JPH11141330A - 希薄燃焼内燃機関 - Google Patents
希薄燃焼内燃機関Info
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- JPH11141330A JPH11141330A JP30737397A JP30737397A JPH11141330A JP H11141330 A JPH11141330 A JP H11141330A JP 30737397 A JP30737397 A JP 30737397A JP 30737397 A JP30737397 A JP 30737397A JP H11141330 A JPH11141330 A JP H11141330A
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Abstract
生じても排ガス中のNO X 成分が増大しないようにし
て、燃料や潤滑油中に含まれるイオウ成分の濃度が高い
か低いかを考慮することなくNOX 触媒を採用できるよ
うにする。 【解決手段】 排気空燃比がリーンのときにNOx を吸
着し排ガス中の酸素濃度が低下したときにNOx を脱離
するNOx 触媒6Aが、希薄燃焼可能な内燃機関の排気
通路に設けられ、制御手段20が、NOx 触媒6AのN
Ox 浄化効率に基づいて内燃機関の希薄燃焼運転領域を
変化させる。
Description
分、特に、NOX を浄化する排気浄化装置を備えた、希
薄燃焼内燃機関に関する。
焼可能な内燃機関が開発されており、このような内燃機
関では希薄燃焼時に発生するNOX を、従来より備えら
れている三元触媒(ストイキオ近傍で三元機能を有す
る)を用いて浄化することは困難である。
過剰雰囲気でもNOX を浄化できるリーンNOX 触媒が
開発されている。このようなリーンNOX 触媒として
は、酸素過剰雰囲気では排ガス中のNOXを吸着し、酸
素濃度が低下すると吸着したNOX を脱離する機能を有
し、この機能によって排ガス中のNOX を浄化するタイ
プのもの(吸蔵型リーンNOX 触媒,トラップ型リーン
NOX 触媒;以下、NOX 触媒という)がある。
度過剰雰囲気では、排ガス中のNO X を酸化させて硝酸
塩を生成し、これによりNOX を吸着する一方、酸素濃
度が低下した雰囲気では、リーンNOX 触媒に吸着した
硝酸塩と排ガス中のCOとを反応させて炭酸塩を生成
し、これによりNOX を脱離する機能を有するものであ
る。
油内にはイオウ成分(S成分)が含まれているため、排
ガス中にもイオウ成分が含まれている。このため、NO
X 触媒は、酸素濃度過剰雰囲気でNOX を吸着するとと
もに、このようなイオウ成分も吸着することになる。つ
まり、燃料や潤滑油内に含まれているイオウ成分は燃焼
し、更にNOX 触媒上で酸化されてSO3 になり、この
SO3 の一部がNOX 触媒上でさらにNOX 用の吸蔵剤
と反応して硫酸塩となってNOX 触媒に吸着するのであ
る。
酸塩とが吸着することになるが、硫酸塩は硝酸塩よりも
塩としての安定度が高く、酸素濃度が低下した雰囲気に
なってもその一部しか分解されないため、NOX 触媒に
残留する硫酸塩の量は時間とともに増加する。このた
め、NOX 触媒のNOX 吸着能力は時間とともに低下
し、NOX 触媒のNOX 浄化効率は低下することになる
(これを、S被毒という)。
中のイオウ成分によるS被毒によって性能が悪化するこ
とになるため、耐久性の点では三元触媒(TWC:Thre
e Way Catalyst)よりも劣る。このため、NOX 触媒の
S被毒を防止することによって、その耐久性を向上さ
せ、NOX 触媒の目標ライフタイム(例えば、走行距離
約10万km)を経過するまではNOX 触媒のNOX 浄
化効率が著しく低下しないようにする必要がある。
よるS被毒を防止する技術として、例えば特開平6−8
8518号公報に開示された技術がある。この技術は、
機関の運転状態が酸素過剰雰囲気で、排ガス或いはNO
X 触媒(NOX 吸収材)が高温であると判定された場合
に、NOX 触媒に流入する排ガスの酸素濃度を低下させ
ることで、NOX 触媒のSOX 被毒(S被毒)に対する
耐久性を向上させるものである。
イオウ成分の濃度は市場(即ち、その燃料や潤滑油が使
用される地域)や使用時期に応じて異なるものであり、
NO X 触媒のライフタイムは燃料や潤滑油中に含まれる
イオウ成分の濃度によって左右されることになるが、こ
の技術では、燃料や潤滑油中に含まれているイオウ成分
の濃度による影響については何ら考慮されていない。
るイオウ成分の濃度が高い地域で使用されると、目標ラ
イフタイム(例えば、走行距離約10万km)に達する
前にNOX 触媒が劣化し、そのNOX 浄化効率が著しく
低下してしまい、大気中に排出されるNOX の濃度が過
剰になるという不具合が生じる。したがって、NOX 触
媒は、実用上、燃料中に含まれるイオウ成分の濃度が高
い地域での採用は困難で、NOX 触媒の採用できる地域
が燃料中に含まれるイオウ成分の濃度の低い地域に限定
されてしまうことになる。
たもので、NOX 触媒がS被毒を生じても排ガス中のN
OX 成分が増大しないようにして、燃料や潤滑油中に含
まれるイオウ成分の濃度が高いか低いかを考慮すること
なくNOX 触媒を採用することができるようにした、希
薄燃焼内燃機関を提供することを目的とする。
燃焼内燃機関では、排気通路に排気空燃比がリーンのと
きにNOx を吸着し、排ガス中の酸素濃度が低下したと
きにNOx を脱離するNOx 触媒が設けられる。そし
て、制御手段によってNOx 触媒のNOx 浄化効率に基
づいて内燃機関の希薄燃焼運転領域を変化させることを
特徴としている。
形態について説明する。まず、本発明の第1実施形態に
かかる希薄燃焼内燃機関について、図1〜図10を参照
しながら説明する。本実施形態にかかる希薄燃焼内燃機
関は、図2に示すように構成されており、吸気,圧縮,
膨張,排気の各行程を一作動サイクル中にそなえる内燃
機関、即ち4サイクルエンジンであって、火花点火式
で、且つ、燃焼室内に燃料を直接噴射する筒内噴射型内
燃機関(筒内噴射エンジン)として構成される。
3が連通しうるように接続されており、吸気通路2と燃
焼室1とは吸気弁4によって連通制御されるとともに、
排気通路3と燃焼室1とは排気弁5によって連通制御さ
れるようになっている。また、吸気通路2には、図示し
