JPH11178801A - 生体リスク管理用アダプター装置及びその装置利用による携帯電話を媒体とした生体リスク管理方法 - Google Patents

生体リスク管理用アダプター装置及びその装置利用による携帯電話を媒体とした生体リスク管理方法

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JPH11178801A
JPH11178801A JP36429697A JP36429697A JPH11178801A JP H11178801 A JPH11178801 A JP H11178801A JP 36429697 A JP36429697 A JP 36429697A JP 36429697 A JP36429697 A JP 36429697A JP H11178801 A JPH11178801 A JP H11178801A
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biological
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biorisk
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JP36429697A
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English (en)
Inventor
Takeo Fukuda
建男 福田
Ichiro Koike
一郎 小池
Tetsuji Fukamizu
哲二 深水
Kazushige Ushijima
数重 牛島
Kuniyoshi Yoshino
國由 吉野
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Parama Tech Co Ltd
NEC Network and System Integration Corp
Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Parama Tech Co Ltd
NEC Network and System Integration Corp
Terada Electric Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の生体リスク管理用アダプターは、測定
項目が固定化されているために、測定項目の追加、より
高度な測定のレベルアップ等の時代の要求への対応が難
しいという課題があった。 【解決手段】 生体リスク管理用アダプター装置本体1
0と各種オプションの測定器とから構成し、装置本体1
0は、心電・心拍測定部1,表示部2,データ処理部
3,測定器を接続する外部入力端子4,モデム部5,デ
ジタル出力端子6,アナログ出力端子7とから構成さ
れ、測定器類は、各々の出力用のプローブ39〜119
を有するKSG血圧測定器30,体温測定器50,動脈
血酸素飽和度測定器70,尿成分測定器90,潜血反応
測定器110とから構成されている。健常者や在宅療養
者は任意の測定項目を選んで測定し、携帯電話を媒体と
して医療機関に送信して専門医師の予診を受けることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療や健康管理の
専門家によって健常者や在宅療養者の生体リスク管理が
適切に行えるように健常者や在宅療養者が自ら測定でき
る生体リスク管理用アダプター装置と、測定した生体デ
ータを携帯電話を媒体として医療機関や健康管理センタ
ー等のホスト側に送信できる生体リスク管理用アダプタ
ー装置及びその装置利用による携帯電話を媒体とした生
体リスク管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎えて、在宅医療の必要性
はますます高まっている。従来は、健常者や在宅療養者
の体温・心電・心拍・血圧等を本人または看護婦等が測
定器具を用いて測定し、その測定結果の生体データを本
人の自宅に設置されている電話機から電話回線を介して
医療機関や健康管理センター等のホスト側に送信してい
た。また、受信するホスト側では、医療や健康管理の専
門家によって健常者や在宅療養者の生体リスクの管理を
行っていた。
【0003】電話を用いた生体リスク管理では、健康維
持のために生体リスク管理を必要とする健常者や的確な
症状の把握による適切な処置のために生体リスク管理を
