JPH1115644A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH1115644A
JPH1115644A JP16852397A JP16852397A JPH1115644A JP H1115644 A JPH1115644 A JP H1115644A JP 16852397 A JP16852397 A JP 16852397A JP 16852397 A JP16852397 A JP 16852397A JP H1115644 A JPH1115644 A JP H1115644A
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JP16852397A
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English (en)
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Megumi Asano
恵 浅野
Masanao Takeishi
正尚 武石
Seiji Hase
清治 長谷
Seigo Kojima
省悟 小島
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本入出力ソフトを変更することなく、簡易
低コストにシステム設定を自動化したパソコン等の制御
装置を提供する。 【解決手段】 追加ソフトROM22にシステム設定情
報書き換えソフト22Sを設けて入力手段21から入力
された設定内容とすでに不揮発性メモリ13に設定され
ている設定内容を比較し、両者が異なっている場合は入
力手段21から入力された設定内容に変更するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコン等の制御装
置に関し、特に装置の起動時、オペレーティングシステ
ムの任意的設定部分の設定値をディスプレイやキーボー
ドを使用することなく設定できるようにした制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパソコンのような制御装置
では、装置始動時、FDD/HDDの切り換え選択、メ
モリ容量の選択、周辺装置の有無の選択、キャッシュメ
モリの使用可否の選択、クロックスピードの選択等のオ
ペレーティングシステム(OS)の任意的設定部分を選
択し、データ処理の要件に適するよう特定のシステム設
定をする処理が必要である。
【0003】ここで、上記のごときオペレーティングシ
ステムのシステム設定は、パソコン内蔵の不揮発性メモ
リにその情報が書き込まれており、その設定に従ってパ
ソコンを始動させている。
【0004】図3は、このような従来のパソコンの概略
構成を示すブロック図であるが、パソコン10は、内部
のアドレス/データバス11に接続された基本入出力ソ
フトROM12、不揮発性メモリ13、ディスプレイコ
ントローラ14、CPU15、キーボードコントローラ
16、追加ソフトROM22、ディスプレイコントロー
ラ14に接続されたディスプレイ17、キーボードコン
トローラ16に接続されたキーボード18より構成され
ている。
【0005】このような構成において、ユーザがシステ
ム設定をする場合は、基本入出力ソフトROM12の内
容に従ってディスプレイ17を見ながら、キーボード1
8の操作によって不揮発性メモリ13内のシステム設定
情報を書き換えていた。
【0006】この場合の処理手順を図4のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0007】まず、リセットがかかると当処理は開始さ
れ、不揮発性メモリ13内のシステム設定情報を読み込
む(ステップ100)。
【0008】図5に不揮発性メモリ13内のシステム設
定情報の一例を示すが、システム設定情報30には、F
DD A設定情報30−1、FDD B設定情報30−
2、HDD設定情報30−3、メモリ容量設定情報30
−4、周辺機器設定情報30−5、キャッシュ設定情報
30−6等が含まれている。
【0009】こうして、システム設定情報が読み込まれ
ると、次に有効な追加ソフトのコードがあるか否かが調
べられる(ステップ110)。
【0010】これは、図6に示す追加ソフトROM22
を調べることによって行われる。追加ソフトROM22
はそれぞれ8キロバイトより構成される8000hから
0EFFFFhまでの絶対アドレス領域22−1、22
−2、…22−nより構成され、各絶対アドレス領域2
2−1、22−2、…22−nの先頭番地は追加ソフト
存在コード設定領域22−1a、22−2a、…22−
naとされているので、各絶対アドレス領域22−1、
2−2、…22−nの先頭番地に追加ソフト存在コード
が有るか否かを調べることによって行われる。図6の例
では、絶対アドレス領域22−2の追加ソフト存在コー
ド設定領域22−2aに追加ソフト存在コードが設定さ
れている。
【0011】ここで、有効な追加ソフトのコードがある
場合は(ステップ110でYes)、その追加ソフトの
内容を実行し(ステップ120)、ステップ100に戻
る。
【0012】一方、有効な追加ソフトのコードがない場
合は(ステップ110でNo)、キーボード入力による
システム設定の変更があるか否かが調べられる(ステッ
プ130)。
【0013】ここで、キーボード入力によるシステム設
