JPH11161889A - 交通監視システム - Google Patents

交通監視システム

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Publication number
JPH11161889A
JPH11161889A JP9328760A JP32876097A JPH11161889A JP H11161889 A JPH11161889 A JP H11161889A JP 9328760 A JP9328760 A JP 9328760A JP 32876097 A JP32876097 A JP 32876097A JP H11161889 A JPH11161889 A JP H11161889A
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JP
Japan
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image
transmitting
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terminal station
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Application number
JP9328760A
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English (en)
Inventor
Toshio Hinenoya
俊男 日根野谷
Tomohiko Ataka
智彦 安宅
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】異常が発生した場合に、異常発生前から異常発
生後までの画像をセンタに送信することができる交通監
視システムを提供する。 【解決手段】地震が発生すると、地震センサ14ではSI
値が算出され、この算出されたSI値がセンタ1に送信
される。センタ1の防災制御装置23は、SI値が受信さ
れると、これに応答してITVカメラ装置11における画
像更新を停止させる。その結果、ITVカメラ装置11で
は、地震発生前後の画像が残される。防災制御装置23
は、また、地震発生時刻を挟む前後Δt秒間の画像デー
タを送信させるための画像送信要求信号をITVカメラ
装置11に送信する。ITVカメラ装置11は、上記時間帯
の画像データをセンタ1に送信する。 【効果】異常発生による被害の規模を正確に把握でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばITV
(Industrial Television) カメラにより撮影された画像
をセンタに送信することにより、センタにおいて道路の
交通状態を監視するようにした交通監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、道路の交通状態をセンタにて一括して監視するこ
とができるシステムが望まれている。このようなシステ
ムとしては、たとえば道路の各所に設置されたITVカ
メラにより撮影された画像をセンタに送信するシステム
が考えられる。このシステムでは、たとえば、ITVカ
メラには、先入れ先出し型の画像メモリが備えられ、撮
影された画像が画像メモリに順次記憶されるようになっ
ている。また、このシステムでは、ITVカメラにおい
て撮影された画像に画像処理が施され、渋滞や事故など
の異常の発生が検出されるようになっている。ITVカ
メラは、異常発生を検出した場合、異常信号をセンタに
送信する。
【0003】センタは、異常信号が受信されると、異常
発生をオペレータに報知し、異常が発生している箇所の
ITVカメラに画像送信を要求することができる画面を
表示する。また、センタは、オペレータにより画像送信
が要求されると、画像送信信号をITVカメラに送信す
る。ITVカメラは、画像送信信号の受信に応答して、
画像メモリに記憶されている画像をセンタに順次送信す
る。こうして、異常発生箇所の画像をセンタにおいて視
認することができる。
【0004】ところで、最近では、地震などの広域災害
が発生した場合の被害状況をいち早く把握し、適切な措
置をとれるようにすることが望まれている。しかし、従
来、このようなシステムはなかった。そこで、交通状態
の監視のために設置されるITVカメラを利用し、地震
発生時における道路の被害状況をいち早く把握するよう