ないエアクリーナ及びスロットル弁が設けられており、
排気通路3には、排気浄化装置6および図示しないマフ
ラ (消音器)が設けられている。なお、排気浄化装置6
の詳細については後述する。
気筒内の燃焼室1へ向けて燃料を直接噴射すべく、その
開口を燃焼室1に臨ませるように配置されている。ま
た、当然ながら、このインジェクタ8は各気筒毎に設け
られており、例えば本実施形態のエンジンが直列4気筒
エンジンであるとすると、インジェクタ8は4個設けら
れることになる。
トル弁の開度に応じ図示しないエアクリーナを通じて吸
入された空気が吸気弁4の開放により燃焼室1内に吸入
され、この燃焼室1内で、吸入された空気と制御手段と
しての電子制御ユニット(ECU)20からの信号に基
づいてインジェクタ8から直接噴射された燃料とが混合
され、燃焼室1内で点火プラグ7を適宜のタイミングで
点火させることにより燃焼せしめられて、エンジントル
クを発生させたのち、排ガスが燃焼室1内から排気通路
3へ排出され、排気浄化装置6で排ガス中のCO,H
C,NOx の3つの有害成分を浄化されてから、マフラ
で消音されて大気側へ放出されるようになっている。
けられており、センサからの検出信号がECU20へ送
られるようになっている。例えば、排気通路3の排気浄
化装置6の上流側部分にはNOX センサ9(以下、上流
側NOX センサ9という)が設けられており、また、後
述するリーンNO X 触媒6Aの下流側部分にもNOX セ
ンサ10(以下、下流側NOX センサ10という)が設
けられている。これらの上流側NOX センサ9及び下流
側NOX センサ10による検出情報は、後述するECU
20の機能として設けられたNOX浄化効率演算手段2
1に送られるようになっている。
のエンジンは、吸気通路2から燃焼室1内に流入した吸
気流が縦渦(逆タンブル流)を形成するように構成さ
れ、燃焼室1内で、吸気流がこのような縦渦流を形成す
るので、この縦渦流を利用しながら例えば燃焼室1の頂
部中央に配設された点火プラグ7の近傍のみに少量の燃
料を集めて、点火プラグ7から離隔した部分では極めて
リーンな空燃比状態とすることができ、点火プラグ7の
近傍のみを理論空燃比又はリッチな空燃比とすること
で、安定した層状燃焼(層状超リーン燃焼)を実現しな
がら、燃料消費を抑制することができるものである。こ
の場合の最適な燃料噴射のタイミングとしては、空気流
動が弱く点火時までに燃料が拡散し過ぎない圧縮行程後
期である。
には、インジェクタ8からの燃料が燃焼室1全体に均質
化され、全燃焼室1内を理論空燃比やリーン空燃比の混
合気状態にさせて予混合燃焼を行なえばよく、もちろ
ん、理論空燃比による方がリーン空燃比によるよりも高
出力が得られるが、これらの際にも、燃料の霧化及び気
化が十分に行なわれるようなタイミングで燃料噴射を行
なうことで、効率よく高出力を得ることができる。この
ような場合の最適な燃料噴射のタイミングとしては、吸
気流を利用して燃料の霧化及び気化を促進できるよう
に、吸気行程中には燃料噴射を終えるように設定する。
様として、圧縮行程燃料噴射による層状燃焼によって燃
料の極めて希薄な状態(即ち、空燃比が理論空燃比より
も極めて大)での運転(超リーン燃焼運転)を行なう圧
縮リーン運転モードと、圧縮リーン運転モードほどでは
ないが燃料の希薄な状態(即ち、空燃比が理論空燃比よ
りも大)で運転を行なう吸気リーン運転モードと、空燃
比が理論空燃比となるようにO2 センサ情報等に基づい
てフィードバック制御を行なうストイキオ運転モード
(ストイキオフィードバック運転モード)と、燃料の過
濃な状態(即ち、空燃比が理論空燃比よりも小)での運
転を行なうエンリッチ運転モード(オープンループモー
ド)とが設けられている。
一つのモードを選択してエンジンの運転を制御すること
になるが、この運転モード選択は、エンジンの回転数N
e及び負荷状態を示す有効圧力Peに基づき、図8
(a)に示すようなマップに応じて行なうようになって
いる。つまり、図8(a)に示すように、エンジンの回
転数Neが低く負荷Peも小さい場合には、圧縮リーン
運転モード(圧−L)が選択され、エンジンの回転数N
eや負荷Peがこれよりも大きくなるのにしたがって、
吸気リーン運転モード(吸−L),ストイキオフィード
バック運転モード(S/F),オープンループモード
(O/L)が選択される。なお、運転モードの選択,設
定については、さらに後述する。
について説明する。本排気浄化装置6は、図2に示すよ
うに、リーンNOx 触媒(以下、NOx 触媒という)6
Aと三元触媒6Bとを備えて構成される。つまり、理論
空燃比下で排ガス中のCO,HC及びNOx を浄化可能
な三元機能を有する三元触媒6Bが設けられており、さ
らに、本エンジンが空燃比をリーンにしながら節約運転
を行なえるエンジンであるため、リーン運転時に発生す
る排ガス中のNOx を十分に浄化できるように、三元触
媒6Bの上流側に三元機能を持たないNOx 触媒6Aが
設けられている。
吸着することにより排ガス中のNO X を浄化するタイプ
のもの(吸蔵型リーンNOX 触媒,トラップ型リーンN
OX触媒)で、例えば図3(a)に示すように、アルミ
ナAl2 O3 を基材とし、この基材上に、バリウムBa
及び白金Ptが担持されて構成される。次に、このよう
に構成されるNOX 触媒6AにおけるNOX の吸着,脱
離機能について説明する。
3(b)に示すように、まず、O2が白金Ptの表面に
吸着し、排ガス中のNOが白金Ptの表面上でO2 と反
応してNO2 となる(2NO+O2 →2NO2 )。一
方、NOX 触媒6Aに担持されているバリウムBaの一
部はO2 と反応し、酸化バリウムBaOとなって存在
し、この酸化バリウムBaOは、さらに、排ガス中のC
O等と反応して炭酸バリウムBaCO3 となる。
一部が白金Pt上でさらに酸化バリウムBaO及びCO
から生成された炭酸バリウムBaCO3 と反応して硝酸
バリウムBa(NO3 )2 が生成され、NOX 触媒6A
に吸着される。このような反応を化学反応式で示すと、
以下の反応式(1)のようになる。 BaCO3 +2NO+3/2O2 →Ba(NO3 )2 +CO2 ・・・(1) 一方、酸素濃度が低下した雰囲気(リッチ雰囲気)で
は、図3(c)に示すように、NO2 の生成量が低下
し、逆方向の反応が進み、NOX 触媒6AからNO 2 が
脱離される。
