JPH11165653A - フレーム付ボディ車のバンパ取付構造 - Google Patents
フレーム付ボディ車のバンパ取付構造Info
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- JPH11165653A JPH11165653A JP9344172A JP34417297A JPH11165653A JP H11165653 A JPH11165653 A JP H11165653A JP 9344172 A JP9344172 A JP 9344172A JP 34417297 A JP34417297 A JP 34417297A JP H11165653 A JPH11165653 A JP H11165653A
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- Japan
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- bracket
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- fixed
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0604—Cabs insulated against vibrations or noise, e.g. with elastic suspension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/15—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
- B62D21/152—Front or rear frames
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム付ボディ車においてボディ側とバン
パとの間の隙間をなくし外観美の向上を図ると共に、ボ
ディのフロントエンドパネルやそれに装着される機器の
損傷防止と重量増やコストアップを低減させるフレーム
付ボディ車のバンパ取付構造を提供する。 【解決手段】 フレーム付ボディ車のフロントエンドパ
ネル２１のデフレクタパネル２４には、キャブマウント
ブラケット１と取付用ブラケット２とを連結固定したバ
ンパ取付用ブラケット３と、バンパ取付用サイドブラケ
ット４が固着される。バンパレインフォース１５は、上
方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１７をバン
パ取付用ブラケット３側やフロントエンドロアパネル２
３に連結すると共にその端縁の取り付け孔１８をバンパ
取付用サイドブラケット４に係合せしめてフロントエン
ドパネル２１側に連結されて固定される。
パとの間の隙間をなくし外観美の向上を図ると共に、ボ
ディのフロントエンドパネルやそれに装着される機器の
損傷防止と重量増やコストアップを低減させるフレーム
付ボディ車のバンパ取付構造を提供する。 【解決手段】 フレーム付ボディ車のフロントエンドパ
ネル２１のデフレクタパネル２４には、キャブマウント
ブラケット１と取付用ブラケット２とを連結固定したバ
ンパ取付用ブラケット３と、バンパ取付用サイドブラケ
ット４が固着される。バンパレインフォース１５は、上
方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１７をバン
パ取付用ブラケット３側やフロントエンドロアパネル２
３に連結すると共にその端縁の取り付け孔１８をバンパ
取付用サイドブラケット４に係合せしめてフロントエン
ドパネル２１側に連結されて固定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャシフレーム上
にボディを搭載したフレーム付ボディ車のボディにバン
パを取り付けて外観美の向上と、低速衝突時におけるフ
ロントエンドパネルに装備される機器類の損傷を防止す
るフレーム付ボディ車のバンパ取付構造に関する。
にボディを搭載したフレーム付ボディ車のボディにバン
パを取り付けて外観美の向上と、低速衝突時におけるフ
ロントエンドパネルに装備される機器類の損傷を防止す
