JPH11156638A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH11156638A
JPH11156638A JP32135397A JP32135397A JPH11156638A JP H11156638 A JPH11156638 A JP H11156638A JP 32135397 A JP32135397 A JP 32135397A JP 32135397 A JP32135397 A JP 32135397A JP H11156638 A JPH11156638 A JP H11156638A
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JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
deceleration
time constant
control device
numerical control
Prior art date
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Pending
Application number
JP32135397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kobo Moroi
弘法 諸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP32135397A priority Critical patent/JPH11156638A/ja
Publication of JPH11156638A publication Critical patent/JPH11156638A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タップ加工の要求精度に応じた穴底加工がで
きる数値制御装置を提供すること。 【解決手段】 主軸9の回転指令および送り軸15の移
動指令を同期させることで主軸位置と送り軸位置の同期
制御を行いタッピング加工を行う数値制御装置におい
て、入力装置1で指定されたタップのネジピッチ及び周
速に応じて加減速時定数を決定する時定数決定回路4
と、前記決定された加減速時定数に基づいて主軸9と送
り軸15の加減速制御を行う加減速制御回路5、11
と、加減速制御回路5、11の出力パルスが供給される
エラーカウンタ6、12と、入力装置1からの指定でエ
ラーディテクト領域を任意に設定しその設定領域をエラ
ーカウンタ6、12に供給するエラーディテクト領域設
定手段17とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マシニングセン
ター等の工作機械において、主軸位置と送り軸位置とを
同期制御してタッピング加工を行う様になっている数値
制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の数値制御装置は、例えば特開平7
−112322号公報に開示のように、送り軸の移動の
パルス分配終了後にサーボの遅れによるたまりパルス許
容値(エラーディテクトオン)が固定となっており、可
変設定できなかった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】上記のごとく、従来の
数値制御装置では、タップ加工のための切り込み穴底加
工では、サーボの遅れによるたまりパルス許容値が固定
であり、タップ加工の種類に関わらず穴底は一定の精度
で加工され、例えば、低い精度のタップ加工であって
も、一定の高い精度での穴底加工が行われており、かな
りの加工時間を要していた。そこでこの発明は、タップ
加工の要求精度に応じた穴底加工ができる数値制御装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる数値制
御装置は、主軸の回転指令および送り軸の移動指令を同
期させることで主軸位置と送り軸位置の同期制御を行い
タッピング加工を行う数値制御装置において、パルス分
配終了後のサーボの遅れによるエラーディテクトの領域
を任意に設定する手段を備えたものである。また、この
発明に係わる数値制御装置は、主軸の回転指令および送
り軸の移動指令を同期させることで主軸位置と送り軸位
置の同期制御を行いタッピング加工を行う数値制御装置
において、入力装置で指定されたタップのネジピッチ及
び周速に応じて加減速時定数を決定する時定数決定回路
と、前記決定された加減速時定数に基づいて前記主軸と
前記送り軸の加減速制御を行う加減速制御回路と、前記
加減速制御回路の出力パルスが供給されるエラーカウン
タと、前記入力装置からの指定でエラーディテクト領域
を任意に設定しその設定領域を前記エラーカウンタに供
給するエラーディテクト領域設定手段とを具備したもの
である。この発明によれば、入力装置から入力できるエ
ラーディテクト領域設定手段が数値制御装置に設けられ
る。その結果、主軸の回転指令及び送り軸の移動指令が
パルス分配された後に、エラーカウンタのサーボの遅れ
によるたまりパルスがエラーデイテクト領域設定手段で
設定した許容値になったことを確認することで、タップ
穴底での加工精度を設定された精度で加工する。即ち、
ネジの種類等に応じて、穴底の加工精度を入力装置から
任意に設定できるようになる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はこの発明による数値制御
装置の要部のブロック図である。入力装置1からデータ
入力すると、演算器2は、入力されたデータに基づき加
工プログラム上の記述に従って決まる指令値を出力す
