JPH11165963A - エレベータの運転制御のための監視装置 - Google Patents

エレベータの運転制御のための監視装置

Info

Publication number
JPH11165963A
JPH11165963A JP10262874A JP26287498A JPH11165963A JP H11165963 A JPH11165963 A JP H11165963A JP 10262874 A JP10262874 A JP 10262874A JP 26287498 A JP26287498 A JP 26287498A JP H11165963 A JPH11165963 A JP H11165963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety circuit
current
switching
safety
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10262874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4295373B2 (ja
Inventor
Bernhard Gerstenkorn
バーンハルト・ゲルステンコルン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inventio AG
Original Assignee
Inventio AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inventio AG filed Critical Inventio AG
Publication of JPH11165963A publication Critical patent/JPH11165963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4295373B2 publication Critical patent/JP4295373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • B66B5/0031Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の電子コンポーネントを使用して大幅に
製造コストを抑え監視装置(1)の安全性と信頼性を高
める。 【解決手段】 エレベータの運転制御のための監視装置
(1)は、二つのモジュールと、安全回路センサシステ
ム(2)と、モータスイッチングまたはブレーキスイッ
チングあるいはその両機能を備えた回路(3)により実
質的に構成され、安全回路(4)の監視およびこれと関
連した動作は、導電性分離箇所をなくし、もっぱら電子
コンポーネントによって行われる。電子コンポーネント
を利用すると、導電性分離箇所を有する電気機械式スイ
ッチング要素を省くことができる。さらに、スイッチン
グ騒音が発生しないため、騒音レベルを著しく低下させ
ることができる。これは、特に機械室を持たないエレベ
ータ設備の場合、好ましい効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの運転
制御のための監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数コンバータ駆動装置およびマイク
ロプロセッサ制御装置を備えた現在のエレベータ設備の
場合、主に電気機械式リレーを利用して、安全回路およ
びこれと関連して起こる連続動作、例えばブレーキの作
動、モータ電流のオン、オフ、規定のスイッチオン電流
による周波数コンバータの中間回路への負荷の印加など
を監視している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気機械式リレーまた
は電気機械式スイッチを利用する場合、機械式接点が使
用中に摩耗する。また、スイッチやリレーは、かなりの
騒音を発生し、特に住居や商用建物のエレベータ設備の
場合、スイッチング操作の際に静穏な環境を乱すことが
明らかである。さらに、スイッチやリレーは、寿命に限
度があり、度々交換しなければならないため、相当な経
費を必要とする。
【0004】安全回路の操作方法にも問題がある。今日
まで、安全回路の状態の点検および検出は、電気機械式
スイッチまたはリレーによって行っていた。この場合、
スイッチやリレーは、センサの働きをする。しかしなが
ら、このことにより、交流安全回路で以下のような様々
な問題が生じる。
【0005】−エレベータ設備には、非常に長い平行な
電気配線が設置される。導体間の容量により、導体から
導体へと交流電圧が伝達され得る。この効果により、幹
線電圧が安全回路に結合され得る。その結果、交流電流
スイッチやリレーの場合、ドロップオフ電圧が、吸引電
圧の約十分の一となるため、安全回路の安全接点が開い
たとき、スイッチやリレーがドロップオフしない。
【0006】−安全回路の電圧が、安全回路の導体から
戻り導体の安全接点に伝達されたとき、同様の現象が起
こる場合がある。
【0007】−交流電流スイッチやリレーでは、大きな
スイッチオン電流が必要である。長い安全回路の場合、
内部抵抗が非常に大きくなり、信頼性の高いスイッチオ
ン動作を行うには、変圧に特殊な手段が必要である。
【0008】−安全回路の作動電圧は、大半の場合、1
10〜230Vの範囲にある。このため、安全回路に触
れることができる箇所では、接触に対する保護が必要に
なる。
【0009】−スイッチおよびリレーの寿命は、機械的
摩耗により、著しく制限される。
【0010】同様に、直流の安全回路の場合も以下のよ
うな問題が生じる。
【0011】−直流電流は、材料のマイグレーションに
よる安全接点の接触移行部の摩耗の原因となる。
【0012】センサを備え、接点がなくても始動でき、
センサの状態の検出に利用できる試験可能な電子式スイ
ッチング装置を設けた、エレベータ設備および搬送設備
の制御装置用監視装置が、EP−0 535 205に
記載されている。このコンタクトレススイッチング装置
は、例えばドアラッチの監視に利用される。
【0013】上に述べた監視機器の場合、実際、電気機
械式スイッチの問題点を解決するスイッチング装置を使
用しているが、価格が数倍になり、したがってコストベ
ースでは、使用する価値がない。さらに、このような監
視機器では、相当なスイッチング操作が必要になる。容
量性クロストークが原因で、エレベータ設備の安全回路
のような長い電気ケーブルでは、ループが形成できな
い。複数の接点にわたって延びるケーブルの端部では、
ソース信号と平行に戻る信号を、容量的に結びついてい
る可能性があるソース信号と区別するために、信号コン
バータを使用しなければならない。
【0014】本発明の目的は、前記のような問題点がな
い、最初に述べたようなエレベータの駆動制御装置の監
