JPH0755382A - 熱交換器のためのタイバークリップの構造 - Google Patents

熱交換器のためのタイバークリップの構造

Info

Publication number
JPH0755382A
JPH0755382A JP6187929A JP18792994A JPH0755382A JP H0755382 A JPH0755382 A JP H0755382A JP 6187929 A JP6187929 A JP 6187929A JP 18792994 A JP18792994 A JP 18792994A JP H0755382 A JPH0755382 A JP H0755382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie bar
clip
radiator
core
tie
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6187929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3553144B2 (ja
Inventor
Den Nieuwenhuizen Jan Van
ヤン・バン・デン・ニーウエンフイゼン
Hoog Joos De
ヨース・デ・ホーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Modine Manufacturing Co
Original Assignee
Modine Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Modine Manufacturing Co filed Critical Modine Manufacturing Co
Publication of JPH0755382A publication Critical patent/JPH0755382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3553144B2 publication Critical patent/JP3553144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
    • F28D1/05366Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/08Fastening; Joining by clamping or clipping
    • F28F2275/085Fastening; Joining by clamping or clipping with snap connection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S165/00Heat exchange
    • Y10S165/906Reinforcement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃エンジンに使用される冷却液ラジエータ
に使用するのに適したタイバークリップ。 【構成】 1対の互いに離隔したヘッダー(10,1
0)と、それらのヘッダーの間に延設された管(18)
と、管と管の間に介設されたフィン(20)と、該コア
を挟むようにコアの両側に配置され、ヘッダー間に延設
された側部部材(22)とから成るラジエータにおい
て、管の長手方向に対してほぼ横断方向の拘束及び圧力
抵抗を付与するために1対の側部部材の間に延設された
少なくとも1つのタイバー(30)と、タイバーと一方
の側部部材を結合するようにタイバーと一方の側部部材
に嵌合させたクリップ(40)を設けたことを特徴とす
るラジエータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、内燃エンジン
に使用される冷却液のためのラジエータ等の熱交換器に
関し、特に、そのような熱交換器に使用するのに適した
タイバークリップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用ラジエータのような今日
の多くの熱交換器は、対向したヘッダー間に延設された
いわゆる扁平管を使用している。それらの扁平管の間に
蛇行フィンが延設され、扁平管の扁平側壁に接合されて
いる。作動において、熱交換器内の流体、典型的な例で
は冷却液は、内燃エンジン等の熱源から放出された熱を
受け取り、その結果として昇温される。このことは、熱
交換器内の内部圧力も上昇することを意味する。管は扁
平であるため、内部圧力は管の扁平側壁の平坦な内面に
作用し、周知のように、その圧力のために管が丸くなっ
てしまう傾向がある。
【0003】プレートフィン付き熱交換器の場合は、プ
レートフィンが、管の側壁を積極的に拘束することによ
って内部圧力に対向する所要の圧力抵抗を提供する。し
かしながら、蛇行フィンは、管が内部圧力を受けて膨脹
するのを防止するために管を拘束するだけの強度を有し
ていない。その結果、熱交換器は、内部圧力を受ける
と、管の長手方向に対して横断方向に「膨脹」する傾向
がある。
【0004】この問題を回避するために、従来、熱交換
器には、その管及び蛇行フィンを両側から挟みつける側