必要とする在宅療養者にとっては、測定場所や送信場所
の物理的制約があり、測定が容易でなく、生体データの
記録や保管が煩雑であり、生体データのホスト側への送
信操作が難しかった。
【0004】これらを改善するために本出願人は特願平
7−350154号(生体リスク管理用アダプター及び
そのアダプター使用による携帯電話を媒体とした生体リ
スク管理方法)を出願している。すなわち、健常者や在
宅療養者にとって測定場所の制約のない携帯性に優れ容
易に測定でき、健常時や異常時に測定した自分自身の生
体データを検討し、測定した生体データを送信場所の制
約のない携帯電話を媒体として簡便に医療機関や健康管
理センター等のホスト側に送信でき、医療や健康管理の
専門家によって適切な生体リスクの管理を受けられるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生体リスク管理用アダプターは、健常者を対象とするA
型の生体リスク管理用アダプターと在宅療養者を対象と
するB型の生体リスク管理用アダプターとに分けられて
おり、測定項目及び測定方法が各々固定化されていた。
また、測定項目の追加、より正確な測定等が要求される
時代の要求への対応が難しいという課題があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、健常者や在宅療養者にとって容易にかつ正確
に測定できる小型かつ軽量で携帯性に優れた利便性のあ
る生体リスク管理用アダプター装置を提供し、更に、健
常者や在宅療養者が測定した生体データを携帯電話を媒
体として簡便に医療機関や健康管理センター等のホスト
側に送信でき、医療や健康管理の専門家によって適切な
生体リスクの管理を受けられるようにする生体リスク管
理用アダプター装置利用による携帯電話を媒体とした生
体リスク管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】健常者や在宅療養者は、
オプションであるKSG血圧測定器、体温測定器、動脈
血酸素飽和度測定器、尿成分測定器、潜血反応測定器等
を用いて必要とする項目の測定を行う。測定した生体デ
ータは各測定器の保持メモリに格納される。心電・心拍
の測定は生体リスク管理用アダプター装置本体を用いて
行い、測定した生体データは生体リスク管理用アダプタ
ー装置本体の自動的に選別認識し読み取る機能を有する
データ処理部の保持メモリに格納される。この生体リス
ク管理用アダプター装置本体には上記各測定器からの測
定した生体データを入力して携帯電話に出力するレピー
タ機能を有している。測定した生体データをホスト側に
送信する場合は、生体リスク管理用アダプター装置本体
を携帯電話に接続して移動体電話回線を介して送信す
る。すなわち、測定した生体データを主治医,健康管理
センター及びそれに準ずる所に予診情報として与え、タ
イムリイに医師からの適切な指示,処置等の情報を受け
て生体リスクの急変に対応した適切な対応が迅速に行う
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
による生体リスク管理用アダプター装置は、生体リスク
管理用アダプター装置本体10と各種オプションの測定
器とから構成し、前記生体リスク管理用アダプター装置
本体10は、心電・心拍を測定する心電・心拍測定部1
と、動作状態を表示する表示部2と、各種オプションの
測定結果を自動的に選別認識し読み取る機能を有し、そ
のデータを処理するデータ処理部3と、前記各種オプシ
ョンの測定器を接続する外部入力端子4と、データの送
受信が行えるようにするモデム部5と、デジタル用のデ
ジタル出力端子6と、アナログ用のアナログ出力端子7
とから構成され、前記各種オプションの測定器は、測定
した生体データの出力用のプローブ39を有するKSG
血圧測定器30と、測定した生体データの出力用のプロ
ーブ59を有する体温測定器50と、測定した生体デー
タの出力用のプローブ79を有する動脈血酸素飽和度測
定器70と、測定した生体データの出力用のプローブ9
9を有する尿成分測定器90と、測定した生体データの
出力用のプローブ119を有する潜血反応測定器110
とから構成され、健常者や在宅療養者が測定し、測定し
た各種の生体データを携帯電話を媒体として医療機関に
送信できることに特徴を有している。
【0009】本発明による生体リスク管理用アダプター
装置利用による携帯電話を媒体とした生体リスク管理方
法は、健常者や在宅療養者が生体リスク管理用アダプタ
