JPH11144845A - ドラム加熱ヒータ - Google Patents
ドラム加熱ヒータInfo
- Publication number
- JPH11144845A JPH11144845A JP30774297A JP30774297A JPH11144845A JP H11144845 A JPH11144845 A JP H11144845A JP 30774297 A JP30774297 A JP 30774297A JP 30774297 A JP30774297 A JP 30774297A JP H11144845 A JPH11144845 A JP H11144845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- drum
- sheathed
- sheathed heaters
- heaters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラムの内面に複数のシーズヒータを容易に
密着固定でき、かつ、均一な加熱を得る。 【解決手段】 略円形状に形成した複数のシーズヒータ
1を固定金具2、可動金具3、ヒータ整列金具6及びナ
ット4により固定しヒータユニットとなし、この状態の
ものをドラムの内面に装着し固定する。
密着固定でき、かつ、均一な加熱を得る。 【解決手段】 略円形状に形成した複数のシーズヒータ
1を固定金具2、可動金具3、ヒータ整列金具6及びナ
ット4により固定しヒータユニットとなし、この状態の
ものをドラムの内面に装着し固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造設備等におけ
るドラムの内側より加熱して使用するドラム加熱ヒータ
に関するものである。
るドラムの内側より加熱して使用するドラム加熱ヒータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム加熱ヒータにあっては、複
数のシーズヒータをドラム内側に取り付ける際、シーズ
ヒータの使用本数に応じた幅と厚さの金属板を円形状に
成形し、外側より順にドラム、シーズヒータ、金属板の
位置にセットし、長大な押え棒で金属板をおし広げ、シ
ーズヒータをドラム内面に圧接固定していた。
数のシーズヒータをドラム内側に取り付ける際、シーズ
ヒータの使用本数に応じた幅と厚さの金属板を円形状に
成形し、外側より順にドラム、シーズヒータ、金属板の
位置にセットし、長大な押え棒で金属板をおし広げ、シ
ーズヒータをドラム内面に圧接固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のドラム加熱
ヒータは、組立て作業の効率が悪く、シーズヒータの使
用本数が多くなるほどシーズヒータの圧接がアンバラン
スになりやすく、ドラムへの熱伝達にバラツキを生じる
ものであった。
ヒータは、組立て作業の効率が悪く、シーズヒータの使
用本数が多くなるほどシーズヒータの圧接がアンバラン
スになりやすく、ドラムへの熱伝達にバラツキを生じる
ものであった。
【0004】また、シーズヒータどうしの確実な位置決
めがなく、シーズヒータとシーズヒータの接近もしくは
接触が起きやすく、温度分布が悪くなり、高温で使用さ
れる場合は、シーズヒータの寿命に影響をおよぼすこと
になるものであった。更にシーズヒータを金属板で押え
るためシーズヒータの熱を金属板がうばい熱効率が低下
する等の問題点があった。
めがなく、シーズヒータとシーズヒータの接近もしくは
接触が起きやすく、温度分布が悪くなり、高温で使用さ
れる場合は、シーズヒータの寿命に影響をおよぼすこと
になるものであった。更にシーズヒータを金属板で押え
るためシーズヒータの熱を金属板がうばい熱効率が低下
する等の問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためのものであり、使用するシーズヒータ全て
を、ドラムに取付け固定前に金具を用いシーズヒータユ
ニットとして組立て、組立て後ドラムに挿入し容易に装
着が可能な構造としたものである。
決するためのものであり、使用するシーズヒータ全て
を、ドラムに取付け固定前に金具を用いシーズヒータユ
ニットとして組立て、組立て後ドラムに挿入し容易に装
着が可能な構造としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のドラム加熱ヒータは、シ
ーズヒータをボルトが固着された固定金具と可動金具と
ナット及びヒータ整列金具によってヒータユニットとな
し、この状態のものを被加熱物(ドラム)に挿入し固定
するものである。
ーズヒータをボルトが固着された固定金具と可動金具と
ナット及びヒータ整列金具によってヒータユニットとな
し、この状態のものを被加熱物(ドラム)に挿入し固定
するものである。
【0007】本発明は、上記構成としたことによって、
ドラムへの装着が容易になり、シーズヒータどうしの間
隔が所定の寸法を確保できるため、必要な温度分布が得
られるものである。またドラム以外にシーズヒータに接
触する大きな部材を有しないため熱効率が良くなるもの
である。
ドラムへの装着が容易になり、シーズヒータどうしの間
隔が所定の寸法を確保できるため、必要な温度分布が得
られるものである。またドラム以外にシーズヒータに接
触する大きな部材を有しないため熱効率が良くなるもの
である。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図5に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】図において、1はシーズヒータで、略円形
