JPH1114753A - 物体検知装置 - Google Patents

物体検知装置

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JPH1114753A
JPH1114753A JP9170422A JP17042297A JPH1114753A JP H1114753 A JPH1114753 A JP H1114753A JP 9170422 A JP9170422 A JP 9170422A JP 17042297 A JP17042297 A JP 17042297A JP H1114753 A JPH1114753 A JP H1114753A
Authority
JP
Japan
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light
lens
prism
object detection
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9170422A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yamashita
征士 山下
Takashi Toyoda
孝 豊田
Shinya Oita
真也 追田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9170422A priority Critical patent/JPH1114753A/ja
Publication of JPH1114753A publication Critical patent/JPH1114753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の検知対象領域に対しビームを照射し、
これの反射光に基づき物体の有無を検知する物体検知装
置の小型化を図る。 【解決手段】 ケース22の、光源14に対向する位置
にフレネルレンズ24とプリズム26を設ける。フレネ
ルレンズ24により略平行光のビームを形成し、プリズ
ム26により前記ビームの向きを決定する。これによ
り、光源およびレンズの配置によらず、ビームの向きを
決定することができる。これにより、レンズなどの配置
の制約が少なくなり、複数のフレネルレンズ24を同一
平面上に形成することができ、装置の小型化を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象領域の物体の
有無を検出する物体検知装置に関し、特にその光学系の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の対象領域に物体、たとえば人や車
両があるかを、当該物体からの光によって検出するセン
サが知られている。たとえば、店舗などの家屋の出入り
口に設けられた自動ドアのセンサなどがこれに当たる。
このようなセンサにおいては、物体からの光をレンズに
よって集光して受光部に導くことが一般に行われてい
る。そして、対象領域が複数設定されている場合は対象
領域ごとにレンズが設けられており、さらに前記対象領
域の距離が異なる場合はこの距離に応じて各レンズの焦
点距離が設定されている。
【0003】前述の複数のレンズは、構成を簡易なもの
とするために略平板状の部材にフレネルレンズとして形
成されることが多い。この場合、この平板の垂直方向か
ら大きく外れた対象領域については、物体からの光の光
路が、前記レンズに対し斜めに入射するようになり、透
過率が減少する。この透過率の減少によって、センサの
感度が低下するという問題があった。
【0004】この問題を解決するために、実開昭61−
110128号に記載された装置においては、複数の対
象領域に各々対応して設けられた集光レンズが、光路に
対してほぼ直交するように配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の装
置によれば、対象領域ごとにレンズの向きを変えること
となり、単純な平板上にレンズを形成した場合に比べて
装置が大型化するという問題がある。
【0006】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、複数の対象領域の各々において検出
感度が安定しており、かつ簡易な構成の物体検知装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる物体検知装置は、所定対象領域に
照射されたビームの反射光に基づき、当該対象領域の物
体の有無を検出する物体検知装置であって、光源と、前
記光源からの光を略平行光のビームとするレンズと、前
記略平行光のビームを前記対象領域に向けるプリズム
と、前記ビームの反射光を受光する受光部と、を有し、
前記レンズとプリズムが板状部材の表裏に形成されてい
る。
【0008】この構成によれば、プリズムによって光の
向きを変更するので、レンズ配置の制約が少なくなる。
また、レンズとプリズムを板状部材の表裏に形成したの
で、これらを別個に設ける場合に比べて簡易な構成とす
ることができる。
【0009】さらに、前記光源、前記レンズおよび前記
プリズムは、対象領域ごとに少なくとも一つずつ設ける
ことができる。この構成によれば、ビームの焦点および
向きを対象領域ごとに最適な値に設定できるので、どの
方向に対しても検出精度を高く保つことができる。
【0010】さらに、前記光源と前記受光部を同一の基
板上に配置し、前記板状部材を前記基板に略平行に配置
することができる。
【0011】さらに、前記レンズおよび前記プリズムが
形成された板状部材を前記光源を覆うカバーの少なくと
も一部として形成することができる。
【0012】また、本発明の他の態様による物体検出セ
ンサは、所定の対象領域からの光に基づき、当該対象領
域の物体の有無を検出する物体検出センサであって、前
記光を受ける受光部と、前記光を集光するレンズと、前
記光を受光部に向けるプリズムとを有し、前記レンズと
プリズムは板状部材の表裏に形成されているものとする
ことができる。この態様においても、前述の態様と同
様、レンズとプリズムを対象領域ごとに一つずつ設ける
ことが可能であり、またレンズおよびプリズムが形成さ
れた板状部材を前記光源を、覆うカバーの少なくとも一
部として形成することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以
下、実施形態と記す)を図面に従って説明する。本実施
形態は、光源から照射したビームの反射光に基づき物体
の有無を検知する形式の物体検知装置である。
【0014】図1は、本実施形態の物体検知装置10の