酸バリウムBa(NO3 )2 と排ガス中のCOとが白金
Ptの表面上で反応し、NO2 及び炭酸バリウムBaC
O3が生成され、NO2 がNOX 触媒6Aから脱離され
る。これを化学反応式で示すと、以下の反応式(2)の
ようになる。 Ba(NO3 )2 +CO→BaCO3 +2NO+O2 ・・・(2) ただし、2NO+O2 →2NO2 (なお、NOの一部
は、そのまま排出される。) このように、NOX 触媒6Aには、硝酸バリウムBa
(NO3 )2 及び炭酸バリウムBaCO3 が化学平衡の
状態で存在し、NOX 触媒6Aの近傍の雰囲気に応じて
各方向への反応が生じることになる。
ら脱離されたNO2 は、三元触媒6B上で排ガス中の未
燃HC,H2 ,COにより還元され、N2 として排出さ
れる(NO+CO→1/2N2 +CO2 ),( NO+H2
→ 1/2N2 +H2 O)。ところで、燃料や潤滑油中
にはイオウ成分が含まれているため、NOx 触媒6A
は、酸素過剰雰囲気で排ガス中のSOX を吸着し、所定
の高温雰囲気下では、酸素濃度が低下すると吸着したS
OX の一部を脱離することになる。
(a)に示すように、酸素過剰雰囲気(リーン雰囲気)
では、O2 が白金Ptの表面に吸着し、燃料や潤滑油に
含まれる硫黄成分が、燃焼後SO2 として排出され、こ
の排ガス中に含まれるSO2 が白金Ptの表面上でO2
と反応してSO3 となる(2SO2 +O2 →2SO
3 )。次いで、生成されたSO3 の一部が白金Ptを触
媒として炭酸バリウムBaCO3 と反応することによっ
て硫酸バリウムBaSO4 が生成され、NOX 触媒6A
に吸着される。
(3)のようになる。 BaCO3 +SO3 →BaSO4 +CO2 ・・・(3) 一方、酸素濃度が低下した雰囲気(リッチ雰囲気)で
は、図4(b)に示すように、NOX 触媒6Aに吸着し
ている硫酸バリウムBaSO4 の一部と排ガス中のCO
とが白金Ptの触媒作用により、炭酸バリウムBaCO
3 及びSO2 が生成され、SO2 がNOX 触媒6Aから
脱離される。これを化学反応式で示すと、以下の反応式
(4)のようになる。
着,脱離作用によりNOX を浄化するため、NOX が吸
着したら、適宜脱離させる必要がある。また、NOX 触
媒6Aでは、炭酸バリウムBaCO3 及び硫酸バリウム
BaSO4 が化学平衡の状態で存在し、NOX 触媒6A
の近傍の雰囲気に応じて各方向への反応が進み易くな
る。つまり、排ガスの空燃比(排気空燃比)が小さくな
る程(即ち、空燃比がリッチになる程)、硫酸バリウム
BaSO4 が分解し易くなり、炭酸バリウムBaCO3
が生成され易くなる。逆に、排ガスの空燃比が大きくな
る程(即ち、空燃比がリーンになる程)、炭酸バリウム
BaCO3 が分解し易くなり、硫酸バリウムBaSO4
が生成され易くなる。
SO4 は分解しにくいため、酸素濃度が低下しても(即
ち、空燃比がリッチになっても)硫酸バリウムBaSO
4 の一部は分解されずに残ってしまう。これにより、使
用されたバリウムBa分だけ硝酸バリウムBa(NO
3 )2 が生成されなくなり、NOX 触媒6AによるNO
X の浄化能力が低下することになるため(これを、S被
毒という)、NOX 触媒6Aに吸着したSOX も適宜脱
離させる必要がある。
イオウ成分の濃度が高い場合であって、目標ライフタイ
ム(例えば、走行距離約10万km)に達する前にNO
X 触媒6Aが劣化し、NOX 浄化効率が著しく低下した
場合であっても、大気中に排出されるNOX の濃度が許
容値を超えないようにする必要もある。このため、本実
施形態にかかる希薄燃焼内燃機関では、NOX 触媒6A
のNO X 浄化効率がNOX の吸着によって低下した場合
に吸着したNOX を脱離させてNOX 浄化効率を復活さ
せるための制御(復活制御)、NOX 触媒6AにSOX
が吸着してNOX 浄化効率が低下した場合に吸着したS
OX を脱離させてNOX触媒6Aを再生させるための制
御(再生制御)、NOX 触媒6Aに多量のSOXが吸着
して劣化し、NOX 浄化効率が著しく低下した場合に大
気中に排出されるNOX の濃度が許容値を超えないよう
に希薄燃焼運転領域を狭くする制御(希薄燃焼運転領域
縮小化制御)が行なわれるようになっている。
なわれてNOX 触媒6Aの浄化効率が回復したときには
希薄燃焼運転領域を広くする制御(希薄燃焼運転領域拡
大化制御)も行なわれるようになっている。なお、この
希薄燃焼運転領域拡大化制御は、既に希薄燃焼運転領域
拡大化制御が行なわれている場合には、その希薄燃焼運
転領域を維持する制御となる。
薄燃焼運転領域拡大化制御は、希薄燃焼運転領域を変化
させるものであるため、希薄燃焼運転領域変更制御とも
いう。したがって、本実施形態にかかる希薄燃焼内燃機
関のECU20には、図1の機能ブロック図に示すよう
に、NOX 浄化効率演算手段21と、NOX 浄化効率判
定手段22と、運転モード設定手段23と、運転モード
選択手段24と、燃料噴射制御手段25とが設けられて
いる。
上流側NOX センサ9及び下流側NOX センサ10から
の検出情報に基づいて、NOX 触媒6AによるNOX の
浄化効率を算出するものである。つまり、NOX 浄化効
率演算手段21は、上流側NOX センサ9による検出値
A1 と下流側NOX センサ10による検出値A2 とから
NOX 触媒6AによるNOX の浄化効率(=A2 /
A1 )を算出するようになっている。
OX 浄化効率の算出は、運転モードが吸気リーン運転モ
ードや圧縮リーン運転モード等のリーン運転モードに切
り換わってから一定期間経過した後に行なわれるように
なっている。このため、NO X 浄化効率演算手段21に
は、タイマ29のカウント値が読み込まれるようになっ
ており、カウント値が所定値に達したら演算を行なうよ
うになっている。
復活制御,再生制御,希薄燃焼運転領域変更制御(希薄
燃焼運転領域縮小化制御,希薄燃焼運転領域拡大化制
御)のうちのいずれかの制御を行なう必要があるか否か
を判定するものである。このため、NOX 浄化効率判定
手段22には、復活制御用判定手段22Aと、再生制御
用判定手段22Bと、希薄燃焼運転領域変更制御用判定
手段22C(以下、領域変更判定手段という)とが備え
られている。
制御を行なう必要があるか否かを判定すべく、吸気リー
ン運転モードや圧縮リーン運転モード等のリーン運転モ
ードでの運転が所定時間(例えば、約60秒)行なわれ
