JPH1114257A - フープ材の乾燥装置 - Google Patents

フープ材の乾燥装置

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JPH1114257A
JPH1114257A JP17077997A JP17077997A JPH1114257A JP H1114257 A JPH1114257 A JP H1114257A JP 17077997 A JP17077997 A JP 17077997A JP 17077997 A JP17077997 A JP 17077997A JP H1114257 A JPH1114257 A JP H1114257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoop material
drying box
drying
hoop
hot air
Prior art date
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Pending
Application number
JP17077997A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kuroda
功 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP17077997A priority Critical patent/JPH1114257A/ja
Publication of JPH1114257A publication Critical patent/JPH1114257A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥ボックス内に送り込まれる熱風の温度を
上げなくても、フープ材の乾燥が十分に行えるようにす
る。 【解決手段】 洗浄後のフープ材3が通過し、且つ送風
孔2cを備える乾燥ボックス2と、この乾燥ボックスに
送風孔を介して熱風を送り込む乾燥機4とを有してなる
フープ材の乾燥装置において、乾燥ボックスに、送風孔
とフープ材との間を気密に遮断する隔壁部材7を設け、
この隔壁部材に、乾燥機からの熱風をフープ材に部分的
に当てるための通風孔7aを、フープ材に沿って複数設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フープ材の乾燥装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のフープ材の乾燥装置を示す
模式図、図5はフープ材を示す正面図である。このフー
プ材の乾燥装置は乾燥ボックスを備えて構成されてい
る。
【0003】水槽1は、その内部に洗浄用水Wが溜めら
れ、メッキ工程後のフープ材を内部に通して連続的に洗
浄する装置である。乾燥ボックス2は、対向する一方の
側面に開口2aを備え、他方の側面に開口2bを備え
て、この一対の開口2a、2bを通って内部にフープ材
3が一方向に通過するようにされている。また、乾燥ボ
ックス2は、下面略中央に、乾燥機4からの熱風を取り
入れるための送風孔2cが設けられており、乾燥機4に
設けられたフレキシブルパイプ4aの先端が送風孔2c
の開口周縁に取り付けられて、乾燥機4からの熱風がフ
レキシブルパイプ4aを通して送り込まれる。そして、
乾燥機4から送り込まれた熱風で乾燥ボックス2内全体
の温度が高められ、この乾燥ボックス2内を通過するフ
ープ材3は、乾燥ボックス2を出るまでに乾燥する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例に示すフープ材の乾燥装置では、フープ材
3の単位時間当たりの生産量を上げるためにフープ材3
の走行速度を上げると、乾燥ボックス2を通過するフー
プ材3に未乾燥の部分が生じる場合があるため、乾燥ボ
ックス2内に送り込まれる熱風の温度を上げる必要があ
るという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、乾燥ボックス
内に送り込まれる熱風の温度を上げなくて、フープ材の
乾燥が十分に行えるフープ材の乾燥装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、洗浄後
のフープ材が通過し、且つ送風孔を備える乾燥ボックス
