JPH11139182A - インストルメントパネル外装部材及びインストルメントパネル装置 - Google Patents

インストルメントパネル外装部材及びインストルメントパネル装置

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Publication number
JPH11139182A
JPH11139182A JP9307524A JP30752497A JPH11139182A JP H11139182 A JPH11139182 A JP H11139182A JP 9307524 A JP9307524 A JP 9307524A JP 30752497 A JP30752497 A JP 30752497A JP H11139182 A JPH11139182 A JP H11139182A
Authority
JP
Japan
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instrument panel
air
vehicle
reinforcement
conditioning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9307524A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Koshida
田 雅 雪 越
Kevin Lin
リン・ケヴィン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11139182A publication Critical patent/JPH11139182A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルの意匠を種々選択可
能とし、ユーザーの要求に充分対応可能とすること。 【解決手段】 車両に取り付けられた下部インストルメ
ントパネル20と、下部インストルメントパネル20に
取り付けられた上部インストルメントパネル30または
40からなり、上部インストルメントパネルは意匠の異
なるものが複数個用意されてユーザーの好みにより種々
選択可能としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のインストルメン
トパネル外装部材及びインストルメントパネル装置の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用のインストルメントパネル
装置は、インストルメントパネルリインホースメント等
の構造部材と、これらの構造部材を被覆するインストル
メントパネル外装部材から構成されている。
【0003】インストルメントパネル外装部材には、速
度メータやエンジン回転数メータ等の計器類が嵌め込ま
れた状態で車内の乗務員に視認される意匠面があり、意
匠性を重視するために、通常は一体成形された大型樹脂
部品である。従って、インストルメントパネル外装部材
を成形するには、非常に高価な大型の成形型が必要であ
り、同一車種において複数の形状の異なるインストルメ
ントパネル外装部材を用意することはコスト的な面から
困難である。このため、インストルメントパネル外装部
材の表面塗装の色彩を種々変更し、色彩のバリエーショ
ンを多様にして顧客の要求に対応している。
【0004】上記した状況の中で、実開平4−9862
0号公報に示されるものは、図5に示すように、インス
トルメントパネル本体71の助手席に対向する位置に空
所72を設けておき、そこにユーザーの好みに応じた交
換ユニット73が着脱可能に取り付けられたインストル
メントパネルが提案されている。これは、インストルメ
ントパネルのグローボックスを交換可能とし、ユーザー
の好みによりグローボックスの形状を変更することがで
きるものであり、単に色彩を変更するものに比べれば、
インストルメントパネルの形状に関してユーザーの好み
を反映しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た実開平4−98620号公報に記載されたものは、グ
ローボックスのみを種々変更できるものであり、速度メ
ータやエンジン回転数メータ等の計器類の形状・配置構
成、またはエアコンの吹出口としてのレジスター、デフ
ロスター、サイドデフォッガー等の形状・配置構成等の
主要な意匠部分を変更することができない。実際にこの
ような意匠部分は最も乗務員に視認される部分であり、
前記公報によるものではこれらの部分の選択を行うこと
ができないため、インストルメントパネルの全体の意匠
を自由に選択できるというユーザーの要求に充分に対応
できないという問題があった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みなされたもの
で、インストルメントパネルにおいて、該インストルメ
ントパネルの意匠を種々選択可能とし、ユーザーの要求
に充分対応可能とすることを技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するためになされた請求項1の発明は、車両に取り付
けられた下部インストルメントパネルと、前記下部イン
ストルメントパネルに取り付けられた上部インストルメ
ントパネルからなり、前記上部インストルメントパネル
は意匠の異なるものが複数個用意されてユーザーの好み
により種々選択可能とされていることを特徴とするイン
ストルメントパネル外装部材としたことである。
【0008】上記発明によれば、インストルメントパネ
ル外装部材は、車両に取り付けられた下部インストルメ
ントパネル及び該下部インストルメントパネルに取り付