ー装置を使用して生体データを携帯電話を媒体として医
療機関や健康管理センター等のホスト側に送信し、受信
側でその生体データを基に医療や健康管理の専門家によ
って生体リスク管理を行う生体リスク管理用アダプター
装置利用による携帯電話を媒体とした生体リスク管理方
法において、健常者や在宅療養者は必要項目の検査を生
体リスク管理用アダプター装置本体10または該当する
オプションの測定器を用いて測定し、各種オプションの
測定器で測定した生体データを生体リスク管理用アダプ
ター装置本体10に転送し、生体リスク管理用アダプタ
ー装置本体10を携帯電話に接続してダイヤルし、生体
リスク管理用アダプター装置本体10に格納されている
各種生体データをホスト側に送信することに特徴を有し
ている。並びに、ホスト側に用意された生体データの自
動解析ソフトにより、そのデータが許容範囲内か許容範
囲外かを瞬時に判断し、健常者や在宅療養者に逆送信
し、生体リスク管理用アダプター装置の表示部で状態を
表示する特徴を有す生体リスク管理方法。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明による生体リスク管理用アダプタ
ー装置のシステム構成図である。生体リスク管理用アダ
プター装置は生体リスク管理用アダプター装置本体10
と各種オプションの測定器とから構成されている。生体
リスク管理用アダプター装置本体10は、心電・心拍を
測定する心電・心拍測定部1と、動作状態を表示する表
示部2と、データを処理するデータ処理部3と、各種オ
プションの測定器を接続する外部入力端子4と、通信ネ
ットワークにアクセスしてデータの送受信が行えるよう
にするモデム部5と、デジタル用のデジタル出力端子6
と、アナログ用のアナログ出力端子7とから構成されて
いる。
【0011】各種オプションの測定器は、測定した生体
データの出力用のプローブ39を有するKSG血圧測定
器30と、測定した生体データの出力用のプローブ59
を有する体温測定器50と、測定した生体データの出力
用のプローブ79を有する動脈血酸素飽和度測定器70
と、測定した生体データの出力用のプローブ99を有す
る尿成分測定器90と、測定した生体データの出力用の
プローブ119を有する潜血反応測定器110とから構
成されている。
【0012】生体リスク管理用アダプター装置本体10
は、心電・心拍測定部1と各種オプションの測定器から
の通信の中継器、レピータ機能を備えており、各種オプ
ションの測定器のプローブを外部入力端子4に接続する
ことによって各種オプションの測定器の測定データを自
動的に選別認識し読み取りそのデータを一旦ため込んで
携帯電話に送る。すなわち、KSG血圧測定器30、体
温測定器50、動脈血酸素飽和度測定器70、尿成分測
定器90、潜血反応測定器110から任意の測定項目を
選んで測定できる。従って、技術の進歩に合わせて測定
項目の追加、より高性能の測定器の導入が容易となり、
利便性が一段と向上する。
【0013】人口動態統計(厚生省)によれば、主要死
因別にみた死亡率は、昭和60年を境に脳血管疾患を抜
いて心疾患が死亡原因の第2位に浮上し、その後増加の
傾向を示している。心疾患が恐いのは、何も前触れもな
く或いは自覚症状があっても症状が治まれば見過ごされ
てしまい、ある日突然重篤な症状に陥ってしまうという
事態が生じることである。体から発せられるバイタルサ
インを見逃すことなく、即座に対応することによって医
師の適切な指示に従えば、突然死から身を守ることがで
きる。たまに感じる心拍異常とか、胸痛を訴えて病・医
院で心電図検査をしても心電図の異常が出現しないこと
がある。このような場合、本発明による生体リスク管理
用アダプター装置は、異常を感じたときに何時、何処で
も、健常者や在宅療養者が本体を胸に当てるだけで心電
図を収録でき、収録されたデータは携帯電話に接続して
即座に主治医のもとに伝送できる。
【0014】発作時の心電図は、主治医にとって治療方
針を的確に把握する上で、大変重要であり、来院時の心
電図検査ではとらえにくい一過性・潜在的な心電図異常
を的確にとらえ、異常を感じた時の直近のデータを伝送
できる。また、緊急性の高い場合は携帯電話を通じて医
師の指示を受け取ることができる。健常者においては、
普段の健康管理用ツールとして気軽に使え、自分の生体
トレンド管理にも役立つ。更に、主治医があらかじめ健
常者や在宅療養者に測定位置の指導を行なえば、心室性
期外収縮、心室頻拍、心室細動などの致死性不整脈の検
出が可能である。
【0015】高齢化社会を迎えて、在宅医療の必要性は