るフレーム付ボディ車のバンパ取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】シャシフレーム上にボディを搭載するフ
レーム付ボディ車の場合には、バンパはフレーム側に固
定されるのが普通である。これは、衝突時におけるボデ
ィの損傷の低減と、バンパに足掛けした場合のボディ側
の損傷やボディの耐久性を向上させる等の効果を得るた
めである。一方、フレーム付ボディ車の場合、フレーム
とボディとの間に若干の隙間を設け、フレームとボディ
との間に介設されるラバーが走行時に撓んでフレームと
ボディとが接触するのを防止する必要がある。従って、
ボディ側とバンパとの間にも隙間が生じ、車の商品性向
上に最も影響を及ぼすフロントヴューにおいて洗練度，
品質感，高級感等が乗用車に比較して劣るという問題点
があった。
レーム付ボディ車の場合には、バンパはフレーム側に固
定されるのが普通である。これは、衝突時におけるボデ
ィの損傷の低減と、バンパに足掛けした場合のボディ側
の損傷やボディの耐久性を向上させる等の効果を得るた
めである。一方、フレーム付ボディ車の場合、フレーム
とボディとの間に若干の隙間を設け、フレームとボディ
との間に介設されるラバーが走行時に撓んでフレームと
ボディとが接触するのを防止する必要がある。従って、
ボディ側とバンパとの間にも隙間が生じ、車の商品性向
上に最も影響を及ぼすフロントヴューにおいて洗練度，
品質感，高級感等が乗用車に比較して劣るという問題点
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フレームにバンパを取
り付けるフレーム付ボディ車の場合にも、前記した隙間
を低減させる手段が従来より採用されており、その一例
として、実開平４−１０９６５７号公報が挙げられる。
この「自動車用バンパ取付構造」は、シャシフレームの
先端側に固定されるマウンティングブラケットとバンパ
との間にアタッチメントを介在せしめ、該アタッチメン
トと前記マウンティングブラケットとの間に長穴を設け
たものである。この長穴によりバンパの取り付け位置を
調整して前記の隙間を低減させるようにしたものであ
る。しかしながら、この手段ではボディ側とフレーム側
との相対移動によって両者が接触しない範囲内での調整
しかできない問題点がある。
り付けるフレーム付ボディ車の場合にも、前記した隙間
を低減させる手段が従来より採用されており、その一例
として、実開平４−１０９６５７号公報が挙げられる。
この「自動車用バンパ取付構造」は、シャシフレームの
先端側に固定されるマウンティングブラケットとバンパ
との間にアタッチメントを介在せしめ、該アタッチメン
トと前記マウンティングブラケットとの間に長穴を設け
たものである。この長穴によりバンパの取り付け位置を
調整して前記の隙間を低減させるようにしたものであ
る。しかしながら、この手段ではボディ側とフレーム側
との相対移動によって両者が接触しない範囲内での調整
しかできない問題点がある。
【０００４】また、フレーム付ボディ車のボディ側にバ
ンパを取り付けるにはボディのフロントエンドパネルの
部分の剛性を向上する必要があり、例えば、図１に示す
ようなフロントエンドアッパパネル２２とフロントエン
ドロアパネル２３との間に高剛性の柱状部材（図略）を
介設せしめ、この柱状部材にバンパを取り付ける方法が
採用されている。しかしながら、この方法には、衝突時
においてバンパに作用した衝撃力が柱状部材を介してフ
ロントエンドアッパパネル２２やフロントエンドロアパ
ネル２３及びこれ等の間に架設されるデフレクタパネル
２４に作用し、これ等を変形する恐れがあると共に、こ
れ等に装着されているヘッドライト，ラジエターグリ
ル，エアコンコンデンサ等の高級部品を破壊する恐れが
ある。近時、車両保険料低減のため、衝突時の修理費削
減が求められていることもあり、この方法はあまり有利
な方法とは言えない。また、高剛性の柱状部材を用いる
ため、車両の重量増となり、コスト高にもなるという問
題点もある。
ンパを取り付けるにはボディのフロントエンドパネルの
部分の剛性を向上する必要があり、例えば、図１に示す
ようなフロントエンドアッパパネル２２とフロントエン
ドロアパネル２３との間に高剛性の柱状部材（図略）を
介設せしめ、この柱状部材にバンパを取り付ける方法が
採用されている。しかしながら、この方法には、衝突時
においてバンパに作用した衝撃力が柱状部材を介してフ
ロントエンドアッパパネル２２やフロントエンドロアパ