視装置を提案することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
特徴を述べる本発明により達成される。
【0016】本発明により得られる利点は、監視装置
が、相互に接続された安全回路センサシステム、モータ
スイッチング回路、およびブレーキスイッチング回路か
ら成り、監視装置が、導電性分離箇所をなくして電子コ
ンポーネントだけから成ることである。電子コンポーネ
ントを使用しているため、導電性分離箇所を有する電気
機械式スイッチング要素を省くことができる。電子コン
ポーネントだけを使用することにより、スイッチング騒
音が発生しなくなるので、騒音レベルが著しく低下す
る。これは、特に機械室のないエレベータ設備の場合、
好ましい効果がある。また、通常の電子コンポーネント
を使用しているため、製造コストが大幅に削減できるう
え、安全性と信頼性が高い監視装置が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の図を参
照して、以下、詳細な説明を行う。
【0018】図1に、安全回路センサシステム2および
交流電流安全回路4用のモータスイッチング/ブレーキ
スイッチング回路3を備えた監視装置1の略図を示す。
安全回路センサシステム2は、例えば安全回路4が開い
ているか閉じているかの監視を行う。モータスイッチン
グ/ブレーキスイッチング回路3は、それぞれ駆動モー
タ5および関連ブレーキ6の間接的動作を行う。例え
ば、シャフトドアには、安全回路4に複数の接点7があ
り、この接点を監視する必要がある。安全回路は、エレ
ベータのケージおよびシャフトを通ってループになって
いる。
【0019】以下、交流電流安全回路4および安全回路
センサシステム2の問題に対する解決法について値の例
を挙げて述べる。
【0020】安全回路4の信号源10の周波数は、幹線
電圧(230V、50/60Hz)の周波数と区別でき
なければならない。例えば200Hzで、電圧は24V
となる(人が接触した場合の保護)。
【0021】安全回路センサシステム2を構成すること
により、望ましい作動条件で、三つの障害のあらゆる所
望の組み合わせが発生した場合、下流側装置のスイッチ
をオフにできることを確実にする必要がある。このた
め、安全回路センサシステム2は、四つの出力信号を供
給する必要がある。三つの障害に対する安全を確保する
には、電子評価システムを含む四つのセンサを使用しな
ければならない。安全回路4の導体の間に接触クロスト
ーク容量があるため、負荷/測定抵抗器が不通であるか
どうかは、導体の電圧測定だけでは確認できない。その
ため、安全回路4の電圧と電流を測定する必要がある。
この場合、電流測定は、エネルギー伝達を伴う要素を介
して行う必要がある。
【0022】作動周波数200Hzと干渉周波数50/
60Hzとの区別は、容量性接触クロストークの場合の
位相ずれと同様、信号源10との同期により行われる。
安全回路4が開いている場合の予想最大電流は、電流セ
ンサが作動し、安全回路4が閉じている場合の最小電流
の少なくとも三分の一になっている。また、ソース信号
に対する位相ずれが60°以上になると、電圧センサは
オフになる。
【0023】例えば、規定の伝達係数を備えた光カプラ
(または変換器)を電流センサ14として使用する。規
定の電流しきい値を確認するために、電流源が、出力ト
ランジスタ16に給電する。これにより、正の安全回路
電流および負の安全回路電流それぞれについて、対応す
る信号が生成され、次に評価ユニット17でフィルタに
かけられ、さらにデジタル処理される。評価ユニット1
7で、同期ユニット18から供給される同期信号と、前
記二つの信号を結合する。これにより、例えば干渉周波
数50または60Hzの擬似信号を、少なくとも半分の
周期で抑圧することができる。さらに、電流センサ15
の評価ユニット17は、有効信号が、半分の周期内に存
在しない場合に、カウンタのリセットパルスを生成する
フリップフロップ回路を備えている。ただし、同期信号
が存在しない場合、このフリップフロップ回路は、リセ
ット信号を生成しない。このため、同期信号が存在しな
い場合、監視回路がカウンタをリセットする。
【0024】出力信号は組み合わされ、カウンタに入力
される。カウンタの規定の状態について、電流センサ出
力20は、状態1に達する。これは、安全回路4が閉じ
ていることを意味する。状態1に達すると同時に、カウ
ンタ入力は阻止される。
【0025】評価ユニット17のデジタル部分も、PA
L、GAL、EPLD、およびASICによって実現す
ることができる。
【0026】電流センサ15と電圧センサ25の同期を
行うために、同期ユニット18では、ソース信号から矩
形信号が生成される。この場合、演算増幅器は、帯域フ
ィルタとして接続され、同時にレベル整合を行う。低周
波数および高周波数の信号は抑圧される。
【0027】電圧センサ25は、同期ユニット18の場
合と同様に接続された演算増幅器およびこの信号を反転
する演算増幅器を備えている。アナログスイッチが、こ
の二基の演算増幅器の信号を一部ずつ能動非対称フィル
タ(能動低域フィルタとして接続した演算増幅器)に送
信する。その場合、センサ入力信号が、ソース信号に一
致すると、アナログスイッチが整流器のような働きをす
る。そうでない場合は、センサ出力信号が後続のフィル
タによってチョップされ大幅に減衰される。低域フィル
タの前にダイオードがあるため、負の入力信号が、(約
十倍に)拡大されてフィルタコンデンサにスイッチオフ
の方向に作用する。さらに別の演算増幅器が、ヒステリ
シスを伴うしきい値スイッチとして接続してあり、電圧
センサ出力26に信号を供給する。
【0028】安全回路センサシステム2の四つの出力信
号を得るには、上に述べたセンサおよび同期を二回実行
する。
【0029】安全回路4の診断機能用タップは、耐障害
性を備えている必要はなく、また電圧センサ25のよう
な構成になっている必要もない。これは、タップが、安
全回路4に大きな電流負荷をかけてはならないためであ
る。
【0030】上に述べた解決の変形例として、デジタル
走査により、信号評価を行うこともできる。以下、電圧
センサを参照して、回路について述べる。電圧が最大と
なる瞬間に状態1にある走査信号は、ソース信号からの
同期により生成される。この瞬間に、安全回路4の電圧
が、しきい値になっていれば、カウンタの計数パルスが
生成される。そうでない場合、または走査信号が存在し
ない場合は、カウンタが、リセットパルスを受信する。
【0031】図2に安全回路センサ32およびモータス
イッチング/ブレーキスイッチング回路33を備えた直
流安全回路31の監視装置30の略図を示す。安全回路
センサシステム32は、安全回路31を監視し、モータ
スイッチング/ブレーキスイッチング回路33は、駆動
モータ34および関連ブレーキ35の間接的動作をそれ
ぞれ行う。複数の接点36の監視を行う必要があり、こ