ますます高まり、体温・心電図のバイタルサインの対応
だけではなく、血圧・酸素飽和度等のアプリケーション
を拡張していくことによって、在宅医療の支援システム
として今後の発展が見込める。又、患者及び介護者と医
療機関の間に生じる隔たりを本システムの導入により、
全人的医療の実践と言う観点から積極的な健康創りの為
に相互のコミュニケーションの手段として、医師から適
切な指示やケアーを行なうことにより、患者・介護者の
心配や負担を軽減することができる。
【0016】図2は本発明によるアダプター装置本体の
ブロック図である。操作スイッチ11により、心電・心
拍測定電極部21で測定された心電・心拍のデータ信号
は差動増幅回路22,フイルタ23を経て自動利得制御
回路AGC24で一定幅に増幅され、A/D変換器14
でアナログ信号からデジタル信号に変換される。マイク
ロコンピュータ12の制御の基にこのデジタル信号は生
体データとしてデータ保持メモリ15に格納され、LC
D表示部16に表示される。データ保持メモリ15に格
納された生体データは読み出されて、モデム25,アナ
ログインタフェース26を介して、またはモデム25,
デジタルインタフェース27を介して外部へ送られる。
尚、データ入出力回路13は、各種オプションの測定器
からの信号入出力接続部である。
【0017】図3は本発明によるKSG血圧測定器のブ
ロック図である。操作スイッチ31により、電源38が
入りタイマー43により一定時間、コンプレッサー42
は腕を通すカフ41を加圧する。血圧は圧力センサー4
7と信号変換回路44で受信される。信号変換回路44
で変換された電気信号は信号増幅回路45で増幅されて
K音認識回路46に出力される。K音認識回路46は信
号増幅回路45と圧力センサー47からの情報に基づい
てコロトコフ音を認識し、その出力はA/D変換器34
でアナログ信号からデジタル信号に変換される。マイク
ロコンピュータ32の制御の基にこのデジタル信号は生
体データとしてデータ保持メモリ35に格納され、LC
D表示部36に表示される。データ保持メモリ35に格
納された生体データは読み出され、外部出入力回路37
を介して生体リスク管理用アダプター装置本体10に出
力される。
【0018】図4はKSG(コロトコフ・サウンド・グ
ラフ)血圧測定における測定パターンの説明図である。
図における上段の正常動脈断面図は、脈波により伸展し
収縮を繰り返しながら血液を末梢に送る状態を明確に示
している。中段は、動脈圧の測定分布をコンピュータ処
理してパタンーン化したKSGの7型である。最高血圧
と最低血圧だけでなく血圧の中身「血圧の質」を分析す
ることにより、より詳細な動脈壁性状・末梢血管抵抗な
どの状態が測定できる。下段は、パターンによる診断の
参考を示している。このような、高性能の医療測定機器
を小型化して利便性を高め、一般の健常者や在宅療養者
が利用できるようにすることは在宅医療、予診管理に絶
大な進歩をもたらす。
【0019】図5は本発明による体温測定器のブロック
図である。操作スイッチ51により、電源58はONに
なる。定電圧回路61によって定電圧にされた電圧は測
温部62に印加される。測温部62からの非直線性の測
定データはリニアライズ回路63で直線状に増幅され、
信号変換回路64で信号変換され、A/D変換器54で
アナログ信号からデジタル信号に変換される。マイクロ
コンピュータ52の制御の基にこのデジタル信号は生体
データとしてデータ保持メモリ55に格納され、LCD
表示部56に表示される。データ保持メモリ55に格納
された生体データは読み出され、外部出入力回路57を
介して、生体リスク管理用アダプター装置本体10に出
力される。
【0020】図6は本発明による動脈血酸素飽和度測定
器のブロック図である。操作スイッチ71により、LE
D駆動回路82はLED81を駆動し、ホトセンサー8
4は発光したLED81からの光を指を通して受光し、
この受光による酸素飽和度の測定データ信号は信号検出
回路85で検出され、ノイズ処理回路86でノイズ処理
され、信号増幅回路87で信号増幅され、A/D変換器
74でアナログ信号からデジタル信号に変換される。マ
イクロコンピュータ72の制御の基にこのデジタル信号
は生体データとしてデータ保持メモリ75に格納され、
LCD表示部76に表示される。データ保持メモリ75
に格納された生体データは読み出され、外部出入力回路
77を介して、生体リスク管理用アダプター装置本体1
0に出力される。信号同期回路83は信号検出回路85
とLED81の発光との同期をとる。
