JPH11164409A - 電気自動車用バッテリーの充電制御方法およびその装置 - Google Patents
電気自動車用バッテリーの充電制御方法およびその装置Info
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- JPH11164409A JPH11164409A JP9342203A JP34220397A JPH11164409A JP H11164409 A JPH11164409 A JP H11164409A JP 9342203 A JP9342203 A JP 9342203A JP 34220397 A JP34220397 A JP 34220397A JP H11164409 A JPH11164409 A JP H11164409A
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電された動力用電池の無駄な消費を有効に
低減し、補助電池の出力を有効に維持し得る電気自動車
用バッテリーの充電制御法を提供すること。 【解決手段】 動力用電池１の充電時若しくは非充電時
に、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を介して補助電池２を充電
する方式の電気自動車用バッテリーの充電制御方法にお
いて、充電器と電気自動車とを接続してから所定時間の
間ＤＣ／ＤＣコンバータ３を稼働状態に設定すると共
に、当該所定時間経過後に、補助電池２の端子電圧が予
め設定した所定の電圧以上の場合、当該ＤＣ／ＤＣコン
バータ３を稼働停止状態に設定し、その後に補助電池２
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値（前述した所定
値より低い値）以下になった場合にＤＣ／ＤＣコンバー
タ３を所定の時間再稼働状態に設定すること。
低減し、補助電池の出力を有効に維持し得る電気自動車
用バッテリーの充電制御法を提供すること。 【解決手段】 動力用電池１の充電時若しくは非充電時
に、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を介して補助電池２を充電
する方式の電気自動車用バッテリーの充電制御方法にお
いて、充電器と電気自動車とを接続してから所定時間の
間ＤＣ／ＤＣコンバータ３を稼働状態に設定すると共
に、当該所定時間経過後に、補助電池２の端子電圧が予
め設定した所定の電圧以上の場合、当該ＤＣ／ＤＣコン
バータ３を稼働停止状態に設定し、その後に補助電池２
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値（前述した所定
値より低い値）以下になった場合にＤＣ／ＤＣコンバー
タ３を所定の時間再稼働状態に設定すること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車用バッ
テリーの充電制御装置に係り、とくに動力用電池と補助
電池とを備え、動力用電池の充電に際し、同時にＤＣ／
ＤＣコンバータを介して補助電池を充電する方式の電気
自動車用バッテリーの充電制御装置に関する。
テリーの充電制御装置に係り、とくに動力用電池と補助
電池とを備え、動力用電池の充電に際し、同時にＤＣ／
ＤＣコンバータを介して補助電池を充電する方式の電気
自動車用バッテリーの充電制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車における動力用電池は、駆動
モータの動力源であり極めて重要である。この動力用電
池の充電は、夜間に行われる場合が多い。特に、企業に
よっては、深夜電力時間帯のみに電力が供給される電源
を設置し、これによって単価が日中の時間帯の場合より
も安価な深夜電力を充電に有効利用している。そして、
この種の企業にあっては、休業日の前日に充電プラグを
電気自動車の動力用電池に接続し、その日の深夜から翌
朝にかけて充電を行い、休み明けに充電プラグを電気自
動車の動力用電池から取り外すという充電方法を採って
いる場合が多い。また、動力用電池については、時に
は、１昼夜若しくはそれ以上の長時間にわたって、充電
器の充電プラグを動力用電池（電気自動車に搭載され
た）に接続したままにしておく場合もある。
モータの動力源であり極めて重要である。この動力用電
池の充電は、夜間に行われる場合が多い。特に、企業に
よっては、深夜電力時間帯のみに電力が供給される電源
を設置し、これによって単価が日中の時間帯の場合より
も安価な深夜電力を充電に有効利用している。そして、
この種の企業にあっては、休業日の前日に充電プラグを
電気自動車の動力用電池に接続し、その日の深夜から翌
朝にかけて充電を行い、休み明けに充電プラグを電気自
動車の動力用電池から取り外すという充電方法を採って
いる場合が多い。また、動力用電池については、時に
は、１昼夜若しくはそれ以上の長時間にわたって、充電
器の充電プラグを動力用電池（電気自動車に搭載され
た）に接続したままにしておく場合もある。
【０００３】一方、上述した動力用電池の充電中は、補
助電池をＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電池に接
続すると共に、当該補助電池についても同時に充電が行
われる。ここで、補助電池については、ガソリン車等の
内燃機関を装備した自動車の場合等と同様に、各種電装
品用の電力源として重要なものである。
助電池をＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電池に接
続すると共に、当該補助電池についても同時に充電が行
われる。ここで、補助電池については、ガソリン車等の
内燃機関を装備した自動車の場合等と同様に、各種電装
品用の電力源として重要なものである。
【０００４】そして、この補助電池の充電のために、Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータ，ジャンクションボックスを作動さ
せ且つ当該ジャンクションボックス内のコンタクタをオ
ン（ＯＮ）にする必要があり、通常はその動作のために
一度充電した動力用電池の電力が使用される。
Ｃ／ＤＣコンバータ，ジャンクションボックスを作動さ
せ且つ当該ジャンクションボックス内のコンタクタをオ
ン（ＯＮ）にする必要があり、通常はその動作のために
一度充電した動力用電池の電力が使用される。
【０００５】又、従来例にあっては、多くの場合、動力
用電池の充電が終了した後でも、充電プラグが外される
までは、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボ
ックスを動作させ、且つコンタクタをオン（ＯＮ）に
し、これによって補助電池の充電を確実なものとしてい
た。
用電池の充電が終了した後でも、充電プラグが外される
までは、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボ
ックスを動作させ、且つコンタクタをオン（ＯＮ）に
し、これによって補助電池の充電を確実なものとしてい
た。
【０００６】図５に、従来例における充電プラグと電気
自動車側との接続状態と、これに対応して動作状態が維
持されるＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボ
ックスの動作タイミングとを示す。ＤＣ／ＤＣコンバー
タおよびジャンクションボックスは、いずれも、補助電
池が電源となって稼働状態に設定されている。この場
合、コンタクタはオン（ＯＮ）状態に設定されている。
自動車側との接続状態と、これに対応して動作状態が維
持されるＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボ
ックスの動作タイミングとを示す。ＤＣ／ＤＣコンバー
タおよびジャンクションボックスは、いずれも、補助電
池が電源となって稼働状態に設定されている。この場
合、コンタクタはオン（ＯＮ）状態に設定されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、補助電池を充分充電した状態下におい
ても、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボッ
クスを動作状態に設定したままにしておくという事態が
発生し、かかる場合、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャ
ンクションボックスでも電力の消費があることから、か
かる点においては明らかに動力用電池に充電されている
電力の無駄な消費となる。
来例にあっては、補助電池を充分充電した状態下におい
ても、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャンクションボッ
クスを動作状態に設定したままにしておくという事態が
発生し、かかる場合、ＤＣ／ＤＣコンバータおよびジャ
ンクションボックスでも電力の消費があることから、か
かる点においては明らかに動力用電池に充電されている
電力の無駄な消費となる。
【０００８】即ち、動力用電池の充電が終了している場
合、従来例にあっては、動力用電池と充電器との電気的
な接続の有無にかかわりなく充電プラグが電気自動車側
の動力用電池に接続されている間は、ＤＣ／ＤＣコンバ
ータおよびジャンクションボックスが常に稼働状態に設
定されていることから、外部からの電力の補充がないま
ま、動力用電池の電力が僅かずつではあるが消費され
る。
合、従来例にあっては、動力用電池と充電器との電気的
な接続の有無にかかわりなく充電プラグが電気自動車側
の動力用電池に接続されている間は、ＤＣ／ＤＣコンバ
ータおよびジャンクションボックスが常に稼働状態に設
定されていることから、外部からの電力の補充がないま
ま、動力用電池の電力が僅かずつではあるが消費され
る。
【０００９】このため、かかる状態が長時間続くと、動
力用電池の充電電力が徐々に少なくなり、そのまま電気
自動車を走行させると、当該電気自動車の走行距離が短
かくなる恐れが生じる。
力用電池の充電電力が徐々に少なくなり、そのまま電気
自動車を走行させると、当該電気自動車の走行距離が短
かくなる恐れが生じる。
【００１０】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、一度充電された動力用電池の充電電
力の無駄な消費を有効に低減を図り、同時に当該動力用
電池の過充電を防止すると共に該動力用電池の充電のた
めの電力を低減し得る電気自動車用バッテリーの充電制
御方法およびその装置を提供することを、その目的とす
る。
を改善し、とくに、一度充電された動力用電池の充電電
力の無駄な消費を有効に低減を図り、同時に当該動力用
電池の過充電を防止すると共に該動力用電池の充電のた
めの電力を低減し得る電気自動車用バッテリーの充電制
御方法およびその装置を提供することを、その目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１乃至３記載の各発明では、電気自動車に搭
載された動力用電池の充電時若しくは非充電時に、ＤＣ
／ＤＣコンバータを介して補助電池を充電する方式の電
気自動車用バッテリーの充電制御方法において、前述し
た動力用電池を、充電器を介して外部電源に接続したの
ち所定時間の間，ＤＣ／ＤＣコンバータを稼働状態に設
定すると共に、当該所定時間経過後に前述した補助電池
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値以上となった場
合にＤＣ／ＤＣコンバータを稼働停止状態に設定する。
そして、その後に補助電池の端子電圧が予め設定した所
定の電圧値以下になった場合にＤＣ／ＤＣコンバータを
所定の時間再稼働状態に設定する、という構成を共通の
基本構成として採用している。
め、請求項１乃至３記載の各発明では、電気自動車に搭
載された動力用電池の充電時若しくは非充電時に、ＤＣ
／ＤＣコンバータを介して補助電池を充電する方式の電
気自動車用バッテリーの充電制御方法において、前述し
た動力用電池を、充電器を介して外部電源に接続したの
ち所定時間の間，ＤＣ／ＤＣコンバータを稼働状態に設
定すると共に、当該所定時間経過後に前述した補助電池
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値以上となった場
合にＤＣ／ＤＣコンバータを稼働停止状態に設定する。
そして、その後に補助電池の端子電圧が予め設定した所
定の電圧値以下になった場合にＤＣ／ＤＣコンバータを
所定の時間再稼働状態に設定する、という構成を共通の
基本構成として採用している。
【００１２】ここで、動力用電池の充電時には、前述し
た補助電池を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電
池又は充電器のいずれから充電するように構成してもよ
い。又、動力用電池の非充電時には、前述した補助電池
を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電池から充電
するように構成してもよい。
た補助電池を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電
池又は充電器のいずれから充電するように構成してもよ
い。又、動力用電池の非充電時には、前述した補助電池
を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して動力用電池から充電
するように構成してもよい。
【００１３】このため、この請求項１乃至３記載の各発
明では、例えば図１に示す充電プラグ１Ａを電気自動車
に搭載された動力用電池１に接続して後、充電のための
所定時間Ｔ（例えば２〜２４時間）の経過後、補助電池
２の電圧値が予め設定した所定の基準値（高い基準値Ｖ
thh ）以上の場合にＤＣ／ＤＣコンバータ３の電源回路
がオフ（ＯＦＦ）され、これによって補助電池２への充
電が停止される。
明では、例えば図１に示す充電プラグ１Ａを電気自動車
に搭載された動力用電池１に接続して後、充電のための
所定時間Ｔ（例えば２〜２４時間）の経過後、補助電池
２の電圧値が予め設定した所定の基準値（高い基準値Ｖ
thh ）以上の場合にＤＣ／ＤＣコンバータ３の電源回路
がオフ（ＯＦＦ）され、これによって補助電池２への充
電が停止される。
【００１４】その後、補助電池２の電圧値が予め設定し
た低い基準値（Ｖthl ）になった場合に、前述したＤＣ
／ＤＣコンバータ３の電源回路を所定時間、オンにす
る。この間、補助電池２は充電される。以下、これを繰
り返す。これにより、補助電池２の電圧が必要以上に低
下するのを確実に排除すると共に、当該補助電池２の過
充電状態の発生が有効に排除されている。
た低い基準値（Ｖthl ）になった場合に、前述したＤＣ
／ＤＣコンバータ３の電源回路を所定時間、オンにす
る。この間、補助電池２は充電される。以下、これを繰
り返す。これにより、補助電池２の電圧が必要以上に低
下するのを確実に排除すると共に、当該補助電池２の過
充電状態の発生が有効に排除されている。
【００１５】請求項４乃至６記載の各発明では、動力用
電池の充電時若しくは非充電時に、ＤＣ／ＤＣコンバー
タを介して補助電池を充電する方式を導入した電気自動
車用バッテリーの充電制御装置において、前述したＤＣ
／ＤＣコンバータを稼働状態若しくは稼働停止状態に設
定するオン／オフスイッチを装備すると共に、このオン
／オフスイッチの動作を制御するコントローラを装備す
る。
電池の充電時若しくは非充電時に、ＤＣ／ＤＣコンバー
タを介して補助電池を充電する方式を導入した電気自動
車用バッテリーの充電制御装置において、前述したＤＣ
／ＤＣコンバータを稼働状態若しくは稼働停止状態に設
定するオン／オフスイッチを装備すると共に、このオン
／オフスイッチの動作を制御するコントローラを装備す
る。
【００１６】そして、このコントローラが、充電器を電
池自動車側（動力用電池）に接続してからＤＣ／ＤＣコ
ンバータを所定時間継続して稼働状態を維持すると共
に，当該所定時間経過後に前述した補助電池の端子電圧
が予め設定した所定の電圧値（設定基準電圧値）以上の
場合にＤＣ／ＤＣコンバータを停止制御する稼働停止制
御機能と、ＤＣ／ＤＣコンバータを停止制御した後に補
助電池の端子電圧が前述した所定の設定基準電圧値より
低い値になった場合に作動して前述したＤＣ／ＤＣコン
バータを所定の時間稼働状態に設定する再稼働設定制御
機能とを備えている、という構成を共通の基本構成とし
て採用している。
池自動車側（動力用電池）に接続してからＤＣ／ＤＣコ
ンバータを所定時間継続して稼働状態を維持すると共
に，当該所定時間経過後に前述した補助電池の端子電圧
が予め設定した所定の電圧値（設定基準電圧値）以上の
場合にＤＣ／ＤＣコンバータを停止制御する稼働停止制
御機能と、ＤＣ／ＤＣコンバータを停止制御した後に補
助電池の端子電圧が前述した所定の設定基準電圧値より
低い値になった場合に作動して前述したＤＣ／ＤＣコン
バータを所定の時間稼働状態に設定する再稼働設定制御
機能とを備えている、という構成を共通の基本構成とし
て採用している。
【００１７】ここで、前述したコントローラは、ＤＣ／
ＤＣコンバータに再稼働を指令した後に、当該補助電池
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値以上と成った場
合にＤＣ／ＤＣコンバータに再稼働状態を停止制御する
再稼働停止制御機能を備えた構成としてもよい。又、前
述したコントローラは、ＤＣ／ＤＣコンバータに対する
再稼働時の稼働時間を約３０分とする稼働時間設定機能
を備えているように構成してもよい。
ＤＣコンバータに再稼働を指令した後に、当該補助電池
の端子電圧が予め設定した所定の電圧値以上と成った場
合にＤＣ／ＤＣコンバータに再稼働状態を停止制御する
再稼働停止制御機能を備えた構成としてもよい。又、前
述したコントローラは、ＤＣ／ＤＣコンバータに対する
再稼働時の稼働時間を約３０分とする稼働時間設定機能
を備えているように構成してもよい。
【００１８】このため、この請求項４乃至６記載の各発
明では、前述した請求項１乃至３記載の各発明と同等に
機能するほか、各構成要素の機能によって、その動作が
確実に実行される。即ち、まず、充電プラグ１Ａを（電
気自動車側の）動力用電池１に接続した後、充電のため
の所定時間Ｔ（例えば２４時間）が経過するまで、コン
トローラ１０はＤＣ／ＤＣコンバータを稼働させる。充
電のための所定時間Ｔが経過した後、補助電池２の電圧
が予め設定した高い基準値Ｖthh （例えば１３．４
〔Ｖ〕）以上の場合、コントローラ１０は、直ちに稼働
停止制御機能を作動させてＤＣ／ＤＣコンバータ３の電
源回路オフを設定制御する。
明では、前述した請求項１乃至３記載の各発明と同等に
機能するほか、各構成要素の機能によって、その動作が
確実に実行される。即ち、まず、充電プラグ１Ａを（電
気自動車側の）動力用電池１に接続した後、充電のため
の所定時間Ｔ（例えば２４時間）が経過するまで、コン
トローラ１０はＤＣ／ＤＣコンバータを稼働させる。充
電のための所定時間Ｔが経過した後、補助電池２の電圧
が予め設定した高い基準値Ｖthh （例えば１３．４
〔Ｖ〕）以上の場合、コントローラ１０は、直ちに稼働
停止制御機能を作動させてＤＣ／ＤＣコンバータ３の電
源回路オフを設定制御する。
【００１９】次に、ＤＣ／ＤＣコンバータ３の電源回路
がオフ（ＯＦＦ）され、当該補助電池２の電圧が低下し
て予め設定した低い基準値Ｖthl （約１１．６〔Ｖ〕）
以下になると、コントローラ１０は、直ちに再稼働制御
機能を作動させて、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を一定時間
Ｔonの間、オンとなるように制御する。この場合、ＤＣ
／ＤＣコンバータ３に対するコントローラ１０のオン動
作制御は、本実施形態にあっては、少なくとも３０分程
度継続される。以下、これが繰り返される。
がオフ（ＯＦＦ）され、当該補助電池２の電圧が低下し
て予め設定した低い基準値Ｖthl （約１１．６〔Ｖ〕）
以下になると、コントローラ１０は、直ちに再稼働制御
機能を作動させて、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を一定時間
Ｔonの間、オンとなるように制御する。この場合、ＤＣ
／ＤＣコンバータ３に対するコントローラ１０のオン動
作制御は、本実施形態にあっては、少なくとも３０分程
度継続される。以下、これが繰り返される。
【００２０】これにより、補助電池２の電圧が所定値以
下に低下するのを確実に且つ高精度に排除している。即
ち、上記実施形態にあっては、補助電池２の電圧が高い
ときは、ＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジャンクションボ
ックス４の電源回路をオフとすることにより、動力用電
池の無駄な電力消費を有効に且つ確実に抑えることが可
能となる。
下に低下するのを確実に且つ高精度に排除している。即
ち、上記実施形態にあっては、補助電池２の電圧が高い
ときは、ＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジャンクションボ
ックス４の電源回路をオフとすることにより、動力用電
池の無駄な電力消費を有効に且つ確実に抑えることが可
能となる。
【００２１】請求項７記載の発明では、前述した請求項
４，５又は６記載の電気自動車用バッテリーの充電制御
装置において、動力用電池の充電入力端に開閉コンタク
タを備えたジャンクションボックスを装備すると共に、
前述したコントローラが、少なくとも前述した動力用電
池および補助電池の各出力端子の端子電圧（更には、充
電プラグの接続／非接続情報と，充電プラグ接続した時
点からの時間と，補助電池電圧が低い基準値Ｖthl 以下
に低下した時点からの時間等）に基づいて前述した開閉
コンタクタを開閉制御する充電タイミング設定機能を備
えている、という構成を採っている。
４，５又は６記載の電気自動車用バッテリーの充電制御
装置において、動力用電池の充電入力端に開閉コンタク
タを備えたジャンクションボックスを装備すると共に、
前述したコントローラが、少なくとも前述した動力用電
池および補助電池の各出力端子の端子電圧（更には、充
電プラグの接続／非接続情報と，充電プラグ接続した時
点からの時間と，補助電池電圧が低い基準値Ｖthl 以下
に低下した時点からの時間等）に基づいて前述した開閉
コンタクタを開閉制御する充電タイミング設定機能を備
えている、という構成を採っている。
【００２２】このため、この請求項７記載の発明では、
前述した４，５又は６記載の各発明と同等に機能するほ
か、特にＤＣ／ＤＣコンバータのオン／オフ動作に同期
させて開閉コンタクタをオン／オフさせることができ、
これによって、補助電池電圧が低下した場合に、当該補
助電池に対して動力用電池から直ちに充電することが可
能となる。
前述した４，５又は６記載の各発明と同等に機能するほ
か、特にＤＣ／ＤＣコンバータのオン／オフ動作に同期
させて開閉コンタクタをオン／オフさせることができ、
これによって、補助電池電圧が低下した場合に、当該補
助電池に対して動力用電池から直ちに充電することが可
能となる。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
乃至図４に基づいて説明する。
乃至図４に基づいて説明する。
【００２４】まず、図１乃至図４において、符号１は動
力用電池を示し、符号２は補助電池を示す。この動力用
電池１と補助電池２との間には、動力用電池１から補助
電池２に向かってＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジャンク
ションボックス４が、直列接続されている。そして、動
力用電池１の充電に際しては、図１に示すように、ＤＣ
／ＤＣコンバータ３を介して前述した補助電池２を充電
すると共に、ジャンクションボックス４を介して動力用
電池１を充電するようになっている。
力用電池を示し、符号２は補助電池を示す。この動力用
電池１と補助電池２との間には、動力用電池１から補助
電池２に向かってＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジャンク
ションボックス４が、直列接続されている。そして、動
力用電池１の充電に際しては、図１に示すように、ＤＣ
／ＤＣコンバータ３を介して前述した補助電池２を充電
すると共に、ジャンクションボックス４を介して動力用
電池１を充電するようになっている。
【００２５】ここで、動力用電池１の充電の終了可否
は、充電器１００側で判断される。
は、充電器１００側で判断される。
【００２６】この場合、充電器１００側では、動力用電
池１の充電状態を、当該動力用電池１の出力端子の端子
電圧，動力用電池１の温度，及び充電時間等のデータ等
より判断し、これに基づいて動力用電池１が満充電状態
か否かを検知し、当該動力用電池１の充電終了のタイミ
ングを決定すると共に、当該動力用電池１に対する充電
を終了する所謂動力用電池１に対する充電制御機能を備
えている。
池１の充電状態を、当該動力用電池１の出力端子の端子
電圧，動力用電池１の温度，及び充電時間等のデータ等
より判断し、これに基づいて動力用電池１が満充電状態
か否かを検知し、当該動力用電池１の充電終了のタイミ
ングを決定すると共に、当該動力用電池１に対する充電
を終了する所謂動力用電池１に対する充電制御機能を備
えている。
【００２７】前述したＤＣ／ＤＣコンバータ３には、当
該ＤＣ／ＤＣコンバータ３を稼働状態若しくは稼働停止
状態に設定するオン／オフスイッチ３ａが装備されてい
る。又、ジャンクションボックス４には、当該ジャンク
ションボックス４を稼働状態若しくは稼働停止状態に設
定するオン／オフスイッチ４ａが装備されている。符号
４Ａは、ジャンクションボックス４内に装備された開閉
コンタクタを示す。この開閉コンタクタ４Ａの開閉動作
によって、動力用電池１の充電器１００による充電，及
び補助電池２の充電器１００又は動力用電池１による充
電が充電不可能状態又は充電可能状態に設定されるよう
になっている。
該ＤＣ／ＤＣコンバータ３を稼働状態若しくは稼働停止
状態に設定するオン／オフスイッチ３ａが装備されてい
る。又、ジャンクションボックス４には、当該ジャンク
ションボックス４を稼働状態若しくは稼働停止状態に設
定するオン／オフスイッチ４ａが装備されている。符号
４Ａは、ジャンクションボックス４内に装備された開閉
コンタクタを示す。この開閉コンタクタ４Ａの開閉動作
によって、動力用電池１の充電器１００による充電，及
び補助電池２の充電器１００又は動力用電池１による充
電が充電不可能状態又は充電可能状態に設定されるよう
になっている。
【００２８】上記ＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジャンク
ションボックス４に併設された各オン／オフスイッチ３
ａ，４ａ、およびコンタクタ４Ａは、コントローラ１０
によってオン／オフ制御されるようになっている。符号
１Ａは、動力用電池１を充電器１００に接続するための
充電プラグを示す。
ションボックス４に併設された各オン／オフスイッチ３
ａ，４ａ、およびコンタクタ４Ａは、コントローラ１０
によってオン／オフ制御されるようになっている。符号
１Ａは、動力用電池１を充電器１００に接続するための
充電プラグを示す。
【００２９】更に、前述したコントローラ１０は、充電
のための所定時間Ｔ（２〜２４時間）が経過した時点で
補助電池２の電圧が所定の基準値に達した場合にはジャ
ンクションボックス４のコンタクタ４Ａをオフ状態に設
定制御し、その後、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を継続して
稼働状態に設定し、しかる後、所定時間経過後に所定の
タイミングで当該ＤＣ／ＤＣコンバータ３を停止制御す
る稼働停止制御機能を備えている。
のための所定時間Ｔ（２〜２４時間）が経過した時点で
補助電池２の電圧が所定の基準値に達した場合にはジャ
ンクションボックス４のコンタクタ４Ａをオフ状態に設
定制御し、その後、ＤＣ／ＤＣコンバータ３を継続して
稼働状態に設定し、しかる後、所定時間経過後に所定の
タイミングで当該ＤＣ／ＤＣコンバータ３を停止制御す
る稼働停止制御機能を備えている。
【００３０】更に、このコントローラ１０は、これらＤ
Ｃ／ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４，及
び開閉コンタクタ４Ａを停止制御したのちに前述した補
助電池２の端子電圧が予め設定した所定の電圧値（Ｖth
l ）以下になった場合に作動して当該ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ３及びジャンクションボックス４を所定時間（例え
ば３０分）稼働状態に設定する再稼働制御機能とを備え
ている。
Ｃ／ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４，及
び開閉コンタクタ４Ａを停止制御したのちに前述した補
助電池２の端子電圧が予め設定した所定の電圧値（Ｖth
l ）以下になった場合に作動して当該ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ３及びジャンクションボックス４を所定時間（例え
ば３０分）稼働状態に設定する再稼働制御機能とを備え
ている。
【００３１】又、前述したコントローラ１０は、少なく
とも前述した動力用電池および補助電池の各出力端子の
端子電圧（更には、充電プラグの接続／非接続情報と，
充電プラグ接続した時点からの時間と，補助電池２の端
子電圧が低い基準値Ｖthl 以下に低下した時点からの時
間等）に基づいて前述した開閉コンタクタを開閉制御す
る充電タイミング設定機能を備えている。このため、本
実施形態では、特にＤＣ／ＤＣコンバータ３のオン／オ
フ動作に同期させて開閉コンタクタ４Ａをオン／オフさ
せることができ、これによって、補助電池２の端子電圧
が低下した場合に、当該補助電池２に対して動力用電池
から直ちに充電することが可能となる。
とも前述した動力用電池および補助電池の各出力端子の
端子電圧（更には、充電プラグの接続／非接続情報と，
充電プラグ接続した時点からの時間と，補助電池２の端
子電圧が低い基準値Ｖthl 以下に低下した時点からの時
間等）に基づいて前述した開閉コンタクタを開閉制御す
る充電タイミング設定機能を備えている。このため、本
実施形態では、特にＤＣ／ＤＣコンバータ３のオン／オ
フ動作に同期させて開閉コンタクタ４Ａをオン／オフさ
せることができ、これによって、補助電池２の端子電圧
が低下した場合に、当該補助電池２に対して動力用電池
から直ちに充電することが可能となる。
【００３２】ここで、図１において、符号４Ｂは、ジャ
ンクションボックス４内に装備しされたＶ／Ｆコンバー
タを示す。このＶ／Ｆコンバータ４Ｂは、動力用電池１
の出力端の端子電圧をＶ／Ｆ変換して当該電圧情報をコ
ントローラ１０に常時送り込むようになっている。又、
符号１ｅ，１ｆは、動力用電池１に併設された温度セン
サを示す。そして、この動力用電池１の温度情報は、一
方の温度センサ１ｅによって充電器１００に送り出さ
れ、他方の温度センサ１ｆによってコントローラ１００
に送り出されるようになっている。
ンクションボックス４内に装備しされたＶ／Ｆコンバー
タを示す。このＶ／Ｆコンバータ４Ｂは、動力用電池１
の出力端の端子電圧をＶ／Ｆ変換して当該電圧情報をコ
ントローラ１０に常時送り込むようになっている。又、
符号１ｅ，１ｆは、動力用電池１に併設された温度セン
サを示す。そして、この動力用電池１の温度情報は、一
方の温度センサ１ｅによって充電器１００に送り出さ
れ、他方の温度センサ１ｆによってコントローラ１００
に送り出されるようになっている。
【００３３】更に、１Ｂは動力用電池１用の空冷ファン
を示し、符号１ａはこの空冷ファン１Ｂをオン／オフ状
態に設定するファン駆動スイッチを示す。このファン駆
動スイッチ１ａは、前述したコントローラ１０によって
そのオン／オフ動作が制御される。即ち、コントローラ
１０は、温度センサ１ｆからの温度情報に基づいて作動
し、予め設定された所定の温度以上になった場合に空冷
ファン１Ｂを稼働状態に設定する。
を示し、符号１ａはこの空冷ファン１Ｂをオン／オフ状
態に設定するファン駆動スイッチを示す。このファン駆
動スイッチ１ａは、前述したコントローラ１０によって
そのオン／オフ動作が制御される。即ち、コントローラ
１０は、温度センサ１ｆからの温度情報に基づいて作動
し、予め設定された所定の温度以上になった場合に空冷
ファン１Ｂを稼働状態に設定する。
【００３４】次に、上記実施形態におけるコントローラ
１０の制御動作例を、図２乃至図４に基づいて説明す
る。
１０の制御動作例を、図２乃至図４に基づいて説明す
る。
【００３５】まず、充電プラグ１Ａを電気自動車側に接
続して後、充電のための所定時間（充電時間）Ｔ（例え
ば２４時間）が経過すると、コントローラ１０は、直ち
に稼働状態延長制御機能を作動させ、補助電池２の電圧
値に応じて、ＤＣ／ＤＣコンバータ３，ジャンクション
ボックス４の電源回路および開閉コンタクタ４Ａのオン
／オフを、個別に設定制御する（コントローラ１０によ
るヒステリシス制御：図２参照）。図３には、この場合
に作動するコントローラ１０の動作例を示す。
続して後、充電のための所定時間（充電時間）Ｔ（例え
ば２４時間）が経過すると、コントローラ１０は、直ち
に稼働状態延長制御機能を作動させ、補助電池２の電圧
値に応じて、ＤＣ／ＤＣコンバータ３，ジャンクション
ボックス４の電源回路および開閉コンタクタ４Ａのオン
／オフを、個別に設定制御する（コントローラ１０によ
るヒステリシス制御：図２参照）。図３には、この場合
に作動するコントローラ１０の動作例を示す。
【００３６】即ち、コントローラ１０は、図２に示すよ
うに、補助電池２の電圧値が高い値（Ｖthh ）若しくは
それ以上の値の状態でＤＣ／ＤＣコンバータ３，ジャン
クションボックス４の電源回路および開閉コンタクタ４
Ａをオフ制御し、一方、補助電池２の電圧値が低い所定
値（Ｖthl ）になった場合に、ＤＣ／ＤＣコンバータ
３，ジャンクションボックス４の電源回路および開閉コ
ンタクタ４Ａをオン制御する。
うに、補助電池２の電圧値が高い値（Ｖthh ）若しくは
それ以上の値の状態でＤＣ／ＤＣコンバータ３，ジャン
クションボックス４の電源回路および開閉コンタクタ４
Ａをオフ制御し、一方、補助電池２の電圧値が低い所定
値（Ｖthl ）になった場合に、ＤＣ／ＤＣコンバータ
３，ジャンクションボックス４の電源回路および開閉コ
ンタクタ４Ａをオン制御する。
【００３７】これを更に詳述すると、まず、コントロー
ラ１０は、充電プラグ１Ａが電気自動車側に接続された
時点からの経過時間（充電のための所定時間）Ｔを常時
計測し記憶する（図４、ステップＳ１）。次に、充電の
ための所定時間Ｔが経過（充電が終了）したか否かが判
断され（図４、ステップＳ２）、動力用電池１に対する
充電のための所定時間Ｔが経過していない場合は当該充
電状態が維持される。一方、充電のための所定時間Ｔが
経過した場合は、以下に示すように、ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ３の電源回路のオン／オフ状態が判断される（図
４、ステップＳ３）。
ラ１０は、充電プラグ１Ａが電気自動車側に接続された
時点からの経過時間（充電のための所定時間）Ｔを常時
計測し記憶する（図４、ステップＳ１）。次に、充電の
ための所定時間Ｔが経過（充電が終了）したか否かが判
断され（図４、ステップＳ２）、動力用電池１に対する
充電のための所定時間Ｔが経過していない場合は当該充
電状態が維持される。一方、充電のための所定時間Ｔが
経過した場合は、以下に示すように、ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ３の電源回路のオン／オフ状態が判断される（図
４、ステップＳ３）。
【００３８】〔ＤＣ／ＤＣコンバータ３の電源回路がオ
ン（ＯＮ）の場合〕まず、補助電池２の電圧が予め設定
した第１の基準値Ｖthh （約１３．４〔Ｖ〕）以上か否
かが判断される（図４、ステップＳ４）。
ン（ＯＮ）の場合〕まず、補助電池２の電圧が予め設定
した第１の基準値Ｖthh （約１３．４〔Ｖ〕）以上か否
かが判断される（図４、ステップＳ４）。
【００３９】そして、補助電池２の電圧が第１の基準値
Ｖthh 以上となっている場合、コントローラ１０は、Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４の電
源回路および開閉コンタクタ４Ａがオフ（ＯＦＦ）とな
るように制御する（図４、ステップＳ５）。これによっ
て、補助電池２に対する動力用電池１からの電力供給が
遮断され、ＤＣ／ＤＣコンバータ３における電力の浪費
（直接的には補助電池，ひいては動力用電池１から出力
される）が、確実に抑制されることとなる。
Ｖthh 以上となっている場合、コントローラ１０は、Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４の電
源回路および開閉コンタクタ４Ａがオフ（ＯＦＦ）とな
るように制御する（図４、ステップＳ５）。これによっ
て、補助電池２に対する動力用電池１からの電力供給が
遮断され、ＤＣ／ＤＣコンバータ３における電力の浪費
（直接的には補助電池，ひいては動力用電池１から出力
される）が、確実に抑制されることとなる。
【００４０】これに対して、補助電池２の電圧が第１の
基準値Ｖthh 以下の場合、コントローラ１０は、ＤＣ／
ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４および開
閉コンタクタ４Ａのオン状態そのままを維持する。これ
により、補助電池２に対する動力用電池１からの電力供
給が継続される。
基準値Ｖthh 以下の場合、コントローラ１０は、ＤＣ／
ＤＣコンバータ３，ジャンクションボックス４および開
閉コンタクタ４Ａのオン状態そのままを維持する。これ
により、補助電池２に対する動力用電池１からの電力供
給が継続される。
【００４１】〔ＤＣ／ＤＣコンバータ３の電源回路がオ
フ（ＯＦＦ）の場合〕この場合は、放置しておくと補助
電池２の電圧が低下するばかりであることから、まず、
補助電池２の電圧が予め設定した第２の基準値Ｖthl
（約１１．６〔Ｖ〕）以下か否かが判断される（図４、
ステップＳ６）。ここで、第１の基準値Ｖthh と第２の
基準値Ｖthl とは、「Ｖthl ＜Ｖthh 」の関係を有す
る。
フ（ＯＦＦ）の場合〕この場合は、放置しておくと補助
電池２の電圧が低下するばかりであることから、まず、
補助電池２の電圧が予め設定した第２の基準値Ｖthl
（約１１．６〔Ｖ〕）以下か否かが判断される（図４、
ステップＳ６）。ここで、第１の基準値Ｖthh と第２の
基準値Ｖthl とは、「Ｖthl ＜Ｖthh 」の関係を有す
る。
【００４２】そして、補助電池２の電圧が第２の基準値
Ｖthl 以下となっている場合、コントローラ１０は、直
ちに再稼働制御機能を作動させて、ＤＣ／ＤＣコンバー
タ３，ジャンクションボックス４および開閉コンタクタ
４Ａを一定時間Ｔonの間オンとなるように制御する（図
４、ステップＳ７）。
Ｖthl 以下となっている場合、コントローラ１０は、直
ちに再稼働制御機能を作動させて、ＤＣ／ＤＣコンバー
タ３，ジャンクションボックス４および開閉コンタクタ
４Ａを一定時間Ｔonの間オンとなるように制御する（図
４、ステップＳ７）。
【００４３】この場合、ＤＣ／ＤＣコンバータ３，ジャ
ンクションボックス４および開閉コンタクタ４Ａに対す
るコントローラ１０のオン動作制御は、本実施形態にあ
っては、少なくとも３０分程度継続されるようになって
いる。そして、その後、コントローラ１０内の充電開始
からの経過時間Ｔを「Ｔ−Ｔon」と設定する。これによ
って、補助電池２の端子電圧が必要以上に低下するの
が、確実に抑制される。
ンクションボックス４および開閉コンタクタ４Ａに対す
るコントローラ１０のオン動作制御は、本実施形態にあ
っては、少なくとも３０分程度継続されるようになって
いる。そして、その後、コントローラ１０内の充電開始
からの経過時間Ｔを「Ｔ−Ｔon」と設定する。これによ
って、補助電池２の端子電圧が必要以上に低下するの
が、確実に抑制される。
【００４４】即ち、上記実施形態にあっては、補助電池
２の電圧が高いときは、ＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジ
ャンクションボックス４の電源回路をオフとすることに
より、動力用電池の無駄な電力消費を有効に且つ確実に
抑えることが可能となる。
２の電圧が高いときは、ＤＣ／ＤＣコンバータ３及びジ
ャンクションボックス４の電源回路をオフとすることに
より、動力用電池の無駄な電力消費を有効に且つ確実に
抑えることが可能となる。
【００４５】又、長期にわたって充電器と電気自動車側
とを接続したままであっても、動力用電池の余分な充電
の充電回数は少なく、充電時間は短い。従って、動力用
電池を充電するための電力を低減することができる。
とを接続したままであっても、動力用電池の余分な充電
の充電回数は少なく、充電時間は短い。従って、動力用
電池を充電するための電力を低減することができる。
【００４６】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、補助電池の電圧値の大きさに応じ
てＤＣ／ＤＣコンバータ等をオン／オフ制御するように
したので、従来のように充電終了後にＤＣ／ＤＣコンバ
ータを連続して稼働状態に設定することがなくなり、少
なくともその分，動力用電池の無駄な消費電力を有効に
抑制することができる。
ので、これによると、補助電池の電圧値の大きさに応じ
てＤＣ／ＤＣコンバータ等をオン／オフ制御するように
したので、従来のように充電終了後にＤＣ／ＤＣコンバ
ータを連続して稼働状態に設定することがなくなり、少
なくともその分，動力用電池の無駄な消費電力を有効に
抑制することができる。
【００４７】又、補助電池の電圧が予め設定した所定値
以下となった場合には直ちに作動してＤＣ／ＤＣコンバ
ータ等を稼働させるようにしたので、補助電池の電圧を
常時所定値以上に設定することができ、かかる点におい
て上述したＤＣ／ＤＣコンバータ等の各種電装品の動作
用電源を常時確実に確保することができる。
以下となった場合には直ちに作動してＤＣ／ＤＣコンバ
ータ等を稼働させるようにしたので、補助電池の電圧を
常時所定値以上に設定することができ、かかる点におい
て上述したＤＣ／ＤＣコンバータ等の各種電装品の動作
用電源を常時確実に確保することができる。
【００４８】更に、充電プラグを介して動力用電池を充
電器に接続したままであっても、動力用電池の余分な充
電の充電回数は少なく、充電時間は短い。従って、動力
用電池を充電するための電力を低減することができるば
かりでなく、動力用電池の過充電という事態を確実に回
避することができるという従来にない優れた電気自動車
用バッテリーの充電制御方法およびその装置を提供する
ことができる。
電器に接続したままであっても、動力用電池の余分な充
電の充電回数は少なく、充電時間は短い。従って、動力
用電池を充電するための電力を低減することができるば
かりでなく、動力用電池の過充電という事態を確実に回
避することができるという従来にない優れた電気自動車
用バッテリーの充電制御方法およびその装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す一部ブロック図であ
る。
る。
【図２】図１に開示したコントローラの制御動作の一部
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図３】図１に開示したコントローラによって駆動制御
される各部の動作タイミングを示す説明図である。
される各部の動作タイミングを示す説明図である。
【図４】図１に開示したコントローラの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】従来例におけるＤＣ／ＤＣコンバータの動作と
補助電池の充電時間との関係を示す説明図である。
補助電池の充電時間との関係を示す説明図である。
１ 動力用電池 １Ａ 充電プラグ ２ 補助電池 ３ ＤＣ／ＤＣコンバータ ３ａ，４ａ オン／オフスイッチ ４Ａ 開閉コンタクタ １０ コントローラ １００ 充電器
Claims (7)
- 【請求項１】 電気自動車に搭載された動力用電池の充
電時若しくは非充電時に、ＤＣ／ＤＣコンバータを介し
て補助電池を充電する方式の電気自動車用バッテリーの
充電制御方法において、 前記動力用電池を充電器を介して外部電源に接続したの
ち、所定時間の間前記ＤＣ／ＤＣコンバータを稼働状態
に設定すると共に、 当該所定時間経過後に前記補助電池の端子電圧が予め設
定した所定の電圧値以上となった場合に前記ＤＣ／ＤＣ
コンバータを稼働停止状態に設定し、 その後に前記補助電池の端子電圧が予め設定した所定の
電圧値以下になった場合に前記ＤＣ／ＤＣコンバータを
所定の時間再稼働状態に設定することを特徴とした電気
自動車用バッテリーの充電制御方法。 - 【請求項２】 前記動力用電池の充電時には、前記補助
電池を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して充電器から充電
するようにしたことを特徴とする請求項１記載の電気自
動車用バッテリーの充電制御方法。 - 【請求項３】 前記動力用電池の非充電時には、前記補
助電池を、ＤＣ／ＤＣコンバータを介して前記動力用電
池から充電するようにしたことを特徴とした請求項１記
載の電気自動車用バッテリーの充電制御方法。 - 【請求項４】 電気自動車に搭載された動力用電池の充
電時若しくは非充電時に、ＤＣ／ＤＣコンバータを介し
て補助電池を充電する方式を導入した電気自動車用バッ
テリーの充電制御装置において、 前記ＤＣ／ＤＣコンバータを稼働状態若しくは稼働停止
状態に設定するオン／オフスイッチを装備すると共に、
このオン／オフスイッチの動作を制御するコントローラ
を装備し、 このコントローラが、前記動力用電池に充電器を接続し
た後，前記ＤＣ／ＤＣコンバータを所定時間継続して稼
働状態を維持すると共に当該所定時間経過後に前記ＤＣ
／ＤＣコンバータを停止制御する稼働停止制御機能と、
前記ＤＣ／ＤＣコンバータを停止制御したのち前記補助
電池の端子電圧が予め設定した所定の電圧値以下になっ
た場合に作動し前記ＤＣ／ＤＣコンバータを所定の時間
稼働状態に設定する再稼働設定制御機能とを備えている
ことを特徴とした電気自動車用バッテリーの充電制御装
置。 - 【請求項５】 前記コントローラは、前記ＤＣ／ＤＣコ
ンバータに再稼働を指令した後に、当該補助電池の端子
電圧が予め設定した所定の電圧値以上と成った場合に前
記ＤＣ／ＤＣコンバータに再稼働状態を停止制御する再
稼働停止制御機能を備えていることを特徴とした請求項
４記載の電気自動車用バッテリーの充電制御装置。 - 【請求項６】 前記コントローラは、前記ＤＣ／ＤＣコ
ンバータに対する再稼働時の稼働時間をほぼ３０分とす
るコンバータ稼働時間設定機能を備えていることを特徴
とした請求項４又は５記載の電気自動車用バッテリーの
充電制御装置。 - 【請求項７】 前記動力用電池の充電入力端に開閉コン
タクタを備えたジャンクションボックスを装備すると共
に、 前記コントローラが、少なくとも前記動力用電池の出力
端子の端子電圧と前記補助電池の出力端子の端子電圧と
に基づいて前記開閉コンタクタを開閉制御する充電タイ
ミング設定機能を備えていることを特徴とする請求項
４，５又は６記載の電気自動車用バッテリーの充電制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9342203A JPH11164409A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 電気自動車用バッテリーの充電制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9342203A JPH11164409A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 電気自動車用バッテリーの充電制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164409A true JPH11164409A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18351924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9342203A Pending JPH11164409A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 電気自動車用バッテリーの充電制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164409A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100579297B1 (ko) | 2004-06-29 | 2006-05-11 | 현대자동차주식회사 | 4륜 하이브리드 전기자동차의 디씨/디씨 컨버터 제어장치및 방법 |
| WO2009011444A1 (ja) * | 2007-07-17 | 2009-01-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両 |
| JP2009089577A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電気自動車 |
| JP2010161856A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Mitsubishi Motors Corp | 車載充電器の充電制御装置 |
| JP2011223834A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 電源システムおよびそれを搭載する車両 |
| JP2013066283A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Toyota Motor Corp | 車両の電源装置 |
| US8600593B2 (en) | 2007-07-04 | 2013-12-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically powered vehicle |
| WO2017208999A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社デンソー | 車載電池ユニット |
| CN109606111A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-12 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种电动汽车辅助控制***及控制方法 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP9342203A patent/JPH11164409A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100579297B1 (ko) | 2004-06-29 | 2006-05-11 | 현대자동차주식회사 | 4륜 하이브리드 전기자동차의 디씨/디씨 컨버터 제어장치및 방법 |
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| WO2009011444A1 (ja) * | 2007-07-17 | 2009-01-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両 |
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| US9007001B2 (en) | 2010-04-14 | 2015-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power supply system and vehicle equipped with power supply system |
| JP2013066283A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Toyota Motor Corp | 車両の電源装置 |
| WO2017208999A1 (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社デンソー | 車載電池ユニット |
| JP2017216826A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社デンソー | 車載電池ユニット |
| CN109606111A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-12 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种电动汽车辅助控制***及控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031224 |