ネル２３及びこれ等の間に架設されるデフレクタパネル
２４に作用し、これ等を変形する恐れがあると共に、こ
れ等に装着されているヘッドライト，ラジエターグリ
ル，エアコンコンデンサ等の高級部品を破壊する恐れが
ある。近時、車両保険料低減のため、衝突時の修理費削
減が求められていることもあり、この方法はあまり有利
な方法とは言えない。また、高剛性の柱状部材を用いる
ため、車両の重量増となり、コスト高にもなるという問
題点もある。
【０００５】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、バンパをボディ側に取り付けて前記隙間をなくし外
観美の向上を図ると共に、衝突時におけるボディの損傷
やボディ側に装着される機器類の損傷を低減するフレー
ム付ボディ車のバンパ取付構造を提供することを目的と
する。
で、バンパをボディ側に取り付けて前記隙間をなくし外
観美の向上を図ると共に、衝突時におけるボディの損傷
やボディ側に装着される機器類の損傷を低減するフレー
ム付ボディ車のバンパ取付構造を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、フレーム付ボディ車のボディの前面に
形成され、フロントエンドアッパパネル，フロントエン
ドロアパネル及びこれ等の間に架設されるデフレクタパ
ネル等とからなるフロントエンドパネルとバンパレイン
フォースとを連結するバンパ取付構造であって、シャシ
ーフレーム側にキャブマウントラバを介して取り付けら
れるキャブマウントブラケット及びこれに固定される取
付用ブラケットを又はキャブマウントブラケットを直接
に前記フロントエンドパネル側に固定し、前記バンパレ
インフォースに固定されたバンパスティを前記キャブマ
ウントブラケットや前記取付用ブラケットが固着される
部位における前記フロントエンドパネル側に固定するフ
レーム付ボディ車のバンパ取付構造を構成するものであ
る。また、前記デフレクタパネルにバンパ取付用サイド
ブラケットを固定し、該ブラケットに前記バンパレイン
フォースの端縁を固定することを特徴とするものであ
る。
達成するために、フレーム付ボディ車のボディの前面に
形成され、フロントエンドアッパパネル，フロントエン
ドロアパネル及びこれ等の間に架設されるデフレクタパ
ネル等とからなるフロントエンドパネルとバンパレイン
フォースとを連結するバンパ取付構造であって、シャシ
ーフレーム側にキャブマウントラバを介して取り付けら
れるキャブマウントブラケット及びこれに固定される取
付用ブラケットを又はキャブマウントブラケットを直接
に前記フロントエンドパネル側に固定し、前記バンパレ
インフォースに固定されたバンパスティを前記キャブマ
ウントブラケットや前記取付用ブラケットが固着される
部位における前記フロントエンドパネル側に固定するフ
レーム付ボディ車のバンパ取付構造を構成するものであ
る。また、前記デフレクタパネルにバンパ取付用サイド
ブラケットを固定し、該ブラケットに前記バンパレイン
フォースの端縁を固定することを特徴とするものであ
る。
【０００７】高剛性のキャブマウントブラケットを取付
用ブラケットと共に又は直接フロントエンドパネル側に
固着し、これ等にバンパ側を固定する手段を採用するこ
とによりバンパへの衝撃力はキャブマウントブラケット
等で受けることができる。このため、フロントエンドパ
ネル側への衝撃力の作用が低減し、その損傷が防止さ
れ、フロントエンドパネル側に装着される機器類の損傷
も防止される。また、前記の柱状部材等を使用する必要
がなく、車両の重量増やコスト高が防止される。
用ブラケットと共に又は直接フロントエンドパネル側に
固着し、これ等にバンパ側を固定する手段を採用するこ
とによりバンパへの衝撃力はキャブマウントブラケット
等で受けることができる。このため、フロントエンドパ
ネル側への衝撃力の作用が低減し、その損傷が防止さ
れ、フロントエンドパネル側に装着される機器類の損傷
も防止される。また、前記の柱状部材等を使用する必要
がなく、車両の重量増やコスト高が防止される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフレーム付ボディ
車のバンパ取付構造の実施の形態を図面を参照して詳述
する。図１は本発明の適用されているフレーム付ボディ
車のボディのフロントエンドパネル２１まわりの概要構