部部材が設けられている。これらの側部部材は、通常、
管と同様にヘッダーとヘッダーの間に延設され、多くの
場合剛性を高めるために溝形部材とされている。管の長
手方向に対して横断方向の膨脹力は、熱交換器のコア
(多数の管とそれらの間に介設されたフィンから成る熱
交換器の本体部分)の側部部材に伝達される。そのよう
な膨脹力は、側部部材の強度と、大抵の熱交換器構造に
おいて側部部材の両端を繋留する働きをするヘッダー自
体の強度によって受け止めなければならない。
【0005】この種の拘束(側部部材とヘッダーとによ
る拘束)は、ある種の用例では良好に機能するが、それ
は、比較的短い管及び側部部材を有する比較的小型の熱
交換器に限られる。比較的長い管及び側部部材を有する
比較的大型の熱交換器の場合には、熱交換器の内部圧力
による変形作用に抵抗するために側部部材の剛性を高め
る必要がある。そのために、使用する材料の量が増える
ので、熱交換器の重量を重くするとともに、製造コスト
の増大を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題を解決することを課題とする。従って、本発明の目的
は、管の内部厚り力の結果として生じる、管の長手方向
に対して横断方向の変形に抵抗するための改良された手
段を有するエンジン冷却液のためのラジエータ等の改良
型熱交換器を提供することである。より特定的にいえ
ば、本発明の目的は、熱交換器に容易に適用することが
でき、作動上の信頼性が極めて高い上記抵抗手段を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の一実施例によれば、互いに対向し整列した
複数の管受容穴を有する1対の互いに離隔したヘッダー
と、それらのヘッダーの間に延設され、両端を両ヘッダ
ーの整列した管受容穴に密封状態に受容された複数の細
長管と、各隣接する管と管の間に介設されて管に固定さ
れ、管と協同して熱交換器即ちラジエータのコアを構成
するフィンと、該コアの両側に配置され、前記ヘッダー
とヘッダーの間に延設された1対の側部部材とから成る
熱交換器において、前記コアに該管の長手方向に対して
ほぼ横断方向の拘束及び圧力抵抗を付与するために前記
1対の側部部材の間に少なくとも1つのタイバーを延設
し、少なくとも1つのクリップを該タイバーの一端に設
け、タイバーと一方の側部部材を結合するようにクリッ
プをタイバーと一方の側部部材に嵌合させる。好ましい
実施例では、タイバーの両端とそれぞれ対応する側部部
材に1つづつ2つのクリップを設ける。特に好ましい実
施例では、コアの両面にそれぞれ1つづつ2つのタイバ
ーを設ける。
【0008】本発明の一実施例においては、各側部部材
は、コアのある側とは反対側の外方へ開口した溝形部材
とする。上記各タイバーは、溝形部材の互いに離隔した
両フランジのうちの一方のフランジを被って嵌合させる
横断方向の脚又は端部を有し、上記クリップは、タイバ
ーを溝形部材の一方のフランジに固定するためにタイバ
ーと溝形部材の一方のフランジを被って嵌合する第1部
分を有する。このクリップは、又、該第1部分を振動、
圧力サイクル又は熱サイクル等により動区のを防止する
ように所定位置に保持するためにタイバーを被って嵌合
し、タイバーを握持する保持手段を備えた第2部分を有
する。
【0009】特に好ましい実施例では、上記クリップ
は、弾性で、総体的にU字形とする。上記第1部分は、
U字形クリップの中央ベースと両側脚部から成る。U字
形クリップの一方の脚部は、タイバーの横断方向の端部
を受容することができるように該端部の対応する寸法と
ほぼ同じ幅のスロットを有する。クリップをタイバーの
横断方向の端部に保持させるために該横断方向の端部に
係合するための少なくとも1つの保持切欠きを上記スロ
ットの一側部に形成する。特に好ましい実施例では、ス
ロットの両側部に1つづつ互いに整合した2つの保持切
欠きを形成する。スロットは、保持切欠きが形成されて
いる部位おいてタイバーの対応する寸法より多少狭くさ
れており、それによって、クリップの弾性によりスロッ
トを閉鎖し、切欠きをタイバーに係合させるようにす
る。
【0010】一実施例においては、各切欠きは、U字形
クリップの中央ベースに面する保持表面を有し、上記ス
ロットは、該保持表面にまで延長したテーパ側部を有す
る。特に好ましい実施例では、タイバーを上記スロット
に挿入するのを容易にするために、該スロットをU字形
クリップの中央ベースを横切ってU字形クリップの他方
の脚部にまで進入させる。
【0011】
【実施例】本発明に従って構成された熱交換器の一実施
例を添付図を参照して説明する。ここに例示した熱交換
器は、自動車等に使用される内燃エンジンの冷却液のた
めのラジエータである。
【0012】図1及び2を参照して説明すると、コアの
両端間でヘッダー10と12の間のほぼ中間の部位にタ
イバー30が設けられている。タイバー30は、高い引
張強度を有する材料で形成され、溝形部材24のフラン
ジの対応する1つの最外縁に被さりそれを抱持する横断
方向の脚又は端部32を有する浅いU字形の形に形成さ
れている。図3にみられるように、横断方向の端部32
は、熱交換器を製造する際、熱交換器が内部圧力を受け
る前に、溝形部材22のフランジ24の外端(即ち、中
央ベース26から最も遠い端部)を被って嵌合させる。