の接点は、例えばシャフトドアにあり、安全回路31に
存在する。この安全回路は、エレベータケージおよびシ
ャフトを通るループになっている。
【0032】直流電流で作動する安全回路31を備えた
安全回路センサシステム32は、すでに図2から明らか
なように、交流電流の場合よりもはるかに単純になる。
ソース信号との同期は不必要となり、評価は、電流/電
圧の一方の方向についてのみ行えばよい。
【0033】直流電流安全回路31および安全回路セン
サシステム32の場合の解決法について、以下、値の例
を挙げて述べる。
【0034】安全回路31の信号源40は、直流電流に
よって作動する。安全回路31の電圧および電流は、接
点36における物質のマイグレーションが無視できるほ
ど小さくなるように選択する必要がある。また、電圧
は、人間が接触した場合の安全確保を考えて、60V未
満とする。このような所与の条件については、電圧を、
例えば、48Vとすることができる(人が接触した場合
の安全確保)。直流電流による操作の場合、幹線電圧を
安全回路31に接続すると、干渉源になる。この干渉を
フィルタによって排除すると、評価回路の応答時間が、
上に述べた交流電流安全回路の場合よりも長くなる。
【0035】電流センサ45は、上に直流電流安全回路
について述べたように、電流供給装置を備えた光カップ
ラで構成されている。これにより、信号が生成され、こ
の信号は、後に評価ユニット46でフィルタにかけて幹
線電圧の50Hz干渉信号を抑圧し、さらにデジタル処
理される。評価ユニット46の構成は、交流電流安全回
路の構成とほぼ同じである。
【0036】ヒステリシスのある電圧しきい値スイッチ
と、これに続くフィルタは、例えば、幹線電圧の50H
z干渉信号を抑圧するために、電圧センサ47として利
用する。
【0037】安全回路センサシステム32の四つの出力
信号を得るには、直流電流による操作の場合と同様に、
前記のセンサを二回実行する。
【0038】診断機能用の安全回路タップは、ここでも
電圧センサ47の場合と同様に構成する。
【0039】図3に、モータスイッチング/ブレーキス
イッチング回路3、33を備えた監視装置1および30
を示す。信号源10、40を備えた、図1および図2に
示した安全回路4、31と、電流センサ出力20および
電圧センサ出力26を備えたモータスイッチング/ブレ
ーキスイッチング回路3、33とそれぞれ接続した安全
回路センサシステム2、32との略図を示す。
【0040】モータスイッチング/ブレーキスイッチン
グ回路3、33は、主に、周波数コンバータ電力部5
0、VVVF駆動/制御部51(VVVFは、可変電圧
および可変周波数を示す)、インテリジェント保護シス
テム52、およびブレーキ制御装置53から構成されて
いる。
【0041】周波数コンバータ電力部50は、幹線電圧
を中間回路直流電圧に変換し、さらに駆動モータ5、3
4用の多相交流電流に変換するための電子電力要素をす
べて含む。VVVF駆動/制御部51は、駆動調整およ
びエレベータ制御の構成要素を組み合わせたものであ
り、周波数コンバータ電力部50を制御し、他方では、
インテリジェント保護システム52によりインタフェー
スとしてアドレス指定される。インテリジェント保護シ
ステム52は、電気駆動装置の安全モジュールであり、
電子安全回路から成り、安全に関する機能すべての監視
を行う。安全回路4、31が開くと、インテリジェント
保護システム52がブレーキ6、35を起動し、駆動モ
ータ5、34へのエネルギーの流れをオフにする。イン
テリジェント保護システム52が、機能障害を検出した
場合、エレベータも停止する。ブレーキ制御装置53
は、ブレーキ6、35のオン、オフを確実に行うための
スイッチング要素をすべて含んでいる。ブレーキ制御装
置53は、きわめて厳しい安全要件を満たす必要があ
り、したがって、インテリジェント保護システム52に
よる直接的かつ連続的なチェックを受ける。
【0042】図4は、モータ制御装置の第一の変形例を
示す図である。VVVF駆動/制御部51とインテリジ
ェント保護システム52との間のインタフェースは、こ
こでは、電気機械式リレーのない非常に単純な構成にな
っている。駆動モータ5、34へ供給される多相交流電
流を形成するエネルギーの流れは、スイッチング要素二
個、入力整流器55、およびIGBTインバータ56に
より、インテリジェント保護システム52を介してVV
VF駆動/制御部51経由で阻止および解放することが
できる。三つの相L1、L2、L3が電力を供給する入
力整流器55は、整流器制御装置57が付いたサイリス
タハーフブリッジで構成されている。入力整流器55
は、整流器制御装置57で、オン、オフを行うことがで
きる。入力整流器をオフにすると、負荷抵抗器RCに電
流が流れない。インバータ56のIGBTの駆動制御を
行うパルス幅変調制御信号T1からT6は、一括してチ
ェックされ、VVVF駆動/制御部51のロジックイン
ターリンクを経由してインテリジェント保護システム5
2により解放される。
【0043】モータ電流iU、iV、およびiWの測定
信号は、VVVF駆動/制御部51による予備処理を受
け、インテリジェント保護システム52に送られる。
【0044】以下、信号切り替え時のタイムシーケンス
を参照して、信号解放および阻止用のインテリジェント
保護システム52の監視機能について説明する。この監
視機能は、図4によるモータ制御装置の変形例に対応す
る。
【0045】シーケンスの説明起動 VVVF駆動/制御部51は、s1=1を切り替え、イ
ンテリジェント保護システム52に、移動が始まること
を伝達する。安全回路が閉じるとすぐ、インテリジェン
ト保護システム52が、s2=s5=1により、インバ
ータの作動を解放する。インテリジェント保護システム
52は、起動の解放から時間11を測定する。起動の解
放は、ある時間に限り有効である。VVVF駆動/制御
部51は、s4=1により、IGBTを解放し、駆動モ
ータ5、34の保持トルクを増大させる。モータ電流i
U、iV、およびiWが上昇を開始し、i=0がゼロに
なる。インテリジェント保護システム52が、s8=1
により、ブレーキ6、35を解放する。VVVF駆動/
制御部51が、保持トルクを増大させると、ブレーキ
6、35が、s7=1によりブレーキ制御装置53経由
で起動される。ブレーキシューが後退すると、KBが1
に等しくなり、移動が始まる。
【0046】移動 インテリジェント保護システム52は、ブレーキ磁石電
流がオフになるときから時間t2を測定する。この時間
が、ある値を超えると、非常停止が行われる。要素すべ
てが、ある時間内に一回、確実にチェックされるように
するには、この監視がどうしても必要である。
【0047】停止 ケージが静止状態にあり、VVVF駆動/制御部51
が、s7=0によって、ブレーキ6、35をオフにす
る。KB=0以後、VVVF駆動/制御部51は、ゼロ
(i=0)=1に向かってモータの電流を調整し、その
