JPH11151211A - 在宅健康管理システム - Google Patents

在宅健康管理システム

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JPH11151211A
JPH11151211A JP32346697A JP32346697A JPH11151211A JP H11151211 A JPH11151211 A JP H11151211A JP 32346697 A JP32346697 A JP 32346697A JP 32346697 A JP32346697 A JP 32346697A JP H11151211 A JPH11151211 A JP H11151211A
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JP
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health
terminal device
data
health data
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Application number
JP32346697A
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English (en)
Inventor
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Kazuya Kitayama
和也 喜多山
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Masaki Koyama
正樹 小山
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Osamu Nishimura
治 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、誤りなく健康データを入力す
ることができる在宅健康管理システムを提供する。 【解決手段】 血圧計、体温計、体重計等の健康に関す
る健康データを測定するとともに、測定した健康データ
をある定められた通信フォーマットに基づいて送信する
送信手段を備えた少なくとも1種類の健康測定機器1
と、健康測定機器から送信された健康データを受信する
受信手段と、受信した健康データを管理する管理手段
と、ネットワークを介して外部端末4とデータ通信を行
うための通信手段と、一連の操作を行うための操作手段
とを有する端末装置2と、からなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭内で測定
した健康状態に関する健康データを、端末装置で一元管
理することにより、自主的な健康管理に役立てたり、そ
の健康データを通信ネットワークを介して、遠隔地にい
る医師や保健婦等の専門家に送ることにより、自宅等で
専門家のアドバイスを受けながら、健康管理を行うこと
ができるようにするための在宅健康管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な高齢化の進行により、わが
国の医療財政は逼迫しており、その対応が求められてい
る。政府では、国民への医療費負担を増加させるととも
に、基本的方針として、従来の「病気の早期発見・早期
治療」という方向から、「病気にならないための健康作
り」という方向への転換を重要視している。そして、上
記の「病気にならないための健康作り」を効果的に行う
手段の一つとして、「在宅健康管理システム」というも
のが提案されている。
【0003】このシステムは、一般家庭内で測定可能な
健康状態に関する健康データ(例えば、電子血圧計によ
り測定した血圧値や電子体温計により測定した体温等)
を各家庭において測定し、その健康データを専用の端末
装置から、公衆回線、CATV回線等の通信ネットワークを
介して、医療機関や保険センター等に送信するというも
のである。医療機関や保険センターでは、専門家により
送信された健康データの解析や診断等を行い、その結果
を各家庭にフィードバックするというものである。この
ような在宅健康管理システムによれば、各家庭における
日常的な健康管理を専門家の指導のもとに行うことがで
き、より信頼性の高い健康管理ができるようになり、通
院回数の削減につながることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の在宅健康管理シ
ステムにおいて、医療機関や保険センターにある外部端
末と通信を行うための端末装置に血圧計や心電計が一体
的に組み込まれていると、使用者は必ず端末装置のある
ところまで行って血圧等の測定を行うことになり、運用
上不便であり、使いにくいという問題を有することにな
る。
【0005】これに対して、健康測定機器と端末装置と
が分離されていると、健康データの測定は、どこででも
行うことができ非常に便利である。しかし、この場合、
測定した健康データを端末装置に入力する手続きが必要
となる。この時、血圧計、体温計、尿チェッカ、歩数
計、体重計、心電計といった各種健康測定機器より得ら
れた健康データを端末装置に入力する方法が各種健康測
定機器毎に異なると、使用者(特に、高齢者)にとって
正確な操作方法の理解が容易でなく、誤操作をしてしま