その結果として、側部部材22は、それらの両端間に追
加の支持を付与されるので、側部部材22のための支持
がヘッダー10,12だけによって与えられている場合
に可能なよりはるかに長い管18を用いることができ
る。通常、特に熱交換器が多重管列から成るものである
場合(図3は二重管列の熱交換器を示す)、図2及び3
にみられるように、コアの両面に1つづつタイバー30
を設けることが望ましい。
【0013】タイバー30の優れた引張強度の結果とし
て、熱交換器の、管18の長手方向に対して横断方向の
膨脹に対する大きな抵抗が与えられる。従って、周知の
ように反復圧力サイクルにより破断し易い管とヘッダー
間の継手を含むいろいろな熱交換金部品の疲労を最少限
にする。もちろん、コアの両面に1つ以上のタイバー3
0を設けることが望ましい場合もある。例えば、非常に
長いコアの場合には、コアの各面に2つ以上のタイバー
を用いることができる。
【0014】タイバー30の取り付けを簡単にするため
に、タイバー30の横断方向の端部32をタイバー30
の本体に対して90°又は約90°の角度に屈曲させて
おくことが肝要である。タイバー30の横断方向の端部
32と本体との角度をえいかくにすると、溝形部材22
のフランジ24に対してフック状の掛止を可能にする
が、その場合、取り付け作業を困難にするので実際的で
はない。
【0015】一方、タイバー30の横断方向の端部32
を本体に対して90°の角度にしておくと、使用中熱交
換器内に生じるいろいろな応力のために、横断方向の端
部32が、それが係合している溝形部材22のフランジ
24からずれ落ちる可能性が高い。もちろん、横断方向
の端部32がフランジ24から外れれば、その瞬間に熱
交換器の内部圧力に対する支持が失われる。従って、タ
イバーを所定位置に保持するための何らかの保持手段を
設けることが望ましい。その目的のためにいろいろな種
類のファスナーを用いることができるが、それは、取り
付け易く、しかも、熱交換器の製造コストを最少限にす
るように安価なものであることが望ましい。
【0016】本発明によれば、保持クリップを用いるこ
とにより、タイバー30の確実な保持を保証するととも
に、保持手段の上述した望ましい特性が得られる。その
ような保持クリップの一実施例が図4に示される。図1
及び2から分かるように、本発明の図示の実施例におい
ては、2つのタイバー30の各端に1つづつ4つの保持
クリップ40が用いられる。
【0017】図4〜7を参照して、クリップ40の構造
を詳述する。クリップ40は、総体的にU字形であり、
平坦な脚42と、脚42からそれとほぼ平行に離隔し
た、スロット45を有する脚44と、両脚42と44を
連結する中央ベース46から成る。スロット45は、中
央ベース46をも貫通している。各クリップ40は、必
ずしもそうでなくてもよいが、通常は金属のような弾性
材で形成される。脚42と44とは、同じ長さであって
もよいが、必ずしも同じ長さでなくてもよく、好ましい
実施例では、脚44の方を脚42より短くする。又、脚
42は、平面状であるのに対して、脚44は脚42から
離れる方向に屈曲したつま先50を有している。つま先
50は、後述するように案内表面として機能する。スロ
ット45の、脚44に形成されている部分は、図5に示
されるように対向した側部52を有している。スロット
45は、中央ベース46の方に向かってテーパしてい
る。即ち、その対向した側部52は、それぞれの側部に
形成された保持切欠き54に達するまで互いに収斂して
いる。各保持切欠き54は、中央ベース46に平行に対
面する保持表面56を有している。
【0018】スロット45は、つま先50に近接したと
ころではタイバー30の幅より僅かに幅広であるが、保
持切欠き54の保持表面56のところではタイバー30
の対応する部分の幅より多少狭くなっている。切欠き5
4自体は、タイバーとほぼ同じ幅である。
【0019】図4及び5にみられるように、脚44及び
中央ベース46に形成するスロット45は、一部分脚4
2にまで延長させ、端部58に終端させることができ
る。このようにスロット45を、中央ベース46を貫通
して一部分脚42にまで延長させるのは、スロット45
の両側に分離された脚44のセクション60と62を互
いに十分に押し広げることができるようにするためであ
り、それによって、タイバー30を脚44のセクション
60と62の間のスロット45に容易に通すことがで
き、クリップ40をタイバーに嵌着させることができる
ようにする。
【0020】図3及び8を参照すれば、各クリップ40
を装着する態様を容易に理解することができる。各タイ
バー30をコアの対応する面にあてがい、横断方向の端
部32を溝形部材22の対応するフランジ24の最外端
70にそれを被って抱持するように係合させる。次い
で、クリップ40を、その短い方の脚44が溝形部材2
2の溝内に位置するように向ける(図3参照)。この場
合、クリップが図6に示されるように弛緩状態にあると
きは、その脚44は脚42の方に向かって多少内向きに
傾いており、つま先50の基部のところの凸部72と脚
42との間隔がタイバー30と溝形部材のフランジ24
との合計厚みより狭くなっている。しかしながら、つま
先50の先端と脚42との間隔は、タイバー30と溝形
部材のフランジ24との合計厚みより広くなっているの
で、クリップ40の脚44のセクション60と62の間