けられる上部インストルメントパネルからなる分割構造
であり、上部インストルメントパネルは意匠の異なるも
のが複数用意され、ユーザーはこれらの上部インストル
メントパネルのうちのどれかを好みに応じて種々選択す
ることができるものである。
【0009】このように本発明では上部インストルメン
トパネルを種々選択可能とし、上部インストルメントパ
ネルの意匠を自由に選択できるので、ユーザーの要求に
充分対応することができるものである。
【0010】また、上記技術的課題を解決するためにな
された請求項2の発明は、車両に取り付けられた下部イ
ンストルメントパネル及び該下部インストルメントパネ
ルに取り付けられた上部インストルメントパネルとを備
えるインストルメントパネル外装部材と、該上部インス
トルメントパネル内に配置され前記上部インストルメン
トパネルに嵌め込まれた計器類に電気的に連結した計器
側コネクタと、前記下部インストルメントパネル内部に
配索されたワイヤーハーネスと、前記ワイヤーハーネス
の端部に取り付けられるとともに前記計器側コネクタと
対面する位置に固定配置されたハーネス側コネクタとを
備えるインストルメントパネル装置としたことである。
【0011】上記発明によれば、インストルメントパネ
ル外装部材は、下部インストルメントパネルと上部イン
ストルメントパネルとに分割された構造とされているも
のである。このため上部インストルメントパネルが取り
替えが可能となり、ユーザーは好みの上部インストルメ
ントパネルを種々選択することができる。このためユー
ザーは上部インストルメントパネルの意匠を自由に選択
することが可能となり、ユーザーの要求に充分対応する
ことができるものである。このため例えばユーザーが車
両の販売店にて車両を購入する際に、車両内部のインス
トルメントパネルを複数から選択することができ、選択
されたインストルメントパネルが組付けられた車両をユ
ーザーに提供することができるものである。
【0012】また、本発明によれば、上部インストルメ
ントパネルには、該上部インストルメントパネルに嵌め
込まれた計器類に電気的に連結した計器類側コネクタが
配置されている。一方、下部インストルメントパネルに
は、該下部インストルメントパネルの内部に配索された
ワイヤーハーネス端部に取り付けられたハーネス側コネ
クタが配置されている。そして、下部インストルパネル
側に配置したハーネス側コネクタは、上部インストルメ
ントパネル側に配置した計器側コネクタと対面する位置
に固定的に配置されているものである。
【0013】このため、下部インストルメントパネルに
上部インストルメントパネルが取り付けられた状態で
は、ハーネス側コネクタと計器側コネクタとは対面配置
し、これを連結することにより簡単に電気系統の接続が
完了して上部インストルメントパネルに嵌め込まれた計
器類に電気が供給されるものである。
【0014】このように、本発明は、電気配線コネクタ
を上部インストルメントパネル側と下部インストルメン
トパネル側で対面する位置にそれぞれ固定配置すること
により電気系統のコネクタ位置を上下のインストルメン
トパネルで規格化したものである。このため、意匠の異
なる複数の上部インストルメントパネルを用意する際に
それぞれの計器側コネクタの配置位置を固定的に決めて
おけば、どの上部インストルメントパネルが選択された
場合でも速やかに上下のインストルメントパネルを組付
けることができ、各上部インストルメントパネル毎に電
気系統を再配索する必要もない。従って、ユーザーの好
みに応じた上部インストルメントパネルが選択できると
いう効果に加え、どの上部インストルメントパネルが選
択された場合においても簡単に組付けることができ、組
付け作業性が大幅に向上するという効果を有するもので
ある。
【0015】また、請求項2の発明により上記技術的課
題を解決するにあたり、請求項3の発明のように、前記
インストルメントパネル装置は前記下部インストルメン
トパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材としての
インストルメントパネルリインホースメントを備え、前
記ワイヤーハーネスは前記インストルメントパネルリイ
ンホースメントに固定されていることが好ましい。
【0016】この場合には、ワイヤーハーネスは、下部
インストルメントパネルの内部を車幅方向に挿通した補
強部材としてのインストルメントパネルリインホースメ
ントに固定されているので、ワイヤーハーネスはこのイ
ンストルメントパネルリインホースメントに沿って配索
すればよく、ワイヤーハーネスの配索作業性が一層向上
するとともに、補強部材としてのインストルメントパネ
ルリインホースメントに固定するので、確実に固定さ
れ、振動等によりこれが外れることはないものである。
【0017】また、請求項2の発明により上記技術的課
題を解決するにあたり、請求項4の発明のように、前記
インストルメントパネル装置は前記下部インストルメン
トパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材としての
インストルメントパネルリインホースメントを備え、前
記ハーネス側コネクタは前記インストルメントパネルリ
インホースメントに固定することも好ましい。
【0018】この場合には、ハーネス側コネクタは、下
部インストルメントパネルの内部を車幅方向に挿通した
補強部材としてのインストルメントパネルリインホース
メントに固定されているので、ハーネス側コネクタの位
置が確実に定まり、上部インストルメントパネルを取り
付ける際に計器側コネクタとの位置ズレをほとんどなく
すことができる。このため、上部インストルメントパネ
ルを組付ける際の組付け不良を低減することができるも
のである。
