JPH11165400A - 輪転印刷機 - Google Patents

輪転印刷機

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JPH11165400A
JPH11165400A JP26602498A JP26602498A JPH11165400A JP H11165400 A JPH11165400 A JP H11165400A JP 26602498 A JP26602498 A JP 26602498A JP 26602498 A JP26602498 A JP 26602498A JP H11165400 A JPH11165400 A JP H11165400A
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Kazunori Saito
一徳 斉藤
Shinichi Fujishiro
真一 藤代
Takeaki Nakano
丈明 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版替え時におけるウェブの断紙を防止し、生
産性の向上を図る。 【解決手段】 給紙ローラ11に巻回されたウェブ10
は、ガイドローラ12,13、ニップローラ16、ガイ
ドローラ19に添接されて印刷ユニット4に送られる。
印刷ユニット4で印刷されたウェブ10は乾燥機5に送
られて印刷面が乾燥される。そして、印刷ユニット4と
乾燥機5との間には、エアーシリンダ40によって印刷
時は上昇し、版替え時に自重で下降する押圧ローラ54
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブに印刷する
輪転印刷機に関し、特に版替え時におけるウェブの巻き
込みを防止した輪転印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の輪転印刷機は、ウェブ
がロール状に巻回された巻取紙を備えた給紙部と、この
給紙部から給紙されたウェブを印刷するブランケット胴
ないし版胴などの印刷胴を備えた印刷ユニットと、この
印刷ユニットで印刷されたウェブを乾燥する乾燥機と、
ウェブを折り曲げる折り機とから概ね構成されている。
そして、例えば2つの印刷ユニットが備えられた両面2
色の印刷機の場合の版替え時には、本機を停止させ版胴
を略1回転分だけ正逆方向に回転させることにより旧版
を版胴から取り外し、および新版の版胴への取り付けを
行っている。このように版胴を略1回転分だけ正逆方向
に回転させるときに、印刷を行ったときの状態、すなわ
ちウェブを給紙部と乾燥機との間に張ったままの状態に
しておくと、印刷ユニットと乾燥機との間のウェブに大
きな負荷がかかり断紙するおそれがある。したがって、
これを防止するために、版替えを行う前に、折り機側の
駆動と印刷ユニット側の駆動との連結をクラッチにより
切り離し、版胴を略1回転だけ正転させることにより、
あらかじめ印刷ユニットと乾燥機との間においてウェブ
に弛みをもたせておくようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この断
紙を防止するために設けたウェブの弛み部分が、版替え
時に版胴を正転および逆転させるときに揺動し、ウェブ
の下方に位置する版胴とブランケット胴との間に巻き込
まれるおそれがあった。このようにウェブが巻き込まれ
ると、巻き込まれたウェブを取り除くための作業が必要
となり生産性が低下するばかりか、断紙が発生するおそ
れがあった。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、版替え時にお
けるウェブの断紙を防止し、生産性の向上を図った輪転
印刷機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、給紙部から給紙されたウェ
ブを印刷ユニットで印刷し折り機で折る輪転印刷機であ
って、印刷ユニットと折り機との間におけるウェブの走