造を示す。フロントエンドパネル２１は、上方側に配置
されるフロントエンドアッパパネル２２と、下方側に配
置されるフロントエンドロアパネル２３と、この両者間
の側端に架設されるデフレクタパネル２４等とからな
る。また、詳細構造が図示されていないが、フロントエ
ンドロアパネル２３はクロージングフロントエンドロア
パネル２６を介してデフレクタパネル２４側に固定され
る。また、フロントエンドロアパネル２３の内面には取
り付けナット９が固着される。
車のバンパ取付構造の実施の形態を図面を参照して詳述
する。図１は本発明の適用されているフレーム付ボディ
車のボディのフロントエンドパネル２１まわりの概要構
造を示す。フロントエンドパネル２１は、上方側に配置
されるフロントエンドアッパパネル２２と、下方側に配
置されるフロントエンドロアパネル２３と、この両者間
の側端に架設されるデフレクタパネル２４等とからな
る。また、詳細構造が図示されていないが、フロントエ
ンドロアパネル２３はクロージングフロントエンドロア
パネル２６を介してデフレクタパネル２４側に固定され
る。また、フロントエンドロアパネル２３の内面には取
り付けナット９が固着される。
【０００９】図３はキャブマウントブラケット１とこれ
に固着された取付用ブラケット２とからなるバンパ取付
用ブラケット３を示す。
に固着された取付用ブラケット２とからなるバンパ取付
用ブラケット３を示す。
【００１０】キャブマウントブラケット１は、比較的高
剛性のものからなり、本例では、シャシフレーム５（２
点鎖線で示す）に取り付けられる取付面６と、上方側に
立ち上がる上方側折曲部７と、側方に張り出す側方折曲
部８とからなる。
剛性のものからなり、本例では、シャシフレーム５（２
点鎖線で示す）に取り付けられる取付面６と、上方側に
立ち上がる上方側折曲部７と、側方に張り出す側方折曲
部８とからなる。
【００１１】一方、取付用ブラケット２は、Ｌ字形状の
横断面を有する部材を図示のように屈曲成形したものか
らなる。すなわち、上面部１０と、これから傾斜して形
成される傾斜折曲部１１と、下方に向かって伸延する下
面部１２等とからなる。なお、取付用ブラケット２をこ
のような形状にしたのは、取付用ブラケット２の固着さ
れるフロントエンドパネル２１側の形状に対応したもの
で特別な意味はない。また、上面部１０には取り付け座
１３が固着される。
横断面を有する部材を図示のように屈曲成形したものか
らなる。すなわち、上面部１０と、これから傾斜して形
成される傾斜折曲部１１と、下方に向かって伸延する下
面部１２等とからなる。なお、取付用ブラケット２をこ
のような形状にしたのは、取付用ブラケット２の固着さ
れるフロントエンドパネル２１側の形状に対応したもの
で特別な意味はない。また、上面部１０には取り付け座
１３が固着される。
【００１２】図３に示すように、以上の構造のキャブマ
ウントブラケット１と取付用ブラケット２とはキャブマ
ウントブラケット１の上方側折曲部７を取付用ブラケッ
ト２の下面部１２に固着することにより一体的構造のバ
ンパ取付用ブラケット３となる。図１及び図２はこのバ
ンパ取付用ブラケット３のフロントエンドパネル２１側
への取り付け状態を示すものである。すなわち、バンパ
取付用ブラケット３は、その取付用ブラケット２の上面
部１０，傾斜折曲部１１及び下面部１２をデフレクタパ
ネル２４の裏面に接触し、かつキャブマウントブラケッ
ト１の側方折曲部８をデフレクタパネル２４の裏面に接
触せしめてデフレクタパネル２４に固着される。なお、
これにより、取り付け座１３もデフレクタパネル２４の
裏面に当接して配置される。
ウントブラケット１と取付用ブラケット２とはキャブマ
ウントブラケット１の上方側折曲部７を取付用ブラケッ
ト２の下面部１２に固着することにより一体的構造のバ
ンパ取付用ブラケット３となる。図１及び図２はこのバ
ンパ取付用ブラケット３のフロントエンドパネル２１側
への取り付け状態を示すものである。すなわち、バンパ
取付用ブラケット３は、その取付用ブラケット２の上面
部１０，傾斜折曲部１１及び下面部１２をデフレクタパ
ネル２４の裏面に接触し、かつキャブマウントブラケッ
ト１の側方折曲部８をデフレクタパネル２４の裏面に接
触せしめてデフレクタパネル２４に固着される。なお、
これにより、取り付け座１３もデフレクタパネル２４の
裏面に当接して配置される。
【００１３】図１に示すように、デフレクタパネル２４