【0019】また、請求項3の発明においては、請求項
5の発明のように、前記ハーネス側コネクタは前記イン
ストルメントパネルリインホースメントに固定されてい
ることを特徴とするインストルメントパネルリインホー
スメント。これによれば、下部インストルメントパネル
の内部を車幅方向に挿通した補強部材としてのインスト
ルメントパネルリインホースメントにワイヤーハーネス
及びハーネス側コネクタを共に固定するので、ワイヤー
ハーネスの配索作業性が一層向上するとともに上部イン
ストルメントパネルを組付ける際の組付け不良を低減す
ることができるものである。
【0020】また、上記技術的課題を解決するためにな
された請求項6の発明は、車両に取り付けられた下部イ
ンストルメントパネル及び該下部インストルメントパネ
ルに取り付けられた上部インストルメントパネルとを備
えるインストルメントパネル外装部材と、前記上部イン
ストルメントパネルに形成され車内に空調用空気を供給
する車内吹出口と、前記上部インストルメントパネルに
配置され一端が前記車内吹出口に連通するとともに他端
が下方に開口した連通路と、前記下部インストルメント
パネル内部に配置され空調ユニットに連通した空調ダク
トと、前記空調ダクトに形成されるとともに前記連通路
の他端に開口した開口部と対面する位置に固定配置され
た空調用空気吹出口とを備えるインストルメントパネル
装置としたことである。
【0021】上記発明によれば、インストルメントパネ
ル外装部材は、下部インストルメントパネルと上部イン
ストルメントパネルとに分割された構造とされているも
のである。このため上部インストルメントパネルが取り
替えが可能となり、ユーザーは好みの上部インストルメ
ントパネルを種々選択することができる。このためユー
ザーは上部インストルメントパネルの意匠を自由に選択
することが可能となり、ユーザーの要求に充分対応する
ことができるものである。
【0022】また、本発明によれば、上部インストルメ
ントパネルには車内に空調用空気を供給する車内吹出口
が形成され、また上部インストルメントパネル内には、
一端が車内吹出口に連通するとともに他端が下方に開口
した連通路が配置している。一方、下部インストルメン
トパネル内には空調ユニット連通し該空調ユニットから
の空調用空気を流通するための空調ダクトが配置され、
この空調ダクトには連通路の他端に開口した開口部と対
面する位置に固定配置された空調用空気吹出口が形成さ
れているものである。
【0023】このため、下部インストルメントパネルに
上部インストルメントパネルが取り付けられた状態で
は、車内吹出口に連通する連通路の他端開口部と空調ダ
クトの空調用空気吹出口とは対面配置し、これを連結す
ることにより簡単に空調系統の接続が完了して上部イン
ストルメントパネルに形成された車内吹出口から空調用
空気を車内に供給することができるものである。
【0024】このように、本発明は、空調配管の接続部
を上部インストルメントパネル側と下部インストルメン
トパネル側で対面する位置にそれぞれ固定配置すること
により空調配管の接続部の位置を上下のインストルメン
トパネルで規格化したものである。このため、意匠の異
なる複数の上部インストルメントパネルを用意する際に
それぞれの開口位置位置を固定的に決めておけば、どの
上部インストルメントパネルが選択された場合でも速や
かに上下のインストルメントパネルを組付けることがで
き、各上部インストルメントパネル毎に空調配管を再構
成する必要もない。従って、ユーザーの好みに応じた上
部インストルメントパネルが選択できるという効果に加
え、どの上部インストルメントパネルが選択された場合
においても簡単に組付けることができ、組付け作業性が
大幅に向上するという効果を有するものである。
【0025】尚、車内に空調用空気を吹出すための車内
吹出口としては、センターレジスター、サイドレジスタ
ー(ライトレジスター、レフトレジスター)、ロアレジ
スター、デフロスター、サイドデフォッガー等がある。
【0026】また、請求項6の発明により上記技術的課
題を解決するにあたり、請求項7の発明のように、前記
インストルメントパネル装置は前記下部インストルメン
トパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材としての
中空のインストルメントパネルリインホースメントを備
え、該インストルメントパネルリインホースメントは前
記空調ダクトとして共用されるとともに前記空調用空気
吹出口が形成されていることが好ましい。
【0027】これによれば、下部インストルメントパネ
ルの内部を車幅方向に挿通した補強部材としてのインス
トルメントパネルリインホースメントは中空に形成さ
れ、この中空に形成されたインストルメントパネルリイ
ンホースメントを空調ユニットからの空調用空気を流通
するための空調ダクトとして共用し、かつ該インストル
メントパネルリンホースメントに空調用空気吹出口が形
成されているものである。
【0028】従って、空調ユニットからの空調用空気
は、中空のインストルパネルリインホースメントの内部
空間を流通し、該インストルメントパネルリインホース
メントに形成された空調用空気吹出口から上部インスト
ルメントパネルに配置された連通路を経て車内吹出口よ
り車内に吹出されるものである。
【0029】このように、補強部材であるインストルメ
ントパネルリインホースメントを空調用ダクトとして共
用したので、空調用空気吹出口の位置が確実に固定さ
れ、上部インストルメントパネルを取り付ける際に連通
路の開口部との位置ズレをほとんどなくすことができ
る。このため、上部インストルメントパネルを組付ける
際の組付け不良を低減することができるものである。こ
れに加え、ダクトとリンホースメントの共用化により部