にすることが考えられる。
【0005】一方、現在の被害状況をより正確に把握す
るためには、地震発生前および地震発生時の画像と地震
発生後の画像とを比較できる方が好ましい。しかしなが
ら、上述のシステムでは、画像メモリにおける画像更新
を停止するようなことはしていないので、地震発生前お
よび地震発生時の画像が画像メモリから既に消去されて
いる可能性があり、地震発生前および地震発生時の画像
をセンタにおいて視認することができないおそれがあ
る。
【0006】また、地震などの広域災害では、広い範囲
で被害が発生し、異常発生が報知される箇所は膨大な数
に上ることが予想される。一方、オペレータは、単に異
常が発生したことしかわからないので、広域災害が発生
した場合、どの箇所にあるITVカメラに画像送信を要
求してよいのかを瞬時に把握することができない。した
がって、異常発生箇所にあるすべてのITVカメラに画
像送信を個別に要求しなければならず、また、送信され
てきた画像をオペレータが見て被害の大きな箇所をその
都度調べなければならない。そのため、被害の大きな箇
所を最終的に特定するまでに非常に時間がかかり、結
局、救済措置が遅れるおそれがある。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、異常が発生した場合に、異常発生前から
異常発生後までの画像をセンタに送信することができる
交通監視システムを提供することである。また、この発
明の他の目的は、広域災害が発生した場合に、被害の大
きな箇所の画像をセンタに優先的にかつ迅速に送信する
ことができる交通監視システムを提供することである。
【0008】さらに、この発明の他の目的は、広域災害
が発生した場合に、被害の大きな箇所の災害発生前から
災害発生後までの画像をセンタに優先的にかつ迅速に送
信することができる交通監視システムを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、道路上の車
両を撮影するための撮像手段を有する端末局から上記撮
像手段により撮影された画像をセンタに送信することに
より、センタにおいて交通状態を監視するようにした交
通監視システムであって、上記端末局は、上記撮像手段
により撮影された画像を記憶媒体に記憶するための記憶
手段と、異常の有無を検出し、異常が発生したと検出さ
れた場合に、異常信号を上記センタに送信する異常検出
手段とを有するものであり、上記センタは、上記端末局
から送信された異常信号が受信されたことに応答して、
上記記憶手段による画像更新を停止させるための更新停
止信号を上記端末局に送信する停止信号送信手段と、画
像の送信を要求する送信要求信号を上記端末局に送信す
る要求信号送信手段とを有するものであり、上記端末局
は、さらに、上記センタから送信された更新停止信号が
受信されたことに応答して、上記記憶手段による画像の
更新を停止させる更新停止手段と、上記記憶媒体に記憶
されている画像を上記センタに順次送信する画像送信手
段とを有するものであることを特徴とする交通監視シス
テムである。
【0010】なお、上記異常検出手段は、たとえば、地
震などの広域災害を検出するものであることが好まし
く、たとえば、地震による大地の揺れを検出する地震セ
ンサや、撮像手段により撮像された画像に対してパター
ン認識処理を施し、道路上の固定部材が標準座標からず
れたか否かを判定することにより、地震が発生したか否
かを検出するものであることが好ましい。
【0011】上記発明によれば、センタは、異常検出に
応答して、端末局における記憶媒体の画像の更新を禁止
させるから、異常発生前の画像を記憶媒体に確実に残す
ことができる。その後、端末局は、記憶媒体に記憶され
ている画像をセンタに順次送信するようにしている。し
たがって、センタでは異常発生前から異常発生後までの
画像を取得することができる。そのため、異常発生の原
因および異常発生後の被害状況の両方を把握することが
できる。よって、その後の被害対策を的確に行うことが
できる。
【0012】請求項2記載の発明は、道路上の車両を撮
影するための撮像手段を有する端末局から上記撮像手段
により撮影された画像をセンタに送信することにより、
センタにおいて交通状態を監視するようにした交通監視
システムであって、上記端末局は、上記撮像手段により
撮影された画像を記憶媒体に記憶するための記憶手段
と、異常の有無を検出するための異常検出手段と、この
異常検出手段により異常が発生したと検出されたことに