行経路に、印刷時に退避し、版替え時に進出しウェブに
接触する巻付け防止部材を備えたものである。したがっ
て、巻付け防止部材によってウェブの弛み部は、下方に
一定のテンションをもって押圧されて張られるので、版
替え時にブランケット胴や版胴側に揺動するようなこと
がない。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、第2の巻付け防止部材を印刷ユニッ
トと給紙部の間に設けたものである。したがって、第2
の巻き付け防止部材によって、印刷ユニットと給紙部と
の間のウェブの弛みが除去される。また、請求項3記載
の発明は、請求項1記載の発明において、印刷ユニット
とインフィード部との間におけるウェブの走行経路に、
印刷時に退避し、版替え時に進出しウェブに接触する第
2の巻付け防止部材を備えたものである。したがって、
印刷ユニットとインフィード部との間のウェブの弛みが
除去される。
【0007】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3記載の発明において、巻付け防止部材の自重によ
って押圧するようにしたものである。したがって、巻き
付け防止部材を下降させる手段が不要になる。また、請
求項5記載の発明は、請求項1ないし3記載の発明にお
いて、巻付け防止部材の退避状態を保持する保持手段を
設けたものである。したがって、巻き付け防止部材の不
使用時には、巻き付け防止部材を確実に退避位置に保持
できる。また、請求項6記載の発明は、請求項1ないし
3記載の発明において、巻付け防止部材の位置を検出す
る検出手段を設けたものである。したがって、所定の位
置に達した巻き付け防止部材を退避位置に位置付けるこ
とが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る輪転印刷機の全
体の構成を示す側面図、図2は同じく主要部の概略の構
成を示すモデル図、図3は同じく要部の側面図、図4は
同じく背面図、図5は同じく拡大して示す側面図であ
る。図1および図2において、全体を符号1で示す輪転
印刷機は、印刷順序に従って給紙部2と、インフィード
部3と、このインフィード部3から給紙されたウェブ1
0を印刷する印刷ユニット4と、この印刷ユニット4で
印刷されたウェブ10を乾燥する乾燥機5と、乾燥した
ウェブ10を冷却する冷却機6と、ウェブパス部7と、
折り機8とを備えている。
【0009】給紙部2には、ウェブ10がロール状に巻
回された巻取紙11と、図示を省略した予備の巻取紙と
が備えられている。巻取紙11には、ウェブ10を給紙
する方向と反対方向(図中矢印B方向)、すなわち図中
時計方向に制動負荷をかける制御ブレーキ(図示せず)
が設けられている。インフィード部3には、この巻取紙
11から引き出されたウェブ10を印刷ユニット4に案
内するガイドローラ12,13,19とが備えられてい
る。14はテンションローラであって、対向配置された
一対のガイドローラ12,13の間に設けられ、図示を
省略したエアーシリンダによって上下動自在に支承さ
れ、かつ常に下方に一定の圧力で付勢されており、給紙
部2から給紙されるウェブ10の弛みを防止するもので
ある。16,17は一対のニップローラであって、上方
のニップローラ17は図示を省略したエアーシリンダに
よって上下に移動自在で、印刷時および版替え時におい
ては下方に移動し下方のニップローラ16に所定のニッ
プ圧で対接することにより、ウェブ10の給紙速度を一
定に保持するものである。18は定位置制御ローラであ
って、対向配置されたニップローラ16とガイドローラ
19との間で、かつこれらローラ16,19の下方に設
けられ、常にウェブ10に張力を付与するものである。
【0010】印刷ユニット4には、2つの印刷ユニット
4a,4bが備えられており、これら印刷ユニット4
a,4bのそれぞれには、走行するウェブ10を挟んで
一対のブランケット胴21a,21bと、これらブラン
ケット胴21a,21bに対接する一対の版胴22a,
22bと、これら版胴22a,22bに水とインキを供