品が低減でき、コストダウン及び軽量化、組付け性の向
上を図ることができるものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図1〜図4に基づいて説明する。
【0031】図1は、本例のインストルメントパネル外
装部材を示す斜視図である。図において、インストルメ
ントパネル外装部材10は、車両に取り付けられる下部
インストルメントパネル20と、下部インストルメント
パネル20に取り付けられる上部インストルメントパネ
ル30、40よりなる。インストルメントパネル30と
40は図より明らかなように意匠の異なるものであり、
組付け工程において上部インストルメントパネル30か
40のどちらか一方が下部インストルメントパネル20
に取り付けられるものである。尚、図中、矢印UP方向
が組付けられるべき車両の上方向であり、矢印FRが車
両前方方向である。
【0032】下部インストルメントパネル20は、セン
ターコンソール20a、センターコンソール20aから
図示右側に延設された右前面部20b、右前面部20b
から車両前方側に鉛直に折れ曲がって連なる右側壁部2
0d、センターコンソール20aから図示左側に延設さ
れた左前面部20c、左前面部20cから車両前方側に
鉛直に折れ曲がって連なる左側壁部20e、及び図示せ
ぬ底壁部よりなる樹脂成形品であり、車両前方及び車両
上方に開口した形状を呈している。左側部20cにはグ
ローボックス21が形成されている。またセンターコン
ソール20aにはオーディオ類等のスイッチ類を集約し
た操作パネル22が嵌め込まれている他、灰皿23、シ
ガライター24も取り付けられている。
【0033】上部インストルメントパネル30は、意匠
面30a、該意匠面30aの右壁を形成する右側壁30
b、該意匠面30aの左壁を形成する左側壁30c、及
び図示せぬ車両前方壁が一体に形成された樹脂成形品で
あり、意匠面30aの略中央下部にセンターレジスター
31aが、図示右側下部にライトレジスター31bが、
図示左側下部にレフトレジスター31cがそれぞれ形成
されている。また、センターレジスター31aの上部に
は速度メータ32が嵌め込まれ、さらに速度メータ32
の上部にはデフロスター33が形成され、レフトレジス
ター31cの上部にはエアバッグシステム34が格納さ
れているものである。尚、符号37はサイドウインドウ
の曇り止めを行うためにサイドウインドウに直接送風す
る送風口としてのサイドデフォッガーである。
【0034】上部インストルメントパネル40は、意匠
面40a、該意匠面40aの右壁を形成する右側壁40
b、該意匠面40aの左壁を形成する左側壁40c、及
び図示せぬ車両前方壁が一体に形成された樹脂成形品で
あり、前記上部インストルメントパネル30と同様に、
その略中央下部にセンターレジスター41aが、図示右
側下部にライトレジスター41bが、図示左側下部にレ
フトレジスター41cがそれぞれ形成されている。ま
た、意匠面40aの図示右側上部には速度メータ42が
形成され、さらに図示左側上部にはエアバッグシステム
44が格納されているものである。
【0035】上部インストルメントパネル30に形成さ
れたセンターレジスター31a、ライトレジスター31
b、レフトレジスター31c、デフロスター33、サイ
ドデフォッガー37、上部インストルメントパネル40
に形成されたセンターレジスター41a、ライトレジス
ター41b、レフトレジスター41cは、図示せぬ空調
ユニットからの空調用空気を車内に供給するための車内
吹出口としての役割を果たすものである。
【0036】上部インストルメントパネル30と40と
では、互いに意匠及び外形が異なるようにされている。
例えば、上部インストルメントパネル30の各レジスタ
ー31a、31b、31cはその外形が丸みを帯びてい
るのに対し、上部インストルメントパネル40の各レジ
スター41a、41b、41cは比較的角張った形状と
なっている。また、上部インストルメントパネル30の
左右のレジスター31b、31cは上部インストルメン
トパネル40の左右のレジスター41b、42cと比較
して車幅方向に長く形成されている。また、速度メータ
32、42の外形形状及び配置も両者で異なっている。
さらに全体の外形形状も、上部インストルメントパネル
30は速度メータ32及びエアバッグシステム34が配
置した部分の勾配が比較的緩やかに形成され、この部分
から連続して各レジスター31a31b、31cが配置
された部分に連なっているのに対し、上部インストルメ
ントパネル40では速度メータ42及びエアバッグシス
テム44が配置した部分の勾配は急で、これらが配置し
た部分と各レジスター41a、41b、41cが配置し
た部分との間に勾配の緩やかな中間部47が形成されて
いるものである。
【0037】下部インストルメントパネル20の右側壁
20d及び左側壁20eの内側(車両内方側)には、そ
れぞれネジ孔25aが形成された連結片25が一体に形
成されている。また、右前面20bの左端内側及び左前
面20cの右端内側にはネジ孔26aが形成された連結
片26が一体に形成されている。一方、上部インストル
メントパネル30(40)の右側壁30a(40a)及
び左側壁30b(40b)にはネジ孔35(45)が、
また底壁にはネジ孔36(46)がそれぞれ形成されて
いる。従って、下部インストルメントパネル20に上部
インストルメントパネル30(40)を組付ける際に
は、ネジ孔25aとネジ孔35(45)、及び、ネジ孔
26aとネジ孔36(46)の位置を合わせた状態でネ
ジAにより両者を締結することにより組付けが完了する
ものである。この場合、各上部インストルメントパネル
30、40の取り付け部分(上部インストルメントパネ
ル30においてはネジ孔35及び36、上部インストル