定の変更がある場合は(ステップ130でYes)、そ
の変更された設定内容を不揮発性メモリ13に上書きし
(ステップ140)、再びステップ100の処理に戻
る。
【0014】なお、システム設定の変更をする場合は、
ディスプレイ17上に図7に示すシステム設定画面50
を呼び出し、キーボード18からの入力によりシステム
設定の変更を行う。
【0015】一方、キーボード入力によるシステム設定
の変更がない場合は(ステップ120でNo)、不揮発
性メモリ13の設定内容に基づき起動する(ステップ1
50) 以上が、パソコンにおける従来のシステム設定
の処理手順である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来のパソコンにおけるシステム設定の変更で
は、ディスプレイ17上に図7に示すシステム設定画面
50を呼び出し、キーボード18からの入力によりシス
テム設定の変更を行う必要がある。従って、必ずディス
プレイ17やキーボード18が必要であり、装置がコス
ト高になるという不具合があった。
【0017】この不具合を解決するための構成を図8に
示すと、同図に示すごとく、スイッチ等の入力手段21
を設けるとともにアドレス/データバス11にアドレス
デコーダ19とデータバッファ20を接続し、基本入出
力ソフトROM12がスイッチSW1〜SW4および抵
抗R1〜R4より構成される入力手段21を監視し、ス
イッチSW1〜SW4の入力状態に対応した設定値を不
揮発性メモリ13に上書きすることでシステム設定を行
うという方法もある。
【0018】なお、このような構成において、図中点線
で示したが、内部のアドレス/データバス11にディス
プレイコントローラ14とキーボードコントローラ16
を接続し、ディスプレイコントローラ14に接続された
ディスプレイ17と、キーボードコントローラ16に接
続されたキーボード18を具備するようにしてもよい。
【0019】なお、入力手段21は、例えばディップス
イッチ等で構成することができる。
【0020】図9に入力手段21の設定例を示す。例え
ば、同図に示すごとく、SW1〜SW4の4つのスイッ
チがある場合、そのON,OFFに対応して同図に示す
ごとき内容でシステム設定が行われる。
【0021】しかしながら、上記ごとき、基本入出力ソ
フトROM12が入力手段21の状態を監視し、その入
力状態に対応した設定値を不揮発性メモリ13に上書き
することでシステム設定を自動化するという方法では、
基本入出力ソフトROM12の内容をそのような内容に
書き直す必要がある。しかし、基本入出力ソフトROM
12はリードオンリィメモリであるので書き直すことは
できず、一般的にはこのような設定方式を採用すること
はできないという問題点があった。
【0022】そこで、本発明は上記問題点に着目してな
されたもので、パソコン等の制御装置において、基本入
出力ソフトを変更することなく、簡易低コストにシステ
ム設定を自動化したパソコン等の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、装置の起動時、オペレーティン
グシステムの任意的設定部分の設定値をデータ処理の要
件に適するよう設定してシステム設定を行う制御装置に
おいて、上記オペレーティングシステムの任意的設定部
分の設定値を入力する設定値入力手段と、上記設定値入
力手段で入力された設定値に基づいてシステム設定を行
うシステム設定手段と、を有することを特徴とする。
【0024】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記設定値入力手段は、スイッチ等の入力手段より
構成されることを特徴とする。
【0025】請求項3の発明は、装置の起動時、オペレ
ーティングシステムの任意的設定部分の設定値をデータ
処理の要件に適するよう設定してシステム設定を行う制
御装置において、上記オペレーティングシステムの任意
的設定部分の設定値が格納される不揮発性メモリと、上
記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定値
を入力する設定値入力手段と、上記設定値入力手段で入
力された設定値がすでに上記不揮発性メモリに格納され
ている設定値と異なるか否か判別する判別手段と、上記
判別手段で異なる設定値が入力されたと判別された場
合、上記不揮発性メモリに格納されている設定値を入力
された設定値で書き換える設定値書き換え手段と、上記
設定値書き換え手段で書き換えられた設定値に基づいて
システム設定を行うシステム設定手段と、を有すること
を特徴とする。
【0026】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記設定値入力手段は、ディップスイッチより構成
され、上記判別手段と上記設定値書き換え手段は装置に
追加的に設けられることを特徴とする。
【0027】請求項5の発明は、装置の起動時、オペレ
ーティングシステムの任意的設定部分の設定値をデータ
処理の要件に適するよう設定してシステム設定を行う制
御装置において、装置の基本的入出力を制御する読み出
し専用メモリと、装置に追加的に設けられた追加的読み
出し専用メモリと、上記読み出し専用メモリに設けられ
た上記追加的読み出し専用メモリの読み出し手段と、上
記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定値
が格納される不揮発性メモリと、上記オペレーティング