たか否かを判定するものである。このため、復活制御用
判定手段22Aには、タイマ29のカウント値が読み込
まれるようになっている。
よって、リーン運転モードでの運転が所定時間(例え
ば、約60秒)行なわれたと判定された場合は、復活制
御を行なう必要があると判定し、後述する燃料噴射制御
手段25に備えられる追加燃料噴射制御手段27に出力
するようになっている。再生制御用判定手段22Bは、
再生制御を行なう必要があるか否かを判定すべく、NO
X 浄化効率演算手段21によって算出された復活制御後
のNOX 浄化効率ηが再生制御用判定値aよりも小さく
なったか否かを判定するものである。
よって、復活制御後のNOX 浄化効率ηが再生制御用判
定値aよりも小さくなったと判定された場合は、再生制
御を行なう必要があると判定し、後述する燃料噴射制御
手段25に備えられる追加燃料噴射制御手段27に出力
するようになっている。なお、この再生制御用判定手段
22Bと追加燃料噴射制御手段27とから再生手段が構
成される。
ように、燃料中に含まれるイオウ成分の濃度が100p
pmの場合で、走行距離が約1万kmに達したときのN
OX触媒6AのNOX 浄化効率に相当する値として設定
される。領域変更判定手段22Cは、希薄燃焼運転領域
変更制御(希薄燃焼運転領域縮小化制御,希薄燃焼運転
領域拡大化制御)を行なう必要があるか否かを判定すべ
く、NOX 浄化効率演算手段21によって算出された今
回の再生制御後のNOX浄化効率η′i が前回の再生制
御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さいか否かを判
定するものである。
って、今回の再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回
の再生制御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さいと
判定された場合は、NOX 触媒6Aは多量のSOX が吸
着して劣化し、NOX 浄化効率が低下していると考えら
れるため、大気中に排出されるNOX の濃度が許容値を
超えないように三元触媒6Bを有効に活用すべく希薄燃
焼運転領域縮小化制御を行なう必要があると判定して、
後述する運転モード選択手段24に出力するようになっ
ている。
η′i が前回の再生制御後のNOX浄化効率η′i-1 よ
りも小さいかどうかを判定することは、NOX 触媒6A
が劣化したかどうかを判定することを意味するため、領
域変更判定手段22Cは劣化判定手段ということもでき
る。一方、領域変更判定手段22Cによって、今回の再
生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の再生制御後の
NOX 浄化効率η′i-1 よりも小さくない(大きい)と
判定された場合は、NOX 浄化効率が回復したとして希
薄燃焼運転領域の拡大化制御を行なう必要があると判定
して、後述する運転モード選択手段24に出力するよう
になっている。
燃料噴射制御手段25と、追加燃料噴射制御手段26と
を備えて構成される。このうち、追加燃料噴射制御手段
25は、復活制御用判定手段22Aによって復活制御が
必要であると判定された場合に復活制御として追加燃料
噴射が行なわれ、また、再生制御用判定手段22Bによ
って再生制御が必要であると判定された場合に再生制御
として追加燃料噴射が行なわれるように、燃料噴射弁8
の作動を制御するものである。
ンサ類28からの検出情報(例えば、エンジン回転数情
報や機関負荷情報)に基づいて、追加燃料噴射の噴射開
始時期TINJ を設定するとともに、各サイクル内での追
加燃料の噴射時間を設定するようになっている。まず、
復活制御として追加燃料噴射を行なうための追加燃料噴
射の噴射開始時期TINJ 及び噴射時間の設定について説
明する。
ための噴射開始時期TINJ 及び噴射時間は、図5(a)
に示すように、NOX 触媒6Aの近傍が酸素濃度の低下
したリッチ雰囲気となるように設定される。例えば、リ
ッチ雰囲気とするためには、空燃比を約13に設定し
て、約2秒間実施されるようにする。この場合、復活制
御としての追加燃料噴射が開始されたらタイマ29がカ
ウントを開始するようにし、追加燃料噴射制御手段27
にはタイマ29のカウント値が読み込まれるようにすれ
ば良い。
は、NOX 触媒6Aの近傍をリッチ雰囲気とするための
ものであるため、リッチスパイクともいう。このような
制御を行なうのは、吸気リーン運転モードや圧縮リーン
運転モード等のリーン運転モードでの運転が行なわれる
と、NOX 触媒6Aの近傍は酸素過剰雰囲気(リーン雰
囲気)となり、上述の反応式(1)で示される反応が進
むため、これらのリーン運転モードが所定時間(例え
ば、約60秒)以上行なわれると、NOX 触媒6Aに多
量のNOX が吸着されて、NOX 触媒6AによるNOX
浄化効率が徐々に低下することになるからである。
着量が増加することによってNOX浄化効率が低下して
も、追加燃料噴射制御手段27によって復活制御として
追加燃料噴射が行なわれて、上述の反応式(2)に示す
ような反応が促進されるため、NOX 触媒6AからNO
X を脱離させることができ、図5(b)に示すように、
NOX 触媒6AによるNOX 浄化効率を向上させること
ができる。なお、図5(b)は、図6のX部の部分拡大
図である。
うための追加燃料噴射の噴射開始時期TINJ 及び噴射時
間の設定について説明する。この再生制御として追加燃
料噴射を行なうための噴射開始時期TINJ 及び噴射時間
は、NOX 触媒6Aの近傍を酸素濃度が低下したリッチ
雰囲気(例えば、A/F=約12)とし、かつ、所定温
度(例えば、約600℃)以上となるように設定され、
所定時間(例えば、約3分)行なわれるようになってい
る。
よる再生制御としての追加燃料噴射は、各気筒の膨張行
程後期から排気行程末期までの間であって、追加燃料が
自己着火燃焼しうる期間に行なわれるように噴射開始時
期TINJ が設定される。このように噴射開始時期TINJ
を設定するのは、追加燃料噴射によって噴射された燃料
を、確実に燃焼(以下、再燃焼ともいう)させ、これに
よりNOX 触媒6Aに付着したSOX を脱離させるべ
く、NOX 触媒6Aの近傍を酸素濃度が低下したリッチ
雰囲気とし、かつ、高温雰囲気(例えば、約600℃)