メントパネル40においてはネジ孔45及び46)は、
下部インストルメントパネル20の取り付け部分(ネジ
孔25a及び26a)に対面する位置にそれぞれ形成さ
れている。このためどちらの上部インストルメントパネ
ル30、40を選択しても、下部インストルメントパネ
ル20に取り付けることができるものである。
【0038】図2は下部インストルメントパネル20に
上部インストルメントパネル30を組付けた場合の外観
図、図3は、下部インストルメントパネル20に上部イ
ンストルメントパネル40を組付けた場合の外観図であ
る。図2と図3を比較して明らかなように、両者は外観
が大きく異なる。したがって、ユーザーはどちらの外観
が好みであるかを選択することができ、好みに応じたイ
ンストルメントパネルを供給することができるものであ
る。
【0039】図4は、インストルメントパネル外装部材
に内部の構造部材を載置したインストルメントパネル装
置1において、下部インストルメントパネル20及び上
部インストルメントパネル30の内部構造を示す図であ
る。図において、上部インストルメントパネル30に
は、両端が右側壁30b及び左側壁30cに連結され車
幅方向に沿って鉄製の底板59が配置されている。この
底板59には車両上下方向に貫通したコネクタ用孔59
a、空調用孔59b、59c、59dが形成されてい
る。コネクタ用孔59a内には、上部インストルメント
パネル30に嵌め込まれた計器類の1つである速度メー
タ32にハーネスを介して電気的に連結した計器側コネ
クタ51が挿通され、計器側コネクタ51が下方に向い
た状態で固定されている。また、上部インストルメント
パネル30内には、中央連通路53a、右側連通路53
b、左側連通路53c、サイドデフォッガー用連通路5
3d、53d、デフロスター用連通路53eが配設され
ている。中央連通路53aは、一端がセンターレジスタ
ー31aに連通し、他端が底板59に形成された空調用
孔59bに連通している。このため空調用孔59bは中
央連通路53aの他端を構成する下方に開口した開口部
とされるものである。右側連通路53bは、一端がライ
トレジスター31bに連通し、他端が底板59に形成さ
れた空調用孔59cに連通している。このため空調用孔
59cは右側連通路53bの他端を構成する下方に開口
した開口部とされるものである。同様に、左側連通路5
3cは、一端がレフトレジスター31cに連通し、他端
が底板59に形成された空調用孔59dに連通してい
る。このため空調用孔59dは左側連通路53cの他端
を構成する下方に開口した開口部とされるものである。
【0040】また、サイドデフォッガー用連通路53
d、53d及びデフロスター用連通路53eは途中で合
流して1つの通路となり、開口部54で下方に開口して
いるものである。
【0041】一方、図4に示すように、補強部材として
のインストルメントパネルリインホースメント55(以
下、リインホースメント55)が下部インストルメント
パネル20の内部を車幅方向に挿通している。このリイ
ンホースメント55は、内部が中空の四角柱形状を呈し
ており、その内部空間が図示せぬ空調ユニットに連通し
ているとともにその両端がブラケットにより密閉されて
いる。尚、空調ユニットは、リインホースメント55に
固定され上部に開口した空調用空気吹出口52aを備え
たダクト52にも連通している。また、四角柱形状のリ
インホースメント55の上面55aには、空調用空気吹
出口56b、56c、56dが形成されている。さらに
リインホースメント55の前面55bにはフラットワイ
ヤーハーネス57が配索されている。このフラットワイ
ヤーハーネス57は、その端部にハーネス側コネクタ5
7a、57b、57c、57dが取り付けられており、
そのうちのハーネス側コネクタ57aは、リンホースメ
ント55の上面55aに固定配置されているものであ
る。尚、符号58はオーディオであり、これはハーネス
側コネクタ57bに接続されているものである。
【0042】上部インストルメントパネル30を下部イ
ンストルメントパネル20に組付ける際に、下部インス
トルメントパネル20の内部を挿通するリンホース55
の上面55aに固定配置されたハーネス側コネクタ57
aは、上部インストルメントパネル30の底板59に形
成されたコネクタ用孔59aから下方に向いて配置され
た計器側コネクタ51と対面するような位置に固定され
る。同様に、下部インストルメントパネル20の内部を
挿通するリンホース55の上面55aに形成された空調
用空気吹出口56b、56c、56dは、上部インスト
ルメントパネル30の底板59に形成された空調用孔5
9b、59c、59dと対面するような位置に固定され
る、さらに、リインホースメント55に固定されたダク
ト52の空調用空気吹出口52aは、開口部54と対面
するような位置に固定されているものである。このた
め、両者の組付けの際、計器側コネクタ51はハーネス
側コネクタ57aと対面しているので、速やかに連結す
ることができる。また、空調用空気吹出口56b、56
c、56dは空調用孔59b、59c、59dとそれぞ
れ対面しているので、これらの空調用空気吹出口56
b、56c、56dが速やかに空調用孔59b、59
c、59dに嵌め合わされる。さらに、開口部54とダ
クト52の空調用空気吹出口52aが対面しているの
で、両者は速やかに嵌め合わされるものである。
【0043】このようにして上部インストルメントパネ
ル30と下部インストルメントパネル20とを組付け、
図示せぬ電源より電力を供給すると、フラットワイヤー
ハーネス57からハーネス側コネクタ57a、計器側コ
ネクタ51を経て速度メータ32等の計器類に電気が供
給され、計器類が作動可能状態とされる。また、空調ユ
ニットから空調用空気が送風された場合、ダクト52か