給する図示を省略したインキ装置と給水装置とが設けら
れている。以上説明した給紙部2、インフィード部3お
よび印刷ユニット4については、従来から広く使用され
ている輪転印刷機の給紙部、インフィード部および印刷
ユニットと特別変わるところはない。
【0011】次に、図3ないし図5に基づいて本発明の
特徴であるウェブ10の弛み部10aを押圧する装置を
説明する。印刷ユニット4と乾燥機5との間の乾燥機5
に近接した位置には、左右一対の支柱30,31が埋め
込みボルト33,33を介して床32に立設され、これ
ら左右一対の支柱30,31は、ウェブ10の左右の幅
よりも長いステー34によって左右の間隔を保持され、
かつ印刷ユニット4との間隔をステー35によって保持
されている。37はウェブ10を案内するガイドであっ
て、断面くの字状に形成され、左右の支柱30,31間
に延在するように、ブラケット(図示せず)を介して支
柱30,31に取り付けられている。
【0012】一方の支柱31の上部側には、エアーシリ
ンダ40が一対のブラケット42,42を介して支柱3
1に沿って延在するように取り付けられており、このエ
ア−シリンダ40の作動ロッド41の下端には、略角柱
状の連結部材43が取り付けられている。エアーシリン
ダ40は、作動状態において作動ロッド41がエアーシ
リンダ40内に退避し、非作動状態において、エアーシ
リンダ40内が大気圧と同じ状態になり、作動ロッド4
1は後述する押圧ローラ54の自重によりエアーシリン
ダ40から進出するように構成されている。連結部材4
3の上方の前面部には、めくら穴状の係合凹部43aが
形成され、下部には前後方向に貫通する係合孔43bが
穿設されている。
【0013】支柱31の下部側には、円柱状のガイド軸
45が一対のブラケット46,47を介して支柱31に
沿って延在するように取り付けられており、一方のブラ
ケット46には、上述した連結部材43が遊挿される遊
挿孔46aが穿設されている。50は略円筒状に形成さ
れた移動子であって、直動ベアリング51を介してガイ
ド軸45に上下方向に摺動自在に支持されている。この
移動子50の中央の両側部には、一対の貫通孔50a,
50aが対向するように穿設され、これら貫通孔50
a,50aのそれぞれには、段付きピン52,53の小
径部が嵌合され溶接によって固着されることにより、段
付きピン52,53が移動子50の両側部から水平方向
に突設されている。
【0014】一方のピン52は、前記連結部材43の係
合孔43b内に係入され、他方のピン53には、巻付け
防止部材としての円筒状の押圧ローラ54がボルトによ
って固定されており、この押圧ローラ54は、ピン5
3、移動子50、ピン52および連結部材43を介して
作動ロッド41に連結されている。この押圧ローラ54
は、図3に示すように、左右の支柱30,31間に延在
し、図4に示すように、全長Lが左右の支柱30,31
間よりもやや短く形成されている。上述したエアーシリ
ンダ40が作動状態になり、作動ロッド41がエアーシ
リンダ40内に退出すると、連結部材43が上端限に位
置し、押圧ローラ54は、図3に実線で示すように、上
述したガイド37よりもやや上方の退避位置に位置付け
られて停止する。一方、エアーシリンダ40が非作動状
態になると、押圧ローラ54の自重により作動ロッド4
1がエアーシリンダ40から進出するので、連結部材4
3が下方に移動する。したがって、移動子50がガイド
軸45に案内されて下方に摺動し、押圧ローラ54は、
図3および図4に二点鎖線で示す進出位置に下降する。
【0015】上述したブラケット46には、保持手段と
しての別のエアーシリンダ55が固定され、先端に回動
自在に支持されたころ56aを備えた作動ロッド56
は、上述した連結部材43が上端限に位置したときに係
合凹部43aに対向するように位置付けられている。し
たがって、上述したエアーシリンダ40が作動状態にな
り、連結部材43が上端限に位置付けられ、エアーシリ
ンダ55が作動し、作動ロッド56が進出すると、作動
ロッド56のころ56aは係合凹部43a内に係合す