応答して、上記記憶手段による画像の更新を停止させる
更新停止手段と、異常信号を上記センタに送信する異常
信号送信手段とを有するものであり、上記センタは、上
記端末局から送信された異常信号が受信された場合に、
画像の送信を要求する送信要求信号を上記端末局に送信
する要求信号送信手段を有するものであり、上記端末局
は、さらに、上記センタから送信された送信要求信号が
受信されたことに応答して、上記記憶媒体に記憶されて
いる画像を上記センタに順次送信する画像送信手段を有
するものであることを特徴とする交通監視システムであ
る。
【0013】この発明によれば、異常が検出された場合
には、端末局自身により記憶媒体の画像更新が停止され
るから、センタの制御により記憶媒体の画像更新を停止
させる場合に比べて、更新停止を迅速に行える。請求項
3記載の発明は、上記センタは、さらに、上記撮像手段
および異常検出手段の設置地域と異常発生による被害の
規模との対応関係を示す検索テーブルが記憶されたテー
ブル記憶手段と、上記端末局から送信された異常信号が
受信されたことに応答して、上記テーブル記憶手段に記
憶されている検索テーブルを参照し、被害の大きな地域
を特定する地域特定手段とをさらに有するものであり、
上記要求信号送信手段は、上記地域特定手段により地域
が特定された場合には、上記地域特定手段により特定さ
れた地域に設置されている撮像手段により撮影された画
像を送信させるための地域限定送信要求信号を上記端末
局に送信するものであることを特徴とする請求項1また
は2記載の交通監視システムである。
【0014】この発明では、異常が発生した場合に、記
憶媒体の画像更新が停止され、また、その後に被害の大
きな場所として特定された地域の画像が記憶媒体からセ
ンタに送信される。したがって、センタでは、被害の大
きな地域の異常発生前から異常発生後までの画像を優先
的に取得することができる。そのため、被害度の大きな
地域の被害対策を優先的にかつ的確に行うことができ
る。
【0015】請求項4記載の発明は、道路上の車両を撮
影するための撮像手段を有する端末局から上記撮像手段
により撮影された画像をセンタに送信することにより、
センタにおいて交通状態を監視するようにした交通監視
システムであって、上記端末局は、上記撮像手段により
撮影された画像を記憶媒体に記憶するための記憶手段
と、異常の有無を検出し、異常が発生したと検出された
場合に、異常信号を上記センタに送信する異常検出手段
とを有するものであり、上記センタは、上記撮像手段お
よび異常検出手段の設置地域と異常発生による被害の規
模との対応関係を示す検索テーブルが記憶されたテーブ
ル記憶手段と、上記端末局から送信された異常信号が受
信されたことに応答して、上記テーブル記憶手段に記憶
されている検索テーブルを参照し、被害の大きな地域を
特定する地域特定手段と、この地域特定手段により特定
された地域に設置されている撮像手段により撮影された
画像を送信させるための送信要求信号を上記端末局に送
信する要求信号送信手段とを有するものであり、上記端
末局は、さらに、上記センタから送信された送信要求信
号が受信されたことに応答して、上記記憶媒体に記憶さ
れている画像を上記センタに順次送信する画像送信手段
を有するものであることを特徴とする交通監視システム
である。
【0016】この発明では、異常が発生した場合に、被
害度の大きな地域が検索テーブルに基づいて特定され、
この特定された地域に設置されている撮像手段により撮
影された画像を記憶媒体からセンタに送信するようにし
ている。したがって、センタでは、被害の大きな地域の
画像を自動的に取得することができるので、被害の大き
な地域を人手で調べる必要のある場合に比べて、被害の
大きな地域の画像を優先的にかつ迅速に得ることができ
る。そのため、その後の被害対策を迅速に行うことがで
き、被害の拡大を最小限に抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る交通監視システムの構成を示す
概略ブロック図である。この交通監視システムは、制御
中枢であるセンタ1と、道路上を撮影した画像をセンタ
1に送信する端末局2とを備え、端末局2からセンタ1
に対して定期的に画像を送信したり、地震発生時に端末
局2から地震発生前後の画像をセンタ1に送信すること
により、平常時および地震発生時における道路上の交通
状態をセンタ1において監視できるようにしたものであ
る。
【0018】端末局2は、道路上の車両を撮影するため
の複数台のITVカメラ装置11を備えている。複数台