あと、s4=0によりIGBTモジュール56をオフに
し、s1=0により整流器55をオフにする。オフ操作
のシーケンスは、インテリジェント保護システム52が
監視する。停止シーケンスは、s5=s2=0により、
終了となる。スイッチオフシーケンスの時間t3の監視
は、インテリジェント保護システム52が行う。
【0048】中間回路電圧試験 入力整流器55がオフになっているかどうか、インテリ
ジェント保護システム52が、中間回路電圧uZKを参
照して確認できるまで、VVVF駆動/制御部51がT
BおよびRBを介して制御している中間回路コンデンサ
Cから、停止シーケンスに続いて放電が行われる。その
後、駆動装置が、ある時間(数分または数時間の範囲)
だけ解放され、新規の起動が行われる。この時間が経過
すると、改めて中間回路電圧試験を実施しなければなら
ない。
【0049】非常停止 インテリジェント保護システム52が、機能障害を検出
するか、安全回路が遮断されると、非常停止になる。保
護システム52は、s8=0により、ブレーキ6、35
をオフにする。s8=0により、VVVF駆動/制御部
51には、非常停止が行われ、モータ電流をゼロに調整
し、IGBTモジュールおよび整流器をオフにする必要
があることが伝達される。スイッチオフシーケンスは、
インテリジェント保護システム52が監視する。スイッ
チオフ動作の時間t3が、ある値を超えていないかどう
かのチェックが行われる。許容時間を超過すると、s5
およびs2により、非常事態に対応してスイッチオフが
行われる。非常停止シーケンスは、s5=s2=0で終
了となる。
【0050】図6は、モータ制御装置の第二の変形例を
示す図である。幹線戻り給電装置には、入力整流器55
の代わりに、さらに大規模な回路を使用することもでき
る。よって、第二の変形例では、入力整流器55を監視
しない解決法について述べる。さらに、インバータ56
のIGBTについては、チェックを行わず、一括解放で
はなく、二つのグループにして、インテリジェント保護
システム52が解放する。
【0051】以下の図7に、信号切り替え時のタイムシ
ーケンスを利用して、信号解放および阻止用のインテリ
ジェント保護システム52の監視機能について説明す
る。この監視機能は、図6によるモータ制御装置の変形
例に対応する。
【0052】シーケンスの説明静止 スイッチング手段(IGBT)およびブレーキ6、35
は、インテリジェント保護システム52が阻止する。s
2、s4、s6、およびs8はゼロになる。
【0053】起動の準備 VVVF駆動/制御部51は、移動を開始しようとす
る。保護システム52が移動を認める前に、スイッチン
グ手段をチェックする必要がある。したがって、VVV
F駆動/制御部51は、トランジスタをオンにして試験
ができるように、トランジスタのPWM信号を生成す
る。停止中は、モータの巻線の電流が非常に大きいた
め、長時間、静電的にトランジスタをオンにすることは
できない。s1をオンにすることにより、VVVF駆動
/制御部51は、T1及びT6をチェックする必要があ
ることを保護システム52に伝達する。保護システム5
2は、s2をオンにする。電流iU、iWが上昇する。
保護システム52は、電流を測定し、規定の時間s2が
経過すると電流をオフにする。したがって、電流はゼロ
になろうとする。その後、その他二対のトランジスタに
ついても、同様のことが起こる。試験が問題なく終了
し、安全回路が閉じると、インテリジェント保護システ
ム52は、インバータ56を解放し、s2=s4=s6
=1を経て移動が起こる。インバータの解放は、ある時
間だけ有効であり、この場合、時間t1は、起動の解放
時点から測定する。
【0054】起動 VVVF駆動/制御部51は、駆動モータ5、34の保
持トルクを増大させるために、トランジスタをオンにす
る。インテリジェント保護システム52は、s8=1に
よってブレーキ6、35を解放する。VVVF駆動/制
御部51により、保持トルクが増大すると、ブレーキ制
御装置53経由で、s7=1により、ブレーキ6、35
が起動される。ブレーキのシューが後退すると、KBが
1に等しくなり、移動が始まる。
【0055】移動 インテリジェント保護システム52は、ブレーキの起動
から時間t2を測定する。この時間が、ある値を超える
と、非常停止が行われる。要素すべてが、ある時間内に
一回、確実にチェックされるようにするには、この監視
がどうしても必要である。
【0056】停止 ケージが静止状態にあり、VVVF駆動/制御部51
が、s7=0によって、ブレーキ6、35をオフにす
る。KBが0になってから、VVVF駆動/制御部51
は、ゼロに向かってモータの電流を調整し、そのあと、
s1、s3、s5をオフにする。次に保護システム52
はs2、s4、s6もオフにする。スイッチングオフシ
ーケンスの時間t3は、保護システム52が監視する。
【0057】非常停止 保護システム52が、機能障害を確定するか、安全回路
が遮断されると、非常停止になる。保護システム52
は、s8=0を経由し、ブレーキ6、35をオフにす
る。s8=0により、VVVF駆動/制御部51には、
非常停止が行われ、モータ電流をゼロに調整し、オフに
する必要があることが伝達される。インテリジェント保
護システム52は、時間t3が、ある値を超えていない
ことを監視する。t3が、ある値を超えていると、s
2、s4、およびs6により、スイッチオフが行われ
る。
【0058】図8は、ブレーキ制御装置53の実施形態
を示す図である。ブレーキ制御装置53は、ブレーキ
6、35の駆動制御を行う。ブレーキ電流をオフにでき
なくなることを、完全に防止する必要がある。エレベー
タのケージが、あてどなく移動すると、危険な状態にな
ることもある。したがって、ブレーキ磁石MGBの電機
子が引き付けられたら、直ちにブレーキ電圧を下げる必
要がある。ブレーキ電流をオンにする前に、保護システ
ム52は、全てのスイッチング部材で必ず電圧測定を行
い、スイッチオフ状態を確定する。
【0059】ブレーキ6、34の作動の直流電圧は、整
流器GR、変圧器、またはスイッチング幹線ユニットに
より生成することができる。この場合、スイッチング幹
線ユニットには、出力電圧のオン、オフを切り替えるこ
とができ、出力電圧の許容差が小さいという利点があ
る。
【0060】スイッチオフ時に、ブレーキ磁石MGBの
エネルギーは、例えばバリスタR3の熱に変換される
か、平滑コンデンサCGに戻される。この回路では、ト
ランジスタのキーイングにより電力が低下する。例え
ば、トランジスタTT1、TT2が、わずかに50%だ
けオンになると、ブレーキの磁石の電流は、その間にフ
リーホイールダイオードD1、D2中を流れる。したが
って、平均ブレーキ電圧は、半分になる。
【0061】ブレーキ6、34がオンになると、トラン
ジスタTT1、TT2を短時間交互にオフにして、この
トランジスタの機能試験を行うことができる。トランジ
スタがオフになっている間、電流は、同じ分岐内をフリ