【0021】図7は本発明による尿成分測定器のブロッ
ク図である。操作スイッチ91により電源回路101は
ONになる。センサー102の出力から尿の成分が検出
回路103で検出され、信号変換回路104で信号変換
され、A/D変換器94でアナログ信号からデジタル信
号に変換される。マイクロコンピュータ92の制御の基
にこのデジタル信号は生体データとしてデータ保持メモ
リ95に格納され、LCD表示部96に表示される。デ
ータ保持メモリ95に格納された生体データは読み出さ
れ、外部出入力回路97を介して、生体リスク管理用ア
ダプター装置本体10に出力される。プリンター105
は測定データをプリントアウトする。
【0022】図8は本発明による潜血反応測定器のブロ
ック図である。操作スイッチ111により電源回路12
1はONになる。センサー122の出力から潜血が検出
回路123で検出され、信号変換回路124で信号変換
され、A/D変換器114でアナログ信号からデジタル
信号に変換される。マイクロコンピュータ112の制御
の基にこのデジタル信号は生体データとしてデータ保持
メモリ115に格納され、LCD表示部116に表示さ
れる。データ保持メモリ115に格納された生体データ
は読み出され、外部出入力回路117を介して、生体リ
スク管理用アダプター装置本体10に出力される。
【0023】図9は本発明による生体リスク管理方法を
示すフローチャート図である。図において、記号Sに付
した番号はステップ番号である。 〔S1〕生体リスク管理用アダプター装置本体10は外
部入力端子4に測定器のプローブが接続されたことを検
知する。 〔S2〕生体リスク管理用アダプター装置本体10はど
の測定器が接続されたかを識別する。 〔S3〕生体リスク管理用アダプター装置本体10は該
当測定器からの生体データをデータ入出力回路13を介
して入力する。 〔S4〕生体リスク管理用アダプター装置本体10は入
力された生体データを自動的に選別認識し読み取り、そ
のデータをデータ保持メモリ15に格納する。 〔S5〕続いて、接続される測定器が有るかどうかを調
べる。あればS1に戻りなければS6に進む。接続され
る測定器の有無は一定時間内に接続が無い場合、或いは
次のステップに進んだ場合には「無」とする等の方法が
考えられる。
【0024】〔S6〕アナログインタフェース26/デ
ジタルインタフェース27を介して生体リスク管理用ア
ダプター装置本体10を携帯電話に接続し、かつダイヤ
ルしたかどうかを調べる。ダイヤルされていればS7に
進み、そうでなければ終了となる。 〔S7〕生体リスク管理用アダプター装置本体10のデ
ータ保持メモリ15に格納されている生体データを読み
出して、アナログインタフェース26/デジタルインタ
フェース27を介して携帯電話を媒体として医療機関や
健康管理センター等のホスト側に送信する。 〔S8〕送信がOKかどうかを調べる。OKであれば終
了となり、OKでなければS7に戻る。 なお、健常者や在宅療養者は、ホスト側の医師による予
診結果に基づいたメッセージを受け取り、専門医師の適
切な診断や処置を迅速に受けることができる。
【0025】図10は本発明による生体リスク管理方法
を実施するためのシステム構成を示す図である。健常者
や在宅療養者側は、各種オプションの測定器131で測
定した生体データを生体リスク管理用アダプター装置本
体10のインタフェースを介して携帯電話132からホ
スト側に送信する。送信は、移動体通信の基地局13
3,交換局,市外電話回線を経て各ルートに通信するモ
デム134を介してホスト側にあるパソコン通信を行う
パーソナルコンピュータ135へ行われる。携帯電話1
32はFAX,パソコン通信もでき、移動しながら既存
のネットワークにこの生体リスク管理用アダプター装置
本体10で生体データを送り届けることができる。携帯
電話を媒体とした特質により移動することによって、配
線が不要であり場所的制約がなく煩わしさがない。例え
ば、何時でも何処でも送信できると同時にその携帯電話
132を持っている人には医者の方から逆に、指示を行
うことができる。
【0026】なお、ソフト136における処理プログラ
ムは、送られてきた心電,脈拍,体温等の生体データ信
号を個別管理するための処理をするコンピュータ上のプ
ログラムである。ソフト136には、基本ソフトとアプ
リケーションソフトがある。基本ソフトの領域では、体
温,心電、心拍等の情報をパソコン上でデータが表れる
ように区分するものである。例えば、基本データからそ
れをどう使い分けて行くかがアプリケーションの領域で