ら空調用空気吹出口52a、該空調用空気吹出口52a
が嵌め合わされた開口部54よりサイドデフォッガー側
連通路53d、53dを通ってサイドデフォッガー37
へ、または開口部54よりデフロスター用連通路53e
を通ってデフロスター32へ空調用空気が供給され、こ
のサイドデフォッガー37またはデフロスター32より
車内に空調用空気が送風される。さらに、空調ユニット
からリインホースメント55の内部に供給された空調用
空気は空調用空気吹出口56b、56c、56dから空
調用孔59b、59c、59dを経て中央連通路53
a、右側連通路53b、左側連通路53cに導入され、
該連通路からセンターレジスター41a、ライトレジス
ター41b、レフトレジスター41cを経て車内に空調
用空気が供給されるものである。
【0044】このように、本例によれば、車両に取り付
けられた下部インストルメントパネル20と、下部イン
ストルメントパネル20に取り付けられた上部インスト
ルメントパネル30または40からなり、上部インスト
ルメントパネルは意匠の異なるものが複数個用意されて
ユーザーの好みにより種々選択可能とされているので、
ユーザーはこれらの上部インストルメントパネルのうち
のどれかを好みに応じて種々選択することができるもの
である。
【0045】また、車両に取り付けられた下部インスト
ルメントパネル20及び該下部インストルメントパネル
20に取り付けられた上部インストルメントパネル30
または40とを備えるインストルメントパネル外装部材
10と、該上部インストルメントパネル30、40内に
配置され上部インストルメントパネル30、40に嵌め
込まれた速度メータ32、42等の計器類に電気的に連
結した計器側コネクタ51と、下部インストルメントパ
ネル20の内部に配索されたワイヤーハーネス57と、
ワイヤーハーネス57の端部に取り付けられるとともに
計器側コネクタ51と対面する位置に固定配置されたハ
ーネス側コネクタ57aとを備えるインストルメントパ
ネル装置とし、インストルメントパネル外装部材を下部
インストルメントパネル20と上部インストルメントパ
ネル30または40とに分割された構造としたので、上
部インストルメントパネルが取り替えが可能となり、ユ
ーザーは好みの上部インストルメントパネルを種々選択
することができるものである。
【0046】また、下部インストルメントパネル20に
上部インストルメントパネル30または40が取り付け
られた状態では、ハーネス側コネクタ57aと計器側コ
ネクタ51とは対面配置し、これを連結することにより
簡単に電気系統の接続が完了して上部インストルメント
パネル30または40に嵌め込まれた計器類に電気が供
給されるので、意匠の異なる複数の上部インストルメン
トパネル30、40を用意する際にそれぞれの計器側コ
ネクタの配置位置を固定的に決めておけば、どの上部イ
ンストルメントパネル30、40が選択された場合でも
速やかに上下のインストルメントパネルを組付けること
ができ、各上部インストルメントパネル毎に電気系統を
再配索する必要もなく、ユーザーの好みに応じた上部イ
ンストルメントパネルが選択できるという効果に加え、
組付け作業性が大幅に向上するという効果を有するもの
である。
【0047】また、ワイヤーハーネス57は、下部イン
ストルメントパネル20の内部を車幅方向に挿通した補
強部材としてのインストルメントパネルリインホースメ
ント55に固定された構造としたので、ワイヤーハーネ
ス57はこのインストルメントパネルリインホースメン
ト55に沿って配索すればよく、ワイヤーハーネス55
の配索作業性が一層向上する。また、補強部材としての
インストルメントパネルリインホースメント55に固定
するので、確実に固定され、振動等によりワイヤーハー
ネス55が外れることはないものである。
【0048】この場合、インストルメントパネルリイン
ホースメントは角柱形状、好ましくは四角柱形状のもの
がよい。このように構成することにより、ワイヤーハー
ネスをインストルメントパネルリインホースメントの平
坦な一側面に沿って配索することが可能となり、より配
索作業性が向上する。さらに、ワイヤーハーネスをフラ
ットワイヤーハーネスとすれば、インストルメントパネ
ルリインホースメントの平坦な一側面に沿って平坦なフ
ラットワイヤーハーネスを配索することとなり、配索作
業性がさらに一層向上するものである。
【0049】また、ハーネス側コネクタ57aもインス
トルメントパネルリインホースメント55に固定してあ
るので、ハーネス側コネクタ57aの位置が確実に定ま
り、上部インストルメントパネル30または40を取り
付ける際に計器側コネクタ51との位置ズレをほとんど
なくすことができる。このため、上部インストルメント
パネル20を組付ける際の組付け不良を低減することが
できるものである。
【0050】また、本例におけるインストルメントパネ
ル装置1は、車両に取り付けられた下部インストルメン
トパネル20及び該下部インストルメントパネル20に
取り付けられた上部インストルメントパネル30または
40とを備えるインストルメントパネル外装部材10
と、上部インストルメントパネル20に形成され車内に
空調用空気を供給するセンターレジスター31a、41
a、ライトレジスター31b、41b、レフトレジスタ
ー31c、41c、サイドデフォッガー37、デフロス
ター32等の車内吹出口と、上部インストルメントパネ
ル30または40に配置され一端が吹出口に連通すると
ともに他端が下方に開口した中央連通路37a、右側連
通路37b、左側連通路37c、サイドデフォッガー用
連通路37d、デフロスター用連通路37e等の連通路
と、下部インストルメントパネル20内部に配置され空
調ユニットに連通した空調ダクト52及び空調ダクト機