ーホイールダイオードD1、D2を通って流れる。ブレ
ーキ6、34がオフになると、小さな電流が抵抗器R
1、R2を通って流れる。これにより、保護システム5
2は、トランジスタTT1、TT2が短絡しているかど
うかを電圧u1、u2、u3を参照してチェックするこ
とができる。スイッチオフ時間を延長すると、希望に合
わせてブレーキ6、34の電力を制御することができ
る。
【0062】さらに別の変形例として、点X1におい
て、リレー接点をブレーキ磁石MGBと直列に接続し、
安全性を高めることができる。このリレーは、通常動作
では、電力なしに切り替わるように、インテリジェント
保護システム52が制御している。トランジスタに障害
がある場合に限り、リレーは、ブレーキ電流をオフにす
ることができなければならない。このリレーの機能チェ
ックは、保護システム52による電圧測定、あるいは強
制ガイドされた開放接点により行われる。
【0063】図9は、上記の変形例に必要な安全回路セ
ンサシステム2、32、VVVF駆動/制御部51、ブ
レーキ制御装置53、およびブレーキリレー制御装置6
0との関連インタフェースを備えたインテリジェント保
護システム52の略図である。前の図を参照して説明し
た、インテリジェント保護システム52の機能およびシ
ーケンスは、プログラムの形態でマイクロコントローラ
61および62により、二チャンネルで制御および監視
または処理が行われる。二基のマイクロコントローラ6
1および62の具体的データは、状態コンパレータ63
で相互比較される。このプログラムは、安全回路センサ
システム2および32、VVVF駆動/制御部51、周
波数インバータ電力部50、ブレーキ制御装置53、お
よびインテリジェント保護システム52のスイッチ動作
のシーケンスの障害を検出し、モータ電流を止めブレー
キ電流をオフにしてエレベータの危険な状態を防止す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】安全回路センサシステムおよびモータスイッチ
ング/ブレーキスイッチング回路を備えた交流電流安全
回路の監視装置の略図である。
【図2】安全回路センサシステムおよびモータスイッチ
ング/ブレーキスイッチング回路を備えた直流電流安全
回路の監視装置の略図である。
【図3】モータスイッチング/ブレーキスイッチング回
路の略図である。
【図4】モータ制御装置の第一の変形例を示す図であ
る。
【図5】第一の変形例によるモータ制御装置の監視機能
を示す図である。
【図6】モータ制御装置の第二の変形例を示す図であ
る。
【図7】第二の変形例によるモータ制御装置の監視機能
を示す図である。
【図8】ブレーキ制御装置の略図である。
【図9】インテリジェント保護システムの構成の略図で
ある。
【符号の説明】
1 監視装置 2 安全回路センサシステム 3 モータスイッチング/ブレーキスイッチング回路 4 交流電流安全回路 5 駆動モータ 6 ブレーキ 7 接点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点(7、30)を備え、信号源(1
    0、40)から供給される直流電流または交流電流によ
    り作動する安全回路(4、30)を監視し、その結果と
    してブレーキ(6、35)の起動またはモータ(5、3
    4)電流のオン、オフなどの連続動作を行う、エレベー
    タ駆動制御装置用監視装置(1、30)であって、相互
    に接続された安全回路センサシステム(2、32)と、
    モータスイッチングまたはブレーキスイッチングあるい
    はその両方の機能を備えた回路(3、33)とから構成
    され、電子コンポーネントだけを構成要素とすることを
    特徴とする監視装置(1、30)。
  2. 【請求項2】 直流電流により安全回路(4)が作動す
    る場合、安全回路センサシステム(2、32)が、評価
    ユニット(17)を備えた各電流センサ(15)および
    電圧センサ(25)から少なくとも構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の監視装置(1、30)。
  3. 【請求項3】 交流電流により安全回路(4)が作動す
    る場合、安全回路センサシステム(2、32)が、評価
    ユニット(17)を備えた各電流センサ(15)と、同
    期ユニット(18)と、電圧センサ(25)とから少な
    くとも構成されることを特徴とする請求項1に記載の監
    視装置(1、30)。
  4. 【請求項4】 モータスイッチングまたはブレーキスイ
    ッチングあるいはその両方の機能を備えた回路(3、3
    3)が、実質的に、周波数コンバータ電源装置(5
    0)、電圧および周波数が可変である駆動/制御部(5
    1)、インテリジェント保護システム(52)、および
    ブレーキ制御装置(53)から構成され、インテリジェ
    ント保護システム(52)が、安全回路センサシステム
    (2、32)、電圧および周波数が可変である駆動/制
    御部(51)、周波数コンバータ電源装置(50)、お
    よびブレーキ制御装置(53)の安全に関わる監視およ
    び制御機能をすべて識別することを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載の監視装置(1、30)。
  5. 【請求項5】 インテリジェント保護システム(52)
    が、安全に関わる監視および制御機能を二チャンネルで
    実行し、この二チャンネルを比較する状態コンパレータ
    (63)を備えることを特徴とする請求項1から4のい
    ずれか一項に記載の監視装置(1、30)。
  6. 【請求項6】 各チャンネルごとに、プログラムを有す
    るマイクロコントローラ(61、62)を設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の
    監視装置(1、30)。
  7. 【請求項7】 安全回路センサシステム(2、32)、
    電圧および周波数が可変の駆動/制御部(51)、周波
    数コンバータ電源装置(50)、ブレーキ制御装置(5
    3)、およびインテリジェント保護システム(52)の
    スイッチング動作の作動シーケンスの障害を認識し、エ
    レベータの危険な状態を防止するプログラムを設けてあ
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記
    載の監視装置(1、30)。
JP26287498A 1997-09-22 1998-09-17 エレベータの運転制御のための監視装置 Expired - Fee Related JP4295373B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97810690 1997-09-22