のITVカメラ装置11のうち所定台数(この実施形態
では4台)のITVカメラ装置は、1つのモデム12に
接続されている。モデム12は、たとえば9600(bps) の
通信速度を有する通信回線13を介してセンタ1の通信
制御装置21に接続されており、これによりITVカメ
ラ装置11において撮影された画像を必要に応じてセン
タ1に送信できるようになっている。
【0019】また、端末局2は、所定箇所に設置された
複数個の地震センサ14を備えている。地震センサ14
は、主として地震による大地の揺れを検出し、この検出
された揺れに基づいてSI値を算出する。SI値は、建
設省が指定する方式による演算値(単位はcm/sec)であ
り、揺れの水平成分の減衰定数h(たとえばh=20(%)
)の速度応答スペクトルにおける固有周期T(たとえ
ばT=0.1 〜2.5(sec))の平均値である。
【0020】地震センサ14は、たとえば9600(bps) の
通信速度を有する通信回線15を介してセンタ1の通信
制御装置21に接続されている。地震センサ14は、地
震が発生してSI値が算出された場合、この算出された
SI値を、当該地震センサ14のセンサIDとともに、
通信回線15を介してセンタ1の通信制御装置21に送
信する。
【0021】センタ1は、FDDI(Fiber Distributed
Data Interface)などの第1構内通信網22を介して通
信制御装置21に接続された防災制御装置23を備えて
いる。防災制御装置23は、地震発生時に、被害の大き
な地域の画像を優先的にITVカメラ装置11から取得
するための処理を自動的に実行するコンピュータであ
る。防災制御装置23は、検索テーブルが記憶されたメ
モリ24を備えている。検索テーブルは、被害の規模別
に分類された地域と、地震センサ14のセンサIDおよ
びITVカメラ装置11の装置IDとの対応関係を示す
もので、地震が発生した場合に、被害の大きな地域を検
索する際に利用される。
【0022】検索テーブルは、たとえば地盤の強さや通
行車両の数に基づいて被害の大きさを推定し、センタ1
の管轄地域を上記推定された被害の規模ごとに分割し、
この分割された各地域にそれぞれ設置されている地震セ
ンサ14のセンサIDおよびITVカメラ装置11の装
置IDを各地域に対応付けることにより作成される。た
とえば、東京中心部では、いわゆる下町と呼ばれる地域
は地盤が脆く、地震が発生すると大きな被害が発生する
と予想される地域であり、いわゆる山の手と呼ばれる地
域は地盤が強く地震が発生してもそれほど大きな被害は
発生しないだろうと予想される地域である。また、たと
え地盤が弱い地域であっても、通行車両の台数が少ない
箇所では、大きな揺れでも道路上の被害は少ないかもし
れないし、逆に、地盤が強い地域であっても、通行車両
の台数が非常に多い箇所では、多少の揺れでも大きな被
害が発生するかもしれない。
【0023】そこで、これらのことを考慮した上で、東
京中心部をいくつかの地域に分割し、各地域に設置され
ている地震センサ14のセンサIDおよびITVカメラ
装置11の装置IDを各地域に対応付ける。また、セン
タ1は、第1構内通信網22を介して接続された画像蓄
積装置25を備えている。画像蓄積装置25は、ITV
カメラ装置11から送信されてきた画像を蓄積するため
のもので、たとえば光磁気ディスク装置から構成されて
いる。
【0024】さらに、センタ1は、イーサネットなどの
第2構内通信網26を介して、第1構内通信網22およ
び画像蓄積装置25に接続された複数台の表示卓27を
備えている。表示卓27は、たとえばパーソナルコンピ
ュータから構成されており、データ処理装置、キーボー
ドやマウスなどの入力装置、ディスプレイやプリンタな
どの出力装置を有している。
【0025】画像蓄積装置25に蓄積される画像は、表
示卓27からの操作により表示卓27に読み込まれ、デ
ィスプレイに表示されるようになっている。これによ
り、センタ1のオペレータは、ITVカメラ装置11か
ら送信されてきた画像を視認することができる。また、
センタ1のオペレータは、表示卓27の入力装置を介し
て、たとえばITVカメラ装置11からの画像送信に関
する基本方式を入力することができる。基本方式は、I
TVカメラ装置11の装置IDに相当する地点名称、I
TVカメラ装置11からセンタ1に画像を送信する周期
である定周期送信周期Δt1(たとえばΔt1=15、30、60
(sec) )、および、ITVカメラ装置11における画像
の収集周期である画像収集周期Δt2(たとえばΔt2=0.