能を備えるインストルメントパネルリインホースメント
55と、空調ダクト52及びインストルメントパネルリ
インホースメント55に形成されるとともに連通路の他
端に開口する開口部54、59b、59c、59dと対
面する位置に固定配置された空調用空気吹出口52a、
56b、56c、56dとを備えるものとし、インスト
ルメントパネル外装部材を下部インストルメントパネル
20と上部インストルメントパネル30または40とに
分割された構造としたので、上部インストルメントパネ
ルが取り替えが可能となり、ユーザーは好みの上部イン
ストルメントパネルを種々選択することができるもので
ある。
【0051】また、下部インストルメントパネル20に
上部インストルメントパネル30または40が取り付け
られた状態では、吹出口に連通する連通路の開口部と空
調ダクトの空調用空気吹出口とは対面配置し、これを連
結することにより簡単に空調系統の接続が完了して上部
インストルメントパネルに形成されたレジスターから空
調用空気を車内に供給することができるので、意匠の異
なる複数の上部インストルメントパネル30、40を用
意する際にそれぞれの連通路の開口位置を固定的に決め
ておけば、どの上部インストルメントパネル30、40
が選択された場合でも速やかに上下のインストルメント
パネルを組付けることができ、各上部インストルメント
パネル毎に空調配管を再構成する必要もなく、ユーザー
の好みに応じた上部インストルメントパネルが選択でき
るという効果に加え、組付け作業性が大幅に向上すると
いう効果を有するものである。
【0052】また、下部インストルメントパネル20の
内部を車幅方向に挿通した補強部材としての中空のイン
ストルメントパネルリインホースメント55を空調ダク
トとして共用するとともに該インストルメントパネルリ
インホースメント55に空調用空気吹出口56b、56
c、56dを形成したので、空調ユニットからの空調用
空気は、中空のインストルパネルリインホースメント5
5の内部空間を流通し、該インストルメントパネルリイ
ンホースメント55に形成された空調用空気吹出口56
b、56c、56dから上部インストルメントパネル2
0に配置された連通路を経て吹出口より車内に吹出され
る。
【0053】このように、補強部材であるインストルメ
ントパネルリインホースメント55を空調用ダクトとし
て共用したので、空調用空気吹出口の位置が確実に固定
され、上部インストルメントパネル30または40を取
り付ける際に連通路の開口部との位置ズレをほとんどな
くすことができる。このため、上部インストルメントパ
ネルを組付ける際の組付け不良を低減することができる
ものである。これに加え、ダクトとリンホースメントの
共用化により部品が低減でき、コストダウン及び軽量
化、組付け性の向上を図ることができるものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インス
トルメントパネルの意匠を種々選択可能とし、ユーザー
の要求に充分対応可能とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例におけるインストルメント
パネル外装部材の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態例における下部インストルメ
ントパネルに上部インストルメントパネルを組付けた場
合の外観図である。
【図3】本発明の実施形態例における下部インストルメ
ントパネルに図2とは別の上部インストルメントパネル
を組付けた場合の外観図である。
【図4】本発明の実施形態例におけるインストルメント
パネル装置の内部構造を示す図である。
【図5】従来技術におけるインストルメントパネルを示
す図である。
【符号の説明】
1・・・インストルメントパネル装置 10・・・インストルメントパネル外装部材 20・・・下部インストルメントパネル、20a・・・
センターコンソール、20b・・・右前面部、20c・
・・左前面部、20d・・・右側壁、20e・・・左側
壁、21・・・グローボックス 22・・・操作パネル 25、26・・・連結片、25a、26a・・・ネジ孔 30・・・上部インストルメントパネル、30a・・・
意匠面、30b・・・右側壁、30c・・・左側壁 31a・・・センターレジスター(車内吹出口)、31
b・・・ライトレジスター(車内吹出口)、31c・・
・レフトレジスター(車内吹出口) 32・・・速度メータ 33・・・デフロスター(車内吹出口) 35、36・・・ネジ孔 37・・・サイドデフォッガー(車内吹出口) 40・・・上部インストルメントパネル、40a・・・
意匠面、40b・・・右側壁、40c・・・左側壁 41a・・・センターレジスター(車内吹出口)、41
b・・・ライトレジスター(車内吹出口)、41c・・
・レフトレジスター(車内吹出口) 42・・・速度メータ(計器類) 45、46・・・ネジ孔 51・・・計器側コネクタ 52・・・空調ダクト、52a・・・空調用空気吹出口 53a・・・中央連通路、53b・・・右側連通路、5
3c・・・左側連通路、53d・・・サイドデフォッガ
ー用連通路、53e・・・デフロスター用連通路54・
・・開口部 55・・・インストルメントパネルリインホースメント
(空調ダクト)、55a・・・上面、55b・・・前面 56b、56c、56d・・・空調用空気吹出口 57・・・フラットワイヤーハーネス(ワイヤーハーネ
ス)、57a、57b、57c、57d・・・ハーネス
側コネクタ 58・・・オーディオ 59a・・・コネクタ用孔、59b、59c、59d・
・・空調用孔(開口部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取り付けられた下部インストルメ