CH97810690.4 1997-09-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11165963A true JPH11165963A (ja) 1999-06-22
JP4295373B2 JP4295373B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=8230398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26287498A Expired - Fee Related JP4295373B2 (ja) 1997-09-22 1998-09-17 エレベータの運転制御のための監視装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6056088A (ja)
EP (1) EP0903314B1 (ja)
JP (1) JP4295373B2 (ja)
AR (1) AR017759A1 (ja)
AT (1) ATE233226T1 (ja)
BR (1) BR9803584B1 (ja)
CA (1) CA2248335C (ja)
DE (1) DE59807293D1 (ja)
ES (1) ES2192724T3 (ja)
ZA (1) ZA988339B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510608A (ja) * 2003-11-12 2007-04-26 コネ コーポレイション エレベータブレーキおよびブレーキ制御回路
JP2010511578A (ja) * 2006-12-08 2010-04-15 コネ コーポレイション 状態監視方法
JP2011063419A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの安全制御装置
JP4827854B2 (ja) * 2005-01-07 2011-11-30 テュセンクルプ エレベーター アーゲー エレベータ・ユニット及びエレベータ・ユニット用の制御装置
KR101304481B1 (ko) * 2011-10-14 2013-09-05 티센크루프 아우프주크스베르케 게엠베하 엘리베이터 제어 장치
KR20150022920A (ko) * 2012-05-31 2015-03-04 코네 코퍼레이션 브레이크 제어기, 엘리베이터 시스템, 및 주파수 변환기로 구동되는 엘리베이터 권양기로 비상 정지를 실행하기 위한 방법
JP2016511469A (ja) * 2013-02-27 2016-04-14 ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー 技術的設備の電源をオンにしフェイルセーフにオフにする安全開閉装置

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6173814B1 (en) * 1999-03-04 2001-01-16 Otis Elevator Company Electronic safety system for elevators having a dual redundant safety bus
SG87902A1 (en) 1999-10-01 2002-04-16 Inventio Ag Monitoring device for drive equipment for lifts
US6382362B1 (en) * 2001-02-13 2002-05-07 Inventio Ag Optical monitoring system for hoistway door interlocks
DE10122204B4 (de) * 2001-05-08 2008-10-09 Otis Elevator Co., Farmington Aufzugssicherheitssystem
US6778079B2 (en) * 2001-05-16 2004-08-17 Banner Engineering Input/output methodology for control reliable interconnection of safety light curtains and other machine safety controls
DE102004006049A1 (de) * 2004-01-30 2005-08-18 Detlev Dipl.-Ing. Abraham Verfahren und Anordnung zum Stillsetzen von Aufzügen
PT1719729E (pt) * 2004-02-26 2011-06-29 Mitsubishi Electric Corp Dispositivo de segurança de elevador
FI116937B (fi) * 2004-11-01 2006-04-13 Kone Corp Hissin testijärjestelmä
FI117797B (fi) * 2005-04-08 2007-02-28 Kone Corp Hissijärjestelmä
AT502582B1 (de) * 2005-09-20 2008-05-15 Tuev Oesterreich Tech Ueberwac Überwachungseinrichtung einer aufzugsanlage
FI118642B (fi) * 2006-04-28 2008-01-31 Kone Corp Hissijärjestelmä
WO2010044243A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 パナソニック株式会社 モータ制御装置
CA2775635C (en) * 2009-10-26 2017-09-12 Inventio Ag Safety circuit in an elevator system
DE102010015312A1 (de) * 2010-04-17 2011-10-20 Audi Ag Hochvoltsystem für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Diagnose eines Hochvoltsystems für ein Kraftfahrzeug
JP5615434B2 (ja) 2010-07-30 2014-10-29 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータ用モータの電力供給制御
FI122393B (fi) 2010-10-11 2011-12-30 Kone Corp Menetelmä hissin hätäseis -tilanteen yhteydessä sekä hissin turvajärjestely