4 、1.2(sec))を含む。
【0026】基本方式の入力は、ITVカメラ装置11
の設置時やITVカメラ装置11の異常からの復旧時な
どに行われるようになっており、入力された基本方式
は、通信制御装置21に与えられた後、通信制御装置2
1から通信回線13を介して各ITVカメラ装置11に
送信されるようになっており、ITVカメラ装置11の
主メモリ43(図2参照)に記憶される。
【0027】図2は、ITVカメラ装置11の内部構成
を示すブロック図である。ITVカメラ装置11は、装
置本体31とCCDカメラ32とを備えている。装置本
体31は、制御中枢としてのCPU41を有している。
CPU41には、データバス42を介して、主メモリ4
3と、装置本体31の動作モードを切り換えるためのス
イッチ44、および装置本体31の動作状態などを表示
する表示器45とのインタフェースとして機能する第1
I/O回路46と、モデム12とのインタフェースとし
て機能する第2I/O回路47とが接続されている。ま
た、CPU41には、データバス42を介して、画像作
成回路48と、画像圧縮回路49と、共用メモリ50と
が接続されている。
【0028】CCDカメラ32は、道路の全車線にわた
る視野を有し、撮影した画像に対応するアナログの原画
像データを装置本体31に備えられているA/D変換回
路51に出力する。A/D変換回路51は、入力された
アナログの原画像データをディジタル化し、このディジ
タルの原画像データを画像メモリ52に与える。画像メ
モリ52に記憶された原画像データは、画像作成回路4
8に与えられる。画像作成回路48は、与えられた原画
像データに対して差分処理などの前処理を施す。前処理
が施された後の原画像データは、画像圧縮回路49に与
えられる。
【0029】画像圧縮回路49は、原画像データに対し
てJPEG方式による画像圧縮処理を施し、たとえば8
キロバイトの圧縮画像データを作成する。この場合、1
枚の圧縮画像のサイズは、256 ×240 画素である。CP
U41は、画像圧縮回路49において作成された圧縮画
像データを、センタ1から指定された画像収集周期Δt2
ごとに、先入れ先出し型の共用メモリ50に与える。し
たがって、共用メモリ50には、画像収集周期Δt2ごと
の新しい圧縮画像データが順次記憶されていくと同時
に、古い圧縮画像データから順次消去されていく。ま
た、共用メモリ50のメモリ容量は、8キロバイトの画
像データを500枚記憶できる容量である4メガバイト
となっている。したがって、共用メモリ50には、常
時、500 ×Δt2(sec) にわたる圧縮画像データが記憶さ
れるようになっている。
【0030】また、CPU41は、センタ1から指定さ
れた定周期送信周期Δt1ごとに、画像圧縮回路49から
圧縮画像データを抽出し、この抽出された圧縮画像デー
タを第2I/O回路47を介してモデム12に与える。
その結果、圧縮画像データが、定周期送信周期Δt1ごと
に、センタ1に送信されることになる。センタ1では、
ITVカメラ装置11から送信されてきた圧縮画像デー
タが画像蓄積装置25に蓄積される。一方、センタ1の
オペレータは、表示卓27の表示画面から必要な画像の
表示を指示することができるようになっており、表示卓
27は、画像表示が指示されると、画像蓄積装置25に
アクセスし、必要な画像データを読出し、この読み出さ
れた画像データに対応する画像をディスプレイに表示さ
せる。こうして、センタ1において道路上の交通状態を
監視することができる。
【0031】図3は、センタ1の主として地震発生時に
おける処理を説明するためのフローチャートであり、図
4は、ITVカメラ装置11の主として地震発生時にお
ける処理を説明するためのフローチャートである。セン
タ1の防災制御装置23は、図3に示すように、地震セ
ンサ14からSI値が送信されてきたか否かを判別して
いる(ステップS1)。このステップS1の判別が肯定
されれば、防災制御装置23は、SI値およびセンサI
Dに基づいてメモリ24に記憶されている検索テーブル
を参照し、被害の大きな地域を検索する(ステップS
2)。また、防災制御装置23は、SI値を受信した時
刻を記憶する。
【0032】その後、防災制御装置23は、被害の大き
な地域およびその周辺に設置されているITVカメラ装
置11を検索テーブルから検索し、検索されたITVカ
メラ装置11の装置IDを送信先とした更新停止信号を
作成する。更新停止信号は、ITVカメラ装置11の画
像更新の停止を指示するためのもので、作成後通信制御
装置21に与えられる。その結果、通信制御装置21か
ら、被害の大きな地域およびその周辺のITVカメラ装
置11に更新停止信号が送信される(ステップS3)。
【0033】一方、ITVカメラ装置11のCPU41
は、図4に示すように、更新停止信号が送信されてきた
か否かを判別している(ステップT1)。このステップ
T1の判別が肯定されれば、CPU41は、共用メモリ
50の画像更新を停止する(ステップT2)。これによ
り、更新停止信号が送信されてくる以前に共用メモリ5
0に与えられた画像データの消去が防止される。その結