のスロットをタイバー30の横断方向の端部32に整合
させてクリップ40を図3でみて右から左へ押し込め
ば、クリップの脚42と44が多少押し広げられてクリ
ップ40は図3に示される位置をとることができる。そ
の際、クリップ40の脚44のセクション60と62
は、タイバー30の横断方向の端部32によって多少押
し広げられ、クリップ40が溝形部材のフランジ24上
に完全に嵌合する。クリップ40が図3に示されるよう
に溝形部材のフランジ24上に完全に嵌着されるとき、
スロット45の切欠き54の保持表面56がタイバーの
横断方向の端部32の内側面74(図8参照)のところ
を通り過ぎるように、切欠き54の位置をタイバーの横
断方向の端部32の厚さとの関連で選定しておく。次い
で、クリップの弾性によりその脚のセクション60と6
2が弾発的に狭められ、保持表面56がタイバーの横断
方向の端部32の内側面74に係合するので、クリップ
40の離脱が防止される。かくして、クリップ40の脚
42,44は、その中央ベース46と協同して固定手段
として機能し、タイバー30をその端部32において側
部部材22に固定する。クリップのスロットの側部に形
成された切欠き54は、タイバー30の横断方向の端部
32を握持する保持手段として機能するので、クリップ
40が、振動や、圧力サイクル又は熱サイクル等により
緩んだり外れたりするのを防止する。
【0021】別法として、最初にクリップ40の一端を
タイバー30の横断方向の端部32にあてがってから、
クリップを溝形部材のフランジ24上に弾発的に嵌合さ
せるようにしてもよい。場合によっては、溝形部材22
の溝の開口部がコアの方に向けて配置されている場合が
ある。その場合本発明のクリップを使用するには、溝形
部材22の中央ベース46にクリップ受容開口を形成す
ればよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、タイバーとそのためのクリップの独特の組み合わせ
により、熱交換器の扁平管の長手に対して横断方向に作
用する扁平管内の内部圧力に抗して熱交換器を支持する
ための簡単で、安価な、容易に使用することができる手
段を提供する。タイバー及びクリップを装着するのに何
ら特殊な工具を必要としない。タイバーは簡単に製造す
ることができ、熱交換器の側部部材のフランジ24に装
着する操作を面倒にするようなフック状の端部を有して
いない。更に、クリップ40は、タイバーの端部を熱交
換器の側部部材22に固定する手段を提供するととも
に、作動中の熱交換器及びその作動環境に通常生じる力
を受けても、タイバーから離脱することがなく、熱交換
器のコアに対して常に確実な支持を付与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による熱交換器、特にラジエー
タの正面図である。
【図2】図2は、図1のラジエータの側面図である。
【図3】図3は、図1のラジエータの拡大部分断面図で
あり、一部分解図として示す。
【図4】図4は、本発明に使用される保持クリップの好
ましい形態の拡大透視図である。
【図5】図5は、図4の保持クリップの一側からみた立
面図である。
【図6】図6は、図5にみられる位置からほぼ90°変
位した位置からみたクリップの側面図である。
【図7】図7は、クリップの下からみた図である。
【図8】図8は、図3の線8−8に沿ってみた断面図で
ある。
【符号の説明】
10,12:ヘッダー 18:管 20:フィン 22:側部部材(溝形部材) 24:フランジ 26:中央ベース 30:タイバー 32:横断方向の脚又は端部 40:クリップ 42:脚 44:脚 45:スロット 46:中央ベース 50:つま先 54:保持切欠き 56:保持表面 60,62:セクション 70:最外端 72:凸部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向し整列した複数の管受容穴を
    有する1対の互いに離隔したヘッダーと、 それらのヘッダーの間に延設され、両端を両ヘッダーの
    整列した管受容穴に密封状態に受容された複数の細長管
    と、 各隣接する前記管と管の間に介設されて該管に固定さ
    れ、該管と協同してラジエータのコアを構成するフィン
    と、 該コアを挟むようにコアの両側に配置され、前記ヘッダ
    ーとヘッダーの間に延設された1対の側部部材と、 前記コアに前記管の長手方向に対してほぼ横断方向の拘
    束及び圧力抵抗を付与するために前記1対の側部部材の
    間に延設された少なくとも1つのタイバーと、 該タイバーの一端に設けられ、該タイバーと一方の側部
    部材を結合するように該タイバーと一方の側部部材に嵌
    合させた少なくとも1つのクリップと、から成るラジエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記タイバーの両端及びそれに対応する
    前記側部部材に1つづつ2つのクリップを設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のラジエータ。
  3. 【請求項3】 前記コアの両面にそれぞれ1つづつ2つ
    のタイバーを設け、該各タイバーに少なくとも1つの前
    記クリップを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    ラジエータ。
