JPH11157641A - スラットコンベヤ - Google Patents
スラットコンベヤInfo
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- JPH11157641A JPH11157641A JP9320888A JP32088897A JPH11157641A JP H11157641 A JPH11157641 A JP H11157641A JP 9320888 A JP9320888 A JP 9320888A JP 32088897 A JP32088897 A JP 32088897A JP H11157641 A JPH11157641 A JP H11157641A
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- slat conveyor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/84—Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
- B65G47/841—Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
- B65G47/844—Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
え手段を簡単な構造で、かつ、確実に同期させて作用状
態と非作用状態とに切換えることのできるスラットコン
ベヤの提供。 【解決手段】 多数のスラット12に沿って移動可能な
押圧シュー13と、押圧シュー13に連設の被ガイド部
材14,15と、物品の搬出箇所において、被ガイド部
材14,15を案内して押圧シュー13をスラット12
に沿って移動させるための複数のガイドレール17a
と、搬出箇所において、被ガイド部材14,15をガイ
ドレール17a側へ切換え移動させるために各ガイドレ
ール17aに対応して設けられた複数の切換え手段17
cとを備え、ガイドレール17aに対応する複数の切換
え手段17cが、ひとつの駆動手段20によって作用状
態と非作用状態とに切換えられるスラットコンベヤ。
Description
送方向に移動する多数のスラットと、それらスラットと
一体的に移動し、かつ、スラットに沿って移動可能な状
態で前記搬送方向に並設された複数の押圧シューと、前
記押圧シューに連設の被ガイド部材と、前記物品の搬出
箇所において、前記スラットの移動に伴ってスラットの
一側方から他側方に向けて前記被ガイド部材を案内して
前記押圧シューをスラットに沿って移動させるための複
数のガイドレールと、前記搬出箇所において、複数の被
ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させるた
めに各ガイドレールに対応して設けられた複数の切換え
手段とを備えたスラットコンベヤに関する。
は、従来、複数のガイドレールに対応して設けられる複
数の切換え手段に、それぞれ各別にシリンダやモータな
どの駆動手段を設け、その複数の駆動手段を同期させて
駆動することにより、複数の切換え手段を同時に作用状
態と非作用状態とに切換えるように構成されていた。
ものでは、複数の切換え手段に対応して複数の駆動手段
が必要となり、コストアップの一因となるばかりか、各
駆動手段を同期させて駆動する必要があるため、作用状
態と非作用状態との切換え制御が複雑になるという欠点
があった。
のであり、その目的は、複数の切換え手段を簡単な構造
で、かつ、確実に同期させた状態で作用状態と非作用状
態とに切換えることのできるスラットコンベヤを提供す
る点にある。
に、請求項1に記載の発明によれば、押圧シューをスラ
ットに沿って移動させるための複数のガイドレールに対
応して設けられる複数の切換え手段を、ひとつの駆動手
段によって作用状態と非作用状態とに切換えるように構
成されているので、複数の切換え手段のそれぞれに対応
して複数の駆動手段を設けていた従来のものに比して、
駆動手段の数を減らすことができ、構造の簡素化とコス
