JPH11155893A - 人工肛門用装具のためのベルトおよび覆い袋 - Google Patents

人工肛門用装具のためのベルトおよび覆い袋

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JPH11155893A
JPH11155893A JP9347081A JP34708197A JPH11155893A JP H11155893 A JPH11155893 A JP H11155893A JP 9347081 A JP9347081 A JP 9347081A JP 34708197 A JP34708197 A JP 34708197A JP H11155893 A JPH11155893 A JP H11155893A
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bag
ostomy appliance
hole
sheet
belt
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JP9347081A
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Hisao Horie
久男 堀江
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HORIE KIKAKU KK
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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/445Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工肛門用装具の袋体を入れるのが容易であ
り、装具をベルトに着用した時に、装具をベルトに直角
にするのと、横にするのとを選択して取り付けるのを可
能にする。 【解決手段】 正面シート42の裏面の下部に重なり、
その下縁から側縁にかけて接合し、上縁を開口縁40と
した裏面シート39とで袋体を形成し、正面シートの裏
面で開口縁40よりも上部で、人工肛門の装具を袋体に
挿入したときに人工肛門に重ならない位置に係止具42
を取り付けた、装具の覆い袋37と、装具を装着するベ
ルトの、装具の接合面体を正面から背面に挿通しうる孔
の周囲の正面の面に、覆い袋の係止具と係合できる複数
の係止具を設け、装具をベルトに直角にするか、横に沿
わして取り付けることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工肛門用装具
(以下装具という)のための覆い袋とベルトに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】装具は、ワンピースパウチとツーピース
パウチと言われる二種類の装具がある。ワンピースパウ
チは、図5および図6に示すように、袋部1の上方開口
2の外方周縁を、軟質可撓性のリング状の接合面体3の
中心の孔4の周縁に固定し、上方開口2と中心孔4とを
連通させ、袋部1の下方開口5の周縁を押さえ具6で着
脱自在に押さえて開口5を開閉可能としている。上記の
構成により接合面体3の円周部は袋部1の開口2および
接合面体3の開口5に対してフランジ部3aを形成す
る。接合面体3の外面は粘着剤層を形成し、未使用時に
は粘着剤層を剥離可能なカバーシート7でカバーしてい
る。
【0003】この装具を使用する場合には、カバーシー
ト7を剥離して接合面体3の粘着層面を直接人工肛門の
周辺の肌に接着させ、人工肛門の突出部を接合面体3の
中心の孔4、袋部1の上方開口2に挿入して袋部1内に
突出させ、服等で押さえている。
【0004】ツーピースパウチと言われる装具は図7に
示すものである。袋部はワンピースパウチと同様のもの
で、袋部1の上方開口2に軟質プラスチック製のリング
部材8を固着し、その周縁に紐またはベルトを係止する
ための孔を有する突部9を複数、通常3個を固定してい
る。そのリング部材8のリング表面にリング状溝10が
設けられている。他方、通常角形の軟質プラスチック製
のシートで、中央に貫通孔11を設け、表面に粘着剤層
を形成し、裏面に貫通孔11と同心円で前記リング状溝
10に嵌入しうるリング状突部12を設けて接合面体1
3を構成し、リング状突部12をリング状溝10に嵌合