  4. 【請求項4】 前記各側部部材は、前記コアのある側と
    は反対側の外方へ開口した溝形部材であり、前記各タイ
    バーは、該溝形部材の互いに離隔した両フランジのうち
    の一方のフランジを被って嵌合させる横断方向の端部を
    有し、前記クリップは、該タイバーを溝形部材の該一方
    のフランジに固定するために該タイバーと溝形部材の該
    一方のフランジを被って嵌合する第1部分を有し、該ク
    リップは、該第1部分を振動、圧力サイクル又は熱サイ
    クル等により動くのを防止するように所定位置に保持す
    るために該タイバーを被って嵌合し、タイバーを握持す
    る保持手段を備えた第2部分を有することを特徴とする
    請求項1に記載のラジエータ。
  5. 【請求項5】 前記クリップは、弾性で、U字形であ
    り、前記第1部分は、該U字形クリップの中央ベースと
    両側脚部から成り、該U字形クリップの一方の脚部は、
    前記タイバーの横断方向の端部を受容することができる
    ように該端部の対応する寸法とほぼ同じ幅のスロットを
    有し、該クリップを該タイバーの横断方向の端部に保持
    させるために該横断方向の端部に係合するための少なく
    とも1つの保持切欠きが前記スロットの一側部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載のラジエー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記スロットの両側部に1つづつ互いに
    整合した2つの前記保持切欠きが形成されており、該ス
    ロットは、該保持切欠きが形成されている部位おいて前
    記タイバーの対応する寸法より多少狭くされていること
    を特徴とする請求項5に記載のラジエータ。
  7. 【請求項7】 前記各切欠きは、前記U字形クリップの
    中央ベースに面する保持表面を有し、前記スロットは、
    該保持表面にまで延長したテーパ側部を有することを特
    徴とする請求項6に記載のラジエータ。
  8. 【請求項8】 互いに対向し整列した複数の管受容穴を
    有する1対の互いに離隔したヘッダーと、 それらのヘッダーの間に延設され、両端を両ヘッダーの
    整列した管受容穴に密封状態に受容された複数の細長管
    と、 各隣接する前記管と管の間に介設されて該管に固定さ
    れ、該管と協同してラジエータのコアを構成するフィン
    と、 該コアを挟むようにコアの両側に配置され、前記ヘッダ
    ーとヘッダーの間に延設された1対の側部部材とから成
    るラジエータにおいて、 1対のタイバーが、前記コアの両面にそれぞれ1つづつ
    配置されて、各々、前記1対の側部部材の間に延設され
    ており、各タイバーは、それぞれ対応する該側部部材の
    最外端を抱持する両脚部を有する浅いU字形であり、 複数の一体構造の弾性クリップが、該各タイバーの各端
    に1つづつ設けられており、各クリップは、対応する該
    タイバーの脚部を対応する前記側部部材に固定するため
    の固定部分と、該クリップを離脱させようとする力に抗
    して所定位置に保持されるように該側部部材の対応する
    1つとタイバーを握持する保持部分とを有することを特
    徴とするラジエータ。
  9. 【請求項9】 前記各クリップは、弾性材で形成されて
    おり、中央ベースと、その両側に連結した両側脚部から
    成り、該クリップの一方の脚部にはその長手に沿って、
    前記タイバーの対応する寸法とほぼ同じ幅のスロットが
    形成されており、該スロットは、前記中央ベースに近づ
    くにつれて幅狭になっており、該スロットは、その両端
    の間に横断方向の保持表面を有し、該保持表面のところ
    で前記タイバーの対応する寸法より多少幅狭になってい
    ることを特徴とする請求項8に記載のラジエータ。
  10. 【請求項10】 前記各側部部材は、前記コアのある側
    とは反対方向に延長した両側フランジを有する溝形部材
    であり、前記タイバーの各脚部は、それぞれ対応する該
    側部部材の最外端に係合し、前記各クリップの中央ベー
    スを該溝形部材の対応するフランジの外側にして該クリ
    ップの1対の脚部の間に該タイバーの対応する脚部と該
    溝形部材の対応するフランジを挟みつけ、該タイバーの
    脚部を該クリップの一方の脚部の前記スロット内に嵌合
    させ、前記保持表面を前記中央ベースと対向させて該タ
    イバーの脚部に係合させたことを特徴とする請求項9に
    記載のラジエータ。
  11. 【請求項11】 前記保持部分は、前記タイバーを握持
    するようになされていることを特徴とする請求項8に記
    載のラジエータ。
JP18792994A 1993-07-23 1994-07-19 熱交換器のためのタイバークリップの構造 Expired - Fee Related JP3553144B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US097393 1993-07-23