トダウンを図り得るとともに、ひとつの駆動手段で複数
の切換え手段を切換え操作することにより、各切換え手
段の同期切換え制御も簡単、かつ、確実となる。
シューが、スラットのそれぞれに対応して設けられてい
るので、比較的小さいな物品であっても、押圧シューに
よる押圧搬出が可能で、しかも、複数のガイドレール
が、スラットの搬送方向において、互いに隣接するスラ
ットの間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられているの
で、前記物品を極力多数の押圧シューで押圧して、姿勢
乱れの少ない状態で前記物品を整然と搬出することが可
能となる。
イド部材が、押圧シューの下方に設けられたピンと、そ
のピンの軸芯周りに回転可能に取り付けられて前記ガイ
ドレールに案内されるガイドローラとで構成されるの
で、ガイドレールに対するガイドローラの相対回転によ
って、各押圧シューは円滑に移動可能となる。そして、
前記切換え手段が、前記作用状態において、押圧シュー
の移動に伴ってガイドローラより下方に突出した前記ピ
ン部分に接当して、前記ガイドローラを前記ガイドレー
ル側へ案内する傾斜案内面を備えているので、その傾斜
案内面の作用状態と非作用状態との切換えを迅速に行う
ことができる。例えば、傾斜案内面を前記ピンの軸芯と
直交する方向に移動させて作用状態と非作用状態との切
換える場合、前記傾斜案内面をガイドローラに直接接当
させる場合と、前記ピン部分に接当させる場合とでは、
ガイドローラとピンとの径の差により、ピン部分に接当
させる方が傾斜案内面の移動量は少なくて済み、その分
だけ迅速な切換えが可能となる。
え手段が、前記作用状態において、押圧シューの移動に
伴って前記被ガイド部材に接当して、その被ガイド部材
をガイドレール側へ案内する傾斜案内面を備え、その傾
斜案内面が、前記ガイドレールに保持されているので、
例えば、前記傾斜案内面をガイドレールに設けてガイド
レール全体を移動させ、作用状態と非作用状態とに切換
えたり、あるいは、ガイドレールの一部を移動可能に構
成し、その移動可能なガイドレール部分に傾斜案内面を
設けることによって、ガイドレールによる傾斜案内面の
兼用化が可能で、構造を簡素化することができる。
え手段が、前記作用状態において、押圧シューの移動に
伴う前記被ガイド部材の接当によってガイドレール側へ
回動する回動爪を備え、その回動爪の回動作用で前記被
ガイド部材をガイドレール側へ切換え移動させるので、
各回動爪の回動作用によって、被ガイド部材を確実にガ
イドレール側へ移動させることができる。
シューが、その下方に上下方向に沿う軸芯周りに回転可
能なスプロケットを備え、そのスプロケットの前記軸芯
から偏芯した位置に被ガイド部材が設けられ、かつ、前
記切換え手段が、スプロケットに係合する1本のチェン
で構成され、前記チェンをスプロケットに係合させた作
用状態において、前記スプロケットの前記軸芯周りでの
回転に伴って前記被ガイド部材を前記ガイドレール側へ
切換え移動させるので、各スプロケットのチェンへの係
合による回転によって、被ガイド部材を確実にガイドレ
ール側へ移動させることができる。
自動倉庫に適応した例を基に図面に基づいて説明する。
このような自動倉庫は、図1に示すように、一対の物品
収納棚1が、互いに間口を相対向させた状態で設置さ
れ、この対をなす物品収納棚1が複数対平行に設置さ
れ、各対の物品収納棚1の間には、物品収納棚1の間口
に沿って移動可能なスタッカークレーン2が設けられて
いる。各スタッカークレーン2には、出退可能なフォー
クを備えた昇降台が設けられ、スタッカークレーン2の
自走と昇降台の上下昇降、ならびに、フォークの出退作
動によって、各種の物品を収納したコンテナや段ボール
箱のような物品Aを物品収納棚1の物品収納部に載置搬
入したり、物品収納部から搬出できるように構成されて
いる。
入するための搬入スラットコンベヤ3が設けられ、各対
の物品収納棚1と搬入スラットコンベヤ3との間には、
搬入コンベヤ4がそれぞれ設けられ、各搬入コンベヤ4
の搬送方向終端部には、スタッカークレーン2との間で
物品Aを移載する搬入リフタ5が設けられている。搬入