う等の問題を有することになる。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、簡単な操作で、
誤りなく健康データを入力することができる在宅健康管
理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
血圧計、体温計、体重計等の健康に関する健康データを
測定するとともに、測定した健康データをある定められ
た通信フォーマットに基づいて送信する送信手段を備え
た少なくとも1種類の健康測定機器と、健康測定機器か
ら送信された健康データを受信する受信手段と、受信し
た健康データを管理する管理手段と、ネットワークを介
して外部端末とデータ通信を行うための通信手段と、一
連の操作を行うための操作手段とを有する端末装置と、
からなることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の在
宅健康管理システムにおいて、管理されている健康デー
タを表示する表示手段を端末装置に付加したことを特徴
とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の在宅健康管理システムにおいて、操作方法等
を音声により指示する音声発生手段を端末装置に付加し
たことを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の在宅健康管理システムにおいて、表示手段に
表示されている画面を次画面に遷移するためのボタン
と、表示手段に表示されている画面を前画面に遷移する
ためのボタンと、表示手段に表示されている項目を選択
するためのボタンとにより操作手段を構成するようにし
たことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の在宅健康管理システムにおいて、健康測定機
器から健康データを送信する際、同時に各々の健康測定
機器が有する固有のID情報を付加して送信し、どの健
康測定機器により送信された健康データかを送信された
ID情報に基づいて端末装置において自動的に判別・管
理するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の在宅健康管理システムにおいて、操作手段を
健康測定機器に設けるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の在
宅健康管理システムにおいて、健康測定機器に設けられ
た送信手段と端末装置に設けられた受信手段とによって
操作手段の操作に対応する信号を送受信するようにした
ことを特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載の在宅健康管理システムにおいて、操作手段の
操作に対応する信号を端末装置に送信する送信手段を操
作手段に付加するとともに、操作手段を端末装置と分離
して設けるようにしたことを特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項8記載の在
宅健康管理システムにおいて、操作手段に設けられた送
信手段と端末装置に設けられた受信手段とによって操作
手段の操作に対応する信号を送受信するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図14に基づき詳細に説明する。図1は在
宅健康管理システムのブロック図である。図2は健康測
定機器の内部構成を表すブロック図である。図3は端末
装置の外観図である。図4は端末装置の内部構成を表す
ブロック図である。図5は赤外線通信の基本信号の波形
図である。図6は赤外線通信のデータフォーマットであ
る。図7はアプリケーションソフトの初期画面である。
図8はアプリケーションソフトの使用者選択画面であ
る。図9はアプリケーションソフトの処理内容選択画面
である。図10はアプリケーションソフトの健康測定機
器選択画面である。図11はアプリケーションソフトの
トレンドを表示する情報表示画面である。図12はアプ
リケーションソフトの健康測定機器選択画面である。図
13はアプリケーションソフトの受信待機画面である。
図14はアプリケーションソフトの測定データ表示画面
である。
【0017】本実施の形態の在宅健康管理システムは、
家庭側のシステムと外部の病院や保健センター、介護セ
ンター等に設置される外部側のシステムとから構成され
る。家庭側のシステムは、健康測定機器1a〜1nと、
健康測定機器1a〜1nで測定した健康に関する健康デ
ータを入力、管理、および外部端末とデータ通信を行う
端末装置2とからなる。また、外部側のシステムは、家
庭側のシステムの端末装置2と通信ネットワーク3を介
して接統されるセンター装置4からなる。
【0018】健康測定機器1a〜1nは、図2に示すよ
うに、健康に関する健康データを測定する測定手段10
a〜10nと、測定した健康データを記憶する記憶手段
12a〜12nと、記憶された健康データを端末装置3
に送信するために赤外線通信等を行うための送信手段1
4a〜14nと、押し下げ等の動作を行うことによって
記憶手段12a〜12nに記憶された健康データを送信
する「送信」ボタン16a〜16nとから構成されてい
る。
【0019】健康に関する健康データを測定する測定手
段10a〜10nは、例えば、血圧計ならば血圧を測定
する手段、体温計ならば体温を測定する手段を指し、各