果、共用メモリ50には、地震発生前および地震発生時
の画像データが残ることになる。また、地震発生から更
新停止信号が送信されてくるまでには多少の時間は必要
であるから、その間に撮影された画像に対応する圧縮画
像データも共用メモリ50に与えられる。したがって、
地震発生後の画像データも共用メモリ50に残ることに
なる。
【0034】CPU41は、画像データの更新停止後、
更新を停止したことを示す更新完了信号を第2I/O回
路47を介してモデム12に与える。その結果、更新完
了信号は、通信回線13を介してセンタ1に送信される
(ステップT3)。更新完了信号は、センタ1の通信制
御装置21において受信された後、第1構内通信網22
を介して防災制御装置23に与えられる。
【0035】防災制御装置23は、更新停止信号の送信
後、更新完了信号が受信されたか否かを判別している
(図3のステップS4)。このステップS4の判別が肯
定されれば、これに応答して防災制御装置23は、地震
発生前後の画像の送信を要求するための画像送信要求信
号を作成する。すなわち、防災制御装置23は、SI値
を受信した時刻の前後Δt(たとえばΔt=10)(sec)
の間を送信要求時間帯として設定し、この設定された送
信要求時間帯データを画像送信要求信号に含ませる。そ
して、この作成された画像送信要求信号を被害の大きな
地域およびその周辺のITVカメラ装置11に送信する
(ステップS5)。
【0036】ITVカメラ装置11のCPU41は、画
像送信要求信号が受信されたか否かを判別している(図
4のステップT4)。このステップT4の判別が肯定さ
れれば、これに応答してCPU41は、画像送信要求信
号に含まれている送信要求時間帯を調べ、この送信要求
時間帯の画像データを共用メモリ50から抽出する。こ
れにより、地震発生前後の画像データが共用メモリ50
から抽出される。そして、CPU41は、抽出された画
像データをセンタ1に送信する(ステップT5)。
【0037】センタ1の通信制御装置23は、ITVカ
メラ装置11から送信された画像データが受信されたか
否かを判別している(図3のステップS6)。このステ
ップS6の判別が肯定されれば、通信制御装置23は、
受信された画像データを画像蓄積装置25に蓄積させる
(ステップS7)。画像蓄積装置25に画像データが蓄
積されると、表示卓27のディスプレイでは、画像蓄積
メッセージが表示される。この場合、画像を送信してき
たITVカメラ装置の名称も表示される。
【0038】センタ1のオペレータは、この表示画面に
おいて必要な画像の表示を表示卓27から指示すること
ができる。表示卓27は、画像表示が指示されると、画
像蓄積装置25にアクセスし、必要な画像データを読出
し、この読み出された画像データに対応する画像をディ
スプレイに表示させる(ステップS8)。これにより、
センタ1のオペレータは、被害の大きな地域およびその
周辺の地震発生前後の画像を見ることができる。
【0039】画像蓄積装置25への画像蓄積後、防災制
御装置23は、画像データの更新再開を示す更新再開信
号を、被害の大きな地域およびその周辺のITVカメラ
装置11に送信する(ステップS9)。一方、ITVカ
メラ装置11のCPU41は、画像データ送信後、更新
再開信号が受信されたか否かを判別している(図4のス
テップT6)。このステップT6の判別が肯定されれ
ば、これに応答してCPU41は、画像更新を再開する
(ステップT7)。
【0040】以上のようにこの実施形態によれば、地震
発生に応答して、ITVカメラ装置11における画像更
新を停止させているから、地震発生前から地震発生後ま
での画像を残しておくことができる。したがって、セン
タ1において、地震発生前後の画像を比較できるから、
地震による被害の規模を正確に把握できる。そのため、
被害の規模に応じた適切な措置をとることができる。
【0041】また、ITVカメラ装置11から被害の大
きな地域およびその周辺の画像を自動的にセンタ1に送
信しているから、被害の大きな地域をオペレータが調べ
る必要はない。したがって、被害対策措置を迅速に行う
必要のある地域の被害状況をいち早く入手できるから、
被害対策措置を効率的に行うことができる。この発明の
実施の形態の説明は以上のとおりであるが、この発明は
上述の実施形態に限定されるものではない。たとえば上
記実施形態では、地震センサ14により地震発生を検出
しているが、たとえばITVカメラ装置11により撮影
された画像に映っているセンターラインのエッジ長の変
化に基づいて、ITVカメラ装置11において地震発生
を検出するようにしてもよい。
【0042】なお、センターラインは、所定距離(たと
えば5(m))ごとに敷設されており、1画面中には通常複
数本のセンターラインが映っている。上記センターライ
ンのエッジ長とは、この複数本のセンターラインを1つ
のラインとした場合における当該ラインの縦横のエッジ
長のことである。ITVカメラ装置11は、収集された
画像データと1画像収集周期Δt2前に収集された画像デ
ータとを比較し、差分をとる。一方、センターラインの
座標位置は初期設定の段階で予めわかっているから、I