コンベヤ4には、図2に示すように、構造の異なる2種
類の搬入コンベヤがあって、ひとつは搬入スラットコン
ベヤ3の搬送方向に対してほぼ直交する方向へ物品Aを
搬送する直交型搬入コンベヤ4aで、他のひとつは搬入
スラットコンベヤ3の搬送方向に対して斜め前方に湾曲
しながら物品Aを搬送する斜交型搬入コンベヤ4bであ
る。
方形をなし、その長方形の物品Aを物品収納棚1に収納
する際、原則として、スタッカークレーン2側から見て
縦向きにして収納するように構成されている。しかし、
自動倉庫の建屋の条件などにより、物品収納棚1を全て
同じ向きにし、各物品Aを全て縦向きにして収納するこ
とが不利な場合がある。この実施形態では、図1に示す
ように、建屋の中央に複数の柱Pがあるので、物品Aの
全てを縦向きにして収納しようとすると、柱Pが邪魔に
なり柱Pの近くに空間が生じ、その分だけ物品収納棚1
の個数が減ることになる。そこで、その空間を利用し
て、物品Aをスタッカークレーン2から見て横向きにし
て収納する物品収納棚1bを一対設け、その一対の物品
収納棚1bの間にもスタッカークレーン2を設けてあ
り、同じ理由から、建屋の右側の壁近くにも、物品Aを
横向きにして収納する物品収納棚1bを一対設けてあ
る。
縦向きに収納する物品収納棚1aと、横向きに収納する
物品収納棚1bとの2種類があり、縦向きに収納する物
品収納棚1aへ物品Aを搬入するコンベヤが、直交型搬
入コンベヤ4aで構成され、搬入スラットコンベヤ3に
より縦向きで搬送されてきた物品Aを、そのままの姿勢
で直交型搬入コンベヤ4aに移載し、直交型搬入コンベ
ヤ4aによって横向きに搬送するように構成されてい
る。他方、物品Aを横向きに収納する物品収納棚1bへ
搬入する搬入コンベヤは、斜交型搬入コンベヤ4bで構
成され、搬入スラットコンベヤ3により縦向きで搬送さ
れてきた物品Aを徐々に姿勢変更し、物品Aを縦向きに
して搬送するように構成されている。
出するための搬出スラットコンベヤ6が設けられ、各対
の物品収納棚1と搬出スラットコンベヤ6との間には、
搬出コンベヤ7がそれぞれ設けられ、各搬出コンベヤ7
の搬送方向始端部には、スタッカークレーン2との間で
物品Aを移載する搬出リフタ8が設けられている。搬出
コンベヤ7にも2種類あって、図3に示すように、ひと
つは物品Aを横向きで搬送して搬出スラットコンベヤ6
に対してほぼ直交する方向から物品Aを横向きのまま移
載する直交型搬出コンベヤ7aで、物品Aを縦向きに収
納する物品収納棚1aに対応して設けられている。他の
ひとつは物品Aを縦向きで搬送して搬出スラットコンベ
ヤ6に対して斜めに斜交しながら、物品Aの姿勢を徐々
に搬出スラットコンベヤ6に対して縦向きになるように
姿勢変更して移載する斜交型搬出コンベヤ7bであり、
物品Aを横向きにして収納する物品収納棚1aに対応し
て設けられている。
トコンベヤ6とは、ともに同じ構造であり、図4および
図5に示すように、搬送方向から見て左右一対のフレー
ム9が設けられ、そのフレーム9の両端に駆動用スプロ
ケットと遊転スプロケットとが設けられている。そし
て、それら両スプロケット間に左右一対の無端状のチェ
ン10が巻き掛けられ、電動モータ11によって駆動用
スプロケットを駆動することで、左右一対のチェン10
が、フレーム9の上方において搬送方向に向けて回転駆
動する。フレーム9の下方においては、チェン10がフ
レーム9の上方と逆方向に回転駆動するように構成され
ている。左右一対のチェン10間にわたって、複数本の
細長いスラット12が取り付けられ、各スラット12に
は、物品Aを押圧して搬入コンベヤ4側へ押圧移載する
押圧シュー13が、各スラット12と一体的に移動可能
に外嵌されている。各押圧シュー13の下方には、被ガ
イド部材としてのピン14が突設され、そのピン14に
同じく被ガイド部材としてのガイドローラ15がピン1
4の軸芯周りに遊転可能に取り付けられ、かつ、ピン1
4の下端部がガイドローラ15よりも下方に突出するよ
うに構成されている。
よび図7に示すように、各押圧シュー13のガイドロー
ラ15を案内する主ガイド16が、チェン10に沿う状