健康測定機器1a〜1nごとに異なるものである。
【0020】これに対して、赤外線通信の送信手段14
a〜14nは、すべての健康測定機器1a〜1nで、後
述する共通の規格を有するものが用いられる。ただし、
その規格を満たしていれば、形状や使用される部品は異
なっていても良い。
【0021】このような健康測定機器1a〜1nとして
は、血圧計、体温計、体重計のほか、心電計、血糖計等
があり、家庭において健康状態を測定できるものであれ
ば特に制限はない。また、これらの機器は、使用者の状
況に応じて1つの機器を単独で使用してもよいし、複数
の機器を併用するようにしてもよい。
【0022】端末装置2は、図3及び図4に示すよう
に、端末装置2を制御するためのマイクロプロセッサ2
0と、BIOSやOSが記憶されたROM30と、アプリケー
ションソフトが記憶されるROM32と、ワークエリア
としてのRAM34と、測定した健康に関する健康デー
タを保存するためのフラッシュメモリ36と、各健康測
定機器1a〜1nから送信されてきた健康データを受信
するための赤外線通信の受信手段40と、外部側のシス
テムとデータ通信を行うための通信回路50と、回線の
接続ポート52と、LCDモニタ60と、操作ボタン7
0、72、74と、音声出力回路80と、スピーカ82
とから構成されている。
【0023】端末装置2において、ROMやRAM、フ
ラッシュメモリ等の各種メモリの容量や数は、使用する
アプリケーションソフトによって変更することが可能と
なっている。
【0024】赤外線通信の受信手段40は、後述の規格
に基づいた仕様になっており、健康測定機器1a〜1n
から送信されてきた健康データを受信することができ
る。受信が終了すると、受信した健康データは、自動的
にフラッシュメモリ36に保存されるようになってい
る。健康測定機器1a〜1nで測定した健康に関する健
康データは、赤外線通信等を用いた方法で端末装置3に
入力される。
【0025】通信回路50および回線の接続ポート52
は、通信ネットワーク3として何を使用するかによって
異なり、それぞれに応じた通信回路およぴ接統ポートを
組み込むことにより構成される。すなわち、公衆回線を
用いる場合ならば、公衆回線モデム回路および公衆回線
の接続ポート、CATV回線を用いる場合ならば、ケーブル
モデム回路およびCATV回線の接続ポートとなる。
【0026】通信ネットワーク3としては、この他に
も、PHS回線やISDN回線等があるが、どの通信ネットワ
ークを使用するかについては特に制限はない。音声出力
回路80およびスピーカ82は、使用者に対して端末装
置の使用方法を案内するための音声を出力するためのも
のであり、アプリケーションソフトに組み込まれた音声
ファイルを状況に応じてデコードし、音声としてスピー
カ82から出力するようになっている。
【0027】端末装置2に記憶された各種健康測定機器
1a〜1nで測定した健康に関する健康データは、通信
ネットワーク3を介して、定期的に自動でセンター装置
4に送信される。センター装置4は、通常のパソコンを
用いて構築されたものとなっている。
【0028】次に、本発明の実施の形態で使用した赤外
線通信の仕様について説明する。まず、搬送波には、波
長900〜950nmの帯域の赤外線を用い、副搬送波
の周波数帯域を36.7±0.3kH、デューティ比を3
3%とした。変調方式は、Step1)パルス列をPPM(P
ulse Phase Modulation)変調し、Step2)パルス列によ
り副搬送波を振幅変調(一次変調)し、Step3)一次変
調された副搬送波により赤外線を振幅変調(二次変調)
する、という方式をとった。このようにして形成された
基本信号の波形図を図5に示す。図5において、時間T
は基本信号時間でり、T=436μsとしている。ま
た、時間tは副搬送波(周波数36.7kHz、デューテ
ィ比33%)を表している。
【0029】通信のデータフォーマットとしては、図6
に示すフォーマットを用いている。図6において、リー
ダは信号の先頭を表すマーカであり、HDはヘッダコー
ドであり、HD以降のビット構成を示すためのコードで
ある。DATAはデータコードであり、健康測定機器1
a〜1nが測定した健康データをいれる部分である。P
はパリティコードであり、送信データの誤り検定に用い
るための4ビットのコードである。パリティコードP
は、HDおよびDATAを、4ビットづつに区切り、そ
れらの排他的論理和を求めた値である。パリティコード
による誤り検定は、端末装置2において、受信したPの
値と受信したHD及びDATAから再演算したPの値と
を比較することによって行うことができる。トレーラは
信号の終了を表すマーカである。
【0030】なお、以上に述べた赤外線通信の仕様は、
一例であり、固定されたものではない。すなわち、例え
ば、送信するデータに、測定日時情報や、健康測定機器
1a〜1nのID情報を送信するようなデータフォーマ
ットとしても良い。
【0031】このような共通の仕様を有する赤外線通信
の送信手段14a〜14nを使用するすべての健康測定
機器1a〜1nに設け、また、それに対応する赤外線通
信の受信手段40を端末装置2に設ける。これにより、
全ての健康測定機器1a〜1nにより測定される健康デ
ータを全く同一の操作により端末装置2に入力すること
ができるようになり、端末装置2の操作方法の容易化が
はかられることになる。
【0032】さて、上述のような赤外線通信の送信手段