とするためである。
は、この膨張行程後期以降の追加の燃料噴射において基
本となる基本燃料噴射開始時期TbINJ を、冷却水温度
θW ,EGR量,主燃焼における点火時期TIGによって
補正することにより噴射開始時期TINJ を設定する。ま
た、追加燃料噴射制御手段104は、膨張行程以降の追
加の燃料噴射において基本となる基本駆動時間tB を、
噴射開始時期TINJ ,触媒温度θC.C によって補正する
ことによりインジェクタ駆動時間tPLUSを設定する。
(例えば、約60秒)毎にNOX 触媒6Aの復活制御と
してリッチスパイクを行なったとしても、NOX 触媒6
Aの近傍が酸素過剰雰囲気(リーン雰囲気)となると、
NOX 触媒6Aでは、上述の反応式(3)で示される反
応も進むため、NOX 触媒6Aに徐々にSOX も吸着
し、NOX 触媒6Aに硫酸バリウムBaSO4 として吸
着し、NOX 触媒6Aの近傍の酸素濃度が低下しても
(即ち、排気空燃比がリッチになっても)、硫酸バリウ
ムBaSO4 は分解されずにNOX 触媒6Aに吸着した
ままとなってしまうため、SOX の吸着に使用されたバ
リウムBa分だけ硝酸バリウムBa(NO3 ) 2 が生成
されなくなり、これにより、NOX 触媒6AによるNO
X の浄化能力が低下するからである。
御としての追加燃料噴射制御が開始されるとタイマ29
がカウントを開始するようになっており、追加燃料噴射
制御手段25には、タイマ29のカウント値が読み込ま
れるようになっている。これにより、NOX 触媒6Aへ
のSOX 吸着量が増加することによってNOX浄化効率
が低下しても、再生制御としての追加燃料噴射制御によ
って、上述の反応式(4)に示すような反応が促進さ
れ、NOX 触媒6AからSOX を脱離させることができ
るため、図6に実線Aで示すように、NOX 触媒6Aに
よるNOX浄化効率を向上させることができる。
X 浄化効率を示しており、破線Bは再生制御後のNOX
浄化効率の一例を示している。このようにして再生制御
として追加燃料噴射制御を行なった場合、NOX 触媒6
Aの吸着能力は全体的に見ると走行距離が増えるにした
がって低下する傾向にあるが、再生制御毎の部分的なN
OX 触媒6Aの吸着能力の再生状態を見ると、必ずしも
今回のNOX 浄化効率が前回のNOX 浄化効率よりも小
さくなるとは限らない。
浄化効率η′i-1 が前回のNOX 浄化効率η′i-2 の程
度まで再生しない場合もあれば、今回のNOX 浄化効率
η′ i が前回のNOX 浄化効率η′i-1 を上回って再生
する場合もある。なお、前回のNOX 浄化効率η′i-1
を上回って再生した場合、これをNOX 触媒6Aが回復
したという。
AのNOX 浄化効率の再生度合に応じて運転モードを選
択するようにしている。そこで、本エンジンのECU2
0には、運転モード設定手段23のほかに、運転モード
選択手段24が備えられている。まず、運転モード設定
手段23について説明すると、この運転モード設定手段
23は、噴射モードを、各種センサ類28からの検出情
報(例えば、エンジン回転数情報や機関負荷情報)に基
づいて機関負荷(1ストローク当たりの吸入空気量)P
eを算出し、この機関負荷Peとエンジン回転数(回転
速度)Neとに応じて、運転モード選択手段24によっ
て選択されたマップに基づいて、圧縮リーン運転モー
ド,吸気リーン運転モード,ストイキオフィードバック
運転モード,オープンループモードのいずれかのモード
を選択的に設定するものである。
負荷Peも低い領域では圧縮リーン運転モードとし、エ
ンジン回転数Ne及び機関負荷Peのいずれかが低くな
ければ吸気リーン運転モード又はストイキオフィードバ
ック運転モードとするようになっている。また、エンジ
ン回転数Ne及び機関負荷Peのいずれも高い場合は、
オープンループモードとされる。
域変更制御のための実質的な制御手段である運転モード
選択手段24について説明する。この運転モード選択手
段24は、領域変更判定手段22Cによって再生制御後
のNOX 浄化効率η′i が前回の再生制御後のNOX 浄
化効率η′i-1 よりも小さいと判定された場合に、圧縮
リーン運転モード(圧−L)及び吸気リーン運転モード
(吸−L)の領域(希薄燃焼運転領域)が狭くなり、ス
トイキオフィードバック運転モード(S/F)及びオー
プンループモード(O/L)の領域が広くなるように設
定された図8(b)に示すようなマップを選択するもの
である。
再生制御後のNOX 浄化効率η′iが前回の再生制御後
のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さくない(大きい)
と判定された場合には、NOX 触媒6Aが再生制御によ
り回復したとして、燃費の悪化を抑制すべく、通常運転
時に選択される図8(a)に示されるようなマップを選
択するものである。
ード(圧−L)及び吸気リーン運転モード(吸−L)の
領域(希薄燃焼運転領域)を狭くし、ストイキオフィー
ドバック運転モード(S/F)及びオープンループモー
ド(O/L)の領域を広くする場合の一例として、圧縮
リーン運転モード(圧−L)及び吸気リーン運転モード
(吸−L)の領域(希薄燃焼運転領域)をなくし、スト
イキオフィードバック運転モード(S/F)及びオープ
ンループモード(O/L)の領域のみとしたものを示し
ている。
って今回の再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の
再生制御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さいと判
定された場合は、運転モード選択手段24によって図8
(b)に示すようなマップが選択され、エンジン回転数
Neや機関負荷Neに基づいて、ストイキオフィードバ
ック運転モード(S/F)又はオープンループモード
(O/L)が設定される頻度を高めることにより(これ
は、希薄燃焼運転領域を狭くすることを意味する)、理
論空燃比下でNOX を浄化する機能を有する三元触媒6
Bでも十分にNO X を浄化できる運転領域を増やすよう
にしている。
今回の再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の再生
制御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さくないと判