態で左右一対設けられている。左右一対の主ガイド16
の上方で、かつ、物品Aの搬出箇所においては、図6に
示すように、各直交型搬入コンベヤ4aに対応して、両
主ガイド16を斜めに連結する状態で複数本のガイドレ
ールとしての直交用分岐ガイド17aが設けられ、その
複数本の直交用分岐ガイド17aは、スラットコンベヤ
6の搬送方向において、互いに隣接するスラット12の
間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられている。また、各
斜交型搬入コンベヤ4bに対応する物品Aの搬出箇所に
は、図7に示すように、両主ガイド16を斜めに連結す
る状態で1本の斜交用分岐ガイド18aが設けられ、さ
らに、主ガイド16の下方においては、両主ガイド16
を斜めに連結する1本のリターンガイド19が設けられ
ている。したがって、左右一対の主ガイド16のうち、
一方は無端状のチェン10の全長に沿う状態で、他方は
上方に位置するチェン10に沿って、かつ、リターンガ
イド19(図4参照)部分で終端するように設けられて
いる。
主ガイド16に案内されてきた複数のガイドローラ15
を直交用分岐ガイド17a側に一挙に方向転換するため
に、前記ピン14に接当してガイドローラ15を直交用
分岐ガイド17a側に案内する傾斜案内面17dを備え
た切換え手段としての方向転換部材17cが、直交用分
岐ガイド17aに対応して複数設けられている。この複
数の方向転換部材17cは、直交用方向転換具17bに
一体的に取り付けられ、その直交用方向転換具17b
が、駆動手段20としてのひとつの直交用エアシリンダ
20aにより出退可能に構成され、傾斜案内面17dを
備えた方向転換部材17cや直交用方向転換具17bな
どによって、複数の押圧シュー13を搬入スラットコン
ベヤ3の搬送方向に沿うほぼ直線状に切換える直交用切
換え手段17が構成されている。
7bに複数の方向転換部材17cが一体的に設けられ、
直交用エアシリンダ20aの出退に伴って、直交用方向
転換具17bを介して複数の方向転換部材17cが一体
的に作動するように構成されているまた、斜交用分岐ガ
イド18aの近傍には、主ガイド16により案内されて
きた複数のガイドローラ15を斜交用分岐ガイド18a
側に順次方向転換するための斜交用方向転換具18b
が、斜交用エアシリンダ21によって出退可能に構成さ
れている。つまり、斜交用分岐ガイド18aや斜交用方
向転換具18bなどによって、複数の押圧シュー13を
搬入スラットコンベヤ3の搬送方向に対して順次斜めに
横切る状態に切換える斜交用切換え手段18が構成され
ている。
ンベヤ6とは、上述のように構成されていて、駆動用ス
プロケットによって左右一対のチェン10が回転駆動さ
れると、各スラット12とそれに外嵌の押圧シュー13
もチェン10と一緒に回転駆動され、スラット12上に
載置された物品Aを搬送する。物品Aを直交型搬入コン
ベヤ4aに移載する際には、直交用エアシリンダ20a
によって直交用方向転換具17bを介して複数の方向転
換部材17cが一体的に主ガイド16側に突出され、そ
の主ガイド16に沿って移動してきた複数のガイドロー
ラ15を支持するピン14の下方突出部の複数が、各方
向転換部材17cの傾斜案内面17dに接当して案内さ
れ、複数のガイドローラ15が各直交用分岐ガイド17
a側に方向転換される。
のみで、複数の方向転換部材17cを一体的に作動さ
せ、複数のガイドローラ15を直交用分岐ガイド17a
側に同時に方向転換することができる。そして、各スラ
ット12の搬送方向への移動と各ガイドローラ15に対
する直交用分岐ガイド17aの案内作用により、図8に
示すように、複数の押圧シュー13が、スラットコンベ
ヤ3,6の搬送方向に沿ってほぼ直線状になった状態
で、物品Aを押圧して直交型搬入コンベヤ4aに移載す
る。
移載する際には、斜交用エアシリンダ21によって斜交
用方向転換具18bが主ガイド16側に突出され、その
主ガイド16に沿って移動してきた複数のガイドローラ
15を支持するピン14が、斜交用方向転換具18bに
接当して案内され、順次斜交用分岐ガイド18a側に方