の側端にはバンパ取付用サイドブラケット４が固着され
る。バンパ取付用サイドブラケット４は図４に示すよう
な形状のものからなる。すなわち、Ｌ字形状の横断面の
部材からなり、その一側面４ａがデフレクタパネル２４
側に固着される。一方、他側面４ｂには取り付け座１
４，１４が設けられている。
の側端にはバンパ取付用サイドブラケット４が固着され
る。バンパ取付用サイドブラケット４は図４に示すよう
な形状のものからなる。すなわち、Ｌ字形状の横断面の
部材からなり、その一側面４ａがデフレクタパネル２４
側に固着される。一方、他側面４ｂには取り付け座１
４，１４が設けられている。
【００１４】図１に示すように、バンパ２７（図２）に
固定されるバンパレインフォース１５には上方側バンパ
スティ１６と下方側バンパスティ１７が突出して設けら
れ、バンパレインフォース１５の端縁には取り付け孔１
８，１８が設けられている。また、上方側バンパスティ
１６及び下方側バンパスティ１７には足部１９，２０が
設けられている。なお、上方側バンパスティ１６及び下
方側バンパスティ１７の形状は図示のものに限定するも
のではない。
固定されるバンパレインフォース１５には上方側バンパ
スティ１６と下方側バンパスティ１７が突出して設けら
れ、バンパレインフォース１５の端縁には取り付け孔１
８，１８が設けられている。また、上方側バンパスティ
１６及び下方側バンパスティ１７には足部１９，２０が
設けられている。なお、上方側バンパスティ１６及び下
方側バンパスティ１７の形状は図示のものに限定するも
のではない。
【００１５】次に、バンパレインフォース１５のフロン
トエンドパネル２１側への固定方法を説明する。図１及
び図２に示すように、バンパレインフォース１５の上方
側バンパスティ１６の足部１９はバンパ取付用ブラケッ
ト３の取り付け座１３に係合して連結される。一方、下
方側バンパスティ１７の足部２０はフロントエンドロア
パネル２３の表面に当接し取り付けナット９を用いて固
定される。また、バンパレインフォース１５の端縁の取
り付け孔１８，１８はバンパ取付用サイドブラケット４
の取り付け座１４，１４にそれぞれ係合する。これ等の
係合箇所をボルト，ナット等を用いて連結することによ
り、バンパレインフォース１５はフロントエンドパネル
２１側に固定される。なお、バンパレインフォース１５
の上方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１７の
長さを適宜設定することにより、ボディ側とバンパ２７
側との間の隙間をなくすことができる。すなわち、本例
ではバンパ２７がボディ側に連結されるため、両者間の
隙間がなくても両者の干渉は生じない。
トエンドパネル２１側への固定方法を説明する。図１及
び図２に示すように、バンパレインフォース１５の上方
側バンパスティ１６の足部１９はバンパ取付用ブラケッ
ト３の取り付け座１３に係合して連結される。一方、下
方側バンパスティ１７の足部２０はフロントエンドロア
パネル２３の表面に当接し取り付けナット９を用いて固
定される。また、バンパレインフォース１５の端縁の取
り付け孔１８，１８はバンパ取付用サイドブラケット４
の取り付け座１４，１４にそれぞれ係合する。これ等の
係合箇所をボルト，ナット等を用いて連結することによ
り、バンパレインフォース１５はフロントエンドパネル
２１側に固定される。なお、バンパレインフォース１５
の上方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１７の
長さを適宜設定することにより、ボディ側とバンパ２７
側との間の隙間をなくすことができる。すなわち、本例
ではバンパ２７がボディ側に連結されるため、両者間の
隙間がなくても両者の干渉は生じない。
【００１６】以上のように、バンパ２７はバンパレイン
フォース１５を介してボディのフロントエンドパネル２
１に直接固定されるため、バンパ２７に作用する衝撃力
はフロントエンドパネル２１に作用するが、この衝撃力
は高剛性のキャブマウントブラケット１により大部分受
けとめられる。キャブマウントブラケット１はそれ自体
として高剛性であると共にシャシフレーム５側にキャブ
マウントラバ２５を介して連結しているため衝撃力はフ
ロントエンドパネル２１側にはあまり伝達されない。そ
のため、フロントエンドパネル２１やそれに装着される
機器類の損傷が防止される。