させることにより、接合面体13を袋部1に着脱自在に
固定を可能にしている。接合面体13の粘着剤層の表面
は、未使用時には剥離可能なカバーシートで覆われてい
る。
【0005】このツーピースパウチを使用する場合に
は、袋部1のリング部材8のリング状溝10に接合面体
13のリング状突部12を嵌合させて、接合面体13を
袋部1に固定し、カバーシートを剥がして接合面体13
の貫通孔11から袋部1の上方開口2へ人工肛門の突出
部を挿入し、接合面体13の粘着剤層面を肌に押し当て
て、突部9にベルトまたは紐を係止して、それらベルト
や紐を腰部や肩に固定する。
【0006】また、図8に示すように、幅広のベルト1
4に貫通孔15を設け、ワンピースパウチの袋体1の接
合面体3をベルト14の表側から貫通孔15を挿入して
裏側に出し、袋体1をベルト14の長手方向に対して直
角にして取り付け、ツーピースパウチの場合には、袋体
1の上方開口2をベルト14の表側から貫通孔15に対
向させ、リング部材8を貫通孔15に挿入し、ベルト1
4の裏側からリング部材8に接合面体13を取り付け、
袋体1をベルト14の長手方向に対して直角に取り付け
た後、上方開口2に人工肛門の突出部を挿入して接合面
体3または13の表面を肌に当て、ベルト14を腰に巻
いてベルト14の両端の係止具16、17を係止して着
用している。
【0007】上記いずれの使用の状態においても、袋体
1が露出しており、***尿や***便が外から見えて見苦
しいので、図9に示すような覆い袋18に装具の袋体1
を入れて、袋体1が外から見えないようにしている。図
9は覆い袋18の背面図である。覆い袋18の背面側の
下方、開口19を設け、開口縁を重ねている。覆い袋1
8の背面側の上方に、開口19から入れた覆い袋18の
接合面体3または13を突出させることのできる孔20
を設け、孔20の上部を、下方を開口させたカバー21
を取り付け、孔20の上部の約半分を覆っている。21
aは下方に開いている開口である。
【0008】この覆い袋18の下方の開口19から袋体
1を入れて上方の孔20から接合面体3または13を出
し、接合面体3を肌に当て袋体1の上部を服で押さえる
か、接合面体13の突部9に取り付けた紐または細いベ
ルトを腰に巻くか、または上記のように幅広いベルト1
4に取り付けて用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の袋体1の覆い袋
18は、袋体1を覆い袋18に入れて接合面体3または
13を孔20から突出させるのが面倒である。
【0010】装具を幅広いベルトに取り付けて着用した
場合に、袋体1はそれ自体の重みで、***物が入ってい
る場合はその重みが加わって、垂れ下がった状態で、着
用者が横臥した場合に、動くと、袋体1の一部が体の下
になり押さえることになり、***物が袋体1の上方開口
2から出て肌を汚す恐れがあり、ひどい場合にはベルト
14や覆い袋18を汚し、更には被服を汚す恐れがあ
る。
【0011】この発明は、装具の袋体を覆う袋であっ
て、装具の袋体を入れるのが容易な覆い袋を提供し、ま
た横臥時に、装具の袋体の方向を変更し、袋体が体で押
さえられないようにすることのできる袋体の覆い袋と、
それを取り付けるベルトを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】人工肛門用装具を収納し
てその接合面体を挿通しうる孔を有し、かつ、その孔の
外周部に1または複数の係止具を設けてなる人工肛門用
装具の覆い袋と,前記人工肛門用装具の接合面体を正面
から背面に挿通しうる孔を有し、該孔の周囲の正面の面
に、前記覆い袋の係止具と係合して、前記人工肛門用装
具を挿入した覆い袋を長手方向に沿わせて横方向に装着
することおよび長手方向に対して直角に装着することを
選択可能とする、前記覆い袋の係止具と係合可能な1ま
たは複数の係止具を取り付けてなる人工肛門用装具のた
めのベルトと,で人工肛門用装具のための装着具を構成
する。
【0013】正面シートと,前記正面シートの両側およ
び下方にそれぞれ連続または接続し、背面において、正
面シートの右肩から下方左端にかけて右斜め半分と、左
肩から下方右端にかけて斜め左半分で正面シートの背面
に重なり、かつ、それぞれの下部が重なり、かつ、それ
ぞれの斜め縁が開放された2つのシートと,で袋体を形
成し、前記背面の二つのシートの開放縁をひろげて、人
工肛門用装具を挿入し、その接合面体を、前記背面の二