US08/097,393 US5404940A (en) 1993-07-23 1993-07-23 Tie bar clip construction for heat exchangers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0755382A true JPH0755382A (ja) 1995-03-03
JP3553144B2 JP3553144B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=22263133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18792994A Expired - Fee Related JP3553144B2 (ja) 1993-07-23 1994-07-19 熱交換器のためのタイバークリップの構造

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5404940A (ja)
EP (1) EP0635693B1 (ja)
JP (1) JP3553144B2 (ja)
KR (1) KR100351310B1 (ja)
AT (1) ATE159809T1 (ja)
AU (1) AU671220B2 (ja)
BR (1) BR9402889A (ja)
CA (1) CA2127960A1 (ja)
DE (1) DE69406506T2 (ja)
ES (1) ES2108386T3 (ja)
TW (1) TW320280U (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5997924A (en) * 1997-02-04 1999-12-07 Lmo Consultants, Inc. Automated process for making pizza
US5875837A (en) * 1998-01-15 1999-03-02 Modine Manufacturing Company Liquid cooled two phase heat exchanger
KR100439370B1 (ko) * 2001-11-15 2004-07-09 주식회사 넷브레인 통합 액세스 장비의 유-링크 장애 처리 방법 및 시스템
DE10210345A1 (de) * 2002-03-08 2003-09-25 Opel Adam Ag Kühlerbefestigung in einem Kraftfahrzeug
FR2873434B1 (fr) * 2004-07-20 2017-12-29 Valeo Thermique Moteur Sa Echangeur de chaleur muni de joues
GB2507495B (en) * 2012-10-30 2018-07-25 Denso Marston Ltd A heat exchanger assembly
US10545000B2 (en) 2017-03-15 2020-01-28 Denso International America, Inc. Reinforcing clip and heat exchanger

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2056318A (en) * 1935-06-07 1936-10-06 Ira C Kilbourn Radiator and mounting
US2615687A (en) * 1948-01-03 1952-10-28 American Blower Corp Heat exchanger
FR1552192A (ja) * 1967-11-22 1969-01-03
FR2194928B1 (ja) * 1972-08-04 1975-03-07 Chausson Usines Sa
FR2418695A1 (fr) * 1978-03-02 1979-09-28 Chausson Usines Sa Procede pour la fabrication de faisceaux de radiateur a tubes et dissipateurs ondules et dispositif pour sa mise en oeuvre
DE3045087C2 (de) * 1980-11-29 1984-04-05 Kühlerfabrik Längerer & Reich GmbH & Co KG, 7024 Filderstadt Wärmeaustauscher
US4398332A (en) * 1980-12-22 1983-08-16 Ford Motor Company Method of assembling stackable components
DE3119628C2 (de) * 1981-05-16 1985-07-25 Süddeutsche Kühlerfabrik Julius Fr. Behr GmbH & Co. KG, 7000 Stuttgart Flachrohr-Wärmetauscher
ES271365Y (es) * 1982-05-25 1984-04-01 Intercambiador de calor.