フォース１５を介してボディのフロントエンドパネル２
１に直接固定されるため、バンパ２７に作用する衝撃力
はフロントエンドパネル２１に作用するが、この衝撃力
は高剛性のキャブマウントブラケット１により大部分受
けとめられる。キャブマウントブラケット１はそれ自体
として高剛性であると共にシャシフレーム５側にキャブ
マウントラバ２５を介して連結しているため衝撃力はフ
ロントエンドパネル２１側にはあまり伝達されない。そ
のため、フロントエンドパネル２１やそれに装着される
機器類の損傷が防止される。
【００１７】以上の説明において、フロントエンドパネ
ル２１側とバンパレインフォース１５側との連結用とし
てバンパ取付用ブラケット３を用いたが、取付用ブラケ
ット２をなくし、キャブマウントブラケットのみからな
るバンパ取付用ブラケットによって両者を連結するよう
にしてもよい。また、前記したように、バンパ取付用ブ
ラケット３の構造はフロントエンドパネル２１側の形状
に対応したもので、勿論、図示のものに限定するもので
はない。また、前記したように、バンパレインフォース
１５の上方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１
７の構造やバンパ取付用サイドブラケット４の構造も図
示のものに限定するものではない。また、バンパ取付用
ブラケット３のみによるバンパレインフォース１５との
連結剛性が高い場合にはバンパ取付用サイドブラケット
４とバンパレインフォース１５との連結は不要となる。
また、逆に、更に多くのブラケット類をフロントエンド
パネル２１側に固着してバンパレインフォース１５側と
連結するようにしてもよい。
ル２１側とバンパレインフォース１５側との連結用とし
てバンパ取付用ブラケット３を用いたが、取付用ブラケ
ット２をなくし、キャブマウントブラケットのみからな
るバンパ取付用ブラケットによって両者を連結するよう
にしてもよい。また、前記したように、バンパ取付用ブ
ラケット３の構造はフロントエンドパネル２１側の形状
に対応したもので、勿論、図示のものに限定するもので
はない。また、前記したように、バンパレインフォース
１５の上方側バンパスティ１６や下方側バンパスティ１
７の構造やバンパ取付用サイドブラケット４の構造も図
示のものに限定するものではない。また、バンパ取付用
ブラケット３のみによるバンパレインフォース１５との
連結剛性が高い場合にはバンパ取付用サイドブラケット
４とバンパレインフォース１５との連結は不要となる。
また、逆に、更に多くのブラケット類をフロントエンド
パネル２１側に固着してバンパレインフォース１５側と
連結するようにしてもよい。
【００１８】
【発明の効果】１）本発明の請求項１に記載のフレーム
付ボディ車のバンパ取付構造によれば、フレーム付ボデ
ィ車においてバンパをフロントエンドパネル側に固着し
た高剛性のキャブマウントブラケットに連結して取り付
けるため、バンパに作用した衝撃力はキャブマウントブ
ラケットにより受けとめられ、フロントエンドパネル側
への伝達は少ない。そのためフロントエンドパネルの損
傷やこれに装着される機器類の損傷が低減する。また、
バンパとボディとが連結されるため、両者間の隙間をな
くし、外観美の向上を図ることができる。また、従来技
術のようにフロントエンドパネルを柱状部材等により補
強する必要がなく、重量増やコスト高が防止される。 ２）本発明の請求項２に記載のフレーム付ボディ車のバ
ンパ取付構造によれば、バンパ側の端縁をフロントエン
ドパネルの側縁側に連結することにより、バンパの支持
剛性の向上が図れ、フロントエンドパネル側の損傷が一
層低減する。
付ボディ車のバンパ取付構造によれば、フレーム付ボデ
ィ車においてバンパをフロントエンドパネル側に固着し
た高剛性のキャブマウントブラケットに連結して取り付
けるため、バンパに作用した衝撃力はキャブマウントブ
ラケットにより受けとめられ、フロントエンドパネル側
への伝達は少ない。そのためフロントエンドパネルの損
傷やこれに装着される機器類の損傷が低減する。また、
バンパとボディとが連結されるため、両者間の隙間をな
くし、外観美の向上を図ることができる。また、従来技
術のようにフロントエンドパネルを柱状部材等により補
強する必要がなく、重量増やコスト高が防止される。 ２）本発明の請求項２に記載のフレーム付ボディ車のバ
ンパ取付構造によれば、バンパ側の端縁をフロントエン