つのシートおよび前記覆いシートのそれぞれの開放縁よ
りなるほぼ三角形の開口より出し、人工肛門用装具の袋
体を覆うことを可能とする人工肛門用装具のための覆い
袋とする。
【0014】正面シートと、該正面シートの両側および
下方にそれぞれ連続または接続し、正面シートの右肩か
ら下方左端にかけて右斜め半分と、左肩から下方右端に
かけて斜め左半分で正面シートの背面にかさなり、か
つ、それぞれの下部が重なり、かつ、それぞれの斜め縁
が開放され、重なっていない上部の一方または双方の外
面に1または複数の係止具を取り付けた2つのシート
と、よりなる袋体であって、前記背面の二つのシートの
開放縁をひろげて、人工肛門用装具を挿入し、その接合
面体を、前記背面の二つのシートおよび前記覆いシート
のそれぞれの開放縁よりなるほぼ三角形の開口より出
し、人工肛門用装具の袋体を覆うことを可能とする人工
肛門用装具のための覆い袋と,前記人工肛門用装具の接
合面体を正面から背面に挿通しうる孔を有し、該孔の周
囲の正面の面に、前記覆い袋の係止具と係合して、前記
人工肛門用装具を挿入した覆い袋を長手方向に沿わせて
横方向に装着することおよび長手方向に対して直角に装
着することを選択可能とする、前記覆い袋の係止具と係
合可能な1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛
門用装具のためのベルトと,で人工肛門用装具のための
装着具を構成する。
【0015】人工肛門用装具の袋体を挿入することので
きる孔または開口および接合面体を外部へ突出させるこ
とのできる孔または開口のそれぞれ、または、共用でき
る1つの孔または開口を設けた袋の、前記接合面体を外
部へ突出させることのできる孔または開口のある外面に
1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛門用装具
のための覆い袋と,前記人工肛門用装具の接合面体を正
面から背面に挿通しうる孔を有し、該孔の周囲の正面の
面に、前記覆い袋の係止具と係合して、前記人工肛門用
装具を挿入した覆い袋を長手方向に沿わせて横方向に、
または、長手方向に直角に装着することを選択可能とす
る1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛門用装
具のためのベルトと,で人工肛門用装具の装着具を構成
する。
【0016】 正面シートの裏面に、その下縁とそれに
続く下部側縁に裏面シートの下縁と側縁を合わせて重
ね、両者の合わさった下縁と側縁とを縫付けるか接着
し、裏面シートの上縁を開口縁とする袋を形成し、前記
正面シートの裏面で、前記開口縁より上方の縁部に、
前記裏面シートにより形成された袋に人工肛門用装具を
挿入した際に、該人工肛門用装具に重ならない位置に、
複数の係止具を取り付けるてなる覆い袋と,前記人工肛
門用装具の接合面体を正面から背面に挿通しうる孔を有
し、該孔の周囲の正面の面に、前記覆い袋の係止具と係
合して、前記人工肛門用装具を挿入した覆い袋を長手方
向に沿わせて横方向に装着することおよび長手方向に対
して直角に装着することを選択可能とする、前記覆い袋
の係止具と係合可能な1または複数の係止具を取り付け
てなる人工肛門用装具のためのベルトと,で人工肛門用
装具のための装着具を構成する。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面によ
り説明する。この発明に係る覆い袋22は、透明でない
布地または軟質プラスチックシートよりなる。正面は大
きいシート23の下縁が小さいシート24の上縁の上に
重なっている。25がシート23の下縁のその重ね部で
ある。シート23とシート24とでほぼ楕円形をなす。
ただし形状は楕円形に限定するものでなく、角形、その
他の形状であってもよい。
【0018】背面、すなわち使用時の肌側は、図2にお
いて、シート23の右上方からシート24の下縁左にか
けて縁部を縫い付け、または、接着等接続させ、開放さ
れた左方縁は正面を右上から左下へ斜めに通るシート2
6と、シート23の左上方からシート24の下縁右にか
けて縁部を縫い付け、または接着等接続させ、開放され
た右方縁は正面を右上から左下へ斜めに通り、下部がシ
ート26の下部の上に重なったシート27を設ける。二
枚のシート26、27の重ならない部分が開口28であ
る。シート26および27は、シート23に連続した、
すなわち、延長した部分を折り曲げて用いてもよい。