と、この乾燥ボックスに前記送風孔を介して熱風を送り
込む乾燥機とを有してなるフープ材の乾燥装置におい
て、前記乾燥ボックスに、前記送風孔と前記フープ材と
の間を気密に遮断する隔壁部材を設け、この隔壁部材
に、前記乾燥機からの熱風を前記フープ材に部分的に当
てるための通風孔を、前記フープ材に沿って複数設けた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のフープ材の乾燥装置において、前記乾燥ボックス
の外側を略覆う外側乾燥ボックスを付加したことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフープ材の乾
燥装置の第1の実施の形態を図1および図2に基づい
て、第2の実施の形態を図3に基づいて、それぞれ詳細
に説明する。
【0009】[第1の実施の形態]図1はフープ材の乾
燥装置とその前後の工程を示す模式図、図2は乾燥ボッ
クスを示す説明図であり図2(a) は一部を破断した斜視
図、図2(b) は断面図である。図1に示すように、乾燥
装置は乾燥ボックス2を備える。また、乾燥ボックス2
の手前には、この例ではメッキ工程後のフープ材3を洗
浄するための水槽1を備える。また、水槽1で洗浄され
乾燥ボックス2で乾燥されたフープ材3は、リール5に
巻回され巻き取られる。
【0010】水槽1は、メッキ工程後のフープ材3を内
部に通して連続的に洗浄する処理水槽1aと、洗浄用水
Wを溜める管理水槽1bと、フープ材3の略鉛直上方か
ら高圧エアーを送風するエアー送風部1cとを備える。
処理水槽1aと管理水槽1bとは、ポンプ6を介してつ
ながって洗浄用水Wの循環がなされている。処理水槽1
aを通過してきたフープ材3は、濡れていて、表面の余
分な洗浄用水Wがエアー送風部1cからの送風によって
略吹き飛ばされてから、水槽1を出る。
【0011】乾燥ボックス2は、内側表面が断熱用の発
泡材(不図示)で覆われた箱体状であって、対向する一
方の側面に開口2aを備え、他方の側面に開口2bを備
える。この乾燥ボックス2は、一対の開口2a、2bを
通って内部にフープ材3が一方向に出入りするようにさ
れている。また、乾燥ボックス2は、その下面略中央
に、乾燥機4からの熱風を取り入れるための送風孔2c
が設けられており、乾燥機4に設けられたフレキシブル
パイプ4aの先端が送風孔2cの開口周縁に取り付けら
れて、乾燥機4からの熱風がフレキシブルパイプ4aを
通して送り込まれる。
【0012】また、乾燥ボックス2には、その内側下面
よりも上であって内部に通過されるフープ材3よりも下
に、例えばステンレスの金属板である隔壁部材7が気密
に取り付けられて、この隔壁部材7と乾燥ボックス2の
内側下面との間に空間2dが形成される。また、この隔
壁部材7には、フープ材3に沿った略等間隔の複数の通
風孔7aが設けられている。
【0013】このような乾燥ボックス2では、乾燥機4
からフレキシブルパイプ4aを通して送り込まれた熱風
は、空間2dから複数の通風孔7aを通ってフープ材3
に噴きつけられる。従って、隔壁部材7がない場合に比
べて、フープ材3に対して多くの部分で熱風を勢い良く
噴きつけることができるので、フープ材3は乾燥ボック
ス2を出るまでに十分に乾燥する。
【0014】従って、上述のようなフープ材3の乾燥装
置にあっては、乾燥ボックス2に隔壁部材7がない場合
に比べて、乾燥効率を向上することができるので、フー
プ材3の走行速度を上げても乾燥ボックス2内へ送り込
む熱風の温度を上げずにフープ材3を乾燥できる。
【0015】[第2の実施の形態]図3は乾燥ボックス
を示す説明図であり、図3(a) は一部を破断した斜視
図、図3(b) は断面図である。なお、前述の第1の実施
の形態と同一の箇所には同じ符号を付し、同一の箇所の
詳細な説明は省略する。
【0016】この第2の実施の形態のフープ材の乾燥装
置が前述の第1の実施の形態のフープ材の乾燥装置と異
なり特徴となる構成は、乾燥ボックス2の外部に外側乾
燥ボックス8を設けた点である。
【0017】外側乾燥ボックス8は、乾燥ボックス2の
外側を覆い内側表面が断熱用の発泡材(不図示)で覆わ
れた箱体状であって、乾燥ボックス2の開口2a、2b
にそれぞれ対向する位置に、フープ材3が一方向に通過
される対向開口8a、8bが設けられており、また、外
側乾燥ボックス8の下面には、対向送風孔8cが設けら
れている。そして、外側乾燥ボックス8は、対向送風孔