状に成形され両端末部を内方に曲げてあり、同形状のも
のを複数本(本実施例では6本)有している。2は固定
金具であり断面L字形をなし、一方の面にシーズヒータ
1の端末部が挿入される穴1aがシーズヒータ1の数だ
け設けられており、他方の面にボルト2bが2本固着さ
れている。3は可動金具であり断面L字形をなし、一方
の面に前記シーズヒータ1の端末部が係合される切欠き
3aがシーズヒータ1の数だけ設けられており、他方の
面に前記ボルト2bが挿通されるボルト受け穴3bが2
個設けられている。4及び5はナットである。6はヒー
タ整列金具でありシーズヒータ1を所定の間隔に設置す
るためのものであり、シーズヒータ1を挿入する溝6a
を有している。また、ヒータ整列金具6は複数個(本実
施例では3個)設けた構成とする。7は被加熱物であ
り、円筒状のドラムである。
状に成形され両端末部を内方に曲げてあり、同形状のも
のを複数本(本実施例では6本)有している。2は固定
金具であり断面L字形をなし、一方の面にシーズヒータ
1の端末部が挿入される穴1aがシーズヒータ1の数だ
け設けられており、他方の面にボルト2bが2本固着さ
れている。3は可動金具であり断面L字形をなし、一方
の面に前記シーズヒータ1の端末部が係合される切欠き
3aがシーズヒータ1の数だけ設けられており、他方の
面に前記ボルト2bが挿通されるボルト受け穴3bが2
個設けられている。4及び5はナットである。6はヒー
タ整列金具でありシーズヒータ1を所定の間隔に設置す
るためのものであり、シーズヒータ1を挿入する溝6a
を有している。また、ヒータ整列金具6は複数個(本実
施例では3個)設けた構成とする。7は被加熱物であ
り、円筒状のドラムである。
【0010】次にシーズヒータ1の固定方法について述
べる。先ず各々のシーズヒータ1の片側端末を前記固定
金具2の穴2aに通し、シーズヒータ1と固定金具2を
溶接等で固定する。次に固定金具2の他方の面に設けら
れている2本のボルト2bにナット5及びナット4を各
々ねじ込み装着する。その後ボルト2bを可動金具3の
ボルト受け穴3bを貫通させるとともに、可動金具3の
切欠き3aにシーズヒータ1の他方側の端末を係合し、
可動金具3側のナット4を可動金具3側に軽く締め付け
シーズヒータ1の端末と切欠き3aとを軽く圧接する。
さらに各々のシーズヒータ1を適宜位置に設けたヒータ
整列金具6の溝6aに挿入し、かしめ等で固定しシーズ
ヒータ1間の所定の間隔を確保している。
べる。先ず各々のシーズヒータ1の片側端末を前記固定
金具2の穴2aに通し、シーズヒータ1と固定金具2を
溶接等で固定する。次に固定金具2の他方の面に設けら
れている2本のボルト2bにナット5及びナット4を各
々ねじ込み装着する。その後ボルト2bを可動金具3の
ボルト受け穴3bを貫通させるとともに、可動金具3の
切欠き3aにシーズヒータ1の他方側の端末を係合し、
可動金具3側のナット4を可動金具3側に軽く締め付け
シーズヒータ1の端末と切欠き3aとを軽く圧接する。
さらに各々のシーズヒータ1を適宜位置に設けたヒータ
整列金具6の溝6aに挿入し、かしめ等で固定しシーズ
ヒータ1間の所定の間隔を確保している。
【0011】この状態のヒータユニットを被加熱物であ
るドラム7の内周面に挿入し、ナット4を可動金具3側
に締め付けることによりシーズヒータ1を押し拡げドラ
ム7にシーズヒータ1を圧接固定する。さらにもう1個
のナット5を締め付けナット4のゆるみ防止を行う。
るドラム7の内周面に挿入し、ナット4を可動金具3側
に締め付けることによりシーズヒータ1を押し拡げドラ
ム7にシーズヒータ1を圧接固定する。さらにもう1個
のナット5を締め付けナット4のゆるみ防止を行う。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によれば、被加熱物へのシ
ーズヒータの取付けが容易となり、さらにシーズヒータ
どうしの間隔を、目的とする間隔寸法に設置できるた
め、温度分布が均一となり異常加熱等を生じることがな
い。また、被加熱物以外の熱容量の大きな固定用部材を
使用しないため熱効率が良い。
ーズヒータの取付けが容易となり、さらにシーズヒータ
どうしの間隔を、目的とする間隔寸法に設置できるた
め、温度分布が均一となり異常加熱等を生じることがな
い。また、被加熱物以外の熱容量の大きな固定用部材を
使用しないため熱効率が良い。
【0013】従ってドラム内面へのシーズヒータ取付け
が容易で、温度が安定した加熱ヒータを提供することが
出来るものである。
が容易で、温度が安定した加熱ヒータを提供することが
出来るものである。
【図1】本発明の一実施例を示すドラム加熱ヒータの正
面図である。
面図である。
【図2】同じくヒータユニットを示すもので(a)は正
面図、(b)は側面図である。
面図、(b)は側面図である。
【図3】同じく固定金具を示すもので(a)は側面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図4】同じく可動金具を示すもので(a)は側面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図5】同じくヒータ整列金具の正面図である。
1 シーズヒータ 2 固定金具 3 可動金具 4 ナット 5 ナット 6 ヒータ整列金具 7 被加熱物(ドラム)
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状の被加熱物の内面に円形状の複数
のシーズヒータを装着して被加熱物を加熱するドラム加
熱ヒータにおいて、前記複数のシーズヒータ(1)の両
端末部を内方側に折り曲げて形成し、この端末の一方を
固定金具(2)の穴(2a)に挿入固定するとともに、