【0019】更に背面において、正面のシート23の上
方縁部に縁部を縫着または接着し、下縁が開放された開
口28の上方を覆う覆いシート29を取り付ける。開口
28は下方は覆われていない状態となる。覆いシート2
9は省略してもよい。
【0020】正面を2枚のシート23、24を用いて重
ね部25を形成し、重ね部25において、シート23、
24の縁部を縫い付けないで解放するのは、ここから装
具を挿入可能とすると共に、袋22aをベルト14aに
装着し、ベルト14a着用しながら、装具の一部を取り
出して洗ったり、その他の手入れをするのを可能にする
ためである。しかし、多少不便であっても、正面は二枚
のシート23と24とを用いないで一枚のシートとし、
重ね部25を形成しないものでもよい。
【0021】この覆い袋22を用いる場合には、シート
26および27の開放縁26aと27aとの間を拡げる
と開口28が拡大し、装具を容易に覆い袋内に入れるこ
とができる。そして装具の接合面体3または13のフラ
ンジ部3aまたは13aを開口28より背面側の外へ出
す。次いで、シート26と27の下部を再び重ねる。装
具の人工肛門への取り付けおよび腰への着用方法は前記
の通りである。覆い袋22は装具を覆い、装具を遮蔽す
る。
【0022】覆いシート29の裏面または、覆いシート
29に対応するシート23の面または双方の面に、マジ
ックシート30を取り付け、覆いシート29とそれに対
応するシート23の面とを係止すると、開口28が狭ま
り、接合面体のフランジ部が開口28より出て、フラン
ジ部と袋体とでシート26、27および覆いシート29
の縁部を挟むので、装具を覆う覆い袋22の脱落を防止
できる。マジックシート30の代わりに、鉤ホック、ボ
タンホック等係止具を用いてもよい。
【0023】覆い袋22の下縁に孔31を設ければ、排
尿用のパイプを挿通できて便利である。
【0024】上記の覆い袋22は、装具の挿入が容易で
あり、また接合面体3または13のフランジ部3aまた
は13aを外に出すのが容易である。しかしながら、使
用時には装具はぶら下がった状態であり、横臥時には装
具の袋体1を押さえる危険がある。この問題の解決のた
めに覆い袋およびベルトを更に次のように改良する。
【0025】すなわち改良した覆い袋22aは、図3に
示すように、前記説明した覆い布22の背面のシート2
6および27のいずれか一方または双方の外側に、マジ
ックシート32を取り付ける。
【0026】一方装具を装着するための幅広いベルト1
4aの貫通孔15の近辺で、図4に示すように、ベルト
14aの貫通孔15の周囲に1または複数のマジックシ
ート34を取り付ける。複数のマジックシート34を取
り付ける場合には、その間隔を、覆い布22aのシート
26と27のマジックシート32の間隔に対応させる。
【0027】ベルト14aが弾性材料よりなる場合に
は、貫通孔15の周囲を布35またはビニールシート等
プラスチックシートで覆い、その布35またはプラスチ
ックシートにマジックシート34を取り付けるのが好ま
しい。
【0028】マジックシート32、34の代わりに、鉤
ホック、ボタンホック等係止具を用いてもよい。
【0029】この覆い袋22aとベルト14aは次のよ
うに使用する。通常の場合は、前記覆い袋22の場合と
同様に、覆い袋22aで覆った装具をベルト14aにぶ
ら下げた状態で、すなわち、ベルト14aの長手方向に
直角にした状態で着用するが、横臥した場合には、装具
の方向、従って覆い袋22aの方向を90度転換して装
具および覆い袋22aが横になるように、すなわちベル
ト14aの長手方向に沿わせ、マジックシート33と3
4とを係止し、覆い袋22aをベルト14aに横方向に
固定する。この様に装着することにより、人工肛門が体
の下になるように寝返りしない限り、装具が体の下にな
って押さえられる恐れがない。
【0030】覆い袋22aの代わりに、従来の覆い袋1
8の背面側にマジックシートまたはその他の係止具を取
り付け、ベルト14aのマジックシート34またはその
他の係止具と係合して、装具をベルト14aの長手方向
に直角にするか、または沿わせて横方向にするかを選択
して装着可能としてもよい。
【0031】ベルト14aに予備装具を収納するための
小袋36を設けてもよい。
【0032】この発明に係る他の実施の形態の覆い袋3
7を図10に示す。
【0033】覆い袋37は、正面シート38の裏面に、
その下縁とそれに続く下部側縁に裏面シート39の下縁
と側縁を合わせて重ね、両者の合わさった下縁と側縁と