向転換される。そして、各スラット12の搬送方向への
移動と各ガイドローラ15に対する斜交用分岐ガイド1
8aの案内作用により、図9に示すように、複数の押圧
シュー13が、スラットコンベヤ3,6の搬送方向に対
して斜めに順次横切る状態で物品Aを押圧して斜交型搬
入コンベヤ4bに移載する。その後、直交型搬入コンベ
ヤ4aや斜交型搬入コンベヤ4bへの移載に用いられた
押圧シュー13は、リターンガイド19によって元の主
ガイド16側に戻される。
搬入コンベヤ4aと斜交型搬入コンベヤ4bへの分岐移
載を兼用するため、図10に示すように、各押圧シュー
13には、直交型搬入コンベヤ4aへの移載時に押圧作
用する直交用押圧面22aと、斜交型搬入コンベヤ4b
への移載時に押圧作用する斜交用押圧面22bとを備え
ている。
コンベヤ4b、ならびに、斜交型搬出コンベヤ7bは、
全て回転可能な複数のローラを備えたローラコンベヤで
構成され、斜交型搬入コンベヤ4bと斜交型搬出7bと
は、搬送方向が異なるだけで同じ構造であり、図9に示
すように、長さの異なる複数の斜交用ローラ23が、徐
々に角度を変えながら大きく湾曲するように配置され、
かつ、各斜交用ローラ23が、図外の電動モータによっ
て互いに同期しながら回転駆動されるように構成されて
いる。それに対し、直交型搬入コンベヤは、図8に示す
ように、長さの異なる複数の直交用ローラ24が、急速
に角度を変えるように配置され、これら直交用ローラ2
4も図外の電動モータによって互いに同期しながら回転
駆動されるように構成されている。
示すように、複数の回転駆動式ローラを備えた第一ロー
ラコンベヤ25と複数の遊転式ローラを備えた第二ロー
ラコンベヤ26とを有し、第二ローラコンベヤ26に
は、搬出スラットコンベヤ6の搬送方向に沿って移動
し、物品Aを押圧する横長の押圧部材27が設けられ、
かつ、その押圧部材27には、その長手方向に沿って移
動して物品Aを押圧する押圧体28が設けられている。
そして、第一ローラコンベヤ25から物品Aが送られて
くると、押圧部材27が搬出スラットコンベヤ6の搬送
方向に沿って移動し、かつ、その押圧部材27に沿って
押圧体28が搬出スラットコンベヤ6側へ移動する。し
たがって、物品Aは、図11中に矢印で示すように、第
二ローラコンベヤ26上を斜めに横切って、かつ、搬出
スラットコンベヤ6の搬送速度と同期した速度で搬出ス
ラットコンベヤ6上に移載されるように構成されてい
る。
は、全てマイクロコンピュータ利用の制御装置Hによっ
て制御される。制御装置Hは、図12に示すように、各
スタッカークレーン2を制御するスタッカークレーン用
制御部H1と通信可能に構成され、操作装置29からの
指令に基づいて、各スラットコンベヤ3,6の直交用エ
アシリンダ20aや斜交用エアシリンダ21などの作動
を制御して、直交用切換え手段17や斜交用切換え手段
18の切換え制御などを実行する。
いて説明する。物品Aを搬入する場合には、その搬入す
る物品Aに関する情報を操作装置29に入力すると、そ
の入力情報に基づいて、制御装置Hが、物品Aを搬入す
る物品収納棚1とその物品収納部とを選定する。そし
て、搬入スラットコンベヤ3により搬送されてきた物品
Aが、搬入すべき物品収納棚1に対応する搬入コンベヤ
4に対して所定の位置に至ると、図外の在荷検出手段か
らの信号に基づいて切換え手段17,18を切換え制御
する。
入コンベヤ4aであれば、直交用エアシリンダ20aに
よって直交用方向転換具17bを介して複数の方向転換
部材17cを主ガイド16側に突出させる。すると、所
定数の押圧シュー13のガイドローラ15が、主ガイド
16から直交用分岐ガイド17a側に方向転換される。
そして、所定数の押圧シュー13が、搬入スラットコン
ベヤ3の搬送方向に沿って直線状にされた状態で、物品
Aを押圧して直交型搬入コンベヤ4aに分岐移載する。
また、斜交型搬入コンベヤ4bであれば、斜交用エアシ
リンダ21によって斜交用方向転換具18bを主ガイド
16側に突出させ、所定数の押圧シュー13を搬入スラ
ットコンベヤ3の搬送方向に対して順次斜めに横切る状
態で移動させ、物品Aを押圧して斜交型搬入コンベヤ4