る。この係合によって、連結部材43が下降するのを規
制されるので、移動子50がガイド軸45に沿って下降
するのが規制され、このため、印刷中に押圧ローラ54
が誤って落下するのが防止されるように構成されてい
る。
【0016】乾燥機5のフレーム60の前面板の略中央
には、上述したガイド37と対向するようにガイド凹部
61が左右の支柱30,31間に延在するように形成さ
れ、このガイド凹部61の背面部には、ウェブ10を乾
燥機5の内部に導くガイドスリット62が左右の支柱3
0,31間に延在するように穿設されている。上述した
給紙部2、インフィード部3、印刷ユニット4、乾燥機
5等を構成する各ローラおよび胴は、図示を省略したド
ライブシャフトによって連結され、給紙部2側に設けら
れた本機の駆動モータによって駆動されている。また、
印刷ユニット4側と折り機8側との間には、図示を省略
したクラッチが設けられており、本機駆動用のモータか
らの回転伝達を断接できるように構成されている。
【0017】次に、このような構成の輪転印刷機におけ
る版替え動作を説明する。先ず、通常の印刷動作を説明
する。上方のニップローラ17は図示を省略したエアー
シリンダの作動によって下方のニップローラ16に所定
のニップ圧をもって対接し、印刷ユニット4のブランケ
ット胴21a,21bも対接している。また、エアーシ
リンダ40が作動し作動ロッド41がエアーシリンダ4
0内に退避し、押圧ローラ54が図3および図4に実線
で示す退避位置に位置付けられている。このとき、エア
ーシリンダ55も作動し、図5に示すように、作動ロッ
ド56のころ56aが連結部材43の係合凹部43a内
に進入しているので、連結部材43が誤って降下するよ
うなことがなく、押圧ローラ54もウェブ10の走行経
路に進出するようなこともない。
【0018】この状態で印刷開始のボタンを操作する
と、各ローラおよび各胴が正方向に回転し、巻取紙11
から引き出されたウェブ10はガイドローラ12、テン
ションローラ14、ガイドローラ13、ニップローラ1
6、定位置制御ローラ18、ガイドローラ19に添接さ
れて矢印A方向に走行し、印刷ユニット4に供給され
る。このとき、テンションローラ14が、図示を省略し
たエアーシリンダによって下方に付勢されている。した
がって、巻取紙11から引き出されたウェブ10に弛み
が発生してもテンションローラ14によりウェブ10が
張り方向に引っ張られるので、弛みの発生が防止され
る。また、ニップローラ16,17が所定のニップ圧を
もって対接していることにより、ウェブ10の給紙速度
が常に一定に保たれる。印刷ユニット4に供給されたウ
ェブ10は、2つの印刷ユニット4a,4bによって表
面と裏面とに各2色ずつの印刷が施され、ガイド37お
よびガイド凹部61によって案内され、ガイドスリット
62から乾燥機5内に導入され、乾燥機5内において印
刷面が乾燥される。
【0019】次に、版替え動作を説明する。先ず、折り
機8側の駆動と印刷ユニット4側の駆動をつなぐクラッ
チ(図示せず)を切り離す。また、ニップローラ17の
エアーシリンダを作動状態とし、ニップローラ17を下
降させニップローラ16に対接させてから、本機の駆動
モータを駆動させ、印刷ユニット4の版胴22a,22
bを略1回転だけ正転させる。この場合、正転とは、版
胴22aが図2中時計方向に回転し、版胴22bが反時
計方向に回転することをいう。このとき、折り機8側の
ローラ(図示せず)はクラッチにより本機の駆動モータ
からの回転が伝達しないように切り離されているので、
印刷ユニット4と乾燥機5との間に位置するウェブ10
には、図2に二点鎖線で示すように版胴22aの略外周
分だけの弛み部10aが発生する。
【0020】そして、エアーシリンダ55を非作動状態
とし、作動ロッド56をエアーシリンダ55内に退避さ
せることにより、作動ロッド56のころ56aと連結部
材43の係合凹部43aとの係合を解除する。エアーシ
リンダ40を非作動状態にすることにより、エアーシリ
ンダ40内が大気圧と同じ状態になるので、移動子50
を介して押圧ローラ54が自重によりガイド軸45に案
内されて降下する。降下した押圧ローラ54はウェブ1
0の弛み部10aに当接するので、押圧ローラ54によ
ってウェブ10は下方に押圧され、図3で二点鎖線で示
すように、ガイド37およびガイド凹部61の端縁とに
支持されて、押圧ローラ54によって下方に張られた状
態になる。
【0021】この状態としてから、対接している上下の
ブランケット胴21a,21b間を僅かに離間させ、版
替え用の操作ボタンを操作することにより、版替え動作
を開始する。このとき、印刷ユニット4の版胴22a,
22bとブランケット胴21a,21bとを略1回転だ
け正方向と逆方向に回転させるが、正方向に回転すると
き、ウェブ10は矢印A方向に走行するので、弛み部1
0aの弛み量が増加するが、この弛み部10aは押圧ロ
ーラ54によって下方に押圧される。一方、版胴22
a,22bとブランケット胴21a,21bとを逆方向
に回転させると、ウェブ10は矢印B方向に走行するの
で、弛み部10aの弛み量が減少し、これにともない弛
み部10aに添接している押圧ローラ54は、自重に抗
して上昇する。同時に、給紙部2側のウェブ10に弛み
が発生するが、テンションローラ14がエアーシリンダ
によって下方に押圧されているので、ウェブ10も下方
に押圧され、弛みは発生しない。このように、インフィ
ード部3側に上下動自在なテンションローラ14が設け
られ、印刷ユニット4側と折り機8側との間に上下動自
在な押圧ローラ54が設けられていることにより、版替
え動作中において、これらローラ14、54が互いに相
反する方向に上下動するので、印刷ユニット4の前後に
おいてウェブ10に断紙が発生することなく弛みの発生
が防止される。
【0022】また、ウェブ10の印刷ユニット4と乾燥
機5との間の弛み部10aは押圧ローラ54によって下
方に押圧された状態になっているので、この部分がブラ
ンケット胴21b、版胴22b側に揺動することがな
い。このため、版替え動作中にウェブ10の弛み部10
aが、これら両胴21b,22b間に巻き込まれるのが
防止される。また、弛み部10aの下方への押圧は、押
圧ローラ54の自重によって行われるので、版替え動作
中にウェブ10の弛み量が変化しても、複雑な構造を必
要としないで常に一定の張りが得られるとともに、強制
的に張られるようなこともないので、ウェブ10の断紙
が防止される。
【0023】版替え動作が終了したら、エアーシリンダ
40を作動させ、作動ロッド41をエアーシリンダ40
内に退避させることにより、押圧ローラ54を上昇させ
て退避位置に位置付ける。エアーシリンダ55を作動さ
せ、作動ロッド56のころ56aを連結部材43の係合
凹部43a内に進入させることにより、連結部材43の
下降を規制し、押圧ローラ54の落下を防止する。版替
えは、正転で終了するため、給紙側のテンションローラ
14の位置は、上昇位置にあり、また乾燥機5側のテン
ションローラ54の位置は、下降位置にあるため、版替
え終了時にテンションローラ54を待機位置に上げると
テンションローラ14は下がり、紙の弛みは矯正され
る。折り機8側の駆動と印刷ユニット4側の駆動をつな
ぐクラッチ(図示せず)を接続し、印刷を再開する。
【0024】図6は本発明に係る輪転印刷機の第2の実
施の形態を示す概略の構成を示すモデル図、図7は同じ
く動作順序を示す工程図である。図6において、この第
2の実施の形態が上述した第1の実施の形態と異なる第
1の点は、印刷ユニット4と乾燥機5との間に設けた第
1の押圧ローラ54Aと同じ機能を有する第2の押圧ロ
ーラ54Bを、印刷ユニット4とインフィード部3との
間にも設けた点にある。また、第2の異なる点は、両押
圧ローラ54A,54Bが上昇したことを検出するセン
サ66A,66Bを設けた点にある。また、第3の異な
る点は、印刷ユニット4に、4つの印刷ユニット4a,
4b,4c,4dが備えられている点にある。なお、6
5はニップローラ17に対接するインフィード駆動ロー
ラであって、印刷中にウェブ10のテンションを常に一
定に保つように機能するものである。
【0025】次に、このような構成の輪転印刷機におけ
る版替え動作を図7に基づいて説明する。S1におい
て、版替えのスタートボタンを操作すると、S2におい
て、ニップロール17がインフィード駆動ローラ65に
対接する。S3において、各印刷ユニット4a〜4dの
対接するゴム胴21aとゴム胴21bとを脱とする。S
4において、折り機8側の駆動と印刷ユニット4側の駆
動をつなぐクラッチ(図示せず)を切り離す。S5にお
いて、本機の駆動モータを駆動させ、印刷ユニット4の
版胴22a,22bを略2回転だけ正転させる。このと
き、折り機8側のローラ(図示せず)はクラッチにより
本機の駆動モータからの回転が伝達しないように切り離
されているので、印刷ユニット4と乾燥機5との間に位
置するウェブ10には、版胴22aの略外周分だけの弛
み部が発生する。
【0026】S6において、第1の押圧ローラ54Aの
エアーシリンダ55を非作動状態とし、エアーシリンダ
40を非作動状態にすることにより、第1の押圧ローラ
54Aのロックが解除され、第1の押圧ローラ54Aが
自重により降下するのでウェブ10の弛みは除去され
る。S7において、版胴22a,22bを停止し、S8
において、インフィード駆動ローラ55の駆動を停止す
る。これは版替え中にウェブ10の張力を一定にしよう
としてインフィード駆動ローラ55が作動すると、ウェ
ブを断紙させてしまうおそれがあり、あらかじめこれを
除去するためである。
【0027】S9において、第2の押圧ローラ54Bの
エアーシリンダ55を非作動状態とし、エアーシリンダ
40を非作動状態にすることにより、第2の押圧ローラ
54Bのロックが解除され、第2の押圧ローラ54Bが
自重により下降可能な状態となる。S10において、版
替え用の操作ボタンを操作することにより、排版がスタ
ートし、印刷ユニット4の版胴22a,22bが略1回
転だけ逆転し、旧版が版胴22a,22bから取り外さ
れる。このとき、ウェブ10は矢印B方向に走行するの
で、S11において、第1の押圧ローラ54Aは自重に
抗して上昇し、第2の押圧ローラ54Bは自重によって
下降する。したがって、印刷ユニット4とインフィード
部3との間でウェブ10の弛み量が増加するが、この弛
みは第2の押圧ローラ54Bによって下方に押圧され、
弛みは除去される。
【0028】排版が終了したら、S12において、給版
がスタートし、印刷ユニット4の版胴22a,22bが
略1回転だけ正転し、新版が版胴22a,22bに取り
付けられる。このとき、ウェブ10は矢印A方向に走行
するので、S13において、第2の押圧ローラ54Bは
自重に抗して上昇し、第1の押圧ローラ54Aは自重に
よって下降する。したがって、印刷ユニット4と乾燥機
5との間でウェブ10の弛み量が増加するが、この弛み
は第1の押圧ローラ54Aによって下方に押圧される。
【0029】このように、版替え動作中において、第1
および第2の押圧ローラ54A,54Bが互いに相反す
る方向に上下動するので、印刷ユニット4の前後におい
てウェブ10に断紙の発生を防止することができる。ま
た、弛みの発生も防止されるので、版替え動作中にウェ
ブ10の弛みが版胴22bやブランケット胴21bに巻
き込まれるようなことがない。また、印刷ユニット4と
インフィード部3との間に第2の押圧ローラ54Bを設
けたことにより、第2の押圧ローラ54Bの下降量が充
分得られる。したがって、上述した第1の実施の形態に
おいてテンションローラ14によって対応した場合と比
較して、印刷ユニット4とインフィード部3との間に発
生する任意の弛み量に対応することが可能になる。
【0030】S14において、版替え動作が終了した
ら、S15において、版胴22a,22bを略半回転だ
け逆転させ、ウェブ10を矢印B方向に走行させる。S
16において、第1の押圧ローラ54Aが自重に抗して
中間位置に上昇し、第2の押圧ローラ54Bが自重によ
って中間位置に下降し待機する。S17において、印刷
機を緩動回転させ、折り機8側の駆動と印刷ユニット4
側の駆動をつなぐクラッチ(図示せず)をONする。こ
のとき、クラッチがつながるまでのわずかな時間印刷ユ
ニット4と乾燥機5との間でウェブ10に弛みが発生し
ようとするが、待機位置にある第1の押圧ローラ54A
が自重により下降するので、弛みの発生が防止される。
このように、クラッチがつながるまでに発生するウェブ
10の弛みを防止できるので、クラッチがつながったと
きに発生しやすい断紙を防止できる。また、従来におい
ては、この弛みの発生を防止するために、版交換終了後
に、自動紙継ぎ装置を作動させて弛みを除去していた
が、本発明においては、任意量の下降が可能な両押圧ロ
ーラ54A,54Bを待機位置とするだけでよいので、
煩雑な操作が不要になる。
【0031】クラッチがつながると、ウェブ10が矢印
A方向に走行するので、両押圧ローラ54A,54Bが
共に上昇し、S19において、センサ66A,66Bに
よって両押圧ローラ54A,54Bを検出する。なお、
このセンサ66A,66Bの検出位置は、ウェブ10の
弛みが微少となる位置に設けられている。この検出によ
って、S20において、エアーシリンダ40が作動し、
作動ロッド41がエアーシリンダ40内に退避すること
により、押圧ローラ54A,54Bが上昇し退避位置に
位置付けられる。さらに、エアーシリンダ55が作動
し、作動ロッド56のころ56aを連結部材43の係合
凹部43a内に進入することにより、連結部材43の下
降が規制され、押圧ローラ54A,54Bの落下が防止
される。このようにセンサ66A,66Bを設けたこと
により、ウェブ10の弛みの発生を確実に防止するとと
もに、押圧ローラ54A,54Bの退避が確実に行われ
る。
【0032】なお、本実施の形態では、ウェブ10の上
方にエアーシリンダ40を配置し、押圧ローラ54,5
4A,54Bの自重でウェブ10を押圧するようにした
が、エアーシリンダ40をウェブ10の下方に配置し、
エアーシリンダ40を作動させウェブ10を上方に持ち
上げるようにしてもよい。その場合には、作動ロッド4
1が一定圧以上にならないように設定されたリリーフ弁
を設けることにより、ウェブ10に必要以上の押圧力が
かかるのを規制し、ウェブ10の断紙を防止する。
【0033】また、ウェブ10に弛み部が発生するのは
版替え時に限らず、例えばメンテナンス時に、印刷ユニ
ット4側と折り機8側との間のクラッチを結合させる
際、版胴22a,22bを180°近く回動させる場合
にも発生する。この場合にも、押圧ローラ54,54
A,54Bによって弛み部を押圧することにより、版胴
22a,22bとブランケット胴21a,21bとの間
に巻き込まれるのを防止することができる。また、テン
ションローラ14の替わりに巻取紙11自体とエアシリ
ンダ40とで版替え動作中の動きを行わせてもよい。例
えば、正方向に回転するときには巻取紙11をブランケ
ット胴21a,21bの略1回転分のウェブ10を矢印
A方向へ繰り出すようにし、逆方向に回転するときに
は、ブランケット胴21a,21bの略1回転分のウェ
ブ10を矢印B方向へ繰り戻すようにすればよい。ま
た、押圧ローラ54,54A,54Bは、軸線方向に長
く1本で構成してもよく、あるいは複数本に分割されて
いてもよく、さらに、複数本に分割されている場合に
は、円柱でなく球としてもよく、種々の設計変更が可能
である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、版替え時のウェブの巻き込みが防止される
ので、これを取り除く作業や巻き込みによって断紙した
ウェブの接合作業が不要になるので、生産性が向上す
る。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、版替
え時のウェブの巻き込みが防止されるので、これを取り
除く作業や巻き込みによって断紙したウェブの接合作業
が不要になるので、生産性が向上する。
【0036】また、請求項3記載の発明によれば、印刷
ユニットとインフィード部との間に発生する任意の弛み
量に対応することが可能になる。また、印刷ユニットと
印刷ユニットの上流側の直近のインフィード部との間に
発生するウェブの弛みが防止されるので、印刷ユニット
の上下流の直近のローラにウェブが巻き込まれることが
なく、このため巻き込みによる断紙がより確実に防止さ
れる。
【0037】また、請求項4記載の発明によれば、複雑
な構造を必要としないで、ウェブに常に一定の張りが得
られ、ウェブの断紙が防止される。
【0038】また、請求項5記載の発明によれば、通常
の印刷動作中に誤って巻き付け防止部材がウェブの走行
経路中に誤って進出するようなことがないので、印刷障
害が排除され、生産性の向上に支障をきたすようなこと
がない。
【0039】また、請求項6記載の発明によれば、ウェ
ブの弛みの発生を確実に防止するとともに、巻き付け防
止部材の退避が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る輪転印刷機の全体の構成を示す
側面図である。
【図2】 本発明に係る輪転印刷機の概略の構成を示す
モデル図である。
【図3】 本発明に係る輪転印刷機の要部の側面図であ
る。
【図4】 本発明に係る輪転印刷機の要部の背面図であ
る。
【図5】 本発明に係る輪転印刷機の要部を拡大して示
す側面図である。
【図6】 本発明に係る輪転印刷機の第2の実施の形態
の概略の構成を示すモデル図である。
【図7】 本発明に係る輪転印刷機の第2の実施の形態
における動作順序を示す工程図である。
【符号の説明】
1…輪転印刷機、2…給紙部、4…印刷ユニット、5…
乾燥機、8…折り機、10…ウェブ、21a,21b…
ブランケット胴、22a,22b…版胴、37…ガイ
ド、40,55…エアーシリンダ、41,56…作動ロ
ッド、43…連結部材、43a…係合凹部、45…ガイ
ド軸、50…移動子、54…押圧ローラ、54A…第1
の押圧ローラ、54B…第2の押圧ローラ、61…ガイ
ド凹部、66A,66B…センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 丈明 千葉県東葛飾郡関宿町桐ケ作210番地 株 式会社小森コーポレーション関宿プラント 内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から給紙されたウェブを印刷ユニ
    ットで印刷し折り機で折る輪転印刷機において、印刷ユ
    ニットと折り機との間におけるウェブの走行経路に、印
    刷時に退避し、版替え時に進出しウェブに接触する巻付
    け防止部材を備えたことを特徴とする輪転印刷機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の輪転印刷機において、第
    2の巻付け防止部材を印刷ユニットと給紙部の間に設け
    たことを特徴とする輪転印刷機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の輪転印刷機において、印
    刷ユニットとインフィード部との間におけるウェブの走
    行経路に、印刷時に退避し、版替え時に進出しウェブに
    接触する第2の巻付け防止部材を備えたことを特徴とす
    る輪転印刷機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の輪転印刷機にお
    いて、巻付け防止部材の自重によって押圧することを特
    徴とする輪転印刷機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3記載の輪転印刷機にお
    いて、巻付け防止部材の退避状態を保持する保持手段を
    設けたことを特徴とする輪転印刷機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3記載の輪転印刷機にお
    いて、巻付け防止部材の位置を検出する検出手段を設け
    たことを特徴とする輪転印刷機。
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