を縫付けるか接着し、裏面シート39の上縁を開口縁4
0とする袋を形成する。開口縁40は直線でも曲線でも
よい。41は縫目である。
【0034】正面シート38の裏面で、開口縁40より
上方の縁部に、複数のマジックテープ42に取り付け
る。マジックテープ42は、裏面シート39により形成
された袋に装具を挿入した際に、装具に重ならない位置
に、好ましくは接合面体3または13の外周近くに設け
る。
【0035】覆い袋37に挿入した装具を装着するため
にベルト14aを用いる。マジックテープ34は、接合
面体3または13を挿入させるための貫通孔15の周囲
で、覆い袋37のマジックテープ42に対応し、マジッ
クテープ42に係止出来るようにする。
【0036】覆い袋37とベルト14aを次のとおり使
用する。装具の接合面体3または13のフランジを、ベ
ルト1aの表側、すなわち、マジックテープ34のある
面側から貫通孔15に挿入してベルト14aの裏側に出
し、装具の袋部1をベルト14aに対して直角にし、次
いで装具の袋部1の下部を覆い袋37の裏面シート39
により形成された袋に入れ、覆い袋37のマジックテー
プ42をベルト14aのマジックテープ34に係止し、
装具の接合面体3または13の開口に人工肛門の突出部
を挿入して、接合面体3または13の表面を肌に当て、
ベルト14aを腰に巻いて両端の係止具16、16を係
止して着用する。
【0037】横臥時には、一端ベルト14aのマジック
テープ34から覆い袋37のマジックテープ42を外
し、装具の袋部1を横にして、再びマジックテープ34
と42とを係合する。
【0038】マジックテープ34および42は、鉤ホッ
ク、ボタンホック等他の係止具に代えてもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る人工肛門用装具のための
覆い袋は、装具を入れるのが容易であり、構造が簡単で
製作が容易で安価にでき、また、この発明に係る覆い袋
とベルトの組み合わせたものは、ベルトに装着する覆い
袋の方向を縦または横に装着することを選択でき、特に
横臥時にはベルトの長手方向に沿わせて装着できるの
で、着用して横臥した場合には、装具が体の下になって
押されて中の***物が出て体や覆い袋や被服を汚す恐れ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】覆い袋の正面図である。
【図2】覆い袋の背面図である。
【図3】他の実施の形態の覆い袋の背面図である。
【図4】べるとの正面図である。
【図5】ワンピースの人工肛門用装具の断面図である。
【図6】ワンピースの人工肛門用装具の背面図である。
【図7】ツーピースの人工肛門用装具の分解部材の背面
図である。
【図8】従来のワンピースの人工肛門用装具をベルトに
装着した状態の背面図である。
【図9】従来の覆い袋の背面図である。
【図10】この発明に係る他の実施の形態の覆い袋の背
面図である。
【符号の説明】
1 袋部 2 上方開口 3 接合面体 3a フランジ部 4 孔 5 下方開口 6 押さえ具 7 カバーシート 8 リング部材 9 突部 10 リング状溝 11 貫通孔 12 リング状突部 13 接合面体 14、14a ベルト 15 貫通孔 16、17 係止具 18 覆い袋 19 開口 20 孔 21 カバー 21a 開口 22 覆い袋 23 シート 24 シート 25 重ね部 26 シート 27 シート 28 開口 29 覆いシート 30 マジックシート 31 孔 32 マジックテープ 33 ベルト 34 マジックテープ 35 布 36 小袋 37 覆い袋 38 正面シート 39 裏面シート 40 開口縁 41 縫目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工肛門用装具を収納してその接合面体
    を挿通しうる孔を有し、かつ、その孔の外周部に1また
    は複数の係止具を設けてなる人工肛門用装具の覆い袋
    と,前記人工肛門用装具の接合面体を正面から背面に挿
    通しうる孔を有し、該孔の周囲の正面の面に、前記覆い
    袋の係止具と係合して、前記人工肛門用装具を挿入した
    覆い袋を長手方向に沿わせて横方向に装着することおよ
    び長手方向に対して直角に装着することを選択可能とす
    る、前記覆い袋の係止具と係合可能な1または複数の係
    止具を取り付けてなる人工肛門用装具のためのベルト