あり、医者,看護婦,指導者等が判断できる要素に組代
えなければならない。例えば、画面上に氏名,年令,住
所,体温,脈拍,心電を履歴管理し、トレンド管理とし
て月一回のデータ,週一回のデータ等を管理表にグラ
フ,波形を表示してそれらのデータをメモリに格納して
おく等のプログラム的な考え方である。また、アプリケ
ーションソフトには測定項目毎に解析ソフトがあり、ホ
スト側ではこれらの解析ソフトをコンピュータ135に
組み込んで使用する。医者は解析コメントを予診情報と
して付け加えることができ、迅速で正確な予診を行うこ
とが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による生体
リスク管理用アダプター装置は、生体リスク管理用アダ
プター装置本体10と各種オプションの測定器とから構
成し、前記生体リスク管理用アダプター装置本体10
は、心電・心拍を測定する心電・心拍測定部1と、動作
状態を表示する表示部2と、データを処理するデータ処
理部3と、前記各種オプションの測定器を接続する外部
入力端子4と、データの送受信が行えるようにするモデ
ム部5と、デジタル用のデジタル出力端子6と、アナロ
グ用のアナログ出力端子7とから構成され、前記各種オ
プションの測定器は、測定した生体データの出力用のプ
ローブ39を有するKSG血圧測定器30と、測定した
生体データの出力用のプローブ59を有する体温測定器
50と、測定した生体データの出力用のプローブ79を
有する動脈血酸素飽和度測定器70と、測定した生体デ
ータの出力用のプローブ99を有する尿成分測定器90
と、測定した生体データの出力用のプローブ119を有
する潜血反応測定器110とから構成され、健常者や在
宅療養者が測定し、測定した各種の生体データを携帯電
話を媒体として医療機関に送信できるので、また、本発
明による生体リスク管理用アダプター装置利用による携
帯電話を媒体とした生体リスク管理方法は、健常者や在
宅療養者は必要項目の検査を生体リスク管理用アダプタ
ー装置本体10または該当するオプションの測定器を用
いて測定し、各種オプションの測定器で測定した生体デ
ータを生体リスク管理用アダプター装置本体10に転送
し、生体リスク管理用アダプター装置本体10を携帯電
話に接続してダイヤルし、生体リスク管理用アダプター
装置本体10に格納されている各種生体データをホスト
側に送信するので、健常者や在宅療養者は、測定した自
分自身の生体データを検討し、測定した生体データを携
帯電話を用いて簡便に医療機関や健康管理センター等の
ホスト側に送信し、医療や健康管理の専門家によって適
切な生体リスクの管理を受けることができ、積極的な健
康創りに役立ち、その結果高額な医療費の抑制に大いに
貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による生体リスク管理用アダプター装置
のシステム構成図である。
【図2】本発明による生体リスク管理用アダプター装置
本体のブロック図である。
【図3】本発明によるKSG血圧測定器のブロック図で
ある。
【図4】KSG血圧測定における測定パターンの説明図
である。
【図5】本発明による体温測定器のブロック図である。
【図6】本発明による動脈血酸素飽和度測定器のブロッ
ク図である。
【図7】本発明による尿成分測定器のブロック図であ
る。
【図8】本発明による潜血反応測定器のブロック図であ
る。
【図9】本発明による生体リスク管理方法を示すフロー
チャート図である。
【図10】本発明による生体リスク管理方法を実施する
ためのシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 心電・心拍測定部 2 表示部 3 データ処理部 4 外部入力端子 5 モデム部 6 デジタル出力端子 7 アナログ出力端子 10 生体リスク管理用アダプター装置本体 11,31,51,71,91,111 操作スイッチ 12,32,52,72,92,112 マイクロコン
ピュータ 13 データ入出力回路 14,34,54,74,94,114 A/D変換器 15,35,55,75,95,115 データ保持メ