FI122474B (fi) * 2010-12-01 2012-02-15 Kone Corp Hissin turvakytkentä sekä menetelmä hissin turvakytkennän toiminnallisen poikkeaman tunnistamiseksi
EP2460753A1 (en) * 2010-12-03 2012-06-06 Inventio AG Method for testing elevator brakes
FI122473B (fi) 2010-12-14 2012-02-15 Kone Corp Liitäntäyksikkö, kuljetusjärjestelmä sekä menetelmä
EP2864231B1 (en) 2012-06-26 2017-05-31 Otis Elevator Company Safety chain circuit
CN102795524B (zh) * 2012-07-27 2014-07-23 石家庄五龙制动器股份有限公司 电梯制动***的abs制动控制电路
US10073140B2 (en) 2013-02-12 2018-09-11 Inventio Ag Safety circuit monitoring using alternating voltage
US10035680B2 (en) * 2013-02-14 2018-07-31 Otis Elevator Company Elevator safety circuit including non forced guided relay
JP6072929B2 (ja) * 2013-09-27 2017-02-01 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置
JP6015708B2 (ja) * 2014-05-13 2016-10-26 株式会社デンソー 3相回転機の電流制御システム
CN106687403B (zh) 2014-09-12 2020-07-28 奥的斯电梯公司 电梯制动器控制***
DE102015204400A1 (de) 2014-12-09 2016-06-09 Thyssenkrupp Ag Ansteuereinrichtung für Bremsen
US10450162B2 (en) 2015-06-29 2019-10-22 Otis Elevator Company Electromagnetic brake control circuitry for elevator application
CN107922147B (zh) * 2015-08-12 2019-11-19 因温特奥股份公司 用于电梯的防抱死制动装置以及用于对其进行控制的方法
EP3153445B1 (en) * 2015-10-07 2018-12-05 KONE Corporation Sensor connecting unit, safety system and elevator
EP3192760B1 (en) * 2016-01-13 2022-03-02 KONE Corporation Method for testing operation of an elevator and elevator
CN106154949A (zh) * 2016-07-28 2016-11-23 杭州巨骐信息科技股份有限公司 一种机房智能测控***
US10745244B2 (en) * 2017-04-03 2020-08-18 Otis Elevator Company Method of automated testing for an elevator safety brake system and elevator brake testing system
US10680538B2 (en) 2017-09-28 2020-06-09 Otis Elevator Company Emergency braking for a drive system
CN108394775B (zh) * 2018-04-28 2020-04-14 苏州汇川技术有限公司 电梯安全***及安全控制方法
CN110482344A (zh) * 2019-08-27 2019-11-22 山东奔速电梯股份有限公司 一种家用电梯及其保护控制方法
CN113086802B (zh) * 2021-03-30 2022-07-22 日立电梯(中国)有限公司 一种电梯安全回路电压诊断***及方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR7203809D0 (pt) * 1972-06-14 1974-04-18 A Podcameni Sistema de seguranca para controle de partida de elevadores
GB2110388A (en) * 1981-10-30 1983-06-15 Yorkshire Chemicals Ltd Improvements relating to electrical controls for lifts, hoists and the like
AT394022B (de) * 1989-03-01 1992-01-27 Tuma Oskar Aufzugsanlage
US5107964A (en) * 1990-05-07 1992-04-28 Otis Elevator Company Separate elevator door chain
JP2502167B2 (ja) * 1990-05-24 1996-05-29 三菱電機株式会社 エレベ―タの速度制御装置
DE4112626A1 (de) * 1991-04-18 1992-10-22 Fraunhofer Ges Forschung Ueberwachungseinrichtung fuer eine steuervorrichtung
CA2132152C (en) * 1993-10-06 2005-02-15 Peter Spiess Door safety circuit for the monitoring of storey doors in lift installations
US5635688A (en) * 1994-10-31 1997-06-03 Otis Elevator Company Start jerk reduction for an elevator
EP0767133B1 (en) * 1995-10-05 2002-07-31 Otis Elevator Company Elevator drive fault detector