ドパネルの側縁側に連結することにより、バンパの支持
剛性の向上が図れ、フロントエンドパネル側の損傷が一
層低減する。
【図１】本発明のフレーム付ボディ車のバンパ取付構造
の全体構造を示す斜視図。
の全体構造を示す斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線拡大断面図。
【図３】本発明のフレーム付ボディ車のバンパ取付構造
に係るバンパ取付用ブラケットの詳細構造を示す斜視
図。
に係るバンパ取付用ブラケットの詳細構造を示す斜視
図。
【図４】本発明のフレーム付ボディ車のバンパ取付構造
に係るバンパ取付用サイドブラケットの詳細構造を示す
斜視図。
に係るバンパ取付用サイドブラケットの詳細構造を示す
斜視図。
１ キャブマウントブラケット ２ 取付用ブラケット ３ バンパ取付用ブラケット ４ バンパ取付用サイドブラケット ５ シャシフレーム ６ 取付面 ７ 上方側折曲部 ８ 側方折曲部 ９ 取り付けナット １０ 上面部 １１ 傾斜折曲部 １２ 下面部 １３ 取り付け座 １４ 取り付け座 １５ バンパレインフォース １６ 上方側バンパスティ １７ 下方側バンパスティ １８ 取り付け孔 １９ 足部 ２０ 足部 ２１ フロントエンドパネル ２２ フロントエンドアッパパネル ２３ フロントエンドロアパネル ２４ デフレクタパネル ２５ キャブマウントラバ ２６ クロージングフロントエンドロアパネル ２７ バンパ
Claims (2)
- 【請求項１】 フレーム付ボディ車のボディの前面に形
成され、フロントエンドアッパパネル，フロントエンド
ロアパネル及びこれ等の間に架設されるデフレクタパネ
ル等とからなるフロントエンドパネルとバンパレインフ
ォースとを連結するバンパ取付構造であって、シャシー
フレーム側にキャブマウントラバを介して取り付けられ
るキャブマウントブラケット及びこれに固定される取付
用ブラケットを又はキャブマウントブラケットを直接に
前記フロントエンドパネル側に固定し、前記バンパレイ
ンフォースに固定されたバンパスティを前記キャブマウ
ントブラケットや前記取付用ブラケットが固着される部
位における前記フロントエンドパネル側に固定すること
を特徴とするフレーム付ボディ車のバンパ取付構造。 - 【請求項２】 前記デフレクタパネルにバンパ取付用サ
イドブラケットを固定し、該ブラケットに前記バンパレ
インフォースの端縁を固定することを特徴とする請求項
１に記載のフレーム付ボディ車のバンパ取付構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9344172A JPH11165653A (ja) | 1997-11-30 | 1997-11-30 | フレーム付ボディ車のバンパ取付構造 |
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| US09/200,473 US6155633A (en) | 1997-11-30 | 1998-11-27 | Bumper-mounting structure for frame-mounted-body vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9344172A JPH11165653A (ja) | 1997-11-30 | 1997-11-30 | フレーム付ボディ車のバンパ取付構造 |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH11165653A true JPH11165653A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18367188
Family Applications (1)
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Country Status (4)
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- 1998-11-27 US US09/200,473 patent/US6155633A/en not_active Expired - Lifetime
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