    と,よりなる人工肛門用装具のための装着具。
  2. 【請求項2】 正面シートと、該正面シートの両側およ
    び下方にそれぞれ連続または接続し、正面シートの右肩
    から下方左端にかけて右斜め半分と、左肩から下方右端
    にかけて斜め左半分で正面シートの背面に重なり、か
    つ、それぞれの下部が重なり、かつ、それぞれの斜め縁
    が開放され、重なっていない上部の一方または双方の外
    面に1または複数の係止具を取り付けた2つのシート
    と、よりなる袋体であって、前記背面の二つのシートの
    開放縁をひろげて、人工肛門用装具を挿入し、その接合
    面体を、前記背面の二つのシートおよび前記覆いシート
    のそれぞれの開放縁よりなるほぼ三角形の開口より出
    し、人工肛門用装具の袋体を覆うことを可能とする人工
    肛門用装具のための覆い袋と,前記人工肛門用装具の接
    合面体を正面から背面に挿通しうる孔を有し、該孔の周
    囲の正面の面に、前記覆い袋の係止具と係合して、前記
    人工肛門用装具を挿入した覆い袋を長手方向に沿わせて
    横方向に装着することおよび長手方向に対して直角に装
    着することを選択可能とする、前記覆い袋の係止具と係
    合可能な1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛
    門用装具のためのベルトと,よりなる人工肛門用装具の
    ための装着具。
  3. 【請求項3】 正面シートと,前記正面シートの両側お
    よび下方にそれぞれ連続または接続し、背面において、
    正面シートの右肩から下方左端にかけて右斜め半分と、
    左肩から下方右端にかけて斜め左半分で正面シートの背
    面に重なり、かつ、それぞれの下部が重なり、かつ、そ
    れぞれの斜め縁が開放された2つのシートと,よりなる
    袋体であって、前記背面の二つのシートの開放縁をひろ
    げて、人工肛門用装具を挿入し、その接合面体を、前記
    背面の二つのシートおよび前記覆いシートのそれぞれの
    開放縁よりなるほぼ三角形の開口より出し、人工肛門用
    装具の袋体を覆うことを可能とする人工肛門用装具のた
    めの覆い袋。
  4. 【請求項4】 人工肛門用装具の袋体を挿入することの
    できる孔または開口および接合面体を外部へ突出させる
    ことのできる孔または開口のそれぞれ、または、共用で
    きる1つの孔または開口を設けた袋の、前記接合面体を
    外部へ突出させることのできる孔または開口のある外面
    に1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛門用装
    具のための覆い袋と,前記人工肛門用装具の接合面体を
    正面から背面に挿通しうる孔を有し、該孔の周囲の正面
    の面に、前記覆い袋の係止具と係合して、前記人工肛門
    用装具を挿入した覆い袋を長手方向に沿わせて横方向
    に、または、長手方向に直角に装着することを選択可能
    とする1または複数の係止具を取り付けてなる人工肛門
    用装具のためのベルトと,よりなる人工肛門用装具の装
    着具。
  5. 【請求項5】 正面シートの裏面に、その下縁とそれに
    続く下部側縁に裏面シートの下縁と側縁を合わせて重
    ね、両者の合わさった下縁と側縁とを縫付けるか接着
    し、裏面シートの上縁を開口縁とする袋を形成し、前記
    正面シートの裏面で、前記開口縁より上方の縁部に、
    前記裏面シートにより形成された袋に人工肛門用装具を
    挿入した際に、該人工肛門用装具に重ならない位置に、
    複数の係止具を取り付けるてなる覆い袋と,前記人工肛
    門用装具の接合面体を正面から背面に挿通しうる孔を有
    し、該孔の周囲の正面の面に、前記覆い袋の係止具と係
    合して、前記人工肛門用装具を挿入した覆い袋を長手方
    向に沿わせて横方向に装着することおよび長手方向に対
    して直角に装着することを選択可能とする、前記覆い袋
    の係止具と係合可能な1または複数の係止具を取り付け
    てなる人工肛門用装具のためのベルトと,よりなる人工
    肛門用装具のための装着具。
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