TVカメラ装置11は、上記差分の結果移動していない
と認識されたもののうち、上記座標位置に存在するもの
をセンターラインとして認識する。
【0043】次いで、ITVカメラ装置11は、認識さ
れた複数本のセンターラインを1つのラインとし、この
ラインの縦横のエッジ長を求める。地震が発生し、IT
Vカメラ装置11の設置位置がずれると、上記エッジ長
が大きく変化する。そこで、ITVカメラ装置11は、
エッジ長を監視し、エッジ長が大きく変化した場合に地
震と判断し、異常発生を示す異常信号をセンタ1に送信
する。
【0044】なお、エッジ長の変化は、たとえば車両が
センターラインをまたがってUターンしたときにも生ず
る。しかし、ITVカメラ装置11は、画像データを比
較して差分をとっているので、このようなエッジ長の一
時的な変化を地震発生と誤認識することはない。この構
成によれば、地震センサ14は不要となるから、システ
ム構成が簡素化できるとともに、コストダウンを図るこ
とができる。
【0045】また、このようにITVカメラ装置自身が
地震発生を検出する構成の場合、たとえば、センタ1の
制御を待って画像更新を停止するのではなく、ITVカ
メラ装置11のCPU41が地震発生の検出に応答して
画像更新を停止し、その後異常信号をセンタ1に送信す
るようにしてもよい。この構成によれば、センタ1の制
御を待つよりも速く画像更新をすることができるから、
より多くの地震発生前の画像を残しておくことができ、
地震発生による被害規模をより一層正確に把握すること
ができる。
【0046】さらに、上記実施形態では、被害の大きな
地域を検索テーブルを参照して特定し、その特定された
地域および当該地域周辺の画像の送信をITVカメラ装
置11に要求するようにしている。しかし、さらに広範
囲の地域の被害状況をきめ細かく把握することを重要視
するのであれば、被害の大小に関わらずにすべての管轄
地域の画像の送信をITVカメラ装置11に要求するよ
うにしてもよい。この場合、検索テーブルは不要となる
から、検索テーブルを作成する手間が省けるとともに、
検索テーブルを記憶しておくメモリが不要となる。
【0047】さらに、上記実施形態では、地震が発生し
たときに画像を自動的にセンタ1に送信する場合を例に
とって説明しているが、たとえば他の広域災害が発生し
たときに画像を自動的にセンタ1に送信するようにして
もよい。また、広域災害ではなけれども、たとえば渋滞
や事故などの異常交通の発生を検出したときに、共用メ
モリ50における画像更新を停止させ、停止後の共用メ
モリ50に記憶されている画像を自動的にセンタ1に送
信するようにしてもよい。この構成によれば、たとえば
事故発生前後の画像をセンタ1において見ることができ
るから、事故の発生原因をつきとめることができる。
【0048】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る交通監視システム
の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】ITVカメラ装置の内部構成を示すブロック図
である。
【図3】センタの主として地震発生時における処理を説
明するためのフローチャートである。
【図4】ITVカメラ装置の主として地震発生時におけ
る処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 センタ 2 端末局 11 ITVカメラ装置(撮像手段) 14 地震センサ(異常検出手段) 23 防災制御装置(停止信号送信手段、要求信号送信
手段、地域特定手段) 24 メモリ(テーブル記憶手段) 41 CPU(記憶手段、更新停止手段、完了信号送信
手段、画像送信手段、異常検出手段) 50 共用メモリ(記憶媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01V 1/16 G01V 1/16 1/22 1/22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路上の車両を撮影するための撮像手段を
    有する端末局から上記撮像手段により撮影された画像を
    センタに送信することにより、センタにおいて交通状態
    を監視するようにした交通監視システムであって、 上記端末局は、上記撮像手段により撮影された画像を記
    憶媒体に記憶するための記憶手段と、異常の有無を検出
    し、異常が発生したと検出された場合に、異常信号を上
    記センタに送信する異常検出手段とを有するものであ
    り、 上記センタは、上記端末局から送信された異常信号が受
    信されたことに応答して、上記記憶手段による画像更新
    を停止させるための更新停止信号を上記端末局に送信す
    る停止信号送信手段と、画像の送信を要求する送信要求
    信号を上記端末局に送信する要求信号送信手段とを有す
    るものであり、 上記端末局は、さらに、上記センタから送信された更新
    停止信号が受信されたことに応答して、上記記憶手段に
    よる画像の更新を停止させる更新停止手段と、上記記憶