8cを送風孔2cに対向させて乾燥ボックス2の外部に
取り付けられている。
【0018】このような外側乾燥ボックス8に収容され
た乾燥ボックス2では、乾燥機4から送り込まれた熱風
は、送風孔2cおよび対向送風孔8cから空間2dを通
って、複数の通風孔7aからフープ材3に噴きつけられ
る。そして、フープ材3に噴きつけられた熱風の一部
は、乾燥ボックス2の内部から開口2a、2bを通って
外部に逃げるが、外側乾燥ボックス8の内部にこもって
から外側乾燥ボックス8の外部に逃げるようになるの
で、そのような熱風に残った温度を逃がしにくく、フー
プ材3をさらに効率良く乾燥できる。
【0019】従って、上述のようなフープ材3の乾燥装
置にあっては、乾燥ボックス2の外側に外側乾燥ボック
ス8を設けたため、フープ材3の走行速度を上げても乾
燥ボックス2内に送り込まれる熱風の温度を上げずにフ
ープ材3を十分に乾燥できると共に、乾燥ボックス2の
開口2a、2bから外部に逃げる空気の温度を、外側乾
燥ボックス8の内部に閉じ込めて逃げにくくできて、フ
ープ材3をさらに効率良く乾燥できる。
【0020】なお、上記各実施の形態においては、フー
プ材3の走行速度を上げるようにしたものを例示した
が、本発明はこれに限らず、フープ材の走行速度を上げ
なくてもよければ、乾燥ボックスに送り込まれる熱風の
温度は低くてもフープ材を十分乾燥できるため、乾燥ボ
ックスは小型にすることができるとともに、乾燥機の発
生する熱量も少なくできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、乾燥ボ
ックスに、送風孔とフープ材との間を気密に遮断する隔
壁部材を設け、この隔壁部材に、乾燥機からの熱風をフ
ープ材に部分的に当てるための通風孔を、フープ材に沿
って複数設けたため、隔壁部材がない場合に比べて、フ
ープ材に対して多くの部分で熱風を勢い良く噴きつける
ことができるので、乾燥効率が向上し、フープ材の走行
速度を上げても、乾燥ボックス内へ送り込む熱風の温度
を上げず、フープ材を十分に乾燥できる。
【0022】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、乾燥ボックスの外側を略覆
う外側乾燥ボックスを付加したため、乾燥ボックスから
外部に逃げようとする熱風を、外側乾燥ボックスの内部
に閉じ込めて逃げにくくできて、その熱風に残る温度を
逃がしにくいので、フープ材の乾燥効率を更に向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のフープ材の乾
燥装置を示す模式図である。
【図2】同上の要部である乾燥ボックスを示す説明図で
ある。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態のフープ材の乾
燥装置の説明図である。
【図4】従来のフープ材の乾燥装置を示す模式図であ
る。
【図5】フープ材を示す正面図である。
【符号の説明】
2 乾燥ボックス 2c 送風孔 3 フープ材 4 乾燥機 7 隔壁部材 7a 通風孔 8 外側乾燥ボックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄後のフープ材が通過し、且つ送風孔
    を備える乾燥ボックスと、この乾燥ボックスに前記送風
    孔を介して熱風を送り込む乾燥機とを有してなるフープ
    材の乾燥装置において、前記乾燥ボックスに、前記送風
    孔と前記フープ材との間を気密に遮断する隔壁部材を設
    け、この隔壁部材に、前記乾燥機からの熱風を前記フー
    プ材に部分的に当てるための通風孔を、前記フープ材に
    沿って複数設けたことを特徴とするフープ材の乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥ボックスの外側を略覆う外側乾
    燥ボックスを付加したことを特徴とする請求項1記載の
    フープ材の乾燥装置。
JP17077997A 1997-06-26 1997-06-26 フープ材の乾燥装置 Pending JPH1114257A (ja)

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Cited By (3)

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