定された場合には、運転モード選択手段24によって図
8(a)のマップが選択されるようになっており、燃費
の悪化を抑制できるようにしている。ところで、通常燃
料噴射制御手段26における燃料噴射制御を説明する
と、この通常燃料噴射制御手段26は、エンジン回転数
センサ,アクセルポジションセンサ等の各種センサ類2
8,運転モード設定手段23からの情報に基づいて、通
常燃料噴射における燃料噴射量を設定する機能を有す
る。
ンジェクタの駆動時間であって、実際の制御の上ではイ
ンジェクタ駆動パルス幅という)tAUとして設定される
が、ストイキオフィードバック運転モード,吸気リーン
運転モードの場合も圧縮リーン運転モードの場合も、機
関負荷(1ストローク当たりの吸入空気量)Q/Neと
目標とする空燃比(A/F、以下AFとする)等に基づ
いて、基本駆動時間t p が算出され、冷却水温センサ,
吸気温センサ,大気圧センサ等の各種センサ類28で検
出されたエンジン冷却水温,吸気温,大気圧等に応じて
設定される燃料補正係数f、インジェクタ無駄時間(デ
ッドタイム)tD 等を考慮して、燃料噴射時間tAU が
設定される。
燃機関は、上述のように構成されるため、例えば図10
のフローチャートに示すようにして、復活制御,再生制
御,希薄燃焼運転領域変更制御(希薄燃焼運転領域縮小
化制御,希薄燃焼運転領域拡大化制御)が行なわれる。
まず、ステップS10で、復活制御モード(リッチスパ
イクモード)を実行する。このリッチスパイクモードで
は、図10中には詳細に示さないが、次のような処理を
行なう。
運転モードや吸気リーン運転モード等のリーン運転モー
ドでの運転が行なわれると、次第にNOX 吸着量が増加
するため、このようにNOX 触媒6Aに吸着したNOX
を脱離させてNOX 触媒6AのNOX 浄化効率を復活さ
せるべく復活制御を行なう必要があるか否かを判定す
る。
は、復活制御用判定手段22Aによって吸気リーン運転
モードや圧縮リーン運転モード等のリーン運転モードで
の運転が所定時間(例えば、約60秒)が経過したか否
かによって判定する。この判定の結果、復活制御が必要
であると判定された場合は、追加燃料噴射制御手段27
によって復活制御としての追加燃料噴射(リッチスパイ
ク)が行なわれる。
チ雰囲気とされて、NOX 触媒6Aに吸着したNOX が
脱離されるため、NOX 触媒6AによるNOX 浄化効率
が上昇する。しかしながら、このように所定時間(例え
ば、約60秒)毎に復活制御が行なわれたとしても、N
OX 触媒6AにはSOX も吸着し、一旦吸着したSOX
は上述の復活制御では脱離させることができないため、
次第にSOX 吸着量が増加していき、例えば走行距離が
約1万kmに達するころにはNOX 触媒6AによるNO
X 浄化効率が低下することになる。
効率演算手段21によって復活制御後のNOX 触媒6A
によるNOX 浄化効率ηを計算した後、ステップS30
で、再生制御用判定手段22Bによって、復活制御後の
NOX 浄化効率ηが再生制御用判定値aよりも小さいか
否かを判定する。この判定の結果、復活制御後のNOX
浄化効率ηが再生制御用判定値aよりも小さくないと判
定された場合は、まだ再生制御は必要でないためステッ
プS10に戻り、復活制御後のNOX 浄化効率ηが再生
制御用判定値aよりも小さくなるまで、ステップS10
〜ステップS30までの処理が繰り返される。
生制御用判定値aよりも小さいと判定された場合は、N
OX 触媒6AにSOX が吸着することによってNOX 浄
化効率が低下しており、再生制御が必要であると考えら
れるため、ステップS40に進み、再生処理モードが実
行される。この再生処理モードでは、追加燃料噴射制御
手段27によって再生制御としての追加燃料噴射が行な
われる。
チ雰囲気とされ、かつ、所定温度(例えば、約600
℃)以上とされて、NOX 触媒6Aに吸着したSOX が
脱離されるため、NOX 触媒6AによるNOX 浄化効率
が上昇する。しかしながら、このように例えば走行距離
1万km毎に再生制御を行なったとしても、NOX 触媒
6Aに吸着されたSOX を完全に脱離させることはでき
ないため、NOX 触媒6AのSOX 吸着量は次第に増加
していき、例えば走行距離が10万kmに達することに
はNOX 触媒6AのNOX 浄化効率は著しく低下するこ
とになる。
X 浄化効率演算手段21によって再生制御後のNOX 触
媒6AによるNOX 浄化効率η′を計算した後、ステッ
プS30で、領域変更判定手段22Cによって、今回の
再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の再生制御後
のNOX 触媒効率η′i-1 よりも小さいか否かが判定さ
れる。
X 浄化効率η′i が前回の再生制御後のNOX 触媒効率
η′i-1 よりも小さくないと判定された場合は、まだN
OX触媒6Aは劣化していないか、或いは、一度劣化し
たが回復したと考えられるため、ステップS80で希薄
燃焼領域の拡大化制御(維持制御)が行なわれる。つま
り、希薄燃焼運転領域拡大化制御として、運転モード選
択手段24によって、図8(a)に示すようなマップが
選択され、このマップに基づいて運転モード設定手段2
3によって運転モードが設定される。これにより、NO
X 触媒6Aが劣化していないか、或いは、一度劣化した
が回復しているにもかかわらず、希薄燃焼運転領域の縮
小化制御が行なわれて、燃費が悪化するのを抑制するこ
とができることになる。
η′i が前回の再生制御後のNOX触媒効率η′i-1 よ
りも小さいと判定された場合は、NOX 触媒6Aが劣化
してNOX 浄化効率が低下していると考えられるため、
ステップS70に進み、希薄燃焼運転領域の縮小化制御
が行なわれる。つまり、希薄燃焼運転領域縮小化制御と
して、運転モード選択手段24によって、圧縮リーン運
転モード(圧−L)及び吸気リーン運転モード(吸−
L)の領域(希薄燃焼運転領域)が狭くなり、ストイキ
オフィードバック運転モード(S/F)及びオープンル
ープモード(O/L)の領域が広くなるように設定され
た図8(b)に示すようなマップが選択され、このマッ
プに基づいて運転モード設定手段23によって運転モー
ドが設定される。
転モード(S/F)又はオープンループモード(O/
L)が設定される頻度を高めることにより、理論空燃比
下でNOX を浄化する機能を有する三元触媒6Bでも十