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510608A (ja) * 2003-11-12 2007-04-26 コネ コーポレイション エレベータブレーキおよびブレーキ制御回路
JP4827854B2 (ja) * 2005-01-07 2011-11-30 テュセンクルプ エレベーター アーゲー エレベータ・ユニット及びエレベータ・ユニット用の制御装置
JP2010511578A (ja) * 2006-12-08 2010-04-15 コネ コーポレイション 状態監視方法
JP2011063419A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの安全制御装置
KR101304481B1 (ko) * 2011-10-14 2013-09-05 티센크루프 아우프주크스베르케 게엠베하 엘리베이터 제어 장치
KR20150022820A (ko) * 2012-05-31 2015-03-04 코네 코퍼레이션 엘리베이터의 구동 장치
KR20150022920A (ko) * 2012-05-31 2015-03-04 코네 코퍼레이션 브레이크 제어기, 엘리베이터 시스템, 및 주파수 변환기로 구동되는 엘리베이터 권양기로 비상 정지를 실행하기 위한 방법
KR20150022825A (ko) * 2012-05-31 2015-03-04 코네 코퍼레이션 엘리베이터의 안전 장치
JP2015517964A (ja) * 2012-05-31 2015-06-25 コネ コーポレイションKone Corporation エレベータの安全装置
JP2015517965A (ja) * 2012-05-31 2015-06-25 コネ コーポレイションKone Corporation エレベータの駆動装置
JP2015521144A (ja) * 2012-05-31 2015-07-27 コネ コーポレイションKone Corporation ブレーキコントローラ、エレベータシステム、および周波数変換器を使用して駆動されるエレベータ巻上機の緊急停止を行う方法
US9802790B2 (en) 2012-05-31 2017-10-31 Kone Corporation Drive device of an elevator with safety system
JP2017214223A (ja) * 2012-05-31 2017-12-07 コネ コーポレイションKone Corporation ブレーキコントローラおよびエレベータシステム
JP2016511469A (ja) * 2013-02-27 2016-04-14 ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー 技術的設備の電源をオンにしフェイルセーフにオフにする安全開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
ES2192724T3 (es) 2003-10-16
BR9803584B1 (pt) 2013-11-12
ZA988339B (en) 1999-03-23
ATE233226T1 (de) 2003-03-15
EP0903314B1 (de) 2003-02-26
DE59807293D1 (de) 2003-04-03
CA2248335C (en) 2008-06-17
US6056088A (en) 2000-05-02
BR9803584A (pt) 1999-10-19
JP4295373B2 (ja) 2009-07-15
AR017759A1 (es) 2001-10-24
CA2248335A1 (en) 1999-03-22
EP0903314A1 (de) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4295373B2 (ja) エレベータの運転制御のための監視装置
EP0704961B1 (en) Procedure and apparatus for braking a synchronous motor
CN107207199B (zh) 救援装置和电梯
CN1846343B (zh) 检测ac-ac或dc-ac功率转换设备中的故障的方法和装置
US6297573B1 (en) Three-phase motor
CN110872035B (zh) 电梯
CN108666966B (zh) 具备短路故障检测功能的变换装置及其短路故障检测方法
EP3403310B1 (en) Emergency lighting unit with ac power charging
US20130176034A1 (en) Apparatus for detecting failure in driving circuit for electric lifting-lowering device
KR20050016197A (ko) 전력 변환 장치 및 그 제어 방법
CN111953264A (zh) 一种同步电机控制电路
EP0477367A1 (en) Device for preventing inrush current from flowing into electric apparatus
EP4055704B1 (en) Safe active discharge circuit for inverter in vehicle
US5549179A (en) Cost effective control of the main switches of an elevator drive motor
CN113258666A (zh) 电力供应组件
JPH0543800U (ja) インバータ装置
WO1995025384A1 (en) Switching circuit
JP2001312931A (ja) バイパス検出機能付安全スイッチ装置
KR200315061Y1 (ko) 3상 교류 전원의 돌입 전류 방지 장치
KR20200050102A (ko) 전동기의 비상전원 제어장치
EP3972124B1 (en) Embedded electronic motor disconnect and method
RU1781724C (ru) Релейное устройство
RU1791894C (ru) "Устройство защиты "N" электродвигателей"
US20230299706A1 (en) Technique for disconnecting the actuation of a power stage
CN105977913A (zh) 风扇及用于风扇的触网停机保护方法和保护电路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081114

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees