JPH11162181A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH11162181A
JPH11162181A JP32455497A JP32455497A JPH11162181A JP H11162181 A JPH11162181 A JP H11162181A JP 32455497 A JP32455497 A JP 32455497A JP 32455497 A JP32455497 A JP 32455497A JP H11162181 A JPH11162181 A JP H11162181A
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JP
Japan
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memory cell
flash memory
cell transistor
writing
floating gate
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JP32455497A
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English (en)
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Yutaka Ota
豊 太田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローティングゲートを加工する工程のマス
クに対してコントロールゲートを加工する工程のマスク
が合わせズレを起こすことで発生していた、ソース領域
を挟んで隣り合うフラッシュメモリセルトランジスタの
各フローティングゲートに電荷(電子)を書き込む際の
書き込み時間のバラツキを抑制して書き込み特性を改善
した不揮発性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 ドレイン領域7に接続されたビット線B
Lとグランド間に各フラッシュメモリセルトランジスタ
の書き込み電流を制御する複数個の多値フラッシュメモ
リセルトランジスタ19、20から成る書き込み電流制
御回路15を挿入したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に関し、詳しくはフローティングゲートと該フロ
ーティングゲートの上部から側部に跨る形でコントロー
ルゲートが形成され、フローティングゲートとコントロ
ールゲートに隣接するように基板表層にソース・ドレイ
ン領域とを有し、ソース・ドレイン領域間に発生させた
ホットエレクトロンをフローティングゲート内に蓄積さ
せることで、データの書き込みを行う、いわゆるスプリ
ットゲート型のフラッシュメモリセルトランジスタと称
す不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルが単一のトランジスタからな
る電気的に消去可能な不揮発性半導体記憶装置、特にプ
ログラマブルROM(EEPROM:Electrically Erasable an
d Programmable ROM、フラッシュメモリとも称す。)に
おいては、フローティングゲートとコントロールゲート
とを有する2重ゲート構造のトランジスタによって各フ
ラッシュメモリセルトランジスタが形成される。このよ
うな2重ゲート構造のフラッシュメモリセルトランジス
タの場合、フローティングゲートのドレイン領域側で発
生したホットエレクトロンを加速してフローティングゲ
ートに注入することでデータの書き込みが行われる。そ
して、F−N伝導(Fowler-Nordheim tunnelling)によっ
てフローティングゲートからコントルールゲートへ電荷
(電子)を引き抜くことでデータの消去が行われる。
【0003】図3は、フローティングゲートを有するフ
ラッシュメモリセルトランジスタの平面図で、図4は、
そのX−X線の断面図である。この図においては、コン
トロールゲート6が絶縁膜を介してフローティングゲー
ト4の上部から側部に跨る形で配置されるスプリットゲ
ート構造を示している。P型のシリコン基板1の表面領
域に、選択的に厚く形成される酸化膜(LOCOS)よりなる
複数の分離領域2が短冊状に形成され、素子領域が区画
される。シリコン基板1上に、酸化膜3を介し、隣り合
う分離領域2の間に跨るようにしてフローティングゲー
ト4が配置される。このフローティングゲート4は、1
つのフラッシュメモリセルトランジスタ毎に独立して配
置される。また、フローティングゲート4上の選択酸化
膜5は、選択酸化法によりフローティングゲート4の中
央部で厚く形成され、フローティングゲート4の端部を
鋭角にしている。これにより、データの消去動作時にフ
ローティングゲート4の端部で電界集中が生じ易いよう
にしている。
【0004】複数のフローティングゲート4が配置され
たシリコン基板1上に、フローティングゲート4の各列
毎に対応してコントロールゲート6が配置される。この
コントロールゲート6は、一部がフローティングゲート
4上に重なり、残りの部分が酸化膜3を介してシリコン
基板1に接するように配置される。また、これらのフロ
ーティングゲート4及びコントロールゲート6は、それ
ぞれ隣り合う列が互いに面対称となるように配置され
る。
【0005】前記コントロールゲート6側の基板領域及
びフローティングゲート4側の基板領域に、N型のドレ
イン領域7及びソース領域8が形成される。ドレイン領
域7は、コントロールゲート6の間で分離領域2に囲ま
れてそれぞれが独立し、ソース領域8は、コントロール
ゲート6の延在する方向に連続する。これらのフローテ
ィングゲート4、コントロールゲート6、ドレイン領域
7及びソース領域8によりフローティングゲート・トラ
ンジスタとコントロールゲート・トランジスタとから成
るフラッシュメモリセルトランジスタが構成される。
【0006】そして、前記コントロールゲート6上に、
酸化膜9を介してアルミニウム配線10がコントロール
ゲート6と交差する方向に配置される。このアルミニウ
ム配線10は、コンタクトホール11を通して、ドレイ
ン領域7に接続される。そして、図5に示すように各コ
ントロールゲート6は、ワード線WLとなり、コントロ
ールゲート6と平行に延在するソース領域8は、ソース
線SLとなる。また、ドレイン領域7に接続されるアル
ミニウム配線10はビット線BLとなり、該ビット線B
Lは、データの読み出し時に用いるセンスアンプ(不図
示)及びMOSトランジスタ13を介してグランドに接
続されている。尚、前記MOSトランジスタ13は、各
フラッシュメモリセルトランジスタの書き込み電流をあ
る値に設定するための役割を果たし、ここではおよそ1
50nAに設定してある。
【0007】このような2重ゲート構造のフラッシュメ
モリセルトランジスタの場合、フローティングゲート4
に注入される電荷の量によってソース、ドレイン間のオ
ン抵抗値が変動する。そこで、フローティングゲート4
に選択的に電荷を注入することにより、特定のフラッシ
ュメモリセルトランジスタのオン抵抗値を変動させ、こ
れによって生じる各フラッシュメモリセルトランジスタ
の動作特性の差を記憶するデータに対応づけるようにし
ている。
【0008】以上のフラッシュメモリセルトランジスタ
におけるデータの書き込み、消去及び読み出しの各動作
は、例えば、以下のようにして行われる。先ず、書き込
み動作において、選択したコントロールゲート6の電位
を2V、ドレイン領域7の電位を書き込み電流(Icel
l)が150nAとなる値、ソース領域8の電位を9V
とする。これにより、ドレイン領域7付近で発生するホ
ットエレクトロンがフローティングゲート4側へ加速さ
れ、酸化膜3を通してフローティングゲート4に注入さ
れてデータの書き込みが行われる。
【0009】一方、消去動作においては、ドレイン領域
7及びソース領域8の電位を0Vとし、コントロールゲ
ート6を14Vとする。これにより、フローティングゲ
ート6内に蓄積されている電荷(電子)が、フローティ
ングゲート4の角部の鋭角部分からF−N伝導によって
前記トンネル酸化膜を突き抜けてコントロールゲート6
に放出されてデータが消去される。
【0010】そして、読み出し動作においては、コント
ロールゲート6の電位を4Vとし、ドレイン領域7を2
V、ソース領域8を0Vとする。このとき、フローティ
ングゲート4に電荷(電子)が注入されていると、フロ
ーティングゲート4の電位が低くなるため、フローティ
ングゲート4の下にはチャネルが形成されずドレイン電
流は流れない。逆に、フローティングゲート4に電荷
(電子)が注入されていなければ、フローティングゲー
ト4の電位が高くなるため、フローティングゲート4の
下にチャネルが形成されてドレイン電流が流れる。そこ
で、ドレイン領域7から流れ出す電流をセンスアンプに
より検出することでフラッシュメモリセルトランジスタ
のオン/オフの判定、即ち、書き込まれたデータの判定
が行える。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記したフラッシュメ
モリセルトランジスタでは、フローティングゲート4の
上部から側部に跨る形で形成されるコントロールゲート
6は、フローティングゲート4上を被覆するように導電
膜を形成し、該導電膜を専用マスクを用いてパターニン
グすることで形成しており、すなわち、フローティング
ゲート4とコントロールゲート6とが自己整合形成され
ていないため、前記フローティングゲート4を加工する
工程のマスクに対してコントロールゲート6を加工する
工程のマスクが合わせズレを起こすと、前記ソース領域
8を挟んで隣り合うフラッシュメモリセルトランジスタ
同士のコントロールゲート・トランジスタのゲート長
(図6のL1、L2参照)が変わり、書き込み時にホッ
トエレクトロンを発生させる電界が変化したり、また、
フローティングゲート4とコントロールゲート6の重な
りの度合いが変わることにより、フローティングゲート
4とコントロールゲート6間の容量とフローティングゲ
ート4とソース領域8間の容量との容量比が変化する。
【0012】それによって、各フラッシュメモリセルト
ランジスタの書き込み特性が非対象になってしまう。こ
こで、図7及び図8はそれぞれのフラッシュメモリセル
トランジスタの書き込み特性を示す特性図であり、前述
した書き込み動作時において、選択したコントロールゲ
ート6の電位を2V、ドレイン領域7の電位を書き込み
電流(Icell)が150nAとなる値、ソース領域8の
電位を各種(8V、9V、10V、11V)設定して、
ドレイン領域7付近で発生したホットエレクトロンがフ
ローティングゲート4側へ加速され、酸化膜3を通して
フローティングゲート4に所定量の電荷(電子)の書き
込みが行われるまでの書き込み時間(Program Time)を
示している。例えば、前述したようにソース領域8の電
位を9Vとして書き込みを行った場合に、第1のフラッ
シュメモリセルトランジスタ(以下、図6に示すワード
線WL1が接続されているフラッシュメモリセルトラン
ジスタのことを指す。)の読み出し電流(Cell Curren
t)Irが0.1μAとなる書き込み時間はおよそ18
μsec(図7に二点鎖線で示すA点)で、第2のフラ
ッシュメモリセルトランジスタ(以下、図6に示すワー
ド線WL2が接続されているフラッシュメモリセルトラ
ンジスタのことを指す。)の読み出し電流Irが0.1
μAとなる書き込み時間はおよそ30μsec(図8に
二点鎖線で示すB点)ほどかかっている。
【0013】すなわち、両方のフラッシュメモリセルト
ランジスタ共に、その読み出し電流Irが0.1μAと
なるためには、書き込み特性の劣る方のフラッシュメモ
リセルトランジスタ(ここでは、第2のフラッシュメモ
リセルトランジスタ)に対応した書き込み時間(例え
ば、およそ30μsec)を必要としていたため、両フ
ラッシュメモリセルトランジスタにおける書き込み特性
のバラツキを改善したいという要望があった。
【0014】従って、本発明はフローティングゲートを
加工する工程のマスクに対してコントロールゲートを加
工する工程のマスクが合わせズレを起こすことで発生し
ていた、ソース領域を挟んで隣り合うフラッシュメモリ
セルトランジスタの各フローティングゲートに電荷(電
子)を書き込む際の書き込み時間のバラツキを抑制して
書き込み特性を改善した不揮発性半導体記憶装置を提供
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、ドレイン領域7に接続されたビット線BL
とグランド間に各フラッシュメモリセルトランジスタの
書き込み電流を制御する複数個の多値フラッシュメモリ
セルトランジスタ19、20から成る書き込み電流制御
回路15を挿入したものである。
【0016】また、前記ドレイン領域7に接続されたビ
ット線BLにノード16を介して各フラッシュメモリセ
ルトランジスタに対応する各選択トランジスタ17、1
8の各ドレインD1、D2が接続され、該各選択トラン
ジスタ17、18の各ソースS1、S2とグランド間に
それぞれ前記フラッシュメモリセルトランジスタ毎に所
望の書き込み電流を設定可能な多値フラッシュメモリセ
ルトランジスタ19、20から成る書き込み電流制御回
路15を挿入したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態を図面に従って説明する。本発明の不揮発性半導
体記憶装置の平面及び断面構造は、図3及び図4に示す
構造と同等であり、説明を省略する。本発明の特徴は、
図1に示すようにソース領域8を挟んで隣り合うフラッ
シュメモリセルトランジスタ(ワード線WL1に接続さ
れている第1のフラッシュメモリセルトランジスタ、ワ
ード線WL2に接続されている第2のフラッシュメモリ
セルトランジスタ)を有するメモリセルアレイにおい
て、グランドに接続されるビット線BLに第1、第2の
フラッシュメモリセルトランジスタ毎に各フラッシュメ
モリセルトランジスタの書き込み電流を所望の設定値に
制御する多値フラッシュメモリセルトランジスタ19、
20から成る書き込み電流制御回路15を設けた点であ
る。
【0018】前記書き込み電流制御回路15は、前記ビ
ット線BLにノード16を介して各メモリセルトランジ
スタに対応する選択トランジスタ17、18の各ドレイ
ンD1、D2が接続され、該選択トランジスタ17のソ
ースS1とグランド間に不揮発性半導体記憶装置から成
る多値フラッシュメモリセルトランジスタ19が接続さ
れ、選択トランジスタ18のソースS2とグランド間に
同じく不揮発性半導体記憶装置から成る多値フラッシュ
メモリセルトランジスタ20が接続されている。尚、本
実施形態では第1、第2のフラッシュメモリセルトラン
ジスタに各選択トランジスタ17、18を介して対応す
る、それぞれの多値フラッシュメモリセルトランジスタ
は「00」、「01」、「10」及び「11」のデータ
を書き込むことができる4値の多値フラッシュメモリセ
ルトランジスタであり、各データ「00」、「01」、
「10」及び「11」毎に前記第1、第2のフラッシュ
メモリセルトランジスタに書き込み電流150nA、3
00nA、600nA及び900nAを発生させるもの
とする。)から成る書き込み電流制御回路15を設けて
いる。
【0019】以上説明した構成から成る書き込み電流制
御回路15により、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
書き込み電流制御方法について説明する。先ず、TEG
のフラッシュメモリセルトランジスタまたはLSI内の
フラッシュメモリセルトランジスタで前述した第1、第
2のフラッシュメモリセルトランジスタの各書き込み特
性を測定し、その測定した際の書き込み特性に対応して
ビット線BLとグランド間に挿入させた所望の多値フラ
ッシュメモリセルトランジスタ19及び20に所望のデ
ータ「00」、「01」、「10」及び「11」を書き
込み処理することで、第1のフラッシュメモリセルトラ
ンジスタまたは第2のフラッシュメモリセルトランジス
タの書き込み電流を調整する。
【0020】すなわち、第1のフラッシュメモリセルト
ランジスタ及び第2のフラッシュメモリセルトランジス
タの各書き込み特性を測定した後、書き込み時間の長い
方のフラッシュメモリセルトランジスタ(例えば、第2
のフラッシュメモリセルトランジスタ)の書き込み時間
(従来とマスク合わせズレ量が同じであるとすれば、お
よそ30μsec)を書き込み時間の短い方のフラッシ
ュメモリセルトランジスタ(例えば、第1のフラッシュ
メモリセルトランジスタ)の書き込み時間(従来とマス
ク合わせズレ量が同じであるとすれば、およそ18μs
ec)とほぼ同等となるように、図2に示すように第2
のフラッシュメモリセルトランジスタの書き込み電流I
cellを150nA(前述した書き込み時間の測定データ
取得に用いた書き込み電流)から600nAに変更する
ことで、第2のフラッシュメモリセルトランジスタの書
き込み時間をおよそ30μsec(図2に点線で示すB
点)から18μsec(図2に一点鎖線で示すA点)に
設定することができる。
【0021】従って、予め第2のフラッシュメモリセル
トランジスタの書き込み電流を600nAに設定可能と
するため、前記多値フラッシュメモリセルトランジスタ
20を所望のデータ「10」となるように電荷(電子)
を書き込んでおくことで、当該第2のフラッシュメモリ
セルトランジスタの読み出し時に第2のフラッシュメモ
リセルトランジスタを選択する選択トランジスタ18を
ONさせることで、前述した多値フラッシュメモリセル
トランジスタ20が導通して、第2のフラッシュメモリ
セルトランジスタの書き込み電流が600nAに設定さ
れる。これにより、前述した図2に示すように第2のフ
ラッシュメモリセルトランジスタの書き込み時間が、第
1のフラッシュメモリセルトランジスタの書き込み時間
とほぼ同等となり、書き込み特性の改善が図れる。
【0022】以上の説明では、第2のフラッシュメモリ
セルトランジスタの書き込み特性が第1のフラッシュメ
モリセルトランジスタの書き込み特性より劣るとして本
発明を説明したが、第1のフラッシュメモリセルトラン
ジスタの書き込み特性が第2のフラッシュメモリセルト
ランジスタの書き込み特性より劣る場合も同様であり、
前もって測定した書き込み特性データに基づいて第1の
フラッシュメモリセルトランジスタ側の多値フラッシュ
メモリセルトランジスタ19に所望のデータを書き込ん
でおくことで、第1のフラッシュメモリセルトランジス
タの読み出し時に第1のフラッシュメモリセルトランジ
スタを選択する選択トランジスタ17をONさせること
で、多値フラッシュメモリセルトランジスタが導通し
て、第1のフラッシュメモリセルトランジスタの書き込
み電流が所望の書き込み電流に設定される。これによ
り、第1のフラッシュメモリセルトランジスタの書き込
み時間が、第2のフラッシュメモリセルトランジスタの
書き込み時間とほぼ同等となり、書き込み特性の改善が
図れる。
【0023】
【発明の効果】本発明の不揮発性半導体記憶装置によれ
ば、各フラッシュメモリセルトランジスタに各選択トラ
ンジスタを介して対応する多値フラッシュメモリセルト
ランジスタから成る書き込み電流制御回路を設けたこと
で、フローティングゲートを加工する工程のマスクに対
してコントロールゲートを加工する工程のマスクが合わ
せズレを起こすことで発生していた、ソース領域を挟ん
で隣り合うフラッシュメモリセルトランジスタの各フロ
ーティングゲートに電荷(電子)を書き込む際の書き込
み時間のバラツキを抑制して書き込み特性を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の不揮発性半導体記憶装置
を説明するための回路図である。
【図2】本発明の一実施形態の不揮発性半導体記憶装置
の書き込み特性の改善例を説明するための特性図であ
る。
【図3】従来の不揮発性半導体記憶装置を説明するため
の平面図である。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】従来の不揮発性半導体記憶装置を説明するため
の回路図である。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置の課題を説明す
るための回路図である。
【図7】第1のメモリセルトランジスタの書き込み特性
を説明するための特性図である。
【図8】第2のメモリセルトランジスタの書き込み特性
を説明するための特性図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートとコントロールゲ
    ートと第1、第2の不純物拡散領域とチャネルとから成
    る複数のフラッシュメモリセルトランジスタを配置した
    メモリセルアレイを具備して前記フローティングゲート
    へホットエレクトロンにより電荷(電子)を書き込む不
    揮発性半導体記憶装置において、 前記第1の不純物拡散領域に接続されたビット線とグラ
    ンド間に各フラッシュメモリセルトランジスタ毎に所望
    の書き込み電流を設定可能な多値フラッシュメモリセル
    トランジスタから成る書き込み電流制御回路を挿入した
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 フローティングゲートとコントロールゲ
    ートと第1、第2の不純物拡散領域とチャネルとから成
    る複数のフラッシュメモリセルトランジスタを配置した
    メモリセルアレイを具備して前記フローティングゲート
    へホットエレクトロンにより電荷(電子)を書き込む不
    揮発性半導体記憶装置において、 前記第1の不純物拡散領域に接続されたビット線にノー
    ドを介して各フラッシュメモリセルトランジスタに対応
    する各選択トランジスタの各ドレインが接続され、該各
    選択トランジスタの各ソースとグランド間にそれぞれ前
    記フラッシュメモリセルトランジスタ毎に所望の書き込
    み電流を設定可能な多値フラッシュメモリセルトランジ
    スタから成る書き込み電流制御回路を挿入したことを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
JP32455497A 1997-11-26 1997-11-26 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH11162181A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6339006B1 (en) 1999-06-30 2002-01-15 Hyundai Electronics Ind. Co., Ltd. Flash EEPROM cell and method of manufacturing the same
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