GB2123943B (en) * 1982-07-20 1985-08-07 Unipart Group Ltd Improvements relating to heat exchangers
US4719967A (en) * 1987-06-22 1988-01-19 General Motors Corporation Heat exchanger core with shearable reinforcements
FR2627579B1 (fr) * 1988-02-23 1990-10-05 Valeo Chausson Thermique Echangeur de chaleur, notamment radiateur de refroidissement, en particulier pour vehicule automobile
FR2644376B1 (fr) * 1989-03-20 1991-05-24 Valeo Thermique Moteur Sa Procede d'elaboration d'un echangeur de chaleur a assemblage par soudage, en particulier par brasage, et echangeur s'y rapportant
US5129446A (en) * 1991-02-11 1992-07-14 General Motors Corporation Air/liquid heat exchanger
JPH04288485A (ja) * 1991-03-14 1992-10-13 Sanden Corp 熱交換器の組付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
CA2127960A1 (en) 1995-01-24
DE69406506D1 (de) 1997-12-04
AU6746794A (en) 1995-02-02
EP0635693A2 (en) 1995-01-25
US5404940A (en) 1995-04-11
ES2108386T3 (es) 1997-12-16
KR100351310B1 (ko) 2002-11-02
JP3553144B2 (ja) 2004-08-11
KR950003784A (ko) 1995-02-17
EP0635693B1 (en) 1997-10-29
TW320280U (en) 1997-11-11
BR9402889A (pt) 1995-04-11
DE69406506T2 (de) 1998-02-26
ATE159809T1 (de) 1997-11-15
EP0635693A3 (en) 1995-05-03
AU671220B2 (en) 1996-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5791402A (en) Brazed radiator for a vehicle having an accessory support
US6988541B2 (en) Oil-cooler-equipped radiator
JPS6334394B2 (ja)
JPH0755382A (ja) 熱交換器のためのタイバークリップの構造
US20050016717A1 (en) Heat exchanger
US5038854A (en) Heat exchanger assembly
JPH03225197A (ja) 熱交換器
CA2361230C (en) Support for heat exchanger tubes
US6269868B1 (en) Heat exchanger with variable compression side support
JPH09126681A (ja) 熱交換器のタンク構造
US20120024508A1 (en) Reinforcement plate for multiple row heat exchanger
JP3710558B2 (ja) 熱交換器の取付け構造
JP3223218B2 (ja) 熱交換器
WO1999067610A1 (en) Sensor mounting clip
CA1092775A (en) Mounting clip for a tube sheet
JP2004251493A (ja) アルミニューム製熱交換器
RU2351867C2 (ru) Устройство для закрепления адаптера для присоединяемой детали на радиаторе
JPH0659727U (ja) 室外機の熱交換器取付構造
JP3517228B2 (ja) 熱交換器の製造方法
JPS6015088Y2 (ja) 空気調和機の部品支持具
KR100594422B1 (ko) 냉장고의 증발기 홀더
JP4462847B2 (ja) 熱交換器
JPH11325325A (ja) 集中配管用固定クランプおよび中間クランプ
JPS589102Y2 (ja) 熱交換器固定装置
JPH11132208A (ja) クランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees