硬化皮膜表面にTe
sa−7475テープ(BDF社製)を張りつけ、70
℃で2時間加熱処理し、引っ張り試験機を用いて、18
0°の角度で剥離速度0.3m/分でテープを引っ張
り、剥離するのに要する力(g/2.5cm)を測定
し、この値を初期剥離力とした。また、経時の剥離力
は、本発明のオルガノポリシロキサン組成物を30℃で
24時間保存した後、上記と同様にして剥離力を測定
し、この値を経時剥離力とした。
【0038】残留接着率 初期の残留接着率は、剥離力の場合と同様にしてオルガ
ノポリシロキサン組成物の硬化皮膜を形成させ、その表
面にポリエステルテープ・ニットー31B(日東電工
(株)製商品名)を貼り合わせ、20g/cmの荷重
をのせ、70℃で20時間加熱処理してからテープをは
がし、ステンレンス板に張り付けた。次に、この処理テ
ープを剥がし、ステンレス板から剥離するのに要した力
(g/2.5cm)を測定し、未処理の標準テープを剥
離するのに要した力に対する百分率を初期残留接着率と
した。
【0039】尚、未処理の標準テープとは、テフロンシ
ートにポリエステルテープ・ニット−31B(日東電工
(株)製商品名)を貼り合わせ、20g/cmの荷重
をのせ、70℃で20時間加熱処理してからテープをは
がし、次いでステンレス板に貼り付けた物をいう。上記
の如くテープをステンレス版から剥離するのに要した力
(g/2.5cm)を測定し、これを未処理の標準テー
プを剥離するのに要した力とした。また、経時後での残
留接着率は、本発明のオルガノポリシロキサン組成物を
30℃で24時間保存した後、上記と同様にして測定
し、この値を経時残留接着率とした。
【0040】実施例1.成分(1)として、ビニル化が
0.0075モル/100gであり、トルエンで30重
量%に希釈したときの粘度が10,000cpである、
下記化7の平均組成式で表されるビニル基含有オルガノ
ポリシロキサン30部をトルエン570部に溶解した。
【化7】
【0041】次に、成分(2)として、粘度が250c
pでSiH価が1.0ml/100gである、下記化8
の平均組成式で表されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン0.65部、
【化8】 成分(3)の、成分(a)として3.5−ジメチル−1
−ヘキシン−3−オール(沸点150℃)0.1部、及
び成分(b)として1−ジメチルプロピニロキシトリメ
チルシラン(沸点115℃)0.8部を加え、よく混合
した。
【0042】この混合物に、成分(4)として白金とビ
ニルシロキサンとの錯体を、上記ポリシロキサンに対
し、白金換算で200ppm添加して攪拌し、シリコー
ン組成物1を得た。得られた組成物についてポットライ
フ、硬化性、剥離力、及び残留接着率を測定した結果
を、使用した制御剤の種類、触媒量、及び組成物の粘度
と共に表1に示した。
【0043】
【表1】
【0044】実施例2.実施例1において、成分(3)
の成分(b)として使用した1−ジメチルプロピニロキ
シトリメチルシランの添加量を1.2部としたこと以外
は、実施例1と全く同様にしてシリコーン組成物2を得
た。得られた組成物2の特性を調べた結果は表1に示し
た通りである。
【0045】実施例3.実施例1において成分(3)の
成分(a)として使用した3,5−ジメチル−ヘキシン
−3−オールの添加量を0.05部としたこと以外は、
実施例1と全く同様にしてシリコーン組成物3を得た。
得られた組成物3の特性を調べた結果は表1に示した通
りである。
【0046】実施例4.実施例1において成分(3)の
成分(a)として使用した3−メチル−1−ブチン−3
−オール(沸点104℃)を0.07部添加したこと以
外は、実施例1と全く同様にしてシリコーン組成物4を
得、その特性を調べた結果を表1に示した。
【0047】実施例5.実施例1において成分(3)の
成分(a)として使用した1−エチニル−1−シクロヘ
キサノール(沸点192℃)を0.1部添加したこと以
外は、実施例1と全く同様にしてシリコーン組成物5を
得、その特性を調べた結果を表1に示した。
【0048】実施例6.実施例1で使用した成分(4)
の添加量を白金換算で400ppmとしたこと以外は、
実施例1と全く同様にしてシリコーン組成物6を得、そ
の特性を調べた結果を、使用した制御剤の種類、触媒
量、及び組成物の粘度と共に表2に示した。
【0049】
【表2】
【0050】実施例7.実施例2で使用した成分(4)
の添加量を400ppmとしたこと以外は、実施例2と
全く同様にしてシリコーン組成物7を得、その特性を調
べた結果を表2に示した。
【0051】実施例8.実施例3で使用した成分(4)
の添加量を400ppmとしたこと以外は、実施例3と
全く同様にしてシリコーン組成物8を得、その特性を調
べた結果を表2に示した。
【0052】実施例9.実施例4で使用した成分(4)
の添加量を400ppmとしたこと以外は、実施例4と
全く同様にしてシリコーン組成物9を得、その特性を調
べた結果を表2に示した。
【0053】実施例10.実施例5で使用した成分
(4)の添加量を400ppmとしたこと以外は、実施
例5と全く同様にしてシリコーン組成物10を得、その
特性を調べた結果を表2に示した。
【0054】比較例1.実施例1で使用した成分(3)
の代わりに、3.5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オ
ール0.1部を単独で使用したこと以外は、実施例1と
全く同様にしてシリコーン組成物11を得た。得られた
組成物についてポットライフ、硬化性、剥離力、及び残
留接着率を測定した結果を表1に示した。
【0055】比較例2.比較例1で使用した制御剤の添
加量を0.2部としたこと以外は、比較例1と全く同様
にしてシリコーン組成物12を得た。得られた組成物に
ついてポットライフ、硬化性、剥離力、及び残留接着率
を測定した結果を表1に示した。
【0056】比較例3.比較例1で使用した制御剤及び
その添加量を、1−ジメチルプロピニロキシトリメチル
シラン0.8部としたこと以外は、比較例1と全く同様
にしてシリコーン組成物12を得た。得られた組成物に
ついてポットライフ、硬化性、剥離力、及び残留接着率
を測定した結果を表1に示した。
【0057】比較例4.比較例1で使用した成分(4)
の添加量を白金換算で400ppmとしたこと以外は、
比較例1と全く同様にしてシリコーン組成物14を得
た。得られた組成物についてポットライフ、硬化性、剥
離力、及び残留接着率を測定した結果を表2に示した。
【0058】比較例5.比較例2における成分(4)の
添加量を400ppmとしたこと以外は、比較例2と全
く同様にしてシリコーン組成物15を得た。得られた組
成物についてポットライフ、硬化性、剥離力、及び残留
接着率を測定し、結果を表2に示した。
【0059】比較例6.比較例3における成分(4)の
添加量を400ppmとしたこと以外は、比較例3と全
く同様にしてシリコーン組成物16を得た。得られた組
成物についてポットライフ、硬化性、剥離力、及び残留
接着率を測定した結果を表2に示した。
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の上記の目的は、(1)1分子中に
少なくとも2個の不飽和基を持つオルガノポリシロキサ
ン100重量部、(2)1分子中にケイ素原子に直接結
合した水素原子(≡SiH結合)を少なくとも2個有す
る液状オルガノハイドロジェンポリシロキサン0.1〜
30重量部、(3)付加反応制御剤として、後記する、
(a)特定の構造有するアセチレンアルコール、及び、
(b)特定の構造を有する、シリル化されたアセチレン
アルコールの混合物が0.1〜6.0重量部、並びに、
(4)触媒量の白金族金属系触媒からなると共に、前記
(3)成分中の(a)及び(b)の比(b)/(a)
が、重量比で、5を越え100以下であることを特徴と
するオルガノポリシロキサン組成物によって達成され
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 憲一 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)1分子中に少なくとも2個の不飽
    和基を持つオルガノポリシロキサン100重量部、
    (2)1分子中にケイ素原子に直接結合した水素原子
    (≡SiH結合)を少なくとも2個有する液状オルガノ
    ハイドロジェンポリシロキサン0.1〜30重量部、
    (3)付加反応制御剤として、(a)下記化1の構造を
    有するアセチレンアルコール 【化1】 (但し、化1中のR及びRは、水素原子、又は、ア
    ルキル基、アリール基から選択される基である。)、及
    び、(b)下記化2の構造を有するシリル化されたアセ
    チレンアルコール 【化2】 (但し、化2中のR及びRは水素原子、又は、アル
    キル基、アリール基から選択される基であり、Rはア
    ルキル基、アリール基から選択される基である。)の混
    合物0.1〜6.0重量部、並びに、(4)触媒量の白
    金族金属系触媒からなると共に、前記成分(3)中の
    (a)及び(b)の比(b)/(a)が、重量比で、5
    を越え100以下であることを特徴とするオルガノポリ
    シロキサン組成物。
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