固定金具(2)のボルト(2b)に可動金具(3)を挿
入し、この可動金具(3)の切欠き(3a)にシーズヒ
ータ(1)の他方側の端末を係合し、ボルト(2b)に
螺合してあるナット(4)を可動金具(3)側に締め付
け押圧しシーズヒータ(1)を拡げることにより被加熱
物(7)内面にシーズヒータ(1)を密着させ固定し、
さらにシーズヒータ(1)を所定の間隔に設置するヒー
タ整列金具(6)を適宜数設けたことを特徴とするドラ
ム加熱ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30774297A JPH11144845A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | ドラム加熱ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30774297A JPH11144845A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | ドラム加熱ヒータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11144845A true JPH11144845A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17972727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30774297A Pending JPH11144845A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | ドラム加熱ヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11144845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI393478B (zh) * | 2005-03-31 | 2013-04-11 | Nichias Corp | 包覆構件及加熱裝置 |
KR20190001311U (ko) * | 2017-11-28 | 2019-06-05 | 다우 실리콘즈 코포레이션 | 드럼 믹서 가열 시스템 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30774297A patent/JPH11144845A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI393478B (zh) * | 2005-03-31 | 2013-04-11 | Nichias Corp | 包覆構件及加熱裝置 |
KR20190001311U (ko) * | 2017-11-28 | 2019-06-05 | 다우 실리콘즈 코포레이션 | 드럼 믹서 가열 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1071876B1 (en) | Modular air intake heater | |
US4954692A (en) | Positive temperature coefficient thermistor device for a heating apparatus | |
US6119665A (en) | Modular air intake heater | |
US11480365B2 (en) | Retaining body, heating device and method | |
JPH11144845A (ja) | ドラム加熱ヒータ | |
CN101662916A (zh) | 散热装置 | |
CN1826023B (zh) | 平面状加热器装置 | |
JPH11283726A (ja) | ドラム加熱ヒータ | |
US7539401B2 (en) | Heating unit and resin sheet heating apparatus | |
CN216317154U (zh) | 加热管安装结构和具有其的烹饪器具 | |
US6201220B1 (en) | System for fixing the heating resistance in a cooker plate | |
CN216317153U (zh) | 加热管安装结构和具有其的烹饪器具 | |
CN110418576B (zh) | 用于丝网加热器的改进的电能传递*** | |
US7323664B1 (en) | Heating system | |
US4870256A (en) | Graphite holding elements for heating bars in industrial furnaces | |
JPH0755382A (ja) | 熱交換器のためのタイバークリップの構造 | |
EP1571325A1 (en) | Modular air intake heater | |
US6437298B1 (en) | Flat resistance for heating a cooking plate | |
KR200303819Y1 (ko) | 차량용 냉각수의 예열장치 | |
JPS6021911Y2 (ja) | 発熱装置 | |
CN219868529U (zh) | 燃烧室壳体及燃气热水器 | |
JPH0326563Y2 (ja) | ||
CN213586334U (zh) | 一种电容器真空加热板 | |
JP2655300B2 (ja) | 暖房器 | |
JPH047596Y2 (ja) |