システムの任意的設定部分の設定値を入力する設定値入
力手段と、を有し、上記追加的読み出し専用メモリには
上記設定値入力手段で入力された設定値がすでに上記不
揮発性メモリに格納されている設定値と異なるか否か判
別する判別手段と、上記判別手段で異なる設定値が入力
されたと判別された場合、上記不揮発性メモリに格納さ
れている設定値を入力された設定値で書き換える設定値
書き換え手段と、が格納されていることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る制御装置の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図3乃至
図9に示した従来例の説明で述べたものと同一部材に
は、説明の都合上同一符号を付して説明する。
【0029】図1は本発明をパソコンに適用した場合の
概略構成を示すブロック図である。
【0030】まず、構成を説明すると、パソコン10
は、内部のアドレス/データバス11に接続された基本
入出力ソフトROM12、不揮発性メモリ13、CPU
15、アドレスデコーダ19、データバッファ20、追
加ソフトROM22、データバッファ20に接続された
スイッチ等の入力手段21より構成されている。
【0031】なお、図中点線で示したが、内部のアドレ
ス/データバス11にディスプレイコントローラ14と
キーボードコントローラ16を接続し、ディスプレイコ
ントローラ14に接続されたディスプレイ17と、キー
ボードコントローラ16に接続されたキーボード18を
具備するようにしてもよい。
【0032】ここで、基本入出力ソフトROM12は、
汎用パソコンソフトで、入力データに基づいて所定の出
力データを出力する。なお、基本入出力ソフトROM1
2はリードオンリィメモリで、一般的には書き換えはで
きない。なお、基本入出力ソフトROMは、オペレーテ
ィングシステムに含まれていて、その一部をなしてい
る。
【0033】不揮発性メモリ13は、図5に示すごとき
システム設定情報が格納されるメモリで、本実施形態で
は入力手段21からの入力情報によって追加ソフトRO
M22によってその設定情報が変更可能に構成されてい
る。
【0034】CPU15は装置全体を統括制御するもの
で、本実施形態では特に図2に示すごときフローチャー
トを実行することにより不揮発性メモリ13内のシステ
ム設定情報を書き換える。
【0035】スイッチ等の入力手段21はディップスイ
ッチ等より構成され、スイッチSW1,SW2,SW
3,SW4と、それぞれのスイッチSW1,SW2,S
W3,SW4に直列接続された抵抗R1,R2,R3,
R4より構成され、各スイッチSW1,SW2,SW
3,SW4のON,OFFによって不揮発性メモリ13
のシステム設定情報を書き換える。なお、入力手段21
は、ディップスイッチに限らず、テンキー、タッチスイ
ッチ、2接点切り替えスイッチ等も使用できる。
【0036】データバッファ20は入力手段21からの
入力情報を一時的に格納するメモリである。
【0037】追加ソフトROM22は図6に示すごとく
構成され、本実施形態では特にその絶対アドレス領域の
1つに入力手段21の入力状態に応じて不揮発性メモリ
13のシステム設定情報を書き換えるシステム設定情報
書き換えソフト22Sが格納されている。なお、システ
ム設定情報書き換えソフト22Sが格納された絶対アド
レス領域(図示せず)の追加ソフト存在コード設定領域
(図示せず)には追加ソフト存在コードが設定されてい
る。
【0038】アドレスデコーダ19は入力手段21から
の入力情報に基づいて不揮発性メモリ13の該当するシ
ステム設定情報のアドレスデータを追加ソフトROM2
2に送出する。
【0039】また、ディスプレイコントローラ14はデ
ィスプレイ17を制御し、キーボードコントローラ16
はキーボード18を制御する。
【0040】以上が本実施形態の構成であるが、次にそ
の動作を図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0041】まず、リセットがかかると当処理は開始さ
れ、不揮発性メモリ13内のシステム設定情報を読み込
む(ステップ200)。
【0042】図5に不揮発性メモリ13内のシステム設
定情報の一例を示すが、すでに述べたように、システム
設定情報30には、FDD A設定情報、FDD B設
定情報、HDD設定情報、メモリ容量設定情報、周辺機
器設定情報、キャッシュ設定情報等が含まれている。
【0043】こうして、システム設定情報が読み込まれ
ると、次に有効な追加ソフトのコードがあるか否かが調
べられる(ステップ210)。
【0044】これは、すでに述べた図6に示す追加ソフ
トROM22を調べることによって行われる。追加ソフ
トROM22はそれぞれ8キロバイトより構成される8
000hから0EFFFFhまでの絶対アドレス領域2
2−1、22−2、…22−nより構成され、各絶対ア
ドレス領域22−1、22−2、…22−nの先頭番地
は追加ソフト存在コード設定領域22−1a、22−2
a、…22−naとされているので、各絶対アドレス領
域22−1、22−2、…22−nの先頭番地に追加ソ
フト存在コードが有るか否かを調べることによって行わ
れる。
【0045】ここで、本実施形態では絶対アドレス領域
の1つにシステム設定情報書き換えソフト22Sが格納
され、システム設定情報書き換えソフト22Sが格納さ
れた絶対アドレス領域の追加ソフト存在コード設定領域
には追加ソフト存在コードが設定されているので必ず有
効な追加ソフトのコードがあることになる(ステップ2
10でYes)。
【0046】従って、次には追加ソフトROM22内の
システム設定情報書き換えソフト22Sの処理が実行さ
れ、まず、、不揮発性メモリ13の内容と入力手段21
から入力された設定内容とが一致しているか否かが調べ
られる(ステップ250)。
【0047】これは、データバッファ20に保持されて
いるスイッチSW1,SW2,SW3,SW4のON,
OFF情報に基づいてアドレスデコーダ19から送出さ
れる入力手段21からの入力情報と不揮発性メモリ13
にすでに設定されているシステム設定情報を比較するこ
とによって行われる。
【0048】ここで、不揮発性メモリ13の内容と入力
手段21から入力された設定内容とが一致している場合
は(ステップ250でYes)、不揮発性メモリ13の
内容を変更する必要はないので、ステップ220に進
み、さらにキーボード入力によるシステム設定変更があ
るか否かが調べられる。
【0049】しかし、本実施形態では入力手段21から
の入力に基づいて設定変更されるので、キーボード入力
によるシステム設定変更ということはなく(ステップ2
20でNo)、不揮発性メモリ13の設定内容に基づき
起動する(ステップ230)。
【0050】なお、図1の説明で述べたように、本実施
形態でもディスプレイ17やキーボード18を具備する
ことはでき、この場合は従来技術の場合と同様、キーボ
ード18の入力によるシステム設定変更は可能で(ステ
ップ220でYes)、この場合は、その変更された設
定内容を不揮発性メモリ13に上書きし(ステップ24
0)、再びステップ200の処理に戻る。
【0051】また、不揮発性メモリ13の内容と入力手
段21から入力された設定内容とが一致していない場合
は(ステップ250でNo)、不揮発性メモリ13の内
容を入力手段21から入力された設定内容に書き換え
(ステップ260)、ステップ200の処理に戻る。こ
のステップ260の処理も追加ソフトROM22内のシ
ステム設定情報書き換えソフト22Sの処理によって行
われる。
【0052】また、ステップ210の処理で、有効な追
加ソフトのコードがないと判定された場合は(ステップ
210でNo)、キーボード入力によるシステム設定変
更があるか否かが調べられるが(ステップ220)、す
でに述べたように本実施形態では追加ソフトROM22
に必ず有効な追加ソフトのコードがあるので、基本的に
はステップ210でNoとなることはない。
【0053】また、入力手段21によってシステム設定
変更されるので、キーボード入力によるシステム設定変
更ということはないことはすでに述べた通りである。従
って、必ずステップ220でNoとなって、不揮発性メ
モリ13の設定内容に基づき起動する(ステップ23
0)。
【0054】なお、すでに述べたように、本実施形態で
もディスプレイ17やキーボード18を具備することは
でき、この場合は従来技術の場合と同様、キーボード1
8の入力によるシステム設定変更は可能で(ステップ2
20でYes)、この場合は、その変更された設定内容
を不揮発性メモリ13に上書きし(ステップ240)、
再びステップ200の処理に戻る。
【0055】以上が、本実施形態におけるシステム設定
の処理手順である。
【0056】このように、本実施形態では、追加ソフト
ROM22内にシステム設定情報書き換えソフト22S
を設け、基本入出力ソフトROM12での処理中、有効
な追加ソフトのコードがあるか否かの判別では必ず有効
な追加ソフトのコードがあると判別するようにして(ス
テップ220でYesの処理)、その後システム設定情
報書き換えソフト22Sはステップ250,260の処
理を行い、ステップ250では入力手段21から入力さ
れた設定内容とすでに不揮発性メモリ13に設定されて
いる設定内容を比較し、ステップ260では両者が異な
っている場合は入力手段21から入力された設定内容に
変更するようにしたので、装置の起動時、オペレーティ
ングシステムの任意的設定部分の設定値をディスプレイ
やキーボードを使用することなく、また基本入出力ソフ
ト12を変更することなく、簡易低コストに設定できる
という効果を有する。
【0057】なお、以上の説明では、制御装置がパソコ
ンの場合について説明したが、本発明はその他、装置始
動時、オペレーティングシステム(OS)の任意的設定
部分を選択し、データ処理の要件に適するよう特定のシ
ステム設定をする処理が必要な他の制御装置にも適用で
きることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、装置
の起動時、オペレーティングシステムの任意的設定部分
の設定値をデータ処理の要件に適するよう設定してシス
テム設定を行う制御装置において、上記オペレーティン
グシステムの任意的設定部分の設定値を入力する設定値
入力手段と、上記設定値入力手段で入力された設定値に
基づいてシステム設定を行うシステム設定手段と、を具
備するように構成したので、装置の起動時、オペレーテ
ィングシステムの任意的設定部分の設定値をディスプレ
イやキーボードを使用することなく、また基本入出力ソ
フト12を変更することなく、簡易低コストに設定でき
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る制御装置の概略構成
を示すブロック図。
【図2】図1に示した制御装置の動作を説明するフロー
チャート。
【図3】従来のパソコンの概略構成を示すブロック図。
【図4】図3に示した従来のパソコンの動作を説明する
フローチャート。
【図5】パソコンにおいてリセットがかかったとき読み
込まれる不揮発性メモリに格納されたシステム設定情報
の説明図。
【図6】追加ソフトの存在コードが格納される追加ソフ
トROMの説明図。
【図7】キーボード入力によってシステム設定の変更を
行う場合、ディスプレイ上に呼び出される所定のシステ
ム設定画面の説明図。
【図8】従来のパソコンにおいて、システム設定を自動
化する場合の説明図。
【図9】図8に示した従来のパソコンにおいて、システ
ム設定を自動化する場合のスイッチ設定例の説明図。
【符号の説明】
10 パソコン 11 アドレスデータバス 12 基本入出力ソフトROM 13 不揮発性メモリ 14 ディスプレイコントローラ 15 CPU 16 キーボードコントローラ 17 ディスプレイ 18 キーボード 19 アドレスデコーダ 20 データバッファ 21 入力手段 22 追加ソフトROM 22S システム設定情報書き換えソフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 省悟 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の起動時、オペレーティングシステ
    ムの任意的設定部分の設定値をデータ処理の要件に適す
    るよう設定してシステム設定を行う制御装置において、
    上記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定
    値を入力する設定値入力手段と、 上記設定値入力手段で入力された設定値に基づいてシス
    テム設定を行うシステム設定手段と、 を有することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 上記設定値入力手段は、 スイッチ等の入力手段より構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 装置の起動時、オペレーティングシステ
    ムの任意的設定部分の設定値をデータ処理の要件に適す
    るよう設定してシステム設定を行う制御装置において、 上記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定
    値が格納される不揮発性メモリと、 上記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定
    値を入力する設定値入力手段と、 上記設定値入力手段で入力された設定値がすでに上記不
    揮発性メモリに格納されている設定値と異なるか否か判
    別する判別手段と、 上記判別手段で異なる設定値が入力されたと判別された
    場合、上記不揮発性メモリに格納されている設定値を入
    力された設定値で書き換える設定値書き換え手段と、 上記設定値書き換え手段で書き換えられた設定値に基づ
    いてシステム設定を行うシステム設定手段と、 を有することを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 上記設定値入力手段は、 ディップスイッチより構成され、 上記判別手段と上記設定値書き換え手段は装置に追加的
    に設けられることを特徴とする請求項3に記載の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 装置の起動時、オペレーティングシステ
    ムの任意的設定部分の設定値をデータ処理の要件に適す
    るよう設定してシステム設定を行う制御装置において、 装置の基本的入出力を制御する読み出し専用メモリと、 装置に追加的に設けられた追加的読み出し専用メモリ
    と、 上記読み出し専用メモリに設けられた上記追加的読み出
    し専用メモリの読み出し手段と、 上記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定
    値が格納される不揮発性メモリと、 上記オペレーティングシステムの任意的設定部分の設定
    値を入力する設定値入力手段と、 を有し、 上記追加的読み出し専用メモリには上記設定値入力手段
    で入力された設定値がすでに上記不揮発性メモリに格納
    されている設定値と異なるか否か判別する判別手段と、 上記判別手段で異なる設定値が入力されたと判別された
    場合、上記不揮発性メモリに格納されている設定値を入
    力された設定値で書き換える設定値書き換え手段と、 が格納されていることを特徴とする制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221840A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hitachi Ltd 信号保安装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221840A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hitachi Ltd 信号保安装置

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