14a〜14nを備えた健康測定機器1a〜1nと受信
手段40とを備えた端末装置2からなる家庭側のシステ
ムの使用方法の具体例を図7乃至図14を用いて説明す
る。
【0033】端末装置3の電源を入れると、アプリケー
ションソフトがスタートして、LCDモニタ60上に図
7に示すような初期画面が表示される。ここで、使用者
が、端末装置3の「進む」ボタン70を押せば、図8に
示すような、使用者が誰であるかを選択する処理画面に
切り替わり、同時に「使用者を選択してください。」と
いう音声案内がスピーカ82から出力される。図8に示
す画面には、予め登録された使用者の名前が表示され、
その中から現在の使用者を選択する。使用者の選択の方
法は、「選択」ボタン72を押す毎に使用者の名前の表
示色が順次変化するので、現在の使用者の名前の箇所の
表示色を変化させ、「進む」ボタン70を押すことによ
り選択される。「進む」ボタン70を押すと、図9に示
す処理画面に遷移し、同時に「処理を選択してくださ
い。」という音声案内が出力される。ただし、「戻る」
ボタン74を押せば、図7に示す初期画面に戻ることも
できる。このように、「戻る」ボタン74は、「戻る」
表示のあるすべての画面で、ひとつ前の画面に遷移する
機能を果たす。
【0034】図9に示した処理画面では、健康測定機器
1a〜1nの測定した健康データを新たに入力するか、
過去の健康データをグラフ表示するかを選択する。選択
方法は、図8に示した処理画面と同様の方法である。
【0035】ここで、「表示」を選択した場合には、記
憶している過去の健康データをグラフ表示する処理へと
進む。すなわち、「選択」ボタン72を用いて画面上の
「表示」表示色を変化させた状態で、「進む」ボタン7
0を押すと図10に示す処理画面に進み、同時に「機器
を選択してください。」という音声案内が出力される。
図10に示す処理画面では、どの健康測定機器1a〜1
nで測定した健康データを表示したいのかを選択する。
すなわち、「血圧計」の表示色を変化させた状態で「進
む」ボタン70を押すと、図11に示すグラフ表示画面
となって、血圧計によって測定された最高血圧値、最低
血圧値、心拍数の一ヶ月間のトレンドが表示されること
になる。他の健康測定機器1a〜1nを選択した場合に
も、それぞれに応じた健康データの一ヶ月間のトレンド
が表示される。そして、さらに「進む」ボタン70を押
すと、図7に示す初期画面に遷移する。
【0036】一方、図9に示す処理画面において、「入
力」を選択した場合は、健康測定機器1a〜1nにより
測定された健康データを新たに入力する処理へと進む。
すなわち、「入力」の表示色を変化させた状態で「進
む」ボタン70を押すと、図12に示すような機器選択
画面に進み、同時に「機器を選択してください。」とい
う音声案内が出力される。図12に示す機器選択画面で
は、どの健康測定機器1a〜1nで測定した健康データ
を入力するのかを選択する。すなわち、「血圧計」の部
分の表示色を変化させた状態で「進む」ボタン70を押
すと、図13に示すように、血圧計から送信されてくる
健康データの受信待ち画面に進み、同時に「血圧計で測
定したのち、送信ボタンを押してください。」という音
声案内が出力される。ここで、血圧計により測定を行
い、その後、血圧計に設けられた「送信」ボタン16を
押すことにより、測定した健康データを端末装置2へと
送信する。端末装置2では、送信された健康データを正
しく受信すると「血圧計の健康データを正しく受信しま
した。」という音声案内を出力し、自動的に画面を切り
換え、図14に示すような受信データ表示画面を表示す
るとともに、受信した健康データをフラッシュメモリ3
6へ保存する。また、もし赤外線通信においてデータの
送受信に不具合があった場合には、「血圧計の健康デー
タが正しく受信されませんでした。もう一度送信ボタン
を押してください。」という音声案内を出力し、受信待
ちを継続するようになっている。 その後、図14に示
した処理画面において、「進む」ボタン70を押すと、
図11に示すグラフ表示画面に遷移し、今回受信した健
康データを過去の健康データに加えた形でのグラフ表示
を行う。さらに、「進む」ボタン70を押すと、図7に
示す初期画面に戻る。
【0037】端末装置2のフラッシュメモリ36に保存
されている健康データは、公衆回線を介して一日に一
回、オートダイアルでセンター装置4に送信される。た
だし、通信回線が混雑している場合や通信エラーが生じ
た場合には、例えば、5分後にリダイヤルし、健康デー
タの送信が成功するまでデータ送信の手続きか継続され
ることになる。
【0038】なお、上述したアプリケーションソフトの
フローや表示画面の内容は、一例であり、これに限られ
るものではない。また、アプリケーションソフトの変更
は、アプリケーションソフトを記憶させたROM32を
交換することにより、容易に行うことが可能である。
【0039】本実施の形態によれば、健康測定機器1a
〜1nと端末装置2とが一体ではないため、利用者がわ
ざわざ端末装置2のあるところに行かなければ測定を行
えないというわずらわしさを解消することができる。ま
た、共通の赤外線通信の送信手段を設けるようにしたの
で、使用する健康測定機器1a〜1n毎に端末装置2へ
の健康データの入力方法が異なることによる操作の複雑
さを解消することが可能になる。また、本実施の形態で
は、3つのボタン70、72、74のみで端末装置の全
ての操作を行うことができるので、簡単な操作で誤りな
く使用することができる。