概略構成を示す断面図である。基板12上には、複数の
光源14と、一つの受光部16が設けられている。光源
14は、本実施形態においては近赤外線発光のLEDに
より構成される。また、受光部16は、複数の受光素子
が配列された受光素子アレイ18と、受けた光を受光素
子アレイ18上に結像させる結像用レンズ20を有して
いる。受光素子は、本実施形態においては、近赤外領域
に良好な感度をもつ素子(CCDまたはMOS型の固体
撮像素子)を用いている。
【0015】また、基板12はケース22に納められて
いる。ケース22は、可視光を吸収し近赤外線だけを透
過させる、いわゆる赤外線フィルタ材(例えば、三菱レ
イヨン株式会社 アクリペット 近赤外線透過フィルタ
PF−076など)で全体を形成している。赤外線フ
ィルタ材を使用することにより、可視光がカットされ、
センサの中身が乗員に見えなくなり意匠性が増す。さら
に可視光がカットされることにより外乱光(太陽光な
ど)の影響を少なくできる。このケース22の下側の面
の、各光源14に対向する位置には、フレネルレンズ2
4とプリズム26が形成されている。以下、この面を光
学面28として説明する。
【0016】光学面28のケース22の内側の面には、
フレネルレンズ24が形成され、図1に示す矢印Aから
見た様子が図2に示されている。このフレネルレンズ2
4は、光源14から発した光を略平行光線とするか、ま
たは物体の有無を検知する対象となる領域において、前
記光が合焦するように作用する。
【0017】また、光学面28のケース22の外側の面
には、プリズム26が形成され、図1に示す矢印Bから
見た様子が図3に示されている。プリズム26は、小さ
なプリズムを複数個並べて配置したものであり、図3に
おいては、フレネルレンズと似た縞模様となって現れ
る。フレネルレンズと異なるのは、プリズム26は、光
の進路を変更するだけであって、焦点を形成するように
はなっておらず、よって縞模様は図示されるように平行
線として現れる。
【0018】光源14から発した光は、フレネルレンズ
24およびプリズム26を通過して向きを変え、あらか
じめ定められた物体検知の対象の範囲に進む。このビー
ムの光路上に物体30があると、この表面で反射した光
が受光素子アレイ18上の物体に応じた位置に結像す
る。たとえば、物体30が、図1において30aに示す
位置にある場合、その像は受光素子アレイ18上の点a
に現われ、30bに示す位置にある場合、点bに現われ
る。また、物体がなければ受光素子アレイ18上に像が
現われない。この受光素子アレイ18上の結像位置の違
い、および像の有無に基づき、図示しない判定部によっ
て検知対象領域に物体があるかの判定が行われる。
【0019】以上の本実施形態の物体検知装置において
は、カバー22上にフレネルレンズ24およびプリズム
26を形成したので、簡易な構成となり、小型化、特に
図1中上下方向の寸法を小さくすることができる。ま
た、フレネルレンズ24を光源14の正面に対向して設
け、ビームの照射方向に関してはプリズム26にて行う
ようにしたので、フレネルレンズ24に入射する光は、
これに略直交し、レンズによる光量の減衰を抑えること
ができる。
【0020】図4には、前述の物体検知装置10を車両
の前席の乗員の有無を検知するセンサに用いた場合が示
されている。物体検知装置10は、車両50のルーフ前
端付近に配置され、前述の光学面28に設けられたフレ
ネルレンズ24とプリズム26の作用によって、方向の
異なる複数本のビームが形成される。図中L1 で示され
る光路のビームは、当該座席に乗員がいる場合は乗員の
大腿部で反射し、いない場合は座席のシートクッション
で反射する。この反射位置の差によって座席に乗員がい
るかいないかの判別ができる。また、チャイルドシート
が後ろ向きに取り付けられた場合、光路L2 のビームの
反射位置が変わるので、これを検出することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の概略構成を示す断面図で
ある。
【図2】 本実施形態のケースに形成されたフレネルレ
ンズを示す図である。
【図3】 本実施形態のケースに形成されたプリズムを
示す図である。
【図4】 図1に示す実施形態を車両の乗員検知装置に
適用した例を示す図である。
【符号の説明】
10 物体検知装置、12 基板、14 光源、16
受光部、22 ケース、24 フレネルレンズ、26
プリズム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 追田 真也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の対象領域に照射されたビームの反
    射光に基づき、当該対象領域の物体の有無を検出する物
    体検知装置であって、 光源と、 前記光源からの光を略平行光のビームとするレンズと、 前記略平行光のビームを前記対象領域に向けるプリズム
    と、 前記ビームの反射光を受ける受光部と、を有し、 前記レンズとプリズムが板状部材の表裏に形成されてい
    る、物体検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の物体検知装置におい
    て、 前記レンズおよび前記プリズムは、対象領域ごとに少な
    くとも一つずつ設けられている、物体検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の物体検知装置
    において、 前記光源と前記受光部は、同一の基板上に配置され、 前記板状部材は、前記基板に略平行に配置されてる、物
    体検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の物体
    検知装置において、 前記レンズおよび前記プリズムが形成された板状部材
    は、前記光源を覆うカバーの少なくとも一部である物体
    検知装置。
  5. 【請求項5】 所定の対象領域からの光に基づき、当該
    対象領域の物体の有無を検出する物体検出センサであっ
    て、 前記光を受ける受光部と、 前記光を集光するレンズと、 前記光を受光部に向けるプリズムと、を有し、 前記レンズとプリズムが板状部材の表裏に形成されてい
    る、物体検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005067281A (ja) * 2003-08-20 2005-03-17 Toshiba Corp 距離検出装置、エアバッグ制御装置および距離検出方法
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