bに分岐移載する。
出手段からの信号に基づいて搬入リフタ5を上昇させ
て、スタッカークレーン2のフォークで物品Aを掬い取
る。その後、スタッカークレーン2のフォークを退避さ
せて、物品Aをスタッカークレーン2の昇降台上に移載
し、スタッカークレーン2の自走と昇降台の上下昇降、
ならびに、フォークの出退作動によって、物品Aを物品
収納棚1の物品収納部に載置する。その際に、物品収納
棚1が物品Aを縦向きに収納する物品収納棚1aであれ
ば、物品Aを縦向きにして、横向きに収納する物品収納
棚1bであれば、物品Aを横向きにしてそれぞれ収納
し、物品Aの搬入作業が終了する。
Aに関する情報を操作装置29に入力すると、その入力
情報に基づいて、制御装置Hが、搬出する物品Aが収納
されている物品収納棚1とその物品収納部とを選定す
る。すると、上述した搬入作業とは逆に、スタッカーク
レーン2が、選定された物品収納棚1の物品収納部から
物品Aを搬出して、搬出リフタ8上に移載する。その
後、搬出リフタ8を下降させて搬出コンベヤ上に移載す
る。このとき、その搬出コンベヤ7が、直交型搬出コン
ベヤ7aであれば、第二ローラコンベヤ26に設けた図
外の在荷検出手段からの信号に基づいて、押圧部材27
と押圧体28とを同時に作動させて、物品Aを搬出スラ
ットコンベヤ6の搬送速度と同期させた状態で搬出スラ
ットコンベヤ6上に搬出する。また、搬出コンベヤ7
が、斜交型搬出コンベヤ7bであれば、物品Aの姿勢を
徐々に変更しながら搬出スラットコンベヤ6上に搬出
し、いずれの場合にも、各物品Aは、搬出スラットコン
ベヤ6に対して縦向きにして搬出され、その後、物品A
は、搬出スラットコンベヤ6に設けられた直交用切換え
手段17や斜交用切換え手段18の切換え作動で、所定
の箇所に搬出されて搬出作業を終了する。
一体的に備えられた直交用方向転換具17bを主ガイド
16側へ突出して、ガイドローラ15を直交用分岐ガイ
ド17a側へ方向転換するように構成していたが、図1
3に示すように、複数の直交用分岐ガイド17aのう
ち、主ガイド16側の一部を各直交用分岐ガイド17a
に対してスライド可能に保持させ、そのスライド可能な
一部を切換え手段17eとすることもできる。この場合
には、各切換え手段17eに傾斜案内面17dを設け、
かつ、各切換え手段17eを分岐ガイド用連結部材30
で一体的に連結し、その分岐ガイド用連結部材30を作
動手段20としてのひとつの直交用の分岐ガイド移動用
エアシリンダ20bにより主ガイド16側へスライドさ
せ、図13の(ロ)に示すように、主ガイド16に沿っ
て移動してきたガイドローラ15を傾斜案内面17dに
接当させて直交用分岐ガイド17a側へ方向転換する。
なお、この実施形態において、直交用分岐ガイド17a
の主ガイド16側に傾斜案内面17dを設け、各直交用
分岐ガイド17aの全体を一体的にスライドさせるよう
に構成することもできる。
面17dの案内作用により、複数のガイドローラ15を
直交用分岐ガイド17a側に方向転換するように構成し
ていたが、次のように構成してもよい。すなわち、図1
4および図15に示すように、ガイドローラ15の接当
によって直交用分岐ガイド17a側へ回動する切換え手
段としての回動爪31を設け、この回動爪31の複数を
回動爪用連結部材32で一体的に保持し、その回動爪用
連結部材32を駆動手段20としての直交用の回動爪作
動用エアシリンダ20cによって上方の作用位置と下方
の非作用位置とに切換え可能に構成してある。そして、
各回動爪31が下方に位置する非作用状態において、各
回動爪31は図14の(イ)や図15の(イ)に示す状
態にあり、上方に位置する作用状態に切換えると、各回
動爪31が上方に移動するとともに、その上方への移動
に伴う回動溝33の作用によって図14の(ロ)や図1
5の(ロ)に示す状態に回動すして主ガイド16側へ突
出する。この作用状態において、主ガイド16に沿って
移動してきた複数のガイドローラ15が各回動爪31に
接当すると、回動爪31が図外のスプリングに抗して直
交用分岐ガイド17a側へ回動するとともに、回動溝3
3の作用で下方へ移動し、各ガイドローラ15が主ガイ
