JPH1116240A - 情報ディスク用チェンジャー装置 - Google Patents
情報ディスク用チェンジャー装置Info
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Abstract
ける。 【解決手段】 少なくとも二箇所の重畳位置で、それぞ
れが一枚の情報ディスク1を保持し得る少なくとも二つ
のホルダー区画8〜12の重畳ユニット4を具え、ホル
ダー区画は少なくとも一つのねじ付きスピンドル5〜7
と連結し、スピンドルの回転により垂直方向に移動可能
で、重畳ユニットに、ホルダー区画を重畳する上側およ
び下側重畳領域を設け、情報ディスクの記録情報を読出
す、または情報ディスクに情報を書込む再生位置を有す
る。重畳ユニットの上側と下側重畳領域間の中間に設け
た装填位置においてホルダー区画の内の一つがスピンド
ルの回転により常に移動可能で、移送手段は、情報ディ
スクをホルダー区画から、再生位置、および該装置より
取出し可能な取出し位置へと移動するように適合され、
再生位置を取出し位置と装填位置との間に配置する。
Description
チェンジャー装置に関するものであり、本装置は、少な
くとも二箇所の重畳位置で、それぞれが一枚の情報ディ
スクを保持するように適合した、少なくとも二つのホル
ダー区画を重畳するための重畳ユニットを具え、前記ホ
ルダー区画は少なくとも一つのねじ付きスピンドルと連
結し、かつ前記スピンドルの回転によって垂直方向に移
動可能であり、前記重畳ユニットには前記ホルダー区画
を重畳するための上側重畳領域および下側重畳領域を設
け、かつ、前記情報ディスクに記録された情報を読み出
す、または前記情報ディスクに情報を書き込むための再
生位置を有するものである。
るピッチを取り得る螺旋形の経路を意味するものと理解
されるべきものである。
置として、特開平6-131793号のものが公知である。この
公知の装置は、外面にねじ山を有する、4個のねじ付き
スピンドルを具える。多数のホルダー区画が、それぞれ
1枚の情報ディスクを保持するために設けられ、各ホル
ダー区画には、それぞれ、前記ねじ付きスピンドル外面
のねじ山と係合する内部のねじ山を有する4個の穴が設
けられている。前記ねじ付きスピンドル外面のねじ山
は、上側および下側の重畳領域で軸線方向に小さいピッ
チを有し、前記上側および下側重畳領域の間にある中間
領域では大きいピッチを有する。ねじ付きスピンドルが
回転すると、前記ホルダー区画は垂直方向に移動し、中
間にあるホルダー区画の一つが、個々の情報ディスクか
らの読み出しを許容するために、他のホルダー区画から
離脱する。読み出しユニットが軸回転アーム上に取り付
けられ、情報ディスクの読み出しのために前記重畳ユニ
ットの中間領域内へと軸回転する。
出しユニットは、外的な振動や衝撃の影響を受けやすい
という欠点を有する。
使用する際には特に問題となる。
の段落で述べたようなものとは異なるチェンジャー装置
を提案することである。
的は、重畳ユニットの上側重畳領域と下側重畳領域との
間の中間位置に装填位置を設け、この装填位置におい
て、ホルダー区画の内の一つが前記スピンドルの回転に
よって常に移動可能であり、移送手段をさらに設け、こ
の移送手段が、情報ディスクをホルダー区画から、再生
位置へ、および該装置より取り出すことができる取り出
し位置へ移動するように適合され、再生位置を取り出し
位置と装填位置との間に配置することにより達成され
る。
報ディスクを使用者が手で取り出し位置に導入する。そ
の後、この情報ディスクは移送手段の補助により重畳ユ
ニットのホルダー区画内に移動し、ホルダー区画は装填
位置に移動する。スピンドルの回転により、その後この
ホルダー区画は情報ディスクと共に上側または下側重畳
領域中の一つの重畳位置へと移動する。
移送のために、この情報ディスクはホルダー区画と共
に、スピンドルの回転によって装填位置へと移動する。
この装填位置より、このとき情報ディスクは移送手段の
補助によりホルダー区画から取り出され、再生位置へ導
入される。移送手段はまた、情報ディスクの取り出し位
置への移送にも適応している。再生位置は、取り出し位
置と装填位置の間に配置される。
ク内に記録された情報の読み出し、またはディスクへの
情報の書き込みを、外乱や外部の振動からより単純に隔
離されて行えるという利点を有する。
の使用を意図した場合に特に有利である。
ンドルの軸線方向において、前記中央領域が、前記装填
位置の両側に間隔領域を有し、前記間隔領域が、前記装
填位置にあるホルダー区画と、前記重畳位置にある軸線
方向に隣接するホルダー区画との間の軸線方向の間隔を
規定することを特徴とすることである。
ち装填位置の上側および下側にに配置され、移送手段の
ための空間を与え、この移送手段が情報ディスクを他の
ホルダー区画と接触することなしに、装填位置内のホル
ダー区画へと移動させ、また情報ディスクを装填位置外
へと移動させることを許容する。
での前記スピンドルのねじ山の平均ピッチが、前記上側
および下側重畳領域でのねじ山の平均ピッチよりも小さ
いことを特徴とすることである。
ルのねじ山のピッチは、基本的にホルダー区画の高さに
よって規定される。装填位置にある情報ディスクを移送
する移送手段の、障害のない、信頼性の高い動作のため
に、装填位置にある情報ディスクの軸線方向を可能な限
り正確に規定することが有利である。したがって、装填
位置でのスピンドルのねじ山のピッチを、上側および下
側重畳領域でのねじ山ピッチの平均値よりも小さく選ぶ
ことが望ましい。装填位置におけるホルダー区画および
の情報ディスクの軸線方向位置でのねじ付きスピンドル
の回転角の許容誤差の効果は、装填位置でのスピンドル
のねじ山の平均ピッチが減少すると小さくなる。したが
って、装填位置でのスピンドルのねじ山のピッチをほぼ
0にすることは特に有利である。この結果、各ホルダー
区画は、軸線方向高さに関して、再現性のある手順によ
り高精度で移動可能となる。ねじ付きスピンドルの回転
角に関する許容誤差、例えばねじ付きスピンドルの駆動
システムの行き過ぎ(overshoot) 、またはねじ付きスピ
ンドルを駆動するステッピングモータのステップ許容誤
差は、装填位置の軸方向高さに影響しない、あるいはわ
ずかな影響しか及ぼさない。
でのスピンドルのねじ山の平均ピッチが、上側および下
側重畳領域でのねじ山の平均ピッチよりも大きいことを
特徴とすることである。
させたとき、装填位置のホルダー区画と、これに隣接す
る上側および下側重畳領域のホルダー区画との間の軸線
方向距離は増加し、移送手段は情報ディスクにアクセス
するためのより多い空間を有することとなる。
スクを重畳ユニットのホルダー区画へ案内するための下
側および上側ガイドピンを設け、前記ガイドピンがそれ
ぞれ前記情報ディスク中心部の穴と上下から係合可能で
あることを特徴とすることである。
向への移動の間に、情報ディスクがホルダー区画の外へ
半径方向に滑り出してしまうことを防ぐ。重畳ユニット
内部の情報ディスクの半径方向位置は、ガイドピンによ
り厳密に規定される。情報ディスクの、装填位置にある
ホルダー区画からの移動、またはホルダー区画への移動
のために、上側および下側ガイドピンはそれぞれ上昇お
よび下降する。
スクに記録された情報の読み出し、または情報ディスク
への情報の書き込みを行う読み出し/書き込みユニット
が、シャシー板上で移動可能に支持されていることを特
徴とすることである。
法で利用できることとなる。このことは、自動車での利
用の場合に特に重要である。なぜならば、この場合、利
用可能な取付空間が非常に限定されているからである。
出し/書き込みユニットがベース板およびレーザ取付板
を具え、ベース板およびレーザ取付板がダンパー手段に
よって結合し、ベース板がシャシー板に滑動可能に取り
付けられ、またレーザ取付板が情報ディスクを再生位置
で固定するクランプ装置および、情報ディスクに記録さ
れた情報を読み出すための光学ユニットを支持すること
を特徴とすることである。
ットを外部の振動や衝撃からの非常に効果的な隔離をも
たらす。
を、図1〜図13を参照して例示により以下に説明する。
チェンジャー装置を、情報ディスク1が取り出し位置に
ある状態を示す斜視図であり、ディスク1は使用者の手
で本装置から取り出し可能であり、また、装填のために
使用者の手で本装置へ挿入が可能である。情報ディスク
1は、縁部1aおよび中心穴1bを有する円形のディスクで
ある。本チェンジャー装置は、ハウジング2に適合させ
たものであり、ハウジング2は、ここでは部分的に示す
が、シャシー板3により形成されたベースを有する。シ
ャシー板3は、前縁部3a、後縁部3b、左側縁部3cおよび
右側縁部3dを有する。シャシー板3はx−y平面で延在
し、x軸の方向は前縁部3aと同方向に左から右に向かう
方向として定義され、y軸の方向は、左側縁部3cと同方
向に延在する方向として定義される。x−y平面に垂直
な方向を、z方向と定義する。図1の斜視図に示すよう
に、重畳ユニット(stacking unit) 4をハウジング2の
後部右側の領域に配置し、このユニットは第一のねじ付
きスピンドル5,第二のねじ付きスピンドル6および第
三のねじ付きスピンドル7を具え、これらスピンドルは
シャシー板3に対して垂直に、z軸方向に延在する。第
一のねじ付きスピンドル5は、外側のねじ山5aを有し、
第二のねじ付きスピンドル6は、外側のねじ山6aを、第
三のねじ付きスピンドル7は、外側のねじ山7aを有す
る。ユニットには、第一のホルダー区画8、第二のホル
ダー区画9、第三のホルダー区画10、第四のホルダー区
画11および第五のホルダー区画12を有し、これらはz軸
方向に上下に重ねて配置され、それぞれ一枚の情報ディ
スクを保持する働きをなす。第一のホルダー区画8は、
第一のねじ付きスピンドル5の外側のねじ山5aと係合す
る第一の開口部8a、第二のねじ付きスピンドル6の外側
のねじ山6aと係合する第二の開口部8bおよび、第三のね
じ付きスピンドル7の外側のねじ山7aと係合する第三の
開口部8cを有する。同様に、第二のホルダー区画9,第
三のホルダー区画10、第四のホルダー区画11および第五
のホルダー区画12も、それぞれ、第一のねじ付きスピン
ドル5の外側のねじ山5a、第二のねじ付きスピンドル6
の外側のねじ山6aおよび、第三のねじ付きスピンドル7
の外側のねじ山7aと係合する図示しない3か所の開口部
を有する。歯車60a 、60b 、60c 、60d および60e を具
えるギヤトレイン60によって、第一のねじ付きスピンド
ル5、第二のねじ付きスピンドル6および第三のねじ付
きスピンドル7は、図示しない駆動機構により駆動可能
である。これに代わって、歯付きベルトによって駆動す
ることも可能である。ホルダー区画8、9、10、11およ
び12は、ねじ付きスピンドル5、6および7の回転によ
って垂直なz軸方向に移動可能である。
バー板61は上側ガイドピン62を支持し、シャシー板3は
下側ガイドピン63を支持する。上側ガイドピン62および
下側ガイドピン63は、図示しない駆動機構によりz軸方
向に移動可能である。
以下に説明する。図2は、図1と同様に取り出し位置に
あるチェンジャー装置の正面図である。第三のねじ付き
スピンドル7および、これと同様の第一のねじ付きスピ
ンドル5、図2では見えない第二のねじ付きスピンドル
6は、上側重畳領域(upper stacking zone) 13、下側重
畳領域(lower stacking zone) 14および、上側重畳領域
13と下側重畳領域14との間の中央重畳領域(central sta
cking zone) 15を有する。中央領域15は、垂直な装填位
置16を有し、この位置は上側間隔領域(an upper spacin
g zone)17 によって上側重畳領域13から離間し、下側間
隔領域(an lower spacing zone)18 によって下側重畳領
域14から離間している。第三のねじ付きスピンドル7の
外側のねじ山7aおよび、これと同様の、第二のねじ付き
スピンドル6の外側のねじ山6a、第一のねじ付きスピン
ドル5の外側のねじ山5aは、それぞれ、回転角45°を越
える箇所では0のピッチを有する。上側間隔領域17およ
び下側間隔領域18において、ねじ付きスピンドル5、6
および7は、それぞれピッチを有し、そのピッチは、基
本的にホルダー区画8、9、10、11および12のz軸方向
の垂直方向高さで規定される。上側間隔領域17および下
側間隔領域18でのねじ付きスピンドル5、6および7の
ピッチは、実質的に、装填位置16でのピッチおよび上側
重畳領域13、下側重畳領域14でのピッチよりも大きい。
図2に示すように、第一のホルダー区画8は装填位置に
あり、他のホルダー区画9、10、11および12は、下側重
畳領域14にある。下側重畳領域14は第一の重畳位置14a
、第二の重畳位置14b 、第三の重畳位置14c および第
四の重畳位置14d を有する。上側重畳領域13第一の重畳
位置13a 、第二の重畳位置13b 、第三の重畳位置13c お
よび第四の重畳位置13d を有する。図2に示すように、
第二のホルダー区画9は下側重畳領域14の第一の重畳位
置14a に、第三のホルダー区画10は第二の重畳位置14b
に、第四のホルダー区画11は第三の重畳位置14c に、ま
た第五のホルダー区画12は第四の重畳位置14d にある。
図2に示す状態から始めるとすれば、ねじ付きスピンド
ル5、6および7が回転し、装填位置16にある第一のホ
ルダー区画8が上側重畳領域13の第四の重畳位置13d 内
へ移動し、第二のホルダー区画9は装填位置16内へ移動
し、第三のホルダー区画10は第一の重畳位置14a 内へ移
動し、第四のホルダー区画11は第二の重畳位置14b へ移
動し、また第五のホルダー区画12は下側重畳領域14の第
三の重畳位置14c 内へ移動する。同様に、第三のホルダ
ー区画10、第四のホルダー区画11および第四のホルダー
区画12は、交互に装填位置16内へ移動可能である。した
がって、ねじ付きスピンドル5、6および7の回転によ
り、下側重畳領域14に位置する各ホルダー区画9、10、
11および12は、交互に装填位置16へ移動可能であり、ス
ピンドルがさらに回転すると、ホルダー区画9、10およ
び11は上側重畳領域13内へ移動可能である。
移動する間、これらホルダー区画内にある情報ディスク
は、上側ガイドピン62および下側ガイドピン63によって
z軸方向に移動し、このとき上側ガイドピン62および下
側ガイドピン63は情報ディスク1の中心穴1bと係合す
る。
置についてさらに述べる。情報ディスク1を、図1に示
す取り出し位置から、図2に示すような装填位置16にあ
る第一のホルダー区画8へと移送するために、第一のガ
イド20、第二のガイド21、第三のガイド22および第四の
ガイド23が設けられている。第一のガイド20は受動的な
支持ガイドとして形成され、また枢軸アーム20a によっ
て、シャシー板3左側にある軸20b の周りを軸回転可能
となるように取り付けられる。第一のガイド20は、情報
ディスク1の縁部1aを案内するためのV字型の溝20c を
有する。第二のガイド21は、ハウジング2の右側に、ガ
イド20の反対側に配置され、スピンドル25a 周りを回転
可能となるように枢軸アーム21a で支持される、第一の
移送ホイール25を具える。枢軸アーム21a は、軸24周り
を軸回転可能となるようにシャシー板3に取り付けられ
る。情報ディスク1の移送のために、第一の移送ホイー
ル25は、情報ディスクの縁部1aと係合するように適合さ
せたV字型の溝25b を有する。第三のガイド22は第二の
移送ホイール26を具え、移送ホイール26は、スピンドル
26a 周りを回転可能となるように枢軸アーム22a に支持
されている。枢軸アーム22a はシャシー板1上に、第二
のガイド21の枢軸アーム21a を支持する同様の軸24上で
支持される。第二の移送ホイール26もまたV字型の溝26
b を有する。第一の移送ホイール25および第二の移送ホ
イール26は、中間駆動部27によって回転駆動可能であ
り、中間駆動部27は三個の中間ホイール27a 、27b およ
び27c を有する。中間ホイール27a はスピンドル24周り
を回転可能で、図示しないモータによって、図示しない
駆動チェーンにより駆動される。中間ホイール27b およ
び27c は枢軸アーム22a に回転可能に支持される。
ガイド22および第四のガイド23は、それぞれ、図示しな
いばねによって曲線状の装填経路28に向かって予圧(pre
-loaded)されている。
置において、第一のガイド20および第一の移送ホイール
25は、それぞれ、枢軸アーム20a および21a のばね荷重
の影響下で、溝20c および25b で情報ディスク1の縁部
1aに押しつけられる。第三のガイド22の第二の移送ホイ
ール26は、ばね荷重に対抗して重畳ユニット4から離れ
て加圧され、そのため、ねじ付きスピンドル5、6およ
び7の回転によりホルダー区画8、9、10、11および12
のいずれか一つが装填位置16内に移動可能となる。移送
ホイール26は、このときそこから離れて軸回転するた
め、ホルダー区画8、9、10、11および12内にあるどの
情報ディスクも、第二の移送ホイール26とも接触しな
い。
置の正面左側領域のシャシー板3上を移動可能となるよ
うに配置される。
持し、このガイド23は受動的支持ガイドとして形成さ
れ、軸23a 周りを軸回転可能となるように読み出しユニ
ット30に取り付けられる。第四のガイド23は、情報ディ
スク1の縁部1aを案内するためのV字型の溝23b を有す
る。
して以下でより詳細に述べる。図3は、読み出しユニッ
ト30の斜視図である。読み出しユニット30は、第一のガ
イドピン31a 、第二のガイドピン31b および第三のガイ
ドピン31c を具えるベース板31を有する。ベース板31は
第一のダンパー32、第二のダンパー33および第三のダン
パー34によってレーザ取付板35と結合している。クラン
プ用ディスク37を有するクランプ用アーム36が、クラン
プ用スピンドル36a 周りを回転可能となるようにレーザ
取付板35に取り付けられている。レーザ取付板35は駆動
用ディスク38を支持し、このディスクは図示しないモー
タにより回転駆動可能となっている。さらに、レーザユ
ニット39により形成される光学ユニットが、移動可能と
なるようにレーザ取付板35上で支持されている。読み出
しユニット30のベース板31は、滑動可能となるようにシ
ャシー板3上に取り付けられる。
取り付けられていることを図示するために、図4は本チ
ェンジャー装置の一部を示す斜視図であるが、明瞭さの
ために読み出しユニット30、ベース板31を情報ディスク
と同様に図示していない。
案内するため、シャシー板3は第一のガイドウェイ40お
よび第二のガイドウェイ41を支持する。第一のガイドウ
ェイ40はベース板31の第一のガイドピン31a を案内する
働きをなし、第二のガイドウェイ41は第二のガイドピン
31b を案内する働きをなす。スライド板43は、図示しな
い駆動機構によりy軸方向に移動可能である。このスラ
イド板43はV字型のスライド溝44a を有する第一のスラ
イダ44、V字型のスライド溝45a を有する第二のスライ
ダ45およびV字型のスライド溝46a を有する第三のスラ
イダ46を具える。V字型のスライド溝44a はベース板31
の第一のガイドピン31a を案内する働きをなし、V字型
のスライド溝45a はベース板31の第二のガイドピン31b
を案内する働きをなし、またV字型のスライド溝46a は
ベース板31の第三のガイドピン31c を案内する働きをな
す。
ンジャー装置をx軸方向から見た側面図である。図5よ
り明らかなように、第一のガイドウェイ40および第二の
ガイドウェイ41はL字型をなし、それゆえ水平ガイドウ
ェイ部40a と41a 、および垂直ガイドウェイ部40b と41
b を具える。
ーム36をクランプ用ディスク37と共に示すものであり、
すなわち、ここではクランプ用ディスク37は駆動用ディ
スク38上では支持されていない。
は再生位置へ移送するために、図1に示す取り出し位置
から始めると、第一の移送ホイール25が図示しない駆動
ユニットにより、中間ホイール27a によって回転し、そ
の結果として、第一のガイド20に支持された情報ディス
ク1は、本装置内部へと装填経路28上を転動する。
よび、それによって読み出しユニット30がy軸方向に本
装置内部へと移動する。読み出しユニット30の第一のガ
イドピン31a は、このとき第一のガイドウェイ40に案内
され、また第二のガイドピン31b は第二のガイドウェイ
41に案内される。第一のスライダ44、第二のスライダ45
および第三のスライダ46は、このとき、ベース板31の第
一のガイドピン31a 、第二のガイドピン31b および第三
のガイドピン31c に駆動力を及ぼす。
ャー装置を示す側面図である。この第一の中間位置にお
いて、ベース板31の第一のガイドピン31a および第二の
ガイドピン31b は、それぞれ、y軸方向に延在する、第
一のガイドウェイ40の水平ガイドウェイ部40a および第
二のガイドウェイ41の水平ガイドウェイ部41a の後端部
に位置する。スライド板43がy軸方向にさらに移動する
と、第一のガイドピン31a 、第二のガイドピン31b およ
び第三のガイドピン31c は、それぞれ、第一のスライダ
44、第二のスライダ45および第三のスライダ46の各V字
型の溝44a 、45a および46a 内でz軸方向に上向きに押
し上げられ、その結果第二の中間位置に到達する。この
とき第一のガイドピン31a および第二のガイドピン31b
は、垂直ガイドウェイ部40b および41b 中を上方に移動
する。
8は、第一のガイドピン31a および第二のガイドピン31
b が、それぞれ、垂直ガイドウェイ部40b および41b の
上端部に位置していることを示す。その結果読み出しユ
ニット30が上昇し、それによってクランプ用ディスク37
が図示しない方法で駆動用ディスク38上に押しつけられ
ることとなり、情報ディスク1がクランプ用ディスク37
と駆動用ディスク38との間で固定される。
面図で示す。図9より、第一の中間位置において、情報
ディスク1は第一のガイド20、第一の移送ホイール25を
有する第二のガイド21および移送ホイール26を有する第
三のガイド22、および第四のガイド23により保持される
ことが明らかとなる。第一のガイド20、第二のガイド2
1、第三のガイド22および第四のガイド23は、それぞれ
の枢軸アームのばね荷重によって情報ディスク1の縁部
1aに対して押しつけられ、情報ディスク1を第一の中間
位置に保持する。
本装置を示す平面図である。この再生位置において、第
一のガイド20、第一の移送ホイール25を有する第二のガ
イド21、第二の移送ホイール26を有する第三のガイド22
および第四のガイド23は情報ディスク1から離れて軸回
転し、その結果、これらガイドのV字型の溝は、情報デ
ィスク1の縁部にはもはや作用しない。第一のガイド2
0、第二のガイド21、第三のガイド22および第四のガイ
ド23の軸回転は、スライド板43の移動によって制御さ
れ、それによって第二の中間位置と再生位置との間での
y軸方向の移動がなされる。この第二の中間位置と再生
位置との間での移動がなされる間、スライド板43は、第
一のガイド20、第二のガイド21、第三のガイド22および
第四のガイド23を、情報ディスクから離れて、予圧する
力に対抗して圧迫する。
ク1はクランプ用ディスク37および駆動用ディスク38に
より排他的に保持される。再生位置において、情報ディ
スク1は駆動用ディスク38の回転の結果として回転し、
情報ディスク1に記録された情報が読み出しユニット30
により読み出し可能となる。再生位置においいて、レー
ザ取付板35はベース板31および、これに従ってダンパー
32、33および34のみを介してシャシー板3と連結する。
それゆえ、レーザ取付板35は、ダンパー32、33および34
によって、ハウジング2およびシャシー板3の外部の振
動および衝撃から隔離され、その結果、読み出しユニッ
ト30は、情報ディスク1に記録された情報を、外部の振
動からの影響を受けることなしに読み出しまたは再生が
可能となる。
置を示す側面図である。図8に示す第二の中間位置と比
較して、スライド板43はy軸方向に移動しており、その
ため第一のガイドピン31a 、第二のガイドピン31b およ
び第三のガイドピン31c は、V字型のスライド溝44a 、
45a および46a 内で下方に押圧されている。この結果、
読み出しユニット30は第二の中間位置に対して下降す
る。
り、情報ディスク1を図10および図11に示す再生位置へ
と移動させることができ、また情報ディスク1を重畳ユ
ニット4へ移動させることもできる。
ト4への移送のために、情報ディスク1は、曲線状の装
填経路上を重畳ユニット4へと転動する。基本的に、そ
の駆動は第二の移送ホイールによってなされ、これは第
一の移送ホイール25からの駆動機能を引き継ぐものであ
る。情報ディスク1を支持する機能は、基本的に第四の
ガイド23によってもたらされる。
に示す装填位置にある本チェンジャー装置を示すもので
ある。図12はその平面図であり、図13は斜視図である。
第二の移送ホイール26は重畳ユニット4の外で軸回転
し、そのため、ここでは情報ディスク1は、図2に示す
ような第一のホルダー区画8と共に、ねじ付きスピンド
ル5、6および7の回転によって、図12および図13に示
す装填位置16から、4箇所の上側重畳位置13a 、13b 、
13c または13d のいずれか1箇所へと移動可能である。
反対に、情報ディスク1は、図13に示す装填位置から、
第二の移送ホイール26がディスクの縁部1aに対して軸回
転する第一の中間位置へと移動可能であり、また第二の
移送ホイールは逆方向に回転し、情報ディスク1は、続
いて第一の移送ホイール25が駆動される取り出し位置へ
と移動可能である。
出しユニット30は、完全に重畳ユニット4の動作範囲か
ら外れて移動する。
装置を、ディスクが取り出し位置にある状態を示す斜視
図であり、ディスクは使用者の手で取り出し可能であ
り、本装置は、ディスクに記録された情報を読み出すた
めの読み出しユニットと、少なくとも2枚のディスクを
重ねるための重畳ユニットおよび、ディスクを取り出し
位置から再生位置および装填位置へと移送するための第
一、第二、第三および第四のガイドを有する。
取り出し位置にある状態を示す正面図である。
を移動させ、また第一、第二、第三および第四のガイド
の軸回転を、重畳ユニットのガイドピンと同様に制御す
るためのスライド板および、読み出しユニットの固定用
アームと共に示す斜視図である。
取り出し位置にある状態を示す側面図である。
取り出し位置にある状態を示す平面図である。
り、この位置で情報ディスクはクランプ用ディスクと駆
動用ディスクの間に自由に介在し、第一の中間位置よ
り、情報ディスクは再生位置および装填位置へと移動可
能である。
り、この位置で情報ディスクは、読み出しユニットのク
ランプ用ディスクと駆動用ディスクとの間で固定されて
いる。
り、情報ディスクは第一、第二、第三および第四のガイ
ドで保持されている。
一、第二、第三および第四のガイドは、情報ディスクか
ら離れて軸回転する位置にあり、情報ディスクは読み出
しユニットの駆動用ディスクとクランプ用ディスクをの
間で固定され、情報ディスクに記録されている情報は、
読み出しユニットによって読み出し可能である。
平面図である。
装置を示す斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 情報ディスクのチェンジャー装置であっ
て、 少なくとも二箇所の重畳位置で、それぞれが一枚の情報
ディスクを保持するように適合した、少なくとも二つの
ホルダー区画を重畳するための重畳ユニットを具え、 前記ホルダー区画は少なくとも一つのねじ付きスピンド
ルと連結し、かつ前記スピンドルの回転によって垂直方
向に移動可能であり、 前記重畳ユニットには前記ホルダー区画を重畳するため
の上側重畳領域および下側重畳領域を設け、かつ、 前記情報ディスクに記録された情報を読み出す、または
前記情報ディスクに情報を書き込むための再生位置を有
するチェンジャー装置において、 前記重畳ユニットの上側重畳領域と前記下側重畳領域と
の間の中間位置に装填位置を設け、 前記ホルダー区画の内の一つが前記スピンドルの回転に
よって常に前記装填位置へ移動可能であり、 移送手段をさらに設け、この移送手段は、前記情報ディ
スクを前記ホルダー区画から、前記再生位置へ、および
該装置より取り出すことができる取り出し位置へ移動す
るように適合され、 前記再生位置を前記取り出し位置と前記装填位置との間
に配置したことを特徴とする、情報ディスク用チェンジ
ャー装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記スピンドルの軸線方向において前記中央領域が、前
記装填位置の両側に間隔領域を有し、前記間隔領域が、
前記装填位置にあるホルダー区画と、前記重畳位置にあ
る軸線方向に隣接するホルダー区画との間の軸線方向の
間隔を規定することを特徴とする、情報ディスク用チェ
ンジャー装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記装填位置での前記スピンドルのねじ山の平均ピッチ
が、前記上側および下側重畳領域でのねじ山の平均ピッ
チよりも小さいことを特徴とする、情報ディスク用チェ
ンジャー装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記装填位置での前記スピンドルのねじ山のピッチがほ
ぼ0であることを特徴とする、情報ディスク用チェンジ
ャー装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記間隔領域での前記スピンドルのねじ山の平均ピッチ
が、前記上側および下側重畳領域でのねじ山の平均ピッ
チよりも大きいことを特徴とする、情報ディスク用チェ
ンジャー装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記情報ディスクを前記重畳ユニットの前記ホルダー区
画へ案内するための下側および上側ガイドピンを設け、
前記ガイドピンがそれぞれ前記情報ディスク中心部の穴
と上下から係合可能であることを特徴とする、情報ディ
スク用チェンジャー装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記情報ディスクに記録された情報の読み出し、または
前記情報ディスクへの情報の書き込みを行う読み出し/
書き込みユニットが、シャシー板上で移動可能に支持さ
れていることを特徴とする、情報ディスク用チェンジャ
ー装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の装置において、 前記読み出し/書き込みユニットがベース板およびレー
ザ取付板を具え、 前記ベース板およびレーザ取付板がダンパー手段によっ
て結合し、 前記ベース板が前記シャシー板に滑動可能に取り付けら
れ、 また前記レーザ取付板が前記情報ディスクを前記再生位
置で固定するクランプ装置および、前記情報ディスクに
記録された情報を読み出すための光学ユニットを支持す
ることを特徴とする、情報ディスク用チェンジャー装
置。 - 【請求項9】請求項1記載のチェンジャー装置を含む自
動車。
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