【0040】なお、健康測定機器1a〜1nで測定した
健康データがどの健康測定機器1a〜1nで測定した健
康データを端末装置2に送信する際、同時に各々の健康
測定機器に対応するID情報を付加して送信するように
すれば、端末装置2がそのID情報をもとに受信した健
康データがどの健康測定機器1a〜1nで測定した健康
データであるかを自動的に判別することが可能になる。
これにより、前述したアプリケーションソフトにおい
て、健康測定機器1a〜1nを選択する処理画面(図1
0参照)が不要となり、さらに簡単な操作で本システム
を利用することが可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、血圧計、体温計、体重計等の健康に関する健康
データを測定するとともに、測定した健康データをある
定められた通信フォーマットに基づいて送信する送信手
段を備えた少なくとも1種類の健康測定機器と、健康測
定機器から送信された健康データを受信する受信手段
と、受信した健康データを管理する管理手段と、ネット
ワークを介して外部端末とデータ通信を行うための通信
手段と、一連の操作を行うための操作手段とを有する端
末装置と、からなるようにしたので、どの健康測定機器
においても共通の操作により端末装置に健康データを入
力することができるため、簡単な操作で、誤りなく健康
データを入力することができる在宅健康管理システムを
提供することが可能になるという効果を奏する。
【0042】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の在宅健康管理システムにおいて、管理されている
健康データを表示する表示手段を端末装置に付加したの
で、入力した健康データが正しく端末装置に入力されて
いるかどうかを表示手段により確認することができるよ
うになるとともに、これまでに蓄積されている健康デー
タを表示手段にグラフ等を用いて視覚的に表示すること
が可能になるという効果を奏する。
【0043】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載の在宅健康管理システムにおいて、操
作方法等を音声により指示する音声発生手段を端末装置
に付加したので、特に操作方法に不案内な高齢者が、不
安感を抱くことなく自信を持って端末装置の操作を行う
ことが可能になるという効果を奏する。
【0044】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項3記載の在宅健康管理システムにおいて、表
示手段に表示されている画面を次画面に遷移するための
ボタンと、表示手段に表示されている画面を前画面に遷
移するためのボタンと、表示手段に表示されている項目
を選択するためのボタンとにより操作手段を構成するよ
うにしたので、3つのボタンのみで端末装置の全ての操
作を行うことができ、端末装置操作の複雑化を解消する
ことができるという効果を奏する。
【0045】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4記載の在宅健康管理システムにおいて、健
康測定機器から健康データを送信する際、同時に各々の
健康測定機器が有する固有のID情報を付加して送信
し、どの健康測定機器により送信された健康データかを
送信されたID情報に基づいて端末装置において自動的
に判別・管理するようにしたので、どの健康測定機器に
より測定した健康データかを端末装置に入力する必要が
ないので、より端末装置の操作方法が簡略化でき、特に
多数の健康測定機器を使用する場合に生じる健康データ
入力の煩わしさを解消することができるという効果を奏
する。
【0046】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項5記載の在宅健康管理システムにおいて、操
作手段を健康測定機器に設けるようにしたので、健康測
定機器と端末装置との間でデータの送受信ができる範囲
内であれば、健康データを測定した場所から端末装置を
操作するといった使用方法ができるため、健康データの
入力や端末装置の操作等をより簡便に行うことが可能に
なるという効果を奏する。
【0047】請求項7記載の発明にあっては、請求項6
記載の在宅健康管理システムにおいて、健康測定機器に
設けられた送信手段と端末装置に設けられた受信手段と
によって操作手段の操作に対応する信号を送受信するよ
うにしたので、端末装置において健康データの受信に用
いていた受信手段により、健康測定機器に設けられた送
信手段から送信されるデータを受信するため、健康測定
機器から送信される操作に対応する信号を受信する受信
手段を端末装置に新たに設ける必要がなく、端末装置の
部品点数の削減に伴うコストダウン及び小型化を図るこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0048】請求項8記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項7記載の在宅健康管理システムにおいて、操
作手段の操作に対応する信号を端末装置に送信する送信
手段を操作手段に付加するとともに、操作手段を端末装
置と分離して設けるようにしたので、操作手段と端末装
置との間でデータの送受信ができる範囲内であれば、例
えば、健康データを測定した場所から健康データの送信
及び端末装置の操作が可能になるため、健康データの入
力や端末装置の操作等をより簡便に行うことが可能にな
るという効果を奏する。また、各健康測定機器に操作手
段を設ける必要がないという効果を奏する。
【0049】請求項9記載の発明にあっては、請求項8
記載の在宅健康管理システムにおいて、操作手段に設け
られた送信手段と端末装置に設けられた受信手段とによ
って操作手段の操作に対応する信号を送受信するように
したので、端末装置において健康データの受信に用いて
いた受信手段により、端末装置と分離した操作手段の送
信手段から送信されるデータを受信するため、端末装置
と分離した操作手段から送信される操作に対応する信号
を受信する受信手段を端末装置に新たに設ける必要がな
く、端末装置の部品点数の削減に伴うコストダウン及び
小型化を図ることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】在宅健康管理システムのブロック図である。
【図2】健康測定機器の内部構成を表すブロック図であ
る。
【図3】端末装置の外観図である。
【図4】端末装置の内部構成を表すブロック図である。
【図5】赤外線通信の基本信号の波形図である。
【図6】赤外線通信のデータフォーマットである。
【図7】アプリケーションソフトの初期画面である。
【図8】アプリケーションソフトの使用者選択画面であ
る。
【図9】アプリケーションソフトの処理内容選択画面で
ある。
【図10】アプリケーションソフトの健康測定機器選択
画面である。
【図11】アプリケーションソフトのトレンドを表示す
る情報表示画面である。
【図12】アプリケーションソフトの健康測定機器選択
画面である。
【図13】アプリケーションソフトの受信待機画面であ
る。
【図14】アプリケーションソフトの測定データ表示画
面である。
【符号の説明】
1 健康測定機器 2 端末装置 4 外部端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 恵一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧計、体温計、体重計等の健康に関す
    る健康データを測定するとともに、測定した健康データ
    をある定められた通信フォーマットに基づいて送信する
    送信手段を備えた少なくとも1種類の健康測定機器と、 健康測定機器から送信された健康データを受信する受信
    手段と、受信した健康データを管理する管理手段と、ネ
    ットワークを介して外部端末とデータ通信を行うための
    通信手段と、一連の操作を行うための操作手段とを有す
    る端末装置と、からなることを特徴とする在宅健康管理
    システム。
  2. 【請求項2】 管理されている健康データを表示する表
    示手段を端末装置に付加したことを特徴とする請求項1
    記載の在宅健康管理システム。
  3. 【請求項3】 操作方法等を音声により指示する音声発
    生手段を端末装置に付加したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の在宅健康管理システム。
  4. 【請求項4】 表示手段に表示されている画面を次画面
    に遷移するためのボタンと、表示手段に表示されている
    画面を前画面に遷移するためのボタンと、表示手段に表
    示されている項目を選択するためのボタンとにより操作
    手段を構成するようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載の在宅健康管理システム。
  5. 【請求項5】 健康測定機器から健康データを送信する
    際、同時に各々の健康測定機器が有する固有のID情報
    を付加して送信し、どの健康測定機器により送信された
    健康データかを送信されたID情報に基づいて端末装置
    において自動的に判別・管理するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4記載の在宅健康管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 操作手段を健康測定機器に設けるように
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の在宅
    健康管理システム。
  7. 【請求項7】 健康測定機器に設けられた送信手段と端
    末装置に設けられた受信手段とによって操作手段の操作
    に対応する信号を送受信するようにしたことを特徴とす
    る請求項6記載の在宅健康管理システム。
  8. 【請求項8】 操作手段の操作に対応する信号を端末装
    置に送信する送信手段を操作手段に付加するとともに、
    操作手段を端末装置と分離して設けるようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項7記載の在宅健康管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 操作手段に設けられた送信手段と端末装
    置に設けられた受信手段とによって操作手段の操作に対
    応する信号を送受信するようにしたことを特徴とする請
    求項8記載の在宅健康管理システム。
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