ド16側から直交用分岐ガイド17a側へ方向転換され
る。
て、次のような構成としてもよい。すなわち、図16お
よび図17に示すように、各押圧シュー13の下方に突
出したピン14の軸芯周りに回転可能な方向転換用スプ
ロケット34とアーム35とを取り付け、このアーム3
5の先端にガイドローラ15を取り付けて実施すること
もできる。この場合には、方向転換用スプロケット34
に係合する1本の方向転換用チェン36が切換え手段と
して作用し、駆動手段20としてのスプロケット移動用
エアシリンダ20dにより主ガイド16側へ出退自在に
設けられ、方向転換用チェン36が主ガイド16側へ突
出した作用状態において、各方向転換用スプロケット3
4が方向転換用チェン36に係合すると、この固定の方
向転換用チェン36に対して方向転換用スプロケット3
4が回転し、その回転に伴ってアーム35とそのアーム
35に取り付けたガイドローラ15も一体的に回転し、
図16の(ロ)に示すように、各ガイドローラ15が直
交用分岐ガイド17a側へ方向転換される。
図
の平面図
の平面図
の断面図
の平面図
の断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 物品を載置して搬送方向に移動する多数
のスラットと、それらスラットと一体的に移動し、か
つ、スラットに沿って移動可能な状態で前記搬送方向に
並設された複数の押圧シューと、前記押圧シューに連設
の被ガイド部材と、前記物品の搬出箇所において、前記
スラットの移動に伴ってスラットの一側方から他側方に
向けて前記被ガイド部材を案内して前記押圧シューをス
ラットに沿って移動させるための複数のガイドレール
と、前記搬出箇所において、複数の被ガイド部材を前記
ガイドレール側へ切換え移動させるために各ガイドレー
ルに対応して設けられた複数の切換え手段とを備えたス
ラットコンベヤであって、 前記複数のガイドレールに対応する複数の切換え手段
が、ひとつの駆動手段によって作用状態と非作用状態と
に切換えられるように構成されているスラットコンベ
ヤ。 - 【請求項2】 前記押圧シューが、前記スラットのそれ
ぞれに対応して設けられ、前記複数のガイドレールが、
前記スラットの搬送方向において、互いに隣接するスラ
ットの間隔とほぼ同じ間隔を置いて設けられている請求
項1に記載のスラットコンベヤ。 - 【請求項3】 前記被ガイド部材が、前記押圧シューの
下方に設けられたピンと、そのピンの軸芯周りに回転可
能に取り付けられて前記ガイドレールに案内されるガイ
ドローラとで構成され、前記切換え手段が、前記作用状
態において、前記押圧シューの移動に伴って前記ガイド
ローラより下方に突出した前記ピン部分に接当して、前
記ガイドローラを前記ガイドレール側へ案内する傾斜案
内面を備えている請求項1または2に記載のスラットコ
ンベヤ。 - 【請求項4】 前記切換え手段が、前記作用状態におい
て、前記押圧シューの移動に伴って前記被ガイド部材に
接当して、その被ガイド部材を前記ガイドレール側へ案
内する傾斜案内面を備え、その傾斜案内面が、前記ガイ
ドレールに保持されている請求項1または2に記載のス
ラットコンベヤ。 - 【請求項5】 前記切換え手段が、前記作用状態におい
て、前記押圧シューの移動に伴う前記被ガイド部材の接
当によって前記ガイドレール側へ回動する回動爪を備
え、その回動爪の回動作用で前記被ガイド部材を前記ガ
イドレール側へ切換え移動させる請求項1または2に記
載のスラットコンベヤ。 - 【請求項6】 前記押圧シューが、その下方に上下方向
に沿う軸芯周りに回転可能なスプロケットを備え、その
スプロケットの前記軸芯から偏芯した位置に前記被ガイ
ド部材が設けられ、かつ、前記切換え手段が、前記スプ
ロケットに係合する1本のチェンで構成され、前記チェ
ンを前記スプロケットに係合させた作用状態において、
前記スプロケットの前記軸芯周りでの回転に伴って前記
被ガイド部材を前記ガイドレール側へ切換え移動させる