る。この場合の指令値は、タップのネジピッチpと、周
速Fが出力される。この出力pとFを入力したパルス分
配回路3は、主軸9の回転を行うための分配パルスPs
を主軸用加減速制御回路に出力すると共に、送り軸15
の移動を制御する分配パルスPzを送り軸用加減速制御
回路11に出力する。時定数決定回路4は、ネジピッチ
pに対応するピッチ依存定数のデータテーブルとしての
ピッチ依存定数テーブルを記憶する等して備えており、
演算器2から入力したネジピッチ指令値pに応じて加減
速時定数Tを主軸用加減速制御回路5と送り軸用加減速
制御回路11とに出力する。主軸用加減速制御回路5
は、分配パルスPs及び加減速時定数Tに基づいて主軸
モータ8即ち主軸9を加減速制御する。主軸用加減速制
御回路5からの出力パルスQsは、主軸用エラーカウン
タ6に送られ、このエラーカウンタ6をカウントアップ
する。主軸9と同期回転するパルスジェネレータ10よ
り得られる帰還パルスRsは、先の主軸用エラーカウン
タ6をカウントダウンする。従って、主軸用エラーカウ
ンタ6の内部には、出力パルスQsと帰還パルスRsと
の差分があり、この値をアナログ変換して主軸ドライブ
回路7に与えて、この主軸ドライブ回路は、主軸モータ
8を運転する。送り軸用加減速制御回路11は、分配パ
ルスPzと加減速時定数Tとを入力して出力パルスQz
を送り軸用エラーカウンタ12に出力して、送り軸用エ
ラーカウンタ12をカウントアップする。一方、送り軸
15と同期回転するパルスジェネレータ16の出力する
帰還パルスRzは、送り軸用エラーカウンタ12をカウ
ントダウンする。送り軸用エラーカウンタ12は、出力
パルスQzと帰還パルスRzの差をアナログ変換して送
り軸ドライブ回路13に与える。すると、送り軸ドライ
ブ回路13は、送り軸モータ14を駆動させて、送り軸
15を運転する。この様な数値制御装置において、この
発明によれば、入力装置1と時定数決定回路4とからデ
ータ入力し、主軸用エラーカウンタ6と送り軸用エラー
カウンタ12とに出力するエラーディテクト領域設定テ
ーブル17を設けている。この様に構成することによ
り、入力装置1からネジピッチ情報を入力すると、演算
器2の出力を入力したパルス分配回路3は、主軸用加減
速制御回路5と送り軸用加減速制御回路11とに分配パ
ルスPsとPzとを出力して主軸9と送り軸15とを加
工プログラム通りに駆動して加工運転をする。一方、入
力装置1は、ネジピッチ情報を入力すると、そのネジに
適当な穴底加工精度に比例する情報を自動的に出力して
エラーディテクト領域設定テーブル17に与える。する
と、エラーディテクト領域設定テーブル17は、主軸用
エラーカウンタ6と送り軸用エラーカウンタ12に設定
領域値を出力する。各エラーカウンタ6、12では、サ
ーボの遅れパルス許容値がエラーディテクト領域になっ
たことを確認すると、穴底の要求加工精度を満たしたも
のと判断して加工を終了する。尚、入力装置1にネジピ
ッチ情報を入力すると自動的に加工精度情報を出力する
方式の代わりに、ネジピッチ情報と、加工精度情報の双
方をに入力する方式としても良い。
【0006】
【発明の効果】以上説明した発明によれば、入力装置に
より領域を設定できるエラーディテクト領域設定手段を
設け、その出力を主軸用と、送り軸用のエラーカウンタ
に入力させることにより、加工プログラム上で、ネジの
種類等に応じてネジ穴底の加工精度を設定することがで
きる。その結果、精度を要求されないネジの加工の場合
は、穴底の精度も要求されないので、エラーディテクト
領域設定値を大きく設定すると、低い精度で加工するこ
とになり、加工時間も短縮される為、タッピング加工サ
イクルの時間短縮が図れ、生産能率の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による数値制御装置の基本的構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 演算器 3 パルス分配回路 4 時定数決定回路 5 主軸用加減速制御回路 6 主軸用エラーカウンタ 7 主軸ドライブ回路 8 主軸モータ 9 主軸 10 主軸用パルスジェネレータ 11 送り軸用加減速制御回路 12 送り軸用エラーカウンタ 13 送り軸ドライブ回路 14 送り軸モータ 15 送り軸 16 送り軸用パルスジェネレータ 17 エラーディテクト領域設定テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の回転指令および送り軸の移動指令
    を同期させることで主軸位置と送り軸位置の同期制御を
    行いタッピング加工を行う数値制御装置において、 パルス分配終了後のサーボの遅れによるエラーディテク
    トの領域を任意に設定する手段を備える数値制御装置。
  2. 【請求項2】 主軸の回転指令および送り軸の移動指令
    を同期させることで主軸位置と送り軸位置の同期制御を
    行いタッピング加工を行う数値制御装置において、 入力装置で指定されたタップのネジピッチ及び周速に応
    じて加減速時定数を決定する時定数決定回路と、 前記決定された加減速時定数に基づいて前記主軸と前記
    送り軸の加減速制御を行う加減速制御回路と、 前記加減速制御回路の出力パルスが供給されるエラーカ
    ウンタと、 前記入力装置からの指定でエラーディテクト領域を任意
    に設定しその設定領域を前記エラーカウンタに供給する
    エラーディテクト領域設定手段とを具備したことを特徴
    とする数値制御装置。
JP32135397A 1997-11-21 1997-11-21 数値制御装置 Pending JPH11156638A (ja)

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