分にNOX を浄化できる運転領域を増やすようにしてい
る。したがって、本実施形態にかかる希薄燃焼内燃機関
によれば、NOX 触媒6AがS被毒を生じても排ガス中
のNOX 成分が増大しないようにすることができ、燃料
や潤滑油中に含まれているイオウ成分の濃度が高いか低
いかを考慮することなくNOX 触媒6Aを採用すること
ができるという利点がある。
オウ成分の濃度が高い場合であっても、図9に示すよう
に、目標ライフタイム(例えば、走行距離約10万k
m)に達するまで、NOX 触媒6Aと三元触媒6Bとか
ら構成される排気浄化装置6によって確実にNOX を浄
化することができるため、許容値を超える濃度のNOX
が大気中へ排出されるのを確実に防止することができる
ことになる。
回の再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の再生制
御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さいと判定され
た場合、運転モード選択手段24によって図8(b)に
示すようなマップが選択され、希薄燃焼運転領域が狭く
なるように制御されるため、理論空燃比下でNOX を浄
化する機能を有する三元触媒6Bを有効に活用すること
ができ、これにより、排ガス中のNOX を十分に浄化で
きるという利点もある。
今回の再生制御後のNOX 浄化効率η′i が前回の再生
制御後のNOX 浄化効率η′i-1 よりも小さくないと判
定された場合には、運転モード選択手段24によって図
8(a)のマップが選択されるようになっており、燃費
の悪化を抑制できるという利点もある。次に、本発明の
第2実施形態にかかる希薄燃焼内燃機関について、図1
1を参照しながら説明する。
上述の第1実施形態のものと、領域変更判定手段22C
の構成が異なる。つまり、本希薄燃焼内燃機関では、領
域変更判定手段(劣化判定手段)22Cが、前回の再生
制御から今回の再生制御に至るまでの時間と、今回の再
生制御から次回の生成制御に至るまでの時間とを比較
し、その比較結果に基づいて希薄燃焼運転領域変更制御
を行なう必要があるか否かを判定する点が異なる。
す時刻で前回の再生制御が実行され、で示す時刻で今
回の再生制御が実行された場合、で示す時刻からで
示す時刻に至るまでの時間Ti-1 を算出し、この時間T
i-1 をECU23に記憶する。その後、で示す時刻で
次回の再生制御が実行された場合、で示す時刻から
で示す時刻に至るまでの時間Ti を算出し、この時間T
i もECU23に記憶する。
された時間Ti-1 と今回算出された時間Ti とを比較す
る。この比較の結果、今回算出された時間Ti が前回算
出された時間Ti-1 に対して短い場合には、NOX 触媒
6AのNOX 浄化効率が低下しているか、或いは給油燃
料等に含まれるイオウ成分が増加(即ち、給油地域等の
変更)していると考えられるため、領域変更判定手段2
2Cでは希薄燃焼運転領域を狭くすべきと判定される。
モード選択手段24によって、希薄燃焼運転領域が狭く
なるように図8(b)のマップが選択される。一方、今
回算出された時間Ti が前回算出された時間Ti-1 に対
して長い場合には、NOX 触媒6AのNOX 浄化効率が
再生制御によって回復しているか、或いは給油燃料等に
含まれているイオウ成分が低下(即ち、給油地域等の変
更)していると考えられるため、領域変更判定手段22
Cでは希薄燃焼運転領域を拡大(又は維持)すべきと判
定される。
モード選択手段24によって、希薄燃焼運転領域を拡大
(又は維持)すべく、図8(a)のマップが選択され
る。したがって、本実施形態にかかる希薄燃焼内燃機関
によれば、上述の第1実施形態と同様の効果に加え、再
生制御毎にNOX 触媒6AのNOX 浄化効率が変化した
り、給油される燃料成分(含有イオウ成分量)が変化し
た場合であっても、燃費や排ガスの悪化を招くことな
く、最適なエンジン制御を行なうことができるという利
点もある。
判定手段22Cは、前回の再生制御と今回の再生制御と
の間の時間によって希薄燃焼運転領域変更制御を行なう
必要があるか否かを判定するようにしているが、これに
限られるものではなく、例えば、前回の再生制御と今回
の再生制御との間の距離によって希薄燃焼運転領域変更
制御を行なう必要があるか否かを判定するようにしても
良い。
判定手段(劣化判定手段)22Cは、上述の各実施形態
の構成のものに限られるものではなく、希薄燃焼運転領
域が狭くなるように制御する希薄燃焼運転領域縮小化制
御を行なう必要があるか否かのみを判定するものとして
構成しても良い。また、上述の各実施形態における領域
変更判定手段(劣化判定手段)22Cは、上述の各実施
形態の構成のものに限られるものではなく、例えば、領
域変更判定手段22Cは希薄燃焼運転領域縮小化制御を
行なう必要があるか否かを判定するための領域縮小化判
定値bを備えるものとして構成し、NOX 触媒6AのN
O X 浄化効率が領域縮小化判定値bよりも小さくなった
か否かを判定することによって、希薄燃焼運転領域縮小
化制御を行なう必要があるか否かを判定するようにして
も良い。
22Cは、図12に示すように、希薄燃焼運転領域縮小
化制御を行なう必要がある否かを判定するために複数の
希薄燃焼運転領域縮小化制御判定値(領域縮小化判定
値)b1,b2,b3 を備えるものとして構成し、NOX 触
媒6AのNOX 浄化効率が各領域縮小化判定値b1,b2,
b3 よりも小さくなったか否かを段階的に判定できるよ
うにしても良い。これにより、NOX 触媒6AのNOX
浄化効率の低下度合に応じて、希薄燃焼運転領域が段階
的に狭くなるように制御することができることになる。
13(a)〜(d)に示すように、段階的に希薄燃焼領
域が狭くなるようなマップを備えるものとして構成すれ
ば良い。このようにして領域変更判定手段22Cを構成
することによって、給油された燃料のイオウ成分の含有
量が変化したりして、目標ライフタイム(例えば、走行
距離約10万km)に達する前にNOX 触媒6Aが劣化
し、そのNOX 浄化効率が低下してしまった場合でも、
大気中に排出されるNOX の濃度が許容値を超えてしま
うのを確実に防止できるため、排ガス特性の悪化を抑制
することができ、またNOX 触媒6Aの耐久性を向上さ
せることができることになる。
内燃機関では、復活制御において、NOX 触媒6Aの近
傍をリッチ雰囲気にするために追加燃料噴射制御手段2
7によって追加燃料噴射を行なうようにしているが、復
活制御としてNOX 触媒6Aの近傍をリッチ雰囲気にす
る方法はこれに限られるものではなく、運転モードをリ
ッチ側に切り替える等の方法であっても良い。
内燃機関では、再生制御において、NOX 触媒6Aの近
傍をリッチ雰囲気にし、かつ、排ガス温度を上昇させる
ために追加燃料噴射制御手段27によって追加燃料噴射
を行ない、排ガス温度を上昇させているが、排ガス温度
を上昇させる方法はこれに限られるものではなく、例え
ば、リッチ運転にしたり、点火時期をリタードしたり、
或いは、別のデバイス(例えば、電気加熱触媒)を利用
したりする等の方法でも良い。
内燃機関では、NOX 触媒6AのNOX 浄化効率を演算
すべく、NOX センサをNOX 触媒6Aの上流側と下流
側とに設けているが、これに限れるものではなく、NO
X 触媒6Aの下流側にNOXセンサを1つ設け、このN
OX センサによって排気浄化装置6から排出される排ガ
ス中のNOX 量を検出し、排気浄化装置6に供給される
排ガス中のNOX 量は、運転条件に応じて予め設定され
たNOX 量(ECUにメモリされた値)とし、NOX セ
ンサの検出値とメモリ値との比較によりNOX 触媒6A
の劣化を推定しても良い。
持たないNOX 触媒6Aの下流に三元触媒6Bを備えた
構成としているが、NOX 触媒6Aが三元機能を有する
場合には、特に三元触媒6Bを別に設けなくても良い。
また、上述の各実施形態では記載していないが、NOX
触媒6Aの劣化を警告灯でドライバに知らせ、NOX 触
媒6Aが交換された場合は、再生前に元の運転マップに
戻るよう制御されるのが好ましい。
内燃機関として説明してきたが、これに限られるもので
はなく、希薄燃焼可能な内燃機関であれば良い。
内燃機関によれば、NOX 触媒がS被毒を生じても排ガ
ス中のNOX 成分が増大しないようにすることができ、
燃料や潤滑油中に含まれているイオウ成分の濃度が高い
か低いかを考慮することなくNOX 触媒を採用すること
ができるという利点がある。
関の制御系の要部構成を模式的に示すブロック図であ
る。
関の全体構成を模式図である。
関におけるリーンNOX 触媒のNOX 浄化の原理を説明
するための模式図であり、(a)はリーンNOX 触媒の
構成を示す図、(b)はリーンNOX 触媒のNOX 吸着
機能を示す図、(c)はリーンNOX 触媒のNOX 脱離
機能を示す図である。
関におけるリーンNOX 触媒のイオウ成分の吸着・脱離
機能を説明するための模式図であり、(a)はイオウ成
分吸着機能を示す図、(b)はイオウ成分脱離機能を示
す図である。
関における復活制御としてのリッチスパイクを説明する
たの図であり、(a)は排気空燃比を示しており、
(b)はリーンNOX 触媒によるNOX 浄化効率を示し
ている。
関における再生制御を説明するための図である。
関におけるリーンNOX 触媒の再生制御後のNOX 浄化
効率を示す図である。
関における運転モード選択手段において選択されるマッ
プであり、(a)は通常運転時又は希薄燃焼運転領域拡
大時に選択されるものであり、(b)は劣化判定手段に
より希薄燃焼運転領域縮小化制御が必要であると判定さ
れた後に選択されるものである。
関における希薄燃焼運転領域縮小化制御の効果を説明す
るための図である。
機関における復活制御,再生制御,希薄燃焼運転領域変
更制御を示すフローチャートである。
機関の希薄燃焼運転領域変更判定手段による判定方法を
示す図である。
機関の希薄燃焼運転領域変更判定手段による判定方法を
示す図である。
機関の運転モード選択手段において選択されるマップで
あり、(a)は通常運転時に選択されるものであり、
(b)は劣化判定手段により希薄燃焼運転領域縮小化制
御判定値b1 よりも小さくなった場合に選択されるもの
であり、(c)は劣化判定手段により希薄燃焼運転領域
縮小化制御判定値b2 よりも小さくなった場合に選択さ
れるものであり、(d)は劣化判定手段により希薄燃焼
運転領域縮小化制御判定値b3 よりも小さくなった場合
に選択されるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 希薄燃焼可能な内燃機関の排気通路に設
けられ、排気空燃比がリーンのときにNOx を吸着し排
ガス中の酸素濃度が低下したときにNOx を脱離するN
Ox 触媒と、 該NOx 触媒のNOx 浄化効率に基づいて該内燃機関の
希薄燃焼運転領域を変化させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする、希薄燃焼内燃機関。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30737397A JP3525708B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 希薄燃焼内燃機関 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30737397A JP3525708B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 希薄燃焼内燃機関 |
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JPH11141330A true JPH11141330A (ja) | 1999-05-25 |
JP3525708B2 JP3525708B2 (ja) | 2004-05-10 |
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ID=17968289
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JP30737397A Expired - Fee Related JP3525708B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 希薄燃焼内燃機関 |
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JP (1) | JP3525708B2 (ja) |
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