請求項1または2に記載のスラットコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32088897A JP3568020B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スラットコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32088897A JP3568020B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スラットコンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157641A true JPH11157641A (ja) | 1999-06-15 |
JP3568020B2 JP3568020B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=18126391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32088897A Expired - Fee Related JP3568020B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スラットコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3568020B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7357242B2 (en) | 2003-08-05 | 2008-04-15 | Daifuku Co., Ltd. | Transfer apparatus |
JP2008214024A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Daifuku Co Ltd | コンベヤ装置 |
JP2009535276A (ja) * | 2006-04-10 | 2009-10-01 | ファン リート エクイプメント ビー.ヴイ. | 移送デバイス |
JP2014034454A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Ito Denki Kk | 物品仕分装置 |
JP2014040311A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Ito Denki Kk | 物品仕分装置 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32088897A patent/JP3568020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7357242B2 (en) | 2003-08-05 | 2008-04-15 | Daifuku Co., Ltd. | Transfer apparatus |
JP2009535276A (ja) * | 2006-04-10 | 2009-10-01 | ファン リート エクイプメント ビー.ヴイ. | 移送デバイス |
JP2008214024A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Daifuku Co Ltd | コンベヤ装置 |
JP2014034454A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Ito Denki Kk | 物品仕分装置 |
JP2014040311A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Ito Denki Kk | 物品仕分装置 |
Also Published As
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---|---|
JP3568020B2 (ja) | 2004-09-22 |
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