    媒体に記憶されている画像を上記センタに順次送信する
    画像送信手段とを有するものであることを特徴とする交
    通監視システム。
  2. 【請求項2】道路上の車両を撮影するための撮像手段を
    有する端末局から上記撮像手段により撮影された画像を
    センタに送信することにより、センタにおいて交通状態
    を監視するようにした交通監視システムであって、 上記端末局は、上記撮像手段により撮影された画像を記
    憶媒体に記憶するための記憶手段と、異常の有無を検出
    するための異常検出手段と、この異常検出手段により異
    常が発生したと検出されたことに応答して、上記記憶手
    段による画像の更新を停止させる更新停止手段と、異常
    信号を上記センタに送信する異常信号送信手段とを有す
    るものであり、 上記センタは、上記端末局から送信された異常信号が受
    信された場合に、画像の送信を要求する送信要求信号を
    上記端末局に送信する要求信号送信手段を有するもので
    あり、 上記端末局は、さらに、上記センタから送信された送信
    要求信号が受信されたことに応答して、上記記憶媒体に
    記憶されている画像を上記センタに順次送信する画像送
    信手段を有するものであることを特徴とする交通監視シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記センタは、さらに、 上記撮像手段および異常検出手段の設置地域と異常発生
    による被害の規模との対応関係を示す検索テーブルが記
    憶されたテーブル記憶手段と、 上記端末局から送信された異常信号が受信されたことに
    応答して、上記テーブル記憶手段に記憶されている検索
    テーブルを参照し、被害の大きな地域を特定する地域特
    定手段とをさらに有するものであり、 上記要求信号送信手段は、上記地域特定手段により地域
    が特定された場合には、上記地域特定手段により特定さ
    れた地域に設置されている撮像手段により撮影された画
    像を送信させるための地域限定送信要求信号を上記端末
    局に送信するものであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の交通監視システム。
  4. 【請求項4】道路上の車両を撮影するための撮像手段を
    有する端末局から上記撮像手段により撮影された画像を
    センタに送信することにより、センタにおいて交通状態
    を監視するようにした交通監視システムであって、 上記端末局は、上記撮像手段により撮影された画像を記
    憶媒体に記憶するための記憶手段と、異常の有無を検出
    し、異常が発生したと検出された場合に、異常信号を上
    記センタに送信する異常検出手段とを有するものであ
    り、 上記センタは、上記撮像手段および異常検出手段の設置
    地域と異常発生による被害の規模との対応関係を示す検
    索テーブルが記憶されたテーブル記憶手段と、上記端末
    局から送信された異常信号が受信されたことに応答し
    て、上記テーブル記憶手段に記憶されている検索テーブ
    ルを参照し、被害の大きな地域を特定する地域特定手段
    と、この地域特定手段により特定された地域に設置され
    ている撮像手段により撮影された画像を送信させるため
    の送信要求信号を上記端末局に送信する要求信号送信手
    段とを有するものであり、 上記端末局は、さらに、上記センタから送信された送信
    要求信号が受信されたことに応答して、上記記憶媒体に
    記憶されている画像を上記センタに順次送信する画像送
    信手段を有するものであることを特徴とする交通監視シ
    ステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326926A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Mitsubishi Electric Corp データ配信方式及びデータ配信方法
JP2007047894A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Omron Corp 信号制御システム、および信号制御装置
JP2010140193A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 画像記録装置、画像蓄積方法、および警備システム
JP2011174795A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Nec Corp データ処理装置、および、プログラム
JP2015005910A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 日本放送協会 送受信システム、送信装置及び受信装置

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