モリ 16,36,56,76,96,116 LCD表示部 21 心電・心拍測定電極部 22 差動増幅回路 23 フイルタ 24 AGC 25 モデム 26 アナログインタフェース 27 デジタルインタフェース 30 KSG血圧測定器 37,57,77,97,117 外部出入力回路 38 電源 39,59.79,99,119 プローブ 41 カフ 42 コンプレッサー 43 タイマー 44 信号変換回路 45 信号増幅回路 46 K音認識回路 47 圧力センサー 50 体温測定器 58 電源 61 定電圧回路 62 測温部 63 リニアライズ回路 64 信号変換回路 70 動脈血酸素飽和度測定器 81 LED 82 LED駆動回路 83 信号同期回路 84 ホトセンサー 85 信号検出回路 86 ノイズ処理回路 87 信号増幅回路 90 尿成分測定器 101 電源回路 102 センサー 103 検出回路 104 信号変換回路 105 プリンター 110 潜血反応測定器 121 電源回路 122 センサー 123 検出回路 124 信号変換回路 131 検査測定器 132 携帯電話 133 基地局 134 モデム 135 コンピュータ 136 ソフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 建男 東京都品川区東品川1丁目39番9号 日本 電気システム建設株式会社内 (72)発明者 小池 一郎 東京都品川区東品川1丁目39番9号 日本 電気システム建設株式会社内 (72)発明者 深水 哲二 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目4番23 号 株式会社パラマ・テック内 (72)発明者 牛島 数重 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目4番23 号 株式会社パラマ・テック内 (72)発明者 吉野 國由 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体リスク管理用アダプター装置本体
    (10)と各種オプションの測定器とから構成し、 前記生体リスク管理用アダプター装置本体(10)は、 心電・心拍を測定する心電・心拍測定部(1)と、 動作状態を表示する表示部(2)と、 データを処理するデータ処理部(3)と、 前記各種オプションの測定器を接続する外部入力端子
    (4)と、 データの送受信が行えるようにするモデム部(5)と、 デジタル用のデジタル出力端子(6)と、 アナログ用のアナログ出力端子(7)とから構成され、 前記各種オプションの測定器は、 測定した生体データの出力用のプローブ(39)を有す
    るKSG血圧測定器(30)と、 測定した生体データの出力用のプローブ(59)を有す
    る体温測定器(50)と、 測定した生体データの出力用のプローブ(79)を有す
    る動脈血酸素飽和度測定器(70)と、 測定した生体データの出力用のプローブ(99)を有す
    る尿成分測定器(90)と、 測定した生体データの出力用のプローブ(119)を有
    する潜血反応測定器(110)とから構成され、 健常者や在宅療養者が測定し、測定した各種の生体デー
    タを携帯電話を媒体として医療機関に送信できることを
    特徴とする生体リスク管理用アダプター装置。
  2. 【請求項2】 健常者や在宅療養者が生体リスク管理用
    アダプター装置を使用して生体データを携帯電話を媒体
    として医療機関や健康管理センター等のホスト側に送信
    し、受信側でその生体データを基に医療や健康管理の専
    門家によって生体リスク管理を行う生体リスク管理用ア
    ダプター装置利用による携帯電話を媒体とした生体リス
    ク管理方法において、 健常者や在宅療養者は必要項目の測定を生体リスク管理
    用アダプター装置本体(10)または該当するオプショ
    ンの測定器を用いて測定し、 各種オプションの測定器で測定した生体データを生体リ
    スク管理用アダプター装置本体(10)に転送し、 生体リスク管理用アダプター装置本体(10)を携帯電
    話に接続してダイヤルし、 生体リスク管理用アダプター装置本体(10)に格納さ
    れている各種生体データをホスト側に送信することを特
    徴とする生体リスク管理用アダプター装置利用による携
    帯電話を媒体とした生体リスク管理方法。並びに、ホス
    ト側に用意された生体データの自動解析ソフトにより、
    そのデータが許容範囲内か許容範囲外かを瞬時に判断
    し、健常者や在宅療養者に逆送信し、生体リスク管理用
    アダプター装置の表示部で状態を表示する特徴を有す生
    体リスク管理方法。
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