    ントパネルと、前記下部インストルメントパネルに取り
    付けられた上部インストルメントパネルからなり、前記
    上部インストルメントパネルは意匠の異なるものが複数
    個用意されてユーザーの好みにより種々選択可能とされ
    ていることを特徴とするインストルメントパネル外装部
    材。
  2. 【請求項2】 車両に取り付けられた下部インストルメ
    ントパネル及び該下部インストルメントパネルに取り付
    けられた上部インストルメントパネルとを備えるインス
    トルメントパネル外装部材と、該上部インストルメント
    パネル内に配置され前記上部インストルメントパネルに
    嵌め込まれた計器類に電気的に連結した計器側コネクタ
    と、前記下部インストルメントパネル内部に配索された
    ワイヤーハーネスと、前記ワイヤーハーネスの端部に取
    り付けられるとともに前記計器側コネクタと対面する位
    置に固定配置されたハーネス側コネクタとを備えるイン
    ストルメントパネル装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記インストルメントパネル装置は前記下部インストル
    メントパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材とし
    てのインストルメントパネルリインホースメントを備
    え、前記ワイヤーハーネスは前記インストルメントパネ
    ルリインホースメントに固定されていることを特徴とす
    るインストルメントパネル装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記インストルメントパネル装置は前記下部インストル
    メントパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材とし
    てのインストルメントパネルリインホースメントを備
    え、前記ハーネス側コネクタは前記インストルメントパ
    ネルリインホースメントに固定されていることを特徴と
    するインストルメントパネル装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記ハーネス側コネクタは前記インストルメントパネル
    リインホースメントに固定されていることを特徴とする
    インストルメントパネルリインホースメント。
  6. 【請求項6】 車両に取り付けられた下部インストルメ
    ントパネル及び該下部インストルメントパネルに取り付
    けられた上部インストルメントパネルとを備えるインス
    トルメントパネル外装部材と、前記上部インストルメン
    トパネルに形成され車内に空調用空気を供給する車内吹
    出口と、前記上部インストルメントパネルに配置され一
    端が前記車内吹出口に連通するとともに他端が下方に開
    口した連通路と、前記下部インストルメントパネル内部
    に配置され空調ユニットに連通した空調ダクトと、前記
    空調ダクトに形成されるとともに前記連通路の他端に開
    口する開口部と対面する位置に固定配置された空調用空
    気吹出口とを備えるインストルメントパネル装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記インストルメントパネル装置は前記下部インストル
    メントパネルの内部を車幅方向に挿通した補強部材とし
    ての中空のインストルメントパネルリインホースメント
    を備え、該インストルメントパネルリインホースメント
    は前記空調ダクトとして共用されるとともに前記空調用
    空気吹出口が形成されていることを特徴とするインスト
    ルメントパネル装置。
JP9307524A 1997-11-10 1997-11-10 インストルメントパネル外装部材及びインストルメントパネル装置 Withdrawn JPH11139182A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568345B1 (en) 2001-08-06 2003-05-27 Yazaki North America, Inc. Selectable instrument clusters
DE102006004243A1 (de) * 2006-01-30 2007-08-02 Siemens Ag Aufsatz für ein Fahrzeugcockpit
JP2008203024A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2010052465A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Suzuki Motor Corp インストルメントパネルの収納部の構造
DE10062151B4 (de) * 2000-12-14 2014-01-02 Volkswagen Ag Instrumententafel, insbesondere für ein Kraftfahrzeug, mit einem Grundkörper und einer Abdeckung
DE102008019538B4 (de) 2008-04-18 2020-07-23 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Cockpit eines Kraftfahrzeugs

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